練習試合2011/08/07 浦和レッズユースvs埼玉大学 3-0勝利・・・ユースの成長でトップを再び動かせ

レッズランド2011年8月7日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、埼玉大学との練習試合があるということでレッズランドまで行って来ました。試合開始は9:45だったのですが、朝とは思えないくらいの炎天下での試合となりました。しばらく、養生中で使用されていなかった真ん中のグラウンドの養生が終わったようで、久しぶりにそちらのグラウンドでの試合となりました(逆に、土手側が養生に入った模様。)

前半と後半で選手をほぼ全とっかえしていたので、45分ハーフで1試合と言うよりは45分×2本という形式で試合が行われました。

1本目のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、右サイドバックに3番西山航平、左サイドバックに5番佐藤大介、MFがボランチに30番立野峻平、トップ下が27番小峯洋介と25番岸伯富実、FWが右に28番長谷優、左に14番堀田稜、真ん中に12番高田拓弥

となります。

2本目のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに2番今泉賢人と4番小出啓太、右サイドバックに16番西澤秀平、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに8番片槙吾、トップ下が11番中村駿介と21番繁田秀斗、FWが右に24番金野僚太、左に7番鈴木悠太、真ん中に13番長坂竜一

途中交代:1番三上綾太⇒40番高浪祐希(15分)、2番今泉賢人⇒20番新井純平(15分)、13番長坂竜一⇒17番カドコダイ・アシカン(35分)

関根貴大はJリーグ選抜でオランダ遠征に行っていると思います、矢島慎也と野崎雅也はトップチームの練習試合に出るのでしょう(非公開になってしまって見られない残念・・・。)、来週の国体予選に臨む1年生はオフに入っているようです。大野将平は怪我か怪我明けか、いましたが線審やランニングのみやってましたね。

ユース自体もこの試合から、一週間ほどのオフに入るようですが、休暇前の試合という軽いものと言うよりは、メンバー構成を見ても、休暇明けから、来月の全国リーグ再開へ向けてのメンバー入りへのアピールの場とでも言うような、全国大会の出場メンバーやメンバーに入れなかったメンバーなど混ぜて、2つに分けたようなメンバー構成となっていました。

ちなみに、相手の埼玉大学は県リーグの1部所属ということです。東京国際大学や尚美大学などと同じリーグで戦っている大学ですので、公式戦のようにスカウンティングして勝ちに拘って徹底的にやってくるような試合ではないものの、レベル的にはちょうど良い相手ですね。

背番号や実際のプレーを見る限りは埼玉大学は1本目がAチーム、2本目がBチームだったと思います(細かいことは分かりませんが、組織や個々の動きでは1本目のほうが良かったのは確かです。)

さて、そこを踏まえて、簡単に試合の展開と印象などを書いていきますね。

1本目は、しばらく怪我で練習試合などでもプレーを見ていなかった30番立野峻平が復帰しボランチに入り、比較的一旦ボールを収めるというよりは、簡単に経由役となってワンタッチツータッチくらいで前線に捌いていくプレーで、やや前線に優しくないパスになることも多いものの、いつものように野崎雅也がボランチに入った時とは違った形で攻撃が展開されていきます。やや雑ながらもこれはこれで面白いなと思う部分もあります。トップ下の27番小峯洋介とタイミングでポジションを入れ替えながら、トップ下のところで25番岸伯富実がキープして捌いてという形でなかなか良かったと思います。特に27番小峯洋介は前線での鋭いプレスでインターセプトするなど気持ちの入ったプレーが随所に見られました。

15番西袋裕太も持ち味となるロングフィードを数本正確に通していましたし、22番寄特直人も同様にロングフィードを28番長谷優に通し、長谷優がドリブルで突破し14番堀田稜へ通してシュートまで持ち込む場面もありました。

攻撃面では、1本目の終盤に5番佐藤大介が左サイドバックで高めにポジションを取りながら、14番堀田稜のスペースへの抜け出しに対してパスを通して攻撃という形が効果的で、実際終了間際にその形から14番堀田稜が突破してゴールを決めています。

これにより1本目は1-0で勝利。相手の印象としては、そこまで凄い選手はいないもののしっかりしたサッカーをやってくるものの、浦和の長所を消すようなプレー自体はしてこなかったために、浦和の得意パターンでバタバタしているシーンが何度もありました。

2本目は、相手の守備ラインのバランスが悪いために、浦和の攻撃の仕掛けが面白いように決まる形で試合が展開していきました。

前線の真ん中の位置に入った13番長坂竜一が相手のラインのズレをついて何度も裏に抜け出してチャンスに絡みます。この試合では序盤11番中村駿介が存在感を見せ、ポジションを動き回りながら、周りに持ちすぎないで簡単にパスを回すようにコーチングしながら試合を作っていました。そういう攻撃で21番繁田秀斗にパスを通して、シュートまで行く場面、抜け出した13番長坂竜一へ絶妙のパスを出す場面も多く作っていましたが、相手のディフェンスが緩いことが分かったからか、途中からドリブルで持ちすぎる所も自らで出てきてしまい、人数をかけて奪われることなどがあったので、このあたりのバランスが取れればかなり良いと思います。

26番小坂慎太朗からの完全に相手のディフェンスを切り裂いたスルーパスが13番長坂竜一の飛び出しにピタリとあった場面があったのですが、ここはトラップが上手く行かずに通りませんでしたが、狙いは完璧でした。

15分から入った20番新井純平も自らの持ち味を発揮し、24番金野僚太が彼を生かすような気の利いた動きをしながら鋭い攻撃を2人で何度も仕掛けていました。

この20番新井純平が絡んだ形でゴールが生まれます。

右サイドでボールを受けた20番新井純平が中へ切れ込み、ディフェンダー2人をひきつけた形でアウトサイドで右のスペースへとパスを通し、そこに抜け出した13番長坂竜一がスピードあるドリブルで深くまで持ち込んでグラウンダーでクロスを入れ、ここに11番中村駿介が飛び込んで合わせてゴール。

ひきつけて、スペースを使って、ラストのクロスのタイミングなど一連の動き全てが見事なゴールでした。これでトータルで2-0となります。

更に、気の利いた動きをしながら自らもタイミングでゴール前に迫り、24番金野僚太が見事なゴールを決めてトータルで3-0とし、結果的にトータルで3-0で勝利。1本目、2本目それぞれと考えても1-0、2-0で勝利となりました。

結果的に勝負に拘った仕掛けをして、点を取りに行ったところでしっかり決めてくれたのが何より嬉しかったですね。

この試合を見ていてふと思ったのは、ある意味連携が上手く行っていなかったと悪く捉えることもできてしまうかもしれませんが、2本目の途中で16番西澤秀平、20番新井純平、24番金野僚太が、右サイドバック、センターバックのところで、お互いをカバーする考えでポジションが短い時間で入れ替わっていた場面があったのですが、こういう動きが意識的に3人の間でできるのであれば、これはこれで例えば浦和の右サイドをスカウティングで徹底的に潰してくるようなチームが今後また出てきた時にセオリーではない動きで混乱させるための一つのバリュエーションにもなりえるのかとも思います。

また、これも危ないことは危ないですが、右サイドに20番新井純平、24番金野僚太、7番鈴木悠太の3人が並んでしまってポジションチェンジが上手く行っていない時があったのですが(要するに左前線に誰もいないような状況)、これだって、セオリーを崩して攻撃する際には有効なこともあると思います。

そんな感じで、今日良かったポイントに対して、相手がケアしてきた時まで想定して、工夫して同じようにできるようになれば、相当なレベルアップになりますからね。

楽しみです!

さてさて、タイトルに書いた言葉ですが、昨日久々にトップのホームゲームを観戦に行って、思ったことです。多くは語りません。

ではでは~。