JFAプリンスリーグU-18関東2010/5/2 vs 三菱養和SCユース 2-3敗戦・・・成長が見えた

三菱養和巣鴨グラウンド三菱養和巣鴨グラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

前節の横浜F・マリノスユース戦から中2日で迎えるプリンスリーグの強豪3連戦の2戦目の相手は三菱養和SCユース。前節良かった所を更に体現し、悪かった部分はしっかり修正して臨めるかという一戦でした。

GK1番中島聡志、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝 

GKが前節までの16番小笠原正人から中島聡志に代わっています。前節の失点に関してキーパー要因と考えられるものは特になかったと思われるのですが、出場機会などのバランスを考えると大量失点したら代えるという約束事があるなどであれば頷けます。どちらがスタメンでもおかしくないGKの3年生2人なので、昨シーズン安定した守備をしていた中島聡志に期待。

三菱養和巣鴨グラウンドは非常にきれいな人工芝グラウンドですね。

相性の悪さもなぜか加わって、本当に勝てない三菱養和SCユースという相手。この試合も結果的には敗れてしまったのですが、すごく見るものが多く満足してはいけないのですが、ブクメは非常に嬉しく感じることが多かったです。

まず、試合開始から浦和レッズユースの戦う気持ちが前面に出たプレーに始まり、激しいプレッシャーを前線や守備で見せていました。特に3番畑本時央の力強く当たり負けずに安定した守備が目を引きました。

攻撃に関しても、前節は足元へのパスが目立っていたのがこの試合ではスペースへ走らせるサイドへのパスが何本も出され流れに乗った攻撃の回数も多くなりました。14番矢島慎也が数本ミドルシュートをタイミングよく狙うシーンは良かったのですが、残念ながら枠を捕らえることが少なかったのですが、ミドルレンジからのシュートが効果的に相手守備陣を脅かしていました。

前節の課題が少しずつ確実に修正されて成長が見えるのは良かったのですが、フィニッシュが決まらない。逆に、三菱養和は回数は少ないものの浦和陣内に攻め込んだ時の迫力が凄く、先制点は浦和の流れの一瞬の隙を突かれて放たれたシュートをキーパーが弾いた所を詰められての失点。

失点してからも、前半は下を向くことなく前線の10番礒部裕基、11番鈴木大輝、7番矢島倫太郎がポジションチェンジをしながら運動量多く走り回りチャンスを作っていました。また、右サイドバックの8番若井祥吾の長めの鋭いクロスボールなども相手守備陣を切り裂いていました。

0-1というビハインドながらも後半での反撃が期待できる形を見せていたのですが、後半開始早々に浦和のトップの練習にも参加したことがあるため名前を聞いたことがある方も多いかと思いますが、三菱養和の10番田中輝希に攻め込まれ豪快な一発を叩き込まれてしまいます。これで0-2。前半の良い流れがいきなり挫かれてしまいます。ここで少し下を向いてしまった所をまたもや田中輝希に決められてしまい0-3とされてしまいます。

前節のような流れであればここから更に大量失点をしてしまう可能性もあったかもしれませんが、ここから気持ちを立て直して浦和レッズユースが猛攻を見せます。本職はトップ下ながら右サイドバックで存在感を見せている8番若井祥吾を真ん中にいれ、右サイドバックに期待の1年生サイドバックの25番新井純平が投入されます。これにより、攻撃が更に活性化され、初登場とは思えないくらいの存在感を新井純平が見せていました。出場して数分は大人しかったですが、気が付けば既に以前からプレーしていたかのように、周りを鼓舞して声を出しまくっています。

このメンバー交代とポジションチェンジが効果的に作用して0-3という劣勢とは思えないくらいの攻撃を見せます。そして、浦和レッズユースに待望の得点が生まれます。左サイドからのグラウンダーのパスが若井祥吾に渡り、ミドルシュートを放つもボールはゴール上に外れて行ったものの可能性を感じる弾道。そして、そのすぐ後にほぼ同じような流れで矢島慎也からのパスを受けた若井祥吾が、今度は狙い済ましてシュート!豪快に相手ゴールに突き刺さりました。昨年のJユースカップの横浜FC戦の時を思い出すようなゴールでした。

そして、同じような形から今度は若井祥吾からのパスをペナルティエリア外左のほうで受けた矢島倫太郎が中へ切れ込み豪快にミドルシュートを決めました。これで1点差。

この後も、鈴木大輝に代わって入った17番鈴木悠太が右サイドから果敢に攻め込んだり、試合終盤ではパワープレーの意図が明らかにわかる9番高木凛や24番西袋裕太の投入で試合終了まで攻撃の意識を見せてくれたものの、結果的には1点届かず2-3の敗戦となりました。

これで強豪との3連戦は結果としては2連敗となっていますが、前節と比べての明らかな成長が見えた戦い方と、スタメンでの戦い方と交代選手を生かした戦い方のバリュエーションで新しい武器が見えた、層の厚さ的な要素。

やはり強い相手と試合をこなすのは重要なんですね。

見えるものがあったこの試合、次は3日後のFC東京U-18との試合になります。戦い方に自信が見えてきたゴールデンウィーク3試合目では結果が欲しいです。勝ちにいきましょう!

お疲れ様でした!

ではではー!