アカデミー卒業生関連 2019/02/16 – 高校サッカー 聖望学園高校vs正智深谷高校、西武台高校vs昌平高校を観戦

どうも、ブクメです☆

あまり回数見ていないカテゴリだったり、チームや高校だったりすると、単発で見たときの印象と言うのが強くなるものの、それほど当てにならないものはないなとは思うんですよね。だから、できるだけ、今回はこうだったけど、実はこうだったりするのかなとか、想像しながら見るようにはしているのですが、やはり、その時に見たもので感じてしまうのは仕方がないかなと思う部分もあります。

その時に見たものを感じてしまうというところで言えば、その会場にいた多くの方が感じたと思いますが、昌平高校が飛びぬけているなと、私もしっかり見せつけられてしまったわけです。

基本的に私の試合観戦のベースは、浦和レッズユースになるわけですが、その目線で言えば、「高校」のイメージは、春先の早い段階で対戦した場合は、それほど強さを感じないものの、全国大会が近いタイミングで対戦した時の変貌ぶりは何だろうというくらい、春先の強さはあてにならないものになります。

そこに当てはめれば、春先ですし、新人戦ですし、ユースが対戦する時期よりも更にチームがこれからという状況にある時期のはずなのに、個が立っている選手が多く、それぞれのチームに一人いれば良いなという点の取れるタイプの選手がそろっていて、では、個に頼ったチームかと言えば、チームとしての連携も良い、ボールに関わらない選手も予測した動きをしている。攻撃も守備も。

本来であれば、今日で言えば、先週に引き続き聖望学園の森田悠仁と鳥海颯のアカデミー出身の二人を中心に見ようということで足を運んだのですが、そのことに関して書く前に、今年の埼玉県の高校の全国に出場するための指標となる昌平高校の現在地を見てしまったわけでして、もちろん、昌平高校もこの段階で完成されているわけでもないので、ここから更に強くなっていくと考えると、埼玉県代表として全国を目指す他の高校にとっては、昌平高校以上の課題修正力を持って、取り組んでいかなければならないだろうと感じてしまったということです。

・・・とはいえ、今年これから埼玉の高校の試合にどれだけ足を運べるかわからない状態の私なので、無責任発言以外の何物でもないわけですが、すみませんw

ということで、第1試合の聖望学園vs正智深谷高校の試合。

先週は、怪我で後半終盤から出場した9番森田悠仁は、この試合はスタメン出場。15番鳥海颯は、先週に引き続き左サイドバックでスタメンフル出場と言うことになりました。

まず、これは、連続して見たからわかることということで、この試合に向けたフォーメーションかどうかは、わかりませんが、森田悠仁がスタメン出場する時は、3トップで9番森田悠仁が真ん中に入り、左10番、右11番のような形になるのを見て、先週なんとなくしっくりこなかった、サイドの選手との動きの理由などが少しだけわかったような気がしつつ、試合開始直後にあっという間に聖望学園が先制するという形になったのですが、試合としては、正智深谷にペースを握られ続ける試合になってしまっていました。

特に、これも、数見ていないので、そのチームのやり方などもあると思うのですが、繋ぐ意識とか、攻撃的な意識の高い選手が多いことは、決して悪いことではないものの、守備をおろそかにしすぎというか、ここで奪われたらボランチの選手が最低でも追って、コースを限定させるとか、通常であれば、やるのが当たり前のことをやらないところなどは、正直ちょっとイラっとしてしまいました。目指すところが全国であれば、守備の約束事(当たり前にやるべきこと)、対人を逃げる選手が多いところなどは、繋ぐサッカーがやりたくても最低限やっていかないと、自分に返ってくるダメージの方が大きい諸刃の剣になってしまうのではないかと。

そういうところが気になりすぎたものの、やはり、全体的には正智深谷のペースだった試合であっても、先週同様に10番の選手の存在が印象的で、先制後に追いつかれ逆転されてからは、内容的にも厳しい中で、試合の終盤に、もう一つスイッチを入れるようなプレーを見せて、結果的に、終了間際の同点ゴールの起点になるプレーをこの試合でも見せていたわけですし、こういう選手がいるチームであれば、直すべきところをしっかり直していければ、かなり良いチームになるのではないかと思います。

あとは、相手の攻撃を受ける回数が多い試合になっていたので、15番鳥海颯にとっては、もともと超攻撃的な選手であっても、守備力の向上が課題になることはわかりやすく見えてしまった試合ではありましたが、やはりサイドバックで起用されている以上は、少ない機会でも、攻撃に絡める時にはチャンスを作ることが求められるので、守備の連係を高め、攻撃に絡んだ時のボランチとの連携など高めていってもらいたいですし、次回見たときにそれがどのくらいできるようになっているのかを楽しみにしておきます。

また、どうも私は最近、応援する側のネガティブな声(+執拗に判定に対して怒る)が通る人の声と言うのが気になってしまうのですが、森田悠仁が今日見せていたプレーの中で、サイドからのパスを味方の位置がわかっていてスルーして相手を欺きつつ、その軌道上にいた味方が反応できていたら、より大きなチャンスになっていたプレーで、そのプレーを否定的に大声で言っている方がいたのが残念で。毎試合、聖望学園の試合を見ているような方という雰囲気だったので、そういう方には、本当に、そのプレーがトライとして良かったのかどうかを見極めてあげてほしいと思います。

私は、あのプレーは褒められるべきものだと思います。

ドリブルが好きな選手が、高めの位置で突っかかって奪われた時に、もちろん、工夫が必要ではあっても、そのトライはOKで、低い位置でも同じことをやって奪われてカウンターを受けてしまった時に、その場所で同じプレーをするのが良いのかどうか、そういうところで声をかけてあげられると良いのになと思ってしまいました。またまた、分かってしまったようなことを書いてすみません。

せっかく、今年は、聖望学園を見る機会が既に2回でき、そこに浦和レッズのアカデミー出身の選手が二人絡んでいてという状況で多少なりとも縁を感じていますので、聖望学園の現在地を見ることができたので、ここからの変化、成長を次回見られる機会に感じられるのを楽しみにしています。

*聖望学園9番森田悠仁

*聖望学園15番鳥海颯

結果的に、土壇場の同点ゴールで延長戦に持ち込んだものの、その後正智深谷に勝ち越しゴールを奪われて聖望学園は、敗れることとなりました。それでも、やはり試合終盤の強さというものは、2試合連続で見せてもらったので強烈に印象に残りました。

第2試合の西武台高校vs昌平高校の試合に関しては、試合開始から昌平高校が先制するまでの時間帯は、西武台高校が集中して守備もできており、チャンスというところでは、実は、西武台高校の方が作れていたという試合のスタートではあったものの、これも先週いた方の話などから推測にしかならないので、間違っているかもしれませんが、今年のチームでエースとされている選手が怪我で出ていなかったことなども影響していたのか、チャンスの時に、決めきるところまで行けなかったことが影響したなとも感じられつつ。

最初の方に触れたように、昌平高校には、そういうチャンスに決めきれる選手が多いようで、先制の場面は、ドリブルを警戒してディフェンスラインが下がって空いたところで、そのスペースを見逃さずシュートを放ち決まったゴール。そこから、立て続けに2ゴールが決まり、5分ほどで一気に昌平高校が3点もぎ取る展開になり、もちろん、失点から守備が後手後手になったところもあったのものの、チャンスのところで昌平高校は、はずさずに枠に飛ばし決めていった。それも差になったのかなと思います。

守備も人任せにしないで、予測してフォローする動きを近い選手がしているし、攻撃でも、そのスペースに来たら狙おうという意識が高い選手が多くて、一瞬ミスかなと思ったこぼれ球が良いパスになって崩していった(という表現が適切かは、わかりませんが)、そして、前線に個人技がある選手がいるということで、まあ、手が付けられない攻撃でしたね。

ちなみに、先週足を運んだ時に、浦和レッズジュニアユース出身の稲木蒼史が途中まで出場していたという話を聞いていたので、気にしながら見ていたのですが、この試合では途中から出場しており、難しい展開の試合になってしまっていたので、思うようなプレーはできなかったと思いますが、今回は、プレーしている姿を見ることができました。

*西武台高校の19番稲木蒼史

 

レポートにはなっていないものの、思ったより長い文章になってしまいました。そのくらい、現在地と指標、周りから聞こえてきた声だったり、自分の感想だったり、人の感想だったりで、感じることの多い2試合になりました。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

浦和レッズアカデミー卒業生関連 2012/01/21 – 高校サッカー 市立浦和vs正智深谷、浦和東vs大宮東・・・今年もよろしくお願いします!

埼玉工業大学2012年1月21日埼玉工業大学2012年1月21日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

2012年に入ってから一発目のブログになります。今年もよろしくお願いします!

基本的には、ここ数年と同様のスタンスで2012年も下部組織を中心に浦和レッズに関わりながら、気まぐれに足を運び、自由に書かせていただきます。

個人的な目標としては、今年は少し多めに写真を掲載しようと思ってはいます・・・が、約束はできません(写真撮るの下手だしw)  ただ、その準備は、したのです。

ということで、最初のブログということだから、今年のサッカー観戦始めというわけでもなく、ブログでは書かなかったのですが、インカレ決勝と高校サッカーの選手権の準決勝は観戦していたりします。インカレ決勝は、ハイレベルで面白かったです。

さてさて、ちょうどこの時期は、高校サッカーの新人戦が埼玉県内では行われるのですが、その中から今日は埼玉工業大学で行われた試合を観戦してきました。

試合をじっくり見るというよりは、浦和レッズの下部組織がらみの選手たちの様子を見に来たというかそんなスタンスです。

今日ここで試合を行う4チームの中で、浦和レッズの下部組織がらみの選手では、ジュニアユース出身の市立浦和高校の戸嶋祥郎、浦和東高校の木所和樹、そして浦和レッズユースに1年生の途中までいた石橋陸が正智深谷高校にいます。

石橋陸に関しては、顔を覚える前にいなくなってしまったのですが、印象に残っているスピード、周りの選手が「リク!」と呼んでいた選手(背番号は8)がいたので、おそらく間違えないでしょう。

戸嶋祥郎は、この試合には残念ながら出場はしていなかったのですが、ちょうど会場に着いてグラウンドに行った時にアップしていました(レギュラーメンバーには加わっているとのこと。)この試合の後に行われた練習試合では14番をつけてトップ下の位置でプレーしていましたのでそちらの試合を見ました。

木所和樹は18番の背番号をつけて左サイドバックでスタメン出場していました。

完全に新チームで始動したばかりの状況なので、現時点では、やっているサッカーがどうこうという話をする段階ではないのですが、正智深谷は裏へ裏へ飛び出すなかなか迫力のある攻撃を見せていて印象的でした。

市立浦和に関しては、話を聞くと新チームでのポジション争いで新2年生(現1年生)が多く現時点では絡んできそうというスタメン構成だったので、コンビネーションなどで、なかなか合わずに正智深谷の攻撃力の対応に苦戦して結果的には大敗になってしまいましたが、それぞれの動きを理解しあえるようになってきたら、面白そうだなというポイントは何点もありました。

浦和東と大宮東の試合は、実は戸嶋祥郎のプレーを今回は見たかったので練習試合の方を見てしまったので、ほとんど見ていません。

ということで、戸嶋祥郎と木所和樹の写真も撮ったので載せておきますね(遠めですがw)

埼玉工業大学2012年1月21日/戸嶋祥郎埼玉工業大学2012年1月21日/木所和樹

 

 

 

 

 

また、機会を作って足を運ばせてもらいます~!

埼玉工業大学2012年1月21日埼玉工業大学2012年1月21日

 

 

 

 

 

ちなみに、試合は人工芝グラウンドで行われたのですが、練習試合は隣の土のグラウンド。雨という天候も合わさって、結構過酷なコンディションでプレーしてました。練習試合は戸嶋祥郎がフル出場で結果は3-4でした。練習試合ですが、敗戦に相当悔しい表情を見せていた戸嶋祥郎の姿が印象的でした。

ではでは~。

 

埼玉県U-16リーグ2011 09/10 vs 正智深谷高校 2-2引き分け・・・見所と結果

レッズランド2011年9月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昼からの関東U15リーグのあと、少し時間をおいてから今度はU16のメンバーで臨む埼玉県U16リーグの試合を観戦してきました。先週、見逃してしまったのですが埼玉栄高校と試合があり、この試合は3-1で勝利とのこと。

やや上位陣が混戦模様になっている今年のU16リーグですが、浦和レッズユースも十分優勝を狙える位置につけていますので、公式戦としての経験を積みながら、優勝も獲得したいという状況で残り4試合を戦っていくということですね。

今日の対戦相手は、正智深谷高校となります。

スタメンは以下、

GK23番吉野雅大、DFが右サイドバックに35番細田真也、左サイドバック3番森亮太、センターバックに4番齋藤一穂、6番副島暢人、MFがボランチに33番須藤岳晟、トップ下に、32番條洋介、42番中村透、FWが真ん中に8番倉本隼吾、右に31番安東輝、左に7番広瀬陸斗

となります。42番中村透とベンチに入っていた41番山田大一はジュニアユースの3年生になります。

長期離脱していた安東輝が復帰!逆に上野文也は怪我で数ヶ月離脱するとのこと・・・しっかり治しつつ鍛えられる上半身とか鍛えまくっておいてください。

高校の相手との試合を見るときには、まず相手の運動量やプレスの激しさをまずは見るのですが、スタートの相手はそこまでプレスが厳しくなく、割と浦和がやりたいようにやらせてくれる印象。

この試合でまず感じられたのは、フォワードの真ん中の位置に入った8番倉本隼吾の動きの質が上がっていたことなのですが、高いボールに対してのポストやキープしての落としもテンポ良く、これまでやや動きやボールを持った時のもたつきが気になっていたのですが、この試合ではその辺りが改善されて良い動きができていました。

早い段階で浦和が先制したのですが、この時の攻撃がこの8番倉本隼吾の動きの良さを象徴する展開でした。

まず、前線の8番倉本隼吾に出された浮き球からポストプレーで左の7番広瀬陸斗に捌き、左サイドバックの3番森亮太が上手く7番広瀬陸斗を追い越したところにパスが出され、深くまで切り込んでゴール前に浮きだまのクロスを上がると上手くニアに飛び込んだ8番倉本隼吾にピタリと合いヘッドでゴール。

前半10分で先制点を奪います。

前線で上手く収まるものの、今日は中盤で上手くボールが収まらず、サイドからの攻撃は機能するものの・・という序盤で、それでもペースは浦和で進んでいたと思います。攻撃自体も35番細田真也からの縦のボールに42番中村透がダイレクトでボレーを狙ったり、右サイドの31番安東輝からのクロスに8番倉本隼吾がヘッドであわせたり、31番安東輝がサイドからそのまま横へのドリブルでスルスルと中へ入り、ミドルシュートを狙ってみたりと、攻めの形自体は何度も作れていました。

しかしながら、相手の反撃でサイドから崩されてしまい25分に失点。同点に追いつかれてしまいます。

前半は1-1で終了。

後半に入ると、明らかに相手のプレスが前半より厳しくなり、浦和ペースになったり、プレスから奪われてカウンターを受けたりとやや落ち着かない展開になる時間帯もありつつ、浦和も31番安東輝から8番倉本隼吾があけたスペースに上手く走りこんだ7番広瀬陸斗に鋭いパスが通り、シュートを放ったり、中盤で32番條洋介の面白い狙いどころのパスなどプレスが強くなった相手を打開するための試みでチャンスも作っていましたが、どちらにも得点が入らないまま時間が過ぎていきます。

20分に、42番中村透に代えて21番山田大一が入ります。

その後時間が経過し、迎えた30分に鋭い縦パスに反応した7番広瀬陸斗から右サイドを走る31番安東輝にパス。そのまま31番安東輝がドルブルで持ち込み、パスをするようにも見せながら、ゴール右隅を狙って見事なシュートでゴール。再びリーを奪うことに成功します。

このまま2-1で勝ちきりたいところでしたが、終盤の相手の猛攻で広く揺さぶられる展開となり、その流れからPKを与えてしまい、決められてしまい結果的に2-2の引き分けで終了となりました。

勝っておきたい試合でしたので、結果自体は残念ですが、センターバックの4番齋藤一穂、6番副島暢人、32番須藤岳晟の守備のバランスの良さや、4番齋藤一穂の1対1での守備の仕方や、積むための動き。後半の疲れてくるところで運動量豊富に相手の攻めを追いかけて最終的にボールを奪った35番細田真也のプレーなどポイントポイントで、期待するプレーをしっかり見せてくれていましたので、とにかく結果だけが惜しかったです。

また、ブクメ自身、怪我から復帰した安東輝のプレーを始めて見たのですが、得点も決めていましたし、サイドでのプレーでの鋭さを見ることができましたし、あくまで怪我から復帰して間もないですから、今後のプレーにも期待しています。

試合終盤の7番広瀬陸斗の動きには得点を奪って勝ちきるという姿勢が強く見られましたが、全体的に勝ちきるための取りに行く動きに多くの選手がウェイトを置くような試合を勝つための試みをもう少し試合終盤で見せてくれると更に良かったと思います。

お疲れ様でした!

ではでは~。

 

埼玉県U-16リーグ2010 10/03 vs 正智深谷高校 3-0勝利+4点・・・アシカン2発

埼玉工業大学グラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

あまり順位表は気にせず、ほとんどチェックしていなかったのですが、先ほど見てみたところ埼玉県U-16リーグのこの試合の前までの浦和レッズユースU16の順位は5位。そして、対戦相手の正智深谷高校が1位ということでしたが、延期などもあり、浦和レッズユースのみ残り4試合を残しており、他のチームは残り1試合か既に全日程を終了しています。正智深谷高校は今日の試合が最終節となります。せっかく参加しているのだから優勝を狙うのは当然であり、そのための条件はというと、残り4試合をこの試合勝利することが前提で3勝1分で優勝となります。

U16リーグの重要性を凄く感じるのは、幸運にも初戦の埼玉栄高校戦以外は全ての試合を見ることができているのですが、明らかにこの大会を通じてチーム力がアップしていることを試合数を負うごとに感じることができることにあります。

この試合のスタメンは以下、

GK30番高浪祐希、DFが右サイドバックに36番新井純平、左サイドバック29番小坂慎太朗に、センターバックに35番西澤秀平、28番寄特直人、MFがボランチに32番西袋裕太、トップ下に11番中村駿介、24番小峯洋介、FWが真ん中に26番カドコダイ・アシカン、左に33番佐藤大介、右に31番金野僚太

となります。

前節ジュニアユースの中学3年生の関口亮助がスタメンのゴールマウスを守っていたのですが、少し怪我をしてしまっているようです。前節からまた一ヶ月ほど空いているのですが、その試合の際にU16代表でいなかった36番新井純平と高円宮杯のメンバーになっていた24番小峯洋介がスタメン復帰しています。更に、負傷でしばらく欠場していた26番カドコダイ・アシカンも復活しています。

正智深谷高校は、午前中の柏レイソルU18を連想させるような運動量豊富で素早いプレスをかけてくるチームという印象でした。更に現在首位ということで勢いも確かにある相手で最初は浦和もボールをキープしようとすると奪われてしまうことなど多かったのですが、26番カドコダイ・アシカンが前線からきついプレスをかけ力強い動きをスタートから見せていたのですが、その前向きのプレーがいきなり結果となって表れます。前半3分にペナルティエリアやや外でボールを受けた26番カドコダイ・アシカンが、相手ディフェンダーがプレスに来ているのにも構わず豪快なミドルシュートを放ち、そのシュートが見事にゴールとなります。

このゴールで主導権を握った浦和が相手ゴールに迫るシーンが多くなります。

ゴールを決めた26番カドコダイ・アシカンが前線でポスト役となって、24番小峯洋介に落とし、右の31番金野僚太へと展開し、パスを受けた31番金野僚太が持ち込んでシュートを放つなどチャンスメイクの方でも今日の前半は動きの質の高さを見せていました。

サイドから33番佐藤大介が気持ちを前面に出したプレーで攻撃に守備に走り回っていましたが、特に激しいプレスからインターセプトするシーンが見事でした。

ここ最近、試合が落ち着かない状況のバランスの取り方が凄く上手くなった36番新井純平は前半しばらくは持ち味のオーバーラップをほぼ封印して守備に意識を置いてプレーをしていましたが、徐々に試合が落ち着いてきた所からタイミングを見ながらオーバーラップして攻撃に参加していました。コーナーキックのシーンでは、彼に入ったボールで混戦で転びながらも気持ちでシュートを放つなど攻撃への意識の高さもしっかり見せていました。

トップ下の24番小峯洋介と11番中村駿介の2人での良い距離感でのパス回しや、お互いに対してのスルーパスなどでのチャンスも前半多く作っていました。

前半終了間際に大きなチャンスが訪れます。コーナーキックのチャンスでゴール前に上がったボールに32番西袋裕太がドンピシャで強烈なヘディングシュートを放つも惜しくもキーパーの真正面に飛んでしまいキャッチされてしまいましたが、なかなか浦和の試合では見られないセットプレーからの決定的なチャンスが作られました。

前半は1-0で終了します。

後半に入り、33番佐藤大介、31番金野僚太に代わり27番岸伯富実、6番長谷優が入ります。そして、もやは恒例(?)となっている、32番西袋裕太(前半ボランチ)と28番寄特直人(前半センターバック)のポジションチェンジがありました。どちらもボランチ、センターバック共に経験を積んでそれぞれ特徴を持ち良いプレーをするので、私もどちらがどちらのポジションを受け持つのがこのチームで最も適しているのか判断がつきません。

さて、試合の話に戻りますと、後半待望の追加点が開始早々に入ります。中盤からの鋭い縦パス(誰が出したかは確認できませんでした)に27番岸伯富実が抜け出し、走りこんだアシカンに相手ディンフェンダー一人で2対1という状況を作り出し、ラストパスを26番カドコダイ・アシカンに出し、落ち着いてシュートを放ちゴール!

後半に切り替えて点を取ろうとスタートした正智深谷の出鼻を挫くゴールで2点差に広げます。

比較的守備に重点を置いていた29番小坂慎太朗ですが、機を見て大きく逆サイドの前線のスペースへ向けてロングフィードから一気にチャンスを演出するシーンを何度か見せていました。

1,2回のタッチで細かいパス回しでの攻撃も増えてきます。例えば、24番小峯洋介が左の6番長谷優にパスし、そのボールをワンタッチで11番中村駿介へ出し、更にパスの後前線に走りこんでいた24番小峯洋介へとワンタッチでパスを出しシュート、ゴールはならなかったものの、このようなパス回しからの崩しで相手を翻弄するシーンも後半は多く見られました。

特に、後半は24番小峯洋介が中盤で効果的なパスを連発していました。

そのような流れから、コーナーキックのチャンスで混戦から相手オウンゴールを誘い、試合を決定付ける3点目が入ります。

この後、相手にPKを与えるシーンがあったものの30番高浪祐希が見事にPKを止めます。

後半残り10分くらいのところで、運動量の減っていた26番カドコダイ・アシカンに代えて、25番大野将平が入ります。この大野将平が残り時間で魅せるプレーを連発します。独特のフェイントを絡めたドリブル突破やサイドの6番長谷優への長めの正確なロングパスなど相手守備陣を翻弄するようなプレーが随所に見られました。

また、後半の終盤にかけて6番長谷優が左サイドからのチャンスを作るシーンが多くなります。

3点差がついて試合がほぼ決まった状態になっていたので、36番新井純平もオーバーラップから攻撃に絡むプレーをたびたび試みるのですが、最初ことごとく反対サイドに展開されて無駄走りが多くなっていたのですが、それでも仕掛け続け試合終了近くには、11番中村駿介がボールをキープした際に、オーバーラップする36番新井純平を上手く使うようになり、ここから数回惜しいチャンスが作られていました。また、同様に右サイドから中へ切れ込む動きでディフェンダーをひきつけて空いた右のスペースに他の選手が走りこんで攻め込むというということもできており、とにかく運動量の豊富さと狙いの鋭さに注目せずにはいられませんでした。

結局そのまま試合は3-0で終了。もっと点が取れたと思いますが、無失点で3点とって勝利は素晴らしいと思います。

それで、終わりだ帰ろうかと思っていたら、もう1本試合やるよと言う事でバタバタとまた試合を見る態勢となり、35分間の練習試合を見ました。

公式記録は3-0勝利となりますが、その後の練習試合35分だけで4得点はいりました。得点者は31番西袋裕太、27番岸伯富実、36番新井純平、6番長谷優となります。

なんというか、先ほどの試合の終盤から攻撃がかなり機能して面白くなっていたのでもう少し見たいな~と思っていたところでもう1本だったのでオマケをもらったみたいな楽しさと、実際にその35分間がかなり見所満載で楽しませてもらいました。

得点では27番岸伯富実のゴールは、やや距離のあるところからの豪快なミドルシュートでしたし、36番新井純平のゴールはサイドからドリブルで長い距離を持ち上がり、最後は利き足ではない左足で得点まで奪ってしまったプレーでしたし、6番長谷優のゴールも見事なミドルシュートでした。更に、試合終了間際には29番小坂慎太朗がセンターライン少し手前くらいでパスを受けた後、そのままドリブルでディフェンダー数人をかわし、最後のディフェンダーを抜いてシュートまで行ったものの惜しくもシュートがバーを越えたというシーンがありましたが、迫力のあるシーンでした。

なんというか、試合後に「ごちそうさまでした」という言葉がでてしまいましたね(笑)

攻撃に守備にかなりポテンシャルの高さを見せてもらいました!

お疲れ様でした。

ではでは~