練習試合2012/03/17 浦和レッズユースvs関東第一高校 0-0引き分け・・・色々な組み合わせ継続中

レッズランド2012年3月17日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先週はトップの開幕戦の広島とジュニアユースの関東U15リーグ。先々週もジュニアユースの関東U15リーグに足を運んだということで、気が付けば3週間ぶりのユースの試合観戦となります。

今日の対戦相手は、関東第一高校。レッズランドでの試合となりました。

関東第一高校は、調べて見たら、東京の高校で今シーズンからプリンス2部に昇格して戦うというチームですね。

さてさて、昨日高円宮杯プレミアリーグの新シーズンの日程が発表され、ようやく本格的な公式戦のスタートを目指してという時期に入ってきました。

浦和レッズユースも、そろそろチームのメンバーがある程度固定され始めて連携の強化などを図っていく時期かな~と思いつつ試合を観戦しましたが、30分×3本で行われた今日の試合も、これまで同様、様々な選手の組み合わせを試しているという印象の試合となりました。

では、試合の話に移ります。

1本目のメンバーは以下。

GKが29番関口亮助、DFがセンターバックに4番齋藤一穂と16番西澤秀平、左サイドバックに7番広瀬陸斗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに33番須藤岳晟、トップ下に11番中村駿介と25番岸伯富実、FWが左に28番長谷優、右に34番関根貴大、真ん中に5番進昂平

となります。

まず、試合開始からパッと見た感じで、相手の組織がしっかりしていることと、守備のところでの激しさ、プレスの速さなどが良い印象と、浦和の連携面でのズレがちょうどかみ合ってしまっていて、仕掛けるところで奪われて逆にピンチを招くような展開が多くなっていたように感じます。

いわゆる、色々なメンバーで組み合わせた時に起こりがちな、ちょっとしたズレの積み重なりでリズムが作れないという感じですね。

実際、ピンチになる場面も多く、裏を取られてキーパーと1対1になるという場面も20分ほどにあったものの、これは29番関口亮助がしっかり防いでなんとか失点は免れました。

こういう展開と更に雨と言う悪条件も重なったので、難しい試合にはなっていましたが、その中でもいくつか可能性を感じるプレーが見られました。

まず、25番岸伯富実が視野広くパスを供給することができていたことで、大きな展開やワイドな展開で攻撃を作り出せるシーンが何度かありました。細かく仕掛けて引っ掛かる選手が多い中では効果的なプレーだったと思います。

また、フィニッシュまでは行かなかったものの、バックラインからサイドに開いた選手に渡して、すかさず前線の楔になる選手へパス、相手のプレスがかかる前にはたいてボランチのところから空いているサイドのスペースへ展開してという攻撃も何度か見られましたが、より精度が増して来れば相当効果的な攻撃になると思います。

1本目の終盤に見られた形の中で、33番須藤岳晟のインターセプトから素早く5番進昂平に当てて、サイドのスペースに開いた34番関根貴大にパスを通してドリブルからクロス。ここからクロスの精度と飛び込む選手のタイミングが合えばゴールになっていただろうという形は良かったですね。

実際は、ピンチの数の方が多かったかもしれませんが、1本目は29番関口亮助の好セーブもあり0-0で終了しました。

2本目のメンバーは以下。

GKが29番関口亮助、DFがセンターバックに6番副島暢人と26番小坂慎太朗、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに22番寄特直人、トップ下に32番條洋介と21番繁田秀斗、FWが左に24番金野僚太、右に27番小峯洋介、真ん中に19番大野将平

となります。

2本目に関しても、大まかな印象は1本目と同様で、お互いの動きが分からなくて、少しずつずれてしまいリズムが作れない。要するに、組み合わせによっては、発揮される良い部分での個性がなかなかチームとしては見られないという印象がありました。

2本目は10分くらいに20番新井純平が8番倉本隼吾と交代し、24番金野僚太がその後は右サイドバックに入り、8番倉本隼吾が左の前線に入ってのプレーとなりました。

2本目では、22番寄特直人から左の5番佐藤大介、中のスペースに入った21番繁田秀斗にあてて、右前線のスペースに走る27番小峯洋介へという展開など、崩しにかかるプレーの中で良いプレーも何度か見られました。

32番條洋介の惜しいミドルシュートもありつつ、2本目も0-0で終了。

3本目のメンバーは以下。

GKが23番吉野雅大、DFがセンターバックに6番副島暢人と26番小坂慎太朗、左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに24番金野僚太、MFがボランチに22番寄特直人、トップ下に30番立野峻平と21番繁田秀斗、FWが左に8番倉本隼吾、右に27番小峯洋介、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

3本目は、浦和優勢の時間帯を比較的多く作れる30分になったのですが、どこが改善されたなどは分からないものの、全体的に思い切りよくなったというか、動きに迷いと言うよりは、やってやろうというプレーが増えたというか、よくわかりません。

21番繁田秀斗が思い切りよくミドルシュートを狙ってみたり、24番金野僚太からのクロスボールに、待ってではなく、左のスペースから中のスペースへ走りこみながら力強くヘディングシュートを狙った8番倉本隼吾のプレーとか、後は、17番カドコダイ・アシカンがしっかり楔役として機能していたことも大きいと思いますが、良い距離感で中盤と楔の関係ができていたように思えます。

PKは外してしまったものの、17番カドコダイ・アシカンが、体格を生かした相手ディフェンダーが届かないような位置にうまくコントロールしたドリブルで抜け出して、ラストパスを27番小峯洋介に通したところをたまらず相手が倒してPKを奪った形も良かったと思います。

20分に26番小坂慎太朗と27番小峯洋介に代わり、2番上野文也と32番條洋介が入ったのですが、32番條洋介は見事なドリブルを見せ(シュートは外してしまったが・・)、2番上野文也も豪快なミドルシュートを放つなど、3本目は、なんか思い切りよくなってそれがチャンスの数を増やしたという印象を持ちました。

そんなわけで、試合自体は両チームとも得点入らずで終わったのですが、タイトルで書いたように色々な組み合わせを試している要素がまだ強いことで、一つのチームの形を決めて熟成させているというよりは、順応力を試しているというか、そんな感じなので、選手の中でも迷いが見えたり、上手く行かないと言葉に出していた選手もいましたね。

難しいことも多いと思いますが、今の時期は、こういう経験をしっかりしておいた方が良いと思います。シ
ーズン通して同じメンバーで戦えるという保証もないですし、今日うまく連携ができなかったのであれば、そこをできるようにすることが成長ですしレベルアップですからね。

今日からは、日程的に公式戦スタートまで、じっくり多くの試合を見させてもらえると思うので、どこまで層の厚いチームとなって、ベースとなるメンバーがどっしりしたチームになっていくか、これからの一か月をまた楽しみに見させてもらいますね!

ではでは~。

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