第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 1次ラウンド3回戦 2014/07/27 – 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 0-3敗戦

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クラセングループステージ第3戦です。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に21番中塩大貴(後半37分⇒15番高橋聡史)、右に40番橋岡大樹(後半20分⇒12番小木曽佑太)、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹(後半27分⇒20番東伸幸)、MFが左に22番荒木聡太(後半22分⇒7番勝野瑛)、右に9番小島良太(後半12分⇒39番渡辺陽)、ボランチに8番斎藤翔太と5番茂木力也、トップ下に10番小川紘生、FWが19番松澤彰

となります。

前半39分、コーナーキックから失点0-1

後半19分失点0-2

後半38分失点0-3

この結果、グループ3位で敗退となりました。

仕方がない理由も多くあるのかもしれませんけどね。

浦和レッズの下部組織が好きでこういう大きな大会以外も多く目にしてきた者。今年の3年生がジュニアユースの3年生として全国大会で戦っていた時に、各選手の特徴を見せて最大限戦って、悔しい敗退をしていった長崎での高円宮杯を見ていた者。その後の彼らの3年間を見て来た者。私は、ジュニア世代と言うものは見ていませんが、ジュニアチームができる前の浦和レッズの下部組織的な位置づけをされていたFC浦和から見ていたという方もいるでしょうし、いつから見ていたという話やどのくらい特徴を知っているという話にしてしまうとキリがないかもしれませんが、特に選手個々の特徴を見出しやすい個性派が揃った学年が最高学年の今年のチームだと私は考えています。

そのような、特徴(人間性を含めて)を生かすことが育成と感じて長く見て来た者の一人からすれば、浦和レッズのユース世代の育成では、大事にされるものは違うんだなと感じてしまうわけでして、「それも育成のありかたの一つ」と言うことは認めなければならないのかもしれませんが、私が大事と思うものが無視されるという事実に、戸惑いを感じてかなり長い期間が経ちました。

例えば、この大きな大会で浦和レッズユースの試合を見た、サッカー関係者の方は、この試合が初見だとしたら、今回プレーしていた選手をどのように評価するのでしょうか?おそらく、多くの選手が、本来の特徴を評価されないのではないでしょうか?

何年も前から見ていて選手に対しては思い入れがあります。疑問に思うことが多く、話しかけられるタイミングでは、選手に言葉をかけることもありますが、その際には、選手は信じて前向きに頑張っているというニュアンスの言葉が良く聞こえてきました。それだけで、純粋に気持ちよく選手がプレーできるように前向きな見方をしてあげられるのが、本当のファンサポーターなのかもしれません。

でも、私は、現在のユースの育成の方針(言葉で記載されている内容とは別です)に対しては、疑問しかなく、あまり否定的なことを言う自分てなんなんだろうな、という思いも日増しに強くなっています。

選手と言う人間を応援したいけど、その環境を応援できない。

育成世代と言うものは、見る側が余計なことを考えずに、選手を後押ししてあげる姿勢があれば、それだけでより選手が力を発揮できる場なのかもしれませんし、その意味では、私は結構邪魔をし続けているのかなとも思います。

試合が終わってから、色々考えましたが、やはり、この大会で純粋な後押しをしようと思っていたのにできなかった自分にも責任があります。

まあ、でも、自分もわがままなので、同じようなことは、この先も続くと思います。こればかりは治せませんw やはり、一番大事なことが間違っていますから、今の環境は。

さてさて、この後は、国内で遠征などありつつ来月末には、プリンスリーグが再開されますよね。

短期決戦の大会を勝ち抜くという部分では、足りない部分が多かったと思いますが、チームとしての土台となる守備部分の安定に関しては、この大会でも継続して見られました。その部分には、自信を持って良いと思います。

ピッチに立っている選手がやるべきこととしては前進していますし、プリンスリーグでの戦いにまた頭を戻せば、クラセンでの結果のことはあまり引きずらないことが重要で、継続する課題として、突き詰められる要素を高めていけば良いと思います。

そんな感じです。

ではでは。

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