第13回埼玉県クラブユース(U-13)選手権 準決勝 2011/2/11 vsHAN FC 1-2敗戦・・・終了後の悔しさが糧

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2011年2月11日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、第13回埼玉県クラブユース(U-13)選手権の準決勝HAN FC戦を観戦に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場へ行ってきました。予報どおりの雪、みぞれという悪天候の中での試合となりました。当初の予定の補助競技場から早めに陸上競技場へと会場変更が発表されていて、結果的に見る側としては大助かりだったのですが、選手としては変わらず苦しいピッチコンディションでの試合ということには何も変わりはないため、やりにくい部分も多々あったと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番岩本拓、DFが左サイドバックに6番影森宇京、右サイドバック8番高橋聡史に、センターバックが左に10番中塩大貴、右に20番渡辺将矢、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に15番松尾佑介、左に18番村上秀斗、右に17番水上真、FWが7番川上開斗、11番新納大雅

となります。

セットプレーでの強烈な得点源となっていたセンターバックの4番小木曽佑太がこの試合は怪我のためか理由は分かりませんがこの試合は出場がなく、そのポジションに20番渡辺将矢が入っていました。

前の3回戦を苦戦の末に勝ち上がってきた浦和は、この試合も立ち上がりで何度かサイドからの攻撃からチャンスを作るもののペースを握れず、相手の早いプレスに苦戦し広く攻撃する意識が薄れがちで中から仕掛けて捕まるような場面が多くなりました。

攻撃のシーンでは、存在感を見せている7番川上開斗への守備を特に徹底していたのか、彼がボールを持つと早めに2人以上でプレスをかけられ突破をほとんどさせてもらえませんでした。そのため、中盤の15番松尾佑介とのパス回しからの打開など様々試みていましたが、守備の最後の踏ん張りの部分で相手に部があり決定的なチャンスが作れないままに前半10分に失点していまいます。

ボランチの位置に入っていた3番石井康輝のパンチ力あるミドルシュートや、7番川上開斗、15番松尾佑介、11番新納大雅の2トップ、トップ下の3人で細かいパスから崩しにかかったり、左サイドの18番村上秀斗のオーバーラップからの仕掛けなど、運が悪かった部分もあるかもしれませんが、ことごとく相手守備網に引っかかってしまっていた印象がある前半でした。

HANの前線の選手の能力が高く、キープされ仕掛けられたり、やや慣れない守備ラインでバタバタすることもあり、苦しい前半の流れで25分に再び崩されてしまい2失点目を喫してしまいました。

0-2で前半は終了となります。

後半に入り、8番高橋聡史に代わり12番信沢啓人、3番石井康輝に代わり14番堀内千寛が入ります。

この交代により、20番渡辺将矢が本来のボランチの位置に入ったことで後半は中盤の底の部分が落ち着いた印象があります。ブクメの妄想としては、以前サイドバックで3番石井康輝が鋭い突破からチャンスメイクなどをしていたため、ポジションチェンジなどで試してもらいたいと思う部分もありましたが、前の試合同様交代で下がってしまい少し残念でした。

明らかに後半に入ると浦和ペースで展開できる時間が増え、サイド攻撃も左から18番村上秀斗、右から17番水上真と回数多く仕掛けられるようになり、チャンスは多くなったものの、ゴール前の混戦で後一つ触れればゴールと言うところで相手に踏ん張られて防がれてしまうと言うシーンが何度もありました。

この後、11番新納大雅に代わり19番和久井大輔が入ります。

惜しいシーンが続く中でようやく、その攻撃が報われます。コーナーキックのチャンスから7番川上開斗の蹴ったボールに10番中塩大貴が頭で合わせて1点を返します。

この後も、試合終了まで7番川上開斗のキープ力と突破力で何度か大きなチャンスを掴みましたが、得点は奪えずに結果的に1-2で試合終了となりました。

残念ながら決勝進出はなりませんでした。試合後に悔しさから涙している選手も多くいましたが、この悔しさをどれだけ糧にできるかがこの後重要になります。

予選から比較的多くの頻度でこのチームの試合をみさせてもらっていますが、ある程度「このポジションにこの選手を起用すればチームとして機能して試合に勝利する可能性は高まる」というメンバー構成や戦術が見える中で、更に色々なポジションで試すことで、慣れないポジションで起用された選手が苦戦するのは当然ですが、更に適正となるポジションやチームとしての戦い方が模索されるような戦い方は、見る側としても先を見て考えてやっているということを理解して見る必要があるという難しさが伴いますし、やはり様々なポジションを経験すると言うことが先々プレーに生きているという結果も多く見てきていますので、悔しいですがこの敗戦は受け入れ、貴重な経験を積んだと考えて先に進んでもらえればと思います。

ちょっと天気が心配ですが、明日の3位決定戦ではしっかり結果も求めて戦える精神力が試されますので今日の悔しさが無駄にならないようにまずは、浦和レッズジュニアユースが持つ力を存分に明日は見せてくださいね。

さてさて、3位決定戦の相手はFC深谷となります。今日の準決勝第1試合でクマガヤSC相手に延長戦まで持ち込んで惜しくも敗れたチームです。当然、メンバー個々の現時点の能力で言えば浦和の方が格上です。しかしながら、小柄ながらテクニックのあるプレーを見せていた中盤の21番小島遥、攻撃力もあるセンターバックの10番中村黄道、ボールを収めることができていたフォワードの9番飯島大智などポイントになる選手の能力が高くチームとしてまとまっているため、気を引き締めて戦うべき最高の3位決定戦の相手だと思います。

期待しています!

ではでは。

あ、3位決定戦の時間が13:00からに変更になっているようなので、行かれる予定の方はお間違えなく!(再度変更される可能性もあるかもですので、出かける前にチェックしましょう!)