埼玉県U-16リーグ2011 09/10 vs 正智深谷高校 2-2引き分け・・・見所と結果

レッズランド2011年9月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昼からの関東U15リーグのあと、少し時間をおいてから今度はU16のメンバーで臨む埼玉県U16リーグの試合を観戦してきました。先週、見逃してしまったのですが埼玉栄高校と試合があり、この試合は3-1で勝利とのこと。

やや上位陣が混戦模様になっている今年のU16リーグですが、浦和レッズユースも十分優勝を狙える位置につけていますので、公式戦としての経験を積みながら、優勝も獲得したいという状況で残り4試合を戦っていくということですね。

今日の対戦相手は、正智深谷高校となります。

スタメンは以下、

GK23番吉野雅大、DFが右サイドバックに35番細田真也、左サイドバック3番森亮太、センターバックに4番齋藤一穂、6番副島暢人、MFがボランチに33番須藤岳晟、トップ下に、32番條洋介、42番中村透、FWが真ん中に8番倉本隼吾、右に31番安東輝、左に7番広瀬陸斗

となります。42番中村透とベンチに入っていた41番山田大一はジュニアユースの3年生になります。

長期離脱していた安東輝が復帰!逆に上野文也は怪我で数ヶ月離脱するとのこと・・・しっかり治しつつ鍛えられる上半身とか鍛えまくっておいてください。

高校の相手との試合を見るときには、まず相手の運動量やプレスの激しさをまずは見るのですが、スタートの相手はそこまでプレスが厳しくなく、割と浦和がやりたいようにやらせてくれる印象。

この試合でまず感じられたのは、フォワードの真ん中の位置に入った8番倉本隼吾の動きの質が上がっていたことなのですが、高いボールに対してのポストやキープしての落としもテンポ良く、これまでやや動きやボールを持った時のもたつきが気になっていたのですが、この試合ではその辺りが改善されて良い動きができていました。

早い段階で浦和が先制したのですが、この時の攻撃がこの8番倉本隼吾の動きの良さを象徴する展開でした。

まず、前線の8番倉本隼吾に出された浮き球からポストプレーで左の7番広瀬陸斗に捌き、左サイドバックの3番森亮太が上手く7番広瀬陸斗を追い越したところにパスが出され、深くまで切り込んでゴール前に浮きだまのクロスを上がると上手くニアに飛び込んだ8番倉本隼吾にピタリと合いヘッドでゴール。

前半10分で先制点を奪います。

前線で上手く収まるものの、今日は中盤で上手くボールが収まらず、サイドからの攻撃は機能するものの・・という序盤で、それでもペースは浦和で進んでいたと思います。攻撃自体も35番細田真也からの縦のボールに42番中村透がダイレクトでボレーを狙ったり、右サイドの31番安東輝からのクロスに8番倉本隼吾がヘッドであわせたり、31番安東輝がサイドからそのまま横へのドリブルでスルスルと中へ入り、ミドルシュートを狙ってみたりと、攻めの形自体は何度も作れていました。

しかしながら、相手の反撃でサイドから崩されてしまい25分に失点。同点に追いつかれてしまいます。

前半は1-1で終了。

後半に入ると、明らかに相手のプレスが前半より厳しくなり、浦和ペースになったり、プレスから奪われてカウンターを受けたりとやや落ち着かない展開になる時間帯もありつつ、浦和も31番安東輝から8番倉本隼吾があけたスペースに上手く走りこんだ7番広瀬陸斗に鋭いパスが通り、シュートを放ったり、中盤で32番條洋介の面白い狙いどころのパスなどプレスが強くなった相手を打開するための試みでチャンスも作っていましたが、どちらにも得点が入らないまま時間が過ぎていきます。

20分に、42番中村透に代えて21番山田大一が入ります。

その後時間が経過し、迎えた30分に鋭い縦パスに反応した7番広瀬陸斗から右サイドを走る31番安東輝にパス。そのまま31番安東輝がドルブルで持ち込み、パスをするようにも見せながら、ゴール右隅を狙って見事なシュートでゴール。再びリーを奪うことに成功します。

このまま2-1で勝ちきりたいところでしたが、終盤の相手の猛攻で広く揺さぶられる展開となり、その流れからPKを与えてしまい、決められてしまい結果的に2-2の引き分けで終了となりました。

勝っておきたい試合でしたので、結果自体は残念ですが、センターバックの4番齋藤一穂、6番副島暢人、32番須藤岳晟の守備のバランスの良さや、4番齋藤一穂の1対1での守備の仕方や、積むための動き。後半の疲れてくるところで運動量豊富に相手の攻めを追いかけて最終的にボールを奪った35番細田真也のプレーなどポイントポイントで、期待するプレーをしっかり見せてくれていましたので、とにかく結果だけが惜しかったです。

また、ブクメ自身、怪我から復帰した安東輝のプレーを始めて見たのですが、得点も決めていましたし、サイドでのプレーでの鋭さを見ることができましたし、あくまで怪我から復帰して間もないですから、今後のプレーにも期待しています。

試合終盤の7番広瀬陸斗の動きには得点を奪って勝ちきるという姿勢が強く見られましたが、全体的に勝ちきるための取りに行く動きに多くの選手がウェイトを置くような試合を勝つための試みをもう少し試合終盤で見せてくれると更に良かったと思います。

お疲れ様でした!

ではでは~。