どうも、浦和サポブクメです☆
浦和レッズユース出身で仙台大学に進学していた、佐藤大介がフィリピンリーグのUFLでプロ生活をスタートさせ、なんとしても今シーズン中に一度足を運んでおきたいということで行ってきました。
フィリピンリーグは、割と日程変更が直前に普通に行われるリーグで、通常は、見たい試合をあまり絞り込んでいかない方が良く、1週間くらいいれば、とりあえずお目当ての試合は見られるだろうという東南アジアらしいリーグになるのですが、スケジュールを考えても2泊3日が限界と言うことで、当初発表されていた4月24日の試合に合わせて足を運びました。
で、案の定日程変更があったのですが、幸い対戦相手は変わったものの、グローバルFCの試合は同日の予定に組み込まれ、無事観戦することができました。
ただ、もう一試合が、同じく日本人選手のいるカヤFCで、そのチームの試合を見たかったのですが、カヤFCの試合は24日からは消えてしまっていました。
仕事の取引相手がフィリピンにあるため、既にその絡みでフィリピンにはこれまでに2度足を運んでおり、昨年1月は打ち合わせのみで足を運び、11月には、ちょうど、グローバルFCとカヤFCに所属している日本人選手の方に話を聞かせていただく機会があり、その時期に開催されていたUFLカップの試合を観戦しました。その時のブログ「【番外編2013/11/14】フィリピンカップ(UFLカップ)の試合を観戦してきました。」
この時は、今後、フィリピンリーグに挑戦するような選手が浦和の下部組織から出てきたら良いなと思っていたりしたのですが、まさか、こんなに早くにそうなるとは予想していなかったので、驚きました。そして、凄くうれしいです。
試合前に、話を聞く時間があり、サッカー選手としての意識の高さ、リスクを覚悟しての挑戦など、色々聴くことができました。
私は、日本と言う国のサッカーに対する教育のセオリー(プロになれなかった時のことを考えて、そうなった時のことを意識させるやり方)を否定はしませんし、「誰が責任を取るんだ?」と言われても、取れませんので、強く勧めたりはしませんが、サッカーでプロを目指すということは、上手くいかなかったときに潰しが聞くような場所を作りながら挑戦するよりも、退路を断って、死に物狂いで挑戦して初めて本物に近づけると思っているので、ドイツで頑張っている岡田昌巳や、あまりユース時代に係わりがなかったので、細かい状況はわかりませんが、モンテネグロ2部リーグに挑戦している加瀬光など、日本を飛び出した環境で「サッカーで生き抜く」ことに挑戦している選手と言うのは、一際応援したくなります。
そのベースには、浦和レッズの下部組織に入って来た選手は、皆プロになれる資質があると言う私のずっと持っている考え方があります。その段階からの選手を応援している私はある意味ずるいですよね。
でも、真面目にそう思っていますし、そのベースがあるからこそ、その志次第で皆がプロになれると思っています。
・・・と、話が今回のフィリピンとは逸れて行きましたが、数か月前にグローバルFCに加入し、途中出場、スタメン出場、フィリピン代表選出、フィリピン代表スタメンと、駆け足でプロへの道を歩んでいる流れですが、評価の高さと並行して、かなりの過密日程にお国柄なのか、疲労回復のケアなども甘いようで、ちょうど、観戦した試合が疲労のピークだったんですね。
明らかに、体が重たそうで、イメージした動きに体がついてこないような状況も多かったですが、それでも要所要所で「らしさ」を見せていましたし、プレー以外の部分でも、コミュニケーションを取る意識の高さには驚きました。
後半途中から、日本人選手の星出悠選手が出場し、終盤に佐藤大介が左サイドバックから左ウィングにポジションを一つ上げた時には、日本人選手2人の連携からの鋭い攻撃なども見られました。
試合は、3-0でグローバルFCが勝利して首位をガッチリキープしています。
今後、フィリピン代表として、大きな舞台に挑戦する可能性、グローバルFCとして、大きな舞台に挑戦する可能性もあるでしょうし、駆け足でスムーズに来ている流れが、思うようにいかなくなる時期が来る可能性もあると思います。
ただ、話を聞いて、その意識の高さと自分に対する厳しさをヒシヒシと感じることができましたので、苦しい時期を今後迎えても負けることはないでしょう。
今後の活躍を楽しみにしています。
ユース時代から、佐藤大介のプレーに魅了されて、浦和から離れても応援しているサポーターの方は、たくさんいます。
ただ、日本から離れた環境での活躍は、その状況を知りたくても知りえない方も多くいます。比較的、動きに自由がきく私のようなものが、そういう方に代わって今後も、機会を作って、生の声を聴いて、プレーを見て、お伝えできる機会が持てればと思います。
ということで、写真を並べますね。