アカデミー卒業生関連 2019/09/14 – 関東社会人リーグ1部 栃木シティvs東京23FCを観戦してきました。

どうも、ブクメです☆

割とアクティブに予定組んでいます。当初は、9月14日(土)は、VONDS市原の試合か、大学サッカーに足を運ぼうと、ぼんやり予定を考えていたのですが、少し前に、浦和レッズユース出身の橋岡和樹が、東京23FCに加入という情報を聞き、調整して足を運べる日がいつになるかなと調べていたのですが、気が付けば、東京23FCが所属する関東社会人リーグもシーズン最終版と言うことで、そもそも、残り試合が少ない状況。

最終節の22日(日)は、ユースの磐田遠征があるということで、今シーズン足を運べる試合がこの日しかないなと思い、また、橋岡和樹が思い描くサッカー選手としての道のりを勝手に想像した時には、このまま東京23FCで来季もプレーするかどうかは、全く分からないことや、このチームでの数試合がスタートラインになって行くのかなと考えたときに、このタイミングでのプレーしている姿を見ておきたいなと思って足を運ぶことにしました。

同時に、VONDS市原での西袋裕太のプレーも見たいなと思っていた流れに関しては、10月の全国社会人サッカー選手権大会を準々決勝から決勝まで3日間見る流れで既に移動手段も宿も確保しました。よって、勝ち上がってきてもらって観ることになるわけです。勝ち上がってくるでしょうから問題ないと思います。

ということで、予定の組み方などもアクティブになっています。

ちょうど、ビジネスパートナーと10月あたりにフィリピンで会うので、これを浦和レッズユース出身の佐藤大介のフィリピン代表の試合に当てようと思っていたのですが、ここは、全社を選ぶことになりました。その1週間後に、フィリピンに行くことは、これまた確定しているのですが。

・・・と、言うことで、日曜日に青森へユースのプレミアリーグの観戦に日帰りで行くと言うことで、ダラダラしていると、今日のブログが延び延びになるということで会場の栃木市総合運動公園陸上競技場から帰宅してすぐにブログを書き始めているのが今です。

橋岡和樹は、加入が決まってから、2試合連続でスタメン。背番号77をつけて右サイドバックでプレーしていました。

今年は、割と関東社会人リーグには、足を運んでいる方ですが、東京23FCが目的のチームの対戦相手となることがなかったので、結果的に初めて見ることになります。

足を運ぶ前に簡単に順位など見る限りは、4チームくらいでほとんど差がなく残留争いをしているという状況のようで、前節勝利して残り2節という状況が今回の試合ですね。

対戦相手は、上位の栃木シティということでしたが、試合内容自体は、相手に先制は許したものの、個々のところでは、相手の方が格上感は出ていたものの、試合としては、拮抗した流れで、東京23FCも多くチャンスは作れていたものの、ゴール前での怖さに欠けるという印象がありつつ。

橋岡和樹は、右サイドバックでしたが、かなり高めに位置取りの事が多く、攻撃に絡む場面も多くなっていました。動きのキレのところでは、こういった公式戦での真剣勝負を長くやっていなかったと思われるのでその辺で、若干思うように動けていないように感じる場面もありつつ、また、良い抜け出しをした時に味方からのパス自体がやや精度に欠けると感じられるところもありつつ、この辺は、まだ2試合目(?)ですから、仕方ないですし、今シーズンこのチームの試合はこれしか見られないので、私が何か言えるところではありません。

久しぶりにプレーを見て楽しむというところと同時に、この試合に足を運んで良かったと思った一つの場面を見ることができたのですが、それは、後半残り5分もないようなところで、0-1のビハインドの状態から、東京23FCが同点ゴールを挙げて1-1に追いつくんですね。

で、この時に、もちろん、残留争いを考えると勝ち点が並んでいるチームもいるような状況ですから、勝ち点1でも大きいという状況ではあったと思うのですが、その得点で満足したかのように喜びを爆発させる選手が多い中で、橋岡和樹が、すぐにボールをセンターサークルに運ぶ姿が見られたんですね。

この1点に喜ぶ選手が多い中で、すぐにゴールからボールを持ってセンターサークルに走り、早く試合再開させようとする橋岡和樹。

そうなんですよね。引き分けOKではないのです。こういう時に、こういう意識で行動できることが凄く重要で、これを見たときに、なんだか、本当に「今日来てよかった」と心底感じたのですよ。

もちろん、チームの表面的な数字以外の細かい状況はわかっていませんので、勝ち点1の大事さで他の多くの選手が同点で喜んでいたことが悪いと言うことではありません。私が考える中での場面で考える必要なことを橋岡和樹がやってくれたことが嬉しかったと言うことだけです。

勝手に橋岡和樹のスタートラインと今日の観戦した試合を私の中で位置づけさせてもらい、今日見せてくれたプレーと姿勢で、ここから、彼がどのようなサッカーキャリアを歩んでいくのかを楽しみにしています。

様々な環境がもしかすると選択を邪魔することもあるかもしれませんが、自分にとって、どういう道のりを歩むことがベストになるのか、時にはエゴを出して、わがままに選択して行くことがあっても良いですし、とにかく、ここからの飛躍を楽しみにしています!

なんだかんだで、私の浦和レッズのアカデミーを見てきた歴史の中で、橋岡和樹や大樹の小学校の時の先生と友達だったという縁がある中で、ジュニアユースに入る選手がいるんだよと、早くから話を聞いていて、まだ彼が小学生の時に、この選手だよということで、教えてもらって、駒場スタジアムでプレー(埼玉県の選抜系の試合なのか、そういうところは覚えていないw)しているのを見たのが初めてになる橋岡和樹ということで、おそらく、最も長く見てきている選手。

これからの活躍と飛躍に期待しています!

ではでは。

関連の写真は、facebookページにアップしています⇒こちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/07/20 第9節 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 1-1引き分け

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どうも、ブクメです☆

今日は、さいたま市浦和駒場スタジアムで行われたプリンスリーグのFC東京U-18戦を観戦してきました。前節の山梨学院附属高校戦は、足を運べなかったものの、その試合でも勝利し、クラセン予選終了後のプリンスリーグを2連勝した流れで、再びクラセン本戦のために中断期間に入る直前のプリンスリーグであり、混戦状態ではあるものの、天皇杯予選で関東1部の大学勢を破るなど快進撃を見せつつ、プリンスリーグでも首位に立つという、いわゆる2連勝してクラセンを直前に控える状況では、現在地を図るうえで願ってもない相手との対戦になりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に21番中塩大貴(後半38分⇒17番川上開斗)、右に40番橋岡大樹、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に22番荒木聡太(後半8分⇒39番渡辺陽)、右に10番小川紘生、ボランチに7番勝野瑛と5番茂木力也、トップ下に8番斎藤翔太、FWが9番小島良太(後半21分⇒19番松澤彰)

となります。

得点経過は、5分に失点。この失点は、相手の攻撃陣を警戒しすぎてスタートに堅くなりすぎていたことからのミスの連鎖の危ない時間帯のものでした。失点以降徐々に安定してからの守備と守備を崩さない程度の守備陣の攻撃参加のバランスが凄く良かっただけに、いわゆる入り方のところでの失点は、悔やまれますね。

得点は、後半アディショナルタイムに後半代わって入った19番松澤彰の粘りから、キーパーが弾いたところを、気が付いたら上がってペナルティエリア内に走りこんでいた2番橋岡和樹が押し込んでのゴールでした。

****

この試合をどう捉えるか。私自身も、少し自分の頭の中での最近のユースの見方が頑なになりすぎているのが自分でもわかるくらいなので、素直に書くと試合終了直前の同点ゴールで、浦和側の上の方の座席が大騒ぎで喜んでいる声をよそに、今日の内容と試合展開であれば、しっかり導かれていれば、そのゴールは、同点ゴールではなく、逆転ゴールであるべきだったと、妙に冷静に考えてしまっている自分がいたんですね。

なので、頑なで厳しすぎる考えの自分をいさめるためにも、この試合を見ていた何人かのサポーターの方に、話を聞きつつ、頭の中を整理していきました。数人の方に話を聞くと、今日の試合は、交代の意図も適切で、首位の相手にしっかり追いついて終えられたので良い試合だったということでした。

私の中での素直な感想は、前線で効いていた9番小島良太を下げることに疑問を感じたり、結果的には、広げる意味では成功していた39番渡辺陽の投入と求められた役割も、彼の特徴が生きる使われ方がされないなと感じたりしていました。

ただ、4バックに変わってから、クラセン予選などで私が見ていない期間に良くなったと聴いていた状況から、私が見た4バック変更後のチームで、その良くなった要素がずっと感じられていませんでしたが、今日の試合では、2番橋岡和樹、40番橋岡大樹、そして、ボランチの5番茂木力也の3人のポジションの取り方により、40番橋岡大樹が高めの位置で攻撃参加できるような守備の連動性が見られたり、いわゆる最初の失点までのバタバタは、課題ですが、守備のバランスが明らかに良くなっていたことがわかりました。

これにより、7番勝野瑛が更に攻撃も意識したボランチとしての動きがやりやすくなっているように見えました。

攻撃に関しては、押し込んでいる時間帯、セットプレーを連続で取れた時間帯など、明らかに、「勝負」というところで重要な時間帯に同点ゴールを奪っておけなかったことは、課題になりますね。リスクを負えないという部分もあったと思いますが、明らかにこちらの構成で相手の守備が混乱していた前半の終盤の時間帯には、高い位置で何度か22番荒木聡太がインターセプトで高い位置で奪えたり、相手が守備に入った時に低めにラインを取っている時に、結構フィフティのボールになった時に、大きくスペースを開けてしまう傾向が相手にはあったことで、その辺りでボールを保持できる選手が多かったところなど、やはり生かしたかったですね。

10番小川紘生が、前線でパスを捌くというところで、良さを見せている中で、反面シュート意識が薄いことが気になっており、同じく前半の終盤の時間帯で、少し強引にシュートまで行っても良いというところで、キープしてパスを選択した時には、「シュート狙えよ」と思ったりしたのですが、こちらが言うまでもなく、その後、狙えるところでは、シュートも思い切って狙う場面が増えたのでOKです。決めていればなおOKです。

守備のバランスがよくなり、相手の戦い方によっても、対応できるようになってきたことは大きいですよね。

やはり、ある程度後ろがどっしりしてきたということが重要であり、そこから、攻撃の課題を考えていく、と言うほうがチームとして混乱せずに、やっていけると思いますので、その点は少し安心しました。

前線の選手の個々のプレーは、悪くないと思います。ただ、それがなかなか線となってつながらないのが、今日なかなか良い時間帯でも得点ができなかったことにつながっていると思いますので、自分の特徴を殺さず、近い位置でプレーする選手の特徴を考えながら、一つ一つ、慌てずに生かし活かされをうまくやれるようになって行けば、より前進できます。

相手を研究することも必要。でも、リスペクトのし過ぎは不要。手応えを掴んできた形が、ちょっとしたことでまた壊れないように、全国大会の中でも一歩一歩前進していけることを期待しています。

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清水フェスティバル2014/03/29/ 4日目 浦和レッズユースvs清水東高校 A戦1-1・・得点力に課題も充実の遠征だったと思います。

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どうも、浦和サポブクメです☆

だいぶ、ブログを書くのが遅くなりました、すみません。

26日からスタートした清水フェスティバルも最終日の4日目となりました。4日目の対戦相手は、清水東高校、そして会場は、J-STEPになりました。

この日の天気予報では、3日目同様に気温が上がる予報で、夕方から夜にかけて雨になるという予報でしたが、キックオフが午前中10:40からとなったため、気温、気候としても最高のコンディションだったと思います。ナショトレということで、ピッチコンディションも良かったです。やや風の強さが気になりましたが。

大会の仕組みとしては、最初の3日間が予選と言う位置付けで、4日目は、順位決定戦のような形になると思うのですが、数年この大会を見続けていますが、いまだに細かい部分がよくわかっていません。私自身、この大会は、翌週に公式戦のリーグ戦開幕に備えての浦和レッズユースの現在地を図るうえで、むしろ色々なタイプの対戦相手と戦えることの方が重要で、その相手に対して、どのような戦いぶりを見せてくれるかの方が重要と考えています。

なので、4日目のこの試合が何位を決めるのかもよくわかっていません(という言い訳をしたかっただけですw)

少し話はそれますが、この清水遠征に来られていた方と、昨年との違いなどを話していて、帯同メンバーの数などについて今年の方が少ないかもと言う話になっていて、私も同じような印象を受けていて、それ前提で考えていたのですが、ふと昨年の清水フェスティバルの状況などを確認してみたところ、帯同メンバーの数などは、実はそこまで変わっておらず、U17日本代表で2名不在、U18日本代表で1名途中離脱、負傷者が数名という状況があったため、その点で、減ったように感じていただけのようです。

今年の清水フェスティバルに関しては、1日目は5番茂木力也は不在だったものの、2日目からは合流し、代表系でまったく参加できないという選手もいなかったため、また負傷者の数も比較的少なかったため、更には、既に公式戦を多く戦い続けて来た中での、この清水遠征ということで、ある程度チーム作りの過程を把握できている中で、今大会を観戦することができたことや、フォーメーションがようやくどっしり決まったことや、このフォーメーションにおいて、今大会に参加していたメンバーの多くの選手がどう動くべきかに対して、もちろん、色々コミュニケーションをとりながら、修正しながらではありましたが、理解度が高い状態で臨んでいたことなどから、昨年と全く別の印象を持つことができたということなのかもしれません。

ということで、試合の話に移りますね。

清水東高校戦(A戦)のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に5番茂木力也、右に12番小木曽佑太、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に10番小川紘生、右に2番橋岡和樹、ボランチに6番影森宇京と4番吉原大、トップ下に9番小島良太と7番勝野瑛、FWが11番清川大輝

となります。

一つのこの試合のことについて書く前に追記しておきたいのですが、連戦の4日目ということで、B戦も含めて多く出場している選手に関しては、さすがに疲労がたまって動きが重たかったり、判断が鈍くなっていたりする局面も見受けられた試合でもありました。

さてさて、A戦という位置づけでは、途中からこの形に変更することはあっても、スタートから3バックがこの3人で、右サイドハーフに2番橋岡和樹が入る布陣は、この試合が初めてだったと思います。

この大会に限ったことではないのですが、今年は、特に2番橋岡和樹が右サイドハーフに入った時の攻撃力が特に際立っており、この試合でも序盤は、その印象に違いのない右サイドからの攻撃で相手のゴールに迫るシーンが多く見られます。

この大会では、試合によって少しムラがあるのが気になりましたが、1トップに11番清川大輝が入った試合では、印象として、相手ディフェンダーと競り合ったポストプレーではなく、ポジショニングと動き、タイミングで前線への楔のパスを収めて捌くという点で、この試合の11番清川大輝の動きの質は高く、ポストプレーから、ヒールパスなどで9番小島良太との連携で前線をかき回すという動きが多くできていました。

試合の流れでの浦和のチャンスなどを書き出していきますと、開始直後に相手ディフェンダーの方が早く反応して構えていたロングフィードに対して、タイミングよく体を入れて、11番清川大輝がうまくボールを収めて展開するプレーに始まり、4分には、5番茂木力也の持ち上がりから、2番橋岡和樹を経由し、右に開いた7番勝野瑛にパスがつながると、クロスに11番清川大輝が飛び込み、これが合えばという惜しい形を作ります。

更に、12番小木曽佑太からの縦パスを9番小島良太がワンタッチで前線に流し、相手キーパー方向に出すと、これに11番清川大輝が反応し、先に触ればというチャンスを作るもここは相手キーパーに防がれます。

9分には、7番勝野瑛のインターセプトから、攻撃参加する12番小木曽佑太につなげて仕掛ける形を作ります。

浦和が攻勢を続ける中で、迎えた11分に先制点を奪うことに成功します。

起点は、7番勝野瑛で、前線の11番清川大輝にパスをつなげると、キープし、6番影森宇京に預けると、テンポよく左の10番小川紘生に展開。そこから、ややマイナス気味の折り返しのパスを7番勝野瑛に通すと、右サイドから裏のスペースに走る2番橋岡和樹のラストパスを通すと、これを2番橋岡和樹が豪快に蹴りこんでゴール。

良い時間帯に、良い形でゴールを奪うことに成功します。1-0。

13分には、5番茂木力也が、9番小島良太にパスをだして前線に走り、10番小川紘生が9番小島良太からパスを受けると、高めの位置に上がる5番茂木力也に通して仕掛ける形を作ります。

17分には、12番小木曽佑太からのロングフィードから、(たぶん)7番勝野瑛が落とし、2番橋岡和樹につなげ、真ん中の11番清川大輝を経由して左の10番小川紘生と横に広い攻撃の展開でチャンスを作ります。

18分、19分と立て続けに相手にコーナーを奪われ、2本目のコーナーキックはやや危険な形につながるも失点は免れます。

22分には、7番勝野瑛から右の2番橋岡和樹にパスが通ると、マイナスのパスを12番中塩大貴がダイレクトで左前線の選手を狙って、これが通ればという場面がありましたが、ここは惜しくも通らず。

25分には、7番勝野瑛から右前線に走る2番橋岡和樹にパスを通し、パスを出した7番勝野瑛を含めて11番清川大輝、9番小島良太と、計3人が良い距離で相手ゴール前に走る状況を作り、2番橋岡和樹は、ファーサイドの9番小島良太へのクロスを通し、シュート放つも、ここは惜しくもキーパーに防がれます。

浦和ペースで試合が進んでいる中でしたが、28分に、サイドから攻め込まれると、相手のおそらくクロスを上げようとしたボールが、直接ゴールに吸い込まれてしまい、1-1の同点に追いつかれてしまいます。

30分に、5番茂木力也、10番小川紘生とパスがつながり、左前線に開く11番清川大輝にパスが通ると、ペナルティエリア内付近の守備を固める相手に対して、ペナルティエリア外のスペースへ強めのマイナスのパスを7番勝野瑛に通すと、迷わず7番勝野瑛はミドルシュートを放ちますが、これは枠を捉えられず。

直後の32分にも、右サイドから2番橋岡和樹のパスを受けた11番清川大輝がドリブルで仕掛けてシュートを放つも、枠を捉えられず。

前半を1-1で折り返します。

後半スタートから7番勝野瑛に代わり14番邦本宜裕が入ります。

後半印象的だったのは、前半2番橋岡和樹にチャンスを何度も作られた相手左サイドの守備に対してかなりしっかり対策を取られてしまい、前半のような右サイドからの攻撃がなかなか通用しなくなっていた点です。

浦和の最初の大きなチャンスは6分。中盤からのパスをワンタッチでヒールパスで9番小島良太が11番清川大輝に通すと、11番清川大輝が勝負を仕掛け、相手ディフェンダーを交わしてシュートを放ち、相手ディフェンダーに少しコースをそらされて枠を外れたものの、コーナーキックを奪います。

7分に裏に抜け出した14番邦本宜裕がゴールに迫るも、ここはオフサイドの判定。

11分に4番吉原大に代わり15番高橋聡史が入ります。肝となる今試みている戦術の中でのボランチのポジションで6番影森宇京と共に、もっとも多くプレーしている4番吉原大ですが、そのバランスをとるという役割において、かなり献身的なプレーで安定感を生んでいたと思います。ボランチのポジション争いも、攻守の割合、相手にもよると思いますが、2枚の組み合わせは、様々な効果を生んでいるので起用する側も難しい選択になってきそうですね。

ちなみに、この交代で、15番高橋聡史は、3バックの左に入り、そのポジションにいた5番茂木力也がボランチに入っています。

16分に21番中塩大貴からのロングフィードから9番小島良太につなげて前線に仕掛ける形を作ります。

18分に11番清川大輝に代えて22番荒木聡太が入ります。

この交代で、22番荒木聡太が左サイドハーフに入り、10番小川紘生はトップ下のポジションに入ります。

なかなか、右サイドからの有効な攻撃が作れない後半でしたが、23分に、14番邦本宜裕からのグラウンダーの10番小川紘生へのパスがややタイミングが合わずにそのまま右前線方向に流れる形になったものの、これが右前線に走る2番橋岡和樹への絶好のスルーパスとなり、斜めにゴールに走る10番小川紘生にラストパスを通してシュートを狙うもわずかにコースを変えられてゴールにはならず、コーナーキックとなります。

29分には、9番小島良太のトラップがやや長くなったことが逆に幸いしてディフェンダーの裏に持ち出すことに成功し、左サイド深くからゴールに向かって仕掛けます。近い距離に14番邦本宜裕が入り、パスを受けられるように動くのと9番小島良太がドリブルで仕掛けるコースがややかぶってしまうも、9番小島良太が自らドリブルで勝負を仕掛け、ゴールまであと一歩のところまで迫ります。

25分に12番小木曽佑太に代えて23番松崎洸星が入ります。

28分には、14番邦本宜裕が高い位置に上がった5番茂木力也とのパス交換から、シュートコースが空いたところをすかさず狙うも、惜しくも裏へのパスのためにスペースに走りこんだ味方に当たり、ゴールならず。

31分には、22番荒木聡太から5番茂木力也を経由して14番邦本宜裕に通して仕掛けるもゴールならず。

直後には、9番小島良太からのパスを受けた10番小川紘生が仕掛けるも、惜しくもゴールならず(フリーキックは獲得。)

35分には、5番茂木力也からの浮き球のパスを14番邦本宜裕がすらしてゴール前に流すと、そこに9番小島良太が走りこむもわずかに相手キーパーのほうが早く反応し防がれます。

37分に6番影森宇京に代わり19番松澤彰が入ります。

短い時間ながら、38分に前線へのパスをしっかりキープし、9番小島良太につなげ、自らはゴール前に走りこんでクロスボールに反応してゴールを狙う形を作りましたが、ここは相手ディフェンダーに体を入れられて、しっかり合わせきれず。惜しい場面でした。

試合終了間際の40分には、19番松澤彰からのパスを14番邦本宜裕が決定的な形を作りシュートで狙うも、珍しく枠を捉えられず大きく外れゴールならず。

試合は、1-1で終了となりました。

大会のA戦のみの結果を見れば、1勝1敗2分とあまりよくないようにも見えますが、大会を通して観戦しての印象としては、やはり悪いイメージは全くなく、チーム作りの順調さと今後に向けての明るい兆しをしっかりと感じることができました。

これでもかと守備意識のみで戦ってきた相手もいましたが、対戦した相手も全体的にレベルの高い相手が多かったですし、それぞれに特徴を持った相手に対して、安定した戦いを繰り広げることができたと思います。

指導する側の新体制で昨年は苦慮していた戦い方というものが、チームとして浸透しつつある事実と、ベースになるポジションでの安定感が増したこと、その中での競争も正常に行われていること。

さらに、指導する側も、昨年のことを踏まえて、そして、ある程度自由度が許されたのかもしれませんが、前線で勝負を挑む姿勢を重視させる形をとっていることなど、柔軟さも含めて、良い意味での変化を感じることもできています。

私個人的にうれしいのは、戦術に当てはめて個性が消えてしまうと感じられた昨年と比べると、今年は、戦術理解度は当然重要ですが、そこに加えて選手の特徴を出すこともしっかり求めてもらえている印象が、ここしばらく見ていて感じられることにあります。

逆に言うと、ある程度、手ごたえを掴める形が今回の遠征メンバー間で定着しつつあることになるため、現状で絡めていない選手にとっては、より打開するために努力が必要になってくることになるのかもしれないとも感じられます。

特に、今回の遠征に帯同していないメンバーを見ていると、結果的に清水フェスティバルでは、得点力不足と言う課題も浮かび上がってしまっていることを考えても、攻撃の部分で強烈な特徴を持った選手が多いですので、呼ばれなかった原因を克服してもらえれば、一気に脅かす存在になれるわけですよね。

その点では、現在行われているU16チャレンジリーグで、新1年生や今回の遠征メンバーに帯同していないメンバーたちが、どのように高い意識を持って大会に臨み、脅かす存在になっていくのかも楽しみだったですし、日程的に私が清水フェスティバルに足を運び始めて、初めて日程がかぶらずに足を運べる日程構成にはなっていたのですが、すみませんが、U16チャレンジリーグは断念します。

浦和カップは、3日間は足を運ぶ予定ですので、U16チャレンジリーグでの成果をそこで見させてもらえればと思います。

ユースという枠で考えれば、プリンスリーグ開幕まであと1週間となりました。

楽しみに待ちたいと思います。

 

そして、先週末は、今季初の敗戦を喫した浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグでしたが、29日の試合では、4-1と快勝だったようですね。その1失点にも課題感じているという声も聞こえてきますし、常に意識を高く持って、前進してもらえればうれしいです。

ではでは。

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第6回ジャパンユースサッカースーパーリーグ2014/3/16 浦和レッズユースvs滝川第二高校 3-1勝利・・・ハットトリック再び。右サイドからの決定機

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どうも、浦和サポブクメです☆

まだ、ジュニアユースの関東U15リーグが開幕してから1試合も足を運べていないのですが、今日の鹿島アントラーズノルテ戦で大勝して2勝1分と好調に勝ち点を稼いでいる模様で、足を運んだサポーター仲間のつぶやいたことや、得点者や経過などで妄想を膨らませています。

ブクメも一人の人間でして、今回足を運んだベトナムで、人間関係で大人げない態度から大ゲンカがあったりしまして、実は、今回の週末の大阪での2日間は、凄く心が痛い状態で過ごしながらのユースの試合観戦になっていました。ですが、やっぱり自分は浦和レッズの下部組織が好きなんだなと思うのは、ここに足を運んでいる時間は、そこに集中できて熱中できている自分がいたんですね。

そのような場があることに、そして、今回のこの遠征の2日間では、「未来への可能性」を見せてもらえたことに感謝しています。

昨年の全国制覇したジュニアユース然り、チームにいる選手全体の特徴などを考えながら、行われているサッカーを見ながら、どのようなチームになっていくべきなのかというのを常に考えているのですが、昨年のジュニアユースは、私が課題と考えていた部分を克服しなければ全国制覇は難しいかと思っていたら、その課題の部分を超越して進化させた戦いぶりで予想のはるか上の戦いを見せて優勝まで持って行ったという事実をこの目で見ています。

でも、私の見方というものは変わるわけではなく、ユースに関しても、現在のフォーメーションでの戦い方と言うものは、長期間戦うプリンスリーグのような大会では、安定して結果を残していくのは難しいと考えています。準備段階で、比較的お互いに手の内の知らない相手であれば通用しても、スカウティングされた時に、バランスを保つのが難しいものだと思っています。選手の能力や資質の部分ではなく、戦術的に難しいということです。

その考え方は、ベースにありはするものの、今回の2日間で浦和レッズユースが見せた姿と言うものは、私の課題と考えているもの、心配している部分を凌駕する可能性を十分に、強烈に感じさせてくれました。単純に、個々の選手を見ても明らかに成長している選手が多いですし、当然、今回帯同しなかったメンバーも含めて、今後の浦和レッズユースが、この難しい戦い方で苦しい時期が来た時にどう乗り越えていくのかも含めて、足を運べる時には、しっかり頭の中に刻んでいきたいと思います。

それも踏まえて、今後もおそらく、守勢に回った時の課題が出た時にはチクチクと書いてしまうかもしれませんが、その辺は、ご容赦を。

ということで、試合の話に移ります。

ピッチは土曜日と同様のS7の人工芝での試合。気温は土曜日より高めでしたが、横風が強く、さすがに水辺をなめているので冷たく、風を受けると肌寒いという気候下での試合となりました。

滝川第二高校高校戦(T)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に20番高橋聡史、右に3番小木曽佑太、真ん中に2番橋岡和樹、MFが左に10番小川紘生、右に19番川上開斗、ボランチに17番影森宇京と5番吉原大、トップ下に8番斎藤翔太と9番小島良太、FWが16番松澤彰

となります。

おそらく、土曜日日曜日と2日間で帯同メンバーをある程度同じくらいの時間ずつ出場するように、組んできたのかと言う印象があります。土曜日の近大附属戦と数名のメンバーを入れ替えて、またポジションの移動も多いので、色々試している感じはうかがえますね。

浦和レッズユースの戦いぶりと同様に、チーム作りの期間としての現段階なので、特に相手の攻撃陣に浦和の守備のところで良い経験値を積むために強烈な選手などいると良いのにな~ということで、どうしても、まずそこにも目が行ってしまいますが、今日の滝川第二に関しても、チーム作りの最中だな~という印象が強かったですね。

それでも、3バックが攻撃的に行った時の反撃でサイドに出されて走られてという形で狙われるケースが何度か見られたため、土曜日よりは、その点も確認しながら浦和も戦わないと危険と言う意識の中で実感を持って戦えたのではないかとも感じます。

まず、前半の流れでは、ここ出場した時にしっかり結果も残し、ワントップのポジションでやるべきプレーの選択が的確になりつつあり、また相手選手とのタイミングの計り方なども、かなり高い質でプレーできている16番松澤彰が、この試合でも、ポストとしてやるべきプレー、ゴールを狙うべきところ、簡単にさばくところ、キープするべきところなど、良いプレーを何度も見せていました。

また、中盤の左でプレーした10番小川紘生も、プレーエリアの中で、キープ力を生かしながら、味方を生かしながら、プレーできており、ある意味左サイドの位置で一つの起点が作られるという、珍しい(?)攻めの形として機能していたと思います。

そこに前線で8番斎藤翔太と9番小島良太が運動量豊富に動き回るなど、 相手にとって一か所を対応しても、他の場所からもやられるという形が作れていたと思います。

前半の攻撃の良い形をいくつか挙げますと、

2分に2番橋岡和樹のスペースへのパスを19番川上開斗が受け、裏のスペースへパスを通し、抜け出した16番松澤彰が、先にキーパーにとられたものの、あと一歩届けばゴールと言うプレーを見せます。

良い形と言うか、これはゴールの場面ですが、5分に9番小島良太からのパスを16番松澤彰が決めて1-0と先制します。

9分には、キーパーの25番大川圭為からのフィードで10番小川紘生が受けて16番松澤彰に通してゴールにという早い縦の展開でゴールに迫ります。

11分には、3番小木曽佑太から19番川上開斗にパスが通り、19番川上開斗がドリブルでゴールに向かって仕掛ける場面もありました。

15分前後の数度のコーナーキックの場面で、3番小木曽佑太に上手く合ってゴールになりそうな雰囲気が感じられる場面が続きました。

ボランチのところでは、昨日のスタートの17番影森宇京と7番勝野瑛の2人で組んだ時には、守備的な部分で下がる役割を比較的7番勝野瑛が担うケースが多く、バランス良かったのですが、この試合では、17番影森宇京が比較的守備のところ意識した動きが求められ、5番吉原大が攻撃的な意識を高くプレーしていたように感じます。

その5番吉原大がインターセプトを成功させて仕掛ける場面が2度ほどあったり、前線まで上がっていく場面も見られる攻撃面での好要素も見られましたが、ボランチとしてのバランスが少し崩れるところもあり、狙われてやや危険な形になるところも数度ありました。

21分に、守備の隙を突かれて、そこを通されると決定的になるという場面がありましたが、ここは9番小島良太がしっかりカバーに入って、問題なく防いでいました。

22分には、17番影森宇京がミドルシュートで狙いますが、枠を捉えられず。

31分には、2番橋岡和樹から、これも2分のプレーのように足元ではなく、8番斎藤翔太のスペースへの動きに合わせた縦パスを通し、テンポよく前線に抜け出す16番松澤彰にパスを通すも、ここは惜しくもオフサイドの判定。

34分には、20番高橋聡史が、相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも、しっかり17番影森宇京へパスを通し、17番影森宇京から裏のスペースへパスを出すも16番松澤彰にはわずかに合わず。狙いとしてはOKです。

前半終盤の5分間くらいは、やや相手の攻撃を受けて、バタバタする場面があったものの、20番高橋聡史が決定的なピンチの場面をうまくカバーして失点のピンチを防ぐなど、前半は1-0と無失点で終了します。

この前半は、相手のシュートを2本ほどに抑え、攻撃の回数も多く作れており、終盤の5分間ほどを除いては、ほぼ主導権を握り続けたと言っても良いと思います。

さて、後半も、土曜日の試合のように数名のメンバーを入れ替えながら、ペースを握り続けていくのかと思ったら、大幅なメンバー交代と、あまりそのポジションで見たことがないようなポジションに配置される選手など、試すにしても極端にも感じられるような構成になりました。

GKが25番大川圭為、DFが左に20番高橋聡史、右に5番吉原大、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に19番川上開斗、右に2番橋岡和樹、ボランチに17番影森宇京と22番東伸幸、トップ下に6番荒木聡太と4番茂木力也、FWが16番松澤彰

ということで、トップ下の位置に入った2人ともに、このポジションでプレーしているのは、見たことないような(自分が知る限りはですが・・)位置でプレーとなりました。

相手のメンバーは、ほとんど変更がないところで、浦和は守備の並びなども含めて大幅に変わったことで・・・やはり、後半スタートからしばらくは、見ていた位置からは遠目で細かくはわからなかったのですが、浦和の陣内でプレーしている時間帯が長く、要するに相手の攻撃を受ける時間が長くなっていました。

5分に、20番高橋聡史が、足を痛めて13番清川大輝と交代し、3バックの左に4番茂木力也が入り、13番清川大輝がトップ下に入ることになり、結果的に4番茂木力也のトップ下は、5分ほどで終了したのですが、アクシデントがなかった場合には、どこまでこのポジションでやらせようとしていたのかなど気になるところではあります。

やや、相手ペースの状態から浦和ペースに戻すことに時間がかかり、12分に失点し1-1の同点に追いつかれますが、徐々に浦和がペースを取り戻し、なんというか、攻撃で凌駕する時間帯に入ったというか、バランスはやや崩れたままながら、浦和の攻撃で相手のゴールを脅かす場面が増えてきます。

特に、前半センターバックから、後半中盤の右にポジションを移した2番橋岡和樹の右サイドからの仕掛けが、鋭く、ここから多くのチャンスが後半は作られることになります。

失点から4分後の16分には、中盤で難しいパスを13番清川大輝が問題なく受けると、右の2番橋岡和樹にパス。2番橋岡和樹がこのままドリブルで持ち上がり緩急をつけたドリブルでサイドを突破し、正確なクロスを供給し、16番松澤彰がヘッドで合わせてゴール。この場面では、その奥にも13番清川大輝が走りこんでいましたので、攻撃の厚みも含めて見事な崩しからのゴールになりました。これで2-1と再び浦和がリード。

21分には、左サイドから4番茂木力也が持ち上がり、クロスに再び16番松澤彰が飛び込みヘッドで狙うも、ここはゴールならず。この場面でもしっかり、近くに13番清川大輝が入っており、ボールがこぼれたりした場合には、13番清川大輝が狙うという場面も考えられたと思います。

26分には、19番川上開斗が6番荒木聡太とのワンツーで抜け出してゴールに向かって力強く仕掛けます。

27分には、コーナーキックのチャンスから16番松澤彰を経由して、2番橋岡和樹がシュートを狙うも惜しくもポストを叩きます。

そして、この試合の3点目も起点は、2番橋岡和樹からになります。パスを受けた2番橋岡和樹が、ドリブルでディフェンダーを交わしながら右サイドを深くえぐり、ディフェンダーをひきつけながら、5番吉原大にマイナスのパスを出し、5番吉原大がゴール前にクロスをあげ、これを16番松澤彰が決めて、これで3-1。16番松澤彰は、これでハットトリック達成です。

31分に、17番影森宇京に代わり7番勝野瑛が入ります。

攻撃的な形でいったんは同点に追いつかれても、逆転、追加点とした浦和ですが、やはり中盤のバランスがやや悪い状態が続いている印象があったのですが、交代で入った7番勝野瑛が、守備的な部分でのバランスを取ることで、残りの10分間ほどはかなりその部分が安定した印象があります。バランスと併せて、7番勝野瑛の相手の起点になりそうなところへの激しいプレスも印象的でした。

この後、13番清川大輝が見事なディフェンダーをひきつけてからの2番橋岡和樹へのゴール方向へ一気に向かうことのできる見事なパスがあったり、コーナーキックから22番東伸幸の惜しいヘディングシュート、更に右サイドからの2番橋岡和樹の突破からの折り返しのパスを受けた6番荒木聡太のシュートなど、惜しいチャンスは、何度か作ったものの追加点は入らず、3-1で終了となりました。

これで、土日のJYSSLの2試合は2勝で終えることとなり、ただ勝利しただけではなく、多くのことを試しながら、結果も残せたことや、もちろん課題も見えましたが、プラスに考えても良いかなという要素もかなりたくさん見ることができました。

例年であれば、こういう公式戦で試していくタイミングが、来週からの清水フェスティバルだったのですが、今年は、JYSSLに参加することになり、早いタイミングから公式戦で戦えたことや、時期的に、相手チームにもムラがあり、真剣に臨む公式戦と言う雰囲気は少し小さかったなかで、浦和レッズユースの選手たちが、しっかりとこのJYSSLに臨んでくれたことなどもあり、これを踏まえて清水フェスティバルに臨めるというのは、大きいと思います。

このフォーメーションが難しいことを、しっかり自覚したうえで、それぞれの選手が前向きに臨むことで変わることも多いと思います。おそらく、そういうことができている選手が多かったからこそ、この2試合では、注目すべきポイントが見る側としても多く感じ取れたのだと思います。

週末にもしかするとJYSSLの延期分の試合など入るかもしれませんが、とりあえず確定ベースでは、次からは清水フェスティバル。楽しみにしています!

ではでは。

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第7回GO FOR 2018 CUP 2013/12/27 第1戦 浦和レッズユースvsベガルタ仙台ユース 2-2引き分け・・・今日のみ観戦、参考程度にどうぞ

レッズランド2013年12月27日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年もGo For 2018 Cupの季節がやってまいりました・・・と例年では、1日目からこの大会に密着していくのですが、今年は浦和レッズジュニアユースが全国大会を勝ち上がり、決勝進出を決めてくれたため、少し勝手が違っており、既に大会も3日目に入っています。更に、明日が高円宮杯決勝ということで、結果的にこの大会を観戦できるのは、今日の2試合のみとなります。

状況はよくわからないものの、結果はしっかりついてきているようで、今日の段階で3勝1分と優勝をうかがえる位置につけています。

そして、ちょうど今日3日目の第1戦の対戦相手が、同じく3勝1分で得失点差で浦和よりも上にいるベガルタ仙台ユースが対戦相手ということで、見られる試合は少ないものの、この大会で調子が良いチーム同士の対戦が見られるというのは幸運ですね、ラッキー!

大まかに試合について触れますが、今日のみ観戦ということで2日間の状況がわからないことと、昨年のことを考えるとここでの戦い方やメンバー、ポジションは、あまり来年の参考にならない可能性が高いとは思いますのでその辺りを考慮してお読みいただければと思います。

ベガルタ仙台ユース戦のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に20番高橋聡史、右に3番小木曽佑太、真ん中に5番吉原大、MFが左に19番川上開斗、右に12番松崎洸星、ボランチに8番斎藤翔太と4番茂木力也、トップ下に10番小川紘生と2番橋岡和樹、FWが11番邦本宜裕

となります。

キャプテンマークは、この試合は5番吉原大が巻いていましたが、この大会を1日目から見ている方に話を聞くと、キャプテンマークは試合によって、ここまでは巻く選手が変わっているようです。

戦い方もフォーメーションもこれまでと同様だったと思います。

開始早々に、サイドから危険な場面を迎えるも18番高須雄大が弾き失点は免れます。

攻撃に関しては、これまでで最も特徴が生かされやすいトップ下の右に入った2番橋岡和樹が非常に攻撃においてやりやすそうに動いている印象がありました。また、中盤の右に入った12番松崎洸星も、もう少しスペースを使える中目のポジションの方が良いかと思いつつ、流れの中で中のスペースに入って行った時に、存在感を見せていたと思います。

8分に、中ほどでパスを受けた12番松崎洸星が持ち上がりながら、右前線に上がる4番茂木力也にパスを通し、自らはゴール前に走り、4番茂木力也から左サイドの19番川上開斗に開き、クロスに対して12番松崎洸星がヘディングシュートを放つという形がその一つの象徴的プレーだったかと思います。

11番邦本宜裕は、ややらしくないプレーが多い印象があったものの、独特のリズムでアウトサイドで10番小川紘生の走るスペースにパスを通すなど、要所要所では、能力の高さを見せていました(11分のこの場面は、惜しくもオフサイドでしたが。)

浦和の攻撃ですが、良い狙いで相手の裏をかいたという場面がこの後2つありました。

一つは、右サイドで少し高めにポジションを取った3番小木曽佑太が、バックラインからの縦パスを相手ディフェンダーをひきつけながらスルーし、その前線のスペースでパスを受けた12番松崎洸星が持ち上がり、10番小川紘生に広げて仕掛けた形。

もう一つは、20番高橋聡史からの精度の高いフィードが10番小川紘生に通り、2番橋岡和樹が抜け出してパスを受け、シュートを狙った場面。展開は良かったのですが、シュートの狙いが甘く、枠を捉えきれず。

守備の部分では、個対個という部分では、強さを見せはじき返していましたが、相手の細かいパス回しからの崩しに対しての守備の受け渡しや対応には苦戦しており、かなり危険なパスを通されて、決定的なピンチになりかける場面も多く見られましたが、最後のところでは抑えられていました。

しかしながら、28分の失点の場面では、ドリブルで仕掛けてきた相手選手に対して2人ついていたものの、どちらも相手の動きに合わせるのみで、一人が寄せに行って一人がカバーなどの動きができない中で、距離を詰められないままに相手にシュートを決められてしまいました。

33分に11番邦本宜裕からの攻撃で、10番小川紘生を経由し左の19番川上開斗につなげ、サイドから強めのグラウンダーのクロスを入れた場面は、なかなか良かったと思います。ペナルティエリア付近の前線の人数が足りない中で、シュート性のクロスを上げたことで、相手ディフェンダーが中途半端にクリアするのが精いっぱいの状況を作ったため、ここでうまくこぼれれば、少し遅れて入ってきた選手でもチャンスになる可能性は、人がいないのに浮き球のクロスを上げて簡単に跳ね返されてしまうよりずっと良いです。

で、せっかくの同点ゴールのところを完全によそ見してしまっており、どのような形でどのようなゴールになったのかは、未確認でしたが、34分に4番茂木力也が決めて1-1の同点にして、前半は1-1の同点で折り返します。

後半は、時間時間で数選手のポジションを移動させながら、色々なことを試している印象がありました。スタートからだと、12番松崎洸星が2番橋岡和樹とポジションを入れ替えていました。

6分に12番松崎洸星が左のスペースに開き、クロスボールを上げると11番邦本宜裕がヘディングシュートを狙い、キーパーが弾いたところを2番橋岡和樹が持ちシュートを狙うも、ここはキーパー正面で防がれてしまいます。

7分には、右サイドから3番小木曽佑太が攻撃参加してクロスを上げチャンスを作ります。その流れから、8番斎藤翔太がグラウンダーで強烈なシュートを放ち、キーパーがキャッチできずにこぼすも、味方選手はわずかに詰められず。

13分に、19番川上開斗に代わり6番荒木聡太が入ります。20分前後くらいから、やや相手の攻撃に対して、浦和が対応できずに、またクリアボールなども、精度が悪く、攻撃を多く受ける時間帯に入ってしまいます。

20分に10番小川紘生に代えて7番勝野瑛が入ります。

ただ、全体的な流れはやはり相手の攻撃を受けて対応に苦しむ時間帯にあり、その流れで失点し再び1-2とビハインドを負う形になります。

21分に5番吉原大に代わり16番松澤彰が入ります。

更に25分に12番松崎洸星に代えて22番東伸幸が入ります。

やや雑な展開にも見える中でしたが、残り10分くらいは浦和のチャンスの数も多くなり、その時間帯で30分に22番東伸幸から左に開いた11番邦本宜裕にパスを通し、折り返しを2番橋岡和樹が決めて2-2と同点に追いつきます。

試合終了間際に、22番東伸幸の惜しいヘディングシュートもありつつ、試合は2-2の同点で終了となりました。

試合を見ていて思うところもありましたが、しっかり結果が出ているので、特に書くつもりはありません。

これで勝ち点1を積み上げることができたため、午後の試合で勝利すれば自力で2位以内は決まると思います。

レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日

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おまけの写真。

練習試合2013/12/14 浦和レッズユースvs栃木SCユース 1本目0-0、2本目3-1・・・新チームをざっくりと

レッズランド2013年12月14日

どうも、浦和サポブクメです☆

当初の予定では、今日はU14の公式戦を観戦後に、味の素スタジアム西に移動してインカレを観戦しようと思っていたのですが、実際試合に間に合わない可能性の方が高いということで、また、レッズランドで14時から練習試合があるということを聞いていたので、そちらに足を運びました。

一応、新チームの初陣ということにはなると思うのですが、本格的には年末のGo For 2018 Cupだったり、まあ、体制が変わる可能性も当然あるでしょうし、今日は眺める程度でブログには残さないつもりでいたのですが、メンバーと得点と雑感くらいは残しておこうかなということで、書いてみます。

来年の主力は!?とか、背番号はどうなるの!?とか、そういうことに関して、参考にされてしまうと困りますが、メンバーと得点経過を書きますね。

1本目

GKが18番大川圭為、DFが左に9番荒木聡太、右に33番小木曽佑太、真ん中に15番高橋聡史、MFが左に20番小川紘生、右に32番川上開斗、ボランチに30番勝野瑛と5番茂木力也、トップ下に6番邦本宜裕と3番斎藤翔太、FWが17番松澤彰

交代なし、得点なし

2本目

GKが18番大川圭為、DFが左に21番石井康輝、右に28番堀内千寛、センターバックが29番東伸幸と13番吉原大、MFがボランチに34番影森宇京と11番松崎洸星、左に23番清川大輝、右に4番橋岡和樹、真ん中に19番松尾佑介、FWが21番小島良太

2本目は、4-4-2だか、4-2-3-1だか、そんなフォーメーションだったと思います。

交代
20分:29番東伸幸、28番堀内千寛⇒31番長嶋巧、15番中塩大貴
25分:34番影森宇京⇒33番新井瑞希
30分:4番橋岡和樹⇒26番中塚貴仁

得点は、19分に11番松崎洸星からのタイミングをずらしての縦パスに抜け出した4番橋岡和樹がペナルティエリア深くまでドリブルで侵入し、たまらず相手ディフェンダーに倒されてPKを獲得し、このPKを23番清川大輝が難なく決めて1-0。

21分に失点し1-1。

28分にゴール前の混戦の状況で4番橋岡和樹が落ち着いてゴール右隅を狙ってゴールし2-1。

最後は、42分に26番中塚貴仁が決めて3-1とし、試合終了となりました。

戦術に対しての動きというところでは、引き続き、大変そうだなと言う印象がありますが、ポイントポイントでは、見どころもたくさんありました。

ではでは。

レッズランド2013年12月14日レッズランド2013年12月14日レッズランド2013年12月14日

レッズランド2013年12月14日レッズランド2013年12月14日レッズランド2013年12月14日

 

 

 

 

 

 

おまけの写真。

平成24年度さいたま市民体育大会浦和地区 サッカー競技2012/09/15 浦和レッズユースvs 浦和南高校 5-0勝利・・・リザーブリーグから繋がる良いイメージ

浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

毎年のこの時期の恒例の大会となっている市民体育大会。情報が少なくて、気が付けば試合が終わっていることもあるような大会ですが、この大会に浦和レッズユースが参加しています。

先週既に1試合消化していて、今日が2日目、明日が最終日となる流れのようですが、観戦できるのは今日のみとなりそうです。

その2日目の試合を観戦してきました。対戦相手は、浦和南高校となります。

この大会に臨む浦和レッズユースのメンバーとしては、リザーブリーグのようなメンバー構成とイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが30番高須雄大、DFが左に2番上野文也、右に22番齋藤一穂、真ん中に26番副島暢人、MFがボランチに17番岡野森と6番勝野瑛、左に5番荒木聡太、右に27番細田真也、トップ下に15番橋岡和樹と16番松崎洸星、FWが11番小島良太

となります。

夏にリザーブリーグで一度見られた、トップチームに近いようなフォーメーションをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。

その時の試合でも書いていたと思いますが、非常に可能性を感じる面白い戦いぶりをこの試合でも見せてくれました。

プレミアに臨んでいるチームの戦い方が、前線に人を多く置いて打開していく形だとすれば、この形は、高い位置に最初から多くの人を配置せず、だからこそ、意識して中盤の選手が動けば、前線に狙うスペースは多くできる戦い方とも言うことができるというか、とにかく、前線の11番小島良太も競り合って体を張ってという動きばかりするわけでもなく、降りてきてパスを捌く動きをすることも多く見られ、更に裏から15番橋岡和樹や16番松崎洸星がスペースを作る動きとスペースを探す動きをしながら、時には裏から抜け出して仕掛けるような攻撃もでき、中盤のサイドの選手も攻撃参加をするスペースがあるので効果的に攻撃参加できる。

そんな、ディフェンスとトップ下の選手の間に入っている6番勝野瑛と17番岡野森がここを上手く繋ぐ動きをする。

なかなか理にかなっています。

要するに見ていて面白い攻撃がこの試合で展開されたということです。

そのような攻撃の中で、前半10分に右サイドを27番細田真也が攻め上がり、クロスを上げると、やや混戦状態の中で6番勝野瑛が押し込んでゴール(5番荒木聡太だった可能性あり。)

1-0と浦和が先制します。

その直後の12分くらいに、今度は16番松崎洸星と11番小島良太が見事なパス回しで相手ディフェンダーをかわし、最後は11番小島良太が決めて2-0。

守備に関しても、3バックで思った以上にバランスよく守れており、場合によってはトップチームでおなじみの中盤のサイドの選手も守備に回り5バックのような形にもしたりで、時折危険な場面が作られそうになることもありつつも、しっかり守れていたと思います。

前半の浦和の攻撃は多彩で、11番小島良太が浮かせたボールを抜け出した16番松崎洸星がダイレクトで合わせてゴールを狙ったり、15番橋岡和樹が裏へ出したパスに11番小島良太が抜け出してシュートを狙ったり、チャンスの数を考えるともっとゴールが入ってもおかしくないような展開だったと思います。

17分にコーナーキックのチャンスで、ちょっと何が起こったのかはよくわからなかったのですが、浦和にPKが与えられて22番齋藤一穂がそのPKを決めて3-0。

更に、16番松崎洸星が裏へ出したパスに抜け出した15番橋岡和樹が落ち着いてゴールに流し込んで4-0。

守備のところでベンチから、バックラインが早めにボールを捌いてしまうプレーが多いところで、スペースがあったらドリブルで動かして周りを見てからボールを出すように指示が出ると、その指示をしっかり22番齋藤一穂が遂行して、バックラインでパスを受けた際にドリブルで少し持ち上がり、左前線のスペースに5番荒木聡太が走り出すタイミングでピンポイントでロングフィードを通してチャンスを作っていました。

前半終了間際に、大きなピンチを迎えますが、相手の放ったシュートはポストに当たり失点は免れ前半は4-0で折り返します。

後半は、スタートから2番上野文也に代わり4番吉原大、6番勝野瑛に代わり13番中村透が入ります。

前半に比べると、全体的に少し運動量が減ったのかもしれませんが、やや呼吸が合わないために崩したところでフィニッシュのところでずれるなども見られましたが、基本的には前半同様に浦和が仕掛ける場面が多く、代わった13番中村透も攻撃に多く絡みチャンスを作っていました。

ディフェンスラインからの攻撃という部分では、前半同様、スペースがある際に使ってOK、むしろあるのに使おうとしないと指示が出る感じだったので、26番副島暢人が持ち味であるボールを受けて前にスペースがある時には、持ち上がって仕掛ける形もしっかり見られました。

15分に、11番小島良太から右の15番橋岡和樹、ドリブルで仕掛けて13番中村透に渡し、ドリブルでペナルティエリアに侵入し角度がないところからシュートを狙い、キーパーに弾かれたところを5番荒木聡太が更に角度がないところから狙って僅かに外れるという決まらなかったものの厚みのある攻撃も、前半同様見られました。

20分に17番岡野森に代えて24番倉本隼吾が入ります。更に24分には5番荒木聡太に代えて7番清川大輝が入ります。

大量リードの状況で、試合も終盤ということで、やや終盤に入った選手には難しい状況だったかもしれませんが、11番小島良太からのパスを受けて1度24番倉本隼吾が強烈なシュートを放つ場面(キーパーが弾いてゴールならず)や、7番清川大輝も完全に抜け出してシュートを放つ(これも、キーパーに当ててしまいゴールにはならず)と得点に近い大きなチャンスには絡むことができていました。

チャンスは多いものの、後半はなかなか追加点が奪えない中で試合終了間際のコーナーキックのチャンスで15番橋岡和樹の蹴ったコーナーキックを22番齋藤一穂がドンピシャのタイミングで合わせてゴール。

結果的に5-0で浦和レッズユースが勝利しました。

詳細は分かりませんが、この勝利により明日は優勝をかけて駒場サブグラウンドで試合があるようです。

午前中9時くらいからあれば、ギリギリ明日のプレミアリーグと掛け持ちができそうですが、おそらく決勝になると午後からになると思われるので観戦は難しそうです。

もちろん、相手のレベルもありますし、浦和側がこのサッカーをするにしても、まだまだ課題になる部分も多いと思いますが、前回見たリザーブリーグの時に感じたこのサッカーのイメージ
が、この試合で崩れることはなく、更に洗練されていけば、かなり面白いサッカーが展開されるのではないかという期待感がありますが、あくまで浦和レッズユースのプレミアリーグに臨んでいるチームがやっているサッカーとは全く別の戦術になるので、これをどう捉えて良いのかは正直難しいところです。

浦和レッズユースの目指して行く形というものが、先日あるところでインタビュー形式で掲載されていましたが、その時の言葉を踏まえて、最もこちらとしては知りたかった、今年の状況をどう捉えていて、今後どうしていこうと考えているかが全く書いていなかったので、線ではなく、点になってバラバラと良い状況と悪い状況がばら撒かれている下部組織の状況を、その時その時で、見つめていくしかない今というのは、サポーターとしても複雑な思いもあります。

ただ、今日は、その一つの点としては、下部組織を見る側としては、満足な試合でした。

これが、線になっていたら本当に成長を信じて、ただただ成長を見守る形が取れるんですけどね。

ではでは~!

 

浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日

 

 

 

浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日

 

 

 

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第32回浦和カップ 2012/04/04 浦和レッズユースvs中央学院高校 3-3引き分け・・・打ち合い

与野八王子グラウンド2012年4月4日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

浦和カップ3日目は、順位リーグに入ります。

グループDを1位で通過した浦和レッズユースは、グループEの1位中央学院高校とグループFの1位の三菱養和SCの3チームと今日は対戦します。

今日行われる2試合の結果、3チーム内で1位になれば決勝戦、2位になれば3位決定戦、3位になれば5位決定戦とそれぞれ5日の最終日に戦う流れになります。

浦和レッズユースの午前の対戦相手は中央学院高校となります。

昨日の大荒れの天候から一転して晴天の中での試合となりましたが、強風と昨日の雨でピッチはところどころ水たまりのようになり、連戦続きの選手たちにとっては、体力を消耗しやすい試合になりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番杉本広貴、DFが左に6番岡野森、右に14番橋岡和樹、真ん中に29番細田真也と21番副島暢人、MFがボランチに7番勝野瑛、トップ下が34番佐藤大介と36番長谷優、FWが左に8番松崎洸星、右に35番金野僚太、真ん中に33番大野将平

となります。

試合の入り方は浦和の方が良かったと思います。浦和の攻撃の姿勢が相手の守備意識を高めたことにより、右サイドバックの14番橋岡和樹がたびたび攻撃参加することができ、サイドのクロスから8番松崎洸星が飛び込んだりとサイドからの攻撃パターンを見せつつ、これまでの試合同様に36番長谷優や33番大野将平が個人技で仕掛けようとする。更に、この大会通じて存在感を見せ続けている34番佐藤大介も、中盤で精力的にプレーし、前半8分にはサイドから切り込んでペナルティエリアに侵入していくという場面も見せていましたが、ここはゴールラインをわずかに割ってしまいました。

先制は浦和。11分に右サイドから14番橋岡和樹の攻撃参加からのクロスに34番佐藤大介が合わせてゴール。1-0となります。

このまま追加点を決めて試合を楽に進めたいところでしたが、相手の前線の選手の攻撃力が高く、次第にボランチから守備ラインのところでサイドを突破されたり、スピードあるドリブルに対応できなくなるなど、やや危険な時間帯も増えてきます。

これもこの大会を通じて目を見張るプレーが何度も見られたように慣れないセンターバックに入った29番細田真也が相手に攻め込まれるギリギリのところで読みよく摘むプレーを何度も見せていたのですが、全体的に守備に入った時に個での力強い突破に対してプレスが効かなかったりして、やや不安定な状況になり危ないと思っていた中で17分に同点ゴールを決められてしまいます。

浦和の攻撃の場面自体は少なくなく、34番佐藤大介が縦の裏のスペースへのパスを通してチャンスを作ったり、35番金野僚太のミドルシュートがクロスバーを叩いたり、35番金野僚太のコーナーキックから直接ゴールを狙うキックがあったり(ギリギリでキーパーにかき出される。)などありつつ、前半での逆転ゴールは生まれず1-1でハーフタイムに入ります。

後半に入っても同じような流れで試合が進みます。後半スタートから2分ほどで危ない場面を作られるなど、相手の攻撃陣にうまくボールが渡った時には、対応しきれずに危ない場面が作られるケースが増えます。

8分に7番勝野瑛に代わり10番斎藤翔太が入ります。

全体的な安定感に欠けるため、試合がどちらに転んでもおかしくないような中で、14分に8番松崎洸星のパスからの14番橋岡和樹のゴールで2-1とまずは浦和が逆転に成功も、その2分後に失点し2-2。

18分に35番金野僚太に代わり17番倉本隼吾が入ります。

フレッシュな選手が頑張るも試合の流れ自体は変わらず、20分に失点し2-3と逆転されてしまいます。

逆転はされてしまったものの、浦和の攻撃の姿勢も衰えず、24分に10番斎藤翔太の見事なループシュートで3-3と追いつきます。

30分くらいに36番長谷優に代わり12番中村透が入ります。

この後も、比較的守備に専念していた21番副島暢人の攻撃参加から裏へのパスを33番大野将平に通すもこれはオフサイド。34番佐藤大介のミドルシュートなどありつつ、17番倉本隼吾からのクロスに14番橋岡和樹がヘッドで合わせるもゴールをそれるシュートがありつつ、結果的に3-3のまま試合は終了。

これは理由にしてはいけないのかもしれませんが、連戦が続く中で疲労が少しずつ蓄積していて、選手それぞれが考えているプレーが頭ではできていても体がついていかなくなってきているような場面も少しずつ見られ始めたところに、昨日までの相手以上に守備の寄せが早かったり、攻撃陣に強力な選手がいたり、この大会を臨んだメンバーの関係でミスマッチになる箇所あったりしましたが、この試合は若干引き分けに追いついたというよりも、やられた感じが強いイメージの試合にもなりました。

考慮する箇所は次の三菱養和戦の方でもふれたいと思いますが、結果は1位通過のために勝利が必要になる引き分けという結果になりました。

与野八王子グラウンド2012年4月4日与野八王子グラウンド2012年4月4日与野八王子グラウンド2012年4月4日

 

 

 

与野八王子グラウンド2012年4月4日

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与野八王子グラウンド2012年4月4日

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おまけの写真。 

第23回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会決勝 2011/11/13 – 浦和レッズJrユース vs 川崎フロンターレU-15 2-1勝利・・・戦いの続きは全国の舞台で

韮崎中央公園陸上競技場2011年11月13日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日の帰り道、車で韮崎からの帰路、彩甲斐街道経由で甲府-秩父を経て鳩山町にある実家で今ブログを書いているのですが、ご存知の方も多いかと思いますが、このルートを通るといくつかの山を越えて、カーブカーブの連続を抜けてやっと目的地へ辿り着きます。

上級ドライバーではないブクメですので運転中にそういうことを考えながらしみじみという余裕などないのですが、落ち着いた今、しみじみと感じるのです。

今年の浦和レッズジュニアユースのここまでの道のりは、この行程のように険しい下道を一つ一つ越えて作られていき、その行程を経て、一つの目的地であり中継点である戦いが今日の決勝だったのだと思います。

正直、今日に関しては細かい試合の内容よりも、一つ一つを振り返りながら、それが決勝に生きているんだよということを挙げてつらつらと書いていきたい気もするのですが、内容書きます、後々見て思い返すために。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と3番久保龍希、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに15番及川皓平、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に8番斎藤翔太、7番勝野瑛、FWが右に9番橋岡和樹、左に14番加藤智陽、真ん中に11番小島良太

となります。

2番益子大輝が怪我のため、センターバックに3番久保龍希、また昨日ポジションチェンジで右前線で躍動していた9番橋岡和樹が今日はスタートから右前線でのプレーとなりました。

昨日のブログでも書きましたが、今日の試合に関しては、試合内容が楽に進むとかそういう意味では全くなく、勝負という点において、浦和が勝利することに確信めいたものを感じていました。

強くなるべきチームには、そのための試練が一つ一つ用意され、そこを乗り越えて来た浦和が勝ち進んだ全国を決めるための試合。乗り越えてきた浦和がここを乗り越えられないわけがないじゃないですか。

さてさて、この関東予選に入ってから全ての試合で象徴的な凄めの選手がいるということで、この試合も例外ではなく、今日の川崎フロンターレU-15に関しても、10番の選手ですね、いました。飛び級でユースでやっているという選手らしく、こういう事前情報がなくても、試合開始からのプレーを見ていればその個人の能力としての凄さはすぐにわかりました。

前半は、かなりの時間を川崎の攻撃をしのぐことに費やすことになります。10番の選手もそうなのですが中盤の攻撃陣のレベルが高く、スタートで受ける流れになってしまったことで、攻撃に自信のある相手が更に活性化して攻撃してくるという、いわゆる関東U15リーグの東京ヴェルディ戦のような立ち上がりになったと思います。

浦和も守勢の時間が多くなりながらも、7番勝野瑛から右の9番橋岡和樹を使った攻撃や同じく、ボールを保持してサイドに流れた11番小島良太からのクロスに8番斎藤翔太が飛び込むなど、比較的相手の守備の中で狙いどころとなったサイドからの攻撃で活路を見出していきます。

ちょうど、相手の10番とのマッチアップの部分は6番荒木聡太が対応することが多くなるのですが、最初は苦戦しながらも徐々に相手の動きに対応できるようになり、結果的にはそこからの攻撃をほとんど積みきるところまで試合の中で持って行った6番荒木聡太のプレーと、同じ左サイドの前線に入った14番加藤智陽が攻撃の部分の左サイドと守備に参加する部分での左サイドを運動量豊富に動き回って、攻撃のチャンスメイク、守備の部分での貢献も含めて相当気の利いた動きが出来ていたと思います。

ほぼチャンスが作れないままに、20分ほど攻められて耐えて、カウンターでという展開で、実際決定的な場面も作られ流れも、ギリギリのところで16番高須雄大のファインセーブで回避したり、やられたと思ったところがギリギリ枠から外れてくれたり、やるべきところの部分と勝負を左右するギリギリのところでの運が確実に浦和に向いて進んでいたという試合でした。

守勢守勢の流れの中で、20分ほど耐えた後に、浦和がカウンターから数人を経由してゴールにはならなかったものの、相手に「あれ?」と思わせるような決定的な崩しをすることに成功すると、今まで攻撃攻撃とやっていた相手がやや守備にも頭が行くような流れになり始めます。

この辺りから、相手も攻めてくるが浦和も反撃から惜しいチャンスを作るという拮抗した攻防に試合が変わっていきます。

11番小島良太から9番橋岡和樹、8番斎藤翔太という流れからの得点チャンスや、左サイドで14番加藤智陽が攻め上がってのチャンス、右サイドバックの15番及川皓平のオーバーラップを11番小島良太が上手く使っての攻撃、6番荒木聡太と14番加藤智陽のワンツーから6番荒木聡太が攻め上がってのチャンス、前半の終了近くには、こーなキックから立て続けに3回ほどチャンスを得て、その中で9番橋岡和樹が惜しい場面に絡み、8番斎藤翔太のミドルシュートもありました。

結果的に、決勝戦らしい展開の中で得点はどちらにも入らず0-0で前半を終了。

後半スタートから14番加藤智陽に代わり10番清川大輝が入ります。

後半は、ざっくりと書かせてもらいます。

まず、守備の部分で先ほど書いたように6番荒木聡太が相手の10番に対しての守備の対応が本当に見事で終盤に10番の個人技で1点は返されたものの、本当にマッチアップの機会ではほぼ完ぺきに対応(奪いきってしまったり、遅らせて他の選手と2人で奪うなどなど)、同様に右サイドバックの15番及川皓平も集中した守備で仕事をさせず、センターバックに入った3番久保龍希は読みの良さでの摘む動きで相手の真ん中の攻撃を積み高さなどでは4番吉原大がはじき返す。

更に、5番長島巧がボランチの位置で守備ラインのケアやトップ下の選手たちが思いきってプレスに行ったり攻撃参加できるように本当に気の利いたポジション取りでバランスを取っていました。かと思えば、スルスルと攻撃参加して結構大きなチャンスを演出してしまったり、いい感じでした。

10番清川大輝もこの試合で得点はなかったものの、ドリブルでの仕掛けやキープ力などで相手の中盤までケアしないとやられるという動きをしていたことから、攻めでの相手への脅威と同時に相手の攻撃陣の動きを停滞させる要因にもなっていました。

11番小島良太は、たびたびというか毎回と言っても良いくらい書いていますが、動きながらのポストプレーがとにかく良い。気持ちが乗っている時は本当にヨーイドンが相手ディフェンダーより少し遅れても体の入れ方でしっかりポストとして機能してしまう。この試合でも後半の反撃の場面ではかなりの得点チャンスの際の当てどころとなっていました。

本当は、本人は攻撃の部分で評価されたいのだと思いますが、攻撃の部分も良いのですが、ブクメとしては、7番勝野瑛の中盤での奪いどころの嗅覚の鋭さに対してどうしても強い印象を植え付けられてしまいます。相手の攻撃でそこから先まで行かせると危ないところだったりするところで、インターセプトした回数を数えたらいったいどれくらいあるのだろうというくらい凄かったです。

今更ながら、攻撃で決定的な場面に多くからむ8番斎藤翔太。この試合でも、決定的な場面に絡む回数では最も多かったのではないでしょうか。あと、今更ながら、ヘディングの強さ(上手さ)に見とれている最近です。

そして、17分にこの試合の均衡を破る貴重な貴重なゴールを奪ったのが9番橋岡和樹になるわけですが、本当に得点を取って欲しかったんですよ。満身創痍の状態で、迷い苦しみながら、準決勝ではアシストを決めたものの本人としても、良いプレーをしても得点が最近奪えていないことも気になっていたと思います。10番清川大輝から受けたパスを左足で決めた時は飛び上るほど嬉しかったです(飛び上りましたけどね。)

得点したことで、ゴールを狙うプレーに関しても取り戻したようで、何度もゴールに迫りシュートを放つ場面を作っていましたね。

追加点の場面も、9番橋岡和樹からのシュートをキーパーが弾いたところからでしたね。しっかり詰めていた11番小島良太も見事でした。

2点のリードから、残り5分ほどで1点を返され、1点を守るための戦いぶりも見事でした。

点は取れるが守備のバランスがどうも上手くいかないというところからスタートして、試合によっては守備に意識が偏り過ぎて攻撃が少しおろそかになるような試合もあったりしつつも、守備での自信をつけて行き、この関東予選でも楽に勝たせてくれない強い相手と戦うことで耐える時間の使い方、集中力の持続力もつき、気がつけば全国で戦えるレベルまで到達して堂々と全国へ乗り込むところまで辿り着いた。

本当に、凄いことです。

このチームの戦いが年末まで見られることに幸せを感じます。

リーグでは4位でしたが、浦和には苦しい予選を勝つ抜いて積み上げたものがある、この積み上げたものを全開にして全国で大暴れしてください。集大成の中の集大成を全国の舞台で!

本当に、本当に、お疲れさまでした!

全国楽しみにしています。

ではでは~。

 

第23回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会準決勝 2011/11/12 – 浦和レッズJrユース vs 柏イーグルスTOR’82 1-0勝利・・・集大成を見せる時

韮崎中央公園芝生広場2011年11月12日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

いよいよ勝負の週末となりました。場所は韮崎中央公園になります。昨日までの雨が嘘のような晴天の中での試合、天然芝のピッチで試合前の練習風景を眺めつつ、多少芝がめくれあがったりでこぼこしているところもあるものの、踏み込んでめくれあがって転んでしまうようなコンディションではなく、比較的しっかりとしたコントロールで試合ができるだろうと少し安心しつつ、試合の時間を待ちました。

気温もちょうど良いくらいではないでしょうか。

初戦の緊張感を越えて、伸び伸びとした戦いで2回戦を快勝、一週間の時間が空いて、自信をつけて臨む2日間となります。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と2番益子大輝、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに15番及川皓平、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に8番斎藤翔太、7番勝野瑛、FWが右に14番加藤智陽、左に9番橋岡和樹、真ん中に11番小島良太

となります。

前節とスタメンは同じになります。この大会に入って、初戦、2回戦と、チーム力や個々の能力では浦和が勝っているものの、どの対戦相手にも1人2人象徴的な選手がいて、その選手のプレーによってピンチの場面が作られる。そんな場面を見ていたので、自然と見る側としても、相手の中でそういう選手を探してしまいます。

今日の相手の場合は、相手のセンターフォワードが体の強さとボールコントロールの強さで一際印象的な動きをしていて危険な存在となっており、この選手を自由にさせると危険だという印象ながら、全体的に前半は浦和が支配する時間が長く展開されて行きました。

相手の守備で思ったより中央突破をできてしまうような緩い守備や、裏を取った時の対応の甘さなどが見られ、浦和の選手たちもそこを上手く突いた攻撃を仕掛けていたと思います。

9番橋岡和樹のポストから7番勝野瑛のドリブルでの仕掛け、8番斎藤翔太からの展開に5番長島巧が抜け出してシュートでコーナーを奪ってのチャンス、6番荒木聡太が相手ディフェンダーの裏への浮きだまのパスに8番斎藤翔太が抜け出してシュートを放つ、5番長島巧から右サイドの14番加藤智陽へ展開、持ち込んでクロスに9番橋岡和樹が合わせるなど、攻撃もテンポよく相手のゴールを脅かすところまでは持って行けているものの、フィニッシュの部分で精度を欠いて得点が決まらない展開が続きます。

攻撃に切り替わる前の動きでも、特に中盤で浦和がプレスを激しく仕掛けて奪ってしまおうというプレーが多く見られ、8番斎藤翔太が激しいプレスからインターセプトしてそのまま持ち込んでシュートを放ったり、ボランチの位置から5番長島巧がインターセプトして、右サイドからオーバーラップした15番及川皓平へパスして攻撃という場面など見られました。

3人以上がテンポ良く絡む攻撃が増えてきたのも、チーム力が上昇してきた証拠とも言えるかと思います。

最初に書きました、相手のセンターフォワードに対して対応に苦慮するところもあったものの、しっかり守備陣で対応して決定的な場面も作らせず、要するに先制点を奪って、反撃する相手をいなして、2点目を取ってしまえばこの試合は問題ないだろうというくらいスムーズに運んでいたと思います。

前半15分過ぎくらいに立て続けに得たコーナーキックのチャンスで得点ができなかったところで、相手の反撃の際にペナルティエリア内で倒してしまったようで、PKを取られます。

この時に、相手に「俺が蹴る!」というキッカーがおらずに譲り合っているような様子が見られ、こういう状況であれば比較的しっかり見て動けばPKをストップできるのではという雰囲気もありつつ・・・16番高須雄大が止めてくれました、こぼれだまもしっかりディフェンダーがクリアして大きなピンチを乗り越えます。

ちょうど、この後くらいからでしょうか、14番加藤智陽と9番橋岡和樹がポジションを入れ替え、9番橋岡和樹が右の前線に入ったところから、この9番橋岡和樹の右サイドでしっかりボールをキープして仕掛けて捌いてということができるようになります。見ていて「あ、右のがやりやすそうだ」というのが率直な印象で、実際にここからの攻撃も加えて浦和の攻勢が更に強くなります。

9番橋岡和樹から追い越した15番及川皓平にパス、クロスボールを受けた11番小島良太が合わせる場面、11番小島良太へボールを当てて、反転してドリブル、右の9番橋岡和樹へ預けて8番斎藤翔太へパス、ミドルシュートでゴールを襲う場面など経た流れから、前半32分にようやく待望の先制点が入ります。

右前線でボールを受けた9番橋岡和樹が上げたクロスに8番斎藤翔太が頭で合わせてゴール。出し手のクロスの精度とヘディングでの狙いも完璧な形でのゴールとなります。

決定的な失点の場面を防ぎ、時間はかかったものの前半のうちに先制点を上げることに成功します。良い流れです。

この後も、9番橋岡和樹のポストから8番斎藤翔太、11番小島良太にいったん預けて前線に走ったところで再びパスを受け、シュートまで持ち込むなど、細かいパス回しと動きからの攻撃なども絡めつつも追加点は奪えずに前半は1-0で終了。

後半に入ると、相手の攻撃の激しさがあからさまに増し、しっかり耐える時間も多くなりながらも、攻撃の際には浦和も3人以上が絡んだ攻撃が多くみられます。しかしながら、テンポよくパス回しなどで突破を図るも3人目のところでパスミスや強引な仕掛けで奪われることなども多く、ここから相手の反撃を受けるという場面も出てしまったことも事実です。

ただ、やろうとすることや狙いはOKで、そこのボールコントロールをしっかりやれるように更に高めて行かないと反撃を食らいますよという、そういうプレーや仕掛けと言えば良いでしょうか。でも、このくらいの仕掛けを高い精度で成功させて行ければ崩しきるプレーも増えるのも確かなので、奪われた時に切り替え早くしっかり防ぎきれるのであればOKです。

後半17分に14番加藤智陽に代えて10番清川大輝が入ります。

更に、19分に15番及川皓平に代えて3番久保龍希が入ります。

前半は前線で競る際の激しさが少し足りないように見えた11番小島良太でしたが、後半に入ると相手の激しさに呼応するかのように激しく競って収めて捌いて仕掛けるという場面も多くみられ、ここからの攻撃も多く見られ、更に交代で入った10番清川大輝も持ち味のドリブルでの仕掛けを頻繁に見せて相手のディフェンス陣を切り崩そうというプレーが多く見られました。

2回戦の時は後半の半分くらいのところで追加点を奪えてだいぶ楽になったのですが、今日の試合は追加点が奪えずに相手も激しく攻めこんでくるため、1点差の危険性を常に抱えながら耐える時間が多くなったのは事実でしたが、そういう時間の中でいくつか良いポイントが見えました。

後半35分に攻撃の部分で奮闘を続けていた7番勝野瑛に代えて、17番松崎洸星が投入されます。おそらく、摘むためのプレーやスペースを探してのプレーを期待して守備の部分での強化も含めての交代だったと思います。

試合残り5分くらいの攻防のところで、当然、相手は死に物狂いで攻めてくる中で浦和もギリギリのところで守る中でやや相手の攻撃重視になったところでバタバタして落ち着かない状況があったのですが、この終盤のところで、6番荒木聡太が落ち着いてボールを捌いていたところ、プレスを激しく掛けてくる相手に対して5番長島巧が交わして前線へ強引に行くのかと思わせながら、反転してボールを落ち着かせるようなプレーをしたところなど、いわゆる相手のプレーをいなすプレーが見られたのは嬉しかったですね。

最後は、10番清川大輝が左サイドをドリブルで交わしながら、深いところ深いところへスルスルと移動しながら時間を使わせるような動きも見せつつ(本人は、隙を狙って得点をしようとしていたのかもしれませんが)、結果的には相手の反撃を0で抑えての1-0での勝利。

見事です。何が見事かと言うと、1-0で勝てるチームになったこと。欲を言いまくれば、崩しきった場面も多く作った試合だったので決めてしまって楽に勝ってしまって欲しい、1-0での試合は見る側の心臓に悪いとか、そういう思いももちろんもちろんあるのですけど、守備のところでの粘り強さ、この部分でしのぎ切れる自信は、明日の高円宮杯をかけた一戦でも確実に生きて来ますし、攻撃の部分でも、やっている選手たち自身が一番わかっていると思いますが、お互いの動きを考えた動きで数人が連動して攻撃する形も、確実に増えてきているのは、チーム力が上がっている証拠です。

苦しかった今シーズンの戦いで積み上げてきたものを一つの集大成として明日の代表決定戦でぶつけて、一つの答えを出し、堂々と全国に乗りこんでやりましょうよ!

勝てるかな~の心配はもうしていません。勝つと確信しています。

明日の試合を楽しみにしています!

ではでは!