第14回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会 準決勝 2012/02/11 浦和レッズJrユースU13 vs FESTA 3-0勝利・・・強風の中での戦い

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場補助グラウンド

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

U13の新人戦も、あっという間に準決勝を迎えました。聞いた話では、やや体調を崩している選手やコーチ陣もいるらしく、なかなかベストコンディションでと行かない季節的な難しさもありつつ、先週に引き続き、晴天に恵まれた熊谷スポーツ文化公園ではあるのですが、今日はかなりの強風が吹くというコンディション。

準決勝の対戦相手はFESTAとなります。最近、埼玉県の大会では当たり前のように上位に絡んでくるチームで昨年は、U15が敗れたこともあったりと、難しい相手であることは容易に予想されます。

この試合のスタメンは、以下となります。

GKが1番関敦也、DFがセンターバックに11番高橋海翔、2番浅賀祐太、左サイドバックに20番渡辺陽、右サイドバックに10番関慎之介、ボランチに19番松高遼、トップ下に6番川上エドオジョン智慧、17番平野正人、FWが左に3番伊藤敦樹、右に15番萩原大智、真ん中に7番轡田登

となります。

前の試合で、中盤のシンプルなつなぎやスペースの飛び出しなどの動きの良さが目立っていた17番平野正人が今日はスタメンとして出場しています。

風は、ピッチに対して斜めに吹いているものの、どちらかというと前半は風が味方するような状況になるため、上手く活かして前半の段階で得点を奪って有利に進めて行きたいところですが、この試合もやや動きやパスのタイミングが合わなかったり収まりが悪く、単発な攻撃が多く流れが作りにくい展開になります。

対戦相手のFESTAの動きを見る限り、守備の部分での集中力とキーパーの安定感が感じられ、先週のFC深谷よりも攻めの部分でしっかり目的を持って何人かで動けないと崩せない、シュートもある程度コースを限定されたところから撃つような状況になってしまうという大変な要素もあったものの、相手攻撃陣を見た時にトップの大きめの選手に当てて攻めてくるような狙いは見えるものの、サイドにスピードのある選手がいなかったことから、危険な場面を作られること自体は、先週よりすくないという試合展開になっていました。

攻める回数は圧倒的に浦和が多いものの決定的な場面はあまり作れず。それでも、17番平野正人を経由して15番萩原大智に開いてサイドからの攻撃だったり、3番伊藤敦樹から6番川上エドオジョン智慧へパスを通しての仕掛け、19番松高遼のミドルシュートやサイドを広く使う意識など、ポイントポイントでは良い形も作れていたと思います。

ただ、おそらくやっている選手も思うように行かないと感じていたと思いますが、ややゴール前で上手くいかないことが多く、なかなか先制点が奪えませんでした。

そんな流れを断ち切ったのは、7番轡田登。前半19分にサイドでボールを受けるとそのままドリブルでペナルティエリア深くまで切り込み、折り返しに3番伊藤敦樹が合わせてゴール。苦しみながらもこういうプレーで打開できる選手がいるのは心強いですね。

先制点を演出した7番轡田登が前半終了間際に、ペナルティエリア外くらいから低い弾道でのミドルシュートを放ちこれが相手ディフェンダーに当たるもそのままゴールに吸い込まれ、前半を2-0で折り返します。

後半も、流れ自体は前半と似たような感じでしたが、2点のリードがあることもあり、前線で仕掛ける選手たちの動きに落ち着きが生まれ、前半より相手ゴールへの脅威を強くして攻めることができる回数が増えたと思います。

後半の交代は、タイミングを逸してしまったのですが、割と早い時間に、誰かに代わって9番清水裕太が入り、20分前後に15番萩原大智に代わり13番中嶋海登、11番高橋海翔、10番関慎之介に代わり8番斎木大輔、4番小崎魁だったと思います。

後半は、6番川上エドオジョン智慧と7番轡田登の2人が絡んだ攻撃からシュートという形が多く、最終的には7番轡田登からのパスを受けた6番川上エドオジョン智慧が決めて、試合自体は3-0で勝利となりました。

ということで、決勝戦の対戦相手は、この大会では恒例となっている大宮アルディージャとなりました。

個々の能力の高い今年のU13のチームの中で、相手の守備の組織がしっかりしてくる、体格的にも今後成長して強くなってくる守備を崩して得点していくという必要性が出てくる中で、チーム内で声を出し合ってプレーできる彼らが、この大会で感じているであろう、守備がしっかりした相手に対しての攻め切る難しさをどのように打開してレベルアップしていくのかという課題を感じる相手と言う意味では、大宮アルディージャという相手は少し違ってくると思いますが、現時点での彼らの位置を図るにはもってこいの相手が大宮アルディージャだと思います。

思い切り持ち味をぶつけあえるような試合で、優勝してくれることを期待しています!大宮が相手の決勝戦は、そういう試合で良いと思います。

ではでは~!