プーマカップ2011/03/05 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 3-3引き分け・・・凄いゴールの応酬

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月5日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

さてさてさてさて、プーマカップ1日目の3試合目になります。やや寒さが増してきた16時キックオフの今日最後の対戦相手は前橋育英高校になります。

スタメンは第1試合のメンバー中心の構成で組まれるのかと思っていましたが、結構違っていました。

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下が10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左に19番大野将平、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

試合開始から、しばらくは浦和の一方的な展開になります。1試合目の最前線の位置からトップ下に下がった10番矢島慎也が持ち味を存分に発揮し、12番高田拓弥や7番鈴木悠太と見事なコンビネーションを見せて何度もチャンスを作ります。自身も一度豪快なミドルシュートを放つも惜しくもクロスバーに阻まれてしまいます。どちらかというと、ポジションを動き回って攻めるというよりは、中盤がどっしりとボールを捌きながら前の選手の個人技で攻めていくという形が当たり、何度も惜しいチャンスを見せます。15番西袋裕太からの縦のロングフィードから12番高田拓弥が見事なトラップから攻めこむなど、見事な攻撃の形を作ります。

しかしながら、得点を奪うことができず、見ていたこちら側もちょっと攻めこむまでの形に満足してしまって得点した気分になってしまったことを反省します。攻勢が続いている中で、守備も非常にバランス良く守れているという中で、前橋育英高校にサイドからの攻撃で、先制点を奪われてしまいます。

この辺りから、攻撃がうまく機能しなくなり徐々に主導権を前橋育英高校に奪われてしまいます。迫力のある攻撃というわけではないのですが、ゴール前での攻撃でシンプルに落ち着いて攻めてくる相手に攻められるシーンが増えてくるものの、やはり守備のバランスは良く、しっかり抑えて前半は0-1で終了します。

攻めながら得点を奪えず、攻撃が機能しなくなってきた時の状況を打開するために中盤が動き回るような工夫が後半には見られれば良いと思っていました。

1人くらいの交代かと思っていたら、後半最初から浦和は一気に5人選手を交代。

5番佐藤大介、6番野崎雅也、10番矢島慎也、19番大野将平、18番大石祐輝が下がり、

20番新井純平、21番繁田秀斗、25番岸伯富実、26番小坂慎太朗、40番高浪祐希が入ります。

ポジションが結構いつもと違うので、書きなおしますと

GK40番高浪祐希、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、左サイドバックに26番小坂慎太朗、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに21番繁田秀斗、トップ下に25番岸伯富実と8番片槙吾、FWが左に7番鈴木悠太、右に20番新井純平、真ん中に12番高田拓弥

となります。

繁田秀斗がボランチだったり、新井純平が右ウィングだったり珍しい(違和感のある)ポジションとなりました。

前半の修正というより、後半から別のチームで試してみようという感じですね。

さっそく、攻撃の部分が機能し、7番鈴木悠太が力強いドリブルで仕掛けたところ相手ディフェンダーの激しい接触プレーでファールを受けながらもボールが前線の12番高田拓弥へつながったことでアドバンテージをもらい、12番高田拓弥が相手ディフェンダーのプレスを受けながらボールを失わず、難しい位置から回転をかけたシュートを放ち、巻くような軌道を描いてゴール右隅へ吸い込まれていきます。これで1-1の同点。

攻撃部分が活性化されたものの、同時に中盤での守備意識が薄くなり機能しなくなったことで、前橋育英の攻撃に対応ができなくなってしまう時間帯があり、浦和の攻撃も凄いが、相手の攻撃を防ぎきれない危険な場面が増えるという不安定な時間帯ができたところで、浦和が得点してしまえば良かったのでしょうが、先に失点をしてしまい1-2とされ、その後ルーズボールの浮きだまの処理で相手キーパーが不用意に飛び出していたところをしっかり12番高田拓弥がヘッドでゴールを狙ったもののあと数センチのところでゴール右に外れてしまい、その後、不安定な守備を完全に崩されて3失点目を喫してしまいます。

ここで、20番新井純平が右サイドバックに下がり、右ウィングに21番繁田秀斗が入り、15番西袋裕太がボランチへ入り、4番小出啓太がセンターバックとポジションチェンジをします。

それぞれの選手が慣れたポジションに移ったことで守備のバランスが戻ります。

ここからの攻撃陣が凄かったです。2点のビハインドを奪い返すべく、とにかく7番鈴木悠太が果敢にドリブルで何度も仕掛け、この仕掛けが実り個人技で見事なゴールを決め1点差とし、U16リーグの時に多くボランチのポジションもやっている15番西袋裕太が守備のバランスを保ちながら、タイミングで前線に抜け出したところに中盤からの見事なパスが通り、パスを受けた15番西袋裕太は左サイドをドリブルで持ち上がり、鋭いクロスをゴール前に入れるとそこに25番岸伯富実がタイミング良く飛び込みゴール。3-3の同点に追い付きます。

残り5分くらいのところで、12番高田拓弥に代えて27番小峯洋介を投入し、あと一歩で逆転ゴールという惜しいシーンを作りながらも決められず結果として3-3の同点で終了となりました。

なんというか、凄い試合でした。

さてさて、1日3試合ということで、やや雑な感じで3試合それぞれのブログを投稿させてもらいましたが、色々な選手が色々なポジション、組み合わせを試されながら、既に何パターンか、今年のチーム構成で全国でも戦えそうという形も見えてきており、その中から更に新しい別の形の模索もされているという、見る側も頭を使って見ることが必要となる。

そんな状況が今の浦和レッズユースなのかと思います。

それらを踏まえながら、明日の2試合も楽しみに見させてもらいたいと思います。

ではでは~!