練習試合 2019/11/02 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 2-2引分け・・・残り3試合とその先へ向けての再始動

どうも、ブクメです☆

直接お話を聞ける機会が多いわけではないので、Jユースカップ敗退後の今シーズンの残り試合と言うところでは、どこに重きを置いて、再始動して行くかというところが、もしかすると私の考えが強くなってしまってずれてしまうかもしれませんので、その辺りは、ずれが生じていた場合には申し訳ないのですが、可能性と言うところでは、当然、残留ではなく、まだ見える頂点を目指した残り3試合のプレミアリーグでの3連勝を目指したチーム作りをしつつ、その際に、目線を下に向けると生じる、負けないための戦いではなく、また勝ち点3を積み上げることのみを重要とするのではなく、片鱗は見えても結果としてついてこない理由を探して、強い浦和レッズユースとしてのきっかけを見つけるために、殻を破るためのきっかけを見つけるために、既にできつつある意識の部分をより変えていく必要もある。

また、浦和レッズユース目線のみで見れば、1年生2年生に関しては、来年以降のユースでの戦いを見据えて、同じポジションでプレーする3年生にあって、まだ自分には足りないものをどれだけ「素直」に感じ取って課題として取り組めるかも重要。

その残りのプレミアリーグに向けての再始動となる最初の週末の11月2日に東京ヴェルディユースとの練習試合を観戦してきました。

当初大学サッカーに足を運ぶことなども考えつつ、空欄になっていたユースの日程が気になりつつ、結構直前にはなりましたが、カレンダーに予定が入り、この練習試合が分かり足を運びました。

夜に予定があり、15時キックオフだと、後半30分くらいには移動しないと(それでも既に30分ほど予定からは遅れるもののw)行けないなと思っていたのですが、練習試合自体が14時45分くらいから始まってくれたおかげで、最後まで見てすぐに移動と言う形を取ることができました。練習試合によくある時間変更が私にとっては大変助かる流れになったという珍しい例ですw

久しぶりに電車で、ヴェルディグラウンドに行ったと言うことで、遊園地目的の楽し気な家族連れやカップルの間にゴンドラで「何名様ですか?」と聞かれ、「一人です」と答えて、8人くらい乗れるゴンドラに一人で揺られるという、不思議な空気を味わいながらの移動だったということも書いておきますw

ということで、試合の話に移るのですが、練習試合なので、それほど細かいことは書きませんので、その点はご了承ください。

vs東京ヴェルディユース戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰(後半スタート⇒30番川﨑淳)、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒31番大野海翔)、右に8番冨田蓮(後半16分⇒6番清水楽人)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に14番千葉希(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半16分⇒14番千葉希/後半36分⇒10番山中惇希)、真ん中に4番玉城大志(後半30分⇒3番清水哲太)と3番清水哲太(後半スタート⇒16番根岸恵汰)、FWが左に9番波田祥太(後半30分⇒19番成田安里)、右に19番成田安里(後半スタート⇒17番盛嘉伊人)

となります。

自由交代で前半の交代はなかったものの、後半は、かなり頻繁に交代があったり、ポジションを入れ替えて試すなど様々な要素が見られる内容になりました。

タイトルを見て試合結果の2-2ということで、試合を通して打ち合って2-2になったと思われた方も多いかもしれませんが、実は、前半15分くらいまでに既にスコアは2-2になり、その後は、スコアが動かないという試合になりました。

練習試合の結果自体が公式に出ていないのと、試合を見ていた位置が前半の浦和の攻撃サイドから遠かったこともあり、流れが若干わかりにくいところもありましたが、序盤は、試合自体は浦和ペースで進み、特に中盤の3番清水哲太がスタートから攻撃の意識の高い守備をし、これにより高い位置からボールを奪えて反撃という場面が複数回見られ、前線の19番成田安里が広い範囲で相手選手にプレスをかける動きを見せるなど、良い形でスタートが切れていましたが、この辺は、カテゴリが違う(浦和がプレミアリーグでヴェルディがプリンスリーグ関東)ため、最近は、公式戦での対戦がほとんど見られなくなってしまったカードですが、東京ヴェルディの育成のイメージ通りの、足元の技術と、ゴールを意識したプレーによって、2ゴールが決められたという印象でした。

得点経過を書いてしまいますと、前半3分に失点して0-1となり、その直後の前半4分に19番成田安里がドリブルで力強く突破し、折り返しを9番波田祥太が決めて1-1の同点にし、その直後も、3番清水哲太が高い位置で奪って自ら持ち上がる場面を作りつつ、その後の前半6分に流れはわからなかったもののPKを獲得し、そのPKを3番清水哲太が決めて2-1と逆転。そこからは、浦和ペースになっていたものの、前半13分にややシュートコースは、なかったところでしたが、相手選手が思い切ってシュートを狙い、これがディフェンダーに当たりコースが変わりながらもゴールということで、先ほど書いたようにこの時点で2-2と言うスコアになりました。

スコアが動かなかったから、その後は、試合が落ち着いてまま進んだということではなく、前半は浦和攻勢の中でも、そもそも足元の技術が高い選手が多いという印象の中でも、その中でも特にうまいという選手がいて、気になって後で調べてみたら、U18の日本代表にも少し前まで選ばれていた選手だったり、その選手以外でも、とにかく精度の高さとゴールへの意識の高さで、反撃を受けたときには、かなり危険な形まで持って行かれるような展開での前半となりました。

後半に入ると、メンバーが入れ替わった中で、前半は、高い位置で奪えていたところが、急に奪えなくなり、私が最近見た試合の中では、アウェイのジュビロ磐田U-18戦に近いというか、相手ポゼッションに対して、いなされて走らされてという場面が増え、後半の浦和の攻撃は目の前で見られるという位置で見ていたものの、なかなか、そのサイドで浦和が仕掛ける場面が作れなくなっていました。この辺りは、連携の部分だったり、なぜ前半は相手に自由なプレーをさせずにできる時間帯が多かったのかなど、もちろん相手があってのことなので、一概にその時間帯に浦和だけの課題が残ったとも言えませんが、考える要素にはなって行くのかなと思います。

そのような流れで、後半は、相手が決定機を作る場面も多かったものの得点自体は動かず、では相手ペースのまま終了したかと言えば、後半も半分を過ぎたあたりからは、浦和が仕掛ける回数も増え、セットプレーも複数獲得するなかですが、得点は動かなかったと言うことになります。

試合全体の流れとして見ていたざっくりとした印象は、こんなところです。

で、そういったところよりも、この試合で良かったと思ったポイントがいくつかありましたので、その辺を書きだしたいと思います。

まずは、先ほど書きましたが、3番清水哲太がこの試合は前半から攻撃の方にも意識を置いた形でのプレーを質高くできていたことで、序盤からペースを握り、更に攻撃も得点に近いチャンスがチームとして生まれていたこと。これは、同じく、19番成田安里がスタートから、かなり運動量多く、相手の攻撃の芽をつぶす動きも意識してやれていたからだと思います。

また、バランスよく戦うというところでは、既に公式戦でも見せてもらえているので、そこはこの試合でも当然見られたスタートで、そこにリスクを加えて、攻撃の時にどれだけ、相手のゴールキーパーに脅威を与えられるようなプレーができるかと言うところでは、連携としては課題も見えたものの、前半に9番波田祥太が見せたプレーが一つ良かったなと思ったのは、右に流れながら受けたときに、誰もいない左のややペナルティエリアに近いスペースに対して、この試合では、14番千葉希が左サイドに入ってプレーしていたのですが、14番千葉希だったらこのスペースに走りこむだろうというイメージでパスを出した場面で、ここは、結果的には、反応が遅れて繋がらなかったものの、こういう意図のあるプレーと、そこに味方選手が反応して走りこむというところ。この試みが見られたことが重要だなと感じました。

あとは、チームのバランスをとるというところでは、欠かせない存在感を見せている4番玉城大志がこの試合では、パスの強弱だったり、リズムを変えて相手が対応しにくいような形でのパスを味方に通すという場面が複数回見られました。味方にとっては優しくないパスでも、そのパスが通った時には、よりチャンスも大きくなるような。こういう試みも好きですね。

普段、バックラインなのにコーチングの声が少ない(小さい?)と思う選手もこの試合では、局面で、大声でコーチングしている声が聴こえたり、GK1番石塚悠汰と10番山中惇希が試合が切れたときに、わかりやすく、「こうした方が良い」「いや、こうだから」みたいな(良い意味での)言い合いをしている場面とかも、良いです。

攻撃的な選手としては、後半は、相手のポゼッションを崩すプレーがチームとして上手くいかずに、後半から登場した選手にとっては、自分たちの特徴を生かすプレーがあまり見せられなかったという悔しさも残るかもしれませんが、相手から奪うところも含めての攻撃的な特徴を出すというところなので、これも一つの課題として残ると考えるとより良いと思います。

もちろん、数は少なかったものの、仕掛けた時の何か起こしそうというプレーは、見られました。それをより増やすために、この試合のような相手に対してどうするかですよね。

練習試合だから・・・という声は、サポーター間でも良く聞かれて重要視しない方もいたりするのですが、公式戦以外だから発見できることも多く、特に今回は、相手も質の高いメンバーで真剣勝負のような構図になっていたので、かなり楽しませてもらえましたし、ここで感じられた要素をまた踏まえて、プレミアリーグの残り試合でどうなっているのか、それまでの間にまた別の練習試合に足を運べたら、今回の試合を踏まえて次の練習試合での変化を見るなど、楽しみは尽きないのです、私としては。

ということで、結局、細かく書き出して行くときりがないので、私の胸の内にとどめて置きます。

ではでは。

浦和レッズユースvs東京ヴェルディユースの写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

動画追加しました。↓

和倉ユース2019/08/10 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 0-0 pk1-0勝利・・・結局、流れの中での失点は0で終えたのです。

どうも、ブクメです☆

8月7日に始まった和倉ユースも4日目、最終日となりました。

浦和レッズユースは、9日のグループ1位チームで争われる1~16位の順位決定ラウンドの結果、5~8位決定戦に進むことになりました。1位~4位の山以外は、最終日は、1試合のみ開催ということで、要するに、勝てば5位が2チーム、負ければ、7位が2チームという形になる・・・はずです。

前日の試合のブログの際に、疲労のピークと書きましたが、その流れで言えば、最終日は、疲労のピークの中のピークでの試合になるわけですので、選手にとっては、やはり思うように体が動いていないという印象がある試合になりましたが、締めくくりを勝利で終えて気持ちよく大会を終了することって結構重要なことで、その点では、本当に難しい試合になりましたが、最後まで粘り強く、そして、PK戦までもつれ込みましたが勝利で終えることができたことが重要だったと思います。

それにしても、最終日の試合会場の七尾市城山陸上競技場は、しっかりしたスタンドがある構造ではあるものの、日陰を作る屋根もほぼないに等しい(小さのがあるけど、太陽の位置的にほぼ防げていない)ということで、見る側としてもかなり過酷な環境になりました(普通の傘を日傘のように使いましたw)

浦和レッズユースの試合で馴染みがあるとすれば、夏の全国でよく試合をする前橋総合運動公園陸上競技場をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。

天候は、写真を見ていただければわかるように、この大会は結局全日程を通じて晴れて物凄い暑さの中での戦いを選手は強いられたということになりますね。

では、試合の話に移ります。

vs東京ヴェルディユース戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に5番遠藤龍河、右に40番茂木柊哉、真ん中に3番清水哲太、MFがボランチに16番根岸恵汰、左に10番山中惇希(後半24分⇒6番清水楽人)、右に11番石橋遼大(後半14分⇒24番佐藤優斗)、真ん中に17番盛嘉伊人と14番千葉希、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒19番成田安里)、右に20番木下翼(後半24分⇒13番堀井真海)

となります。

ちょっと驚いたのは、最後のシュートのところでの精度を欠く場面は多かったものの、相手の東京ヴェルディユースが、かなり疲労など感じさせないような動きやパス回し、組織的な守備をしてきたこと。もちろん、メンバー構成なども相手に関しては、わからないものの、そもそも東京ヴェルディユースと戦うときは、基本的に足元の技術が高い選手が多いというイメージそのままに、浦和の選手たちも体が重たい中でもプレスをかけて奪いに行くものの、上手くいなされるケースが多く、全体的には、相手ペースで進んで行った試合と言えます。

また、浦和も集中した守備で最後のところでやらせないことは、できていたと思いますが、奪ってからの反撃のところでは、やや仕掛けたり、パスを出したりというところで味方との連携がうまく行かない場面や、相手の守備陣に上手く囲まれて引っかかる場面も多く、また、パスコースを限定されて奪われたりするケースも多く感じられました。

そういった相手ペースで進む試合の中ですが、前半8分の11番石橋遼大のドリブルでの仕掛けや、前半10分には、10番山中惇希から20番木下翼に繋げドリブルでの仕掛けからコーナーキックを奪取したり、ドリブルで仕掛けた後のパスなどの選択肢には課題が残ったものの10番山中惇希の前半11分、13分の仕掛け、前半23分の20番木下翼のドリブルで相手ディフェンダーをかわしての仕掛け、前半26分には、17番盛嘉伊人のインターセプトからの20番木下翼に繋げてややトラップが流れてしまったものの、惜しい形を作るなど、浦和の攻撃の試み自体も少なくなかったのですが、やはり、今書いたところのその次の選択肢や味方の動きなどのところでうまく行かないイメージが強い前半でした。

逆に、相手に決定機を作られた場面が数回ありましたが、この辺りの精度を相手が欠いていたところを見ると、やはり両チームともこの大会で蓄積された疲労が出ているのかなというところも感じられました。

後半に入っても、スタートのところでは、やはり相手ペースで進んでいましたが、後半10分に19番成田安里が入ったあたりから、流れが徐々に変わりだした印象があります。

後半12分には、17番盛嘉伊人からのパスを19番成田安里がおさめて、再び17番盛嘉伊人へ渡して仕掛ける形や、後半20分には、GK1番石塚悠汰からフィードを19番成田安里がしっかりとおさめて、20番木下翼、14番千葉希とテンポの良いパス回しから24番佐藤優斗に繋げて仕掛ける形、更には、後半24分には、20番木下翼のドリブル突破からのクロスに19番成田安里がヘッドで合わせるも、これは、枠を捉えられず。

これらのチャンスで相手の動きが止まり、浦和のペースが残り10分ほど続き、後半27分には、14番千葉希が力強くキープして、19番成田安里に繋げる場面を作り、後半28分には、3番清水哲太からのパスを受けた19番成田安里が左から駆け上がる6番清水楽人に繋げますが、ここからのクロスがやや大きくなってしまいます。大会通じて安定して守備も攻撃も精度高くやっていた6番清水楽人のクロスが大きくなりすぎた場面を見ても、この大会トータルの過酷さがわかるなという印象も残りつつ。

結果的に、昨日に引き続き、得点が奪えないままに0-0で試合が終了でPK戦へともつれ込みましたが、昨日と違う点は、後半の戦いぶりを見ると、浦和が得点を奪ってもおかしくないような展開に持って行けていたこと。この流れでの0-0だったので、なおさら、PK戦にはなったもののしっかり勝利して終わってほしいという気持ちがより強くなりましたね。極端に言えば、5分ハーフの延長戦でもやらせてもらえれば、浦和が点を取っていたかもしれないのにくらいの気持ちはありました。

そして迎えたPK戦は、既に昨日2回PKをやっているのでお馴染みとなっているサドンデス形式のPKになります。

このPKで、最初にゴールマウスを守った1番石塚悠汰が、相手のPKのコースを読み切って防ぎ、これで浦和が決めれば勝利というところで、最初で最後のキッカーとなった5番遠藤龍河がしっかり決めてPK1-0で浦和レッズユースが最終戦を勝利で締めくくったという形になりました。

既に、ツイッターで写真を上げましたが、最後が楽しかったですね。

こちらでも写真を上げておきましょうかw

既に先行の相手が決められなかったので、これを決めれば勝ちというところで、5番遠藤龍河が落ち着いて決めて勝利。

味方がねぎらう・・・が、遠藤龍河と味方選手たちの向きがなんか違う。いや、違う方向に彼らは走っている。

味方は走り去ってしまうが、遠藤龍河は雄たけびを上げる。

味方は、1本目の相手PKを止めたGK1番石塚悠汰をねぎらい、遠藤龍河が放置されるという・・・ネタw

で、もう1枚写真があるのですが、17番盛嘉伊人だけ残っていたんですね。5番遠藤龍河は、そこへ駆け寄るみたいな流れが続きとしてありました。

最高に楽しい終わり方を見せてもらいました。なんとなく、写真を撮っていて良かったなとw

さてさて、これで和倉ユースの全日程が終了となりました。

大会全体を見直してみると、練習試合を除くと、6試合を戦い4得点1失点となるのですが、帝京高校戦での1失点は、やや判定に泣かされた感じのPKでもあることを考えると、流れの中から崩されて決められたという失点はなかったとも言えるのではないかと思います。相手に決定機を作られた場面も複数回ありましたが、結果的に決められなかったわけですし、この大会で採用された3バック(5バック)の守備が機能したとも言えますよね。

で、そういえば、色々メンバーが入れ替わる中で、常に3バックの中央には3番清水哲太がいたなと思って、メモを見直してみたら、大会2日目の大津高校戦のみ前半のみで交代となった試合があったものの、それ以外は、全てフル出場していたという、なんというか、現地でずっと見ていたからわかる部分でもあるのですが、本当にプレーする選手には、過酷すぎる環境だったと思うんですよね、この大会は。そこで、ほぼ全試合をフルで守備の中心として守り続けたというのは、凄いなと。

夏の大会で敗退した悔しさと課題を抱えながら、Bチームとして水戸カップを戦っていた選手たちが融合して、複数のメンバーが帯同できないという状況の中で、これだけの戦いぶりを見せてくれた。本当に、1試合1試合発見があり、楽しい大会でした。

ありがとうございました!

今月下旬に再開されるプレミアリーグ、S2リーグを楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

【アニ山】クラブユース選手権を見てきました(東京ヴェルディユース対大分トリニータU-18)

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。意見が割れても良いので、浦和レッズユースの試合を見た記事も書いてほしいようなニュアンスのことを話したような話していないようななのですが、頑なにかぶった浦和レッズユースの試合の記事はかかないということのようです残念w

ということで、今回は、クラブユース選手権の初日の別会場の試合の記事をいただいています。

そういえば、ちょうど、今日の宮城総合でのユースの試合を観戦してから帰りに、アニ山さんが記事にしている試合の会場となった伊勢崎華蔵寺の敷地の前を車で通りました。車での移動と言うのは便利なのですが、こんなところにこんな施設があって、そこにサッカーグラウンドもあるというのに、これまで何年もその前を通ったことがあっても素通りしていたんだなと感じます。徒歩移動の魅力、自転車移動の魅力、スピードがゆっくりな方が見える景色もあるんですよね・・・と、どうでも良いことを書いたところで、アニ山さんの記事に移りますね。

おはようございます。
ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

さて、クラブユース選手権が始まりました。
大会初日の7月21日は、自分もブクメ氏と共に、前橋フットボールセンター(下増田)Bコートで11時から行われたレッズユースvs松本山雅ユースを観戦したのですが、それに先立つ第1試合は、自分にとって未踏の会場・伊勢崎市華蔵寺公園陸上競技場で行われた東京ヴェルディユースvs大分トリニータU-18の試合を見ることにしました。

今年の大会では富士見総合グラウンドが会場から外れ、この伊勢崎華蔵寺が新たに加わりました。バックスタンド後方には遊園施設があって、ゆっくり回転する観覧車や時折運行されるジェットコースターを眺めながらのサッカー観戦です。

来年のインターハイは群馬開催になります。例年並の大会規模であれば10面程度のピッチを確保しなくてはいけませんから、この華蔵寺もサッカー会場になるのでは、と予想しています。
伊勢崎駅から華蔵寺公園までは2キロ弱。駅前から真っ直ぐ一本道なので、徒歩でも苦ではなく、群馬県内のスタジアムでは最もアクセスが良いのではないかと思います。僕は試合後すぐに前橋・下増田まで移動する必要がありますから、折り畳み自転車を担いで朝イチの東武電車で伊勢崎駅に向かいます。
また今年のクラブユースは、第1試合のキックオフが15分繰り上がり8時45分。第2試合は据え置きの11時開始ですから、インターバルが長くなり、ハシゴ観戦には幸いです。華蔵寺-下増田間は道のりで4キロほど、かつ、とても緩やかな下りが続くので、下増田には10時半に到着と、時間的にも体力的にも大変余裕のある移動でした。
ハシゴ観戦趣味のある方には、このルート、お勧めしたいと思います。

【ヴェルディユース 0 – 1 トリニータU-18】

ヴェルディユースは2月の東京都U17以来の観戦になります。
その時と比べると、4-1-2-3という布陣は変わらずですが、センターバックだった#3藤田譲瑠チマが一列あがってアンカーに。逆に2月にアンカーだった#5がセンターバックに下がっています。これはひとつ前で強く弾き返そうという意図に加えて、試合開始早々に見せたように、藤田は前に顔を出した時に強いシュートを撃てるので、その面白味をみてのことかなぁ、と想像するところです。

大分はシステムが取りずらかったのですが、おそらく3バック…というか5-4-1のように見えます。両サイドでスローインを担当している選手から判断すると4バックか? とも思えるのですが。結局、自分の手帳には3バック・4バック両建てで記入しました。

試合は、大分がマイボールでワントップの#18小浜耀人に当てて攻撃のリズムを作ろうとする場面もありますが、大まかに言えばヴェルディがポゼッションでゲームを支配し、トリニータがボールホルダーに早いチェックをかけて高い位置からの攻撃を狙う…という流れになりました。
大分は前線からのプレスが効果的で、特にトラップが乱れたところなど、狙いどころが的確。2列目の#9豊永拓弥あたりが起点となり、大分も悪くはないな…という感じなのですが、仕掛けやラストパスの狙いどころ、ヴェルディのほうがひとつ精度が高く、五分五分の流れでありながら、結果ヴェルディのほうにより強い「ゴールの匂い」が感じられる展開になります。

そんなこんなで、感覚的にはヴェルディが一枚上手かという印象だったのですが、大分の勝因はなんといってもキーパー#1木戸雄登の活躍でしょう。
前半14分にはカウンターからヴェルディ#10松橋優安、31分には#11遠藤海斗と、それぞれ一対一の場面をセーブ。後半にも14分に#10松橋、7天満恭平と繋いで最後は#14阿野真拓がフリーで放ったシュートを防ぎます。1点リードで迎えた後半26分には中央での細かいパスワークから#10松橋のラストパスを受けた#3藤田のシュートをセーブしてコーナーに逃れます。特にここは、ヴェルディが完璧に崩したシーンで、これでゴールが奪えなければ致し方ないという感じです。

大分のゴールシーンは、#11西城響也の左からのクロスに#9豊永を経由して#18小浜の頭。これをヴェルディのキーパー#12小原諒万が弾くのですが、こぼれ球を#18小浜が押し込んでのゴール。大分にしたら、ここまであまり可能性のあるラストパスが配球できていなかったのですが、ここでは精度のいい折り返しが入ってきた、また、こぼれ球が小浜の足元に流れるという、運不運もある紙一重のゲーム。
親御さんたちは気が気ではないでしょうが、僕のような第三者にはとても楽しめる内容でした。

第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/05/29 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 0-1敗戦・・・まだ何も失っていないけど。

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どうも、ブクメです☆

振り返ることは、良いことでもあり、悪いことでもある。1試合ごとに、もしここで決めていれば、ここで抑えていればと、悔しさを見せることも必要かもしれませんが、特にサッカーの世界でプロになっていくためには、現状をしっかり把握して、すぐに切り替えてしまっても良いこともあると思うんですね。プロになると、応援する数も増えて、サポーターの中にも、勝ち負けを最重要視して、負けただけで、その事実に怒ってブーイングをする。負けても良いということではなく、その内容や試みを理解しようと姿勢がないサポーターもいたり、そういう集団が力を持ってしまうチームもあったりするかもしれませんが、少なくとも、浦和レッズの育成環境では、基本的に、プロ向きの気持ちを見せないで、切り替えても良い試合で下を向いているようなことのほうが、ある意味ブーイングをしたくなります。

十分質の高い試合を見せてもらったと思っています。

なので、今日は、試合が終わった後、必要以上に悔しがる部分が見られたので、少しイラッとしました。下向いていることに怒って声を出していたサポーターの方もいましたが、私も同じ気持ちです。

トーナメント制になった夏の全国の関東予選ですが、今日の試合で失ったものは、はっきり言って何もないんですね。一足先に東京ヴェルディユースに全国を決められただけ。確かに前回いなかったチームの軸になる選手が今回いて結果的に敗れたものの、それが大きな差を作ったようにも見えません。リーグ戦の勝ち点を奪われたわけでもない。予選を突破するという大前提のために、あと2つ勝てば良いだけ。

試合は、実に面白いものでした。東京ヴェルディユースは、昨年は、大きめの選手を前線に配置する、ある意味東京ヴェルディユースにしては珍しい戦い方をしているというイメージがありましたが、今年の東京ヴェルディユースは、実に、これまで見て来た東京ヴェルディユースの印象と合致する。大きい選手はいないが、足元が上手く、1人1人のテクニックが非常に高い。素早いパス回しで、隙を見せると精度高くやられる。

そんな、東京ヴェルディユースに勝つときの浦和レッズユースは、個々のハードワークや、個人技などで、相手に思うようなサッカーをさせずに焦れさせて、気持ちで得点をもぎとるような試合が多い。

だから、応援するほうも、勝ってやったぞ!と気持ち良いんですね。で、敗れても、悔しいながらに、そういう要素を出し合った戦いになった場合のこのカードは、楽しい試合だったなという感想が残る。

今日は、もぎ取れなかったし、見た目できれいな攻撃をしたのは相手でしたが、実際、試合自体は、どちらに転んでもおかしくないという局面をしっかり作り出していました。

「たられば」の場面も確かに多かったので、反省材料にするべき点も多い試合ですが、運が悪かったために得点にならなかったと言う場面も多かった試合です。

一足先に全国を決められてしまいましたが、全国大会で勝ち進めば、当たる可能性も高い相手ですし、リーグ戦でも必ずもう一度当たりますので、そこで勝てば良いだけです。

近い期間に一度対戦したことから、こちらの長所を消す戦いも加えてきていたことも事実だと思います。よく対戦する相手というのは、こういうものです。

あ、でも、もしそうだったら謝りますが、絶対負けたくない対戦相手としての東京ヴェルディユースに負けたことが悔しくて悔しくて仕方がなくて、下を向いていたのであれば、それは、必要なことです。

言うまでもないことですが、1つの試合として見たときには、大変質の高い試合でした。

ここからの2試合は、プリンスリーグ関東でやってきた戦い方でいつも通りに戦えれば、問題なく2連勝できると考えています。対戦相手の名前ではなく、浦和レッズユースの今年の戦い方をやれば良いだけです。

前置きが長くなってしまったw

なので、試合内容は、ざっくり書きますね。

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介(後半42分⇒15番荻原拓也)と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也(後半31分⇒13番樋口颯太)、左に9番川上エドオジョン智慧(後半25分⇒23番シマブク・カズヨシ)、右に2番高山大智(後半16分⇒7番伊藤敦樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半6分⇒14番井澤春輝)

となります。

これまでの試合同様に、激しいプレスで相手の攻撃を封じようとするも、細かいパス回しとテクニックでなかなか、相手の攻撃のリズムを崩すことができないという、やや難しい試合のスタートになり、また、おそらく、前回のプリンスリーグの対戦で苦しめられたと感じたであろう、サイド攻撃に対してかなりケアされている印象で、ドリブル突破をなかなか許してもらえないような展開が印象的でした。

容易には行かなくても、何度も試みることで、相手バックラインのミスを誘ったりすることには成功し、そこから大きなチャンスを迎えるという場面を、その流れから得たフリーキックなどセットプレーも含めて何度か作れていました。ここで得点を奪い取ることができていれば、相手のリズムを崩せた可能性もありますが、得点が動かない前半ながらも相手としては、攻撃に手ごたえを感じているという状況が続き、その流れが変わらない状況で、後半15分に、ペナルティエリア近くで、シュートコースを開けてしまった隙を見逃さずに決められてしまい、この試合が決勝点になりました。

いくつか采配の部分で気になる部分もあったのですが、この辺りは、今年は正直できるだけ触れたくないので、できるだけ良い意味として捉えてみるようにしています。

ただ、それでも気になったのは、例えば、この試合でセンターバックに入った3番関慎之介が、特に強さというよりは、危機察知的な部分で相手の狙いを摘み取るような点で、特に後半に前掛かりで行って反撃を受けた時などに、ここを使われるとかなり危険という場面で、素早く察知して摘んでいる場面など見られたものの、残り時間10分ほどで勝負にでるという意味は分かりますが、そういうプレーをしていたのに交代で下がることになったとか、気になりました。

前半は、相手の集中したサイド攻撃の対応に苦しめられた9番川上エドオジョン智慧も、後半スタートから、突破して、枠をとらえた惜しいシュートを放ったり、ディフェンダーを引き付けて6番鈴木海都に戻してそのクロスから、11番時里元樹のクロスバーを叩く惜しいシュートまでの流れを作ったり、前半よりも相手の対応に慣れてチャンスに絡む場面が増えてきたところで、交代になるなどもそうですね。

そういう疑問が残るところや、前線は高めの選手を置いておきたいという気持ちが強いような印象の起用(求めるプレー)になっていたりは、正直ありました。

ただし、じゃあ、それが悪い方向に行っていたかというと、代わって入った選手が、できる限りのことをやってやろうと、実際に後半終盤は、同点ゴールを奪っていてもおかしくないというチャンスも多く作ることができていました。

ただ、私が気になるだけでしょう。

実際、後半31分に投入された13番樋口颯太のロングスローやセットプレーのキッカーとしての狙いなど、チャンスの数が増えたり、ビハインドを背負っている状況下での同点ゴールを奪いに行くという狙いとしては、当たっていたと思います。

ということで、この試合を踏まえての次です。次は負けたら終わりの試合ですから。そこで、いつも通りの強さを見せつけてくれれば良いだけですから。

ということで、見どころの多い試合を見せてもらえたこの一戦の話は終わり。

この試合の後に、練習試合がありました。

メンバーと交代、得点経過など書きますね。

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに24番関根束真、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに21番弓削翼と4番轡田登、MFがボランチに7番伊藤敦樹(⇒高山大智)、左に15番荻原拓也、右に13番樋口颯太(⇒16番大西翔也)、真ん中に23番シマブク・カズヨシ(⇒9番川上エドオジョン智慧)と8番松高遼、FWが14番井澤春輝(⇒20番長倉幹樹)

交代の時間がメモがごっちゃになって、わけわからなくなっていたので、時間は記載していません。

この試合は、14番井澤春輝のゴールで先制、一度は同点に追いつかれるも、途中から入った20番長倉幹樹の2ゴールで突き放し、終盤1点返されるも3-2と勝利となりました。練習試合とはいえ、意地を見せてくれましたね。

たぶん、選手それぞれこの試合にもつ感想は当然違くて、今回の私の文章に対して、何を言っているんだと思う選手もいるかもしれません。

たびたび書きますが、今年は、昨年築かれたことを元に、高いレベルの中で高い位置での課題というものを克服して、一つ抜けた強さを見せて、プレミア昇格まで走ってもらいたいと思って見ています。そういう目線でチームを見ていると、今日の試合後の姿は、物足りなさを感じさせるのです。

ということで、あと2つ。がっつり強さを見せてやりましょう!

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/04/30 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 3-2勝利・・・選手の成長を見られた試合

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どうも、ブクメです☆

やはり、会場が近くても、羽根倉橋を車で通過するかしないかだけで、かなり所要時間が変わってしまうのが、浦和付近のサッカー観戦あるあるです(・・・よね?)

13:30からのジュニアユースの試合を観戦し、15時10分くらいには会場を後にしたので車がおける場所が遠くなったことでの移動時間のあるなしに関わらず、NTT東日本志木グラウンドから大原サッカー場への移動は、羽根倉橋を通る必要があり、試合観戦中は、それほど橋が混んでいる様子ではなかったのですが、ちょうど移動時に混んできたらしく、そこを通過するだけで15分くらいかかってしまったかもしれません。

結局、大原サッカー場到着は、16時10分ごろとなり、試合には間に合いませんでした。

ということで、今回の試合観戦は前半15分ごろからになり、前半は、見る場所が定まらず、あまりしっかり見られない場所から見たため、先制点は、大まかな形しかわからなかったり。そんなこともあります。でも、良い試合が見られたから、私が遅れようが、そんなことは、どうでもよいことなのです。

個人的には、大原サッカー場は、もろもろ理由があり、試合観戦するのはあまり好きな場所ではあないのですが、芝のコンディションがあまりにもきれいで、プレーする選手にとっては、最高のコンディションが用意されているなと感じつつ。

はい、ということで、結果を見れば、言葉通りの右肩上がりで、負け、引き分け、勝ち、と3節まで、順調に調子を上げている浦和レッズユースの今シーズンのプリンスリーグ関東での戦い。

大きな課題が早めに出て、そこに関しても少しずつ改善されると共に、気が付けば、リーグ全体が混戦模様になり、今回の第4節東京ヴェルディユース戦に勝利すれば、得失点差は、他チーム次第になりますが、勝ち点では、リーグで最も多い数になるという試合。

相手ペースになった時の対応という部分で危うさを見せているものの、それ以外では、一つレベルの違う戦いを見せられる水準になっている今シーズンのチームだと思って見ています。

まず、試合の流れなど書いてから、今日感じられたことなど書きたいと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半34分⇒17番立川将吾)、右に2番高山大智(後半38分⇒15番荻原拓也)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹(後半45分⇒22番関大夢)、FWが20番長倉幹樹(後半24分⇒23番シマブク・カズヨシ)

となります。

前半は、立ち見スペースあたりで、少し遠目に眺めていましたので、あまり細かくはわかりませんが、(空白の15分)のあと、9番川上エドオジョン智慧のドリブルがこの試合も鋭く相手が対応に苦慮しているなと思っていた矢先に突破からのクロスの流れで、11番長倉幹樹が落ち着いて決めて1-0と先制。最初の得点に間に合って良かったとホッとしつつ、5番遠藤凌からの縦パスに抜け出した9番川上エドオジョン智慧の仕掛けから、10番渡辺陽をいったん経由して、右の2番高山大智にはたき、クロスに10番渡辺陽がヘッドで合わせるも得点ならずでしたが、守備は集中して跳ね返すだけではなく、パス回しでいなせるところはいなしつつ、攻撃は鋭くゴールに迫るという形が見られた前半でした。それ以外にも、36分の40番橋岡大樹のヘディングシュートだったり、38分の16番大西翔也の右前線への展開でディフェンダーにクリアされかけたものの、抜けたところにしっかり2番高山大智が反応して折り返しを11番時里元樹が狙った場面だったり、前半終了間際のカウンターの場面での11番時里元樹から2番高山大智へのパスが通っていれば一気にゴールかもという展開など、追加点のにおいもしつつの1-0リードの前半でした。攻撃面だけでなく、コンパクトな守備で精度の高い東京ヴェルディユースの選手の良さを最小限に抑える形で試合が進められていました。

・・・が、こういった質の高さは、既に今年のチームは、どの選手が出ても、高い水準でできているのです。問題は、これまでも苦しんできた後半に一度は来る相手ペースの時間帯の対応の仕方なんですね。

まず、相手が得点を取るためにスイッチを入れてくる後半スタートですが、ここに関しては、むしろ浦和のほうが、例えば、9番川上エドオジョン智慧と6番鈴木海都の絡みで厚みのある攻撃で相手ゴールに迫る場面を作ったり、9番川上エドオジョン智慧がバー直撃のシュートを放ったり、2番高山大智の裏へのパスに対して20番長倉幹樹が、相手ディフェンダーとの駆け引きに勝って抜け出す場面など、15分くらいまでは浦和のペースを維持したまま試合が進みます。

この試合の試練の時間は15分くらいからでしたね。

相手が攻撃のスイッチを入れ、左右にボールを散らしながらすきを狙って攻めてくる回数が増えてくる中で、全体的に引き気味になり受ける時間帯がスタートしてしまい、セットプレーから何度か危険な形を作られ、実際、得点の推移としては、フリーキックを直接決められて29分に同点に追いつかれる、逆転して、突き放して、1点返されて結果的に3-2という競ったスコアになったので、表面的には、これまでの試合とあまり変わらないという印象を持つ方も結果を見ているかもしれませんが、この試合では、決定的に違うポイントがあったと思います。

失点のうちの1点は、角度がなく難しいフリーキックを直接決められたので、流れの中で決められたのは、1点だけで、かなり相手の攻めの試みは多彩だったものの、それにチーム全体でしっかり対応して守備ができていたこと、それが、慌てて跳ね返すばかりということではなく、意図をもっての蹴りだしも多かったように感じられます。

で、決定的に違うポイントというのが、「カウンターの精度の高さ」だったと私は思います。

15分のカウンターの場面では、9番川上エドオジョン智慧がヘッドで落として10番渡辺陽が反応してキープして再び、9番川上エドオジョン智慧に通してという形があったり、23分にセットプレーからピンチを迎えて、なんとか1番山田晃士が防いだ直後にカウンターのチャンスで2番高山大智が持ち上がって、クロスに20番長倉幹樹がヘッドで狙う形にまでつなげた場面だったり、相手の攻撃を抑えたときに特に10番渡辺陽を経由した時のカウンターから決定的な場面を作る回数が多くなっていたと思います。

セットプレーを決められて同点に追いつかれて、攻撃的な交代をしようとベンチが動いていた中で、そのプランを変えた逆転ゴールの場面は、これもおそらくカウンター気味だったと思いますが、代わって入ってワントップの位置に入った23番シマブク・カズヨシが、前線でパスを受けてそのまま、相手のプレッシャーをかいくぐってドリブル突破して、最後は、折り返しを2番高山大智が落ち着いてコースを狙ってのゴールでした。

逆転ゴール後の35分もカウンターの形で10番渡辺陽を経由して2番高山大智、11番時里元樹とつながり、ゴール右を狙ったシュートがわずかに外れ、直後にも今度は左から2番高山大智が抜け出して折り返しのパスを15番荻原拓也が狙ったシュートも似たようなコースでわずかに右に外れるシュートとなりました。

そして、40分に10番渡辺陽から15番荻原拓也にパスを出し前線に走り再びパスを受けてシュート。いったんはキーパーがはじくも、これに再び反応して押し込んで3-1と、2点差に突き放すことができ、このまま3-1で勝ちきれれば、最高でしたが、混戦状態で1点返されて3-2とされたところに、また課題を残してという終わり方ですかね。

前の試合でもそうでしたが、相手の攻撃を受ける時間帯でも、カウンターの精度が高いという武器をこの試合で見せつけたことは大きく、ここに自信が持てると、逆に相手のペースと思われる時間も浦和のカウンターからの得点チャンスが大きくなっていると捉えることができるようになりますね。いや、なってますね。

この試合から見られた選手の成長は、名前がたくさん上がった攻撃的な選手以外にも、バランスを意識してプレーする時間帯を理解して我慢できるようになってきた選手の存在も大きく、また、運動量はどのポジションでも求められるものの、ある程度一つ下では我慢してバランスをとる必要があった23番シマブク・カズヨシが、ワントップに入った時に、その攻撃面での能力を出し切ってゴールにつなげたことなど、多方面で感じることができました。

まずは、この水準の戦いを継続してどの試合でもできるようにしながら、(競争なのでもちろん、今ポジションを得ている選手は、奪われないようにより質の高いドッシリしたレベルまで持っていくことを目指してもらうことは大前提ですが)、より高い位置にい続けながら、多くの選手にチャンスが与えられて、特長を加えて、よりチームに厚みを加えていけるような流れでプリンスリーグを戦えるようにしてほしい。それくらいの要求をしたくなります。

競争が激しいことから、若干選手によっては、アピールしなければということで、本来できる、試合を読む力がある部分よりも、見せなければならないということでやや、やりすぎてしまう(表現が難しいですが)ところが見られたりもしましたので・・・いや、これは仕方ないとは思いますし、今はそれでも良いような気もしますし、それも含めて、これから見ていくのは楽しみなんです。

そんな、手ごたえの多い試合を見させてもらいました。

あとは、全体的に前に書いたような、選手が大人になる必要があると書いた部分も、今日は、周りが判定などにワーワーなっているときに、選手はいたって冷静にプレーしてくれていたな~と感じたわけで、こういうポイントを見るのも嬉しいわけです。

次も楽しみにしています。

ではでは。

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練習試合2013/07/13 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース(45分x5本) 1本目2-1、2本目1-1、3本目0-1、4,5本目は雷で中止・・・練習試合でも熱くなるくらいでちょうど良い

レッズランド2013年7月13日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、ラフプレーを推奨している訳ではないですよ、別の部分ですw

どうも、浦和サポブクメです☆

夏の全国大会での過酷な環境に耐えるべく、午前中は普通にハードな練習を行い、午後は練習試合を行うという形式の3連休の2日目。昨日に引き続き、今日もレッズランドに足を運び、その様子を見させてもらいました。

気候的には、試合開始前くらいは、昨日同様に雲が立ち込めていて暑いものの、いくぶんましという感じでしたが、今日は、試合中に日が差す時間も多く、昨日より更に過酷な環境下での練習試合になったと思います。

そして、今日の対戦相手は、東京ヴェルディユースということで、明らかに昨日と比べてもかなり意識高くプレーしないと、勝てない強敵ですね。練習試合での東京ヴェルディユースとの対戦の時は、割とベストメンバーではない状態でレッズランドに遠征してということも多いのですが、今日は、スタメンのメンバーは、聞いた話では、相手も今年のプレミアリーグを戦っているベストメンバーで臨んできたということでした。

試合は、当初は45分x5本という形式(もしかすると4本目5本目は時間が短くなる予定だったかも)だったようですが、出場メンバーを3本目でガラッと入れ替えていたため、実質は通常の90分の試合形式で一試合と考えて良いかと思います。そして、3本目の終盤くらいから、怪しい雲が立ち込めてきて、最近よくある急な天候の変化と雷で4本目キックオフの準備をしていたところで打ち切られて終了となりました。

では、試合の話に移りますね。今日も、あまり細かい部分には触れません。印象や、変化など局面局面で感じたことを書いていきたいと思います。

1,2本目は、1試合として前半後半という形で書いていきます。

この試合のスタメンは以下となります。

GKが23番吉野雅大、DFが左サイドバックに13番森亮太、右サイドバックに23番吉原大、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に34番茂木力也、MFがボランチに28番須藤岳晟、左に2番荒木聡太、右に29番邦本宜裕、真ん中に15番松崎洸星と16番斎藤翔太、FWが7番進昂平

となります。

見る側として、あえてこの3連休を過酷な環境下においた上で練習試合を行っていることは頭では理解してみているつもりでしたが、前半は、、、正直、今年の良くないときの浦和レッズユースそのまま、戦う気持ちも見えない、何か見ていてイライラするような試合運びになって今いた。

中盤省略、ミスパス、ディフェンスの際の戻りの遅さ、人任せなプレーが多い、球際が緩い。そういうサッカーをしていたら東京ヴェルディユース相手だと厳しいと思っていましたが、相手のミスに助けられたり23番吉野雅大の好セーブで失点は免れていたものの、ほぼ自滅に近い形での決定的な形を作られた回数だけでも3,4回ありました。

中盤省略が多かったものの、34番茂木力也からのロングフィードが29番邦本宜裕や7番進昂平にうまく入った時にはそれなりにチャンスになってはいました。

失点こそせずに、ただ浦和の選手の動きがちぐはぐちぐはぐしていたなかで30分に軽率なプレーから失点し0-1となりました。

状況自体は改善しなかったものの、40分に獲得したフリーキックのチャンスを29番邦本宜裕が直接決めて同点、前半終了間際には、再び29番邦本宜裕が前線でパスを受けドリブルで切れ込んでシュートを放ち、これが見事に決まった2-1と逆転に成功。

なんというか、得点経過だけ見れば、先制されたものの前半のうちに逆転した良い展開に見えますが、かなり問題の多い前半で29番邦本宜裕のプレーにより結果だけは逆転まで持って行ったというなんと表現して良いのかわからない形で前半は終了しました。

くどいようですが、疲労がたまった状態でプレーしていることを考慮しても、不満な試合展開でした。気持ちも感じられなかったし・・・。前線で7番進昂平がやや孤立した状態でチームを鼓舞しているものの、中盤や後ろの方までその声は届かず。

後半もスタートからあまり変化はなくでしたが、15分に7番進昂平が前線で粘ってボールキープし、15番松崎洸星に繋げて仕掛けようとするなど、徐々に何か変化がありそうな予感もあったりなかったりでした。

それでも、やはり20分くらいまでは攻められる回数のが多勝ったと思います。見ていた場所で後半は浦和が攻めれば選手が近くにくる感じのはずが、遠くの方でばかりプレーしていたので。

18分に、5番齋藤一穂が少し足を痛めたところで20番橋岡和樹が交代で投入されます。

この交代で、ポジション的にっも何か所か入れ替わり、23番吉原大がセンターバックの右に入り、20番橋岡和樹は中盤の右、16番斎藤翔太が右サイドバックに入りました。

何がきっかけなのか、正直わからんかったものの、このポジションチェンジあたりから、全体的に動きが急によくなりだします。

いくつか変わった点が何だったか思い返してみると、球際に激しさが出てきたことと、前を向いてプレーする意識が増えたこと、更には、各選手の動きに斜めの動きが多く加わったような気もします。

その中でも、例えば16番斎藤翔太が右サイドバックでパスを受けた時に、縦移動から斜めに少し切れ込んでから展開するだったり、右前線の20番橋岡和樹にしても、左サイドバックの13番森亮太にしても、サイドの選手はそのサイドの縦の移動ばかりが目立っていたところに斜めに走って味方にもスペースを作ったり、簡単にパスばかりを選択していたところで少しドリブルを入れることで相手に絞り込まれにくくなっていたり、そういう動きが増えることによって生まれたスペースを中盤の選手がうまく使えるようになり、同時に距離感も良くなっていったという感じでしょうか。

とにかく、がらりと流れが変わったのは確かです。

その象徴的な部分が、28分の浦和の3点目のゴールになるのですが、センターバックの位置でパスを受けた34番茂木力也が前半は、出しどころがなかったこともあると思いますが、ロングフィードを選択する頻度が高かったのに対して、ここでは、小さな弧を描くようなドリブルで持ち上がりながら、前線に脱け出した7番進昂平にパスを通して、このチャンスを7番進昂平がしっかり決めて3-1と2点差に広げることができました。

前半は、省略されすぎて、消えてしまってい選手も多かったものの、この時間帯は多くの選手が流動的に動いて、攻撃も多彩、守備に関しても、さぼらずに奪われても体をぶつけに行くような姿勢も多く見られました。

そして、相手のラフプレーによってやや荒れ気味な状況になった時間帯もあったのですが、練習試合であってもそのくらいの気持ちで相手が来てくれるのは浦和にとっても好都合ですし、そのくらいしっかり戦ってきているような相手との対戦の中で、後半途中から見出したプレーは今後にも確実に生きてきそうな流れになりました。

相手に攻め込まれる形もあったものの、前半よりも効率の良く、また激しい守備ができていて、決定的な場面も23番吉野雅大の好セーブが後半もあり、一進一退の中で、終盤に1点返されるものの、結局最初の2本を1試合と考えれば3-2で勝利という形で終了しました。

試合終了間際に、15番松崎洸星に代わって10番條洋介が入りますが、その数秒後に終了の笛がなりました。

終盤には、16番斎藤翔太もボランチに近い位置に入り、28番須藤岳晟と(意識の部分で)2ボランチのような状況にする時間もあったり、いくつか変化も加えて試合展開で試せる部分もありましたね。

続いて、3本目。

GKが18番大川圭為、DFが左サイドバックに17番川上開斗、右サイドバックに32番石井康輝、センターバックが左に20番橋岡和樹、右に33番小木曽佑太、MFがボランチに16番勝野瑛、左に11番新井瑞希、右に8番清川大輝、真ん中に31番影森宇京と10番條洋介、FWが19番小島良太

となりました。

相手も、大幅にメンバーを変えてきた中での試合になりましたが、この3本目も良い流れが引き継がれてというか浦和にとって今後のプラスに感じられる要素が多い試合となりました。

中盤で10番條洋介と31番影森宇京が絡んだ形でのリズムの良いパス回しからの展開だったり、同様に10番條洋介と16番勝野瑛のワンタッチでのパス交換からの展開、さらに、33番小木曽佑太の攻撃のスイッチを入れるための強めの縦パス(強すぎて味方がトラップをうまくできなかったなどもあったものの、あの強さ速さで出せれば少し距離が空いていても相手にカットされにくいので、これも高めていけば確実に武器になる)など、また2本目までのメンバーではなかったような要素が加わった試合運びも見られました。

ただ、試合自体は、守備のところでうまく対応できていた中で、クリアボールが味方に当たりこぼれたボールが相手にわたってというやや不運な形でしたが、ここをしっかり決められてしまい15分くらいに0-1にされます。

19分に16番勝野瑛に代わり21番安東輝が入ります。代わって入った21番安東輝もキープ力高く、さらに以前にもブログで触れたことがあると思いますが、横方向へのドリブルで相手をひきつけてから交わしたりと、更に中盤に一つ工夫が加わるプレーを見せてくれました。

26分に、20番橋岡和樹に代えて4番中塩大貴が入ります。

おそらく、ベンチからの指示などを見ていると3本目からは1本ずつを1試合と想定していたと思われ、ビハインドを負っている状況で、時間が少ない中で負けているという感じの言葉も出ていて、1点を追う展開の中で、33番小木曽佑太を前線に上げてパワープレーをさせている時間もありました(でも、味方がシンプルに33番小木曽佑太に当てようというプレーが少なかったのが残念でしたが。)

昨年までの西袋裕太が展開によっては終盤にパワープレー要因としてフォワードに入ることがありましたが、この形が引き継がれるのかな~と思ったら、それはそれで楽しみにもなりました。

3本目は、内容ではかなり押していたのですが、結果的に0-1と負けてしまいました。その結果のみが残念です。

で、5本目までやるような声が聞こえてきていた中で、4本目が開始されるかな~というところで、雷が鳴りだし、周りも暗くなってきて、4,5本目は行われうずに終了となりました。

準備して、出場を待っていた選手もいたと思うので、行われなかった2本は残念です。

ということで、練習試合なのであまり気持ち前のめりになりすぎずに見ようと思っていたのに結構、前のめりに見てしまった部分もあるのですが、あまり細かい展開とかまでは書きません。でも、まあ、相手選手がイライラしだして少し荒れた展開も好きですし、浦和の選手たちも相手のそういうプレーに負けずに堂々と対抗してくれていましたし、とにかく戦う気持ちが伝わってくるようになってからの時間帯は、見ていて楽しかったです。

過酷な環境の中での2日目が終了。ブクメは、明日はトレセンの方に足を運ぶ予定ですので、明日の練習試合は足を運べませんが、正直今日の前半のようなサッカーは、2度と見たくないですが、後半以降、3本目も含めて、今後が楽しみな新たな要素も多く見られたので良かったです。

目の前でアップしていた選手も多く、彼らがどうアピールしてくれるかもみたかったんですけどね。その点は、やはり残念です。

お疲れ様でした。

ではでは。

レッズランド2013年7月14日レッズランド2013年7月14日レッズランド2013年7月14日

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おまけの写真です!!

練習試合2013/02/02 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 1本目=1-1、2本目=2-2、3本目=0-1、4本目1-1 | ・・・今シーズンのユース初観戦

レッズランド2013年2月2日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

1月の中旬に始動した新体制での浦和レッズユース。既に2試合ほど練習試合を行ったということですが、今日の東京ヴェルディユース戦がブクメにとっての今シーズンのユースの試合の初観戦になります。

うん、ポカポカの陽気でしたね。上着もいらず、しばらくは腕まくりして観戦していても暖かいくらいの陽気でした。

相手が東京ヴェルディユースということで、やはり勝ってほしいな~という気持ちはありつつ、この時期は、勝敗以上に重要なことがかなりたくさんありますよね。

ブクメとしては、今日もっとも見たかったのは、始動して2週間ほどたってのチームの雰囲気とか、選手がどういう風に取り組んでいるのかな~という部分になります。

その辺りは、最後に触れるとして、まずは、試合のことをざっと書きますね。

ちなみに、今日は、30分×4本という形式で試合が行われており、2本ごとに大幅目にメンバーを代えてという形式で、浦和レッズユースとしては、30×2を2試合行うようなイメージでの試合となりました。

1本目のスタメンは以下、

GKが29番関口亮助、DFが左サイドバックに16番荒木聡太、右サイドバックに35番細田真也、センターバックが左に13番吉原大、右に14番茂木力也、MFがボランチに33番須藤岳晟と5番長島巧、トップ下に26番小川紘生、FWが左に5番進昂平、右に17番小島良太、真ん中に8番倉本隼吾となります。

最初、3バックだろうなという意識で見ていたのですが、また4バック気味に戻しているようです。前の並びなどは流動的でしたが、形としては、横並びにはならないものの、3トップ的なイメージで、中に絞り気味にしてサイドバックの選手がサイドのスペースを有効に使えるような形でやりたいのかな~という印象はありましたが、とにかく流動的でした、色々試しながらある程度の形が決まってくるのでしょう。

練習試合仕様なので、背番号がごちゃごちゃです、いつもどおりです。今年も5番が2人いますね、はい。

また、最初に大きな声で挨拶してくれて「え?」と思ったのですが、ジュニアユースの新3年生の轡田登も控えに入っていました。練習試合とは言え、新1年生でもなく、ジュニアユースの新3年生の選手がこのタイミングでメンバーに加わっているのは珍しいことですね。

さて、背番号とかメンバーとかをチェックしている間に2分くらいに裏に抜け出した17番小島良太がゴールして、あっという間に浦和が先制し1-0となります。

1本目は、相手があまりプレスにこないこともあり、守備陣も集中して守れていたこともあり、ほぼ攻撃は受けないような状態で浦和が仕掛けていく回数が多くなります。

5番長島巧から8番倉本隼吾へのロングフィードだったり、5番進昂平がサイドに張らずに、中に動いてあてどころになる動きだったり、15分くらいには、16番荒木聡太から33番須藤岳晟、下げて5番長島巧にあてて右前線への長いパスを狙うなどいくつか面白い狙いが見られつつ、14分に26番小川紘生が惜しいシュート、更に17分には5番進昂平が相手のプレスを受けながらもキープして前線に抜ける17番小島良太へパスを通して仕掛ける形も見られました。

20分には、8番倉本隼吾の浮いてしまったものの、強烈なミドルシュートもありつつ、思ったよりスムーズに攻撃ができる形が多い印象。

しかしながら、24分に一本見事なパスを裏に出されて、決められてしまい1-1。ほとんど攻撃は受けていなかったものの、こういうワンチャンスで決めてしまうのは、東京ヴェルディらしいですね・・。

途中で、5番進昂平が真ん中、左に17番小島良太、右に8番倉本隼吾など、ポジションを変えてみたりしつつ、1本目の終了間際に13番吉原大から17番小島良太にあてて左サイドを駆け上がる16番荒木聡太に通しての攻撃、同様に左のスペースに走る8番倉本隼吾に13番吉原大が通してクロスに5番進昂平が合わせる場面などありつつ、1本目は1-1で終了。

2本目のスタートはメンバー交代なし。開始3分にフリーキックのチャンスで26番小川紘生が直接狙うも枠を捉えられず、5分に失点し0-1。6分に左のスペースへ抜け出した17番小島良太にパスが通り、折り返しのパスを受けた5番進昂平がシュートを狙います。7分に、17番小島良太に代わり、7番広瀬陸斗が入ります。この時点での前線は、真ん中に7番広瀬陸斗、左に5番進昂平、右に8番倉本隼吾でした。

ベンチから聞こえてくる指示では、前線の選手が開きすぎることを気にしているような指示が多かったような気がします。

サイドのスペースを空けつつ、サイドバックの16番荒木聡太や35番細田真也がサイドのスペースを有効に(この時期では運動量的にかなりきついと思いますがw)走り回れということでもあるのでしょうか。確かに、サイドから仕掛けた時のクロスに対してペナルティエリア内に3人が入った時には相手にとって脅威となっており、そういう意図も含めて面白いと思います。

11分に、左前線に抜けて5番進昂平がパスを受け、折り返しのパスを7番広瀬陸斗が受け、上手く抜け出してしっかりゴール。これで、1-1の同点となります。7番広瀬陸斗の決定力もなかなかのものですね。

で、再び追いついて逆転まで行くかと思われたところで、相手のパスがディフェンダーに当たってちょうど絶妙なスルーパスのような抜け方をして抜け出した選手にしっかり決められてしまい、1-2と再びリードを奪われてしまいます。

その後、17分に5番進昂平が相手選手に倒されてPKを獲得、やや痛そうな様子ではありましたが、5番進昂平が自らPKを決めて2-2とします。

直後に、5番進昂平がポストを叩くシュートを放つもゴールならず、で、やはり5番進昂平は足を負傷していたらしく、難しい(大きな怪我ではない)ということで、20分に31番安東輝と交代します。

その後、前線で26番小川紘生が良い位置でパスを受けてシュートも狙えそうな位置で少しボールを持ってしまったことで相手に寄せられてチャンスにならなかったものの、シンプルに狙っていれば決定的なチャンスだったと思われる場面もありつつ、35番細田真也のオーバーラップからの攻撃もありつつ、16番荒木聡太のオーバーラップからのクロスから31番安東輝が惜しいシュートを放つなどありつつ、2本目も2-2と同点で終了。

3本目は、大幅にメンバーが変わっているため、再び書き出しますね。

3本目のスタメンは以下、

GKが29番関口亮助、DFが左サイドバックに6番副島暢人、右サイドバックに15番橋岡和樹、センターバックが左に4番齋藤一穂、右に2番上野文也、MFがボランチに31番安東輝と32番條洋介、トップ下に7番広瀬陸斗、FWが左に24番清川大輝、右に31番中村透、真ん中に10番松崎洸星となります。

今度は、31番が2人いますね。

この3本目からは、相手の前線からのプレスが早く激しくなった印象があり、やや浦和に雑なプレーが見られる場面もあったりで、相手ペース・・・というほどではないものの、浦和の攻撃がほとんど機能しない状況が続いてしまいます。

連携やパスの意図などで、打開がなかなかできないものの、5分に31番安東輝が個人で打開して惜しいシュートを放つ場面は単発ではありますが何度かありました。5分に7番広瀬陸斗、10番松崎洸星、再び7番広瀬陸斗とテンポよくパスがつながり裏へ抜け出した24番清川大輝が抜け出して仕掛けるという形もありました。

6分に、7番広瀬陸斗に代えて17番小島良太が入ります。

攻撃の起点になるところがはっきりしないものの、中盤の32番條洋介のところで上手くおさまった時には、サイドを広く使った展開なども見ることはできました。

その形がはまったのが、15分の攻撃で、ボランチの位置で32番條洋介がパスを受けると右サイドバック15番橋岡和樹の前のスペースへ横に展開し、15番橋岡和樹がワンツーで前線に抜け出して仕掛けていきクロスまで持っていく場面がありました。

その後、31番安東輝のシュートや、17番小島良太のインターセプトからの速い展開で32番條洋介、31番安東輝とつなげてシュートまで持っていく惜しい形はありつつも、やはり全体的には、ちぐはぐな連携の印象が強い3本目でした。

3本目は0-1で終了。

4本目は、スタートから6番副島暢人に代わり35番轡田登、31番安東輝に代わり7番広瀬陸斗が入ります。また、4バックは変わらないものの、前線の配置を見た時に17番小島良太と7番広瀬陸斗が横に並ぶ2トップに近い形に見えました。

4本目は、開始早々に左サイドバックの35番轡田登の左前線の裏を狙った力強いパスに17番小島良太が反応して抜け出す見事な形ができたものの、その後プレーがやや遅れてしまい得点まではつなげられず。

その直後に、気が付けば4番齋藤一穂が前線に上がって来ていて、それだけではなく、2度ほどかなり惜しいシュートを放つ場面がありました。セットプレーでもなかったと思うので、驚きましたが、かなり決定機に近い形にまでなっていました。

3本目と比べて、攻撃の部分でチャンスを多く作れるスタートとなった4本目ですが、例えば、10分の7番広瀬陸斗から17番小島良太とテンポよくパスがつながり右前線から攻める形を作っている時に真ん中のスペースに10番松崎洸星が入ってきたときに、そこに気付かずに相手がケアしているそのサイドで仕掛けようとしたことで、相手に引っ掛かってしまった場面などでは、10番松崎洸星がもっと大きい声でパスを要求しても良いと思いましたし、逆に17番小島良太が周りを見る余裕ができてくると、こういう場面で決定的な形を多く作れるんだろうなと思う部分もありました。

4本目では、そういう意味では全体的に声が少ないのがもったいないという印象もありました。

24番清川大輝がパスを受けた際に35番轡田登が追い越し、そこへパスを通しての仕掛け、同様に24番清川大輝から7番広瀬陸斗へパスを狙う仕掛けなど見られたものの、出してと受け手の予測が一歩ずれることで、相手に奪われてしまう形も多く感じました。

17分に7番広瀬陸斗に代わり31番安東輝が入ります。

18分に、代わって入った31番安東輝からのパスを受けた17番小島良太が決めて1-0とリードを奪います。しかしながら、その直後の19分に失点を喫し、1-1と追いつかれてしまいます。

追いつかれてしまったものの、ゴールが決まったあたりから、前線の選手が力強いプレーを見せる回数が多くなり、32番條洋介が相手ディフェンダーのプレスを受けながらも力強くキープして右前線のスペースを走る15番橋岡和樹につなげたり、同様に32番條洋介が中盤でインターセプトして17番小島良太にパスを通し、折り返しを31番安東輝がシュートという形、更に10番松崎洸星がスペースを見つけて受ける場面が増え、パスを受けた時に自ら仕掛けて突破する回数も増えました。

試合終了間際に24番清川大輝からのパスを受けた31番安東輝が後はキーパーだけという状況でシュートを狙うもキーパーに当ててしまいゴールならず。

結局、4本目は1-1で終了。

結果的に、勝敗の部分では、4本トータルで5-4、それぞれで見てもリードして終われなかったという少し残念な結果になりました。

失点の仕方が、見事なパスを通されてというものもあったものの、やや簡単に通されてしっかり決められてしまったというケースも多く、この辺りは、メンバー構成を見ても分かるように、この時期の練習試合ということで、あまり組んで長い時間プレーしていないような守備ラインにしていたりすることからも、これから安定させていけば良い部分なのかと思います。

攻撃にしても同様のことが言えますね。

ただ、この時期でもやってほしかったこととして、これは特に3本目、4本目で感じたのですが、声の掛け合いが足りない印象がありました。左サイドでやや密集した状況で、右サイドが空いている、そこに選手が走る。でも、そこのスペースに入る選手がパスを要求しない、結果的にその密集したところで何かしようとして引っ掛かる。もったいないと思います。

・・・と、試合として見た時にも色々感じることはあったものの、毎年この時期同じようなことばかり書いていますが、本音としては、いよいよ新シーズンが始まってこれからチームが作られていくんだな~という嬉しさと言う期待と言うか。

そして、一番気になっていたチームの雰囲気。かなり良い印象でした。

今後、じっくりじっくり見ていきます。

 

さて、ブクメは来週からまた旅に出ますので、しばらくユースの試合を見ることはできません。U17日本代表でもトップの合宿でもなく別のところに行きます。

次に試合を観戦できそうな2月後半までの2週間ほどで、チームがどのように成長しているのか、楽しみにしています。

今日聴いた話では、怪我の選手も、病み上がりの選手も多くいたりするというチーム状況とのことです(数人は学校行事で不在とのこと)が、しっかり治すことに専念してください。

ではでは!

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高円宮杯プレミアリーグ2012/10/14 第16節 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 2-3敗戦・・・Jユースで勝利の流れを取り戻せ

ヴェルディグラウンド2012年10月14日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今シーズンのこの状況において、いくら相手が断トツの1位の東京ヴェルディユースでも、勝たなければならない試合ではありました。そして、残留争いという神経的に磨り減らされそうな状況の中で、中途半端にJユースカップ予選が入って日程が相手最後に2試合というのは、なんとも複雑なモチベーションのコントロールをしなければならないので嫌だ。

試合前に、そんなことを色々考えていましたが、結果的には、残り2試合の中で、非常に分かりやすい状況になりました。

まず、試合の話を書きますね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と4番西澤秀平、MFがボランチに3番寄特直人、トップ下に16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に32番小川紘生、右に20番広瀬陸斗、真ん中に21番進昂平

となります。

14番関根貴大は累積で出場停止。また、学校行事で数選手がいないとのことでした。

前節と違い、相手は足元のプレーに自信のある選手が揃う東京ヴェルディユースということで、プレッシャーを与える意味での寄せでは、軽くいなされるという場面が多くなり、そういう意味ではなかなか難しいスタートにはなったものの、パス回しやバランスと言った部分では、非常に落ち着いてバランス良く入ることができ、両チーム共にチャンスはあるもののディフェンスラインで跳ね返すという一進一退の攻防に序盤はなっていたと思いますが、セカンドボールは相手に拾われることが多く、このレベルの相手の場合に、このフォーメーションで臨む際には、サイドの前線の選手が運動量多く守備もケアしなければならないところでしたが、左前線の32番小川紘生が上下に運動量多く動くことでこちらの再度は比較的問題なく対応できていたものの、攻撃部分に意識が行きやすい右前線の20番広瀬陸斗と2番新井純平のところで、空いたスペースを相手に使われることが多く、対応に苦慮していた印象がありました。

当然、前節とは相手のレベルが違うため、チャンスの回数を簡単に多く作ることはできないものの、前線で21番進昂平がポストとして当たり負けずにおさめて捌いたり、倒されても足を延ばして繋ごうとするプレーなどが、上手くはまった時にはチャンスが作ることができていました。

プレスから奪って攻撃と言う場面は、なかなかうまく行かないことも多かったものの、23分に10番中村駿介が上手く中盤でボールを奪って右サイドをオーバーラップする2番新井純平に渡して攻撃する場面もありました。

守備に関して、中からの攻撃に関しては、問題なく集中して対処できていましたが、サイドを使った精度の高いパスから狙われる場面では、危ない場面も作られていました。

ポゼッションの時間自体は、相手の方が長いものの、32番小川紘生の狙いどころの面白いパスなどで惜しい場面も作り出す中、迎えた33分に、その32番小川紘生が左前線でボールを受けた際に、シュートを狙うような姿勢からグラウンダーの鋭いクロスを通し、20番広瀬陸斗がスルーして、10番中村駿介が受けて、そのまま見事なシュートでネットを揺らし、浦和が先制します。

しかしながら、得点を取りに来た相手に対して、パス回しが多かった相手が、個人技で抜きにかかったところで、対応できずに抜かれてしまい、深くえぐられたところで、ラストパスを入れられ、押し込まれてしまい、すぐさま同点に追いつかれてしまいます。

まだまだ同点なので切り替えれば良いところでしたが、動揺したのか、直後にミスから更に失点を喫してしまい、先制点を決めた後、あっという間に逆転を許してしまいます。

前半は、このまま1-2で折り返します。

後半スタートから、21番進昂平に代わり35番安東輝が入ります。前線で体を張れるタイプで奮闘していた21番進昂平を下げて、前線の真ん中でプレーするイメージがない35番安東輝をこのポジションで起用ということで、やや意図は分かりませんでしたが、ポストという意味では苦戦していたものの、裏を狙うプレーなど35番安東輝は繰り返ししていたものの、どういう評価をしたのか分かりませんが、後半から投入したこの35番安東輝を30分で下げてしまいます。ポストプレーを求めてそれが、思うようにできなかったから下げたのでしょうか、よくわかりません。

後半は、10分に16番岸伯富実に代えて8番繁田秀斗、19分に32番小川紘生に代えて33番斎藤翔太、そして、30分に35番安東輝に代えて5番佐藤大介という交代だったのですが、どういう判断での交代なのか、少し分かりかねるものは多かったようにも感じます。

後半の出だしは、相手の集中がやや切れたのか、相手が少し散漫なプレーが増えているところで、浦和が攻撃を仕掛ける場面が多くなりますが、そのチャンスで決められなかったことで、試合の流れは5分5分に戻っていきます。

得点を取らなければならない浦和が前がかりになったところで、再びチャンスは増えたものの、その隙を突かれて39分に一本のパスから追加点を奪われてしまい、1-3とされてしまいます。

試合終盤、6番西袋裕太を前線に上げ(おそらく、自らで判断したのだと思います)、パワープレー気味に攻め込む中で、アディショナルタイムに5番佐藤大介がヘッドで押し込んで1点差に迫るものの、同点、逆転までは及ばず。

勝たなければならない試合で2-3と敗れてしまいました。

そこまで相手との差があった試合だとは思いませんでしたが、決めどころでの精度の高さでは正直差が見られた試合でした。

最初に少し触れたように、東京ヴェルディユースのような足元のテクニックに長けた選手が多い相手の場合は、寄せるだけでは、ほぼミスは誘えませんし、インターセプトするのも難しいにもかかわらず、そこまで意識してプレスをかけられていた選手があまりいなかったように感じます。

そういうプレーと言う意味では、後半途中から投入された33番斎藤翔太が、ファールギリギリくらいで体をぶつけて相手にボールコントロールさせないくらいプレスをかけることができており、実際に、そこから奪ってチャンスに繋がった場面が何度もありました。

基本的に、選手のミスに関しては、触れたくはないのですが、ここは触れなければならないと思いますので書きます。あまり書きたくないけど。ここ数試合で、キーパーのミスからの失点が続いています。やはり気になるのは、通常のコーチングは良いものの、際どい場面でのディフェンダーとの連携での声だしがあまり聞こえてこないんですね。

今日言いたいことの一つは、最
後の砦は、自信を持ってやれ! もともと出来ないわけではなくて、出来ていたことまで消極的になっている気がします。だから、それがもったいない。できますよね?

さてさて、鹿島戦に引き続き、東京ヴェルディ戦も、少なくとも残留争いをするチームになるはずないというくらいの水準のプレーができていました。

今日の敗戦は、相当痛いです。残り2節で浦和より上の3チームに追いつける可能性は残ったものの、それらのチームが勝ち点1でも取った時点で望みが消える。

ただ、浦和としては、三菱養和が鹿島に敗れたことで、直接対決で自力で3差に縮める可能性ができた。他力にはなるものの、他力で6差と自力で3差に縮められるのは大きな違いがあります。

で、やはり今日も感じましたが、浦和は、ジュニアユースが良い内容でも勝ちが逃げていったような時期に近い、流れに見放されている時期に似ています。

それを考えると、このままプレミアが来週、再来週と続くよりも、一呼吸おける別の大会で、プレミアの残り試合までに最低でも3試合、最大で5試合戦えます。

これ、大きいですよ。なんか、ドラマな展開の予感がします。

Jユースカップで快進撃、プレミア残り2連勝で残留。

やってやりましょうよ!

ではでは。

 

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高円宮杯プレミアリーグ2012/07/01 第7節 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 1-5敗戦・・・課題が露呈してしまった試合

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日

どうも、浦和サポブクメです☆

今月末から行われるクラブユース選手権の関東予選でしばらく中断していたプレミアリーグが、今日から再開。ここから、3試合消化してから再び中断期間に入り、クラブユース選手権に臨むことになります。

クラブユース選手権の関東予選では、優勝を果たした浦和レッズユースですが、プレミアリーグでは苦戦が続いており、中断期間でのプラスに作用した部分を上手く活かしながら、ここからの3戦で結果も残しながら全国の戦いへ臨む。結果も重要ですが、全国大会に臨むために、課題をはっきりさせることも必要な大事な時期になります。

最初に結果は書いているのでご存知のように、1-5の大敗で終わったこの試合。正直、ブクメ自身も終わった後に頭の中がモヤモヤモヤモヤした状況で、試合後に今日出場しなかった(出場時間が少なかった)メンバーの第4グラウンドでの練習や紅白戦を眺めながら、浦和サポーターの方と話しつつ、家に戻って、とりあえず転がってボーっとしてから、ピリッとするものを食べようと辛目の食事をして(かなりどうでも良いことですがw)、頭を落ち着けてからブログを書いております。

最初に書いておきますが、私は今日の試合を、プレミアリーグで首位の東京ヴェルディユースが相手だから仕方ないよねで済ませて良い試合だとは全く考えておりませんし、東京ヴェルディユースとやるときは、相性的にこうなることも多いよね、で済ませて良いとも思いません。更に、先週は勝っているから、これでイーブンだと簡単に切り替えて良いとも思いません。

ここから、前進していくためにも、今日の試合は、大事に考えて分析してチーム作りを根本から見つめなおしてほしいと思います。逆に言えば、課題が凝縮されている試合とも言えると思うのです。

それでは、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が10番中村駿介と16番岸伯富実、FWが左に32番小川紘生、右に8番繁田秀斗、真ん中に14番関根貴大

となります。

先週敗れたこともあり、モチベーションが特に高くなる相手が勢いよく攻めてくると思われましたが、比較的慎重に入ってきたと思います。

対する浦和ですが、これはこちらで感じたことですが、スムーズに入ったようにも見えますが、なぜか先週対戦した時のような激しさや球際の厳しさが足りないような印象でしたが、それでも早速5分に裏へのパスに抜け出した32番小川紘生がキーパーに弾かれたものの、枠を捉えた強烈なシュートを放ったり、19番須藤岳晟も攻める姿勢強く、10番中村駿介とワンツーで左前線へ駆け上がっていく場面も見られたり、10番中村駿介の枠を捉えるシュートもあったりと、攻撃で主導権を握ろうという姿勢が見られました。

しかしながら、相手がうまく組み立ててきたこともありますが、やはり先週と比べてプレスを簡単にいなされてしまったり、守備の際の戻りが遅かったりで、守備を意識して上がりを抑えて守備のバランスを保てていた2番新井純平の右サイドを使われることはほとんどなく、来てもうまく対処できていたものの上がりの多い左サイドの部分を使われてしまい、攻められる回数が相当多くなっていました。

そんな中で、6分に裏から抜け出した東京ヴェルディユースの高木大輔に決してきれいなゴールではないものの、対処にもたついたところを押し込まれてしまい失点。

0-1となります。

先制される苦しい展開にはなりますが、9分に16番岸伯富実からの縦パスに10番中村駿介がうまく抜け出してゴールを決め、早いタイミングで同点に追いつくことに成功します。

ここから一気に逆転まで持っていきたい浦和でしたが、13分に接触プレーで14番関根貴大が負傷し、早い時間での交代を余儀なくされ、11番大野将平と交代。

予想外の交代で、しばらく前線のところでボールが収まらず、攻撃のリズムが作れない中で16番岸伯富実がタイミングよくインターセプトで攻撃に転じたり、守備に集中していた2番新井純平が、ここぞとばかりにオーバーラップして攻撃参加した26分の場面も10番中村駿介がシュートを打つという形までは行ったものの追加点は奪えず。

ただ、攻撃で仕掛ける場面よりも、中途半端に奪われて一気に仕掛けられるという場面も目立ち、18番関口亮助の好セーブでなんとか失点を免れたという場面も何回かありました。

6番西袋裕太のロングフィードに20番広瀬陸斗が反応しての仕掛けや、20番広瀬陸斗が前線で粘ってフリーキックのチャンスを得るなど攻撃部分で20番広瀬陸斗が絡む部分は多いものの、この試合では、攻撃意識の高さが裏目に出て、そのスペースを狙われるケースが多く、やや中盤でのプレスが甘いせいで、ミスなく鋭く精度高くサイドを通されることは多いものの、前半は、相手のクロスの精度も決して高いとは言えず、これ以上の失点はなく、また、浦和も一度20番広瀬陸斗からのパスを受けた10番中村駿介が数人のディフェンダーに囲まれながらもうまく抜け出して、ペナルティエリアの深くまで侵入し、マイナスのパスで誰かが押し込めればという形は作るものの、ここでも決めきれず。

前半は、1-1で折り返します。

後半に入ると、より相手のパス回しや的確に、浦和の狙われどころとなる浦和の左サイドの空いたスペースを狙われて攻められるなど守備陣が苦しめられるような展開になっていく中で、浦和も11番大野将平にボールが収まるようになってくるものの、攻撃のパターンが少なく、32番小川紘生は守備に運動量を使わされる悪循環な展開になり、10番中村駿介が個人技での突破に任せるような形が増えるものの、さすがにここは相手も対処してきて、3人くらいで囲まれて奪われるケースが増えます。当然と言えば当然ですね。

2度3度、11番大野将平がうまい落としを見せて10番中村駿介が抜け出すという惜しい場面は作れていましたが、やはり全体的には守勢に回る感じになってしまっていました。

そんな中で、17分に狙われていた左サイドを使われ、相手の10番中島翔哉に決められ1-2。

更に23分に再び高木大輔に決められて1-3(この直後にも、突破されて決定的な形を作られるものの、ここは外してくれてなんとか高木大輔のハットトリックは免れましたが・・・。)

後手後手になる中で、35分にようやく浦和は、2枚の交代枠を使います。

8番繁田秀斗、16番岸伯富実に代えて17番立野峻平、33番斎藤翔太が入ります。

しかしながら、交代にどういう意図を持たせたのか、どういう動きが求められるのかが今ひとつわからず、例えば、33番斎藤翔太を入れたのならば、当然彼の長所の一つでもある、滞空時間の長いヘディングなどを生かしてセットプレーの時には得点を狙う役目をさせるべきだと思うのですが、そういう指示もある様子もなく、セットプレーでもカウンターに備える要因とされるし、おそらく自らの判断で前線に張る動きを見せた6番西袋裕太をシンプルに使おうという動きもあまり見られず、17番立野峻平もリズムを失ったチームの流れに飲まれてしまっていたようにも思います。

そして、後半終了間際、アディショナルタイムにそれぞれ追加点を挙げられて、結果的に1-5の敗戦となりました。

確かに、東京ヴェルディユースの選手たちの、危険なプレーや反則ギリギリのプレーを上手くやるという部分に関しては賛否両論あるでしょうし、14番関根貴大の負傷は、その行き過ぎのプレーから起こったものであることは、見過ごしてはいけないと思います。私は、そういう方針自体は好きではありませんが、表裏一体の微妙なところでの闘争心のようなものは好きなんですね。凄く、難しい部分です。

ただ、今日の試合に関しては、敗戦の理由を悪い意味での、そういうプレーに結び付けることをしてしまうと、浦和レッズユースの今後にとっても良くないと思っています。反面教師にすれば良いだけのことです。

もう、散々書いてきたので、正直同じことを繰り返し書きたくないです。チームの作り方、それで良いと思いますか?土台作りを無視した結果が今を生んでいるのではないですか?安定感のない土台の上に立つ選手が、彼らの持つ力を最大限に発揮できると思いますか?その土台の上で鍛えられるメンタルってなんですか?

今いる浦和レッズユースのメンバーの能力は、1人2人のメンバーによって結果が大きく左右されるような低い次元でのチーム力にはなりえないはずです。

今日の対戦相手のようなレベルのチームと常に対等以上に戦える土台のあるチームになることを期待しています!

ではでは~。

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
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第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会 順位決定戦 決勝 2012/06/24 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 3-2勝利・・・次のステップへ

那須スポーツパーク2012年6月24日

どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権関東予選も今日が最終日。グループステージで1位となり、結果的に問題なく夏のクラブユース選手権出場を決めた浦和レッズユースは、場所を那須スポーツパークに移しての順位決定戦で1~4位決定戦に臨み、昨日の準決勝で横浜F・マリノスユースを下して、今日の決勝へと駒を進めました。

対戦相手は、東京ヴェルディユースとなります。なんの因果か、来週再開されるプレミアリーグの相手となる東京ヴェルディユースと2週連続で対戦することとなりました。

なんとなく、順位決定戦では多くのメンバーを試す印象の強い東京ヴェルディユースですが、今回は本気のチームで臨んでいるらしく、昨日のブログでも書きましたが、その攻撃力から考えるだけでも、浦和レッズユースの現状を図る意味でも願ってもない相手になったと思います。

結果的には浦和レッズユースが3-2で勝利して、2年ぶりに関東NO.1になりました。

そのような結果の中で、試合後の会場で、浦和応援側には、歓喜の雰囲気も多く漂っていました。それを踏まえさせていただくのは、もしかすると今日書く文章に多少温度差が出てしまい、私の個人的な考え方での堅苦しい考えが混ざってしまう可能性が高くなり、誤った雰囲気を与えてしまう可能性があるためです。

さてさて、試合に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に24番小川紘生、右に8番繁田秀斗、真ん中に14番関根貴大

となります。

昨日の横浜F・マリノス戦で2ゴールに絡んだ24番小川紘生がスタメン出場となり、キーパーが再び1番吉野雅大となっています。前線のスタメンが変わったことにより、左サイドが多かった14番関根貴大がこの試合ではフォワードの真ん中の位置を務めていました。

前半のスタートから、浦和の攻撃の姿勢により、相手の攻撃力を封じることに成功し、主導権を浦和が握ることに成功します。

オフサイドになったものの、さっそく左サイドバックの20番広瀬陸斗がタイミングでオーバーラップし、そこに10番中村駿介がパスを通すプレーが見られ、更に昨日同様左サイドのところでの距離感よく、24番小川紘生も絡んだ攻撃の仕掛けで相手の守備陣を脅かすプレーが見られます。

20番広瀬陸斗の攻撃意識により、比較的スペースが空きやすくねらわれやすい浦和の左側のスペースも24番小川紘生が運動量を惜しまず守備に回り埋めることで簡単に相手の攻撃を許さず、更にこの試合では、守備陣の集中力も高く、2人3人で得点を奪ってしまうような相手の強力な攻撃に対して、19番須藤岳晟や3番寄特直人、6番西袋裕太が高めにプレスをかけたり、抜け出されてもうまく遅らせたり、角度のない位置に追い込んだり、抜けたら決定的というピンチになりそうなところを上手く回避することができていました。

これらがかみ合うことで、チャンスも多く作ることができていました。

5分には19番須藤岳晟が高めの位置でプレスをかけて奪って一気に10番中村駿介につなげる、理想的な攻撃の形を作り、8分には、同じく19番須藤岳晟から14番関根貴大、16番岸伯富実、10番中村駿介と繋げて仕掛ける形、更に10分には、10番中村駿介から8番繁田秀斗、再び10番中村駿介に戻しての仕掛ける場面を作りるなど、いくつかのパターンから、最後に10番中村駿介にパスが通り、仕掛けていくという形が多く見られました。

比較的、高い位置でのプレスにより、相手のパスの精度などを落とすことに成功はしていたのですが、やはり少し対応が遅れると決定的な抜け出しとパスを通してきて、12分に決定的な形を作られたものの1番吉野雅大の好セーブで失点を許さず。

そして迎えた15分に、前線でパスを受けた14番関根貴大がペナルティエリアの深くまでドリブルで持ち込んで、ゴール前に走りこんだ10番中村駿介へピンポイントのパスを供給し、これを10番中村駿介が、予選の川崎フロンターレ戦の時と同じ映像を見ているようなダイレクトボレーでゴールに叩き込み、欲しかった先制点を奪うことに成功します。

これで、1-0。

更に攻撃の勢いを強める浦和は、14番関根貴大の鋭い攻撃で仕掛けは得点にならなかったものの、その後、18分に今度は24番小川紘生が鋭いドリブルで仕掛けてゴール。

5分ほどの間に一気にリードを2点に広げることに成功します。

この試合では、特に19番須藤岳晟の動きが良く、これまで守備の意識に加えて、この試合では、前から奪い、奪って早い展開で攻撃をするという動きの中でパスも集まり、テンポ良い攻撃に絡むことも多かったと思います。

また、右サイドバックの2番新井純平はこの試合は、いつもより守備の意識を強く持ち、サイドからの攻撃や、裏へ狙われたパスなどに対して飛び出してくる選手より素早く反応するなど、守備の部分での活躍が多く見られました。 

2点目を奪ってからの20分~前半終了までの時間は、相手も得点を奪うために更に激しさを増すプレーを見せてきたことで浦和が守備をする時間も多くなりましたが、慌てて対応するというよりも、相手の時間帯はしっかりこらえてカウンターを狙えば良いと落ち着いて対応できていたと思います。そのカウンターの形で6番西袋裕太から8番繁田秀斗へ長いパスを通しての仕掛けや、20番広瀬陸斗と14番関根陸斗、8番繁田秀斗が絡んだ形での素早いカウンターでの惜しい場面もありました。

こういうカウンターができたことも、3番寄特直人や6番西袋裕太、19番須藤岳晟が、相手の攻撃に対して引いて守るだけではなく、高めのプレスをかけられていたことが大きかったと思います。

また、この形が機能したことには、14番関根貴大や24番小川紘生が守備から攻撃への切り替えで鋭く前線に攻め上がれたことも大きいと思います。

2点リードで試合を進めることができていたものの、東京ヴェルディユースの場合は、簡単に2点くらいは取ってしまう力があるため、3点目が取れるとだいぶ楽になるかと思っていたところで、39分に10番中村駿介がドリブルで抜け出して、キーパーと1対1の状況になったところで、左から走りこんできた24番小川紘生にパスを通し、これをしっかり押し込んで3-0。

その後も、相手の攻撃を抑えたところから、16番岸伯富実が一気に前線に展開して14番関根貴大が抜け出すなど、浦和のカウンターは危ないぞという意識を植え付けるようなプレーを見せつつ前半を3-0で折り返します。

前半の戦い方は、これまでの試
合の中で最も良い展開だったかもしれませんが、後半から試合の様相が少しずつ変わってきます。

相手が、ある意味これが本来の東京ヴェルディユースの強さということなのかもしれませんが、試合に強弱を上手くつけるような戦い方にしてきたと言うか、まず、むやみにガンガン攻めてくるような印象が強かった前半と比べて、細かいパス回しでゆっくりな展開にしていたかと思いきや、狙いどころが見つかった瞬間に一気にパスを通して、仕掛けてくるというように、プレスを受けながらも強引にパスを出して奪われるような場面が少なくなり、当然浦和にとっては、プレスを上手くいなされるケースも増えてくるということで、更に、浦和のサイドのスペースを狙われる回数も前半より増えた気がします。

後半開始早々に大きなピンチを迎え、これはなんとか1番吉野雅大が防ぎ、事なきを得ます。

また、これは凄く判断が難しいところなのですが、交代に関して、13分に24番小川紘生に代えて17番立野峻平を投入し、17分に14番関根貴大に代えて21番進昂平を投入と言う2つの交代が後半の序盤にあったのですが、この2人の交代により、まずカウンターの際の武器が減ってしまったことと、相手へのプレスがうまく機能しなくなってきたところで守勢が強くなったことで、せっかく前線で競って落とせるタイプの21番進昂平が入ったものの、守備の意識が強くなっていたのか、疲労で動けなくなってきたのかはわかりませんが、あまりにも21番進昂平と他の選手の距離が遠すぎるために、正直なところ、21番進昂平は孤立する場面が多くなってしまっていたように思えます。

それでも、ギリギリのところでの集中力を浦和が保ち続けていたため、大量失点にはならなかったものの、19分にゴール前で与えた直接フリーキックを見事に決められてしまい1-3にされると、更に守備の意識が強まり、カウンターの形で21番進昂平に当てるもやはり孤立してしまうケースが多く、個人で突破しようとしても明らかに一人で突破するような相手にとっても守備をしやすい状態になってしまうため、これも生きず。

これには賛否両論あると思いますが、やや東京ヴェルディユース側が、判定に対して審判に対してアピールするケースが増えたり、イライラしている様子が見ている側にも手に取るようにわかる状態で、やや試合の雲行きが怪しくなる中で、24分に激しい競り合いの後に、報復行為をして退場。

気持ちの強い選手が多いチームの、悪い要素が出た中でしたが、相手が一人少なくなった状況で、やや熱くなり、点を取るために更に激しく攻めてくる相手に対して、浦和の選手が受けてしまっていて、せっかく一人多い状況になったのに、守勢守勢になってしまい、30分に崩されて失点し、3-2と1点差まで詰め寄られてしまいます。

その後、17番立野峻平の仕掛けや、21番進昂平から20番広瀬陸斗、16番岸伯富実とつなげて仕掛ける場面、10番中村駿介のキープ力を生かした攻撃など、数的優位になったことで、少し攻めにも人数を割けるようになるものの、やや東京ヴェルディユースの方が危険な攻めをしてくる展開は変わらず。43分に6番西袋裕太に代えて4番西澤秀平を投入、更にアディショナルタイムには21番進昂平に代えて26番斎藤翔太を投入するなど、1点差で逃げ切るために時間を使いながら、なんとか逃げ切り3-2で勝利することができました。

後半の荒れた展開や、やや相手チームの気持ちの強さが悪い意味で出すぎる流れで、複雑な心境もありつつ、後半に浦和の別の部分の課題が露呈してしまったことで、素直にワイワイ優勝を喜べる心境にならなかったので、少し、離れたところに行って頭を整理していました。

最も大きな課題だと思っていた部分。

悪い流れの中でバタバタして簡単に失点してしまう。守備において連携が上手く行っていない状況の中で全国に行った場合、決定力の高い強い相手に当たった時に脆さを見せてしまう⇒前線からのプレスで精度を落とすことができるようになった。数的不利で攻められたときに、遅らせるプレーができていた。サイドバックが上がったスペースや守備の時に前線の選手で守備をさぼらずに動ける選手が増えた。連携面も良い感じになってきている。ベンチからも、守備のバランスの部分での指示の声が聞こえるようになってきていること。

19番須藤岳晟が攻撃の部分にも意識を置いてプレーができるようなチームとしての連携が見えるようになってきていること(これまでは、守備に意識を置きすぎる状況にあった。)

それに加えて、攻撃の部分で24番小川紘生という武器が加わったこと。

あとは、緊張感のある終盤の時間帯での17番立野峻平の、フィニッシャーになりそうな予感がぷんぷんするプレーの数々。

結果論にはなりますが、例えば、21番進昂平を入れた段階で14番関根貴大か24番小川紘生のどちらかを残していれば、受け身の状態でのカウンターの切れ味が更に増していた可能性も高かったかもとか、今後の組み合わせの予感も残しつつ、今日の悔しさから、21番進昂平が更に一人で得点を決められる選手に成長していくことも考えられたりしますよね。

たぶん、今日のモヤモヤというのは、昨年までの課題であった、流れが悪い状況の時に、落ち着けるためのプレーというものを東京ヴェルディユースの方にやられてしまって、流れを持っていかれてしまったことに対することからきているのかもしれません。

ブクメは、今年の浦和レッズユースには、関東NO.1になることで喜ぶチームではなく、昨年の経験も生かして全国でNO.1になれる力を身に付けて欲しいのです。それだけの経験を積んできたメンバーが今年はそろっていると思っています。

だから、今日の前半の浦和の戦い方に大いに自信を持ってもらい、後半の戦い方をじっくり見つめなおして課題とどうすることで改善できるかを見つめなおしてもらい、その片鱗を、来週の埼玉スタジアム2002第2グラウンドでの東京ヴェルディユースとの再戦で、より多くの人に見せつけてください。

とにかく、次のステップにこの短い期間で進むことに成功した選手たちを誇りに思います。

また、全国優勝するチームには、さまざまな要素が必要になってきますし、それが多くそろっているチームがやはり全国を制していると思います。今回メンバーに入れなかった選手や、出場しても悔しい思いをした選手は、このチームの戦い方で自分が入るとどういう要素を加えられるのかを考えて、実践して、絡んできてください。

楽しみにしています!

ではでは~。

那須スポーツパーク2012年6月24日
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おまけの写真。