どうも、ブクメです☆
スコアレスドローで引き分けたのに、3位死守が難しくなったのに、どうして楽しいのだろうと言われてしまうかもしれませんが、純粋に今日の試合は、見どころが多くて楽しかったなと思ったのでタイトルに入れてみました。
ということで、体育の日、祝日の月曜日は、埼玉県S2リーグ、浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校の試合を観戦してきました。
以前、浦和に住んでいたときには、当然浦和レッズの育成がらみの試合は、自転車で移動できる範囲が多かったのですが、今は、鳩山町に住んでいるということで、なかなか自転車で行こうかなと思う試合ものないのですが、今日の試合の会場の埼玉平成高校は、私の自宅からも6キロ程度の距離にあるということで、久しぶりのユースの試合の自転車での観戦となりました。
雨の確率20%だから、雨の心配もないだろうと思っていたら、ちょうど、家を出て向かう時に、僅かに雨が降り、でも霧雨程度だから大丈夫かと思ったら、途中で、ややしっかりとした雨になりかけてどうなることかと思いましたが、すぐに止んで試合中も雨が降らず、気候的にも暑くもなく、寒くもなくという気候下での試合となりました。
観戦箇所がだいぶ限られたエリアのみという会場だったので、ゴール裏のピッチからかなり近いエリアと言うことで、ネットに隔てられることもなく、久しぶりにこういう近い距離で試合を見たなという印象の残る試合でもありますね。あまり雑談など交わしたことがない方とも話すことなどができるという点では、よくわかりませんが、それも楽しかったようにも感じます(そういえば、最近は、変に距離を置くことが増えていたなと感じる、もともとは、話すのが大好きなブクメですw)
さてさて、
細かいことを言えば、S2リーグからS1リーグへの昇格と言うことを考えたときに、いくつかの他力が生じることにはなりますが、可能性を最大限残すためには、残り2試合を2連勝して、3位で終えて待つということが重要になるということは、前回の試合の時にも書いたので、スコアレスという結果が満足かと言えば、そういうことでもないのですが、この試合は、課題も、もちろんまだまだあるのですが、試合の中での声も良く出ていたし、終始気迫が見られるような試合になっていましたし、そういったところが一つ楽しかった要因でもあるかなと。
もちろん、育成を見るサポーターとして、特徴探して、結果も求めてとかとか、大切にしていることはありますが、見ていて伝わってくる試合が第一なんですよね。具体的にどうこうより、そういうポイントで良かったと。
ということで、試合の話に移ります。
vs埼玉平成高校メンバーと交代は、以下
GK18番西尾優輝、DFが左に19番清水楽人、右に27番清水哲太、真ん中に26番南濵優大と33番舘澤佑磨(後半20分⇒6番上野夏輝)、MFが左に31番木下翼、右に38番松村大也、真ん中に29番奥山圭介(後半24分⇒39番盛嘉伊人)と35番根岸恵汰、FWが22番佐藤陸人(後半スタート⇒37番堀井真海)と34番成田安里(後半38分⇒15番石橋遼大)
となります。
前日のプレミアリーグの時には、メンバーに入っていなかった福井国体の埼玉県代表として戦ってきた1年生のメンバーも、この試合から復帰となっています(昨日帯同していたかまでは、確認できていませんが、遠目から見る限りは、いなかったように思います。)
前半5分に33番舘澤佑磨からのフィードに抜け出した31番木下翼が迫力のあるドリブルを仕掛けるなど、スタートから相手ゴールを狙うプレーが多く見られます。その分、守備のところでは、やや連携が乱れて、突破を許してヒヤリというところも多くはなったものの、結果的に無失点に抑えたように、26番南濵優大を中心に相手の攻撃をしっかり跳ね返し、また、GK18番西尾優輝も危ない場面では、安定した守りを見せてピンチを救うプレーを見せていました。
数試合前は、硬さも見えていた、33番舘澤佑磨もこの試合では、声もしっかり出して、先ほど挙げたように、狙えるところでフィードを通して、攻撃の起点となろうとするプレーもこの試合では、見られました。
前半6分には、パスを受けた22番佐藤陸人が、ワンタッチで流して34番成田安里が抜け出して仕掛けるという場面がありましたが、こういった、細かいパス回しとワンタッチなどで打開しようとする動きに対して、近い距離の選手の反応も悪くはなかったと思いますが、相手の守備陣の寄せも早く、なかなか決定機につながる突破ができない状態にはなりました。
ただ、序盤での最も大きな発見(というか、再確認は、)、中盤に入っていた29番奥山圭介のプレー。
様々なポジションに顔を出してパスを捌くプレーだけでなく、前半10分に見せた、強烈なミドルシュート(相手キーパーに防がれたが)など、シュートの意識と言うことで、やはりどこか全体でドリブル突破や、パス回しできれいに崩そうとなりがちだったチームの中で、打開するための、思い切ったプレーなど含めて、質の高いプレーを連発していました。再確認と言うのは、29番奥山圭介のジュニアユース時代の夏の大会で、それまでは、別のポジションでプレーするところをずっと見ていたところで、決勝トーナメントだったか、中盤でプレーした時に、試合を決める決定的なパスを供給するなどのプレーを見ていて、このポジションで面白いプレーをするなと、そういう特徴を見ていたからですね。
さてさて、流れに戻ると、前半12分に相手に攻め込まれて危険な場面で33番舘澤佑磨がしっかりカバーに入りピンチを防ぎ、その直後の攻撃では、やや長くなってしまって合わなかったものの、右サイドからの反撃で27番清水哲太がクロスを上げる形を作り、前半14分には、33番舘澤佑磨のフィードから34番成田安里が抜け出して仕掛ける形を作ります。
前半20分には、26番南濵優大が見事なインターセプトから、スペースをドリブルで持ち上がり、前線にパスを送り、22番佐藤陸人が受けて仕掛ける形を作ります。
前半27分には、29番奥山圭介からのパスを受けた38番松村大也がパス交換をして仕掛けていく形を作ります。
前半34分には、相手の攻撃を受けて奪ってからのカウンターの形で、38番松村大也から前線に走りこむ34番成田安里へパスを通した早い仕掛けでゴールを狙います。
前半36分には、左サイドで、19番清水楽人が31番木下翼にパスから、左サイドを駆け上がり、再びパスを受けて持ち上がり、クロスを上げてチャンスを作ります。
決定機と言うところでは、なかなか作れなかったものの、惜しい仕掛けや試みが見られる中で、相手の攻撃も割と受ける形にはなったものの集中して守り切り、前半を0-0で折り返します。
後半は、スタートから、交代で入った37番堀井真海が前線でチェイスし、体を張るプレーを見せることで、前半よりも前線での強さ激しさというところが増し、ここからのチャンスが多くなります。
後半2分に早速、37番堀井真海がシュートを放つなど、シュート意識の高さも見られます。後半11分には、パスを受けた37番堀井真海が相手ディフェンダーに囲まれる中でキープして、38番松村大也にパスを通しサイドからの仕掛けで、コーナーキックを奪います。そこで獲得したコーナーキックの流れで、37番堀井真海からのクロスを最後は、29番奥山圭介がシュートを打ちますが、ゴールはならず。
前半までの細かいきれいに崩そうという展開から、前線で相手に余裕のあるプレーをさせないようなプレッシャーとキープしての仕掛けが増えたことで、よりサイドからの攻撃でも、位置取りを高めにとってプレーする回数が増えたように感じます。
後半17分にも、バックラインからのフィードを受けた31番木下翼から37番堀井真海に通し、力強く仕掛け、再びコーナーキックを獲得するなど、セットプレーの回数も増えていきます。
得点が欲しい浦和は、後半20分に33番舘澤佑磨に代えて6番上野夏輝を投入、右サイドに入った6番上野夏輝がさっそく23分に、37番堀井真海とのパス交換でシュートを放ちます。
更に、後半24分には、29番奥山圭介に代わり、39番盛嘉伊人が入ります。
後半27分には、フリーキックのチャンスで、6番上野夏輝からのパスを受けた39番盛嘉伊人がドリブルで仕掛け、クロスから、31番木下海斗がシュートを放ち枠を捉えて良いシュートになったのですが、相手キーパーの好セーブで弾かれます。
後半途中から入った39番盛嘉伊人ですが、国体での活躍で自信をつけたのか、これまでと比べて、変わったなと思ったプレーがあり、その一つを挙げると、パスを受けてドリブルで相手選手をかわそうとした時に、結構プレッシャーもきつくて、抜きに行った時に相手に引っかかり、ボールがこぼれて更にディフェンダーとの接触もある中で、プレーを止めずに、力強く、そのこぼれ球にいち早く反応して、更に仕掛けていった形などありました。かなり良かったです。
おそらく、かなり狙いなども含めて浦和が主導権を握って攻撃ができていた後半だったので、得点が入ってもおかしくないような場面も何度かあったものの、相手の守備の意識や寄せの速さ、そして、パスコースの読みがかなり上手い選手がおり、真ん中でパスを通しての仕掛けが、通ってもおかしくないようなところで、結構触られてしまう場面もありました。
守備のところでは、特に見ていた位置というのもあったのですが、右サイドからの仕掛けからの浦和の選手が触ってのこぼれ球がゴールラインを割ってゴールキックになりそうなところで、6番上野夏輝があきらめずにスライディングでギリギリのところで触って、サイドライン側に蹴り出し、より高い位置で再び狙える、相手スローインにしたプレーなど、こういうプレーも好きですね。
後半30分前後に2つほど大きなチャンスを浦和が作ります。
後半29分に、38番松村大也からのパスを受けた39番盛嘉伊人が思い切ってシュートを狙うも、僅かに枠を捉えきれず。
後半31分には、浮き球の長めのフィードに対して、34番成田安里が走りこんで、ヘッドですらして37番堀井真海に通し、37番堀井真海が枠を捉えたシュートを放つも、ここも相手キーパーの好セーブで弾かれます。
その攻撃の後の相手の攻撃で、かなり危ない形を作られたところでは、27番清水哲太が危険なクロスボールをしっかりクリアし、決定機を逃れます。
後半34分には、今度は、37番堀井真海からのパスを受けた34番成田安里が見事なシュートを放つも、これも相手ディフェンダーに跳ね返されゴールならず(コーナーキックは、獲得。)
その後、後半38分から投入された15番石橋遼大の仕掛けや、惜しいシュートなど、なんとか、1点をもぎ取って勝利を目指す姿勢を最後まで続けた浦和でしたが、相手の集中した守備に阻まれ、また、反撃を受ける回数も少なくはなかったものの、浦和の守備陣も最後まで集中を切らさず、無失点に抑え、結果的に0-0のスコアレスドローに終わったという試合でした。
守備のところや味方の攻撃参加をケアするためにバランスをとることで、35番根岸恵汰は、だいぶ神経を使うような対応が求められて疲労していると思いますが、ここでの貢献もこの試合で守備面でも攻撃面でも見どころが多くなった要因にはなっていると思います。
パススピードのところで、相手の守備を考えると局面で、もう一つパススピードを上げる必要があったかなというところも何度かありましたが、決して甘くはない狙いのパスを狙ったところで、そのパスに反応した相手選手のプレーにも驚きつつ、相手キーパーにも、決して簡単ではないシュート(浦和にとっては、決まっていてもおかしくなかったようなシュート)を防ぐ好プレーを何度も見せられてしまった。
結果としてのスコアレスドローは、妥当だったのかなと思ってしまうんですよね。
もちろん、浦和側を応援している身としては、悔しいですけどね、結果は。
ということで、S2Bリーグ自体は、3位を争う当該チームでは、西武文理高校は敗れたものの、国際学院高校が市立浦和高校を破ったということで、残り1節と言う状況で、浦和は、国際学院に勝ち点2差をつけられて、4位と言う状況になっていると思います。
そして、1か月以上空きますが、最終節は、市立浦和高校との対戦になります。
前節終了時よりも他力の要素が増えてはしましましたが、3位の可能性も消えたわけでもないですし、最後の対戦が前半戦で、強さを見せつけられた市立浦和高校というのも良いですよね。最後は、勝つ、そして、待つ。それだけです。
ではでは。
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