GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第1戦 vs 横浜F・マリノスユース 2-1勝利・・・勝ち切った!

与野八王子グラウンド2011年12月26日与野八王子グラウンド2011年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日に引き続き、今日もGO FOR 2018 CUP観戦に与野八王子グラウンドに行ってきました。

今日の対戦カードは、10時から横浜F・マリノスユース、13時から横浜F・マリノスユースB、16時から柏レイソルU-18との対戦となります。昨日同様、まずは10時からの横浜F・マリノスユースと13時からの横浜F・マリノスユースB戦について書きます。で、ちょっと休憩して16時からの柏レイソルU-18戦を書きますよ、と。

この大会に入って試合を見ながら、この時期ならではのことに関してしっかり考えて見て、そして伝えられる機会があれば伝えられるように心がけています。

新チームから出場機会を伺う選手たちに起こりがちなこととして、自分たちの学年でやっていたサッカーをやりたいという気持ちが強く、固執してしまうことで、順応するための努力がおろそかになってしまうという怖さ。

上のチームに加わることの難しさに疑問を覚えてしまうことで、苦しんでしまうことが起こりやすい時期でもあります。

トップチームの状況を見ていれば分かるように、まあ浦和の場合は異常ですが、監督が変わることで戦術が変わる、求められることが変わる、増えるなどなどとにかく変化が多いのがサッカーの世界。確かに得意なやり方で最高の力を出せることで成功を収めることは重要ですが、どのような状況でも順応できるようになることもそれと同じくらい必要とされてきます。

なので、この時期から来年の3月くらいまでの公式戦開幕までの時期の主力になるためのアピールをするこの期間で、今求められているチームでの戦い方の中で自分のやりたいこと、得意とすることと少し違う状況が今あっても、その状況に対する向かい合い方を誤らずに、無駄にせずに競争していってもらいたいと思っています。

最低限、今求められる戦術でもできるところをアピールして、その先に自分がやりたい形も加えられるように努力することで、チームとしても更に強くなります。

モヤモヤを抱えているような雰囲気を感じる選手が多いような感じもしましたので、この部分に最初に触れました。

ということで、試合の話に移りますね。昨日の第2戦で、バランスの良い戦い方ができる現時点での布陣がある程度見えたことで、ここをベースにしつつ戦えば一応の結果は出していける可能性を見せてもらいつつ、そこに新しい形、バリュエーションを加えて新チームとしての強さを身に着けるべく、2日目ではどのような戦いを見せてくれるのか楽しみにまずは第1戦の横浜F・マリノスユース戦を見させてもらいました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに3番小坂慎太朗、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に8番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に15番金野僚太、右に13番立野峻平、真ん中に24番関根貴大

交代⇒後半20分:15番金野僚太⇒20番須藤岳晟

となります。

守備の部分の大きなポイントとなる、センターバック、ボランチのところの組み合わせは昨日の第2戦と同様になり、ある程度の安定感をもって戦えるであろうと期待できる布陣。サイドバックでは左サイドバックが5番佐藤大介から3番小坂慎太朗に代わっています。攻撃の部分では、おそらく昨年の公式戦では試されたことがない、24番関根貴大がフォワードの真ん中を務める布陣となりました。

スタートから浦和が主導権を握った戦い方ができ、相手の攻撃に対してもバランスよく対応できており、更に、早い時間に先制点を奪うことに成功するという願ってもない出だしとなります。

得点シーンは、2番新井純平が右サイドでボールを受けた時に24番関根貴大が右前方のスペースへ走りこみパスを受けるとそのままドリブルで右サイドを持ち上がり、更にペナルティエリア内までドリブルで進入、更にゴール近くまで持ち込んだところで、ラストパスを走りこんだ8番岸伯富実に出して、難なくゴール。

前半5分ほどのこのゴールで1-0とリードを奪います。

浦和のペースで試合が展開し、いつも通り10番中村駿介のキープ力を生かした攻撃などが見られる中、浦和攻勢ではあるものの、前線でのコンビネーションがあまり組んだことがない組み合わせからか、しっくりいかないことが多く、鋭くいくも単発で終わってしまう攻撃も多かったとは思います。

15番金野僚太の中へ切れ込んでのシュートだったり、24番関根貴大の仕掛けだったり、13番立野峻平もシンプルに捌いて攻撃を活性化させようとするプレーだったり、以前から触れてきたような個々の持ち味を出した動きやプレーはしているものの、なかなかお互いの動きを理解して細かく仕掛けるというところまで行っていなかったとも思います。

前半は、ほぼ相手の攻撃は問題なく抑えきったものの、追加点は奪えず1-0で終了。

後半に入ると、相手が点を取りに来るためにギアを上げたこともあるかもしれませんが、中盤のパス回しのところで不用意なパスミスなどが目立つ時間帯があり、それでも4番寄特直人がうまくカバーしていたため、大きなピンチというところまではそこまでは行かなかったものの、奪われたところで激しいプレスのために運動量を使って奪い返す、そのプレスや運動量は良いものの、その前のプレーの精度をしっかりしておけば、もっと良いという部分もありつつ。

後半の8分のところで、相手のプレスからの不用意なミスが起こって失点し、1-1とされてしまいます。

先ほど書いたような状況が、間間に入りつつですが、攻撃の部分では大きなチャンスも何度も作り出します。3番小坂慎太朗が左サイドからの攻撃参加を仕掛けてクロスを入れた時に15番金野僚太がペナルティエリア内で受けて、相手ディフェンダーに倒されたように見えましたが、これは流され、24番関根貴大が突破して放ったシュートはゴールポストを叩き、フリーキックのチャンスで10番中村駿介が蹴ったボールに2番新井純平が足で合わせようとするもミートしなかったり、あと一歩でゴールと言う場面はありつつも、得点は決められずに試合終盤まで進んだところで、このまま同点で終わってしまうような雰囲気もあったのですが、24番関根貴大がペナルティエリアで仕掛けて相手のPKを誘い、このPKを10番中村駿介が落ち着いて決めて2-1。結局このまま試合は終了し、浦和の勝利となりました。

何より、勝ち切れたことが良かったと思います。

また、相手に押されている時間帯も後半はあったものの、守備のバランスは良かったと思います。

攻撃に関しては、持ち味を出すことに成功している選手は多かったので、あとは単発にならずにお互いの持ち味を生かし合いながらプレーできるように高めて行けると良いかと思います。

 

続きまして、13時からのB戦になります。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに29番細田真也、MFがボランチに7番繁田秀斗、トップ下に21番進昂平と19番安東輝、FWが左に28番広瀬陸斗、右に14番長谷優、真ん中に11番小峯洋介

となります。

後半の布陣は

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに29番細田真也、MFがボランチに20番須藤岳晟、トップ下に21番進昂平と13番立野峻平、FWが左に14番長谷優、右に24番関根貴大、真ん中に18番倉本隼吾

交代⇒後半30分前後、14番長谷優⇒23番條洋介、25番副島暢人⇒5番佐藤大介、13番立野峻平⇒8番岸伯富実

となります。

なんというか、この試合は、そこまで大きな変化はあったとは思えないのですが、前半と後半で別のチームになってしまったかのような試合となりました。決して後半がやられまくったということではないのですが、前半のものすごい攻撃的でテンポの良い攻めをする戦い方から、後半は、攻撃面でお互いの呼吸が合わなくなってチグハグしてしまったようなイメージでした。

ただ、攻撃的とは言っても、前半得点を奪えず、後半も奪えずに1点取られて0-1で敗戦という結果ではあるのですが・・。

この試合では、7番繁田秀斗の運動量と摘むプレーが効果的に機能し、結構な回数インターセプトに成功していたと思います。攻撃面では、トップ下に入った19番安東輝が良いリズムで何度も攻撃に絡んでチャンスを作っていました。

前半後半共に、25番副島暢人がセンタバックの位置でボールを受けた時に、前のスペースが空いている時に持ち上がって攻撃参加というプレーがこの試合でも何度か見られました。効果的で良いです。

コーナーキックからの21番進昂平のシュートや、7番繁田秀斗のミドルシュート、21番進昂平からのパスを受けた28番広瀬陸斗のシュート、11番小峯洋介のポストから14番長谷優を経由して21番進昂平へつなげてのテンポの良い仕掛け、オーバーラップした26番森亮太からのクロスに7番繁田秀斗が合わせた場面などなど、色々な攻撃の形は作れていたのですが、フィニッシュのところの精度が甘かったとも言えます。

1点は奪われてしまったものの、この試合の守備ラインも1年生だけの組み合わせで昨年U16リーグなど戦ってきた慣れた組み合わせということもあり、それぞれの動きの理解度とバランスは良かったと思います。

どうでも良いことかもしれませんが、この試合の後半に昨年のトレセンリーグの練習試合以来と思われる(自分が見ている限りはですが)、佐藤大介のセンターバックでのプレーを短い時間でしたが見られたのは貴重でした。

そんな、10時からの横浜F・マリノスユース戦と13時からの横浜F・マリノスユースB戦でした。

今日は昨日より、じっくりしっかり見られたのですが、やはり3試合見たので雑だ・・・。すみません。

もう少ししたら、夕方の柏レイソルU18戦書きますね。

ではでは!