和倉ユース2019/08/09 浦和レッズユースvs履正社高校 0-0 pk2-1勝利、vs前橋育英高校 0-0 pk1-2敗戦・・・疲労のピークの中での戦い

どうも、ブクメです☆

結局、この大会は、ここまで3日間全て晴天と言うことで、今日も試合開始前に少し雲が多くてましになるかなと思っていたら、その雲もあっという間に掃けて、晴天の中での試合となりました。

30分ハーフのこの大会ですが、初日もB戦という形で本戦1試合以外にも1試合行っているため、35度くらいの炎天下の中で30分ハーフの試合を1日2試合ずつ戦い、既に今日の3日目を迎えるまでに4試合を戦っている中で、グループ1位通過したことで対戦相手も強豪ぞろいということで、相手に関してもそうですが、疲労のピークの中での戦いでかなり、思うように体が動かないという場面が多く見られる2試合となりました。

その中でも、高校の強豪チーム2校との対戦となった大会3日目は、相手の粘り強い守備に苦しめられて攻撃の回数は多くあっても、崩し切っての決定機が数えるほどしか作れなかったという課題が残る2試合にもなりました。

暑さと疲労は考慮されるものの、それらを抜きにした1つ1つの試合ということで見れば、得点を取るためのリスクの取り方や意識が足りない試合になったとも見えるところもある試合とも言えるかなと思います・・・とはいえ、私自身この大会を初日から見ている身として、その会場の暑さを目の当たりにしてみると、疲労と暑さを考慮しないこともできないなという、いわゆる現地組的な見方の方が強くなってしまっています。

私がそこまで厳しく見る必要もないかなとも思いつつw

ということで、試合の話に移りますね。

今日の2試合は、昨日会場から場所を移して能登島グラウンドになります。海もすぐの場所ではありますが、やや高所にあるグラウンドで、昨日の和倉温泉多目的グラウンドより暑いという印象の中での試合となりました。

ここからは、トーナメントになり、浦和レッズユースはグループ1位で通過したため、1位~16位の山の順位決定トーナメントに入っています。レギュレーションを理解しないで試合を観戦してしまうという悪い癖が消えず、今回もトーナメントに入ったものの、引き分けだったら普通にPKだろうなくらいの頭でいましたので、実際PK戦だったのですが、驚く流れにはなっているのですがw

vs履正社高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に24番佐藤優斗(後半24分⇒10番山中惇希)、右に8番冨田蓮、真ん中に22番奥山圭介(後半15分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半15分⇒17番盛嘉伊人)、FWが左に13番堀井真海(後半10分⇒20番木下翼)、右に9番波田祥太

となります。

この試合に限らず、今日は、2試合とも、やや攻撃に転じた時の、中央からにしてもサイドから仕掛けたにしても、その先の精度が悪いというか、味方との動きが合わないというか、相手の守備ブロックに対して崩すところまで持って行けないケースが多い印象で、メモした限りでは、攻撃の試みとしては、多くあるんですよね。

前半で言えば、前半3分の13番堀井真海から24番佐藤優斗に繋げて左サイドから7番與那覇航和に預けた形、前半8分の6番清水楽人から前線9番波田祥太に当てて、22番奥山圭介が受けるところまで行き、その次に出したスペースに誰も走れていなかったり、前半10分に8番冨田蓮が相手激しい守備を受けながらも、粘り強くキープして13番堀井真海までつなげ、そこから24番佐藤優斗へのパスが通ればと言う形、前半11分の4番玉城大志から24番佐藤優斗へ展開しての22番奥山圭介に渡して再び24番佐藤優斗にというところで相手に引っかかったと思いますが、崩し切る形や相手キーパーを脅かすシュートのようなところまで行けていないというのが素直な感想。

ただ、この大会での3バック(変則5バックともいうかも)の組み合わせとして多く組まれた中央に3番清水哲太、左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、そして、中盤の低めに入った4番玉城大志のところでの守備が安定していて、この試合では特に4番玉城大志に預けてからの次の展開で攻撃のスタートとしては、かなり良い形でできている場面が多かったと思います。

その辺を考えると、選手それぞれが、思った以上に疲労の蓄積で体が動かなくなってきているため、リスクを負って崩すよりも今日は、守備に意識を置いたとも言えるのかもしれません。

相手のサイド攻撃がなかなか鋭かったので、この辺り苦しめられるところもあったものの、サイドの選手も含めて、ここも守り切れてはいました。

崩すための試みというところでは、例えば前半27分の長いパスを9番波田祥太がワンタッチで7番與那覇航和につなげて大きな展開で24番佐藤優斗を狙った場面のように、ワンタッチでの仕掛けたときには、相手が付ききれないという形も作れていたと思います。

確認できた限りは、後半7分の22番奥山圭介から7番與那覇航和にパスが通ってからのシュート場面は、惜しかったかなと。

0-0で終了してのPK戦に入り5vs5でやると思っていたら、この大会は、いきなりサドンデス方式でスタートだったらしく、相手が決めて、浦和が決めて、相手が外して、浦和が決めて、リードしたと思ったら試合終了の笛が鳴って、その時に初めてレギュレーションを知ったという、喜ぶタイミングが完全にずれてしまった勝利になりました。

vs前橋育英高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に10番山中惇希(後半13分⇒24番佐藤優斗)、右に11番石橋遼大、真ん中に16番根岸恵汰(後半スタート⇒7番與那覇航和)と14番千葉希(後半15分⇒22番奥山圭介)、FWが左に17番盛嘉伊人(後半9分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半9分⇒9番波田祥太)

となります。

午前の試合で履正社高校に勝利し、この試合で勝利すれば、明日の準決勝に進めるという前橋育英高校戦です。

この試合は、午前の試合以上に、疲労度の高さが感じられる試合になりました。何というところもない場面で、人工芝で滑ってしまう選手も割と多く見られるという感じ。守備のところでも、そういった形でピンチを迎えるという場面もありましたが、自らのミスを自分で取り返すという意識のところでは集中できているということで、危ない場面もありましたが、失点も許さなかったという試合。

攻撃面を上げてみますと、前半6分にカウンターの形で4番玉城大志から13番堀井真海、11番石橋遼大と繋がり仕掛ける形を作ります。

前半7分には、右サイドから11番石橋遼大が上がって行き、そこに3番清水哲太が長いパスを狙い、ディフェンダーと競り合う形でわずかに相手ディフェンダーが先に反応してクリアしたという場面がありました。

前半12分には、13番堀井真海がドリブルで突破を仕掛け、相手に倒されて高めの位置でフリーキックを獲得します。

前半13分には、14番千葉希と13番堀井真海のパス交換からの仕掛けでゴールに迫るも相手ディフェンダーに最後は防がれます。

前半15分には、10番山中惇希からのサイドを広く使った展開で13番堀井真海がワンタッチで落として17番盛嘉伊人に渡して仕掛ける形を作ります。

前半27分には、14番千葉希のドリブルから右の11番石橋遼大に展開し、仕掛けてからのクロスが左から走る10番山中惇希に合えばという形を作ります。

同じく前半27分には、11番石橋遼大が16番根岸恵汰とのパス交換から突破を仕掛け、相手ディフェンダーに倒されたように見えたものの、ここはファールなしの判定。

後半に入っても攻撃の回数自体は少なくないものの、やはり崩しきる場面が作れないのと、そもそものシュート意識が希薄になっていて、枠内シュートがほとんどないような状態で試合が進みます。0-0のまま進む中で、後半24分に、21番南濵優大が一つリスクを負って持ち上がり相手ディフェンダーのプレスを受けながらも、抜け出した22番奥山圭介にパスが通り、ペナルティエリア少し外くらいのところまで持ち込んだところで、相手ファールを受けて良い位置でのフリーキックを獲得。

直接狙える位置で4番玉城大志が狙うも枠は捉えたものの、ここは相手キーパーに防がれます。

後半27分くらいには、相手コーナーキックで危ない場面があったものの、その流れでのカウンターで20番木下翼が上手く相手選手を背負いながらくさびとして捌いたと思ったところで、なぜかファールを取られてしまうなど、反撃チャンスがくじかれてしまうような場面もありつつ、この試合も0-0で終了。

サドンデス形式のPK戦で、今度は、浦和が先行で2本目を外して、相手が2本目を決めたと言うことで、試合自体は敗戦となりました。

まあ、なんというか、考慮できる要素が多すぎて、今日のブログは書き方が難しいです。

でも、例えば、暑さとか疲労とか、そういうもののギリギリのところで相手も含めてミスも多くなっているという状況を考慮しないとすれば、仕掛けの際にもっとゴールを意識してシュートを打った方が良いとか、ドリブルの仕掛けで、11番石橋遼大や14番千葉希が、相手ディフェンダーを1枚はがすための仕掛けなど入れてプレーしている場面が何度か見られましたが、これが全体的に少なかったとも言えます。

・・・こんな感じで良いですかね。

ここまで3日間、割と近い位置で5試合を観戦させてもらいましたが、この大会だけでも、そもそもフォーメーションもこれまでとは変わっていましたし、ミニ国体やトップチームの練習に参加で不在の選手などもいる中で、結構求められることも厳しく多く感じられた指示の声などを聴いてきた中で、結果もしっかり残しながら、課題に挑戦していく姿を見ることができたのも収穫ですし、フルメンバーで参加してくるチームが多いこの大会で、これだけの戦いぶりを見せてもらえたこともかなり楽しかったです。そして、本来こういう特徴があるのに活かされていなかったという選手の特徴が活かされての戦いぶりも見ることができましたし、色々収穫が多かったです。

ということで、この大会の優勝は、この敗戦でなくなってしまいましたが、明日最後に1試合残っていますからね。

対戦相手は、私の調べ方が間違っていなければ、東京ヴェルディユースになると思います。

疲労のピークのピークになりますが、残り1試合、この大会での良い要素が全て見られるような試合になることを願って観戦させてもらいます。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています↓

vs履正社高校戦

vs前橋育英高校戦