高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 ラウンド16 | 2010/09/20 vs コンサドーレ札幌U-18 2-4敗戦・・・不可解ですね

大和市営大和スポーツセンター競技場2010年9月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

中一日で早くも高円宮杯の決勝トーナメント・ラウンド16の試合となりました。対戦相手は、クラブユース選手権でも対戦しているコンサドーレ札幌U-18。その時の結果は引き分けでしたね。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に7番矢島倫太郎、右に10番礒部裕基、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

この試合は、開始から浦和ペースで展開されていきます。

特に試合開始から14番矢島慎也のポジショニングやボールを持って仕掛ける姿勢がさえわたっており、そこから度々チャンスが作られていました。

14番矢島慎也の右から突破からクロスを7番矢島倫太郎がヘッド。同じく14番矢島慎也がペナルティエリア少し外でボールをキープし相手ファールを誘い、直接FKのチャンスを獲得し、そのチャンスで11番鈴木大輝が直接ゴールを狙い、惜しくもポストに弾かれるなど、前半は、コンサドーレ札幌U18を圧倒していたと思います。また、この試合でスタメンに戻った10番礒部裕基が中盤を広く動き回り、チャンスメイクをします。激しいながらもファールをしないプレスのかけかたで上手くボールを奪ってそこから攻撃するシーンも多かったと思います。

コンサドーレ札幌U18は、どちらかというとカウンター狙いというか自分達手動でゲームを作るということではなく、浦和のボールキープに対して積極的に前線がプレスをかけてきて守備ラインは守りに集中しているという印象でした。攻撃の数は浦和が圧倒するものの、前半10分に一度前線でボールを奪われて鋭いシュートを放たれます。低い弾道でゴール済みを狙った危険なシュートでしたが、GK16番小笠原正人がギリギリでボールにさわりコーナーに逃げます。ファインプレーでした。

浦和の攻撃は、右サイドの8番若井祥吾のオーバーラップを上手く生かしたサイドからの崩しや、左サイドバックの18番堀田稜のサイドからのクロスなどチャンスは作るものの、最後のところでゴールには結び付けません。守備意識の高かったコンサドーレ札幌U18は真ん中からの突破に特に集中して守備をしていたように感じ、14番矢島慎也、11番鈴木大輝、10番礒部裕基、7番矢島倫太郎、5番藤野友則などワンツーなどコンビプレーから真ん中を突破しようと何度も試みていましたが、スペースを消されたり、早めに2人で囲んだり、上手く展開していることでパスが走りこむ選手と合わなかったりで、攻勢ながらも得点が奪えない時間が前半は長くなります。

明らかに主導権を握っている展開で得点が奪えない時間が続き、このような時に起こりがちといえば起こりがちなのですが、前半35分前後に相手のゴール前からのやや強引なシュートが浦和の守備に引っかかりこぼれた所に2人ほどつめていて先制を許してしまいます。相手がシュートを打った時点でその2人の選手がいた位置がオフサイドっぽかったのですが、これに関してははっきりとはわかりません。

攻めながらも得点が奪えず、逆に失点してしまうという少し嫌な展開で前半は終了したものの、後半に同点に追いつければ一気に逆転できるだろうとある種、楽観しできるくらい攻撃は充実していたと思います。

後半に入り、コンサドーレ札幌の前線からのプレスがより激しくなり、最初は少しだけ守備陣が慌てる場面もあったのですが、大きな混乱もなく落ち着いてプレーできるようになり、逆に浦和も前半より更に10番礒部裕基と11番鈴木大輝の前線でのプレスが激しく効果的になり、相手守備陣を混乱させます。

そして、後半の早い時間で前線で11番鈴木大輝がイーブン気味の縦パスを上手く横に走りこんでポスト役となり、良い距離感に走りこんだ10番礒部裕基へとボールを出し、抜け出した10番礒部裕基が相手ゴールキーパーの股を抜く見事なゴールを決め、試合を振り出しに戻しました。

印象としては、前半からポジショニングや動きがかみ合っていたチームが更にギヤを一段上げたという感じでしょうか。ただ、人数はかけてこないものの、時折札幌も抜け出して仕掛けてくる場面があり、同点ゴールのすぐ後も、強烈なシュートを放たれるシーンもあったのですが、これもGK16番小笠原正人が見事なセーブで防ぎました。

3番畑本時央、4番広瀬健太の安定した守備でピンチの数自体は最小限に抑えているものの、数少ない少し距離のあるところからの思い切りの良いシュートが際どいコースに飛んでいたというイメージです。

後半では5番藤野友則も守備に攻撃に精力的に走っていたことで攻撃の芽を摘んでいました。また、試合を通して6番野崎雅也も今日は、特に極端に守備に気持ちを置いているように見えましたが、中盤の底のバランスを上手く取っていたと思います。

全体的に攻撃面での動きは良かったものの、フィニッシュの場面で相手のゴールを脅かす精度という意味では10番礒部裕基がかなり存在感ある攻撃を見せ、中盤からドリブル突破で数人を抜いてシュートまで持っていったシーンなど迫力がありました。

とにかく前線で追いかける姿勢が見事で、その姿勢が逆転ゴールを導きます。相手守備とキーパーの間くらいに出されたパスに10番礒部裕基がプレスをかけ相手が処理にもたついたところを奪ってゴール!

これで2-1となります。

ここから更に攻勢に入る浦和ですが、審判の厳しすぎるジャッジに苦しめられてしまい、故意に出したわけはない走る際に普通に出るであろう肘の動きでファールをとられてしまうなど、左サイドから攻撃を仕掛けていた7番矢島倫太郎など数選手が勢いを止められてしまいました。

浦和の攻勢で、相手守備陣が落ち着かない状況から、逆転ゴールと同じような場面に今度は7番矢島倫太郎がプレスをかけてこぼれたボールを10番礒部裕基がループで狙いますがゴールを超えてしまいます。

後半30分前後からは前半の最初のように14番矢島慎也が絡んだ攻撃でのチャンスも再び増え、14番矢島慎也から11番鈴木大輝へパス、そこからゴール前へクロスを上げて7番矢島倫太郎がヘディング、14番矢島慎也から7番矢島倫太郎へパス、そこからシュートなどテンポ良くゴールに迫るプレーが多くなりますが、追加点が奪えません。

ペースは完全に浦和でしたが、後半40分前後に相手のコーナーキックのチャンスからゴール前に入ったボールが落ち着かない状態から相手選手の前に運悪く転がってしまった所を豪快にけりこまれてしまい、2-2の同点に追いつかれてしまいます。

同点に追いつかれてからも下を向くことなく、90分間での逆転を狙って浦和が果敢に攻めて行きます。前掛かりのために時折危険なシュートを浴びることもありましたが、勝ちに行く姿勢にありがちなリスクなのでOKです。

特に、普段セットプレー以外ではドリブルで持ち上がることはまずない3番畑本時央がディフェンスラインで相手のボールを奪った際にその勢いでそのままドリブルで前線まで仕掛けていき、中盤の選手とパス交換をしながら、後一歩でゴールというところまで持ち込んだ攻撃の姿勢は凄かったです。

さて・・・ここから後の出来事は非常に残念なことであってはならないことなのですが、あえてサポーター目線だから言っても良いであろうということでしっかり書いておきます。後半もロスタイムに入ろうかというところでコンサドーレ札幌の前線へのパスがキーパーと飛び込んだ選手と同じくらいの距離に入り、GK16番小笠原正人がコースを消すように前進したところで、相手の選手が足で触ったボールはゴール上へと外れて行き、そのままの勢いで少し接触したのかもしれませんが、ここで主審の判定はPK。 PK? どこが?相手選手が先にボールに触っていてそのボールが外れて、その後に勢いでキーパーと接触すると相手にPKが与えられるのですか?

そして、このタイミングで与えるPKが試合にどれだけの影響を与えるか分かっているのですか?

正直、後半に10番礒部裕基がイエローカードをもらったシーンもそうですが、基準がぶれすぎです。試合をコントロールしてください。だから良いということではありませんが、リーグ戦などでまだ次があるとかであれば良いですが、高校生世代の選手達が最大目標として臨んでいる大会の負けたら終わってしまう決勝トーナメントですよ。

特に試合を決定付ける判定には最大限の注意を払い、しっかり試合をコントロールしてください。

完全に試合が壊されてしまい、最終的には14番矢島慎也、5番藤野友則に代えて19番高田拓弥、15番小峯洋介が入り残り少ない時間で反撃を試みましたが、もう1失点して2-4で敗れてしまいました。

もどかしいとしか言えない幕切れになってしまいました。

今日のような戦いぶりができるチームがここで消えてしまう。更に、実際どのようになるか分かりませんが、3年生の中ではこの大会を最後に次のJユースカップには参加しない選手も出てくる可能性があること。そのくらい重さのある試合が不可解な判定で終わってしまったこと。残念です。

ただ、判定にグチグチ言うのはサポーターだけで十分ですので、選手の皆さんは辛いでしょうが次に気持ちを切り替えてください。今日の戦いぶりは見事でした。下を向く理由は全くありません。人生を語れるほど成熟した人間ではないですが、こういう、不可解なことは人生ではよくあることで、ここでの悔しさをバネにして次に不可解な判定で左右されないくらいの試合展開ができるくらい強さを身に着けてください。

一試合一試合の戦いぶりを見てきて、今日の試合は決勝トーナメントに焦点を合わせてコンディションを上げて挑んだ見事な戦いぶりでした。本来であれば勝ち進んで更に勢いを増していくはずの試合であり、それはできていたと思います。もちろん、フィニッシュの部分の貪欲さを10番礒部裕基のくらい多くの選手が持つことが今後の課題だろうと感じる部分もありましたが、それは積み重ねでいくらでも改善できたことだったと思います。

本当に本当にお疲れ様でした。

ではでは、失礼します。