高円宮杯プレミアリーグ2018/10/07 浦和レッズユースvs流通経済大学柏高校 0-2敗戦・・・積み重ねを理由にはしたくない

どうも、ブクメです☆

間に1回くらい来たことがあるような気がしていたのですが、自分のブログを見返す限りは、流通経済大学柏高校のグラウンドに来るのは、6年ぶりとかになりますw

季節外れに暑くなった日曜日、柏の葉公園の駐車場から、歩けるらしいという情報をもらい、車で柏の葉公園まで行き、そこから流通経済大学柏高校まで徒歩15分くらいだったと思いますが、思った以上に汗をかきました。プレーする選手も大変そうだなと。

さてさて、今日のような試合展開になると、まずは、背景を考えて見るという変な習慣がついています。

木々や土手などがあるこの会場では、風の吹き方が変則的なのかな、そんなの理由にならないか。

比較的強風の時間帯も多かった試合で、最近は、風が明らかに影響する試合も多いので、気にしてしまうことが多いのですが、今日私が見ていた土手上に向かって風が吹いていると思ったら、相手チームの選手が応援しているところ辺りのフラッグは、全く違う方向にたなびいていたり、逆サイド側のコーナーフラッグは、まったく風を受けていなかったり、そういうのもあったかもしれません。

でも、理由にならない。

一緒に見ていた方からも、何度も聞こえた「シュート打たないと」という言葉。

その言葉に象徴されるように、とにかく、相手ゴールを脅かすシュートが打てない試合になっていました。逆に、相手は、隙あらばシュートを狙ってやろうという姿勢や、特にゴールに近いところやチャンスのところでの、セカンドボールへの反応が早い、さぼらない。

この試合の浦和の攻撃のところで言えば、前半の終盤の方の時間帯で、8番白土大貴や、16番玉城大志が攻撃意識を持って、高めの位置に入っていった時間帯にようやく攻撃として形になっていた場面が数回と後半スタートにメンバー交代とフォーメーションを変えたところや、長いボールを蹴らないような意識付けがあったのか、繋いでの仕掛けや、前線の10番池髙暢希のキープからファールをもらえてセットプレーを獲得できる場面が増えてきた20分間くらいの攻めのリズムが生まれかけていた時間帯のみ。全体的には、相手ペースで終始進んでおり、フィニッシュのところも、相手は、とにかく危険なシュートを多くはなっていたことを考えると、結果のみで考えられる勝負のポイントとしては、それらの時間帯で決められなかったことが大きいとは思うのですが、それ以外に納得できないことが多かったんですよね。

まずは、コミュニケーションのところと、ちょっと過剰に相手をリスペクトしすぎではないのかと言う点。

ボールをキープした時に、慌てて蹴ってしまう場面が多く、守備意識が高すぎて、中盤が前線と距離を空けすぎて、相手の攻撃を跳ね返し、当然、中盤を経由しないクリア気味の前線へのフィードが多くなり、前線もそれぞれがそれぞれのプレーになってしまっていて、コミュニケーションも取れている様子がない。

ユースの試合でブログを書くときには、この辺は、本当に私が嫌いなところなので、たびたび書くことになるのが嫌になるのですが、欲しいパスがあるなら、主張するべきだし、出したパスに意図があるなら主張するべきで、それが仲良しの選手じゃないとできないということであれば、その選手の成長は、かなり遅くなってしまいますし、プロになれたとしても同じようなことをやり続けるのかなと(まあ、プロでもそういう選手も多いと言えば多いけど。)

本来であれば、後半途中から投入された34番成田安里など駆け引きをしてボールを保持しようとしていた、まだプレミアリーグの経験が浅い選手を多くピッチに立ってきている選手がそういう選手が出そうとしている特徴をフォローして、良さを出して、自分の良さも出るようにやっていくのが定石だと思うのですが、そういうところにチームがいないのが見えてしまっていたように思います。

相手は、プレミアリーグで浦和より上にいるチームだからとか、高校のサッカー部は、選手権に向けてこの時期にピークに持ってくるから、一番手ごわい時期に入っているとか、スカウティングの結果、相手の攻撃陣が手ごわいから、そこへの対策が最優先になっていたからこうなったとか、じゃあ、あなたたちのサッカーはどうなの?という。

試合が終わった後に、友人が「積み重ねの差だよね」と一言にまとめていましたが、これでは、昨年の私が嫌いだった体制下と変わらない。何が起きているのかは、よくわかりませんが。

確かに、夏前まで、今年は、順調に積み上げられていると感じたところが、大きく崩され始め、ボランチで攻撃的な役割をしていた選手も長くセンターバックをやってきた中でのボランチに戻ったことで、守備意識の方が強くなってしまったことに、もしかすると、苦しめられているかもしれませんし、ポジションの移動や、組み合わせなど、考慮できるポイントとして、選手個々に悩んでいるのはわかります。

もろもろ、書きつつも、打開できる鍵として見えたところを挙げると、やはり前半終盤のところ。選手は、8番白土大貴。

この試合で最も得点のにおいがした時間帯に攻撃的に絡んでいたのは、8番白土大貴で、この試合のファーストシュートになった17番波田祥太のプレーに繋げたのも8番白土大貴が攻撃に意識を置いて高めに上がったところから。更に、10番池髙暢希のペナルティエリア内への走るタイミングと、そこへのキーパーの前のスペースへのパスを送り込んだタイミング。足先で触れそうで、ギリギリ届かずノーチャンスになったものの、この時間帯のいくつかのプレーを見ると、全く同じメンバーではないにしても、今年のチームのポテンシャルを感じた、プレミアリーグのアウェイ、清水エスパルスユース戦を思い起こすところがあったんですね。

その試合でゴールを挙げたのは、10番池髙暢希と17番波田祥太でしたよね。

前線でキープしてセットプレーを獲得する10番池髙暢希のプレーも効果的だとは思いますが、こういう流れの中からゴールを奪う方の選手としての10番池髙暢希も活かす選手によっては作られるわけですし、17番波田祥太も、プレーに迷いが増えているのは感じますが、これは、私が好きなプレーと言うことで、チームから求められているかどうかは別ですが、先ほど挙げた場面や、これは、16番玉城大志が高めに上がっての時のクロスだったかと思いますが、やや難しいクロスながら、そこに走りこんで頭ですらしてのヘディングシュートの場面など、体のぶつけ合いとかではない、読みと点で合わせるようなプレーが増えてくると良いかなと思うんですよね。

だから、コミュニケーションは取ってほしい。前線で組んだ選手とは主張し合ってほしいんですよね。

 

受け身は嫌だ。相手の予想通りの動きをしないで、自分たちでそれを壊して自分たちのペースで試合を運んでほしい。

組み合わせが頻繁に変わるなら、よりコミュニケーションをとってやるようにしないと、本当に、エゴだけで相手には怖くない単発の仕掛けしかできなくなりますよ。

そんな感じです。

来週からは、Jユースカップ期間に入り(浦和は2回戦からなので、再来週から)、プレミアリーグ自体は、来月末までないという状況ですが、大会が変わり、またフレッシュな気持ちでJユースカップに自信を持ってぶつかり、調子をピークまで持ってきて、残りのプレミアリーグに臨める形を作ってください。

ではでは。

vs流通経済大学柏高校のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に14番柳田大輝(後半14分⇒9番二見健太)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志と8番白土大貴、FWが17番波田祥太(後半25分⇒34番成田安里)と13番與那覇航和(後半スタート⇒11番清宮昴大)

 

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