高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/11/24 第16節 – 浦和レッズユースvs市立船橋高校 1-1引き分け・・・Jユースカップからの継続

法典公園(グラスポ)2013年11月24日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

Jユースカップの中断期間を経て、プリンスリーグが今週末より再開されました。

現在9位の浦和レッズユースにとって、順位のみ見れば残留争いで、勝ち点を積み上げることのみが重要になることは、誰でもわかることなのですが、前回のブログでも触れたように、現在のプリンスリーグは、レギュレーション的に、プレミアリーグへの昇格チーム数やプレミアリーグから降格してくるチーム数によって降格枠数が変わるので、あまり考えてもキリがないと思うんですね。

どちらかと言うと、Jユースカップで始まったチームとしての積み重ねの中での手応えをどれだけ自信に繋げて、流れを引き寄せられるかだと思っています。3つ順位を上げても降格することもあれば、今の順位でも残留する可能性もある。プリンスリーグの2部が廃止になる関係で、プリンス2部より下の都県リーグから1チームが2つ飛んでプリンスリーグに昇格になるとか、逆に言えば、現行で言えば2つ下に一気に降格になる不思議なレギュレーションになるっぽいのですが、自力で5位に以上にならない限りは、既に他力。もう、複雑で考えるだけで頭がこんがらがるので考えるのは止めようかと。

たぶん、運よく勝利して勝ち点を積み上げるよりも、確実な手ごたえを掴んで行く方が結果的には良い流れが舞い込んでくるような気もするので。浦和レッズユースにとっては、正直なところプリンスリーグに残留するか降格するかではなく、育成としての機能が正常に働くようになるかどうかの方が重要な気持ちが強かったりしますので。

ごちゃごちゃ言っても仕方ないので、試合の話に移ります。

今日は、浦和サポーターの友人で、たまにユースに足を運ぶ方が試合を観戦に来てくれたので、毎試合基本的に見ている私たちとは、別の感覚での浦和レッズユースの今日の試合の印象を聞くこともできました。その辺は、最後に書きます。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左に3番森亮太、右に16番小木曽佑太、真ん中に8番須藤岳晟、MFが左に22番荒木聡太、右に2番細田真也、ボランチに14番斎藤翔太と4番茂木力也、トップ下に10番関根貴大と23番安東輝、FWが7番広瀬陸斗

となります。

まず・・・輝ごめん!また、安東が安藤にしばらくなってた!ちょうど、Jユースカップ前くらいにPC買い換えたら、なんか、そうなってた!許してくれ!

さて、許してもらったところで進めますw

対戦相手の市立船橋高校と言えば、プレミア時代に浦和レッズユースが苦手としていた流通経済大学柏高校を破って選手権出場を決めたとか、とにかく強い下馬評ばかりが目立っていましたが、正直なところ、浦和レッズユースが、ここ最近の良い部分での安定感を見せた戦い方を見せる中で、逆に相手は、こんな戦い方だったかな?こんなものだったかな?と思うような序盤からの印象でした。

こちらが、いわゆる前線からのプレスがほとんどなく、中盤で浦和がパスを回しやすいようなイメージと、ロングボールで裏に抜け出すような狙いを相手は持っていたのでしょうが、その精度も思った以上に低い印象でした。

それでも、ポイントポイントでは鋭く仕掛けられることでポストに当たるような危険な場面もあったりはしましたが、浦和もサイドをうまく使って攻撃を仕掛けることができていました。

2分には、右サイドから2番細田真也が攻め上がりシュートまで持ち込みます。6分には、16番小木曽佑太のロングフィードからの仕掛け、9分には、23番安東輝からのパスを受けた10番関根貴大がシュートまで持ち込む形も作ります。

ただ、前線での崩しの形には、まだまだ課題があるようで、中盤から後ろでのパス回しや展開、逆に守備の場合のプレスのかけ方なども、かなり効果的に行えるようになっていたと思います。仕掛け、シュートなどはあるものの、相手にとってピンチと言えるほど大きなチャンスと言える形がなかなか作れないという印象もありました。

11分に、4番茂木力也が中盤でインターセプトに成功し、2番細田真也とのパス交換で前線に抜け出し、10番関根貴大につなげてシュートまで持っていきます。

20分くらいまでの浦和の攻撃の形を見ていると、4番茂木力也がうまくパスを捌く役割として、両サイドに供給して機能していたと思います。

浦和にとって、おそらく最初の決定的なチャンスは、33分。10番関根貴大がドリブルで持ち上がり、ゴール前に駆け込む7番広瀬陸斗にグラウンダーで強めのパスを供給し、合わせるもボールは浮いてしまい枠をとらえられず。しかしながら、惜しかったです。

35分には、16番小木曽佑太からの右から左前線の22番荒木聡太へのロングフィードがきれいにとおり、サイドから攻め込みます。

やや浦和ペースで試合が進む中で、前半終了間際に、浦和が先制します。細かい展開は確認できなかったのですが、14番斎藤翔太の浮かせた裏へのパスに4番茂木力也が抜け出して落ち着いて決めてゴール。浦和が1-0とし、前半は1-0で折り返します。

守備のところでは、厳しく来る相手ながら、思った以上に浦和の中盤から後ろに対してはあまりプレスをかけて来なかったため、抑え気味にやっているのであれば、1点取れば変わるかもと思っていたため、先制して迎える後半に相手がどのように来るのかは興味深いものがありました。

後半のスタートは、当たり前と言えば当たり前なのですが、相手が同点に追いつくために人数をかけて攻める時間帯となり立て続けにセットプレーのチャンスを与えるなど、浦和にとっては耐える時間帯となります。この相手攻勢の時間を耐えきったところで、確認してみましたが、やはり、あまり相手は高い位置からはプレスをかけてくることはなく、徐々に浦和もペースを取り戻し、浦和が攻撃を仕掛ける回数も再び増えてきます。

4分には、16番小木曽佑太が右サイドからドリブルで持ち上がり、クロスを上げてチャンスを作ります。

6分には、カウンターの形で18番関口亮助からのロングパスを7番広瀬陸斗が10番関根貴大に落とし、10番関根貴大が相手のプレスを受けながらも粘って突破しようとしたところを倒されてフリーキックのチャンスを得ます。

10分には、右サイドからの2番細田真也のクロスを22番荒木聡太がヘッドで合わせるも枠をとらえられず。

14分には、23番安東輝から、右サイドを走る2番細田真也へタイミングの良いパスが通ると、ペナルティエリアの中に向かって10番関根貴大、左のファーサイドから7番広瀬陸斗と2人が駆け込む中で、手前の10番関根貴大に合わせたパスを狙うも惜しくも合わせきれず。

15分前後には、3番森亮太が中盤あたりからゴール前に強めのボールを入れるなど、工夫を加えるも味方とわずかに合わず。

浦和の後半の大きなチャンスは25分。フリーキックのチャンスから23番安東輝の直接狙ったボールをキーパーが弾き、2人ほど詰めていたものの、運悪くその2人がいないほうにこぼれてしまい、押し込めずでしたが、かなり大きなチャンスになっていました。

31分に23番安東輝に代えて13番條洋介が入ります。

34分には、14番斎藤翔太が思い切ったミドルシュートを放つも枠をとらえきれず。

37分に7番広瀬陸斗に代えて21番小島良太が入ります。

試合も残り10分ほどになったところで、相手がより前がかりになって前線の個人技のある選手に預けて仕掛けるような形が増えて、受ける形が増えた中で、アディショナルタイムに入るかというところで混戦状況の中から押し込まれてしまい、1-1の同点に追いつかれます。

その後、22番荒木聡太に代えて27番邦本宜裕、2番細田真也に代えて12番松澤彰を投入するも、試合はそのまま1-1で終了となりました。

悔しい引き分けとなりましたが、おそらく今日の試合を見ていた方であれば、プリンスリーグを中断していた1か月間に驚くほど浦和レッズユースが成長している様子が感じられたと思います。

中断前最後のプリンスリーグから久しぶりに今日の試合を見た友人は、人もボールも良く動いていて良いサッカーになっているというニュアンスの話をしていました。

相手が前がかりに力強く得点を奪いに来た時の、失点は続けての課題となっていますし、考えられる余地もあると思いますが、確実にチームとしては前進しています。

残り2試合を考えた時には、最後に追いつかれたしまったことを考えるよりも、自分たちが掴んでいる手応えに自信を持って、続けていくことができるかどうかがカギになって来ると思います。

さて、運に左右される今節の流れを見てみますと・・・、まずプレミアからの降格チームに関しては、関東からは1チームの可能性が濃厚になりつつありますね。そうすると、プレミア参入戦で3チームとも上がった場合は、最下位のみ、2チームの場合は9位まで、1チームの場合は8位まで、1チームも上がれない場合は、7位までが降格になる流れですかね。

あ~、なんか計算するのめんどくさいです。

そんなことで、カリカリして、見る側も一部はピリピリしてしまっている様子もありますが、Jユースカップからの積み重ねられているものを、崩さずに、どこまで積み重ねていけるかを大事に戦ってほしいです。

すごく良くなってきていますから。

さてさて、今日は、1か所で3試合分の試合観戦ということで、この試合の後に練習試合が計4本行われました。

簡単に触れておきますね。出場メンバーなどから考えると、2試合x2という解釈で良いと思います。

練習試合第1試合(45×2)のスタメンは以下、

GKが1番大川圭為、DFが左に5番齋藤一穂、右に19番橋岡和樹、真ん中に6番吉原大、MFが左に29番川上開斗、右に21番小島良太、ボランチに13番條洋介と17番勝野瑛、トップ下に28番新井瑞希と27番邦本宜裕、FWが12番松澤彰

となります。

前半は、13分に12番松澤彰の見事なアウトサイドで狙ったシュートでゴールし先制、1-0にするも、直後の14分に相手にもペナルティエリア外からの見事なシュートを決められ1-1となり、前半を1-1で折り返します。

後半は、10分に右サイドを抜け出した28番新井瑞希からのクロスをペナルティエリア内まで上がってきていた17番勝野瑛が決めて2-1とします。

26分に、13番條洋介に代わり26番松崎洸星が入ります。27分に、再び右サイドを抜け出した28番新井瑞希からのクロスにニアに入った12番松澤彰が合わせてゴールし3-1。

直後に1点返され3-2とされるも、33分に、右前線に抜け出した21番小島良太が、相手の股をぬくパスを通し、そのパスをスペースで受けた19番橋岡和樹が折り返し、パスを受けた27番邦本宜裕が落ち着いて切り替えしてシュートを決めて4-2。

結果、4-2で勝利となりました。

第2試合(おそらく、こちらは40×2本)のスタメンは以下、

GKが18番大川圭為、DFが左に32番石井康輝、右に33番上野文也、真ん中に35番中塩大貴、MFが左に45番清川大輝、右に39番中塚貴仁、ボランチに26番松崎洸星と44番長嶋巧、トップ下に31番中村透と40番松尾佑介、FWが24番倉本隼吾

となります。

簡単に言うと、この第2試合は、選手が生き生きとプレーしている印象があって、凄く楽しかったです。特に、44番長嶋巧に至っては、一応ボランチのポジションでスタートしつつも、センターバックに降りてきたと思ったら、気が付いたら最前線まで上がっていたり、声も良く出ているし、選手にある程度伸び伸びとやることを前提に、その中で、やり過ぎたら、お叱りを受けるような、基本的に、自ら考えさせるような感じで、でも、基本的にはサボらせないというか、色々な意味で、見ごたえがありました。

得点経過自体は、13分に、45番清川大輝が見事な抜け出しから持ち込んでシュートまで決めきって1-0としつつも、後半の終盤にややチームに疲労が見えだして対応が遅れだしたところで、同点に追いつかれて1-1で終了となりました。

交代は、前半30分に26番松崎洸星に代えて、普段はゴールキーパーの杉本広貴が36番をつけてセンターフォワードでプレーしてましたね。ユースでは、練習試合でもあまり見ない風景なので興味深かったです。また、ハーフタイムに、18番大川圭為に代わり18番高須雄大というどう番号交代もありました。

この第2試合には、ブクメが思う育成に大事なものが詰まっていたな~と思いつつ。

色々な内側にあるものは私には見えませんので、どうしようもないですが、公式戦を戦っているチームも、高い水準になりつつありますし、通常であれば、何かモチベーションが保ちにくく、大味な試合になりがちな、練習試合の迫力も魅力もすごかったので、今日は、同じ場所で3試合じっくり、すべて集中して見すぎてお腹いっぱいです。

とにかく、あとにも先にも残り2試合。言えることは、良いと思えることを大事に継続して上積み。それだけです。

ではでは。

法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日

法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日

法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日

法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日法典公園(グラスポ)2013年11月24日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけの写真です。

 

「高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/11/24 第16節 – 浦和レッズユースvs市立船橋高校 1-1引き分け・・・Jユースカップからの継続」への2件のフィードバック

  1. ブクメさん、こんばんは。
    是非、この試合を見たかったです。
    実は、浦和の選手では無いのですが、市立船橋の10番?の石田君は、息子が名古屋に居るときに、同じチーム、同じ小学校だったので頑張っている姿を見て見たかったですね。
    京都に行く先が決まっていると聞いていますが、頑張って欲しいいです。
    浦和の話で無くて失礼しました。
    いつも、楽しみに読ませていただいてます。

  2. kon様

    こんばんは、コメントありがとうございます!

    そうなのですか!名前をよく知らないので番号で失礼しますが、10番、11番の選手は、個人の選手としての手ごわさをすごく感じました。

    今後ともよろしくお願いします!

コメントは受け付けていません。