高円宮杯プレミアリーグ2012/12/02 第17節 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 1-0勝利・・・最終節へつなぐ勝利!

埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

Jユースカップ期間でしばらく中断していた残り2節のプレミアリーグが今週から再開されます。ご存知のように、浦和レッズユースは、いわゆる崖っぷちの状況で、残留のためにあと2つを必ず勝つことが残留の最低条件となります。

Jユースカップは2回戦で残念ながら敗退してしまいましたが、予選から2回戦までの戦いの中で、この残り2節のプレミアリーグで勝利するために必要な様々な要素、こういう経験をしておいてほしいというタイプの相手と上手く対戦することができ、また、ある程度の結果も残し、守備の部分での集中力も高まり、決して悪い状況ではなく、良い流れでこの試合を迎えることができたと思っています。

今日は、とにかく勝てばよい試合でした。そういう意味では、狙い通りの結果を残すことができた試合と言えますね。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と34番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に14番関根貴大、FWが左に32番小川紘生、右に16番岸伯富実、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

先週の広島戦で負傷していたらしい10番中村駿介は、スタメンから外れていました。これにより、トップ下の位置には14番関根貴大が入り、この試合の右前線は16番岸伯富実が入りましたね。

今日の勝利につながった第1の要因は、スタートで押し切って得点を決めきってしまうことができたことだと思います。

試合開始早々から浦和が迫力のある攻めを見せ、まず1分にコーナーキックから5番佐藤大介がヘッドで飛び込む惜しいチャンスを作り、その後2分に、2番新井純平が右サイドから鋭い攻撃参加を見せてスピードのあるクロスを上げ、この流れから最後に5番佐藤大介が押し込んでゴールを決めます。

引き分けでもOKという状況だった相手に対して、プランを完全に崩す先制点で1-0と早々に浦和がリードを奪います。

浦和の狙い通りの試合のスタートを切ることができたものの、得点を奪いに来る相手の勢いと、中盤で落ち着けることができない状況が重なり、相手に攻め込まれる回数も多くなる展開になります。

この試合で、トップ下に入った14番関根貴大が、いつもこの位置に入っている10番中村駿介と比べると、しっかりキープしてゲームを作るタイプと言うよりは、簡単にはたいて自らも抜けるようなプレーが得意な選手であることも多少は影響したと思いますが、中盤でのタメがここでは作られにくい状況であり、また2ボランチの19番須藤岳晟と3番寄特直人のところでも、タメを作って落ち着けようというプレーが少なく、相手も中盤を狙って激しく来たり、放り込んでサイドから仕掛けようとしてくるため、後手後手になる時間も多くなりました。

ただ、10分くらいには、ディフェンスラインのところでゆっくりパスを回すなど相手のペースに乗らないようにという意図の見えるパス回しなどもあり、比較的対応できるようになっていたと思います。

また、大前提として守備のところでの集中力の高さが試合を通じて保たれていたために、攻め込まれているという時間自体は多くなってはいたものの、際のところでは集中してほぼ跳ね返せていたと思います。

25分くらいからは、再び浦和が攻める回数も増えてきます。中盤で19番須藤岳晟がインターセプトして16番岸伯富実につなげての仕掛け、前線で14番関根貴大が粘ってファールをもらい直接ゴールを狙いやすい位置でフリーキックを獲得したり、前半の終盤では16番岸伯富実がトップ下に入り、14番関根貴大が右前線に入る時間帯なども作り、試合の中で状況の対処を上手く試みていましたね。

また比較的守備のバランスを取りながら、ここぞという時に右サイドバックの2番新井純平が攻撃参加した場面でも、例えば37分の14番関根貴大と2番新井純平のワンツーからの攻撃参加や40分にも同様の攻めで相手守備陣を脅かす攻撃ができていました。

前半終了間際に、14番関根貴大からのパスを受けた32番小川紘生がドリブルで仕掛けてシュートまで持ち込んだらしい場面がありましたが、ここはキーパーに防がれてしまいます。

惜しい形は先制点以降も複数回作れていたものの、追加点を決めるというところまでは行かず、スコアは動かず前半は1-0で終了します。

後半はスタートから、14番関根貴大に代えて10番中村駿介が入りました。10番中村駿介は怪我明けで今日は難しいようなこともなんとなく聞いていたことや、ポジション的に思うようにいっていないようにも見えたものの、要所要所ではさすがというプレーを見せていた14番関根貴大を下げるという選択肢に「???」となったのですが、14番関根貴大は、体を痛めてしまってということでの交代だったとのことです。

やや動きが重たそうな様子や、ふんばりが効かない部分などは見られるものの、交代で出場した10番中村駿介にボールが集まる回数は多く、上手くタメを作りながら捌くプレーはさすがだと感じました。

そんな後半ですが、5分にキーパーの頭を越され、後は相手の選手が押し込めば得点されてしまうという決定的な場面で、2番新井純平がギリギリのところで防ぎ、ここでの失点を防ぎます。

この流れで失点しなかったことも、かなり大きかったと思います。

浦和の攻撃では、11分に右の16番岸伯富実から32番小川紘生を経由して左から攻める5番佐藤大介が仕掛ける惜しい場面。

また、16分には32番小川紘生がドリブルでゴール前へ迫り、相手の守備の意識を集中させたところで右から上がる16番岸伯富実に預けるも、狙ったシュートは枠を捉えられず。

更に19分には、10番中村駿介がドリブルで右サイドを攻め上がりクロスを上げると20番広瀬陸斗がヘッドですらし、ファーサイドに走る32番小川紘生に渡りゴールを狙うも決めきれず。

23分には32番小川紘生のクロスから16番岸伯富実がヘッドで狙う惜しい場面もありました。

相手の長めのパスなどからの攻撃は守備陣が集中して跳ね返しつつ、後半の半分くらいまでは浦和も追加点のチャンスは比較的多く作れていたものの、ここで2点目を挙げることはできませんでした。

27分に16番岸伯富実に代わり8番繁田秀斗が入り、33分に20番広瀬陸斗に代わり21番進昂平が入ります。

この残りの10分くらいは、得点を奪わなければならない相手と、失点を防ぎ、狙えるときに追加点をとって決めてしまいたい浦和の気持ちのぶつかり合いの時間となりました。

そんな中で、途中から入った8番繁田秀斗が得点の意識高くシュ
ートを狙う回数も多く、またサイドからのクロスを上げる場面でも行けるならより深くまで切り込んでからクロスを上げるという意識を見せてくれていました。

Jユースカップの1回戦で公式戦初ゴールを決めた19番須藤岳晟が、うまいコースを狙ったシュートを狙い、キーパーにはじき出されてコーナーキックという流れにはなったものの、隙を見てゴールを狙うプレーも見られました。

後半の終盤に、結構ペナルティエリアに近い位置でフリーキックを与えてしまう場面は多かったものの、ここも集中して防ぎ切りました。特に5番佐藤大介が体ごと投げ出すような気持ちの入ったプレーを見せるのと同様に守備陣全体が集中して守るプレーが印象的でした。

44分に32番小川紘生に代わり12番小坂慎太朗を投入し、相手の人数をかけて一点を取りに来る攻めをなんとか防ぎ切り、1-0で試合終了となりました。

相手に勝ち点1でも取られたら降格と言う緊張感のある戦いの中で、よくやってくれました!

それにしても、なかなか楽には勝たせてくれませんね。おそらく、最終戦も守備意識の高い相手でしょうし、簡単には得点を取らせてもらえないかもしれませんが、今日のように、「ここで取ってやる!」という時間帯にしっかり相手を圧倒して得点を奪ってしまえる展開にできると理想的ですね。あの、試合開始の迫力はなかなかのものでしたよ!

勝って待つ。分かりやすい状況です。来週もやってやりましょう!

ではでは。 

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おまけの写真。