2013グンマチャレンジ 最終日 2013/03/30 浦和レッズJrユースU13 準決勝vs 三菱養和SC調布JrユースU13 2-2(pk=2-0勝利) 決勝vs大宮アルディージャJrユースU13 0-3敗戦・・・悔しい敗戦再び…

前橋総合運動公園 2013年3月30日前橋総合運動公園 2013年3月30日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨年同様に、清水フェスティバルと日程が被っている部分もあり、そちらを優先に足を運んだ流れで、浦和レッズジュニアユースU13が参加している2013グンマチャレンジの最終日のみですが、今日は足を運ばせてもらいました。

数字上の結果では、グループステージは大量得点に全勝、トーナメントに入り1回戦2回戦を1-0で勝利してという流れで今日に至るという状況。まずは、準決勝で三菱養和SC調布と対戦し、こちらに勝利し、決勝で大宮アルディージャとの対戦となり、この2試合を観戦しました。

それにしても・・・前橋総合運動公園のピッチは、想像していた以上に悪いですね、そして、暑いよりは良いと言っている場合ではないくらい、ここ最近の快適な気候から一気に気温が下がって、おそらく10度あるかないかくらいの寒さの中での試合となりました。

強風などはないものの、毎試合必ずと言ってよいほど、やりにくい条件がつきますね、大変です。

U13のメンバーの数が、ベンチ入りのメンバー含めてもずいぶん少ないなと思ったら、立川将吾、大西翔也、菊地泰智、シマブク・カズヨシの4人は、U15のチームの方に帯同しているということでした。

個々の能力の高さは、既に何度も見させてもらっているU13ですが、正直中盤で、いったん受けて捌くというプレーが現時点で安定してできる立川将吾(関東U15リーグで見ての印象)や、大西翔也(大宮アルディージャジュニアユースとの新人戦での対戦での印象)が抜けているのは、大宮アルディージャとの再戦となった時には大変かもという印象を持っての観戦になりました。

では、試合の話に移ります。まず、準決勝の三菱養和SC調布戦のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に15番三井愁雲、右に16番山崎広大、真ん中に20番弓削翼と11番橋岡大樹、MFが左に19番山下勇希、右に6番白田颯人、真ん中に3番荻原拓也と7番関根陸斗、FWが左に13番樋口颯太、右に10番長倉幹樹

となります。

怪我で長期離脱していた11番橋岡大樹が復帰してますね。聞いた話によれば、この大会に入ってからはコンスタントに出場してるということでした。

開始早々に、19番山下勇希のドリブルから前線の10番長倉幹樹へパスを通すもオフサイドの判定。

その直後くらいに、失点し、早い時間で0-1のビハインドを背負ってしまいます。

この大会は、25分ハーフなので、思った以上に試合があっという間に進んでいくので、落ち着く前に失点して追いかける展開になるというのは、結構見ている側としても冷や冷やでした。

3分に16番山崎広大にパスが入った際に、前線で13番樋口颯太と10番長倉幹樹が裏へ走りだし、パスが通ればというチャンスがあり、続いて5分にサイドからのパスを受けた13番樋口颯太がシュートを放ちます。

足元のコントロールが難しい中で、やや思うように攻撃が組み立てられないものの、それは相手も条件が同じで、いわゆるディフェンスラインなど細かい対応が必要なときに、滑って、それにより問題ないはずが、一気に大きなチャンスや大きなピンチになる場面が多かったですね。

さてさて、ビハインドを負った浦和ですが、7分に6番白田颯人が決めて1-1の同点に追いつきます。

焦ってくる時間になる前に追いつけて大分展開としては楽になりました。

13分に、20番弓削翼からの縦パスを6番白田颯人がワンタッチで前にだし、16番山崎広大に繋げて仕掛ける形を作ります。

浦和もチャンスが少ないわけではないものの、決定力という意味では相手の方が高くなったこの試合では、16分に再び失点を喫してしまい、1-2とされてしまいます。

20分に20番弓削翼に代わり14番松永悠希が入ります。21分に、さっそく交代で入った14番松永悠希からの縦パスが7番関根陸斗に入り、ここからの展開でチャンスを作ります。

21分には、先ほどゴールを挙げた6番白田颯人に再び得点のチャンスが生まれるも、シュートは枠をとらえられず。

続いて前半終了間際に10番長倉幹樹がコースを狙ったシュートを放つもこれは、わずかに右に外れ、結局大きなチャンスは終盤にあったものの1-2とリードされた状態で前半を終了します。

後半は、スタートから浦和の攻勢となり、まず14番松永悠希が3番荻原拓也とのワンツーで前に抜け出して攻撃参加する場面があり、続いて2分には厚みのある攻撃でゴール前で混戦状態になったところを13番樋口颯太が決めて2-2の同点に追いつきます。

この後の時間では、前線で10番長倉幹樹がうまく前線でいったん受けて展開するなどチャンスに絡む動きを多く見せて、追加点を狙う場面が多い印象がありました。

20分に7番関根陸斗に代えて9番角田涼太朗が入ります。

残り5分ほどで、うまく抜け出したように見えたパスが数回連続でオフサイドの判定となる不運な状況もありつつ、終了間際には決定的な場面でのシュートがクロスバーに当たってしまうなど、逆転できるチャンスもありつつ得点が生まれずに試合は2-2で終了します。

同点の場合は、3名によるPK戦ということで、浦和とPK戦は、あまり良い印象はなかったものの、相手が1本目にポストに当て、2本目は18番高草木天平が良い反応で防ぎ、浦和は13番樋口颯太と6番白田颯人が連続で決め、決勝に駒を進めました。

続いて決勝。決勝は、新人戦の準決勝で悔しい敗戦を喫した大宮アルディージャとの再戦となりました。

決勝戦のスタメンは、以下となります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが1番柿沼優輔、DFが左に15番三井愁雲、右に16番山崎広大、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFが左に19番山下勇希、右に6番白田颯人、真ん中に3番荻原拓也と9番角田涼太朗、FWが左に13番樋口颯太、右に10番長倉幹樹

となります。

準決勝で早い時間に失点して難しくしてしまったことを考えても、開始数分をしっかり集中して臨みたかったところでしたが、1分に相手のスピードのある突破からゴールを決められてしまい、早くも0-1とビハインドを負うことになります。

ただ、浦和もこの試合に対して意識高く入っており、13番樋口颯太や9番角田涼太朗が高めの位置から厳しくプレスをかけたかと思えば、3番荻原拓也も中盤で激しいプレスに行くなど、相手に自由にさせないようにという狙いは見えたプレーも多く見られ、失点後は、前回の対戦と比べると、相手の自由にさせないプレーというのは前半できていたと思います。

また、準決勝同様、10番長倉幹樹にパスが入った時に、うまく楔の役割として捌くことができている時間もありました。

ただ、やはり時間が経つに
つれて中盤のところが空いてしまい、それぞれの選手の距離が遠くなることが多くなり、6番白田颯人など個人で打開しようと試みるも、なかなか相手の守備を交わすことができずに苦戦していました。

それでも、10分には惜しいシュートを放つ場面もありました。

相手の両サイド、特に左サイドからスピードのある突破で何度か大きなピンチを迎えるも、全体的には守備の部分では落ち着いて対応できているという印象もあったのですが、23分にコーナーキックから、豪快に頭で押し込まれて追加点を奪われてしまい、前半を0-2で折り返すことになりました。

後半開始早々に、ピンチを迎えるもここは1番柿沼優輔が防いでなんとか早い時間の3失点目は免れます。

後半は、残念ながら、ほぼ相手ペースで進んでいくことになり、とにかく相手の中盤でバランスよくしかれたディフェンスとその前の選手に、攻撃の仕掛けは、網にかかったように引っかかってしまうことが多くなりました。

当然こういう展開になるため、カウンター気味に攻撃を受ける回数も多くなる中で、20番弓削翼が体を張り、14番松永悠希が、そのあとのボールの行方を集中して見て対応することで、本来であればもっと得点されてもおかしくないくらい攻められていたところでそのピンチを多く防いでいたのも事実です。

18分に9番角田涼太朗、14番松永悠希に代えて12番長谷川魁哉と7番関根陸斗が入ります。

更に22分には13番樋口颯太に代えて17番山崎舜介が入ります。

後半終盤は、19番山下勇希の高い位置で奪って6番白田颯人に繋げる形や、17番山崎舜介の裏を狙ったパスに7番関根陸斗が反応して仕掛けるなど、何度かチャンスは作ったものの、23分に3失点目を喫し、結果、0-3での敗戦となりました。

前回の対戦に比べると、改善してきている点も多く見受けられたものの、やはりチームとしての戦い方という意味では、今回も差を感じさせられる試合となってしまいました。

浦和レッズジュニアユースは、学年ごとにでチームを作っていく方針からは、今年から変わるということで、今回のように多くン選手がU15の方に合流してというケースもあるでしょうし、チームとしての戦術の浸透という意味では、これまで以上に学年別では重要視されなくなるのかもしれません。 

いわゆるAチームに多くの選手が絡んでいくための指導がより重視されていくことになると思いますので、学年別の大会の位置づけと、見る側の解釈も同時に難しくなっていくのかもしれません。

ただ、そういう背景を度外視して考えて見ると、やはり今日の試合は、ピッチコンディションが悪いにしても、また差が見える試合になてしまったと思います。不在のメンバーがいるという意味では、相手も2人ほど、通常スタメンで出ているメンバーがいない状態だったようです。

こういう敗戦からは、とにかく個々がどれだけ悔しく思い、プレーを振り返って、どの部分が足りなかったのかを考えていき、今後の練習や次に試合をする時に、その部分がどれだけ良くなっているか、その繰り返しになると思います。

ではでは。 

前橋総合運動公園 2013年3月30日前橋総合運動公園 2013年3月30日前橋総合運動公園 2013年3月30日

 

 

 

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おまけの写真。