高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/09/08 第12節 – 浦和レッズユースvs横浜FCユース 1-1引き分け・・選手は意地を見せた!

横浜FC・LEOCトレーニングセンター2013年9月7日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

2週間前の大宮アルディージャユース戦の後には、かなり厳しめのことを書きました。

そして、先週末の八千代高校戦は、浦和レッズジュニアユースU-14のスペイン遠征に足を運んでおり、足を運べず、その試合に足を運んだ複数の方に様子を聞いたものの、その様子はひとそれぞれ(当然かw)ですが、しっかり戦う気持ち、姿勢を出してくれていたという話は多く聞かれたため、その話を踏まえて、今日はどのような戦いを見せてくれるか、期待と不安の中で足を運びました。

最初に、最も重視して見た、戦う気持ちや姿勢の部分に関しては、しっかり見ることができ安心しました。そこの部分を確認したうえで、今年のチームが苦しんでいる状況をこの試合でも見ることになりつつ、その中でも意地を見せてくれた、そんな試合でしたね。

さて、今日の対戦相手は、横浜FCユース。アウェイの今節は、LEOCグラウンド。ジュニアユースで今年は一度足を運んでいるグラウンドですが、ちょっと試合が見難いグラウンドなんですよね(レッズランドも変わらないですがw)

天候も、雨が降ったりやんだり、終盤からこの試合の後のリザーブリーグの頃は、大雨で大変なコンディションの中での試合となりました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに5番齋藤一穂、右サイドバックに6番吉原大、センターバックが左に4番茂木力也、右に8番須藤岳晟、MFが左に9番小川紘生、右に23番安東輝、真ん中に17番勝野瑛と14番斎藤翔太、FWが左に11番進昂平、右に27番邦本宜裕

となります。

U18日本代表のウズベキスタン遠征に参加している10番関根貴大と7番広瀬陸斗は不在の試合となります。

試合展開としては、なんとなく、さいたま市浦和駒場スタジアムで対戦した時の浦和ホームの試合の時と同じ印象で、この相手なら負けることはないかなと言う力の差が見える局面が多くなるものの、得点が奪えないままに後半早い時間に先制されて・・・、ここまではかなり似ていたなと。

では、試合の流れを書いていきますね。まず、前節から、これまでセンターバック経験しかないらしい5番齋藤一穂が左サイドバックで起用されているそうです。斬新ですね。そして、8番須藤岳晟も再びセンターバックですか。

選手もそうだと思いますが、見る側としても頭の中で整理するのが難しいことが、少しの期間でまた起こっていました。

そんな状況の中で、センターバックの4番茂木力也のところでどっしりとしたプレーが繰り広げられることと、相手がそこまでプレスに来ないことで、守備の部分では大きな問題はなく、浦和が主導権を握った展開になっていました。

前半は、例えば5分に9番小川紘生がドリブルでサイドから仕掛けてコーナーキックを奪ったり、23番安東輝から、縦のスペースへだし27番邦本宜裕が走りこんだり、中盤から14番斎藤翔太がクロスを上げるなど、サイドからの攻撃の仕掛けだったり、裏へのパスということで言えば、浦和は多くチャンスを作れていたと思いますし、実際サイドからのクロスの軌道も連携が良い中で入れば結構大きなチャンスになりそうな狙いどころのものも多かったように感じます。

ただ、やはりチームとしてのコンセプトは見られず、単発になることや、11番進昂平の動きが孤立するケースが多いこと、27番邦本宜裕も気持ちが入ったプレーは良いのですが、やはり思うようにチームとして機能させることができず、できることができなくなっている印象がありました。23番安東輝も単発の動きでは、惜しいプレーを多く作っていたものの、やはりチームとしては、周りと合わない状況でやりにくそうな様子が見受けられました。

17番勝野瑛が怪我から復帰してボランチに入った試合を2試合ほど見ていますが、彼の持つ相手の裏をかくパス。例えば、10分の場面のように11番進昂平からの折り返しのパスを受けた際に17番勝野瑛がアウトサイドで相手ディフェンダーの裏を狙ったパスを出したものの味方が反応できていない場面などもそうですが、サッカーが見ている側がこうするかなと思うパス回しの頻度が多い中で、こういうアクセントをつけるプレーが活かされないことももったいないな~と思ったりもします。

一つ嬉しかったのは、16分の場面で9番小川紘生が、最近ではドリブルで仕掛けても良いかと思う場面で、パスコースを探すことが多かった中で、仕掛けられそうなところでしっかりゴールに向かって仕掛けてシュートまで持ち込んでくれたことだったりします。

そんな中で、守備のところで安定感を作り出していた4番茂木力也が接触プレーで足を痛めてしまい、それでもしばらくはプレーしていたものの、大事をとってとは思いますが、31分に19番橋岡和樹と交代します。

これで5番齋藤一穂がセンターバックに戻って、19番橋岡和樹はサイドバックに・・・と思ったら、19番橋岡和樹はそのままセンターバックに。ちょうど、この直前くらいに慣れないサイドバックでのプレーと相手の両サイドがスピードがある選手の中で、スピードに対する対応で5番齋藤一穂がかなりプレーに迷いを見せて突破されるなどあった中で、それでも、この交代後のそのままのポジション。斬新です。

そのような流れで前半は、0-0で終了。

後半、開始2分に、ちょっと遠くて細かい状況はわかりませんでしたが、18番関口亮助が飛び出して相手選手を倒す状況になり、PKを与えることになり、これを決められ0-1となります。

更に、前半と打って変わって相手の攻撃を受けるような時間帯が後半開始からは多くなります。

12分に5番齋藤一穂に代えて22番荒木聡太、19分に23番安東輝に代わり20番影森宇京、33分に11番進昂平に代えて15番清川大輝と後半の交代があるのですが、ようやく左サイドバックに慣れた選手である22番荒木聡太が入り、20番影森宇京が入ったことで14番斎藤翔太が攻撃に絡める位置に上がったことによって、22番荒木聡太の左サイドからの攻撃から14番斎藤翔太がクロスに力強く合わせるなどの形が生まれます。

ただ、20番影森宇京が入った意図の一つとしては、あててシンプルに捌いて攻撃を活性化させるという理由もあったはずなのですが、これが効果的にチームに伝えられたのかは微妙。

ただ、やはりこの3選手の交代によって、少し状況が好転して行ったのは事実だと思います。27番邦本宜裕の動きも終盤になってより効果的なものになっていたように思います。

ただ、得点が奪えない状況は変わらず、それでもゴールの匂いのする時間帯が増えた終盤の43分に、ペナルティエリア付近でパスを受けた20番影森宇京が裏へ抜ける14番斎藤翔太へパスを通し、ここで相手ディフェンダーに倒されPKを獲得。

このPKを9番小川紘生がしっかり決めて1-1とします。

この後、アディショナルタイムに9番小川紘生に代わり13番條洋介が入り、浦和が攻勢の中で、27番邦本宜裕がキーパーと1対1の状況になるなど、決定的な場面を作り出すも、試合は1-1で終了となりました。

選手は頑張っていたが、色々、意味がわからない要素も多い試合でした(継続的に感じていることなので、今更その部分は書きたくない。)

私は、傷のなめ合いのようなネット上での慰め合いは嫌いですし、サッカーという体を使って行うスポーツの中で、そのチームにいるのにそのチーム内でコミュニケーションという解決手段を用いないのは嫌いです。

ただ、選手同士でそうやって、まとまっていくような動きを削ぐような環境があることもピッチサイドから見ている状況でも今シーズンは、ひしひしと伝わってくるものがあるので、そこは理解したい気持ちが強いです。

後で聴けば、体調不良の選手がいたことなども分かりましたが、それでもやはり大宮アルディージャユース戦での、見る者に与えた雰囲気は、サッカーで生きていくこと、サッカーで飯を食っていくことを目指している者が絶対に見せてはいけない姿でした。

その点では、今日は、環境に負けずにチームとして戦い意地を見せてくれた。その部分を誇りに思います。

ここまでチーム作りが曖昧な状況では、正直選手がどんなに頑張っても、コンセプト通りに順調に力を付けているチームの中には勝てない相手が今のプリンスリーグでは多いと思います。これは、実力の問題ではなく、チーム作りの問題だと思います。

ただ、そのマイナスの部分を差し引いても、ここよりも下のリーグに行く順位にふさわしいチームにはなりません。そのくらい、いる選手のポテンシャルは高いです。マイナス部分が減っていく状況に上手く乗れば、今の状況でも私はまだ浦和には上位3チームに入ってより上を目指すチャンスを獲得できるところまで行ける可能性は低くないと思っています。

だから、どんなに理解できない状況が多くても、ピッチの上では戦ってください、私たちに伝わるようなプレーをしてください。それだけ続ければ、光は見えてきます。

来週も見せてください!

 

さてさて、この試合後にリザーブリーグが行われました。この試合に合わせたのかと思うくらい、大雨の中での試合となりました。細かいことには触れませんが、スタメンと結果を掲載しますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左サイドバックに22番荒木聡太、右サイドバックに29番川上開斗、センターバックが左に26番石井康輝、右に2番細田真也、MFが左に28番新井瑞希、右に13番條洋介、真ん中に20番影森宇京と26番松崎洸星、FWが左に15番清川大輝、右に24番倉本隼吾

となります。

試合は、2-3で敗れました。前半の得点は、誰だか確認できませんでしたが、後半の得点は29番川上開斗の見事な攻撃参加からのゴールでした!

この試合でも、最後まであきらめない姿勢を見せてもらいましたよ!ただ、大雨過ぎて・・・もう少しやりやすい天候化で試合をさせてあげたかったです。

ではでは。

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おまけの写真。