第34回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会2010/7/27 vs コンサドーレ札幌U18 0-0引き分け・・・グループ突破!!

Jヴィレッジ adidas Pitch

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

グループステージ最終日となりました。天気は快晴。やや風が強めというコンディションでの3戦目はグループステージ突破をかけてコンサドーレ札幌U18との対戦となります。

ここまで2連勝で1位通過のためには引き分け以上という結果が必要という状況。ちょうど第1試合でガンバ大阪が大量得点で勝利したということで、敗れて勝ち点6のままでの2位の上位2チームでの通過の可能性は期待できないなど、余計な計算をしながら、微妙に落ち着かない感じで・・なんか、緊張してましたw

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに6番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

第1戦で負傷した4番広瀬健太の怪我は軽いものだったようで(とはいっても、テーピングでぐるぐる巻きでしたが)、この試合でスタメン復帰となりました。

試合開始の円陣で「勝ちに行こう」という声が聞こえて来てチームも攻撃的に行く姿勢を見せていました。勝たなければならないコンサドーレ札幌は、まず浦和の守備を抑え込んで1点を取ろうという戦術に見えました。

サイドのスペースを埋められ、浦和の得点源となっている7番矢島倫太郎がボールを持つと特に意識して数人でプレスをかけるなど浦和の攻撃のリズム自体を作らせない戦い方に勝ちを考えて試合に入った浦和がリズムを作れないという展開になります。崩してというシーンがなかなか作れない中、14番矢島慎也のミドルシュートに始まり、少し遠めの位置からのシュートは撃つもののそれ以外ではなかなか崩せないという展開が続きました。ボランチの位置から、6番野崎雅也も攻撃の姿勢を見せるミドルシュートを2本ほど放ちましたが、枠を捉えられず。リズムが作れず、パス回しのところでトラップが少し長くなりプレスにかかるという状況が多かったように感じられます。

それでも、時折コンサドーレ札幌が攻めにかかるシーンも3番畑本時央が上手く相手の攻撃の芽を摘む好プレーを連発して相手にも決定的な状況を作らせるということもなく、前半はあっという間に終わってしまったという印象でした。

後半に入り、早い時間で7番矢島倫太郎がこの試合最初のゴールのにおいを感じさせる豪快なミドルシュートを放ちましたが惜しくもキーパーにはじかれます。その後、7番矢島倫太郎を起点に14番矢島慎也が抜けだし、10番礒部裕基がシュートを放つシーンは惜しくもポストに阻まれるも、後半の序盤は浦和レッズユースの攻勢が見られます。

しかし、その後は試合がややこう着状態になり、勝たなければならないコンサドーレ札幌の攻めの姿勢にゴール前でセットプレーのチャンスを連続で作られてしまうなど危険な時間が続きますが、ここもしっかり防ぎきります。

攻撃にアクセントを入れる意味で第2戦でも積極的な攻撃でチームに貢献した15番小峯洋介が14番矢島慎也に代わって投入されます。

この小峯洋介の積極的な攻撃参加によって、コンサドーレ札幌に傾きかけていた流れをイーブンの状態に戻し、浦和も回数は多くはないものの得点チャンスを作り出せるようになります。

既に1枚イエローカードをもらっていた5番藤野友則が、ちょっと厳しい判定かと思われましたがファールで2枚目のイエローカードをもらい退場となり、後半残り15分くらいから10人での戦いを強いられます。

死に物狂いで攻めてくる札幌という構図が当然考えられるため、ここで8番若井祥吾に代わり、2番西山航平が投入されます。運動量豊富でプレスからボールを奪取するプレーが冴えわたっていた10番礒部裕基一人が前線に残るような戦い方で守り切る姿勢でチャンスに彼が得点を狙うという形が上手くはまっていきます。

効果的な、プレスでボールを奪取して惜しいシーンも作り出しますがゴールはならず。

試合終盤に11番鈴木大輝、7番矢島倫太郎に代わって19番西澤秀平、18番堀田稜が投入されます。

基本的には守備の意識高くという指示がでていたようです。攻撃に関しては、中盤の15番小峯洋介が時折鋭く攻撃に参加して10番礒部裕基が絡んでというシーンなどが見られました。

中盤含め、守備陣が踏ん張り、最終的には0-0のスコアレスドローで1位通過を決めてくれました。

試合終了のホイッスルが鳴った後に手がピリピリしびれていました。手拍子していたとかではなくて、守りきるための攻防で相当見るほうも神経を使っていたようですw

どちらに転んでもおかしくないような試合でしたが、やはり守備陣の安定と勝負強さを身につけている今の浦和レッズユースが一つ勝ったという試合だったと思います。

課題を挙げるとすれば攻撃の際のパス回しのトラップを今よりも丁寧に思ったところに落として簡単に捌くことができれば、今後の戦いで攻撃に更に迫力を加えられるかと思います。

とにもかくにも、厳しいコンディションの中で最後まで戦い切り1位通過を成し遂げてくれました!

明日の準々決勝の対戦相手は柏レイソルU18となります。相性が悪い相手ですが、何度も最近のブログで触れているように今年の浦和レッズユースは、苦手な相手との対戦が見事に用意され、そこを一つ一つ克服していくことで勝負強さを増しているので、この対戦カードは、正に用意されたものと考えます。

浦和レッズユースのサッカーができれば、問題ありません。

ここを乗り越えて更に勝負強いチームとして成長して、宣言通りの優勝へ向けて、一歩一歩進んでいきましょうね!

疲労がすごいと思いますが、できる限り回復を図って明日の戦いに臨んでください!

お疲れさまでした!!

ではではー。