Jユースサンスタートニックカップ2009-11/22 vs 横浜F・マリノスユース 3-4敗戦・・・誇るべき乱打戦

埼玉スタジアム第2グラウンド

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

早いもので浦和レッズユースの今シーズンの公式戦最後の日となりました。前節で敗退が決まった時から一週間後が最後の試合になることは覚悟してはいたものの、時間は待ってくれずあっという間にこの日が来てしまいました。

この日のスタメンは、GKが1番中村隼、DFがセンターバックが3番畑本時央、20番広瀬健太、サイドバックが左に5番大里 康朗、右に6番岡本拓也、MFがボランチに8番池西希、トップ下が13番岡田昌巳と24番矢島慎也、左に17番矢島倫太郎、右に11番礒部裕基、ワントップに9番葺本啓太となりました。

3年生にとって最後の試合となるこの試合なので3年生メインの構成にしてくるのかとも考えていましたが、この大会で見せていた来シーズンへ向けてのチーム作りという部分を崩すことないメンバー構成でした。若干インフルエンザにかかった選手がいるという話も聴こえてきたので、その影響もあるのかないのか、ないのかあるのか、よくわかりませんが。

最終戦の対戦相手は今シーズン特に苦い思いをさせられ続けた横浜F・マリノスユースということでしたが、この試合はこれまでの試合で見られた力の差や気持ちの差という部分は全く感じられませんでした。ポイントポイントで個人能力の高さを見せ付けられる形やこれは止められないと言うシュートでの失点はありましたが、試合としては互角でしたし、主導権を相手に握らせなかったことで悩まされ続けた精度の高いクロスもあまり出させなかった印象があります。この大会は、決勝トーナメントの2回戦がグループ1位通過がホームで試合をできるということもあるため、横浜F・マリノスユースが手を抜いているという様子も全くなかったと思います。その上での誇らしい戦いぶりです。

前半の途中に浦和レッズユースは6番岡本拓也が退場となったのですが、細かい部分はよく見えませんでした。一人少ない形で試合の半分以上を戦ったわけですが、数的不利は全く感じることはありませんでした。失点した時に「ああ、一人少なかったんだ」と思ったくらいです。得点の形は3得点ともしっかり相手を崩した形での得点だったので、非常に良い得点と言えます。

試合に関してはこのくらいにしておきます~。

昨年の3年生が特に際立ったメンバーが多かった(早くからチームの核になっていた選手が多かった)ために、今年のチームは特に苦労した部分が多かったと思います。早くからスタメンを掴んでいた選手達の多かった世代ですから、出場機会を昨年から得ていた選手達でも核となっていた昨年の3年生というベースの中でプレーしていたことから、今年の3年生にとっては最後の1年である種1からチームを作り直さなければならないくらいの難しさがあったと思います。

GO FOR 2014 CUPで見た新チームでは、昨年から出場機会を得ていた選手達がチームの核となるべき存在として苦しんでいる姿を見ることとなり、今シーズンは大変な戦いになるということは感じられました。基本的な戦い方は人もボールも動くサッカー(トップで苦戦しているやつ)になるわけですが、それでもチームとしてはある程度軸となる選手と戦い方が必要になるわけで、既にその片鱗がその大会の期間に見えてもしかすると面白くなるかもと感じたのをよく覚えています。

それは、たぶんブログでも書いていますが、トップ下の位置に途中から岡田昌巳が投入されてから試合の流れが変わって非常に攻撃においてスムーズになったのを見た時でした。いわゆる球の収まりどころができたことやシンプルで動きのあるボール捌きとポジショニングの取り方などで周りが動きやすくなったこともあるからなのかと思います。

個人能力に長けた2年生がいて、チームとしての戦い方がしっかりしてくれば面白くなると期待していた中で徐々にチームとしてまとまってきた印象がありました。しばらくして、トップ下岡田昌巳が定着して、そのコンビネーションの要となる位置に石沢哲也、ボランチの位置に池西希という形で構成される中盤が機能すると非常に面白い攻撃が展開されるサッカーになっていきました。サッカーは個人能力に長けた選手だけでは成立するものではないので、チームとしての形が確立されていく中での個人能力と言う意味で徐々に、サイドに矢島倫太郎と礒部裕基という形も機能し始めていき、更に攻撃の厚みが増して行きました。

どんなに良いことを書こうがブクメは浦和レッズ好きの人間なので贔屓が入ると思われても仕方ないのですが、その辺の判断が間違っていなかったと思ったのが、ダラスカップでの出来事。大会自体は予選で敗退してしまったのですが、初めて浦和レッズユースの試合を見た観客の方が岡田昌巳を絶賛していました。そして、9月のスペイン遠征の際のホセ・ラモン・セガラカップにおいては、1日目を終えた段階で大会関係者の方と話をする機会を持つことができたのですが、2日目を前にして石沢哲也がMVP候補となっているという話を聞きました(結局、アトレチコ・マドリッドのボランチがMVPを持って行きましたがw)。

非常にバランスの良いプレーが評価されていたのだと思います。

守備に関しては、本職ではない選手が守備に入っていた時期や前線の選手をサイドバックとして起用することが多い時期は、正直危なっかしい守備が多かった試合も多く思えましたが、サイドバックも攻撃の一員となるべく戦術なのである程度は仕方ないのかなと思っていたり、でも守備が崩されることが多いから修正した方が良いのかなと思ったり・・・結構難しいポジションですよね。ブクメにはどれがベストなのかよくわかりませんw

ただ、やはりあと一つ前に進めなかったのは、失点後に下を向いてしまう選手が多かったり、声が少なかったりすることも影響していたと思うこともあります。やっぱりスポーツは気持ちの強さと声を出す出さないで変わることが多いと思います。これは、今後も気になったらずっとチクチク書き続けます。絶対必要ですもん!

ということで、長くなりましたが、愛着の沸きすぎた2009シーズンの浦和レッズユース。このチームを支えてくれた3年生の選手達には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この後、どのような進路に進んでいくのかはわかりませんが、大学経由、他のクラブチームでも最後には浦和に戻ってきてくれることを願って今後も注目していきます。たとえ、浦和レッズではないJ1のチームに今後入るようなことがあっても、浦和の対戦相手として登場したときには盛大なブーイングで迎えますが、それ以外では応援し続けますよ!

チームとしての一体感は昨年より上と言われた今年のチームです。この意味は非常に大きいんです。チームとして戦うことに秀でた選手というのは、どこでもやっていけますし重宝されます。自信を持ってやってください。

ただ、サッカーは11人でやるスポーツですので、もしかするとこれから選ぶ道(チーム)の環境やメンバーによっては合わないことも起こりえるかもしれません。それでも腐らずにやっていけば必ず道は開けていきます。それでも腐りそうになったら愚痴ならいつでもブクメが聞きますよ~!

ではでは!