埼玉県南部支部リーグ(SS1)S2参入戦 2018/12/02 FC Gois vs 花咲徳栄高校 2-3敗戦・・・前半のみ観戦、記録として残しておきたかった

どうも、ブクメです☆

FC Goisが今シーズン戦っていた南部支部リーグ(SS1)で、相手チームが原因の不成立の試合は、不戦勝ではなく1試合分がなかったことになるという不思議な計算式となるという話は聞いていましたが、勝ち点を考えた上(その1試合をFC Goisが勝てば1位のチームを上回るといういびつな状況)で、再考されることもあるかと思っていましたが、そのまま、2位で終了したFC Goisが来シーズンのS2リーグ参入をかけた戦いに参加することになりました。

その試合の日程が、他の試合とかぶらない状況になればと願っていたものの、ある意味酷な日程になりました。現状では、私の中で最も優先している浦和レッズユースのプレミアリーグの柏レイソル戦の2時間前キックオフの12時からの試合。ただ、会場は、レッズランドへ移動しやすい浦和南高校での試合。

30分くらいで移動ができるので、前半だけであれば、観戦できるという日程で、「前半だけでも今年の公式戦最終戦を見届けよう」とすぐに心は決まったものの、実際に、今年多めに観戦させてもらったFC Goisというチームの最終戦を、前半のみ、そして、0-2ビハインドという段階で会場を後にしなければならないというのは、なんとももどかしいというか。

こういった重要な公式戦最終戦で、前半のみ観戦と言う形になり、決して見届けたという形にできない状況でブログに残すのが良いのかどうか、特に結果的に敗戦したということで迷いましたが、記録としても、私自身今年見させてもらった流れを記録して、来シーズン以降のFC Goisを見ていく、語るうえで、残しておきたいと思ったので書き進めています。一番必要な後半の反撃のところが見られていないので、そこももどかしいですが、そこは想像しながら。

まず、軽くですが、観戦した前半の内容を書きますね。

前半のみのメンバーと交代になります。

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番加藤蓮、真ん中に18番金山俊介、右に21番熊田佳太、MFが左に8番佐原颯馬、右に6番横山成希(前半26分⇒13番荒木翔)、ボランチに10番横田啓一郎と7番中嶋陽基、真ん中に11番太田峻輔と20番大室雄幹、FWに22番中村海渡

ぱっと眺めてテンパることがなくて良かったのは、メンバーを眺めたときに、11月23日に観戦した、タウンクラブカップ同様にFC Goisは、新チームで試合に臨んでいたこと。大きい番号で3年生も出場していましたが、参入戦のみ今シーズンを戦ってきた主力メンバーに戻してということではなく、ここからスタート(厳密に言うとタウンクラブカップから新チームがスタート)というメッセージも込められたような、来シーズンS2で戦いたいのであれば、まだチームとして成熟していない状況で勝ち抜けと言うようなメッセージも込められたようなメンバー構成になっていましたね。

おそらく、花咲徳栄高校は、シーズンを戦ってきたベストメンバー(怪我とかは知りません)で臨んできたと思います。試合開始の勢いでは、FC Goisがドリブルの仕掛けなどで攻め込むような形も多く、相手の攻撃を早めに摘み取るようなプレーもできていて、行けるのではないかという感じもあったのですが、細かいプレーの精度が高いわけではないものの、相手の攻撃の際の思い切ったプレーやシュートが思った以上に良いコースに飛んでしまっているという印象もあり、そのうちに1本は、12番馬場拓朗の好セーブで防いだものの、前半10分の失点の場面は、見事なシュートを決められてしまったなという印象。

徐々に相手ペースになっていくなかで、少ないチャンスの中でも決定機があった中で、決められない場面が数回。この辺は、3年生の選手の課題として、これからの活躍を期待する意味で、書き残しておくと、私が見ていた前半の場面では、決定機で22番中村海渡が決められないという場面がありました。

ただ、私が会場を後にしてから、幸い、ツイッターで検索したら、この試合の得点経過と結果を速報でツイートしてくださっている方がいたので、その後、レッズランドに移動した段階でチェックしたところ、後半1点返した際のゴールは、その22番中村海渡だったということ。

勝敗を左右する局面でのゴールというところでは、私が見てきた中では、22番中村海渡は、決めていたこともあったものの、はずしてしまうということも多かったと思います。そういったところでは、この試合の後半のゴールがどのようなゴールだったのかは、わかりませんが、試合の中で一つ、課題を残して、そこを超えるプレーも見せた最終戦になったのかなと感じるところもあります。

また、この試合でもタウンクラブカップ同様に感じられたのは、連携のところが上手く行かないところで、チャンスのきっかけとなった11番太田峻輔のドリブルでの仕掛け。この仕掛けで、セットプレーを獲得できる回数も多く、来年も残る戦力として、楽しみな要素もしっかりと見られました。

スタートしたばかりのチームなので、やはりこの試合でも流れが難しくなったところでは、バックラインから3年生の21番熊田佳太が攻撃参加した時などに打開の可能性が見られるなど、今年主力として戦った選手の存在感が目立つところもありました。

2失点目は完全に崩されることになりましたが、この辺りは、3バックが中盤の選手と攻守の連携が上手く行かずに3人で守るような形になってしまう典型的な失点になっていたと思います。

この辺りは、FC Goisらしく、攻撃と守備の連係部分は、まだまだ(まだまだ)これからなので、3バックが3人で守るにならない、サイドバックが守備に回ってしまい5バックになるという他チームでよくあるようなケースにならない、バックライン以外の選手の守備の連係攻撃した時のバランスなど、今後どのように新チームで修正されてい来るのかと言う伸びしろの部分に期待しています。

私が見た前半というところでは、ここまでになります。中途半端な私の観戦になりましたが、それでも得ることが多く、ここまでを踏まえて、また来シーズンも見させてもらうことができますので、結果的には、足を運んで良かったと思っています。

でも、やはり後半の早い時間に1点返し1-2として反撃ムードから、再び1-3と2点差に開かれ、残り5分くらいで再び得点し、2-3と1点差に迫りながらそのまま試合終了という情報がありましたが、その経過だけ見れば、この試合のハイライトは後半で、その部分を見られなかった私は、なんだったのかという。

たぶん、こういう風にブログを書く身としては、1試合として、興奮して、そこだけの感想に留まるなと言うメッセージなのかなと勝手に考えています。

自分ができなかったことを後悔しつつも、そこにどういう意味があったのかなと考えるのは、最近私がよくやることです。

なので、前半のみ実際に見たことと、その後わかる情報の範囲内で考えながら文章を書いています。

FC Goisというチームにとっては、最後に反撃をしたことをプラスに捉え、そして、この試合での私が見られた時間帯にあったわかりやすい課題とこれから、そして、私は、見られなかったものの、後半に前半の悪い流れを断ち切った反撃の流れ、これら全てが3年生にとっては、これからの進路で、2年生以下来年FC Goisを背負っていく選手にとっては、来シーズンのプレーに確実にプラスになっていくと思います。上手く行ったことはプラスに上手く行かなかったこともプラスに考えて、様々なことに取り組めていくことが重要ですね。

今年は、私自身もプライベートでは、屈辱的なことがこれまでにないくらいたくさん起こりました。負の流れってやつです。でも、その負の流れの中で、それが起こらなかったおそらく取り組まなかっただろうなと言うことも、がむしゃらにやることができました。それが、プラスに働くかも全くわかりませんが、割と過去同じようなことが起こったタイミングで、がむしゃらに取り組んだことが、数年後にプラスになったということは多いです。

長年ブログを書いていますが、割と、その時その時の自分の状況を照らし合わせて文章を書いているのは、意識的に書いているというよりは、思うままに書いているというところはあるにせよ、私が、ブログを見たサッカーの内容を記録するというよりも、プレーしている選手のことを考えることの方が良いから、自然とそういう文章になるのかもしれません。だから、今年は、私自身が良くない流れにあるということも書きながら、文章を書くことも多かったですね。

このような1年の中で、私が最も多く足を運んでいるチームの育成に関しても、納得できないことがピークに達してきている中で、今年FC Goisと言うチームを発見(既に、だいぶ前から縁はあったのですが、しっかり見るようになったという意味)したことで、少し、心にゆとりをもって2つの育成を眺めて考えることもできるようになりました。

サッカー好きは、特に1つのサッカーチームを熱狂的に応援するようになると視野が狭くなりやすいとは言いますが、そういった点では、私の考え方の答え合わせもできるわけですし、方針と言う点で、FC Goisとの出会いと言うのは、かなり大きかったなと言う素直な感想です。

選手には、私は、ほとんど知られていないと思いますが、今年で会ったFC Goisの選手たちの動向は、これからも気にしてチェックしてくことも多くなると思いますので、今後の様々な舞台での活躍にも期待しています。

新しい出会いに感謝しています。

ではでは(締めのような文章にしてしまったものの、まだ公式戦がありますとかだったらどうしよう・・・。)

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埼玉県南部支部1部リーグ(SS1)2018/10/21 FC Gois vs 浦和北高校 1-0勝利・・・その試合でも見ている人はいる

どうも、ブクメです☆

日曜日は、午前9時30分キックオフの浦和北高校で開催されたFC Gois vs 浦和北高校の埼玉県南部支部リーグ1部の試合と14時キックオフの浦和レッズユースのJユースカップ2回戦vsコンサドーレ札幌U-18の2試合を観戦しました。

この2つの会場は、1キロ程度の距離にあるということで、早めにレッズランドに車で行き、運動不足解消も兼ねて、レッズランドに車を停めて、徒歩で浦和北高校へ移動して、その後、またレッズランドまで徒歩で戻ってと言う感じの動きですね。

まずは、FC Goisの試合を観戦です。

以前、足を運んだ試合がいつの間にか延期になっていて、浦和北高校のグラウンドに行ったら誰もいなかったということがあったのですが、その延期された試合が日曜日にありました。今回も、浦和レッズユースの試合とかぶることなく、しっかり足を運ぶことができて良かったです。

FC Goisの試合に関しては、前回の浦和南高校B戦に引き続き、2週連続で観戦することができました。

FC Goisが戦っている南部支部リーグ1部も残り2節となり、前節浦和南高校Bには、敗れたものの、残りを勝てば自力で1位になれるという状況。

まあ、戦う条件としては、両チーム同じとなりますが、このカテゴリでもあまり利用されなくなった土のグラウンドでの試合になり、ボールのバウンドも含めて、細かいプレーをしようとした時の感覚など、様々な部分で少しやりにくそうだなという印象にも見えた試合ともなりました。

対戦相手の浦和北高校に関しては、ほとんど知らない状況なので、数字や直近の結果などで見るしかないのですが、Goisとの1回目の対戦では、5-1でGoisが圧勝しているという状況。ただ、浦和レッズユースの試合でも何度か書いているように、そもそも冬の全国大会を目指す高校サッカーのチームは、この時期が一番ピークで強いチームになっていることが基本ということで、そのあたりが加味される部分と、既に始まっている埼玉県予選では、浦和北高校は、2回戦を突破して3回戦まで進んでいることなどもあり、簡単な相手ではなくなっている可能性もあるかなと思いもありましたが、どちらかというと、今日はGoisがこれまで見てきた試合とは、少し違った苦戦の仕方をしているようにも感じられた試合でした。

試合全体で見れば、 Goisの方が強いことは、わかるのですが、ところどころで雑に見えるプレーが多くなってしまっていたんですよね。これが、割と強めの風の影響なのか、ピッチの影響なのか、また別の要因なのか、考慮しようと思えば、多くの考慮できる要素がありますが、これまでにあまり見られなかったような枠の外れ方をするシュートが多かったり、試合を読む力があると書いていた選手も無駄に低めの位置で仕掛けてテクニックを見せて奪われるという場面も見られたり。

少数精鋭のGoisなので、スタートのメンバーが少しでも違うと気になってしまうところもありますが、例えば、中盤でパスを捌いたり決定的なパスを通したりで存在感を見せていた8番岩本空竜がこの試合いないとか、両サイドの2番榎本遼太と3番榎本翔太もいなかったので、少しリズムが違うことで乗り切れなかったのかとか、見る回数も少しずつ増えてきたので、考えるところも実際はあります。

と、色々書いては見たものの、実際ポイントポイントのメモを見返してみても、前半6分の10番大室雄幹の下げたパスから7番熊田佳太が長い展開で裏へ抜ける18番渡辺颯樹へ通して仕掛けた形だったり、8分の、サイドから14番中村海渡が仕掛けてのシュート気味のパスが18番渡辺颯樹が先に触れればというところで、相手キーパーに防がれた形だったり、同じく8分の5番金山俊介からの展開で13番荒木翔につなげ、テンポ良く17番横田啓一郎に通してからの仕掛けなど、数選手が絡んだ形での仕掛けもできてなかったわけでもないのですが、相手の守備の集中力に対して、ゴールを奪う意識のところでいつもより強さが足りなかったのか、なんだか、ゴールに近いところでのプレーがGoisらしくないという印象も持ってしまったのも事実です。

奪うところとかは、しっかりできていましたし、インターセプトからの攻撃の回数も多くありましたし、相手キーパーに対してのバックパスに対して、サボらずに18番渡辺颯樹だったり、14番中嶋海登がプレッシャーをかけることで相手キーパーのミスを誘ったりというのもありました。

そういうこともできていたのに、なんだか不思議な感覚です。

前半を0-0で折り返しての後半も、前半と同じようなリズムで進む展開でGoisの攻撃も多かったものの、相手の反撃を受けて危険な場面も少し増えてきた印象もありつつ、ただ、Goisの決定機も出てきます。特に後半16分の10番大室雄幹のミドルシュートや、17分の14番中村海渡がサイド深くまでえぐっての折り返しのスピードのあるクロスに対して、20番中嶋陽基が飛び込んでいった場面、4番武田直也がドリブルで仕掛けて高い位置まで持ち上がってクロスまでもっていった25分くらいの場面は、かなり得点に近づいた場面でした。それでも決まらないまま時間が過ぎていきます。

相手の守備の集中力が切れないこともあり、なんとなく0-0で終わりそうだなと感じた試合終了まで残り2分ほどというところで、17番横田啓一郎がペナルティエリア内右辺りから、ゴール左隅に狙いすまして値千金のゴールを決め、結果的に1-0でGoisの勝利となりました。

ややらしくないプレーも多く見られたのがこの試合では、気になるところでしたが、それでも、結果的に勝ち切る力は見せつけられたということになります。

これで、得失点差は関係なく、最終節で勝利すれば、1位で昇格を決められます。

現時点で、目標の置き方が正直なところ難しいとは思います。考慮はできてしまいますが、あえて書くとすれば、それでも、人が見ている試合では、最善を尽くすのがプロであり、プロを目指す選手がまず意識を変えなければいけないところです。

私が長年見てきた育成世代の選手でも、例え練習試合でも、不本意な形でBチームに落とされていた時ですら、私たちが見ている時に、緩んだプレーを見せることがなかった選手が、様々なカテゴリで信頼を掴んで、プロになり、世界の舞台に進み、一歩ずつ高いレベルに進んで行っています。まだ進行形です。

そして、そういうきっかけをつかむ可能性があるのが、大舞台だけではないのも事実です。たまたま、足を運んでいたスカウトが、たまたま見る予定がなかった試合で、選手を見出して、声をかけ、そこから未来が開けるケースもあります。だから、直近の大きな目標が途絶えても、より高い先の目標のために切り替えて、見せていく必要があります。ここは、本当に重要なポイントです。

・・・なんか、わかったようなことを書いてしまいましたが、これが私の思い込みであればすみません。

ではでは。

この試合のメンバーと交代は以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に13番荒木翔、右に10番大室雄幹、ボランチに20番中嶋陽基と17番横田啓一郎、真ん中に11番太田峻輔と18番渡辺颯樹(後半14分⇒6番櫻井政樹)、FWに14番中村海渡

 

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埼玉県南部支部1部リーグ(SS1)2018/10/13 FC Gois vs 浦和南高校B 0-1敗戦・・・首位攻防戦に相応しい戦い

どうも、ブクメです☆

今日は、当初、大学サッカーに行く予定だったのですが、行動する時間、私的な理由(・・・寝坊ですw)で、動けず、もともと足を運びたい試合として考えていたFC Goisの試合に足を運ぶ流れになりました。この試合は、以前延期になった試合分なんですね。

昨年は、浦和レッズユースのBチームも戦っていた埼玉県の3部リーグにあたるリーグの南部支部リーグ(SS1)で来期のS2昇格を目指して戦っているFC Goisですが、試合の消化数にばらつきがあるものの、消化試合数が少ない中でも、ここまで、無敗で首位と言う状況の中で、リーグ戦も終盤まで来ています。

昨シーズンと変わっていなければ、S2への昇格は、南部支部リーグでは、1位は自動で2位は参入戦という形になると思います。探しても2017年の大会要項しか見つからずですが、変わっていないと思います。高校などでBチームが参加しているところもあり、Aチームとの兼ね合いで昇格チームの順位が変わったりすることもあるようですが、ざっと終盤までの全支部リーグの1位2位を眺める限りは、Bチームがそこに入っているという感じでもなく、唯一Bチームとして絡んでいる今回の対戦相手の浦和南高校Bも、Aチームは、2つカテゴリが上のS1リーグで戦っているため、おそらく、S2リーグへの昇格ということを考えたときには、普通に1位が自動、2位が参入戦というわかりやすい形になると思います(詳しい方、誤っていたら指摘してくださいw)

このリーグでは、一つ抜け出した結果を出しているFC Goisですが、今回の浦和南高校Bも同じくこのリーグで抜け出した結果を出しているチームです。

FC Goisが4試合残して9勝1分けの勝ち点28、浦和南高校Bが3試合残して、8勝2分け1敗の勝ち点26という状況、3位以下は、かなり勝ち点差が開いているので、実質2位以内は、この2チームでほぼ決まりと言う中での直接対決になります。

1回目の対戦では、FC Goisが勝利しており、見ていただければわかるように、浦和南高校Bの唯一の敗戦が、FC Gois相手だったということです。

どこかで、夏の全国大会に出場した浦和南高校を簡単な表現で、堅守の浦和南と書かかれているのを見たのですが、結果的に、私の頭の中では、埼玉県の高校では競合であっても、Bチームであれば、第1戦も3-1で勝っているし、FC Goisが支配するようなゲームになるのではないかなと思っていたのですが、今思えば、堅守の浦和南という言葉にFC Goisは苦しめられたのかなという感想もあったりします。

まあ、甘く見てました、レベルの高い対戦でした。

では、試合の話に移ります。

この試合のメンバーと交代は以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に2番榎本遼太、右に3番榎本翔太(後半スタート⇒13番荒木翔)、ボランチに17番横田啓一郎(後半10分⇒20番中嶋陽基)と10番大室雄幹、真ん中に8番岩本空竜(後半34分⇒18番渡辺颯樹)と11番太田峻輔(後半20分⇒19番菅原怜)、FWに14番中村海渡

となります。

今年は、10月に入っても気温が結構上がったり、かと思えば肌寒くなったり、なかなか読めないのですが、今日は、朝から曇りでキックオフも気温が下がり始める15:30からということで、涼しいくらいの昼間から、試合の時間帯によっては、肌寒いと感じるくらいになってはいましたが、選手としては、プレーしやすい気候だったと思います風もほとんどなかったし。

試合開始から、若干、Goisの選手で体が重いというか、切り返しで滑ったりするような様子が見受けられたのが気になりましたが、あれは何だったんだろう(雨は降っていなかったはず。)と思いつつ。

モチベーションとしても、前回負けている相手であり、追いかける立ち位置で勝てば暫定でも1位に浮上できる直接対決なので十分。勢いとしては、相手の方があるかと思っていましたが、実際、試合展開としては、とにかく相手の守備の集中力と裏へのパスを出させないような読みであったり、運動量であったり、とにかく、Goisの攻撃の狙いをフィニッシュのところまでやらせてもらえない場面が多いというか、跳ね返されてのカウンターで序盤から、12番馬場拓朗の出番が多くなっていましたね。

もともと、各ポジションでドッシリとというサッカーをGoisはしていないので、数選手での工夫やバックラインの選手も攻撃参加する、その連携や連動で相手を突破していくため、今日の場合は、とにかく相手の堅守により、気持ち前目に行ったところで反撃を受けるケースが多くなったため、体力的に問題ない前半は、17番横田啓一郎や、10番大室雄幹、8番岩本空竜など、中盤の選手が、相手の反撃の際に、戻って対応して跳ね返していたものの、試合の終盤は、攻撃的な交代や疲労から、反撃を受けた時の対応が中途半端になり、相手にスペースを与える形で仕掛けさせてしまう回数が増えたのかなと思います。

ただ、結果的に崩し切れなかったものの、攻撃の試みは、面白い局面が多く、まずは、前線で14番中村海渡が裏を狙う動きと同時に、相手キーパーや、ディフェンダーに対してチェイスすることで、精度を落としたりミスを誘うプレーを前半から、後半までサボらず行えていたことで、相手がクリアせざるを得ないような追い込み方でチャンスにつなげる形も多く作っていました。

細かい仕掛けでは、前半7分の10番大室雄幹から11番太田峻輔が相手ディフェンダーのプレスを受けながらワンタッチで流して3番榎本翔太が受けて仕掛ける形のように、中盤のところでは、こぼれた後のセカンドボールの予測も含めてGoisが優っている場面が多くなりました。

局面局面では、バックラインに入っていた4番武田直也の攻撃参加も見られ、10分には、2番榎本遼太とのパス交換からの4番武田直也の仕掛けで突破を試みる場面も見られました。

相手のプレッシャーがあるところでのバックラインでのボールの処理で、割と、とにかく大きく蹴るだけと言う選手もいる中で、5番金山俊介が前半で2度ほど見せた、結構難しい状況でのロングフィードで2本とも前線に合わせやすいコースに飛ばし、そこから攻撃と言う形につながっていたのも印象的でした。

前半14分には、オフサイドになったものの11番太田峻輔からのパスを8番岩本空竜が見事なワンタッチプレーで前線のスペースに出し、そこに14番中村海渡が抜け出して、決定機になるかと思いましたが、ここはわずかに出ていたようでオフサイドになりました。

この前半15分前後では、7番熊田佳太からの狙いすました相手キーパーと14番中村海渡がどちらが先に触るかくらいのパスでの惜しい場面があったり、8番岩本空竜が強めのくさびのパスを前目のスペースに入っていた17番横田啓一郎に出し、これをミスすることなく再び8番岩本空竜に戻して、裏に抜け出した14番中村海渡にパスを供給した場面など、相手との駆け引きで14番中村海渡が抜け出すプレーとそこへのパスを導き出すまでの味方の狙いなどが、面白い場面が続きました。

ただ、とにかく相手の守備の対応がよく、少しずつプレー精度を悪くさせられていたのも事実で、そこからの反撃でのピンチも多くなったのが今日の試合。

何度か、GK12番馬場拓朗が高めの位置を取っている時に前がかりの攻めからの反撃で早めにロングシュートを狙ってくる場面などあったり(相手のシュートは精度を欠いていましたが、危険な場面ではありました。)、前半18分は、その全体的に前がかりなところで、ディフェンダーの裏にきれいなパスを出されて、相手の前線の選手の飛び出しも良かったのですが、ここをGK12番馬場拓朗が素早く察知して飛び出し、相手選手より早く対応したことで決定機を免れることに成功していました。

そして、やや攻守の切り替えが遅くなってきた前半終盤のところでは、相手の反撃を食らったときに対応しきれない場面が何度か出てきて、相手のシュートミスなども含めて1本は、GK12番馬場拓朗のスーパーセーブで何とか守り、1本は、ポストを豪快に叩くようなシュートを放たれるなど、仕掛けの工夫や考え方は、Goisの方が上でも、わかりやすい決定機の数は相手の方に多く作られながら0-0で前半終了となりました。

後半スタートは、より足元ではなく、選手同士の良い距離間とスペースに動きながらの細かいパス回しなどで仕掛ける回数を増やし、Goisが攻め込む形が多くなります。

ただ、相手の守備の集中力も全く落ちることなく、中盤で支配しても、その後のプレーのところで決定的な形をなかなか作らせてもらえず、やはり徐々に反撃を受けたときに相手の方がわかりやすいチャンスを作る回数が増えてきます。

後半の大きな決定機は、15分の相手にサイドを突破されてのラストのクロスを入れらて、詰めてきた選手が合わせきれなかったので助かったものの、決められていてもおかしくない場面でした。

ただ、その直後にGoisも決定機を作ります、14番中村海渡がパスを受けて相手のプレスを受けながらもキープして2番榎本遼太に展開して、自身はそのまま前線へ走り、折り返しのパスをキーパーと競り合う形で、結果的には、決められなかったものの、かなりゴールに迫った場面でした。

その直後にも、再び前線のペナルティエリアに近い位置で14番中村海渡がパスを受けると、相手ディフェンダー2人がすぐに寄せてきたものの、パスを受けた時の体の向きが良く、ディフェンダーを背負いながら、もう一人のディフェンダーにも奪われずに抜け出して仕掛ける形を作りました。

試合が進むにつれて、やはり前半と同じように反撃を受けた時の対応が遅れて、相手が攻め込む場面が増えてくる時間となり、連続でコーナーキックを与える場面なども出てきます。

後半20分に、19番菅原怜が投入され、前線でスピードのある抜け出しができるような状況(初めてGoisの試合をここで見たときに、19番菅原怜は途中交代であっという間に結果を出したのですごく印象に残っていた)になったものの、やや相手の仕掛ける勢いが優ってしまっていることで、逆に試合に入りにくい状況になってしまっていたというか、なかなか、そのスピードを生かせる形が出ない状況。カウンターの形で、19番菅原怜の抜け出しを目がけたパスの狙いは何度かあったものの、パスが長すぎてしまったり、相手ディフェンダーが走るスペースをしっかりカバーしていたりという感じ。

良い狙いはしていても、相手が最後のところで対応して、決定機を作らせてもらえないという状況の中、迎えた後半30分に、パスの出し手は、8番岩本空竜だったと思いますが、左前線のややペナルティエリア寄りのスペースにパスを通し、ここに反応して抜け出した2番榎本遼太がそのままゴールに向かってドリブルし、強烈なシュートを放つも、このシュートは、バーを叩いてゴールならず。本当にそのままゴールになっても良いだろうというくらいの良いシュートだったのに。

その直後にも、相手の対応に対して裏をかくような、8番岩本空竜の相手がパスを出すと感じたところで、ワンテンポずらした裏へのパスに対して14番中村海渡が抜け出して狙った場面も相手の意地の守備に防がれ、その後に、8番岩本空竜と13番荒木翔のパス交換から、前線へ走る19番菅原怜へのパスは、相手キーパーが先に触りクリアされる形に。

残り10分ほどのところで、18番渡辺颯樹が投入され、前線に更に高さを加えてゴールを狙おうとするも、最終盤の5分ほどで相手の反撃を受けることとなり、コーナーキックを連続で3本奪われるなど、運動量も集中力も途切れない相手の攻撃を跳ね返す時間が続いていたものの、アディショナルタイムに入るかというところでのコーナーキックで、クリアしたかと思われたボールがラインを割っていたという判定になり、最後の最後で失点。

その後、少しして試合が終了。0-1の敗戦となりました。

シンプルに、浦和南は、Bチームだと思って侮って見ていましたが、普通に強かったと思います。何が強かったかと言えば、とにかく、決してGoisのパスの狙いが甘くはなく、普通であれば、決定的なパスになっていたような場面も実際かなりあったのですが、そのパスをミスパスのように防いでいた守り。

同時に、では、Goisの課題が反撃を受けた時の守備かと言われれば、Goisは、おそらくそれを承知で、全てのポジションの選手が状況によってポジションを移動させて攻撃参加するようなサッカーをしていると思うので、ある程度、相手によっては、こういう展開になることは想定してやっていると思いますし、今日は、相手の対応が相当良かったというのもありますし、考えるべきことは守備の修正よりは、今日くらいの守備をしてくる相手に対しても崩して点を取るには、どうすべきかという方なのかなとも思ったり。

今日の試合では、思い切ったシュートがあまりなかったようにも感じますし、なんだか、崩してやろうというプレーが多すぎて、相手もそこに集中すれば良いという感じになっていたかもしれない。確か、Jユースカップ予選のトリプレッタ戦の時だったか、シュート練習を見ていたときに、見事なシュートをガンガン決めている選手が多かったんですよね。シュート練習だから当たり前と言われるかもしれませんが、日本では、シュート練習で枠を外す選手も結構いるんですよね、プロでも。そういうところって、Goisは重要視しているんですよね?ヨーロッパの強豪チームのように、ゴールが見えたらシュートを狙う。そのシュートは、基本的に枠を捉える。

実際、そういうシュートが打てる選手も多いと思うのですが。

ということで、思った以上のハイレベルな試合を見ることができたことに満足しつつ、Goisを応援しているので、結果と負け方は、残念でした。

でも、継続していれば良いことも多い。別に守備のチームなんて見たくもないので。キーパーの仕事は大変になりますが、それも含めての動きができるキーパーがいるんだから、攻撃と守備のカバーで貢献すれば良いとも思う。ダメか!?w

敗れたけど、まだ自力で1位になれるのは、Goisなので状況は何も変わっていません。リーグ戦は積み重ねた勝ち点での勝負ですから、最後に1位に入れば良いので、残り全勝、問題なし(埼玉栄B戦の不成立って何?w)

ではでは。

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