どうも、浦和サポブクメです☆
第22回埼玉県クラブユース(U-14)サッカー大会決勝から、1か月ほどの期間を経て、いよいよ関東U15リーグが開幕。ジュニアユースの長いシーズンが今日からスタートします。昨年から、このリーグ戦も完全なホーム&アウェイ方式になり、そのため準備期間が十分に取れない中でのチーム作りをして、ある程度チームのベースを作りリーグ戦の中でチームを完成に近づけていく、なかなか大変なレギュレーションの変更も昨シーズンのリーグ戦で苦しんだ一つの要素でもあり、昨年の経験も活かしつつ、今年のチームがどのような状態でこの大会に入っていくのか、見る側としても期待と不安の中で足を運びました。
第1節の対戦相手は、川崎フロンターレU15とのアウェイゲームということで、場所は違いますが、条件は昨年とまったく同じ中でのスタートとなります。
あ、ブクメは今日の試合の麻生グラウンドに、4,5年前(?)くらいにユースの試合で来たことがあるのですが、公共交通機関で来てくださいという場所と言うことで、電車で最寄駅の栗平駅まで行って歩いたのですが、一度来たことがあるから余裕だろうと思って歩いてみたら、まんまと迷いました。思いっきり、曲がらなければならないところを、オーバーして歩いていて、不安になり、川沿いを散歩していた方に聞いたら、散歩コースだということで、グラウンドまで一緒に歩いて送ってもらいました、ありがとうございました。相変わらずですね。
ということで、堅苦しい文章に関係ない文章を加えつつ、試合の話に移りますね。
まず、天候ですが、ここしばらく試合に足を運べば強風というケースが多かったのですが、今日は久しぶりに、ほとんど風がないようなコンディションでの試合となりました。時折、ポツポツ雨が降る時間帯もあったものの、明らかに試合を左右するようなマイナスの要素が少ない中での試合となりました。
この試合のスタメンは以下となります。
GK1番関敦也、DFが左サイドバックに12番関慎之介、、右サイドバックに15番高橋海翔、センターバックに4番轡田登と20番小崎魁、MFが左に11番川上エドオジョン智慧、右に13番中嶋海登、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に9番町田ジェフリー
となります。
怪我の選手や怪我明けの選手などが数人現状でいるということです。
1年生(新2年生)の立川将吾が中盤としてスタメンで出場しています。また、最初に凄く気になったのが、轡田登の背番号が4になっていて、センターバックでスタメン出場していたことで、確かに新人戦の決勝ではセンターバックをやっていたものの、負傷選手がいあるために一時的な起用かと思っていたのですが、背番号を考えると、今シーズンは基本守備の選手としてやるのかな~と思いつつ、いくつかの変更点がある部分は、負傷選手が復帰してきたときに、今回のメンバーやポジションなど、どのように変更されていくかなど、じっくり今後見て行ければと思います。
また、U15の日本代表に川上エドオジョン智慧と町田ジェフリーが選ばれているので、おそらく来週末のホーム開幕戦には出場できずに変更など加わると思います。
色々な想像ができるのも開幕戦の楽しいところでもありますね。
試合開始から、まず感じたことは中盤でプレーする8番松高遼と23番立川将吾のプレーの質の高さで、ユースも現状練習試合で見る限りではこのフォーメーションで戦っているものの、中盤の構成と安定感がなかなか作れずに苦戦していることで、なかなかチーム全体の攻撃が機能しない様子を見ていた中なので、よりその部分のプレーに目を奪われました。
8番松高遼のところでボールを落ち着けて捌くことができ、23番立川将吾も同様のプレーに加えて中盤での守備に関しても献身的に運動量豊富に抑えていくことができているために、まずここで相手より上回り、それによってより前線の選手やサイドの選手が攻撃をしやすい状況を作れていたと思います。
その辺りを踏まえて、試合の流れを書いていきます。
前半数分のところで、23番立川将吾からのパスに11番川上エドオジョン智慧が抜け出す場面であったり、11番川上エドオジョン智慧から裏に抜ける10番萩原大智へのパスの狙いなど、繋がったりオフサイドにならなければ決定的というチャンスを作ることができており、11分には、ペナルティエリア内で11番川上エドオジョン智慧にパスが入った時にワンタッチのヒールパスで落として、9番町田ジェフリーがシュートを放つ形など、11番川上エドオジョン智慧と9番町田ジェフリーの2人が絡んだ仕掛けというものも多く見ることができました。
12分の攻撃の場面では、中盤で8番松高遼がボールをキープし、右前線を走る13番中嶋海登にパスを供給してクロスを上げるタイミングでゴール前には、しっかり3人が入ることができており、サイドからの攻撃の際に多く人数をかけるということもできていました。
16分には、23番立川将吾が中盤でプレスをかけてボールを奪い、前線の9番町田ジェフリーに供給、惜しい場面を作ります。
コーナーキックのチャンスでは、4番轡田登と浦和カップの時にセットプレーで強さを見せていた20番小崎魁が相手にとって脅威になるようなヘディングの強さを見せてチャンスを作る場面も多くありました。
22分には、右サイドを駆け上がる10番萩原大智へパスが通り、グラウンダーのクロスが9番町田ジェフリーに通るも相手ディフェンダーが付いている状態だったため、いったん下げ、そのパスを受けた23番立川将吾がミドルシュートを狙います。これは、ディフェンダーに当たり得点にならなかったものの、面白い狙いでした。
面白い狙いという意味では、その後の23分のプレーで、9番町田ジェフリーが右サイドの深いところまで持ち込んでクロスを上げる際の11番川上エドオジョン智慧の動きで、ペナルティエリアの中ほどから、相手キーパーが9番町田ジェフリーのクロスのコースを塞ごうと絞っていた、その前のスペースに斜めに勢いよく走り込み、そこに対してタイミングよく9番町田ジェフリーがクロスを入れ、触ってコースを変えてチャンスを作ろうと狙った場面。
連携がうまく合って来ないとこのような動きはなかなかできないため、このようなプレーが出るようになっているこでチームとしての連携の質も上がってきていることを確認できました。
そして、迎えた24分に浦和が見事なゴールで先制します。
まず、10番萩原大智が相手ディフェンダーをテクニックとスピードでかわし、一気にペナルティエ
リアの深いところまで持ち込んでファーサイドへ鋭いパスを通すとパスを受けた(この選手が誰だったか確認できず・・・)が、シュート。このままでも枠を捉えていたかもしれませんが、そこに9番町田ジェフリーがしっかり反応した押し込みゴール(*オフィシャルでは11番川上エドオジョン智慧のゴールとなっていますので、そちらが正しいかと思います。)
ここぞという時の個人技からの打開と右から左、左から右と横の動きを上手く使った崩しからのゴールでした。
1-0となります。
その後も、8番松高遼から11番川上エドオジョン智慧、逆サイドに展開して13番中嶋海登のクロスに10番萩原大智が合わせる場面や、12番関慎之介、10番萩原大智、下げて受けた選手から前線へとテンポ良いパスからの攻撃など、チャンスを作り、迎えた33分にサイドからの攻撃から11番川上エドオジョン智慧がシュートし、そのこぼれ球をつめていた15番高橋海翔が押し込んでゴール。
2-0とします。
このゴールの直後に、1年生の試合でも良く見られる、23番立川将吾の枠を的確にとらえるミドルシュートで惜しいチャンスを作るなど、持ち味を見せます。
更に、流れの中で4番轡田登が攻撃参加する場面も増え、この時にディフェンスに戻るようにと言う声も聞こえましたが、ディフェンスラインを見るとしっかり8番松高遼がディフェンスラインに入っており、しっかりバランスは取れていました。
チームの中での約束事はあると思いますが、このように守備の選手の攻撃参加に対して、他の選手がしっかりそのポジションをカバーするような連携もうまくできていたのが良かったです。
その後も、前半だけでも決まっていてもおかしくない、決めておかなければならなかったと言えるかもしれない決定的なチャンスが何度もありましたが、決めきれない中で、39分に崩されたとは言えないものの、ペナルティエリア付近でクロスを上げられクリアボールを豪快にけりこまれてしまい1点返されます。
前半は1-2で終了します。
後半も浦和の攻勢は変わらず、開始早々に9番町田ジェフリーのポストプレーから10番萩原大智につなげ、11番川上エドオジョン智慧がシュートを放つもこれはクリアされるも、こぼれ球を13番中嶋海登が再びシュート、しかしこれも枠を捉えられず、決定的な形を作りながらなかなか突き放すことができません。
直後にも、相手ペナルティエリア内で23番立川将吾のシュートからディフェンダーに当たりこぼれ、浦和の選手がシュート、またディフェンダー、シュートと3,4回押し込めてしまえば良いというチャンスがありながら決めきれず。
チャンスが多いところで少し攻撃に気持ちがよるところでカウンター気味に危ない場面が作られる回数が増える中で、4番轡田登が高さ、的確な対応で相手の攻撃を摘むプレーもこの時間帯は目立っていました。
20分には、15番高橋海翔からの縦パスを23番立川将吾がスルーし、その奥にいた13番中嶋海登にとおり、そこから仕掛ける攻撃、更に、13番中嶋海登からのクロスに対して、10番萩原大智が受けてシュート、これはキーパーに阻まれるもこぼれ球を11番川上エドオジョン智慧が押し込もうとするもこれは枠を捉えられず。
この時間帯でも、8番松高遼と23番立川将吾の中盤でのプレーの質は変わらず、浦和の攻勢は変わらなかったものの、相手選手も得点を奪うために前線で激しく追い回すようなプレーが増えていたところで、守備の連係のところで上手く行かず、失点し、2-2とされてしまいます。
28分に、11番川上エドオジョン智慧に代わり24番シマブク・カズヨシが入ります。
残り10分ほどの時間で、交代出場した24番シマブク・カズヨシがサイドから切り込んでシュートを狙う場面や、ロングボールに対して9番町田ジェフリーが競り、こぼれたところをしっかり10番萩原大智が反応してコースを狙ったシュートは、ポストに当たりゴールならず、20番小崎魁のロングボールから9番町田ジェフリーが落として24番シマブク・カズヨシが攻め込む形など、逆転できるチャンスはあったものの、決めきれないという形が続き、逆に試合終了間際に相手に決定的な場面を作られるも、ここは20番小崎魁が何とかクリアして防ぎ、結局試合は2-2で終了となりました。
さて、今日の試合をどう評価しましょうか。
試合、勝負と言う意味では、凄く分かりやすいです。決める時に決める、1点差と言う状況の危険から早く脱するために、あれだけ多く決定機を作れていたところでもう2点ほど決めておけば良かっただけなんですね。
2失点目のところでは、守備のところで、相手が追い回してくる時間帯だったので、その状況判断をしっかりしてディフェンダー含めて、セイフティに行くところは行くとか、そういう部分を意識するだけでOKだと思います。
正直、今年のチームは新人戦でも結果を残していたり、気持ちの強さもあるチームということで、結果と言うものに関しては最初から出していくだろうとは思っていたものの、攻撃のバリュエーションだったり、中盤での落ち着きだったり、守備にしても、動きが硬いかなという対応はまだ見られた部分はあったものの、思った以上に安定しているし、タイトルにも書いたように、期待していたスタートラインとしてブクメが考えていた2013シーズンの浦和レッズジュニアユースというチームをはるかに超えたところにスタートラインを引いてくれたなという印象がものすごく強かったです。
もちろん、ここからの成長曲線が緩やかになってしまってはダメなのですが、選手間の声も凄く出ていて味方同士の声の掛け合いもできてたし、貪欲な選手が多い印象も持てたので、これから更に強くなっていくと思います。
期待しています!気持ちは常に高いところを見て、どんな相手に対しても驕らず、戦う姿勢を継続して行ってください!
この試合の後に、40分の練習試合が行われたので、そちらについても触れておきますね。
GK25番高草木天平、DFが左サイドバックに14番野口琢真、、右サイドバックに21番大西翔也、センターバックに2番浅賀祐太と16番斎木大輔、MFが左に22番樋口颯太、右に24番シマブク・カズヨシ、真ん中に6番知久航介と17番平野正人、FWが左に11番川上エドオジョン智慧、右に19番清水裕太
となります。
この試合は、17分に22番樋口颯太からのパスを受けた24番シマブク・カズヨシがゴールし、1-0で勝利でした!
ではでは。
おまけの写真。
試合を見に行く機会もなかなかなく、
子供からもなかなか試合の話を聞かないので、こちらのブログを読むと、U15の子供達が日々、頑張っている姿が目に浮かびます。家族で有難く拝見させて頂きました。ありがとうございました。
machida様
コメントありがとうございます!
細かい情報が的確かどうかには自信がありませんが、雰囲気などはできる限り的確に伝えられるように心がけております。
今後ともよろしくお願いします!