第25回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 2010/08/15 vs ヴィッセル神戸U-15 1-1引き分け・・・結果は引き分けも内容は大勝

JヴィレッジPitch5

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

再びやってきました、福島県Jヴィレッジ。今回は8月15日から始まった浦和レッズジュニアユースが臨む全国大会の観戦になります。日程が合わずに、全国大会を決める関東予選2回戦以来の浦和レッズジュニアユースの公式戦となります。一か月以上見ていないため、色々状況を教えていただいた話では、この一カ月はスムーズではなく苦戦続きのチーム状況ながらも、層の厚い強いチームを作り上げて臨めそうだということでした。

グループステージは上位2チームが勝ち進めるということで、突破のために勢いをつけるために初戦でしっかり手ごたえをつかみつつ、勝利で終えたいところ。対戦相手は、おそらくこのグループの中では最も手ごわいヴィッセル神戸U-15となります。

この試合のスタメンは、

GK1番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバック3番武藤稜、左サイド2番森亮太、MFが8番須藤岳晟、13番條洋介、18番広瀬陸斗、11番進昂平、20番橋岡和樹、FWが10番関根貴大

となります。フォーメーション自体は、動き回るので固定ではないものの、4-5-1というフォーメーションに見えました。ボランチの位置に8番須藤岳晟、13番條洋介、トップ下の位置に11番進昂平、左サイドに18番広瀬陸斗、20番橋岡和樹、ワントップに10番関根貴大と言えばしっくりくる感じです。

前半から浦和が主導権を握ります。激しいプレスで相手のボールを奪い、ミスを誘い、次々に攻撃を仕掛けます。その中でも特に11番進昂平の前線での気持ちを前面に出した攻撃の仕掛けが目立ち、攻撃を活性化させます。気持ちが前に出すぎているという見方もできるのですが、私はこのような姿勢が好きです。仕掛ける、奪われても、すぐに追いかけて奪い返す、この運動量と負けない気持ちは重要です。

更にワントップの位置に入った10番関根貴大が前線でテクニックと力強さで相手ゴールを攻め立てます。

決定的なチャンスという形はあまり作れなかったものの、例えばキーパーからのロングフィードでキーパーとディフェンダーの間を狙ったボールでスピードもある関根が抜け出してマイボールにし、そのままループシュートで狙ったり、あと一歩でゴールというシーンを何度も作っていました。

ディフェンスでも、センターバックが安定していることや、サイドバックの2番森亮太がタイミング良く相手の攻撃の起点をつぶしていくので相手の攻撃陣も攻めこめず、逆に浦和のプレスでヴィッセル神戸がバタバタするような時間帯が多くなります。

ただし、主導権は握っているものの得点が奪えないという状況のため、試合自体は0-0で進み、セットプレーなどでは、あわや失点というシーンもでてきたため試合自体は選手たちが手ごたえをつかんでいる様子が見る側も感じられるものの、試合は動かないというもどかしい状況が続きます。

この試合唯一の2年生でのスタメン出場を勝ち取った20番橋岡和樹は試合開始からしばらくは緊張もあって(?)か、試合に上手くからめなかったのですが、慣れてくると持ち前の独特のリズムのドリブルでサイドから攻撃を仕掛けるシーンも増えてきて良い形を何度も作れるようになりました。

その20番橋岡和樹が右で粘って、11番進昂平にラストパスを送りシュートという形や、左セットプレーのシーンで2番森亮太からのボールを11番進昂平がヘッドで合わせるなどチャンスは作るもゴールは決まらず、前半は0-0で終了。

得点という結果が出ない以外はかなり内容として充実した前半となりました。中盤の位置で8番須藤岳晟、13番條洋介、18番広瀬陸斗が、攻撃の仕掛けで相手から奪われてカウンターとなりそうなシーンで何度も早めのチェックで遅らせたり、そのまま奪ってしまったりと相手に中盤でプレーをさせなかったのもこの試合の主導権を握れた要因かと思います。

後半に入り、スタートから10番関根貴大の能力の高さがうかがえるシーンが出ます。力強いドリブルで相手守備陣を切り裂く見事な攻撃で抜け出してシュート。これは惜しくもポストに弾かれ、跳ね返ったボールが再び10番関根貴大のほうへ転がってきた際に、体勢を崩しながらも再度シュート。このシーンは、グラウンドの観客がかなり沸いていました。更に10番関根貴大と11番進昂平のコンビネーションがかなり良く、際どい位置に鋭いスルーパスを関根が出して、結果的にパスが通らなくてもしっかり進が反応していたり、この辺のプレーはハイレベルでした。

攻勢のシーンを続けていながら得点が奪えていなかった浦和にようやく得点が生まれます。

後半15分にセットプレーのチャンスから13番條洋介の放り込んだボールがペナルティエリア内で混戦状態となり、こぼれたところに18番広瀬陸斗が押し込みゴール。これで、1-0となります。

この後、10番関根貴大が足を痛めて交代(接触プレーなどがあったわけでもないところで倒れていたため、大きなけがかと思いましたが、足がつったようだということですが、大事に至らなければ良いです・・)、23番小島良太が入ります。

試合自体はこの後も浦和のペースで進んでいくのですが、試合残り10分くらいのところで、少ないチャンスをヴィッセル神戸に決められてしまい同点に追い付かれてしまいます。

残り時間、1-1でOKということではなく、明確に勝利を狙って浦和が攻め立てるも試合は1-1で終了。

引き分けという結果は悔しい結果だと思いますが、この試合の戦いぶりを続けられれば残り2試合は、必ず勝利できます。そのくらい、充実した戦いぶりを緊張して動きが硬くなる初戦で見せてくれていました。

第2戦以降も、気持ち緩むことなく、すべての相手が強敵と思って戦ってしっかり浦和のサッカーをやって勝利を勝ち取ってください。

それにしても、前回のユースの時のJヴィレッジでは、気温は高いけどさすがに東北は湿度は低めで少しは良いかと思っていましたが、今日はとにかく湿度がやばくて、日が陰ろうがまとわりつくような暑さがずっと続いていました。選手の皆さんもしっかり食べて、しっかり体のケアをして明日万全のコンディションで臨んでください!

ではでは~

あと、明日8月16日は、浦和レッズユースU-16の多数の選手がメンバーに名を連ねる埼玉県トレセンU-16代表として国体出場をかけた大事な一戦が敷島で行われます。色々ルートなど考えてみましたが、かけもちは無理のためそちらを見に行くことができません。とにかく、いつものプレーをしてしっかり勝利して国体決めちゃってくださいね!期待してます!