GO FOR 2018 CUP 2011/12/28/ 4日目 3位決定戦 vs 大宮アルディージャユース 1-0勝利・・・ダービーに勝って3位で締めくくり

埼玉スタジアム第4グラウンド2011年12月28日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

同じ埼玉の大宮アルディージャには、下部組織でも負けては行けないのです。ダービーですから!

結果的に、さいたまダービーという形で2011年の浦和レッズユースの最終戦を迎えらえるのは悪くない流れです。しっかり勝って3位を掴みとらなければならない試合。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに3番小坂慎太朗、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に10番中村駿介と8番岸伯富実、FWが左に14番長谷優、右に28番広瀬陸斗、真ん中に9番大野将平

となります。

しつこいほど毎度書いてしまうのですが、国体で浦和レッズユースの選手と一緒に戦ったメンバーも多くて、浦和との試合ではない限りは応援している選手も割と多い大宮アルディージャユースの選手たちですが、浦和の試合の時は敵なので絶対に負けてはいけないし、点も絶対に取られたくない。

と思ったら、前半9分くらいに大宮アルディージャユースの29番中山雄希にディフェンスラインを突破されてキーパーと1対1の場面を作られたものの、22番関口亮助がタイミングよく飛び出してコースを消して防いでくれました。ホッとしました。そんな序盤に危険な場面を作られる少しバランスを欠いた試合にはなりましたが、ある程度落ち着いてからは、浦和ペースで試合を展開できる時間が多かったと思います。

14番長谷優のインターセプトから9番大野将平を経由して10番中村駿介が受けてシュートなど前線で3人以上が絡んだパス回しからの攻めも多くできていたと思います。

10番中村駿介のドリブル突破+キープでためて右サイドバックの2番新井純平のオーバーラップに合わせてパスをだしての深い位置からクロスを上げる場面もあり、28番広瀬陸斗から同じく2番新井純平のオーバーラップに合わせてパスからクロスで9番大野将平がヘッドで合わせる場面もありました。

14番長谷優のドリブルで相手を抜こうとする頑ななプレーも今の段階では良いと思います。自信をもって抜ける形を見つけるにはとにかく仕掛けてみるしかないですからね。その上で、味方を使うプレーも徐々に増やしていって更にテクニックが生きるようにしていくことができれば良いかと思います。

このように攻撃で良い形を多く作れる試合ではあったのですが、疲労の蓄積などもあるとは思うのですが、これまでの試合に比べてやや不用意なパスミスで危険な場面につながることもやや多くなってしまっていたとも感じました。

そんな試合展開でしたが、試合自体は勝たなきゃダメ!ということで、しっかり得点を決めてくれました。

前半30分くらいのフリーキックのチャンスで10番中村駿介が浮き球のパスを6番西袋裕太めがけて蹴り、しっかりおさまりシュートを放ったところでディフェンダーに当たり、こぼれ球を9番大野将平が狙うも、これもディフェンダーに当たりましたが、そのこぼれ球を2番新井純平がしっかり押し込んでゴール!

1-0で前半を折り返します。

後半に入り、8番岸伯富実に代えて20番須藤岳晟、28番広瀬陸斗に代えて23番條洋介、14番長谷優に代えて29番細田真也、9番大野将平に代えて11番小峯洋介が入ります。

また、ボランチの4番寄特直人がセンターバックに入り、センターバックの12番西澤秀平がボランチに入りました。

なんというか、後半のイメージとして、2年生のやっているサッカーと1年生のやっているサッカーがそれぞれの持ち味を見せながら、今後融合していく可能性が少し見えたと言えば良いでしょうか。

そして、左前線のポジションに入った(本来はサイドバックで使われることが多い)29番細田真也が、シュートの場面では硬さが目立ちミスが多くなったものの、かなり効果的な動きをこのポジションで見せていたと思います。左前線が活性化していると言えば良いのでしょうか、攻撃に絡んだプレーですごく良かったです。

いくつか挙げると、23番條洋介がためて、オーバーラップした2番新井純平に出し、中の20番須藤岳晟に出す。このタイミングで既に左前線のスペースへ勢いよく走る29番細田真也に的確なパスが20番須藤岳晟から出されて、サイドからクロスまで行く。

同様に、左サイドから中へ走りながらパスを受けて、同時に左サイドバックから攻撃参加した3番小坂慎太朗へテンポよくパスを供給する。

おそらく、20番須藤岳晟が、しっかり動きを見ているということもあったかと思いますが、20番須藤岳晟から29番細田真也というラインで良い展開が作れていたと思います。

後半終盤に11番小峯洋介に代えて24番関根貴大、3番小坂慎太朗に代えて26番森亮太が入り、Aチームとしてのメンバーの中に1年生も多く混ざったチームとして試合の残り10分ほどをプレーする中でも、バランスも崩れず、良い形も作れたり、まだ少しずれたりなどありましたが、今後の期待が膨らむ形で試合はそのまま1-0で終了。

大宮アルディージャユースに勝利して、前回、前々回の大会でここで敗れて4位どまりだったこの大会の流れからも一歩前進して、今年のGO FOR 2018 CUPを3位で締めくくってくれました。

開催場所が、浦和にとってやりやすいと思われがちの大会ではありますが、4日間連続で毎日3試合ずつが行われるため、疲労の蓄積も他の大会の比ではなく、その中で丸1日試合を終えて、それぞれで自宅と会場を往復してというこの4日間の状況を考えると、遠方からの参加チームのように集団行動で一か所に滞在してバスで移動するという環境よりある意味過酷だったとも考えることができます。

大変な環境のなかで、よく戦い抜いてくれたと思います。そして、初戦で思うような結果が出せないというスタートから、色々な選手が色々なポジションに挑戦しながら、この大会で来年の戦い方のベースもある程度見出して安定した戦いをできる形も見せてくれました。

攻撃の部分では、とにかくゴール前での迫力という点では、期待通りのプレーを見せてくれた選手もいましたが、全体的にはもっともっと多くの得点を計算できるプレーができる選手が増えて成長しなければ、今年結果を残せなかったような相手が慣れたアウェイでの戦いや、1点勝負になる試合、ビハインドを追いかける試合などで、勝ち切れない試合が出てきてしまうことも考えられます。

ただ、ここ数年の中で、新チームとしてスタートしたこの大会の段階で、ここまで手応えを見る側としても感じた年はなかったと思います。引退した3年生がいたチームで残せた結果や手応えに、その更に上に行くためのチームとしての成長を楽しみにしています。

・・・とにかく、相当疲労がたまっていると思いますので、来年の始動までの休暇期間でしっかり休息して、気持ちもリフレッシュしてもらえればと思います。

お疲れ様でした。

ではでは~!