関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/09/26 第19節 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャJrユース 1-3敗戦・・・プロになると、背景は考慮されないことが多い

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どうも、ブクメです☆

見る側というのは、自由なもので、今日の試合を見ながら、「やはり全国が決まった試合の次の試合だから、少し気が抜けたのかな」とか思って見てしまっていました、すみません。

結果的に、未消化試合が3日前に入ったことで、一週間で3試合で更に間が住金グラウンドへのアウェイ遠征だったため、移動疲れもあったようで、気持ちとは裏腹に思った以上に多くの選手が体が動かない状態だったということがあるようです。

そんな流れの中で、ふと今日の大宮アルディージャジュニアユース戦を観戦したNTT東日本志木総合グラウンドで観戦した過去の試合で、ユースの試合ですが、現在トップチームで活躍している関根貴大がユースの3年生だった時の大宮アルディージャユースとの試合の際に、ダービーなのに気持ちが入っているように見えず、チーム自体もフワッとした感じで敗戦してしまった試合の時に、かなり厳しめのブログを書いてしまって、あとで聞いたら、関根貴大自身がその週体調を崩していて、かなりきつめの状態で無理して試合をしていたということだったんですね。

ただ、そんな背景がありつつも、チームとしてできなかったことに対して、関根貴大は真摯にその状況と私が書いたその時の文章を受け止めていたと言う話を聞いたという出来事。

私も、常にチームと一緒に行動しているものではないので、比較的回数多く見ていても、試合を見た印象で背景を考慮できない今回のようなことも結構多いです。

上記のことを踏まえてですが、この試合は、得点を左右するような局面で簡単に相手のやりたいプレーをやられてしまったり、相手の攻撃の起点のところで十分にプレッシャーをかけられずに自由にプレーをさせてしまった場面が実際に失点につながったり、大きなピンチへとつながったという印象が強かったです。

それでもミスの多いチームであれば、それほど問題はなかったと思いますが、相手の前線の選手が、そこで精度の高いプレーをしっかり遂行されてしまったということで、その辺を考えると、こういう得点経過になってしまうよなという試合ではありました。

あ、前置きが長くなりましたが、この試合のスタメンと交代を書いておきますね。

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに20番吉岡直輝、右サイドバックに5番遠藤悠太(19分⇒4番大桃伶音)、センターバックに8番白土大貴と2番北村龍馬、MFが左に3番林海斗、右に6番上野夏輝(後半30分⇒17番柳田大輝)、真ん中に10番佐藤輝と14番縄田脩平、FWが左に9番二見健太(後半7分⇒11番森隼平)、右に7番岡村勇輝

となります。

前半で0-2とビハインドを負う形になり、後半にコーナーキックのチャンスで、6番上野夏輝から(?)のボールを2番北村龍馬がヘッドで押し込んで1-2としたものの、その後1失点で1-3とされ、何度か惜しいチャンスは作ったものの、後半終盤にそれ以上の決定機を相手に数回与えながら、なんとかそれ以上の失点はせずに1-3で終了という試合でした。

相手のタイプを考えると、激しさを持って挑めないと、こういう展開にはなりやすいと思ってはいたので、ある程度、そういう試合になってしまったという部分はありますが、同じようにポゼッションを重視する柏レイソルU-15が来週の相手なので、今日の試合内容の要因が疲労であれば、来週は、問題なく戦えると思います。

対戦相手のタイプに対しての苦手とかそういう部分の課題や判断は、来週の試合で見させてもらうとして、この試合では、プラスに感じられる要素も多くありました。

それは、ここ最近は、ある程度計算ができて水準以上のポジションで定着していた選手で他のポジションをやっているという選手が、試行錯誤している状況もある中で、この試合では、試合の中で、その数選手が本来の慣れたポジションに戻るという時間帯がありました。

その時間帯で、決して長い時間攻勢になれたということではないかもしれませんが、最も得点に近づいた時間帯がその時間帯であり、一つのどっしりした形は、今年のチームにはあるんだなという確認ができた部分。

珍しく、パワープレーを使う時間帯もあったりしました。ここは、思うように機能しなかったかもしれませんが、難しい試合になった時に、勝負をしなければならない時間帯にパワープレーも取り入れてやってみるということを見ても、高円宮杯を意識した采配も見え始めているなという印象も持つことができます。

ということで、この試合でのもろもろは、踏まえての次戦で再確認ということにしたいと思います。

ただ、高円宮杯で勝ち進むことを考えた時には、自分はフォワードとして得点を取る選手だという選手がもっと強烈にゴールを意識したプレーをする必要があると思いますし、そういう選手がもっと出てこないと、厳しくなるだろうなと思います。フォワードに入った選手で、この試合でも深くまで切り込んで、角度はないものの、シュートを狙う可能性を見せることでより可能性が高まるところで、明らかにパスをするという動きしか見せなかったために、相手に簡単に守られてしまったという場面がありました。そういうところは気になります。

相手が怖いなと思うような攻撃を見せてほしい。それは、継続して感じています。

あとは、最初の話に戻りますが、サポーター目線というのは、関係者や、ご父兄とは違い、特に試合のみを観戦するため、試合に出ている選手は、万全の状態でプレーしているということを踏まえて観戦するのが普通です。

そういう見方をした場合には、今日の試合は、動けていないというよりは、気持ちが入っていないという見られ方をしてしまう可能性もある試合ではあったと思います。

これは、カテゴリが上がっていけば、より強くなりますし、プロになると、正直酷なくらいに厳しく見る人が増えます。

また、これは、ユースの試合の時にたまに書いていますが、いつどこでどんな人があなたのプレーを見ているかわかりません。プロのスカウトがたまたま練習試合に足を運んであなたのプレーを偶然1試合見ることになるかもしれません。

だからこそ、過密日程であっても、試合がある限りは、できる限り常に高いパフォーマンスを見せられる準備が必要になります。

なので、プロを目指すのであれば、過密日程の時ほどよりコンディション管理に注意してできるようになると良いかなとも思います。

おそらく、今日の試合のブログは、サポーターの方と2人で観戦して、そのまま誰とも話さずに家に戻っていたら、まったく別の文章を書いてしまったかもしれません。

堅苦しいことをたくさん書いてしまいましたが、一番の思いは、来週末までに体調を万全に整えて、気持ち良い試合を見せてほしいなということです、はい。

ではでは。

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