高円宮杯U18プレミアリーグ2011/04/30/ 第3節 vs東京ヴェルディユース 1-1引き分け・・・追加点の重要性

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2011年4月30日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先週末の彩の国カップ予選を挟み、今日は2週間ぶりの高円宮杯U18プレミアリーグとなります。第3節となるこの試合の対戦相手は東京ヴェルディユースとなります。ホームでの対戦となりますので主導権を握って勝ちきって欲しいのと、前節の課題となっていた相手が得点を取りに来た時に、ドッシリとかわせるかや、決めるところで決めて試合を優勢に進められるかなどいくつかのポイントを考えつつこの試合を見させてもらいました。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と14番繁田秀斗、FWが左に10番矢島慎也、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

なんとなく、去年からU16日本代表(U17日本代表)に触れる機会が多いことから、浦和レッズユースの20番新井純平と東京ヴェルディユースの24番高木大輔を見ているので、彼らの対決も気になったりはしていたのですが、ちょうど彼らはU17日本代表のスロバキア遠征に行っているためどちらもいないという状態での試合となります。

20番新井純平がこのゴールデンウィークの3試合に出場できないため、登録メンバーとして24番中村駿介が出場可能選手として登録され、早速ベンチ入りしていました。

東京ヴェルディユースのイメージとしては、細かく細かくテクニックと連携で攻め込んでくると言うイメージがあり、前節のFC東京U18同様に、プレーの面ではよく言えば気持ち前面に、悪く言えば荒っぽく汚くプレーしてくるイメージもありつつ、要するに前節の課題からの改善振りを見るには絶好の相手ではないかということで楽しみでした。

右サイドバックの位置に2番西山航平が先週の彩の国カップ予選と同じく入り、それ以外にこの試合ではトップ下の14番繁田秀斗とのペアを8番片槙吾とし、普段トップ下の10番矢島慎也が左サイドへ入ると言う変更点がありました。

この変更では良い点と悪い点の両方が見られたと思いますが、試合開始からしばらくは、8番片槙吾と10番矢島慎也が時折ポジションを入れ替えながら、10番矢島慎也の持ち味も見えていたのですが、比較的東京ヴェルディの守備陣にケアされていた部分もあったのかもしれませんが、比較的消されていた時間が長かったように感じます(攻撃面では消されていたものの、前線からの潰し役としてのプレーは結構効いていました。)

しかしながら、この試合の一つのポイントとして、ボランチとしての経験も多く摘んでいる8番片槙吾がトップ下に入ったことでトップ下ながら守備面でも気の利いたプレーをでき、14番繁田秀斗がのびのびと動けるようなバランスをトップ下に生みつつ、いつもより前目にいることで攻撃参加の際の頭を使ったプレーなど凄く生きていたと思います。

ボランチの6番野崎雅也もこれにより、比較的攻撃に絡める動きをした際に少しバランスを崩しても攻撃参加できていたように思います。

フォワードの12番高田拓弥の裏への抜け出しは、大分研究されるようになってきたものの、それでも前半序盤は相手のディフェンスラインを欺いて裏へ抜け出す惜しいシーンが何度か作れていました。

7番鈴木悠太の縦へのドリブル突破などでも攻撃の機会を作り、序盤の試合の流れを浦和がホームらしくしっかり掴んでいました。そんな中で、試合を更に有利に進められる先制点を早い時間で浦和が奪います。

東京ヴェルディのペナルティエリア内に攻め込んだ際におそらく相手ディフェンダーがクリアしたボールだったと思いますが、そのボールが密集地帯から外れた6番野崎雅也の前に転がり、やや距離のあるところから思い切りのよいシュートを放ち、これがゴールに突き刺さります。

見事なゴールで先制点を奪います。たぶん、15分くらい。

時間帯は違うものの、これで相手としては点を取りに来るために前掛かりにならなければならないという展開となり、前節の課題をしっかり克服するための流れが作られました。

全体的に守備ラインも安定しているものの、時々出てしまうパスミスが少し気になりました。それでも、前線含めたプレスの意識やフォローの動きなど毎試合バランスよくなってきているように思えます。

前半はその後、10番矢島慎也のミドルシュートや、ペナルティエリア内で得た間接フリーキックのチャンスでの12番高田拓弥が下げて10番矢島慎也のシュート(壁は越えたものの、ゴール前に残るディフェンダーに書き出される)、またカウンターのタイミングで8番片槙吾を経由しての右サイドへの素早い展開で7番鈴木悠太が持ち上がるなど、見事な展開が何度も見られました。

危ない場面もあったものの、1番三上綾太の好セーブで防いだり、思っていた以上に浦和が主導権を握った状態で1-0とリードして前半を終えます。

1-0リードの状況での後半のポイントはやはり開始からの相手の攻撃を如何に凌いで追加点を奪っていくかということになるわけですが、危険と思われる最初の15分ほどを落ち着いて浦和が切り抜けます。

まず、前回のような一気に主導権を奪い返されるようなことなくバランスよくプレーしつつ、次は追加点ということでしたし、その流れもあったとは思います。

右サイドからの7番鈴木悠太の攻撃が2度ほど惜しいチャンスを作りました。まず、サイドに切れ込んでのファーサイドへのクロスが14番繁田秀斗へ通りシュート、こぼれたところに12番高田拓弥が押し込もうとするもキーパーに抑えられてしまいます。2度目のチャンスでは、サイドからのクロスを受けた8番片槙吾がつめてくるディフェンダーやキーパーの位置を見極めてのループシュート。これが、惜しくも枠を外れ、ギリギリで飛び込んだ10番矢島慎也の頭にも惜しくも合わず。

この流れで、浦和は2番西山航平に代わり23番岸伯富実が入ります。攻撃的な23番岸伯富実が右サイドバックに入ったということで、おそらく守備よりも追加点に重点を置いた交代だったのだと思います。この後、5番佐藤大介の攻撃参加から12番高田拓弥が裏へ飛び出したところへの惜しいパスなどありましたが届かず。

よし、追加点を取りに行くぞというところでしたが、この後同点ゴールを決められてしまいます。交代したサイドを狙われたということでも守備のバランスが崩れたということでもないのですが、少しシュートコースが空いた所を豪快にシュートを決められてしまいました。この時は得点者はよくわからなかったのですが、後で得点者を見たら12番前田直輝・・・昨年のプリンスに続き、また昨年の国体埼玉県のメンバーだった前田直輝に決められたと知ったときにはイラっとしました(ちょっとだけw)

さてさて、ちょっとこの辺からというか、結構前からと言えばそうなのですが、東京ヴェルディユースの選手達が荒っぽい感じになっていまして、布石はあると思いますし、浦和の右サイドを攻め込んだ時の23番岸伯富実が倒したように見えて、主審の判定がダイブで相手フォワードにカードが出され退場、退場の選手が大暴れのようなシーンがあったり、明らかな報復があってもカードが出なかったりとちょっと雲行きの怪しい感じにはなっていたのですが・・・その辺は後ほど触れます。

失点の後、浦和は14番繁田秀斗に代わり11番堀田稜が入り、更に7番鈴木悠太に代えて18番西袋裕太が入ります。ある程度パワープレーで中盤の位置で起用されることの多い18番西袋裕太ですが、今日は本職(?)のセンターバックに入り、4番小出啓太が右サイドバックへポジションチェンジ、23番岸伯富実が右サイドに入りました。11番堀田稜は左サイドへ、10番矢島慎也はトップ下の位置に入ります。

数的優位を生かして浦和が攻めると言う形にはおそらくなってはいませんでしたが、それでも18番西袋裕太の武器となっているロングフィードからの精度の高い大きな展開で一気に左サイドの11番堀田稜へ通してのチャンスメイクも数回あり、更に決定的なチャンスで8番片槙吾のコースを狙ったシュートはポストに跳ね返り、そこに12番高田拓弥が押し込んだように見えましたがオフサイドの判定。

少し12番高田拓弥が熱くなっていたこともあったのかもしれませんが、この後12番高田拓弥に代わり24番中村駿介が入ります。トップ下の位置に24番中村駿介が入り、10番矢島慎也がフォワードの真ん中の位置へと入ります。

前回の彩の国カップの時に足を痛めていたのを少し引きずっていたのか、10番矢島慎也は終盤のこのポジションチェンジ後は思うように体が動いていなかったように見えました。練習試合などでプレーを見ている時は、テクニックがあるからこそではありますが、ボールを持ちすぎてしまう印象があった24番中村駿介ですが、この試合では簡単に捌く部分とテクニックで仕掛ける部分のバランスが良かったと思います。

セットプレーなどからのピンチもありつつも、1番三上綾太の好セーブやディフェンスが踏ん張りこれ以上の失点はなかったものの、逆転ゴールは奪えず試合は1-1で終了となりました。

さて、この試合の総括ですが、また課題は残りましたが、浦和サポとしては楽しい試合でした。8番片槙吾のトップ下でのプレーでの新しい攻撃パターンや、駆け引き勝ちとまでは行かないですが、リードの状態から相手の攻撃の時間帯を落ち着いて凌げた部分、同点ゴールは見事な得点だったので仕方ないような気もしつつ、後は決めるべきところで決めてしまうことができないことは更なる課題ですが、崩すところで満足して決められなかったのではなく、決め切れなかっただけでシュートまでは持っていっているのでそこまで悲観する必要もないと思います。

常日頃から、勝つために熱い気持ちを持って戦って欲しいという部分も出せていますし、悪い意味で東京ヴェルディのような熱さは出さないようにという部分も浦和は出来ていたと思います。「熱さ=荒っぽさ」「熱さ=文句を言う」ではないんですよね。紙一重名ところですが、「熱さ=激しさ」とか「熱さ=力強さ」とか、そういう部分での熱さを浦和のカラーとして浸透させて欲しいです。冷静さの伴った熱さってやつです。

とにかく、公式戦に入ってから、3試合で毎試合何かしらの成長や驚きが見られていることも応援している立場としては嬉しかったりします。

引き分けなのでOKではないですが、修正された課題や今日出せた良い部分は持続して、また次の試合では今回の修正点を克服して強くなったプレーを見せてください。

お疲れ様でした。

ではでは~。