練習試合2011/02/27 – 浦和レッズユースvs明治大学 1-2敗戦・・・激しく戦い抜いた

明治大学八幡山グラウンド2011年2月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

トレセンリーグ最終戦の群馬県トレセンU-16戦が凄く気になりながら、今日は浦和レッズユースの練習試合の観戦になります。

何かと車で遠征の際に環八を通るわけですが、今日の浦和レッズユースの練習試合は、よく通過しているところをちょっと曲がったところにある明治大学八幡山グラウンドで行われました。あ、対戦相手は明治大学になります。

明治大学と言えば、新4年生に鈴木秀史、新3年生に阪野豊史、そして新1年生に矢島倫太郎がいる大学ですね。矢島倫太郎がいるのは分かったのですが、鈴木秀史や阪野豊史が試合に出ていたのかなどはわかりませんでした。今日明治大学で出場していた選手は30番台以降~で新2年生や新3年生中心だったのでしょうか。そういうところが全然詳しくなくてすみません。

さて、試合の話に移ります。

今日のスタメンは以下、

GKが22番三上綾太、DFがセンターバックに28番寄特直人と21番小出啓太、左サイドバックに29番小坂慎太朗、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と34番繁田秀斗、左サイドに39番長谷優、右サイドに17番鈴木悠太、FWが19番高田拓弥

となります。

この試合が始まって、まず浦和の選手達のプレーの迫力にちょっと驚かされました。全体的に、試合開始からかなりガツガツとプレーしており、とにかく運動量が凄かったです。特に19番高田拓弥は相手のディフェンスラインの裏を狙うための前後の動きを相当頻繁に繰り返しており、体力がもつのか心配になるくらい走り回っていました。

実際、この試合では中盤で34番繁田秀斗が全体の距離感を考えながら常に中盤からの攻撃の際に数的優位を作れるような気の利いた動きをしており、そこに14番矢島慎也が絡んで中盤を構成。そして、左サイドの39番長谷優と右サイドの17番鈴木悠太がタイミングでサイドを駆け上がっていくと言う攻め。得点意識の高い17番鈴木悠太の仕掛けも目立っていました。

前半は、そのような中盤の攻撃的な姿勢と運動量で主導権を握ることができていたと思います。

いくつか、良かったプレーを上げますと、19番高田拓弥が裏を狙う前後の動きの中で時折一気に下がって中盤のプレスに回るような流れの中で、激しいプレスから相手ボールを奪い、17番鈴木悠太にパス、テンポ良くミドルシュートまで繋がった場面。また、同じく19番高田拓弥がポスト役となり、ボランチの位置から近い位置に走っていた15番野崎雅也にパス、そのパスをダイレクトで右サイドの17番鈴木悠太側のスペースに出し17番鈴木悠太が仕掛けていく。

更に、中盤からの相手ディフェンダーの隙間を狙った鋭いパス(出したのは14番矢島慎也?)を上手く体の向きとトラップの上手さで収めてラインを一気に突破してあと一歩で得点という場面も見事でした。

この展開の中で先制したのは浦和。中盤の位置でパスを受けた39番長谷優が前線に飛び出した14番矢島慎也の狙うスペース(相手ディフェンダーの間)にスピードのあるパスをだし、そのパスをコントロールしてディフェンスラインを突破した14番矢島慎也が落ち着いてゴール。リードを奪います。

明治大学もどのくらいのモチベーションで戦っているのかは分かりませんが、球際の激しいプレーを見せてくれていて公式戦を見ているような雰囲気で前半はあっという間に過ぎていきました。1-0で浦和がリードという展開ですが、このリードしたという状況で更に明治大学が強く攻めてくることが予想され、経験と言う意味でも非常に良い展開でハーフタイムを迎えました。

後半もスタートは浦和ペースになり、17番鈴木悠太がドリブルで右サイドを駆け上がり逆サイドの39番長谷優へ長いパスを送るも展開が早いためゴール前へ上がる選手の数が少なく、せっかく19番高田拓弥が斜めの動きでディフェンダーを引っ張ったものの、空いたスペースまで上がって来られる選手がいなく、ディフェンスにクロスボールが流れてしまっていました。一連の流れは良かったのでOKです。

ただ、後半の10分過ぎくらいからは、点を取りに来た明治大学が凄く、それまでは大きなピンチもなくディフェンスラインが安定して守れていたものの、一瞬のラインのズレを狙われてそこにパスを通され、そこを突破され同点に追いつかれてしまいます。前半には無かった点を取りにくる時の力強さはさすが明治大学ですね。

明治大学が攻勢に出て押し込まれる時間が多くなり、なかなか攻撃に人数が避けない時間帯が続きます。

後半15分に浦和は19番高田拓弥に代えて24番小峯洋介、39番長谷優に代えて18番堀田稜が入ります。

19番高田拓弥の位置に14番矢島慎也が上がり、14番矢島慎也の位置に24番小峯洋介が入った感じですね。18番堀田稜は39番長谷優がいた左サイドに入ります。

しかしながら、この時間帯は明治大学攻勢となっており、20分くらいにまた失点してしまい1-2と逆転されてしまいます。

交代後の攻撃としては、左サイドの18番堀田稜が2回ほど、持ち味となる左サイドのスピードのある突破から中へ切れ込んでの鋭いシュートを放っていました。一本はクロスバーを叩く惜しいシュートでした。パス交換ではやはり18番堀田稜との関係性でよい距離感に14番矢島慎也がいつもいるというイメージでした。

25分に17番鈴木悠太に代わり23番長坂竜一、2番西山航平に代えて32番西袋裕太が入ります。

この交代で32番西袋裕太はセンターバックの位置へ、21番小出啓太が右サイドバックの位置に入りました。

両サイドにスピードのある選手が入ったことや、明治大学が攻勢ということもあり、カウンターやバックラインから長いボールで狙う攻撃が多くなり、攻められながらもそこを逆手に取った反撃も多く見られました。32番西袋裕太からの縦のロングフィードからの34番繁田秀斗の仕掛け、パスが長くなってラインを割ってしまったものの、29番小坂慎太朗から24番小峯洋介へのロングフィードや、15番野崎雅也からの23番長坂竜一を狙ったロングフィードなど追いつければ一気に得点も狙える形が作れるという惜しい場面が何度か作れていました。15番野崎雅也の時折狙うミドルシュートも良かったと思います。

後半終盤に、22番三上綾太に代わり大石祐輝(大石も背番号は22でした)、29番小坂慎太朗に代わり13番片槙吾、28番寄特直人に代わり20番今泉賢人、34番繁田秀斗に代わり26番カドコダイ・アシカンも投入され、結果的にトレセンでいなかったメンバーやU17日本代表合宿に参加していた新井純平を除いた今日いたメンバーが全てプレーしたことになりますね。

試合結果としては敗れましたが、プレーの激しさや個々の選手の試み、中盤での連携など、かなり良くなっていたと思います。

今回トレセンに参加していたメンバーや新井純平が加わって、更に新しく加わる1年生も含めてチーム内で競走しながら、それぞれのメンバーが特徴を生かして相手によって試合展開によって臨機応変に戦える、ドッシリしたチームになっていく姿を楽しみに見させてもらいますね。

お疲れ様でした。

ではでは!

「練習試合2011/02/27 – 浦和レッズユースvs明治大学 1-2敗戦・・・激しく戦い抜いた」への2件のフィードバック

  1. お疲れ様です。
    大学生相手に、なかなか良い試合でしたね。
    今シーズン期待できそうですね!!
    楽しみにしています。
    トップが厳しい分・・・

  2. 花:花様
    コメントありがとうございます。他の方も言っていましたが、今シーズンのユースは良い意味で競争意識が見られる、そういう起用の仕方がされている印象があります。
    試合中の声も少しずつ良く出るようになってきていますし、ベースとなる戦い方に選手の色が加わって色々なパターンの強い浦和レッズユースが見られるのではないかと期待できます。
    トップに関しては様子見です。

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