GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第2戦 vs 柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・ハイレベルな試合

与野八王子グラウンド2011年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

現在2年生で来年3年生になる代表クラスの選手が盛りだくさんの柏レイソルU-18。ブクメ自身も、ここ最近は、新井純平が選ばれたU17やU18の日本代表の試合に足を運ぶ機会も多くなっていることから、秋野央樹や中村航輔などのレベルの高いプレーを見ているため、こういう選手たちのいるチームを敵に回した時に浦和がどのくらいやれるかということは気になっており、この大会のこの組み合わせが決まった中で、この対戦を見ることを最も楽しみにしていました。

新チームとして3試合を戦い、ある程度3年生が引退する前のチームに近いくらいのバランスの良い戦いができる現時点での布陣が見えたところで、この試合を迎え、実際にハイレベルな試合を浦和ができることを再確認したことと同時に、明確な課題も見えた試合となりました。

午前中に柏レイソルU18vs野洲高校の試合を車の中から眺める程度でしたが少し見ていたのですが、その試合では前半は代表経験のある選手を全く使わずに戦っており、浦和の試合に合わせて本気で戦ってくれるという期待を持ちながら試合の時間を待ちました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と10番中村駿介、FWが左に24番関根貴大、右に23番條洋介、真ん中に11番小峯洋介

となります。

おそらく、現時点で最もベストに近いと思われる布陣のスタメンだと思います。

メンバーを見る限りは柏レイソルU18もベストに近い布陣で臨んできたと思います。

試合開始から、両チームとも球際に激しいプレーを見せ、浦和も特に中盤の7番繁田秀斗、10番中村駿介、4番寄特直人の3人が相手の攻撃の起点をつぶすために激しいプレスをかけ、スムーズなパス回しをさせないことに成功します。同様に相手も浦和の攻撃への対応が早く、なかなかチャンスを作ることができないものの、前半は、センターバックの6番西袋裕太からのロングフィードや4番寄特直人からのロングフィードなど、細かい攻防から一気に展開して、左前線の24番関根貴大につなげての攻撃というところに付け入る隙があり、ここを狙って何度か大きなチャンスも作ることに成功していました。

やや右サイドが守備に気持ちを置く展開になっていたため、昨日の藤枝東高校戦のような、23番條洋介や2番新井純平の攻撃に参加する回数が減ってはいたものの、そういった隙を狙った、ハイレベルな試合になっていたのは確かです。

全体的には、うまく守れていた浦和ですが、左からの攻撃が多かったために、5番佐藤大介が攻撃に参加した時にスムーズン攻撃が行かなかったときの反撃で、大抵は12番西澤秀平や4番寄特直人、または前へ後ろへ気の利いたところへ運動量豊富に動いていた7番繁田秀斗がうまくカバーに入りながら対応していたのですが、1度だけ対応が遅れて完全にサイドを切り裂かれてしまった場面があったのですが、クロスを上げられて合わせられたシュートには22番関口亮助が見事に反応してはじき出して防ぎました。

浦和も前半の終盤に、右サイドの2番新井純平からのパスを受けた10番中村駿介がゴール前にクロスを上げたところに24番関根貴大がドンピシャのタイミングで左隅にヘッドで狙うも、このシュートは相手キーパーに防がれてしまいます。これ以外にも、普通なら入るというくらい決定的なシュートに対しても、キーパーに阻まれてしまうという、キーパーのレベルの高さも感じる試合であったのは確かです。

フリーキックのチャンスで10番中村駿介が直接狙ったシュートもそのままポストに当たったようにも見えましたが、おそらくキーパーがギリギリのところで反応していたと思います。

どちらかと言えば、僅かに柏がポゼッションが高かったようにも見えつつ、拮抗した展開の中で決定機の数では浦和のほうが勝っていた前半だったと思います。

後半の入りのところで浦和が主導権を握ることに成功し、ゴール前の混戦から10番中村駿介が粘り、こぼれ球を11番小峯洋介が受けてシュートを狙うもプレスが早く、それでも更にこぼれたボールに7番繁田秀斗が反応してシュート。これは決まらずも、ゴール前で厚みのある攻撃ができ、迎えた4分に得たコーナーキックのチャンスに4番寄特直人が上げたボールを6番西袋裕太がヘッドで押し込んでゴール。

後半の立ち上がりのところで見事にゴールを決めて浦和が先制します。

この先制点により、柏も点を取るために更に迫力のある攻撃を仕掛けてきたところで7分にPKを与えてしまい、これを決められて1-1とされます。

同点に追いつかれたことや、相手の攻撃の勢いに押されて、また前半と比べると少しプレスのかけかたが甘くなった部分もあったような気がしますが、同点にされてからはやや受ける時間が多くなってしまいます。

厳しい時間帯ながらも、裏へ抜けた24番関根貴大へパスが通り、決定的なチャンスがありましたが、シュートはコースが甘くキーパーに防がれ、更に右サイドからドリブルで持ち込んだ24番関根貴大からのクロスを11番小峯洋介が合わせるも、決められず、少ないながらも作ることができた大きなチャンスで決められないところで、17分に失点し1-2と逆転されてしまいます。

この失点の後、24番関根貴大に代えて8番岸伯富実、5番佐藤大介に代えて26番森亮太、その数分後に11番小峯洋介に代えて21番進昂平が入ります。

残り10分ほどの時間の中で、21番進昂平の惜しいシュートもありつつ、結局得点は奪えずに試合は1-2で敗戦となりました。

敗れはしましたが、新チームとしてスタートした段階での現状でのベストなメンバーで戦えば、このレベルの相手でもここまで戦えるという手ごたえは確実に感じることができた試合でしたが、やはり決め所での決定力、相手に与える迫力などを考えると柏レイソルの方が確実に上という状況。

相手のキーパーの反応があれだけ良いという相手もそこまで多くはありませんが、来シーズン全国でタイトルを奪うためには、やはり攻撃の部分での連携や種類を増やすことと同時に個々の選手の成長が不可欠と感じることができる試合でもありました。

正直、暗くなって照明が入ったこの時間帯で、見ている位置から遠いゴールサイドの後半の柏レイソルの攻撃や浦和の守備の対応の細かいところはよく見えませんでしたが、失点した時の相手の攻撃の迫力はあまり見えないながらも感じられました。

今後の成長を楽しみにしています。特に攻撃の選手は自分に厳しく上を目指してくださいね。

とりあえず、大
会自体での優勝を狙うためには、明日は2連勝必須であとは他の結果待ちと言う感じです。

粘り強く上へ勝ち進んでやりましょう!

ではでは~。