吉田強化フェスティバル2011/08/23 – 浦和レッズユースvs名古屋グランパスU18 1-5敗戦・・・前半拮抗も後半連続失点

吉田サッカー公園人工芝グラウンド2011年8月23日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日から始まりました、浦和レッズユースの夏の広島遠征。吉田強化フェスティバルの2試合目は名古屋グランパスU-18との対戦になります。ちなみに、今日はこの試合の他に午後からサンフレッチェ広島ユースとの練習試合が組まれていて2試合こなすということで、昨日のように試合の中で一気に多くの選手を交代することなく進められています。

さて、名古屋グランパスU-18と言えば、直近では昨年末のGO FOR 2014 CUPで敗れている相手で、その頃は新チームとして始動して間もないころで相手との差を感じた試合でしたね。その時からの成長を見る上でも楽しみな試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに4番小出啓太と15番西袋裕太、右サイドバックに3番西山航平、左サイドバックに5番佐藤大介、MFがボランチに8番片慎吾、トップ下が11番中村駿介と21番繁田秀斗、FWが右に7番鈴木悠太、左に28番長谷優、真ん中に12番高田拓弥

となります。

昨日のサンフレッチェ広島戦のスタメンから、中盤が25番岸伯富実から21番繁田秀斗に、右サイドに7番鈴木悠太がスタメンで入り、昨日右サイドでスタメンだった28番長谷優は14番堀田稜のいた左サイドに入っています。また、センターバックのスタメンが22番寄特直人から4番小出啓太に代わっています。

昨日同様に気持ちの入った様子はチームから感じられるものの、この試合は何か連携が少しずつ昨日と比べるとずれているところが多いように感じ、なかなかテンポよく繋がらず、いわゆるパスミスからのピンチが多いというスタートになりました。

浦和が守備ラインでボールを回している時の名古屋から聞こえる「やらせておいていいよ」という言葉から感じるに、ある程度浦和のやるサッカーが研究されているパターンだったかもしれません。ボランチのところにプレス強め(または、そこからのパスをカットする狙いがあるような動き)に浦和の両翼のところにスペースを空けてくれないような形。

ただ、浦和も中盤の11番中村駿介が特にでしたが激しいプレスを運動量豊富にかけていくことで、浦和の方が危険な場面を作られているが浦和も比較的中盤のプレスからチャンスは作れているという展開。

しかしながら、浦和の方がやや中盤からバックラインでのミスが多く、そこを狙われて10分に失点を喫してしまい、0-1となります。

浦和も8番片慎吾のミドルシュートや、11番中村駿介から7番鈴木悠太、ドリブルで切り込んでクロスに12番高田拓弥が合わせたり、28番長谷優から11番中村駿介、オーバーラップした5番佐藤大介につないでクロスなど、攻撃の形はできるもののフィニッシュやゴール前でボールキープがなかなかできず、得点ができません。

苦しい流れの中でしたが、迎えた25分に28番長谷優のヘディングシュートが決まり同点に追い付き試合を振り出しに戻します。

この同点ゴールから前半残りの15分ほどは浦和も落ち着いてプレーできるようになり失点後しばらく続いた名古屋ペースをひっくり返して1-1で終了し、後半からの反撃が期待できるかなという終わり方。

前半終盤から雨がやや強くなってきました。

この雨が影響したのかはわかりませんが、後半は前半の良い終わり方がかき消されるような展開になってしまいます。

今日見ていたのが、ゴール真裏で後半の名古屋の攻撃するゴール側が遠くて細かいところがはっきりわからなかったのですが、後半は気をつけなければならない入りのところで失点して1-2とされてしまい、更に気をつけなければならない短い時間での連続失点も5分に喫してしまい、後半開始数分であっという間にリードを広げられてしまう流れになります。更に10分にも失点で1-4となり、この後20分に12番高田拓弥に代わり5番進昂平、25分に28番長谷優に代わり34番関根貴大、30分に21番繁田秀斗に代わり25番岸伯富実と交代で反撃を試み、何度か惜しいチャンスを作るも、27分に更に失点してしまい、終わってみれば1-5の大敗となりました。

雨で遠くて、どのような形で崩されたのかがわからないのが悔しいところです。とにかく後半に4失点したのは事実なので悪い展開の中でも5番佐藤大介がしきりに大声でコーチングしていたようにしっかり、自分たちの形を取り戻してオーガナイズしていく必要があったがそれがこの試合ではチームとして崩れてしまったということでしょう。

ただ、相手が浦和の動きを意識しながらプレーされていた割には、流れで一気に押し込まれてしまった印象はあるものの、昨年の時のような圧倒的な差は感じませんでした。今日のような敗戦のパターンは、これまではチーム全体で下を向いてしまうような流れになってしまっていることが多かったですが、この試合では悪い流れでも落ち着いてプレーできている、最後まで激しさを失わずに戦えていた選手も多かったことを考えれば成長です。

でも、5失点はダメ!

浦和の攻撃パターンで「お~!」と思ったシーンをいくつか挙げます。

右サイドの7番鈴木悠太が相手守備がサイドをケアしているところを逆手にとって中へのスペースへと切れ込んで前線の12番高田拓弥につなげた展開。11番中村駿介からマイナスのパスをワンタッチで8番片慎吾が右サイドへと展開し、7番鈴木悠太がサイドを切り込んでクロスを上げた場面。5番佐藤大介ラインを高く保ちながら、パスを受けて12番高田拓弥が抜け出したスペースへと出したパス。34番関根貴大が前線で粘って倒されそうになりながらも味方にパスをしっかり通したプレー。前線で力強く体を張ってポストプレーをする5番進昂平。

それにしても、明日もそうみたいですが今回の広島遠征はこれからの雨のシーズンのための予行演習とでもいうくらい雨の中での試合が続きそうですね。

ということで、午後の練習試合へと続きます。

ではでは~。