高円宮杯U18プレミアリーグ2011/07/03/ 第7節 vs三菱養和SCユース 0-1敗戦・・・悪い空気をすみません

三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2011年7月3日

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズサポーターに限らずだと思いますが、応援しているチームが負けたりすると、自分の応援が足りなかったとか思ったりすることが多々あります。なんか、そういうものを今日は自分が持ち込んでしまったのかな~と思ったりしています。

こちらのブログを読んでくださっている方にはご存知の通り、U17ワールドカップの日本代表に浦和レッズユースから参加している新井純平を応援にメキシコに行っていました。ただ、浦和レッズユースの全国リーグの再開には合わせたいということでこの日の試合観戦に間に合うように日程を組みました。

メキシコから日本へ帰国する日。早朝にメキシコ・シティのホテルから空港へタクシーで向かうと連日降り続いている雨の影響で空港へ向かう道が冠水状態で1台がやっと通れるくらいの水が少ないところに車が殺到し、大渋滞。これによって、なんと帰国便に間に合わず、当日日本に向かう便がないということで、まさかの経由地ダラス(アメリカ)で一泊することになってしまい、翌日の空いている便で帰国することになりました。成田空港到着が13:05予定だったので、今日の試合の巣鴨へ向かえば15:30の試合にギリギリ間に合うという計算・・・してたら、その便の出発が普通に30分遅れ、到着も20分ほど遅れ、更に間に合うための手段となる京成スカイライナー13:59発には間に合わず、節電ダイヤでその次の電車はキャンセル。結局、その次のスカイライナーで現地に着いたのが試合開始5分過ぎくらいから。それ以外にもダラスで仲良くなった人との待ち合わせが上手くかみ合わずだったり、滞在先のホテルの住所を確認しないで出かけて帰りにタクシーで帰る時に系列のホテルがダラスにたくさんあって行き先に苦戦したり、まあそんな感じで悪い流れをこの試合に引っ張りこんでしまった感じというか、こういうのは結構責任感じます。さらに、相性の悪い相手でここではすっきり試合が進まないことが多いと思ってしまったり。チームの敗戦の反省や、次の札幌遠征で切り替えて戦うことなどはやっていると思うので、何か上手く行かなかった流れの責任の何%か自分も背負わせてもらいます。。

ということで、試合。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

控え:18番西袋裕太、24番中村駿介、25番進昂平、28番関根貴大、30番関口亮助

となります。

この中断明けから、登録メンバーが30人に変わったとか?よくわかりませんが、これにより、より多くの選手を登録してチャンスを待ち、試合直前にアピールできたメンバーが出場できるわけですね。

ブクメが到着したのは前半開始5分過ぎくらいなのですが、これまでの間に14番繁田秀斗の惜しい得点チャンスがあったそうです。

試合展開としては、浦和の攻撃の一つのオプションとなる両サイドの前線の攻撃に対してしっかりマークについて浦和の長所を潰そうとする意図を感じました。実際にこれにより、サイドを使っての攻撃がかなり封じられてしまっていたように感じます。

また、このグラウンドは通常のグラウンドよりも狭い人工芝ぐらうんどで、ややサイドチェンジなどの際に目測を誤ってラインを超えてしまう場面もなんどか見られました。

このような試合の時には、両サイドバックも攻撃参加して入れ替わりながら仕掛けたりすることが必要になるのですが、相手の攻撃もサイドが上がろうとするスペースを狙う印象もあり、なんというかシンプルに正確に狙ってというよりは、中盤に入ったらやや雑にフワリとしたボールをとりあえず前線に放り込み、そこに前線の選手が鋭く狙ってくるというのでしょうか、とにかく正確ではないのに結果的に危険な攻撃になってしまうような、ディフェンスとしてはやりにくい攻め方をしてきます。

それにより、サイドも攻撃参加に集中することはできないような様子でしたね。

そのような中で、前半はリズムよく攻撃ができず、しかしながら決定的に危ないシーンも少ないというような、養和戦にありがちな展開で進んでいきます。

リズムが良くないため、なかなか12番高田拓弥にボールが収まらず、サイドもスペースを狙ってという形が先ほど書いたような理由でなかなか上手く行かない印象。

前半のチャンスとしては、6番野崎雅也から右へ展開された、パスを受けた7番鈴木悠太が仕掛けてクロス、飛び込んだ12番高田拓弥に僅かに合わずのシーンや、同じく7番鈴木悠太からパスを受けた10番矢島慎也のシュート、タイミングを見ながらの5番佐藤大介の攻撃参加、また、サイドをケアされる守備を突破するために、7番鈴木悠太が中へのドリブルで切り込むなど工夫も見られたものの、シュートがいずれも枠を捉えられません。前半最後にフリーキックのチャンスで、5番佐藤大介が直接ゴールを襲う鋭いシュートを放つも相手キーパーに弾かれて得点には至りません。

前半は0-0で終了します。

後半に入ると、浦和は細かい仕掛け、トリッキーな仕掛けで打開を図りだし、これにより前半に比べると相手が対応できず、突破できる回数が多くなります。

前半から、養和の選手の数名が激しいプレスというより少しラフなプレーが目立ち心配されましたが、その流れが悪い結果を生んでしまいます。右サイドで安定した守備をしていた2番西山航平がファールを受け、顔から出血(細かくは不明)でプレーを続行できず。早い段階で守備の交代を余儀なくされます。代わって18番西袋裕太が入り、右サイドバックに4番小出啓太が入り、18番西袋裕太がセンターバックの位置に入ります。

なんというか、前半を踏まえて対応しようと浦和の選手達が考えてプレーして、サイドではなく中を通すパスを使ってみたり、細かく打開するプレー、12番高田拓弥の動きも後半は正確さを増すなど、やりにくそうな展開は変わらないものの、後半は前半より可能性を感じるプレーが増えた印象があります。

後半15分に7番鈴木悠太に代わり28番関根貴大が入ります。リズムが良くなったとは言えないものの、代わった28番関根貴大から10番矢島慎也、12番高田拓弥とテンポ良い攻撃なども見え始めます。

更なる攻撃のバリュエーションを加えるために、25番進昂平を準備しているところで、ディフェンスラインの裏にパスを通され、GK1番三上綾太が飛び出すも一歩相手が先に触り失点。

決定的にやられている印象がないなかで反撃を試みようとするところでの失点が痛かったです。。

失点後に12番高田拓弥に代わり25番進昂平が入り、反撃を試みます。

浦和がやや押している後半終盤の時間帯で連続で獲得したコーナーキックのチャンスで18番西袋裕太が競り勝って味方にヘッドで繋げて狙うと言う場面が何度か見られましたが、これも得点までには至らず。

後半40分に5番佐藤大介に代えて24番中村駿介を投入して、なんとか得点を奪おうと残り時間得点を狙うも、結果的に得点はできずに0-1で試合終了。

やられた感じはないものの、終わってみると負けていたという、三菱養和との試合の時によくある展開での敗戦となってしまいました。

決定的に何が悪かったと言い難い試合でしたが、今後更に研究されることを考えると以前から触れている、スカウティングに負けないバリュエーションをどんどんトライしていく必要が今後は多くありそうですね。今日の試合を見ている限りでは、後半10番矢島慎也が絡んだ何度かのプレーで見られた、細かいトリッキーなプレーでの2人3人が絡んだコンビネーションは、相手も対応できていませんでしたので、このようなプレーを織り交ぜながら、相手がここを潰せばOKという状況ではない工夫でペースとリズムを掴んで、いつもの浦和の戦い方に相手を引き込んでしまえればよいかと思います。

さすがに全国リーグは簡単ではないですね。やりがいがあるでしょう?

さて、この試合の後に練習試合が行われたのですが、その試合は、24番中村駿介のゴールで1-0で勝利しました。怪我から復帰した15番小峯洋介が久々に登場し、ボランチの位置で持ちすぎず上手く捌き中盤でよい距離感で攻撃に絡んでいました。良い感じです。また、左サイドで前線の13番長谷優と左サイドバックの21番小坂慎太朗が、サイドからの攻撃をどんどん仕掛け、アピールしてました。これも良い感じです。

ということで、次は今節勝って浦和より上に行って首位に立ったコンサドーレ札幌U18とのアウェイでの試合になります。

きっちり勝って首位を奪回してやりましょう!

蒸し暑いコンディションの中お疲れ様でした!

ではでは~。