どうも、浦和サポブクメです☆
関東ユースU15リーグが、新3年生がまだ2年生の段階で開幕するのには若干の違和感があるものの、今年からホーム&アウェイでがっつり22試合を戦うことになったということで、スタートです!
浦和レッズユースがプレミアリーグ初年度の昨年を戦うにあたって、見る側としても少し見方を変えるべきだとブログで書いたような気がしますが、同様にレギュレーションを考えて、見る側も少し考え方を変えてリーグを見ていく必要があるのかと思います。
まず、これまではホームアウェイごちゃまぜで1回総当たりの11試合だったために、上位同士の対決での1度の勝敗が最終順位に大きく影響しましたが、同じチームとホームとアウェイで2度対戦することができるようになったことで、いわゆるアウェーで試合展開によっては引き分けOKでホームでしっかり勝利するとか、アウェイで敗れてもホームで同じチームとの再戦で勝利するなど、2度対戦することでの様々な試合ごとの目的を作りながら試合をすることもできますね。
単純に試合数が2倍になったために、数試合の敗戦で致命的な差になることがないという考え方もできるかもしれません。
新チームがスタートして間もないこの時期に開幕するのですから、公式戦を戦いながらチームを作っていくという部分を見る側も考慮して見るとか色々ありますね。
さて、試合に行きます。
今日は、アウェイで川崎フロンターレU15との対戦となりました。会場は青山学院大学緑ヶ丘グラウンド(人工芝)となります。
この試合のスタメンは以下、
GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに6番中塩大貴、右サイドバックに5番水上真、センターバックに2番信沢啓人、4番小木曽佑太、MFがボランチに15番高橋聡史、トップ下に10番堀内千寛と18番石井康輝、FWが左に7番川上開斗、右に14番松尾佑介、真ん中に9番和久井大輔
になります。
今日見た位置がゴール裏側のグラウンドと同じ高さのところからということで、距離感など正直分かりません、すみません。
試合開始から、勢いよく攻め込んでくる相手、特に前線の選手の迫力ある攻撃に対して受け身になってしまい、硬さが目立つなど公式戦のスタートではよくあることなのですが、本来の良さを出す前に、危険な場面を作られてしまう回数が多いものの、キーパーの16番大川圭為の安定した守備で失点はなんとか免れているという時間帯が続きました。
厳しい時間帯が続く中での浦和の攻撃としては、 カウンターの形の中で2番信沢啓人から9番和久井大輔にあてて、左の7番川上開斗につなげて攻めるという形や、14番松尾佑介から9番和久井大輔へのパスからの仕掛けなど何回か惜しい形はありましたが、プレーに落ち着きがないというか、相手の出足に簡単に積まれる場面も多かったと思います。
そのような時間の中で目を引いたのはボランチの位置に入った15番高橋聡史のプレーで、全体的にバタバタした時間帯でも彼にボールが入った時は冷静に確率高く攻撃が展開されることが多かったと思います。
ブクメとしては、彼らがこれまでに見せてきた良い形というのも何度も見ているので、今日の序盤を見ていると明らかに硬さで良さが消えていたので、相手の攻撃に耐えて慣れてくるまで大量失点などしなければ徐々に良い形も作れると思ってその時を待っていましたが、期待通り30分前後くらいからは、それぞれの選手から、らしいプレーが見られるようになり、ここから前半の残り時間は何度か大きなチャンスを作ることもできていました。
セットプレーのチャンスからの7番川上開斗のキックからのチャンス。4番小木曽佑太はセンターバックの位置から、自分の前にスペースが空いていることを確認すると思い切りよくドリブルで持ち上がってチャンスを作り、10番堀内千寛は縦パスに対して背中に背負ったディフェンダーをトラップだけで交わすテクニックを見せようとする。15番高橋聡史のシュートもありつつ、カウンターでは彼から右の5番水上真に開いたボールから逆サイドまで展開して惜しいチャンスを作るなど、明らかに残り10分は浦和が盛り返しつつ前半は0-0で終了。
後半に入ると再び相手に押し込まれる場面が増える(見ている位置から遠く、距離感が分からないので、どのくらい攻め込まれているのか微妙にわからないのではありますが・・・)ものの、前半に比べると落ち着いて対処はできていたと思います。
後半10分くらいに、4番小木曽佑太が3番新井克之と交代します(負傷交代ぽい。)
更に20分に14番松尾佑介に代えて19番村上秀斗が入ります。
ある程度守備もしっかり対応できているところでしたが、中盤でのパスミスから高い位置でボールを奪われて攻められたところで失点してしまいます。
後半20分ほどで0-1という苦しい展開になりましたが、前半との違いは、浦和が攻めに入った時の得点になりそうな雰囲気が格段に後半の方がありました。
特に7番川上開斗が、本来の彼らしいドリブル突破からのシュートや、サイドをえぐってのクロスなど上げる回数が増え、7番川上開斗からのクロスが10番堀内千寛に通りあと一歩でゴールという場面もありました。
また、10番堀内千寛が裏へ抜け出す動きをオトリにして9番和久井大輔がドリブルで持ち込んでシュートと言う場面もありました。
そして、待望の同点ゴールが後半25分に得たフリーキックから生まれます。
7番川上開斗が蹴ったボールを6番中塩大貴が合わせてのゴールになります。
この後も、逆転するチャンスはあったものの、ゴールは奪えず試合は1-1で終了となりました。
なんというか、改めて思いましたが、公式戦て良いですね。緊張感が全く違うので、その緊張が悪く作用してしまうと、いつもやっていることができない。そういう経験をして、徐々に大きい舞台でもいつものようなプレーができるようになっていく。相手の集中力も違うので、いつも通用するテクニックが通用しない。でも、できてしまう選手は、その試合の中で通用するプレーを見つけて実践してしまう。
この試合で言えば、試合終盤で前線の選手たちが見せた、スペースを作るための動き、スペースを使うための動き。最初の方は、あれじゃ読まれるだろうという動きばかりしていた選手が、後半終盤は駆け引きをしていたとか、素敵です。
逆に今日の時点では、全体的にまだまだこれからかと思ったのは、ペナルティエリア内での落ち着きというか、数的優位になった時の決めきる迫力などが、まだあまり感じられませんでした。
また、縦への長めのフィードに対して、後半終盤は10
番堀内千寛、9番和久井大輔、7番川上開斗、更に19番村上秀斗などが、相手ディフェンダーに対して駆け引き勝ちして抜け出せる場面が多くなったところで、決めきるところで決めきれない部分も今後の課題とも言えるかもです。裏へではなくて、相手ディフェンダーがついているところで抜け出せるのは、それはそれで凄いんですけどね。
あと、結果的には逆転はできませんでしたが、後半終盤の「この試合勝ってやる!」というプレーの中での迫力は浦和が勝っていたと思います。
ね、良い部分もたくさんあるし、課題もたくさんあるでしょう?
そんな感じで、アウェイでの1-1はOKです。
この試合の後、B戦が行われました。
メンバーは以下、
GK22番関敦也(1年生)、DFが左サイドバックに23番渡辺陽(1年生)、右サイドバックに3番新井克之、センターバックに2番信沢啓人、21番高橋海翔(1年生)、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に17番小田切誠と14番松尾佑介、FWが左に19番村上秀斗、右に12番田中拓真、真ん中に11番新納大雅
になります。
この試合は0-0の引き分けとなりました。
ではでは~。