埼玉県南部支部1部リーグ(SS1)2018/10/21 FC Gois vs 浦和北高校 1-0勝利・・・その試合でも見ている人はいる

どうも、ブクメです☆

日曜日は、午前9時30分キックオフの浦和北高校で開催されたFC Gois vs 浦和北高校の埼玉県南部支部リーグ1部の試合と14時キックオフの浦和レッズユースのJユースカップ2回戦vsコンサドーレ札幌U-18の2試合を観戦しました。

この2つの会場は、1キロ程度の距離にあるということで、早めにレッズランドに車で行き、運動不足解消も兼ねて、レッズランドに車を停めて、徒歩で浦和北高校へ移動して、その後、またレッズランドまで徒歩で戻ってと言う感じの動きですね。

まずは、FC Goisの試合を観戦です。

以前、足を運んだ試合がいつの間にか延期になっていて、浦和北高校のグラウンドに行ったら誰もいなかったということがあったのですが、その延期された試合が日曜日にありました。今回も、浦和レッズユースの試合とかぶることなく、しっかり足を運ぶことができて良かったです。

FC Goisの試合に関しては、前回の浦和南高校B戦に引き続き、2週連続で観戦することができました。

FC Goisが戦っている南部支部リーグ1部も残り2節となり、前節浦和南高校Bには、敗れたものの、残りを勝てば自力で1位になれるという状況。

まあ、戦う条件としては、両チーム同じとなりますが、このカテゴリでもあまり利用されなくなった土のグラウンドでの試合になり、ボールのバウンドも含めて、細かいプレーをしようとした時の感覚など、様々な部分で少しやりにくそうだなという印象にも見えた試合ともなりました。

対戦相手の浦和北高校に関しては、ほとんど知らない状況なので、数字や直近の結果などで見るしかないのですが、Goisとの1回目の対戦では、5-1でGoisが圧勝しているという状況。ただ、浦和レッズユースの試合でも何度か書いているように、そもそも冬の全国大会を目指す高校サッカーのチームは、この時期が一番ピークで強いチームになっていることが基本ということで、そのあたりが加味される部分と、既に始まっている埼玉県予選では、浦和北高校は、2回戦を突破して3回戦まで進んでいることなどもあり、簡単な相手ではなくなっている可能性もあるかなと思いもありましたが、どちらかというと、今日はGoisがこれまで見てきた試合とは、少し違った苦戦の仕方をしているようにも感じられた試合でした。

試合全体で見れば、 Goisの方が強いことは、わかるのですが、ところどころで雑に見えるプレーが多くなってしまっていたんですよね。これが、割と強めの風の影響なのか、ピッチの影響なのか、また別の要因なのか、考慮しようと思えば、多くの考慮できる要素がありますが、これまでにあまり見られなかったような枠の外れ方をするシュートが多かったり、試合を読む力があると書いていた選手も無駄に低めの位置で仕掛けてテクニックを見せて奪われるという場面も見られたり。

少数精鋭のGoisなので、スタートのメンバーが少しでも違うと気になってしまうところもありますが、例えば、中盤でパスを捌いたり決定的なパスを通したりで存在感を見せていた8番岩本空竜がこの試合いないとか、両サイドの2番榎本遼太と3番榎本翔太もいなかったので、少しリズムが違うことで乗り切れなかったのかとか、見る回数も少しずつ増えてきたので、考えるところも実際はあります。

と、色々書いては見たものの、実際ポイントポイントのメモを見返してみても、前半6分の10番大室雄幹の下げたパスから7番熊田佳太が長い展開で裏へ抜ける18番渡辺颯樹へ通して仕掛けた形だったり、8分の、サイドから14番中村海渡が仕掛けてのシュート気味のパスが18番渡辺颯樹が先に触れればというところで、相手キーパーに防がれた形だったり、同じく8分の5番金山俊介からの展開で13番荒木翔につなげ、テンポ良く17番横田啓一郎に通してからの仕掛けなど、数選手が絡んだ形での仕掛けもできてなかったわけでもないのですが、相手の守備の集中力に対して、ゴールを奪う意識のところでいつもより強さが足りなかったのか、なんだか、ゴールに近いところでのプレーがGoisらしくないという印象も持ってしまったのも事実です。

奪うところとかは、しっかりできていましたし、インターセプトからの攻撃の回数も多くありましたし、相手キーパーに対してのバックパスに対して、サボらずに18番渡辺颯樹だったり、14番中嶋海登がプレッシャーをかけることで相手キーパーのミスを誘ったりというのもありました。

そういうこともできていたのに、なんだか不思議な感覚です。

前半を0-0で折り返しての後半も、前半と同じようなリズムで進む展開でGoisの攻撃も多かったものの、相手の反撃を受けて危険な場面も少し増えてきた印象もありつつ、ただ、Goisの決定機も出てきます。特に後半16分の10番大室雄幹のミドルシュートや、17分の14番中村海渡がサイド深くまでえぐっての折り返しのスピードのあるクロスに対して、20番中嶋陽基が飛び込んでいった場面、4番武田直也がドリブルで仕掛けて高い位置まで持ち上がってクロスまでもっていった25分くらいの場面は、かなり得点に近づいた場面でした。それでも決まらないまま時間が過ぎていきます。

相手の守備の集中力が切れないこともあり、なんとなく0-0で終わりそうだなと感じた試合終了まで残り2分ほどというところで、17番横田啓一郎がペナルティエリア内右辺りから、ゴール左隅に狙いすまして値千金のゴールを決め、結果的に1-0でGoisの勝利となりました。

ややらしくないプレーも多く見られたのがこの試合では、気になるところでしたが、それでも、結果的に勝ち切る力は見せつけられたということになります。

これで、得失点差は関係なく、最終節で勝利すれば、1位で昇格を決められます。

現時点で、目標の置き方が正直なところ難しいとは思います。考慮はできてしまいますが、あえて書くとすれば、それでも、人が見ている試合では、最善を尽くすのがプロであり、プロを目指す選手がまず意識を変えなければいけないところです。

私が長年見てきた育成世代の選手でも、例え練習試合でも、不本意な形でBチームに落とされていた時ですら、私たちが見ている時に、緩んだプレーを見せることがなかった選手が、様々なカテゴリで信頼を掴んで、プロになり、世界の舞台に進み、一歩ずつ高いレベルに進んで行っています。まだ進行形です。

そして、そういうきっかけをつかむ可能性があるのが、大舞台だけではないのも事実です。たまたま、足を運んでいたスカウトが、たまたま見る予定がなかった試合で、選手を見出して、声をかけ、そこから未来が開けるケースもあります。だから、直近の大きな目標が途絶えても、より高い先の目標のために切り替えて、見せていく必要があります。ここは、本当に重要なポイントです。

・・・なんか、わかったようなことを書いてしまいましたが、これが私の思い込みであればすみません。

ではでは。

この試合のメンバーと交代は以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に13番荒木翔、右に10番大室雄幹、ボランチに20番中嶋陽基と17番横田啓一郎、真ん中に11番太田峻輔と18番渡辺颯樹(後半14分⇒6番櫻井政樹)、FWに14番中村海渡

 

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