どうも、浦和サポブクメです☆
U16リーグも第4節になります。前節第3節の大宮アルディージャ戦は見られなかったのですが、勝利したということで全勝で向かえる今日の第4節は、西武台高校との対戦となります。西武台高校の1年生には浦和レッズジュニアユース卒業生の池永夏月やユースの小出啓太の弟、他にも注目されている選手がいるとかいないとか(余り詳しくなくてすみません。)
埼玉県の高校の中でも結果を出している高校ですので、難しい試合になることが予想される試合でした。
この試合のスタメンは以下、
GK23番吉野雅大、DFが右サイドバックに35番細田真也、左サイドバック3番森亮太、センターバックに2番上野文也、6番副島暢人、MFがボランチに33番須藤岳晟、トップ下に、32番條洋介、42番中村透、FWが真ん中に5番進昂平、右に8番倉本隼吾、左に7番広瀬陸斗
となります。42番中村透とベンチに入っていた41番勝野瑛はジュニアユースの3年生になります。
西武台高校では池永夏月が15番をつけてトップ下でスタメン出場していました。小出啓太の弟は出ていなかったようです。
まず、浦和相手に戦ってくる高校生のチームという構図の場合には、当たり前のようにこうなるのですが、相手チームのモチベーションの高さが伝わってきました。運動量や激しさなどがかなりありました。
対する浦和ですが、ややリズムが悪いと言うか、各選手の動きが一歩ずつずれている印象がありました。
前線の5番進昂平にボールが入った後に周りの動きが少なかったり、サイドからの飛び出しのタイミングが一歩ずれていたり、良いときの攻撃のテンポの良さが出せていないなかで、攻撃して奪われてカウンターを受けてという悪循環がありつつ、思った以上に西武台のサッカーがしっかりしていてサイドがスピードある攻撃を仕掛けてきたり、センターバックからの正確なフィードなど、攻から守への切り替えが少し遅れると鋭く反撃されるという展開で試合が進んでいきました。
浦和の攻撃では、細かいパス回しでリズムが合わないものの、6番副島暢人のロングフィードで7番広瀬陸斗へ通した場面や、35番細田真也から大きなサイドチェンジを5番進昂平に通した場面など、大きな展開を狙う際の精度の高さは目を惹くものがありました。
前線でのリズムが悪い中でセンターバックの6番副島暢人の持ち味であるバックラインから持ち上がっての攻撃参加も多く見られましたが、その際の守備のバランスも、もしかすると今日は齋藤一穂がいなかったからかもしれませんが、上がった後にバランスが崩れることも多く、反撃されると対応に苦労している様子もありました。
力の差が大きな相手であれば、それでも特に問題はなかったと思いますが、西武台のやってくるサッカーが思った以上にしっかりしていて、いつもなら回避できる部分でピンチになったりしていた場面も多くありました。
相変わらず、32番條洋介は独特のパスセンスや仕掛けで通ったら大きなチャンスに繋がるという絶妙のパスを狙っていたのですが、周りの反応が少しずつ遅れていてなかなか通らないのが残念でした(これに反応できると、一気に攻めあがれるという意味で。)
前半は、0-0で終了。
後半から、キーパーが23番吉野雅大から29番関口亮助に代わり、42番中村透から41番勝野瑛に代わりました。
後半の序盤は浦和ペースとなり、その中でも33番須藤岳晟からスタートして、右サイドのスペースに大きく展開したボールに8番倉本隼吾が反応して深く持ち上がり、反対サイドを駆け上がった3番森亮太を経由し、ゴール前にクロスをあげ、上手いタイミングで走りこんだ41番勝野瑛がフィニッシュまで持ち込むと言う展開は前半には無かった惜しいチャンスとなりました。
後半の序盤は上記以外にも何度か惜しいチャンスを作り出していたのですが得点までには至らず、前半同様カウンターを受けた時の西武台の攻撃が鋭く、後半15分に浦和の右サイドをカウンターから突破され、クロスを上げられ一度はキーパーの29番関口亮助が好セーブではじくも、混戦の中で押し込まれてしまい失点してしまいます。
この失点により、浦和の攻撃に少しずつですが攻め急ぐような場面が増えてきた印象があり、逆に西武台が落ち着いたプレーを見せることで、浦和の攻勢で流れを変えるべき時間帯で自らのミスなどで、流れを引き寄せることができずに結果的に0-1で試合終了。この大会始めての敗戦となりました。
この試合のポイントとしては、やはり西武台が思った以上にバランスの良い、狙いどころのしっかりしたサッカーをやってきたことと、浦和の攻撃の仕掛けでそれぞれの選手の動きに連動性がなかったために、リズムが悪くなってしまっていたことがこの試合を苦しくしたのではないかと思います。
公式戦なので優勝を目指して負けずに勝ち続けることも必要ですが、U16で戦っているこのリーグですので、あくまで今後U18のトップチームへと絡むために成長することが大前提となるわけで、今回の敗戦はもったいないと言えばもったいないですが、この試合での反省点を次に生かせれば問題はないと思います。
ではでは~。