以前は、いわゆるユースの公式戦の本番となるプリンスリーグへ向けての本格的な大会は、3月末の清水フェスティバルだったことを考えると、既に1月メキシコ遠征での真剣勝負だったり、ケラミックカップだったりを経験できる選手が多く、そして、(厳密には大会自体はこの大会も1月からスタートしていますが浦和レッズユースの初戦が2月になるという意味)2月のスタートからジャパンユースプーマスーパーリーグ(JYPSL)に参加することで、プリンスリーグ開幕の2か月ほど前から、しっかり真剣勝負の場が用意され、戦いながらチーム作りをできるようになったというのは、大きいなと感じつつ。
この大会もある程度、静岡県の時之栖スポーツセンター開催がベースとなるので、近くはないですが、ある程度調整して足を運びやすい場所ではあるので助かります。
とはいえ、今年の動き方はいまだに模索中なので、JYSPL自体に何試合足を運ぶかはわからないのですが、今回は、スタートということで、6日7日両日の試合を観戦する形で静岡に来ています。 6日が午後~夕方の試合で、7日が午前の試合になるということで、金額的にもバタバタ2往復するよりも泊まってしまった方が早いなと言うことで、今日は御殿場のホテルに滞在しながらブログを書いています。
何はともあれ、PCでコパ・チーヴァスを見ていたりはしたものの、2016年のユースの試合観戦初戦と言うことで、楽しみに見させてもらいました。 6日の試合は、時之栖スポーツセンターの中でも、最近基本的に開催される裾野のグラウンドではなく、いわゆる時之栖と言えばここという、イルミネーションが有名だったりする時之栖の中にあるサッカーグラウンドでの試合でした。
この中の別のグラウンドにはなるものの、2011年のU17日本代表の静岡合宿の練習試合を観戦した時以来なので、6年ぶりくらいになりますが、以前よりだいぶ観光地としての集客率がよくなっているような。暗くなった時間帯に、サッカーグラウンドの真横でイルミネーションに多くの人が集まる光景が何か不思議な感じでしたね。 ということで、試合の話に移りますね。 6日は、14時30分からトップ公式戦、16時からセカンド練習試合という形式の試合を行いました。セカンドも公式戦と言う形で優勝を争うものもあるようですが、浦和レッズユースは、セカンドには参加していないようですね。セカンドの試合は練習試合と言う位置づけで開催されている模様。
この2試合のメンバーと交代、得点経過を簡単に書きますね。
14:30からの試合のメンバーと交代は以下となります。
GK18番田桑龍輝、DFが左サイドバックに16番大西翔也、右サイドバックに4番関慎之介(後半31分⇒11時里元樹)、センターバックに3番橋岡大樹(後半18分⇒12番轡田登)と2番遠藤凌、MFがボランチに7番伊藤敦樹(後半20分⇒21番弓削翼)、左に9番川上エドオジョン智慧(後半9分⇒8番高山大智)、右に5番鈴木海都(後半5分⇒22番樋口颯太)、真ん中に14番シマブク・カズヨシ(後半26分⇒24番関根束真)と17番立川将吾(後半13分⇒20番荻原拓也)、FWが19番甲斐崇史(後半5分⇒13番長倉幹樹)
となります。
前半は0-0、後半12分に14番シマブク・カズヨシのドリブルでの果敢な仕掛けからPKを獲得し、これを8番高山大智がしっかり決めて1-0とすると、その少し後の17分に2番遠藤凌からサイドからトップスピードで抜け出した20番荻原拓也へ、ペナルティエリア少し外くらい鋭いパスが出され、これをダイレクトで折り返したところを右サイドから走りこんだ14番シマブク・カズヨシが頭で合わせてゴール。
抜け出すタイミング、パスのタイミングスピード、ダイレクトプレーでの精度の高いクロス、そのクロスへの入り方、すべての選手が見事なリズムと精度で生み出されたゴールでした。 試合は、その2得点で2-0の勝利となりました。
わかりやすく、ある程度の守備のベースは固めながら、色々試していくという、ここから新チーム作りが始まっていくんだなという印象が強いメンバー構成と交代の流れ。序盤は、押している時間が多いものの、決定機を作るというところまでは行けておらず、むしろ、不用意なミスから相手に決定機を与えることもありつつでした。
出足、動き出しが悪いという言葉で言えば簡単かもしれませんが、人工芝のピッチが滑りやすいのかな~という印象もありつつ、なかなか思うように動けていないという選手が多かったのかなと思います。色々な組み合わせがある中で、2点目のような見事なゴールまでの流れを作り出せたようなプレーも得点に至らなかったものも含めるといくつか見られ、ポジションによっては安定感があるポジションもありましたし、とにかく、これを踏まえて、今後、課題を一つ一つ見つけながら、個々として、チームとしての成長でどうなっていくのか、ですね。
16時キックオフ(実際には16時10分くらいキックオフだったと思います。)のセカンド練習試合のメンバーと交代は以下、
GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに20番荻原拓也、右サイドバックに8番高山大智、センターバックに12番轡田登と21番弓削翼、MFがボランチに17番立川将吾、左に19番甲斐崇史、右に5番鈴木海都、真ん中に22番樋口颯太と24番関根束真、FWが13番長倉幹樹
後半から4名選手が代わりポジションも動いたので、後半スタートの形を書き出した方が早いので書きます。
GK25番河畑光、DFが左サイドバックに5番鈴木海都、右サイドバックに12番轡田登、センターバックに21番弓削翼と6番松高遼、MFがボランチに22番樋口颯太、左に19番甲斐崇史、右に9番川上エドオジョン智慧、真ん中に24番関根束真と11番時里元樹、FWが13番長倉幹樹
となります。
どちらかというと4-4-2のようも見えましたが、一応4-1-4-1に当てはめています。
前半16分に、20番荻原拓也の見事なクロスから13番長倉幹樹が決めて1-0と先制するも、32分に失点し同点に追いつかれると38分にも失点し1-2とビハインドを背負った形で前半を折り返し、後半14分に川上エドオジョン智慧がペナルティエリア内で倒されたようにも見えたものの、ここはPKにはならずも、後半25分に13番長倉幹樹からのパスを受けた9番川上エドオジョン智慧が決めて2-2と同点に追いつくも、後半33分に失点し、試合自体は2-3で敗戦となりました。
こちらも、パッと見で時折組み合わせでセンターバックに入ることはあっても、本職としてセンターバックをやるタイプでない組み合わせだったり、攻撃が得意なタイプがサイドバックに並ぶなど、先ほどの試合よりも、色々試している感が強いポジション配置になり、チームとしては、やや安定した戦いはできなかったものの、ポイントポイントで個々で見どころがあるという場面は多く見られた試合でした。 まずは、今日を踏まえて、明日の試合を楽しみにしたいと思います。 ではでは。