高円宮杯プレミアリーグ2018/12/2 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 0-0引き分け・・・有利な形で最終戦へ

どうも、ブクメです☆

浦和南高校でFC Goisの試合を前半のみ観戦したところで、レッズランドへ移動し、14時キックオフの浦和レッズユースvs柏レイソルU-18の試合を観戦してきました。

残り2試合となった高円宮杯プレミアリーグ。浦和レッズユースは、しっかりと残留をすべく勝ち点を積み上げる(落とさない)戦いが続いています。

前節の当該チームのFC東京U-18との一戦を引き分けたことで、有利な状況にはなっているものの、まだ安心できる状況ではないため、しっかり勝ち点を積み上げていく必要がある戦いです。

vs柏レイソルU-18のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に8番白土大貴、真ん中に23番遠藤龍河と4番大桃伶音、MFが左に24番山中惇希(後半45分⇒26番南濵優大)、右に38番松村大也(後半スタート⇒17番波田祥太)、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢、FWが11番清宮昴大(後半41分⇒21番縄田脩平)と10番池髙暢希

毎度毎度書いていますが、柏レイソルU-18との対戦は、相手の戦い方もありますが、通常の試合とはちょっと違った対応が必要になるというところで、そのやり方が変わっていて驚いたということは、これまでほとんどなかったように、この試合も、そういった戦い方を相手がしてくる中で、耐える時間も多くなる中で、セットプレーなどで浦和が得点を狙える機会も何度か訪れるという試合になりました。

また、攻撃の形としては、高い位置でスローインを得たときに23番遠藤龍河のロングスローからコーナーキックに近い形でセットプレーとしてゴールを狙うという試みも多く見られました。

数は多くなかったものの、16番玉城大志からの長い展開から右前線で38番松村大也が仕掛ける形や、11番清宮昴大が相手のプレッシャーを受けながらキープしてサイドを走る24番山中惇希に繋げて仕掛けたり、3番林海斗が高めの位置に上がって攻撃にも絡むようなクロスを供給する場面など、守備を意識しすぎていた前の試合よりは、攻撃の際に何かアクションをしようという意識のあるプレーも見られるようにはなっていました。

惜しい形としても、前半28分に11番清宮昴大、右サイド高めに上がった8番白土大貴を経由してのクロスから10番池髙暢希が惜しいシュートを放つ場面や、前半32分の23番遠藤龍河からのロングスローの流れで、5番大城螢が枠に飛ばせればという惜しいシュートの場面がありましたし、展開からのクロスのところでは、4番大桃伶音が冷静な対応で大きなチャンスを作らせなかったという場面も多くありました。

そして、後半40分付近には、相手のペナルティエリア内からの巧みなフェイントで崩されて決定的なシュートを放たれたところで、1番石井僚のスーパーセーブもありました。得点を奪うというところで、上手く行かない試合が多くなっていることで、なかなかゴールからも見放されてしまっているというのは、ある程度は、受け入れながら、リラックスしていく必要もあるのかなという場面も多かったかなと思いますね。

直接フリーキックで狙える位置も何度かありましたし。これを夏前までは得点にまで持って行けていることが多かったところが影響しているのはあります。攻撃に勢いをつけるのはやはり得点ですので、その部分の流れは、この試合では、なかなかついてこなかったのかなとは思います。たぶん、ちょっとしたところ。でも、大きなところ。

それでも、この試合も結果的に得点は奪えなかったものの、失点もしなかった。勝ち点1を積み上げて、失点も少ない状況が続いているので、決められなかったものの、最終節を迎える段階で当該チームのFC東京U-18との得失点差は、6差ある。勝ち点で楽な状況にはできなかったものの、失点が多くなった下位チームとの差はここでしっかり作ることができた。

戦い方ややり方で選手が、本来できるプレーややりたいプレー、強みとしているところを存分に出せない環境でここまで来てしまったことをいまさら言っても仕方がないので、あとは、残る最終節を、テーマが無失点ならそれでも良いと思います。実際に2試合それができているのですから。崩してのシュートなどはほとんど打てていない最近ですが、仕掛けや粘りから、高い位置でセットプレーを獲得している場面は多いですよね。今日も多かった。

だから、最終節は、セットプレーをより得点につなげるような自信を持って蹴ってほしいですし、富山第一高校戦で見せたようなセットプレーからのゴールも見たい。思い返せば、今年は、セットプレーが強いというのが前半戦の浦和の強みでもあったわけですから、締めくくりがそれでも良いです。

欲を言えば、セットプレーで得点して余裕を作ってから、少し、伸び伸びとした攻めや仕掛けで追加点を挙げる形で勝ち切ってもらえれば、なお嬉しい。

最後に選手挨拶の時に11番清宮昴大が、勝ち点1を獲得したというニュアンスの声を味方にかけていたと思うんですね。

相手のセットプレーの場面でも、そういう声を11番清宮昴大がかけていた。

結構そういうことって重要で、そういう考え方、持って行き方をできるかできないかで、変わることって本当に多いです。逆境で笑えるのも力と言うか。

私もネガティブなことを書いてしまうことが多いですが、それは、現在の私の育成の見方と言うのはチームの成功はもちろん願っていますが、それよりも何倍も優先しているのが、自分がしっかり見ているチームの多くの選手が、その特徴をしっかり見せて伸ばして、初めて観戦した人にも印象が残るようなプレーができて、全てのプロを目指す選手がその目標を叶えてほしいと考えているからで、その辺は、チームの考えとは合わないということでしょう。わかります。当然、組織が大きいから色々あるのでしょう。わかります。

チームとして考えたら、残留するために必要なこととして、大きな前進を難しい戦いの中で残しています。勝ち点も積み重ねています。

だから、育成として大事なことは、私は書き続けますが、チームとしての戦いとしては、集大成としては、先ほど書いたような戦いを継続してもらえれば良いですし、そこを前向きにとらえてやるぞという選手の意思を見せてもらえれば、それはそれで成長していると感じることができるので、私が考え直せるきっかけになる要素もあるかもしれません。

集大成を楽しみにしています!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら