Jユースカップ2011/11/23 – 決勝トーナメント2回戦 vs 清水エスパルスユース 1-3敗戦・・・未熟さ

清水エスパルス三保グラウンド2011年11月23日三保の海2011年11月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに4番小出啓太と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

(交代)

後半10分:18番西袋裕太⇒17番今泉賢人、

後半22分:11番堀田稜、7番鈴木悠太⇒24番中村駿介、28番関根貴大

後半35分:5番佐藤大介⇒3番寄特直人

(天候)

曇り⇒前半終盤から雨

となります。

前半2失点、後半の早い時間に3失点目を喫し、試合終盤に混戦から12番高田拓弥が1点を返すという試合でした。

今日は、細かいことは書きません。とにかく思うように行かない、天候も浦和にとってやりにくい移り変わりとなり、浦和サポとして見ていた自分の中でも何か、あまり好きではない自分が現れていたような、なんとも言えない試合となりました。

Jユースカップは、グループステージ3試合、決勝トーナメント1回戦と2回戦の計5試合を戦い残念ながら敗退となりました。

ここに来て、やろうとすればするほど、なぜか上手くいかない試合が出てしまった。そういう言葉に置き換えるしかできないような敗戦でした。

この大会に臨むにあたって、監督が代わったり、メンバーにも変更があった。細かいことはよくわかりませんが、プレミアリーグでスタメンだった選手がベンチにも入らない試合が増えた。その反面、この大会で多く出場機会を得た選手が自信をつけて存在感が増す結果にもつながったのも事実。

ただ、決勝トーナメントに入って、なぜか大会に優勝するには正直足りないものを感じてしまったのも事実。育成のカテゴリは捉え方が難しい。この世代を見守らせていただくサポーターとしては、今日のような試合ほど、試合後にあいさつに来てくれた選手たちに対してどうしていいのかわからない。

こうすれば絶対ということは決してないサッカーですが、結果的に今年は関東圏外への中距離以上のアウェイで一つも勝つことができなかった。それが、この試合でも同様に起こってしまった。アウェイになるとプレーが委縮するとか、移動の疲労が影響するとか、特にそういうことでもなく、試合自体は支配していた試合も多かった・・・のに、結果的には全部負けていた。

きつい現実ですよね。

ただ、辛いんですけど、悔しい経験はすればするほど、そこから得られるものも本当に想像以上になるものなんです。

1年生、2年生にとっては、このユースというカテゴリで来年以降の戦いでここを乗り越えないと優勝なんてできないというメッセージだったと考えるべきであり、しっかり受け止めて分析しなければならないもの。同時に、その先には優勝があるということでもあります。

プレミアリーグは2試合残っているものの、タイトルの可能性が残る3年生の最後の大会は終わってしまった。その3年生にとっては、その先に新しい挑戦が待っているわけで、そこでの戦いで同じような場で戦うのであれば、悔しい経験から学んだ人とそうでない人であれば当然前者には、後者にはない強みを持つことができているわけです。

まあ、なんというか、人生振り返ってみて、やっぱり自分に当てはめてみてもそうだと思うんですよね。その時は、「なんでこんな辛い思いをしなけりゃならんのだ!」と思うことでも、やっぱり後々、その経験のおかげで人より深く考えられたり行動できたりすることってあるんです。

なんだろう・・・、方向音痴は、道によく迷うけど割と発見が多いとか・・・、いや、全然関係ないですけどね。

脱線しまくりですみませんでした。

毎回ブログのタイトルの後に・・・の後に付け加えている部分ですが、「プロ」になるためにユースに所属しているということを考えると今日の敗因がなんだろうと、考えてみたら、その言葉が浮かんで来たので「未熟さ」と書きました。

サッカーのプロになるための技術は皆持っているのが浦和の下部組織。そこから、プロになるためには、さまざまな未熟さを克服して成熟させなければならない。

自分も下部組織を見る浦和サポとしては未熟。それを痛感したのが今日。なので、考えて考えて考え続けて、成熟して行けるように、選手の皆さんに負けないようにやっていきます。

ではでは。

Jユースカップ2011/11/20 – 決勝トーナメント1回戦 vs 横河武蔵野FCユース 3-0勝利・・・秋なのに暑すぎではないですか?

日産フィールド小机2011年11月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

グループステージは思ったより2位がしっかり勝ち点6を稼いだり、偏って点を取るグループがあったりしたことで、2回戦からになる可能性も高いと思っていたのですが、1回戦から戦うことになりました。勝った場合に中二日で2回戦に臨まなければならないというマイナス面も確かにありますが、グループステージが6日に終わって先週末は公式戦のなかった浦和レッズユースの状況を考えると、今日の試合で感じを掴みなおして今月の戦いに集中していくというのはまた良いのではないかとも考えられるわけです。

それにしても・・・、昨日の寒い雨模様から打って変わって今日の天気なんですか、温かいを通り越して暑い気候で、しかも雨の後の天然芝ということもあって、プレーしている選手は、相当きついだろうという過酷な環境下での試合となりました。

日産フィールド小机と言えば、2年前のプリンスリーグで試合をした場所で、その時は土手の上から観戦していたのですが、今回はスタンド席から観戦したのですが、見る場所が変わるとまた別の場所にいるような気分ですね。逆光が厳しかったです。

さて、試合の話に移ります。

1回戦は、Jクラブ意外だから楽に勝てるなんて言うのは甘い話で、しかも今日対戦する横河武蔵野FCユースは、2年前に夏の全国を阻まれているチームでもありますし、集中して戦う必要があります。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と24番中村駿介、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

センターバックに3番寄特直人がスタメンとして久々に登場し、山形戦で途中出場した12番高田拓弥がフォワードの真ん中の位置でスタメン出場となりました。

試合開始から、少し気になったのは浦和の守備のところで軽くなったり、連携面で少しうまくいかないような場面が出ていたところと、相手の運動量が多く激しくプレスに来る浦和がやや苦手としているやり方をしてくるところでした。

そうは言っても、攻撃面では浦和が勝っているため、

たとえば、24番中村駿介のキープ力を生かしながらの展開での攻撃。

前線で24番中村駿介がキープしてディフェンスを引き付けて19番西澤秀平に渡し、逆サイドへ展開して7番鈴木悠太が攻め上がる場面であったり、12番高田拓弥が落として19番西澤秀平から中盤の24番中村駿介にあてて落として、7番鈴木悠太がそのままシュートを狙ったりする場面など数人を経由して攻め上がる場面も見られましたが、なかなか崩して決定的な場面までというところまでは行かず、最後のところでは相手の集中した守備で阻まれていたという印象。

11番堀田稜も得点意識高く攻め上がるも一歩届かない。

要するに、浦和の攻撃パターンとしての攻め込みが多いため、浦和が攻めているな~という印象は強いものの、逆に反撃を受けた時に、時々出る守備の連係ミスが決定的な場面につながるため、実際には拮抗した展開になっていたとも言えるのかもしれません。

前半15分ごろに、相手に突破されてキーパーと1対1という場面を作られるも、ディフェンダーが後ろからプレッシャーをかけ、30番関口亮助もある程度コースを限定するような形をとり、ここはしっかり体に当てさせて防ぎます。ただ、ここは完全に崩されていたため、失点していてもおかしくない場面でした。

このピンチの後、12番高田拓弥の落としから(たぶん、中村駿介が)、右前線にポジションを移していていた11番堀田稜の前のスペースへとパスを通して11番堀田稜がそのまま抜け出してクロスに攻撃参加していた5番佐藤大介が合わせようとする惜しい場面があり、その後に浦和に得点が生まれます。

12番高田拓弥が相手数人のプレスでボールを奪われそうになりながらも、足を延ばしてなんとか前線に出したところに8番片槙吾が飛び出しキーパーと1対1の場面を作り、倒されてPKを獲得。

このPKのチャンスを12番高田拓弥が落ち着いて左隅に流し込んでゴール。

決定的なピンチの後に、しっかり得点を奪うことに成功し、前半23分で1-0とリードします。

これで一気に畳み掛けて・・・と行きたかったのですが、前半に2度ほど決定的な場面を作られてしまうことがありつつ、30番関口亮助がしっかりと対応しつつ、相手の攻撃陣が少しゴール前で慌ててくれてミスしてくれることにも助けられつつ、ゼロに抑えて前半を終了します。

この時間帯で、コーナーキックのチャンスの流れの中で、18番西袋裕太が右サイドから鋭いクロスを入れて本当に誰かが触れば得点という惜しい場面を作ったり、守備のバランスが少し悪いところをケアするために守備ラインい近い位置でプレーすることが多かった6番野崎雅也が、ここというタイミングで上がってきて狙ったシュートがバーを叩くという浦和としても惜しい場面を作りつつではありました。

後半に入っても大まかな展開は前半と同じような感じで、浦和が攻めるが決めきれず、相手の反撃で抜け出されたときに結構得点を決められてもおかしくないような突破のされ方をするという感じで試合は進みます。

浦和のチャンスとしては、後半5分のコーナーキックのチャンスでの18番西袋裕太のヘディングシュート、11番堀田稜がサイドをえぐってからのクロスに12番高田拓弥が合わせるなどありましたがいずれも追加点には繋がりませんでした。

後半15分に7番鈴木悠太と11番堀田稜に代えて、10番矢島慎也と28番関根貴大が入ります。

10番矢島慎也はトップ下の位置、28番関根貴大は右前線、24番中村駿介が左前線にポジションを移しました。

浦和の攻撃の場面で、代わって入った28番関根貴大が右サイドから攻め上がった時に、中には12番高田拓弥しか上がれておらず、ディフェンダーも当然12番高田拓弥をケアしていたところで12番高田拓弥を超えたところへクロスボールを上げた場面があったのですが、ここは追い付ききれませんでしたが、24番中村駿介がそのスペースに気づいて行こうとしていたというところで、確かにここに一人入れていれば、得点になっていたなと勝手に納得して見ていました。こういうメッセージ性のあるパスは良いですね。

また、10番矢島慎也と24番中村駿介のところでのパス回しに8番片槙吾や、左サイドバックから攻撃参加で上がってきた5番佐藤大介が絡んでの細かいパス回しからのサイドを突破する展開は良かったと思います。

結構相手の守備の際のプレスは激しかったと思うのですが、それでもキープして抜け出せてしまう浦和の選手たちもさすがと思うのですが、そういう運動量で後半終盤になっても運動量が落ちなかった相手もまたすごかったですね(あれだけ、暑いのに・・・。)

後半32分に、8番片槙吾に代わって14番繁田秀斗が入ります。

この後に、相手ディフェンダーのパスを奪って(?)、12番高田拓弥が一気にゴールに迫りゴール。

なかなか崩せなかった中で、こういう形で追加点が奪えるとだいぶ楽になります。

35分で2-0と2点のリード。

この後、28番関根貴大のドリブル突破からのシュート(できれば、フォワードの位置の選手がスペースを作るような動きでのフォローをしてほしかった。)があったり、左サイドバックの5番佐藤大介からのロングフィードを12番高田拓弥が落として、右サイドバックの19番西澤秀平へとパス、そのままサイドを攻め上がってクロスを上げるというサイドをワイドに縦にも長い展開で仕掛けるなど良い形を作りつつ、この試合の勝利を決定づける3点目がこの後に生まれます。

28番関根貴大から12番高田拓弥へパス、そこから24番中村駿介に渡し、少し距離のあるところで相手のプレスがかかる前に思い切ったミドルシュートを放ち、これが決まります。

このゴールが40分くらいだったと思います。

この後、24番中村駿介に代えて23番岸伯富実、3番寄特直人に代えて17番今泉賢人と投入し、相手の反撃を振り切って3-0で勝利を飾り2回戦へ進出しました。

トーナメント戦の初戦であることや、ディフェンスラインが久しぶりの組み合わせだったり、暑かったり、昨日雨でピッチが重かったり、色々な要素が絡み合ってしまったとは思いますが、今日上手くいかなかった守備の連係部分などをしっかり修正して次の戦いに備えてもらいたいと思います。

とは言いつつ、浦和レッズユースにとって結構な鬼門となっていた1回戦の壁をしっかり破ることができたのは非常に大きいと思います。この勢いで、プレミアの雪辱戦ともなる清水エスパルスユースを倒してくださいね!

次の試合がすぐ3日後に迫っていますので、しっかり今日は休んでくださいね。

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

吉田強化フェスティバル2011/08/22 – 浦和レッズユースvsサンフレッチェ広島ユース 4-1勝利・・・再スタートへ向けてモチベーション高く

吉田サッカー公園人工芝グラウンド2011年8月22日吉田サッカー公園人工芝グラウンド2011年8月22日コンビニで買った広島風お好み焼き2011年8月22日

 

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

今年は恒例のスペイン遠征はなく、浦和レッズユースは広島遠征と仙台遠征の2つにわかれて夏の遠征を行うということで、本当は両方行きたかったのですが、日程が被るためサンフレッチェ広島の練習場となる吉田サッカー公園で行われる吉田強化フェスティバル(大会名不明と書こうと思っていましたが、サンフレッチェ広島のユースの日程のところにこの名称があったので、正式名称ということでOKだと思います。)という大会の方に今回は足を運んでいます。

最初広島に遠征するらしいということだけしかわかっておらず、とりあえず広島市内に宿を取っておけば何とかなるだろうと手配を進めたところ、試合会場は吉田公園サッカー場になるということが後ほどわかり、調べてみたら、想像以上に遠くてバスや電車+徒歩でも厳しいということなので、今回はレンタカーを借りて広島市~吉田公園サッカー場の40キロくらいを往復しながら観戦するという思ったより壮大な観戦スタイルになりました。真ん中の写真が今回借りたマツダのデミオ君です。だらだらしてたら軽自動車が満車になってしまい、一番安い次のがこれだったというだけですがw

さて、今回の広島遠征ではサンフレッチェ広島ユース、ヴィッセル神戸ユース、名古屋グランパスユースの3チームと対戦するということで下部組織を見ている方ならご存知のように、海外に遠征しなくても相当良い経験を積めるレベルの高い相手となるため、9月からの公式戦再開に向けてチームを強化するにはかなりプラスの要素が多いフェスティバルとなります。

初日の今日は、夕方からサンフレッチェ広島ユースとの対戦となりました。

天気予報は曇りだったものの、雲が多く不安定だったこの日、試合開始までは雨はギリギリもっていたものの、試合開始直前から降り始めました。ただ、気候的には比較的涼しく炎天下に比べればやりやすい環境だっと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、右サイドバックに3番西山航平、左サイドバックに5番佐藤大介、MFがボランチに8番片慎吾、トップ下が11番中村駿介と25番岸伯富実、FWが右に28番長谷優、左に14番堀田稜、真ん中に12番高田拓弥

となります。

試合開始から感じられたのは、選手のモチベーションの高さで、比較的ゆったりしたスタートをした広島に対して、浦和は試合開始から前線でプレスをかけたり運動量多く激しく試合を進めて行きます。

これにより、浦和が序盤からペースを握り、攻めこむ時間が長くなり、迎えた前半3分に早くもゴールが生まれます。25番岸伯富実が放ったシュートを相手キーパーがはじいたところを12番高田拓弥がしっかり詰めていて合わせてのゴール。早くも1-0とリードを奪います。

ここ最近少し動きに迷いを感じているようにも見えた12番高田拓弥でしたが、この試合では前線での動きが鋭く激しく、ポストプレーも上手くおさまり、この動きにより相手ディフェンダーに相当プレッシャーを与えることができていたと思います。

攻撃でも、例えば、バックラインから15番西袋裕太が縦にボールを入れたところに上手く12番高田拓弥がポストで落として11番中村駿介につながり更に左サイドの14番堀田稜へとテンポ良い攻撃の経由役としても上手く機能していました。

また、右前線でスタメン出場した28番長谷優もこの試合では果敢にドリブルで仕掛けたり、持ち味でもある角度のないところからの思い切りの良いシュートなどコンディションが上がってきていることが感じられるプレーを随所に見せていました。

浦和が攻める時間帯が最初から続いていたこともあるかと思いますが、思ったほど広島は浦和の守備ラインやボランチに対して激しいプレスは序盤はなく、問題なく守備ラインもボールを捌くことができていましたが、セットプレーの時などはやや危ないシーンもありましたので、この辺りは更に集中した方が良いと思います。

浦和攻勢の中で、前半20分に今度は28番長谷優のアシストから12番高田拓弥が再びゴールを決め、2-0とリードを奪います。

全体的に浦和が主導権を握ったまま前半は終了したのですが、中盤でのパスミスが前半の終盤に何度か見られ、そこを狙われて一気に攻め込まれるという場面も何度かありました。ここは更に集中した方が良いですね。

前半の攻撃の形で良かったパターンをいくつか挙げると、22番寄特直人から中盤の25番岸伯富実を経由して28番長谷優へ出しドリブルで切れ込んでシュートという場面。11番中村駿介がワンタッチで左サイドの14番堀田稜へつなげて上手い具合に飛び出した12番高田拓弥へラストパスを出してシュートの場面。5番佐藤大介から28番長谷優へ大きな展開からのシュート。

浦和が危険になるパターンで相手に中盤で奪われて人が足りないところで一気にカウンター気味で攻められることがあるのですが、この試合では、逆手にとって相手が攻めにかかったところで上手くインターセプトして一気に前線に走った14番堀田稜へパスを通して惜しい場面を作るなどもできていましたし良かったです。

右サイドバックの3番西山航平は1対1の守備の強さを見せつけていましたね。そちらのサイドでは、ほとんど突破を許していませんでした。

そんな感じで前半終了。

後半は一気に4人が交代となりますので、サイドラインナップを書きますね。

後半のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、右サイドバックに20番新井純平、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに8番片慎吾、トップ下が27番小峯洋介と21番繁田秀斗、FWが右に28番長谷優、左に14番堀田稜、真ん中に12番高田拓弥

IN:20番新井純平、21番繁田秀斗、26番小坂慎太郎、27番小峯洋介

OUT:3番西山航平、5番佐藤大介、11番中村駿介、25番岸伯富実

となります。

印象的だったのは、後半スタートに再び円陣を組んだ際の気合いの入り方が新しいメンバーで再び試合開始と考えて勝ちにいくぞとでも言うような力強さを感じたことでした。

ちょっと後半は書き方を別視点で書きたいのですが、交代と試合の流れを書いてしまいますね。

メンバー交代は後半25分(30分かも)に5人交代

GKが29番関口亮介、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、右サイドバックに20番新井純平、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに8番片慎吾、トップ下が27番小峯洋介と21番繁田秀斗、FWが右に28番長谷優、左に14番堀田稜、真ん中に12番高田拓弥

IN:4番小出啓太、5番進昂平、7番鈴木悠太、29番関口亮介(GK)、34番関根貴大

OUT:1番三上綾太(GK)、12番高田拓弥、14番堀田稜、22番寄特直人、28番長谷優

後半は、開始数分でちょうど下を向いていたところで21番繁田秀斗が豪快なシュートを決めたようですが見逃してしまいましたw これで3-0。

その後、バックパスを狙われてそこから失点し3-1。

40分に5番進昂平のポストプレーから7番鈴木悠太につながりゴール前に攻めこみディフェンダーに当たったこぼれ球に34番関根貴大が反応し、そのままシュートを放ちゴールで4-1。

結果的に、4-1で快勝となりました。

試合自体は、大勝で「やったー!」なのですが、この試合では前半と後半含めて全体的に見ながら、凄く個々の選手が色々なことを試行錯誤しながらやっていたことが見ていて凄く伝わって来ていてその辺を考えながら見ているのが本当に楽しかったですね。

例えば、前半であれば、右サイドバックが28番長谷優と3番西山航平の並びになるのですが、3番西山航平が守備に重きを置いて右前のスペースにはあまり侵入しないために、ドリブルで仕掛けるのが好きな28番長谷優が中盤の選手と絡みながらテクニックと中盤から前の数人で崩していく。

これが、後半には右サイドバックに20番新井純平が入ったことで、少し右前のスペースについて考えながらプレーする必要が出てくるわけですが、ぱっと見ではこの試合は前半の2人の関係性の方が上手く行っていたようにも見えますが、後半に試行錯誤しながら行っていた試みも面白く、20番新井純平も不用意に上がるというよりは色々考えながらその形を試してみようという意図が見えました。この辺も上手くいけばバリュエーションにもなりますし、面白いと思います。

また、左サイドに関しては、今年のお決まりの形となっている14番堀田稜と5番佐藤大介の縦の並びではお互いの考えは色々あるかとは思いますが、やはり長くやっているのでボールの動きや人の動きはスムーズにも感じられます。前半の終盤辺りから広島の前線でのプレスが厳しくなる時間帯があったのですが、その時に果敢に強いパスでワンタッチでバックラインに近いところでも打開を図るようなパスを5番佐藤大介が試みていたところが、先を見据えていて凄く良いと思いました。

後半は、左サイドバックに26番小坂慎太朗が入ったのですが、面白かったのはこの時の22番寄特直人のポジショニングでセンターバックの左の22番寄特直人がやや3バックの左に近いような形で左サイドに近い位置まで開いて26番小坂慎太郎が高い位置でプレーできるような上手いポジショニングをしていたことで、右サイドで20番新井純平が見せる豪快なオーバーラップとはまた少し違った形でスルスルと前線へ上がって気がつけばゴール前くらいまで迫って攻撃参加できている(バランスは崩れていない)という形でもできていました。

12番高田拓弥の今日のプレーを見ている限りはセンターフォワードのポジションはなかなか脅かされないものの、後半途中から入った5番進昂平の競り合いでもしっかりポストとして味方に落とせるプレーや気持ちの強いプレーを見せられると、12番高田拓弥が少しでも不安定なプレーを見せたら5番進昂平が奪ってしまうのではないかというようなセンターフォワードのポジション争いの激化の予感も嬉しく思いました。

また、実際フル出場したのは、8番片慎吾と15番西袋裕太の2人のみになります。例えば、センターバックの選手として試合の中でメンバー交代が多く運動量などが全体的に代わったり、近くのポジションの選手が代わったりで考えてプレーすることも多かったりの中でのフル出場で15番西袋裕太は終盤は相当疲れていたようですが、そのような状況まで踏まえてフル出場させていたのかな~とか考えつつ、8番片慎吾は相当プレーに対してプレッシャーをかけられていたようでしたが、こういう状況の中でやりきれば更に成長できると思います。

さてさて、ここまで書けばお気づきの方も多いと思いますが、来季のトップ昇格が発表された野崎雅也と矢島慎也は今回の遠征には参加していないようです。他のメンバーで今回の遠征に参加した選手、仙台に行った選手、怪我をしている選手など細かい情報は分かりませんが、今回試合出場選手として名前を出した選手以外は帯同していないようです。

フェスティバルとは言っても相手はレベルが高い。そういう中で試せることも多く、逆にあまり対戦しない地域の強豪チームと言うことで、研究されていないためにある程度ストロングポイントをそのまま行かせてしまう可能性もあるなど、一概に今日の大勝が力の差とは言い来ませんが、色々試す中で、プレミアリーグイーストで首位を走る広島に快勝したという結果も重要だと思います。プーマカップの時はB戦では勝ったものの、Aチームの試合では負けていますからね。前回負けた相手にはしっかり勝って苦手意識をなくしておく。これも重要です。

ということで、なんか色々楽しくていつもより長文になりました。

ということで、3枚目の写真は広島なので広島焼(コンビニのですがw)というオチで、明日は朝から試合があるのでここまで~。

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/26 – 1次ラウンド第3日vsジュビロ磐田U-18 6-0勝利・・・1位の1位で決勝トーナメントへ

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2011年7月26日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

1日の空き日を経て、浦和レッズユースが戦っているクラブユース選手権の1次ラウンドも最終日の3日目となりました。全ては初戦の大宮アルディージャ戦でギリギリのところで引き分けに持ち込んだところからスタートして、第2戦では4-0で快勝。今日に関しては引き分けでも1位通過できる可能性が高いというやりやすい状況を自らで作り出して臨んだ第3戦という、勝ち進んでいくチームに必要な条件をクリアしながら今日を迎えました。

ジュビロ磐田U-18との対戦は、自分が思い当たる限りここ数年ユースでは対戦していないと思いますし、とにかくどういうサッカーをするのかの情報もなく、前回のブログでも書いたかもしれませんが、ベガルタ仙台と接戦だったということで浦和が第2戦のようなサッカーができれば問題ないだろうと思いつつ、ふたを開けてみるまで分からないとドキドキしながら観戦しました。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

第2戦のベガルタ仙台戦とまったく同じスタメン構成となりました。

試合の入り方でまず浦和レッズユースが主導権を握ることができ、更に思ったよりプレスがきつくないかったり、サイドのスペースを空けてくれたこともあり、浦和のやりたいようなサッカーを終始展開することができる状況になりました。

いきなりロングボールが左サイドの空いたスペースに入った10番矢島慎也に通り、鋭い仕掛けで相手ゴールを脅かしたり、その後も10番矢島慎也、左サイドの堀田稜がえぐって、右サイドの7番鈴木悠太へ展開してシュートまでつなげたり、10番矢島慎也がミドルシュートを放ったり、面白いように浦和がやりたい攻撃が実行できていました。

また、いつもと違った攻撃パターンと言うのが的確かはわからないのですが、10番矢島慎也と14番繁田秀斗、11番堀田稜と14番繁田秀斗など中盤と前線の間で相手ディフェンスラインのところで凄く細かいワンタッチパスでのパス交換で崩していく展開も多く見られました。

守備の部分でもバランス良く、危ないところまでは持ち込ませなかったり、カウンターをくらってサイドを走られた時でもタイミングの良いタックルで20番新井純平が奪い返すなど、ペナルティエリアに侵入されることはほとんどなかったと思います。

ただ、攻めこんではいるものの、なかなか得点までに至らない状況が続く中で、前半の25分にようやくその均衡を崩すことに成功します。

左サイドから11番堀田稜が深くまでドリブルで攻め上がり、中へ切り込んでゴール前のスペースに入った14番繁田秀斗にラストパス。シュートと思わせて、右の7番鈴木悠太へパスを出し、7番鈴木悠太がしっかりと決めて先制。14番繁田秀斗の見事な見事な狙い通りのアシストでの先制です(シュートミスが結果的に絶妙なパスになったようにも見えましたが、ブクメの個人的多数決で狙い通りのアシストということになりました。解決!)

先制点の後も、11番堀田稜の左サイドからの攻撃が冴えわたり大きなチャンスを作ったり、20番新井純平から7番鈴木悠太、持ち上がって正確なクロスをファーサイドの10番矢島慎也に通してあと一歩でゴールと言う場面もあったり、とにかくやってほしい攻撃が思い通りに展開されていました。

6番野崎雅也へのマークがプレスというよりゾーンで守ろうとされていたのか、それが上手く機能せずに逆に6番野崎雅也の周りに大きなスペースが空くことが多々あり、いわゆるやりたい放題にボールを捌くことができていました。

攻勢に進めることでセットプレーが割と多い。でも、ここしばらくセットプレーからのゴールがないような気がしていたのですが・・・決めてくれました。

伏線となるような10番矢島慎也の蹴ったコーナーキックに18番西袋裕太が反応した惜しい場面の後、同じようなコーナーキックのチャンスで10番矢島慎也が蹴ったコーナーキックに18番西袋裕太が打点の高いヘッドでゴール右隅に押し込んでゴール。欲しかったセットプレーからのゴールで2-0とリードを奪います。

これ以外にも、セットプレーからの攻撃で18番西袋裕太が絡んで10番矢島慎也が押し込んだような場面がありましたが、これはオフサイド。それでもセットプレーからの得点チャンスが多かったこともこの試合の収穫だったと思います。

左サイドからの5番佐藤大介からのピンポイントのクロスに12番高田拓弥が頭で合わせてあと一歩でゴールと言う場面など作りつつ、前半は2-0で終了。

後半に入っても、2点ビハインドの磐田が戦い方を変えてきたり激しさを増してくるという様子もあまりなく、浦和ペースで展開されていきます。

10番矢島慎也から12番高田拓弥へパスからシュートや、20番新井純平のオーバーラップからのクロスボールに14番繁田秀とがヘディングシュートなど様々なパターンでの攻撃が展開されるも前半同様なかなかゴールには至らなかったものの、迎えた20分に左サイドをドリブルで持ち上がった11番堀田稜のクロスに7番鈴木悠太がヘッドで豪快に押し込んでほしかった追加点を入れ、3-0とし、ほぼこの試合の勝利を決めます。

この得点の後、7番鈴木悠太に代えて21番関根貴大、5番佐藤大介に代わり2番西山航平が入ります。21番関根貴大は7番鈴木悠太と同じ右サイドのポジション、2番西山航平も5番佐藤大介と同じ左サイドバックに入りました。

そして、この大会で流れの中から得点が取れていなかった12番高田拓弥が25分に(たぶん)10番矢島慎也からのスルーパスに抜け出してキーパーと1対1となり、これを落ち着いて決めて4-0。

更に、大会ベストゴールに選んではいかがですか?と言いたくなるような10番矢島慎也の豪快なミドルシュートからのゴールで5-0。

この後、30分に12番高田拓弥に代えて24番中村駿介、35分に10番矢島慎也に代えて8番片慎吾が入り、締めくくりは11番堀田稜が自ら持ち込んでゴールで6-0。

難しい試合になる可能性もあると思っていた第3戦で6-0の大勝。この結果、グループ1位となり決勝トーナメント進出を決め、更に気がつけば1位の中の1位で1次ラウンドのグループステージを通過となりました。

気になる準々決勝の対戦相手は2位の2位となった東京ヴェルディユースとなりました。

那須での順位決定戦での勝利を私は見ていませんので、明日群馬でまた勝利を見せてくださいね!

明らかに今日の相手より個々の能力が高い強敵になりますが、間違えなくこの大会での優勝するべきチームへの流れは浦和に傾いていると思いますし、自信を持って浦和レッズユースのプレーを続けて行けば間違えなく勝ち進めます。

後は、まあ当然と言えば当然なのですが、今日の試合をビデオで撮影してチェックしているようなどこかのチームのスタッフらしき人もいたように、決勝トーナメントに勝ち進んでくるようなチームは、浦和の長所を消すためにしっかり研究してきますので、今こそスカウティングに負けない浦和レッズユースのサッカーを見せてくださいね!

暑い中で疲労もたまってくる時期で、しかも連戦となりますので大変かと思いますが、出来る限り体を休めて明日の戦いに備えてくださいね!

まず、決勝トーナメント進出おめでとうございます・・というか、ありがとうございますというか、なんというかです。

明日の試合を楽しみにしています!

ではでは~!

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/23 – 1次ラウンド第1日vs大宮アルディージャユース 1-1引き分け・・・自信を持ってやればOK

玉村町北部公園サッカー場2011年7月23日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

いよいよ夏の全国大会となるクラブユース選手権が開幕しました。まずは1次ラウンドのグループステージを突破するための戦いからスタートするわけですが、グループ1位と、2位の上位2位までが決勝トーナメント進出と言う過酷な条件のため、一つでも負けてしまうと厳しい状況になるというのがこの大会になります。

震災のために今年はJヴィレッジが使えないため、U18の大会の会場は群馬県の色々なサッカー場で開催。少し雰囲気が違う中での戦いとなります。

浦和レッズユースは、大宮アルディージャ、ベガルタ仙台、ジュビロ磐田と同組となり、初戦の今日は大宮アルディージャユースと玉村町北部公園サッカー場で対戦しました。

なんで、全国大会のグループステージで大宮とやらなければならないんだという気もしますが、組み合わせですから仕方ないですよね。

さて、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に13番金野僚太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

プレミアリーグでのスタメンと前回の彩の国カップで手ごたえをつかんだメンバーを上手く組み合わせたようなスタメンになりました。

先日の台風の影響で昨日一昨日と涼しかったのですが、その流れで今日も比較的湿度は低めで風が通ると涼しいような気候でしたが、それでも日向はかなり暑かったことや、ピッチ状態も悪かったためにやややりにくい環境ではあったと思います。

まず、得点経過を簡単に書いてしまいますと、

ここ最近の試合と同じような、リズムを作るためのボランチの6番野崎雅也を経由するための仕掛けのパスを奪われてしまったところから始まったカウンターからディフェンスラインを突破されての失点。これが前半の8分。

そして、浦和の得点は後半終盤にPKを得て、そのPKを12番高田拓弥が決めて同点にしたゴール。

これにより結果は1-1の引き分けとなりました。

試合展開は、バランス重視と崩し所、中盤の6番野崎雅也や両サイドの経由役となる中盤の動きがやや足りないところで、リズムが作れないままに奪われてカウンターで浦和の左サイドを多く狙ってくる大宮、左サイドの11番堀田稜のサイドを使って攻撃をしかける回数が多かった浦和という構図ながら、浦和が攻撃を受ける際はカウンター気味に受けるために、ピンチの大きさとしては浦和の方が危ないシーンが多かったと言うしかないかもしれません。

右サイドの並びが13番金野僚太と20番新井純平になったことでオーバーラップを使っての攻撃の場面が多くみられるかと思いましたが、チームの中でバランス重視となっていたのかどうかは分かりませんが、前半に関してはオーバーラップがほとんどなく、このポジションをプレミアリーグから変えた意図というものが少しわかりにくい印象がありました。

サイドバックとサイドの連携というものは少なかったものの、左サイドに通った時には11番堀田稜が仕掛け、右サイドに通った時は13番金野僚太がためを作って中盤の選手を使うという場面も見られました。

ただ、前線の12番高田拓弥のところでおさまらなかったり中盤でテンポよく攻撃のリズムにつなげられないためんに後ろで回す場面が多くなってしまったり、攻撃が停滞することから、10番矢島慎也が個人技に余計に運動量を使わなくてはならないような、少し悪循環にもなっていました。

前半の終盤に、そのあたりをケアして6番野崎雅也がボランチよりも更に低い位置に下がってディフェンスラインに近いところでバランスを取りながら、サイドバックを使って攻撃しようとする意図は見られたのですが、思うようにはなかなか行かないようでしたが、それでも前半の終盤は攻撃のリズムが良くなり、同点に追いつけそうな場面もできつつ、終了。

後半に入っても、途中までは思うような形は作れてはいなかったと思いますが、前半の大宮のものすごい集中力が欠け始めたこともあり浦和が攻勢に出る場面も多くなってきました。

やや前線でボールを収めることには苦戦していた12番高田拓弥でしたが、サイドに近い距離に動いて20番新井純平の攻撃参加の起点になったり、自らでシュートを放ったり、前半に比べて得点に近づくための動きの質が上がってきました。

惜しい場面も作りながら0-1のまま試合が進み、後半20分に11番堀田稜に代えて21番関根貴大、13番金野僚太に代えて7番鈴木悠太が入り、この交代により右サイドでの攻撃にスピードが加わり相手ゴールを脅かす場面が増えて来ました。

7番鈴木悠太がいつものサイドに縦に攻め上がるパターン以外に中にドリブルで切れ込んでいくプレーを見せ、このような攻撃により相手の守備を混乱させることができていました。

後半30分に5番佐藤大介に代わり18番西袋裕太が投入され試合終盤は、相手が守備に重点を置いたこともありますが、浦和が攻めこむ、惜しくも決まらないという場面が何度もありながら、それでも決まらないままに時間が過ぎて行きます。

そんな中で、最後の最後にペナルティエリア内で倒されPKを獲得して同点へとなっていきました。

同点ゴールの後、12番高田拓弥のボレーシュートなど相手キーパーの好セーブがなければ得点になっているだろうというシュートもあったり、10番矢島慎也が前線でキープして攻撃につなげたり、少ない残り時間の中で逆転のチャンスもなかったわけではないと思います。

試合終盤に、最後の交代枠で14番繁田秀斗に代わり8番片慎吾が入ります。

交代枠を全て使い尽くし逆転ゴールを狙ったものの1-1の引き分けに終わりました。

負けたら、かなり厳しくなるグループステージで引き分けに持ち込んだことはかなり大きいです。

また、確かに失点につながってしまっていることが多いのは事実ですが、浦和がリズムを作るためのパス回しは、自信を持ってやり続けるしかないと思います。前に書いたかもしれませんが、できるなら自信を持ってやるしかない。それがだめかもと思ってできないならやり方を変えるしかないわけですから。

とにかく、自信を持ってやってください。中盤の距離感をもっと大切にしてみてください。そして、やはり右サイドバックに20番新井純平をスタメンで起用するのであれば、持ち味であるオーバーラップからの攻撃参加をチームの中で使うような意図をもっと出しても良いような気もします。

良いバランス、悪いバランス、この辺りの駆け引きができれば浦和のチームのリズムを大きく崩さずに相手に脅威となる攻撃を仕掛けるためのオプションに必ずなると思います。

ということで、今日の良かった時間帯を大切に思いだして、増やして残り2つはしっかり結果を出して上へ進みましょう!

明日の試合を楽しみに見させてもらいます!!

お疲れさまでした。

ではでは~!

 

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/05/15/ 第6節 vs尚志高校 5-0勝利・・・首位で中断へ

NACK5スタジアム大宮2011年5月15日

どうも、浦和サポブクメです☆

さて、午前中のレッズランドから移動しまして今度はNACK5スタジアム大宮で行われた高円宮杯U18プレミアリーグの尚志高校戦になります。前半15分くらいまでは、自転車移動疲れでヘロヘロだったのは内緒です。

前節を快勝して向かえる第6節。今日の相手も、ここまでの順位や今の浦和レッズユースのバランスを考えると大勝すべき相手と位置づけて見させてもらいました。

NACK5スタジアム大宮は写真のようなゴール裏のこの位置から見るのが好きなのですが、ここ最近、ゴール裏を開放しない試合もあり、今日はどうかと思っていたのですが、開放されていて良かったです。

試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

控え:8番片槙吾、9番長坂竜一、20番新井純平、22番吉野雅大、23番岸伯富実

5番佐藤大介が累積警告で出場停止。そのポジションに今節は21番小坂慎太朗が入っています。

こういう試合は、逆に気を引き締めて臨まないと危険とはおそらくベンチからも言われていたとは思うのですが、正直なところこの試合はフワっと少し気を抜いたような入り方をしてしまったと思います。

尚志は非常にシステマティックに戦術重視の形を敷いていて、集中して試合に臨んできたと思います。この差がいきなりでてしまい、前半開始早々に緩い守備を突かれて突破され、キーパーと1対1の場面を作られてしまいます。決定的な場面でしたが、ここはGK1番三上綾太の見事な反応によりなんとか失点は防ぐことはできましたが非常に危ない入り方をしてしまいました。

序盤はこれ以外にも、サイドチェンジのパスが思ったより長くなりすぎたり、くさびのパスを受けてから簡単に捌くべきところで中盤で持ってしまい狙われて奪われるなど、ここ数試合では余り見られないようなミスが出てしまっていました。

そんな、入り方をしてしまった浦和でしたが、次第にバランスの良いいつものスタイルに戻り、真ん中からの突破に対してしっかり閉じてくる相手に対し、12番高田拓弥のポストや14番繁田秀斗のポジショニングの良さ、10番矢島慎也のドリブルでのかき回しで相手を翻弄し、ゆさぶりながらサイドの11番堀田稜、7番鈴木悠太へ上手くパスを通してサイドから切り裂いていきます。

また、この大会では初のスタメン出場となった21番小坂慎太朗も持ち味のサイドからの攻撃参加を何度も見せていました。ただ、見事な攻撃とは裏腹に得点が決まらず時間が経過していきます。3番寄特直人のバックラインからのロングフィードや7番鈴木悠太の積極的な仕掛け、11番堀田稜も鋭くサイドを切り裂きシュートまでもって行く姿勢を強く見せるなど何度も攻め立てるもゴールならず。

一度、7番鈴木悠太が放ったシュートをキーパーが弾き、そこを12番高田拓弥が押し込んで決まったかのように見えましたが、これはオフサイド。中盤で決定的なパスを連発していた10番矢島慎也から12番高田拓弥へ渡ってのシュートはキーパーに弾かれてしまうなど、惜しくも決まらない場面が何度もありました。

そんな中で、35分ごろにようやく先制点を奪います。10番矢島慎也が左サイドの11番堀田稜へ絶妙のスルーパスを通し、そのまま持ち込んで角度のないところからしっかりと枠を捉えたシュートが決まります。この場面で特に良かったのが、サイドのスペースにただ出して走らせたわけではなく、11番堀田稜のスピードを計算して、あえてペナルティエリアに近いサイドからやや内側に走りこまないとならないスペースへ縦にパスを出したこと。いわゆる、そのパスに追いつければ、よりゴール近くでボールを受けることになり、シュートまで持っていけるチャンスが大きくなるような位置へのパスだったこと。更に、難しい角度でしっかり枠を捉えるシュートを放った11番堀田稜も凄かったですね。

この先制点が、思った以上に尚志にダメージを与えたようで、既にかなり浦和のパス回しで走り回らされていた尚志の動きが明らかに鈍くなり、対応できなくなり、ここから浦和のゴールラッシュが始まります。

先制点からすぐの35分に10番矢島慎也がミドルシュートでゴールし2-0、40分に深くまでドリブルで切り込んだ10番矢島慎也が折り返しのパスを14番繁田秀斗に通し、14番繁田秀斗が放ったシュートはキーパーに反応されながらもゴールに吸い込まれ3-0、このあと12番高田拓弥に決定的な場面が訪れるもキーパーに弾かれてしまいます。

先制点からあっというまに3点決めて3-0で前半終了。

後半に入り、また早い時間にかなり危ない場面を作られるも、前半同様1番三上綾太の好セーブで防ぐと再び浦和の一方的な展開になります。

前半惜しいチャンスを決められていない12番高田拓弥になんとしても後半得点をとってもらいたいと思っていたのですがあっさりそういう展開になりました。

10番矢島慎也が放ったシュートをキーパーが弾いた所をしっかりつめて12番高田拓弥がゴール。更に、攻勢の中で相手ディフェンダーの手に確実に当たっていたので私含めギャラリーが「ハンドだ!」とか言いつつ、これは流されたものの、混戦の中でこぼれたボールを12番高田拓弥がしっかり決めて結果的に流されて良かったというゴールで5-0。むしろ、ハンドだとかアピールしていた自分がちょっと恥ずかしかったりしましたw

後半10分くらいで5-0と試合はほぼ決まり、浦和にとっては色々な選手を試せる楽な展開。

後半15分に10番矢島慎也に代わり23番岸伯富実、20分に6番野崎雅也に代わり8番片槙吾、25分にGK1番三上綾太に代わり22番吉野雅大、30分に11番堀田稜に代わり9番長坂竜一、40分に4番小出啓太に代わり20番新井純平と結果的にベンチメンバー全選手が出場することとなりました。4番小出啓太の交代は腕を負傷したこともあるため、少し心配ですが、代わって入った20番新井純平がU17日本代表でいくつかやっているポジションの中で経験しているセンターバックで浦和でもプレーしているところが見られたのは収穫でした。

また、今日見ていた位置だからこそ良く分かったのかもしれませんが、トップ下に入った23番岸伯富実のプレーエリアとボールの捌き方が非常に気が効いていて良かったと思います。U16リーグの時に見られた、鋭いシュートは見られませんでしたが、なるほどそうか~と思わされるプレーでした。

9番長坂竜一の僅かにゴールを越えた試合終了間際のシュートは惜しかった・・・、良いタイミングで足を出したんですけどね。

と言うことで、結果は5-0大勝となりました。

結果には満足ですが、ポイントポイントで気の緩みが出てしまった時間帯があったことは課題ですね。

で、家に戻ってから順位表見てみたら、前節まで首位だったコンサドーレ札幌が引き分けていて、浦和レッズユースが首位に立ってました。更に、今日2得点の高田拓弥が6得点が得点ランキングトップ。

7月までの中断期間前に一番上まで来ちゃいましたね。これからは、追われる立場。そういう中での戦いも良い経験です。日程はイマイチわかりませんが、次の週末からはクラブユース選手権の2次予選に入ります。毎年のことですが、グループ2位以内に入れるか入れないかで全く状況が違ってしまう戦い。今の勢いを維持したまま、更に色々な選手を起用しながら、勝ち続けて2位以内を決めつつ選手層も厚くする。これができれば最高ですね!

ブクメ運動不足解消自転車デーは、2勝で気分良く終えることができました。ありがとう!

お疲れ様でした~!

ではでは。

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/05/08/ 第5節 vs静岡学園高校 4-1勝利・・・期待通りの快勝!

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年5月8日

どうも、浦和サポブクメです☆

土曜日は、まず午前中に大学サッカーの青山学院大学vs中央大学の試合を西が丘サッカ-場で見て、浦和レッズユース卒業生の田仲智紀や林容平、武富尚紀のプレーを見つつ、スタジアムでは国士舘大学に進んだ高木凛や専修大学に進んだ新井貴晴、利根川良太など懐かしい顔をたくさん見ることができました。その後、国立競技場競技場へ向かい、久しぶりにトップの試合を観戦してきました、負けました。

そんな土曜日を過ごしつつ、今日は浦和レッズユースの高円宮杯U18プレミアリーグの第5節となる静岡学園高校戦を観戦してきました。埼スタ第2グラウンド開催です。

直接今シーズンの静岡学園高校の試合を見ていないので大まかな計算でしかないものの、相手は1分2敗というチームになるため、チームとしてのバランスが良く強豪相手にもしっかり勝点を積み重ねられている今年の浦和という構図を考えると、この試合はただ勝つだけではなく快勝という結果を求めて戦ってもらいたいと期待しながら見ていました。

昨日の肌寒さとは打って変わって暑い今日は今期初めて給水タイムが設けられる、体力を削られる環境になっていました。本当に暑かった・・・。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

控え:8番片槙吾、9番長坂竜一、18番西袋裕太、22番吉野雅大、23番岸伯富実

となります。

前節の流通経済大学柏高校戦と同じスタメンになります。

状況の違いとしては、左サイドバックの5番佐藤大介が累積警告が2回でこの試合で警告を受けると次節出場停止になるという状況。

試合開始からの印象として、静岡学園は浦和のバックラインからのロングボールなどの攻撃を警戒しているのか、比較的前線とバックラインに人数をかけるぶん中盤が空くことが多いような印象があり、そのためか前線のプレスは早く、バックラインから3番寄特直人が何本か序盤狙っていたロングボールが少し長めになってしまうなどはありつつも、その分中盤がいつも以上に浦和の狙い通りに使えていることから、ボランチの位置の6番野崎雅也、トップ下の10番矢島慎也、14番繁田秀斗の中盤とサイドの11番堀田稜、7番鈴木悠太、真ん中の12番高田拓弥と攻撃の選手が全体的に良い距離感で攻撃を仕掛けていけていました。

更に、相手の左サイドのところを2番西山航平がバックラインでしっかり抑える分、相手の右サイドでは5番佐藤大介がやや高い位置を保ちながら攻撃に参加する場面も多く見られました。

この試合最初のチャンスは10番矢島慎也のミドルシュート。続いて、7番鈴木悠太が右サイドを駆け上がりクロスボール。14番繁田秀斗から12番高田拓弥へ渡り混戦の中での狙いすませたシュート、いずれも惜しくも得点にはならなかったものの、前半9分に6番野崎雅也から14番繁田秀斗、10番矢島慎也と渡り、そのまま抜け出して体を投げたしたディフェンダーと飛び込んできたキーパーをキレイに越える浮かせ気味のシュートでゴール。

前節ほどではないですが、序盤の攻勢の中でしっかり早い時間に先制点を奪うことができました。

しっかりバランスをとりながら追加点を狙いたい所でしたが、先制点から数分で混戦状態の中で放たれたシュートをGK1番三上綾太が弾いた所を詰められてしまい、失点。同点に追いつかれてしまいます。

展開としては決して誉められたものではありませんが、同点に追いつかれた後流れが変わるということもなく、中盤を浦和が支配する形で試合が進められていき、少し高めの位置で5番佐藤大介がプレーできる状況で左高めの位置から、スタートする攻撃に左前線の11番堀田稜が左サイドを切り裂いてという攻撃、一度6番野崎雅也がドリブルで仕掛けていって「お!」と思わされたり、10番矢島慎也が中盤を面白いように動き回りながら攻撃を展開、12番高田拓弥が激しいプレスにあいながらも粘ってパスをつなげたり、多彩な攻撃が見られます。

守備に関しても綻ばず、高めの位置に5番佐藤大介が上がっていることが多かったために狙われることは当然何度かありましたが、しっかり戻って対処できていました。

そのような展開の中で、この大会で得点を決めて欲しかった7番鈴木悠太に待望の得点が生まれます。サイドというよりやや中央に近い位置でボールを受けるとドリブルで仕掛け、ディフェンダーにかかりながらもボールを放さず抜き去り、キーパーと1対1になったところで落ち着いて決めます。これで2-1となり再びリードを奪います。

このゴールの後に、少し静岡学園が攻め込む時間がありゴールに近い位置でFKのチャンスを与えてしまった時に外してくれたものの危ない場面が立て続けに2度ほどあり、冷やりとしたものの危険な時間帯を何とか凌ぐと、再び浦和のペースとなり、11番堀田稜が左サイドを切り裂き何度かチャンスを作り、そのチャンスから得たCKのチャンスで3番寄特直人がヘッドで狙うもややずれてしまいます。

浦和のペースは続き、この後11番堀田稜が左サイドから切れ込んでシュート、このシュートはキーパーに弾かれるものの、ここに14番繁田秀斗がつめてゴール!欲しかった追加点で前半の内に2点のリードを奪うことに成功しました。

前半は3-1で終了。

後半に入り、静岡学園が攻撃的に来るところをどうかわしていくかと見ていたら、心配無用で後半も序盤から12番高田拓弥の前線での激しいプレスや中盤のバランスと激しさで浦和が勝り攻撃を仕掛けていきます。そんな流れから後半6分に追加点が生まれます。左サイドを攻めあがった11番堀田稜がグラウンダーのクロスを右サイドのポジションに上がっていた10番矢島慎也まで通し、ワイドな展開で揺さぶった後に10番矢島慎也が真ん中のスペースに走る12番高田拓弥へラストパス。これをしっかり決めて4-1。

後半出鼻で追加点を決めたことで浦和としてはかなり楽にプレーできる展開になりました。

この後も12番高田拓弥のシュートや、中盤のスペースに出たパスを流れて受けた10番矢島慎也が斜めにドリブルで動かしながら鋭いシュートを打って12番高田拓弥に当たってしまったという場面も相手の守備が対応できないスペースを狙って動いていたことの証明でもあり、とにかく中盤を浦和が支配していました。

3点リードを奪ったことで、浦和も控え選手を有効に使いながら試合を進めていくことができるようになり、25分に11番堀田稜に代えて23番岸伯富実、30分に12番高田拓弥に代えて8番片槙吾、その後5番佐藤大介が警告を受け次節出場停止になったことからか、5番佐藤大介に代えて18番西袋裕太を投入、3番寄特直人が左サイドバックに入り18番西袋裕太がセンターバックへと入り、あまり見られないバックライン構成になる時間帯がありつつ、35分に7番鈴木悠太に代えて9番長坂竜一が入り、攻撃のオプションを試すなど様々な試みを試しつつ、終盤は相手の攻撃陣をじらすようなバックラインでのパス回しなど、これもまだ少し危なっかしいと感じることもないことはないものの、理想どおりの展開で進められていたと思います。

結局、試合はこのまま4-1で終了となりました。

静岡学園は浦和のサイドが上がる所を狙ってそのサイドを狙って攻めようとする姿勢が多く見られたものの前半は、かなり精度が悪く自らチャンスを潰していた印象があったのですが、後半はやや精度の高さを取り戻して攻めて来る時間帯がありました。それでもバランスよく浦和の守備が跳ね返したり、今日は特に右サイドの2番西山航平のところで完璧に抑えていたことや、左サイドで高めの位置にいた5番佐藤大介のところはスペースに入れて走られたものの、危険な位置までは持ち込ませず摘めていたと思います。

後半に、それほど長い時間ではないものの、相手ペースになっている時間帯にゴールにやや近い位置でファールを与えてしまう場面が多くなった時があり、やや失点の危険性が高まるセットプレーを与えてしまっていた場面が多くなる時間帯があったので、このあたりを更にファール無しで奪ったり、スローに逃げるなどしっかりできれば問題ないと思います。

とにかく、調子が悪い相手や力の差のある相手との対戦の際に割と相手に合わせてしまう傾向が出てしまいがちなところで、しっかりと自分達のペースで快勝してくれたことが何より嬉しかったです。

今後は、今日以上に暑い日が出てきて体力的にも厳しく、コンディションが崩れやすい季節に入っていきますが、今のチームのバランスの良さを生かしながら、浦和のペースで試合を支配できる(時間帯でのスイッチのON,OFFをコントロールしたり、相手に走らせて疲れさせてしまうとか)更なるレベルアップを期待してみさせてもらいますね。

暑い中お疲れ様でした!

ではでは~。

練習試合2011/04/18 – 浦和レッズvs流通経済大学・・・ユース選手を中心に

大原グラウンド2011年4月18日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

毎度のことですが、トップチームの練習試合ですがユースの選手のことがメインの内容になりますのでご了承下さい。

ということで、今日は大原サッカー場で行われた浦和レッズvs流通経済大学の試合を観戦してきました。この試合に、ユースから30番矢島慎也、31番高田拓弥、32番新井純平、33番西袋裕太の4人が出場しています。

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出場メンバーは以下(オフィシャルより引用)

<浦和レッズメンバー>
[1本目]
GK加藤
DF堤、濱田、坪井、野田
MF堀之内、啓太、青山、山田直、マゾーラ
FW高崎

[2本目]
GK大谷
DF新井(ユース)坪井(26分→西袋ユース)、堤、野田
MF堀之内(13分→矢島ユース)、濱田、青山、山田直、マゾーラ(17分→梅崎)
FW高田(ユース)

得点経過は以下(オフィシャルより引用)

浦和レッズ4-1(1本目3-0)流通経済大学
得点者:1本目20分マゾーラ(PK)、23分高崎、35分坪井、2本目20分山田直、43分(流通経済大)

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ユースの選手も参考にして欲しいなというポイントをポツポツと拾い上げて見ます。

先制点のマゾーラのPKをもらうまでのシーンがフォワードらしいプレー全開でした。ペナルティエリアの外でボールを受けてディフェンダー2人が寄せてくる動きと距離を測って、ペナルティエリア内のスペースに軽くボールを出し、ダッシュ。ギリギリディフェンダーも届きそうな絶妙な位置なので勢い良くディフェンダーも飛び込むと先にマゾーラが体を入れており、勢いで倒してPKになる。個人技でも突破力があるマゾーラですが、自分のプレイエリアやスピードを考えての駆け引きが本当に上手いです。

ユース出身の山田直輝は、攻撃的なポジションの選手には本当に参考にして欲しいプレーが盛りだくさん。ボールを簡単に捌くところとキープするところのバランスが本当に良く、運動量豊富に、ボールを持っていないときの動きやポジション取りが味方に優しいと言うか、ボールを持った選手がパスを出しやすい位置に上手く入るのが本当に上手いですね。そして、ミドルシュートが枠に飛ぶ確率も高い。

後は、高崎寛之。体格の良さを本当に上手く生かしながらも、ドンと動き少なく構えているのではなく、ポジション取りも凄く意識しながら動けています。ユースの選手でも体の大きいフォワードの選手には是非高崎のプレーを参考にしてプレーの質を上げてもらいたいと思います。

そんなわけで、今日の試合のユースの選手について書きますね。

2本目のスタートから、ワントップの位置に31番高田拓弥、右サイドバックに32番新井純平がまず入ります。

その後、13分に右サイドに30番矢島慎也が入り、26分に33番西袋裕太が入ります。

まず、トップチームの練習試合には既にかなり回数呼ばれている30番矢島慎也は緊張もなく彼の良さを存分に発揮できていたと思います。加えて最近の中盤での動きの質の高さも加わり、中盤で山田直輝などと細かいパス回しからの仕掛けもトップの選手と比べてもそん色なく出来ており、シュートも何本か放っていました。課題はシュート精度ですね。

31番高田拓弥は、開始から数分は緊張もあったのか動きが堅く見えましたが、何度かボールを触っているうちに落ち着いて動けるようになると、今年見せているような豊富な運動量からの裏を狙う動きやポストプレーから裏に抜け出してと、らしい動きを見せることができていました。特に、20分の山田直輝のゴールシーンまでの流れで31番高田拓弥が前線でポストプレーで30番矢島慎也に繋げ、30番矢島慎也がドリブルで中に切れ込みながら、ディフェンダーが寄せてきたところで中盤の山田直輝に下げたところをミドルシュートで狙いすましてゴールとなったところが、2人の良さが出た場面かと思います。

右サイドバックの32番新井純平は、ややスタートからしばらくは消極的で不安定なボールタッチをしていたのですが、次第にもとの新井純平らしい動きが見られるようになり、ゲーム終盤には持ち味のオーバーラップからの攻撃参加もしっかり見せることができていました。右サイドバックは言わば、相手の左サイドの選手との駆け引き勝負のようなものですので、もちろん守備力の高さは必須ですが、ある程度自分の有利な形で右サイドの主導権を握ってしまうことも重要でそういう意味では、受身になるよりも左サイドの選手がスピードがあり強力であれば、その選手に持ち味を出させないために、右サイドバックの位置では32番新井純平の長所を見せ付けて、逆に相手が守備の方に気持ちが傾くようにさせてしまうこともまた駆け引きになります。

33番西袋裕太は出場時間自体は20分程度でしたが、今年になって頻繁にトップの練習試合に召集されており、センターバックのポジションでも落ち着いてプレーできるようになっています。この試合では、ベンチから相手フォワードとの対峙の仕方などで指示が飛んでいましたが、この場には慣れて来ているのでこのような指示をしっかり吸収して体現して行くことでより成長できると思います。この試合でも、センターバックの位置から左前線の30番矢島慎也へのピンポイントのロングパスをしっかり通していましたし、このような守備の位置からの打開を図れるような攻撃の工夫などもどんどん出していくと良いと思います。

 

来ていた方とも話していたのですが、やはりトップチームとの練習試合になると大学生のチームでも本気のメンバーを組んで本気で戦ってきてくれるので、このような場での試合にユースの選手が入り経験できることが相当プラスになるというのが、相手の本気振りを見ていて余計に感じました。

ということで、練習試合に参加したユースの選手達の様子をポツポツ書かせていただきました。

ではでは~!

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/04/17/ 第2節 vsFC東京U-18 1-3敗戦・・・失点の後が課題

東京ガス深川グラウンド2011年4月17日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先週の高円宮杯U18プレミアリーグ開幕戦を4-0と快勝で終え、最高のスタートを切った浦和レッズユース。今節はアウェイでFC東京U-18との対戦となります。前身となるプリンスリーグ関東では、あまり良い印象のないFC東京U18との対戦ですので、この試合も楽には勝てないながらも手応えを掴みつつ課題も見えれば良いと思って見させてもらいました。

土曜日ほどではないものの、予報よりも気温が上がって蒸し暑いなかでの試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

前節と代わり、右サイドバックに20番新井純平がスタメンとして入りました。

試合開始から、両チームともややラインが高めの印象。前節の課題となっていた、中盤から後ろでの不用意なパスに関しては、しっかり修正している印象ながら、やや傷んだ芝に対応するためなのか、割と速いパスを出して攻撃を展開しようとする浦和。浦和の守備ラインに対して、相手の前線の選手が思ったとおり激しいプレスをかけてくるのですが、5番佐藤大介は無駄に持ちすぎずにはっきり蹴り出したり、簡単に捌くことを意識したプレーでかわしたり、ボランチの6番野崎雅也含め守備陣で数人で囲んで奪ったり、相手に持たれる時間はあるものの、そこまで決定的に危ないと言う場面は作られなかったと思います。

FC東京の守備は、特に右サイドの20番新井純平のサイドでスペースをしっかり埋めることで20番新井純平の持ち味である攻撃参加をするスペースを上手く消していた印象があります。また、開幕戦で2点取った12番高田拓弥も当然のことながら警戒されて研究されていたのか、なかなか仕事をさせてもらえません。

決定的なシーンは両チーム含めてほとんどないものの、前半は概ね浦和がペースを作れていたと思います。特に、攻撃面では10番矢島慎也が前節に引き続き、中盤で気の利いたポジショニングで守備や攻撃に絡み、スペースが空くと果敢にミドルシュートを狙いましたがいずれも枠は外れてしまいました。

浦和の攻撃の形をケアされて難しくされながらも、12番高田拓弥のポストから7番鈴木悠太、そこからドリブルでの仕掛け。5番佐藤大介のロングフィードから左サイドを11番堀田稜の動きをおとりにして12番高田拓弥がドリブルで切れ込んで、最終的にディフェンダーに引っかかるものの、そのこぼれ球を10番矢島慎也がミドルシュートで狙うなど、工夫した攻撃で惜しい場面があったり、パスコースは埋められてしまいながらも、右サイドバックの20番新井純平が上手く浮かせたボールを右サイド前線に出し、そこに7番鈴木悠太が走りこんでドリブルなど、工夫しながら攻撃を仕掛けていました。

右サイドの7番鈴木悠太、左サイドの11番堀田稜は、時折ポジションを入れ替わりながらプレーし、中盤の選手はギリギリ届くくらいのいつもよりも強めの大きなパスで大きな展開を狙っていました。

いずれも、決定的な形までは作れなかったのですが、前半残り数分と言う所で、右サイドからの攻撃から、ケアされていながら12番高田拓弥が上手くディフェンスの前に体を入れボールをペナルティエリア内でおさめると、相手ディフェンダーが貯まらず押して倒してしまい、PKを獲得します。

これを12番高田拓弥が左隅に落ち着いて決め先制。良い時間帯で先制点を奪うことができました。

前半は1-0で終了します。

後半に入り、すぐに12番高田拓弥がゴール前で粘りこぼれだまを14番繁田秀斗がシュート。これが惜しくもゴール左に外れるも、いきなり惜しいチャンスを作り後半もは入りは良かったと思います。

入りも悪くなかったと思いますが、ゴール前でFK相手にFKのチャンスを与えた辺り(このFKは壁に当たり防いだ)で、ここだというところでFC東京が攻撃のスイッチを入れて前線の選手が力強く攻め込む気持ちを見せたところで対応が甘くなり、失点。同点に追いつかれてしまいます。

この失点で勢いづいた相手に浦和が上手く対応できなくなり、今まで落ち着いて回せていた守備ラインのバランスが崩れてしまい、同点ゴールから数分後に逆転ゴールを許してしまいます。これで1-2。FC東京にやられる時のパターンにまたはまってしまった印象があります。

攻撃に割合を割かなくてはならなくなったところで、FC東京の攻撃意識が高まっているという状況の中、7番鈴木悠太のドリブルからの仕掛けや、セットプレーから3番寄特直人が惜しいシュートを放ったり、12番高田拓弥のポストから14番繁田秀斗がシュート(までは行かなかったかも)と、攻めの姿勢は崩さず、しかしながら相手の攻撃の際の守備で手を焼くような、息つく暇のない時間帯となりました。

後半30分になり、5番佐藤大介に代えて前節アシストを決めた23番岸伯富実、続いて35分に7番鈴木悠太に代わって15番小峯洋介、更に12番高田拓弥に代わり18番西袋裕太が入ります。

ポジションとしては、左サイドに14番繁田秀斗が入り、11番堀田稜は左サイドバックへ、23番岸伯富実は右サイドに、15番小峯洋介はトップ下、10番矢島慎也がフォワードの位置に入り、18番西袋裕太がボランチとトップ下の間くらいに入ります。

この形にしてから、今後の形として一つ面白いと思ったことがあります。

昨年のU16リーグでボランチの位置も多く経験している18番西袋裕太と6番野崎雅也がダブルボランチとなり、守備のバランスは6番野崎雅也が取りながら、18番西袋裕太はボールを捌きながら、スルスルと前線のスペースへ上がっていく、右サイドからの攻撃で上げられたクロスはかなりの割合で18番西袋裕太に収まり、ここから攻撃のチャンスが何度か作られていました。パワープレーというほどバランスは崩れず守備も攻撃もできるという形で見ていて可能性を感じました。

この後、FKのチャンスから4番小出啓太がドンピシャでヘッドであわせるもキーパー正面で惜しくも決まらず、更に先ほど書いた18番西袋裕太が上手く前線のスペースに上がってそこに入ったボールをポストとなり落としたところを14番繁田秀斗がシュートを狙うなど、あと一歩という形も見られました。

しかしながら、攻撃の意識と同時に守備はやはり少し落ち着きを欠いている部分もあり、守備ラインを突破されてキーパーと1対1のシーンを作られてしまい、1番三上綾太がペナルティエリアの外でその選手を倒してしまい、一発退場。ただ、この場合の判断は間違えではなく、抜かれたら残り時間から考えても決定的な2点差になるため、懸命な判断だったと思います。

キーパーが退場となったため、フィールドプレーヤーを1枚削ることとなります。14番繁田秀斗が下がり、22番吉野雅大が入ります。FKの場面では失点を免れたものの数的不利も加わった状況でその後決定的な3失点目を喫してしまい、結果的に1-3敗戦となりました。

試合全体で考えると、浦和のチャンスもかなり多かったですし、ここ数年の同一対戦カードの中でもかなりチーム力として上回った試合展開はできていたと思います。しかしながら、元々攻撃力の高いチームが少しバランスを崩して攻撃に比重を置いて点を取りにきた時の対応に関しては、今日はできなかったということになります。そして、失点後に慌ててしまったこともその後の逆転ゴール、3失点目に繋がってしまったとも思います。

一応書いて置きますが、浦和の守備の能力が劣っているわけではないんですよ。試合の中での駆け引きの部分が上手く行かなかっただけなんです。相手がスイッチを入れてきたら、ドッシリと守備をして相手の勢いを削いでしまう。その試合の中での駆け引きに敗れていなければ、今日は浦和が主導権を握り続けられる試合になっていてもおかしくなかったと思います。

同じ会場にいた方が話していましたが、ホーム&アウェイで長丁場のリーグ戦になり、アウェイという場所で強豪との対戦で前半に1-0でリードすることができた。では、後半はどう戦うか。長期プランでそこまで計算して戦っていくのがこの大会であり、その辺りを明確に表現できるようになるかどうかが重要と言うことですね。

FC東京U18は、逆の意味でホームで前半ビハインド、では後半は取りに行く時間帯にややリスクを負いながら攻撃に比重を置く、追いついたら一気に逆転してしまおうというホームでビハインドという中での後半の戦い方を実践してきたということですからね。

ポイントとしては、やはり後半出鼻で決められるチャンスで決めてしまえれば良かった。それができなかったなら、相手にスイッチが入るタイミングで守備陣が落ち着いて相手をいなしてしまい、勢いがおさまった所で追加点を取りに行くなど、色々あると思います。

良い経験でした。2週間後の東京ヴェルディユース戦では駆け引きにも勝ってしまってください!

お疲れ様でした!

ではでは~!

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/04/10/ 第1節 vs清水エスパルスユース 4-0勝利・・・今年の形

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年4月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

タイトルでのこの大会の名称をフルに入れると長すぎ、プレミアリーグのみにしてしまうと、どこかのリーグと混同してしまうということで、とりあえずこの大会は「高円宮杯U18プレミアリーグ2011」に統一させてもらいます。

さてさて、いよいよ始まりました。楽しみでもあり、不安もあり、見る自分も不思議なテンションになっていました。

今大会の現在の登録メンバーと背番号は以下。

1番三上綾太(GK)、2番西山航平(DF)、3番寄特直人(DF)、4番小出啓太(DF)、5番佐藤大介(DF)、6番野崎雅也(MF・キャプテン)、7番鈴木悠太(FW)、8番片槙吾(MF)、9番長坂竜一(FW)、10番矢島慎也(MF)、11番堀田稜(FW)、12番高田拓弥(FW)、13番長谷優(FW)、14番繁田秀斗(MF)、15番小峯洋介(MF)、16番大石祐輝(GK)、17番カドコダイ・アシカン(FW)、18番西袋裕太(DF)、19番西澤秀平(DF)、20番新井純平(DF)、21番小坂慎太朗(DF)、22番吉野雅大(GK)、23番岸伯富実(MF)

大会の登録メンバーが23人で一定の期間で再登録になると思われます。現時点では、新1年生でGK吉野雅大がメンバー登録されています。長丁場の大会になりますので、今回メンバーに入れなかった選手達が意識して、レベルアップして行き今のメンバーを如何に脅かしていくかが重要になってきます。その辺りがこれまでの短期決戦の大会と違うところです。モチベーションを下げずにやることもプロに近づくために不可欠ですからね。

さて、一つの試合に拘りすぎる必要はない長期戦の大会ではあるものの、ホームであり初戦ですから良い形で勝利したい試合。更に準備期間が短く実戦経験が予定より減っているため、特に今月の試合でどれだけチーム力を安定させていくかなどを考えても重要な一戦です。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

前半のスタートは緊張感からか、様子見なのか、両チームともしっかり繋いでしっかり守ってという印象がありました。プレスの激しい相手で最初からガンガン来られると、苦戦するかもしれないと思っていましたが、比較的清水のプレスは激しさを欠いており、思うようにボールを回せていた印象があります。

序盤は裏を狙って得点を狙う動きが持ち味の12番高田拓弥を使う意図でのプレーが割と少なく(真ん中の守備を割としっかりされていたこともありますが)、サイドから攻撃を仕掛ける割合が多くなっていたように思います。そのため、12番高田拓弥が下がり目になったりサイドに寄ることが多く、得点パターンの形はなかなか作れずにいました。

とは言っても、ペースは浦和。12番高田拓弥が少し低めの位置でボールを受けてからドリブルで仕掛けFKを取り自らで蹴り得点を狙ったり、右サイドから7番鈴木悠太がドリブルで仕掛けてゴールを狙うなど、やや個人技頼みな部分もありながらも、惜しいチャンスは作り出していました。また、10番矢島慎也は中盤で存在感を見せ、タイミングでミドルシュートを放つなどゴールへの姿勢も見せていました。左サイドバックの位置から5番佐藤大介が縦へのロングフィードで10番矢島慎也が裏に抜け出すもオフサイド。

前半序盤は、そのような展開で進み、次第に12番高田拓弥が簡単なポストプレーを生かしたプレーを増やす中でチャンスが増えます。12番高田拓弥が前線で受けたパスを簡単に後ろに捌き、良いポジションにいた14番繁田秀斗が右サイドを駆け上がる7番鈴木悠太へスルーパスを通し、ドリブルでサイドを駆け上がりクロスボールに12番高田拓弥がヘディングシュート。良い攻撃の形でした。

そして、後半の布石になるとも言って良いのかもしれませんが、同じく12番高田拓弥のポストプレーから、普段ボランチで中盤のバランスを取るため攻撃参加の割合の少ない6番野崎雅也が、良い位置まで上がってきており、ミドルシュート。枠は外れましたが惜しいシュートとなりました。

その後、10番矢島慎也のミドルシュートがややブレ球気味になりゴールになるかと思われた見事なシュートは相手GKの見事な反応ではじかれてしまいます。

また、今年の攻撃の一つの武器にもなっているバックラインからのロングフィードを3番寄特直人が狙って11番堀田稜に繋げて攻撃なども何度かありました。

攻撃面では、鋭い形を見せながらも動きから崩してという形は余り見られなかったためチャンスの数ほど攻めているという印象はない前半でその終盤には、守備ラインのパスミスが何度かあり、クロスバーに救われる部分もあったものの、非常に危険な場面もありました。ただ、守り方としては、5番佐藤大介や19番西澤秀平がやや上がり目でサイドを狙われた時にはセンターバックやボランチの位置の距離感がよく遅らせたり上手く囲んで奪ったり、その当たりは良かったと思います。軽率なプレーを減らすことは今後の課題だと思います。

コーナーキックのチャンスで4番小出啓太がヘッドでシュートを狙い先週の浦和カップのときのようにゴールなるかと思われたものの、外れてしまいました。

前半は0-0で終了。

後半スタートから、19番西澤秀平に代わり20番新井純平が入り、同じ右サイドのポジションに入りました。

早速20番新井純平の持ち味である、コーチングやタイミングでのオーバーラップが見られながらも、何か彼が入ったことでか前半に見られた緊張がほぐれて良い意味で多くの選手に笑顔が見られるようになった気もします。

攻撃もテンポ良く数人が絡んで攻め込める回数が増えました。そして、後半5分くらいに先制点が生まれます。

左サイドをドリブルで深く駆け上がり、この段階でゴール前に数人が走りこめておりグラウンダーの鋭いクロスを手前の選手(たぶん11番堀田稜)がスルーし、奥の10番矢島慎也まで渡り落ち着いて押し込んでゴール。待望の先制点を奪います。

更に攻撃に勢いがでた浦和が追加点を奪います。いわゆる12番高田拓弥の得点パターンである鋭い裏への抜け出しに7番鈴木悠太が出したパスが通り、キーパーと1対1の状態でゴール。来ましたこの形という得点でした。

攻撃がテンポ良く進む中で、後半も中盤やバックラインで時折、軽率なパスを奪われてピンチになる場面がありましたが、最後のところでしっかり抑えることができていたので良かったですが、やはりこの辺りは修正が必要です。

2点目以降も、攻撃の迫力は増し、12番高田拓弥が裏へ抜け出しゴールを脅かすプレーが何度もでます。パスを受けた時のワンタッチで相手ディフェンダーを交わしてしまったプレーは凄かったです。

後半25分に7番鈴木悠太に代わり23番岸伯富実、30分に5番佐藤大介に代わり18番西袋裕太が入ります。

23番岸伯富実はそのままフォワードの右の位置、18番西袋裕太はセンターバックの位置に入り、3番寄特直人が左サイドバックの位置に入っていました。

メンバー交代後も攻勢は変わらず、後半35分くらいに追加点が生まれます。左サイドから11番堀田稜がドリブルで切り込みシュート。これが、ポストに跳ね返り14番繁田秀斗に渡り、シュートを狙っても良かったかもしれませんが、ここで周りの動きをしっかり見れていてスペースに上がってきた6番野崎雅也にマイナスのパスを出し、このパスをしっかりゴールに叩き込みゴール!

前半の機を見た攻撃参加の意識が結果となって表れました。6番野崎雅也にとっては公式戦ではユースに上がってから初のゴールだと思います。良いゴールでした。

この試合の得点はまだ終わりません。

後半40分に、中盤でボールを受けた14番繁田秀斗が右サイドの23番岸伯富実にパス。そこから深くまでボールを持ち上がりディフェンダーに寄せられながらも正確なクロスを上げ、12番高田拓弥がディフェンダーの一歩前で合わせてゴール。

得点後、12番高田拓弥は8番片槙吾と交代します。

その後、失点なく終わってみれば4-0の大勝で終了。

良いスタートを切ることができました。

試合の序盤は、上手くパスは回っているものの、やはり公式戦初戦で緊張していたのか中盤の距離感などがやや開いてしまったり細かい仕掛けよりは、リスクを減らしたプレーが多かったものの、後半は今シーズンの形として得点パターンになりそうな形も何度も見られました。また、多くの選手が得点を狙う姿勢がこれまでより強くなっていたのも良かったと思います。先ほど指摘しましたが、やはり中盤から後ろのパスミスに関しては意識して修正していく必要があると思います。

今日の清水のプレーを見ていると、前線の数選手を除いては思ったほどプレスが強くも早くもない印象があり、先週の浦和東高校との試合の時のように全体的に激しいプレスを惜しげもなく運動量豊富にかけてくるような相手になった時に、どれだけいつもどおりのプレーができるかも今後の鍵となります。特に次のFC東京U18はそういう相手ですので、次の試合はより気を引き締めて臨んでください。

まあ、そういうことも書きつつ、今日の試合は非常に楽しませてもらいました。

お疲れ様でした!

ではでは~!