第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会 順位決定戦 決勝 2012/06/24 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 3-2勝利・・・次のステップへ

2020年6月24日

那須スポーツパーク2012年6月24日

どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権関東予選も今日が最終日。グループステージで1位となり、結果的に問題なく夏のクラブユース選手権出場を決めた浦和レッズユースは、場所を那須スポーツパークに移しての順位決定戦で1~4位決定戦に臨み、昨日の準決勝で横浜F・マリノスユースを下して、今日の決勝へと駒を進めました。

対戦相手は、東京ヴェルディユースとなります。なんの因果か、来週再開されるプレミアリーグの相手となる東京ヴェルディユースと2週連続で対戦することとなりました。

なんとなく、順位決定戦では多くのメンバーを試す印象の強い東京ヴェルディユースですが、今回は本気のチームで臨んでいるらしく、昨日のブログでも書きましたが、その攻撃力から考えるだけでも、浦和レッズユースの現状を図る意味でも願ってもない相手になったと思います。

結果的には浦和レッズユースが3-2で勝利して、2年ぶりに関東NO.1になりました。

そのような結果の中で、試合後の会場で、浦和応援側には、歓喜の雰囲気も多く漂っていました。それを踏まえさせていただくのは、もしかすると今日書く文章に多少温度差が出てしまい、私の個人的な考え方での堅苦しい考えが混ざってしまう可能性が高くなり、誤った雰囲気を与えてしまう可能性があるためです。

さてさて、試合に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に24番小川紘生、右に8番繁田秀斗、真ん中に14番関根貴大

となります。

昨日の横浜F・マリノス戦で2ゴールに絡んだ24番小川紘生がスタメン出場となり、キーパーが再び1番吉野雅大となっています。前線のスタメンが変わったことにより、左サイドが多かった14番関根貴大がこの試合ではフォワードの真ん中の位置を務めていました。

前半のスタートから、浦和の攻撃の姿勢により、相手の攻撃力を封じることに成功し、主導権を浦和が握ることに成功します。

オフサイドになったものの、さっそく左サイドバックの20番広瀬陸斗がタイミングでオーバーラップし、そこに10番中村駿介がパスを通すプレーが見られ、更に昨日同様左サイドのところでの距離感よく、24番小川紘生も絡んだ攻撃の仕掛けで相手の守備陣を脅かすプレーが見られます。

20番広瀬陸斗の攻撃意識により、比較的スペースが空きやすくねらわれやすい浦和の左側のスペースも24番小川紘生が運動量を惜しまず守備に回り埋めることで簡単に相手の攻撃を許さず、更にこの試合では、守備陣の集中力も高く、2人3人で得点を奪ってしまうような相手の強力な攻撃に対して、19番須藤岳晟や3番寄特直人、6番西袋裕太が高めにプレスをかけたり、抜け出されてもうまく遅らせたり、角度のない位置に追い込んだり、抜けたら決定的というピンチになりそうなところを上手く回避することができていました。

これらがかみ合うことで、チャンスも多く作ることができていました。

5分には19番須藤岳晟が高めの位置でプレスをかけて奪って一気に10番中村駿介につなげる、理想的な攻撃の形を作り、8分には、同じく19番須藤岳晟から14番関根貴大、16番岸伯富実、10番中村駿介と繋げて仕掛ける形、更に10分には、10番中村駿介から8番繁田秀斗、再び10番中村駿介に戻しての仕掛ける場面を作りるなど、いくつかのパターンから、最後に10番中村駿介にパスが通り、仕掛けていくという形が多く見られました。

比較的、高い位置でのプレスにより、相手のパスの精度などを落とすことに成功はしていたのですが、やはり少し対応が遅れると決定的な抜け出しとパスを通してきて、12分に決定的な形を作られたものの1番吉野雅大の好セーブで失点を許さず。

そして迎えた15分に、前線でパスを受けた14番関根貴大がペナルティエリアの深くまでドリブルで持ち込んで、ゴール前に走りこんだ10番中村駿介へピンポイントのパスを供給し、これを10番中村駿介が、予選の川崎フロンターレ戦の時と同じ映像を見ているようなダイレクトボレーでゴールに叩き込み、欲しかった先制点を奪うことに成功します。

これで、1-0。

更に攻撃の勢いを強める浦和は、14番関根貴大の鋭い攻撃で仕掛けは得点にならなかったものの、その後、18分に今度は24番小川紘生が鋭いドリブルで仕掛けてゴール。

5分ほどの間に一気にリードを2点に広げることに成功します。

この試合では、特に19番須藤岳晟の動きが良く、これまで守備の意識に加えて、この試合では、前から奪い、奪って早い展開で攻撃をするという動きの中でパスも集まり、テンポ良い攻撃に絡むことも多かったと思います。

また、右サイドバックの2番新井純平はこの試合は、いつもより守備の意識を強く持ち、サイドからの攻撃や、裏へ狙われたパスなどに対して飛び出してくる選手より素早く反応するなど、守備の部分での活躍が多く見られました。 

2点目を奪ってからの20分~前半終了までの時間は、相手も得点を奪うために更に激しさを増すプレーを見せてきたことで浦和が守備をする時間も多くなりましたが、慌てて対応するというよりも、相手の時間帯はしっかりこらえてカウンターを狙えば良いと落ち着いて対応できていたと思います。そのカウンターの形で6番西袋裕太から8番繁田秀斗へ長いパスを通しての仕掛けや、20番広瀬陸斗と14番関根陸斗、8番繁田秀斗が絡んだ形での素早いカウンターでの惜しい場面もありました。

こういうカウンターができたことも、3番寄特直人や6番西袋裕太、19番須藤岳晟が、相手の攻撃に対して引いて守るだけではなく、高めのプレスをかけられていたことが大きかったと思います。

また、この形が機能したことには、14番関根貴大や24番小川紘生が守備から攻撃への切り替えで鋭く前線に攻め上がれたことも大きいと思います。

2点リードで試合を進めることができていたものの、東京ヴェルディユースの場合は、簡単に2点くらいは取ってしまう力があるため、3点目が取れるとだいぶ楽になるかと思っていたところで、39分に10番中村駿介がドリブルで抜け出して、キーパーと1対1の状況になったところで、左から走りこんできた24番小川紘生にパスを通し、これをしっかり押し込んで3-0。

その後も、相手の攻撃を抑えたところから、16番岸伯富実が一気に前線に展開して14番関根貴大が抜け出すなど、浦和のカウンターは危ないぞという意識を植え付けるようなプレーを見せつつ前半を3-0で折り返します。

前半の戦い方は、これまでの試
合の中で最も良い展開だったかもしれませんが、後半から試合の様相が少しずつ変わってきます。

相手が、ある意味これが本来の東京ヴェルディユースの強さということなのかもしれませんが、試合に強弱を上手くつけるような戦い方にしてきたと言うか、まず、むやみにガンガン攻めてくるような印象が強かった前半と比べて、細かいパス回しでゆっくりな展開にしていたかと思いきや、狙いどころが見つかった瞬間に一気にパスを通して、仕掛けてくるというように、プレスを受けながらも強引にパスを出して奪われるような場面が少なくなり、当然浦和にとっては、プレスを上手くいなされるケースも増えてくるということで、更に、浦和のサイドのスペースを狙われる回数も前半より増えた気がします。

後半開始早々に大きなピンチを迎え、これはなんとか1番吉野雅大が防ぎ、事なきを得ます。

また、これは凄く判断が難しいところなのですが、交代に関して、13分に24番小川紘生に代えて17番立野峻平を投入し、17分に14番関根貴大に代えて21番進昂平を投入と言う2つの交代が後半の序盤にあったのですが、この2人の交代により、まずカウンターの際の武器が減ってしまったことと、相手へのプレスがうまく機能しなくなってきたところで守勢が強くなったことで、せっかく前線で競って落とせるタイプの21番進昂平が入ったものの、守備の意識が強くなっていたのか、疲労で動けなくなってきたのかはわかりませんが、あまりにも21番進昂平と他の選手の距離が遠すぎるために、正直なところ、21番進昂平は孤立する場面が多くなってしまっていたように思えます。

それでも、ギリギリのところでの集中力を浦和が保ち続けていたため、大量失点にはならなかったものの、19分にゴール前で与えた直接フリーキックを見事に決められてしまい1-3にされると、更に守備の意識が強まり、カウンターの形で21番進昂平に当てるもやはり孤立してしまうケースが多く、個人で突破しようとしても明らかに一人で突破するような相手にとっても守備をしやすい状態になってしまうため、これも生きず。

これには賛否両論あると思いますが、やや東京ヴェルディユース側が、判定に対して審判に対してアピールするケースが増えたり、イライラしている様子が見ている側にも手に取るようにわかる状態で、やや試合の雲行きが怪しくなる中で、24分に激しい競り合いの後に、報復行為をして退場。

気持ちの強い選手が多いチームの、悪い要素が出た中でしたが、相手が一人少なくなった状況で、やや熱くなり、点を取るために更に激しく攻めてくる相手に対して、浦和の選手が受けてしまっていて、せっかく一人多い状況になったのに、守勢守勢になってしまい、30分に崩されて失点し、3-2と1点差まで詰め寄られてしまいます。

その後、17番立野峻平の仕掛けや、21番進昂平から20番広瀬陸斗、16番岸伯富実とつなげて仕掛ける場面、10番中村駿介のキープ力を生かした攻撃など、数的優位になったことで、少し攻めにも人数を割けるようになるものの、やや東京ヴェルディユースの方が危険な攻めをしてくる展開は変わらず。43分に6番西袋裕太に代えて4番西澤秀平を投入、更にアディショナルタイムには21番進昂平に代えて26番斎藤翔太を投入するなど、1点差で逃げ切るために時間を使いながら、なんとか逃げ切り3-2で勝利することができました。

後半の荒れた展開や、やや相手チームの気持ちの強さが悪い意味で出すぎる流れで、複雑な心境もありつつ、後半に浦和の別の部分の課題が露呈してしまったことで、素直にワイワイ優勝を喜べる心境にならなかったので、少し、離れたところに行って頭を整理していました。

最も大きな課題だと思っていた部分。

悪い流れの中でバタバタして簡単に失点してしまう。守備において連携が上手く行っていない状況の中で全国に行った場合、決定力の高い強い相手に当たった時に脆さを見せてしまう⇒前線からのプレスで精度を落とすことができるようになった。数的不利で攻められたときに、遅らせるプレーができていた。サイドバックが上がったスペースや守備の時に前線の選手で守備をさぼらずに動ける選手が増えた。連携面も良い感じになってきている。ベンチからも、守備のバランスの部分での指示の声が聞こえるようになってきていること。

19番須藤岳晟が攻撃の部分にも意識を置いてプレーができるようなチームとしての連携が見えるようになってきていること(これまでは、守備に意識を置きすぎる状況にあった。)

それに加えて、攻撃の部分で24番小川紘生という武器が加わったこと。

あとは、緊張感のある終盤の時間帯での17番立野峻平の、フィニッシャーになりそうな予感がぷんぷんするプレーの数々。

結果論にはなりますが、例えば、21番進昂平を入れた段階で14番関根貴大か24番小川紘生のどちらかを残していれば、受け身の状態でのカウンターの切れ味が更に増していた可能性も高かったかもとか、今後の組み合わせの予感も残しつつ、今日の悔しさから、21番進昂平が更に一人で得点を決められる選手に成長していくことも考えられたりしますよね。

たぶん、今日のモヤモヤというのは、昨年までの課題であった、流れが悪い状況の時に、落ち着けるためのプレーというものを東京ヴェルディユースの方にやられてしまって、流れを持っていかれてしまったことに対することからきているのかもしれません。

ブクメは、今年の浦和レッズユースには、関東NO.1になることで喜ぶチームではなく、昨年の経験も生かして全国でNO.1になれる力を身に付けて欲しいのです。それだけの経験を積んできたメンバーが今年はそろっていると思っています。

だから、今日の前半の浦和の戦い方に大いに自信を持ってもらい、後半の戦い方をじっくり見つめなおして課題とどうすることで改善できるかを見つめなおしてもらい、その片鱗を、来週の埼玉スタジアム2002第2グラウンドでの東京ヴェルディユースとの再戦で、より多くの人に見せつけてください。

とにかく、次のステップにこの短い期間で進むことに成功した選手たちを誇りに思います。

また、全国優勝するチームには、さまざまな要素が必要になってきますし、それが多くそろっているチームがやはり全国を制していると思います。今回メンバーに入れなかった選手や、出場しても悔しい思いをした選手は、このチームの戦い方で自分が入るとどういう要素を加えられるのかを考えて、実践して、絡んできてください。

楽しみにしています!

ではでは~。

那須スポーツパーク2012年6月24日
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おまけの写真。