Jユースカップ2011/11/23 – 決勝トーナメント2回戦 vs 清水エスパルスユース 1-3敗戦・・・未熟さ

清水エスパルス三保グラウンド2011年11月23日三保の海2011年11月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに4番小出啓太と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

(交代)

後半10分:18番西袋裕太⇒17番今泉賢人、

後半22分:11番堀田稜、7番鈴木悠太⇒24番中村駿介、28番関根貴大

後半35分:5番佐藤大介⇒3番寄特直人

(天候)

曇り⇒前半終盤から雨

となります。

前半2失点、後半の早い時間に3失点目を喫し、試合終盤に混戦から12番高田拓弥が1点を返すという試合でした。

今日は、細かいことは書きません。とにかく思うように行かない、天候も浦和にとってやりにくい移り変わりとなり、浦和サポとして見ていた自分の中でも何か、あまり好きではない自分が現れていたような、なんとも言えない試合となりました。

Jユースカップは、グループステージ3試合、決勝トーナメント1回戦と2回戦の計5試合を戦い残念ながら敗退となりました。

ここに来て、やろうとすればするほど、なぜか上手くいかない試合が出てしまった。そういう言葉に置き換えるしかできないような敗戦でした。

この大会に臨むにあたって、監督が代わったり、メンバーにも変更があった。細かいことはよくわかりませんが、プレミアリーグでスタメンだった選手がベンチにも入らない試合が増えた。その反面、この大会で多く出場機会を得た選手が自信をつけて存在感が増す結果にもつながったのも事実。

ただ、決勝トーナメントに入って、なぜか大会に優勝するには正直足りないものを感じてしまったのも事実。育成のカテゴリは捉え方が難しい。この世代を見守らせていただくサポーターとしては、今日のような試合ほど、試合後にあいさつに来てくれた選手たちに対してどうしていいのかわからない。

こうすれば絶対ということは決してないサッカーですが、結果的に今年は関東圏外への中距離以上のアウェイで一つも勝つことができなかった。それが、この試合でも同様に起こってしまった。アウェイになるとプレーが委縮するとか、移動の疲労が影響するとか、特にそういうことでもなく、試合自体は支配していた試合も多かった・・・のに、結果的には全部負けていた。

きつい現実ですよね。

ただ、辛いんですけど、悔しい経験はすればするほど、そこから得られるものも本当に想像以上になるものなんです。

1年生、2年生にとっては、このユースというカテゴリで来年以降の戦いでここを乗り越えないと優勝なんてできないというメッセージだったと考えるべきであり、しっかり受け止めて分析しなければならないもの。同時に、その先には優勝があるということでもあります。

プレミアリーグは2試合残っているものの、タイトルの可能性が残る3年生の最後の大会は終わってしまった。その3年生にとっては、その先に新しい挑戦が待っているわけで、そこでの戦いで同じような場で戦うのであれば、悔しい経験から学んだ人とそうでない人であれば当然前者には、後者にはない強みを持つことができているわけです。

まあ、なんというか、人生振り返ってみて、やっぱり自分に当てはめてみてもそうだと思うんですよね。その時は、「なんでこんな辛い思いをしなけりゃならんのだ!」と思うことでも、やっぱり後々、その経験のおかげで人より深く考えられたり行動できたりすることってあるんです。

なんだろう・・・、方向音痴は、道によく迷うけど割と発見が多いとか・・・、いや、全然関係ないですけどね。

脱線しまくりですみませんでした。

毎回ブログのタイトルの後に・・・の後に付け加えている部分ですが、「プロ」になるためにユースに所属しているということを考えると今日の敗因がなんだろうと、考えてみたら、その言葉が浮かんで来たので「未熟さ」と書きました。

サッカーのプロになるための技術は皆持っているのが浦和の下部組織。そこから、プロになるためには、さまざまな未熟さを克服して成熟させなければならない。

自分も下部組織を見る浦和サポとしては未熟。それを痛感したのが今日。なので、考えて考えて考え続けて、成熟して行けるように、選手の皆さんに負けないようにやっていきます。

ではでは。

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/09/04/ 第10節 vs清水エスパルスユース 1-2敗戦・・・どちらに重きを置くか

アウスタ日本平2011年9月4日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

夏の広島遠征で手応えを掴み、いよいよ公式戦が再開されます。優勝を考えた時には数字的に苦しい状況に追い詰められての折り返しとなるプレミアリーグ。見る側としても、逆転優勝のために勝ちに拘った戦い方になるのか、少し育成という面での経験値、Jユースカップや来期まで見据えた、試すことや見極めることに重点を置くのか、少し気持ちの置き所が難しいプレミアリーグはアウェイ日本平での清水エスパルスユース戦で再開となりました。

直接的に直撃しているわけではないものの、巨大台風の影響で所々で物凄い雨が降ったり、強風に見舞われたり、正確なプレーをするには大変な環境下での試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GK30番関口亮助、DFがセンターバックに6番野崎雅也と4番小出啓太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに8番片槙吾、トップ下に24番中村駿介と23番岸伯富実、FWが左に11番堀田稜、右に10番矢島慎也、真ん中に12番高田拓弥

となります。

トップ昇格が決まり、昨年の岡本拓也のようにユースの試合には出場させない可能性もあるかと思っていた矢島慎也と野崎雅也が揃ってスタメン出場。しかしながら、野崎雅也はセンターバックとして、矢島慎也がフォワードの右ということで、チームとしては、先を見据えた戦いをするという意図が感じられ、彼らがドッシリと存在感を見せていたポジションにあえておかずに戦うという選択がされていました。

また、公式戦という意味ではこれまでと比べて起用にも何箇所か変化が見られました。左サイドバックには広島遠征でかなり質の高いプレーを見せた21番小坂慎太朗がスタメン、キーパーを1年生の30番関口亮助が任されました。

試合開始から、ペースを握ったのは浦和レッズユース。激しくプレスに来るというよりは、スペースを消そうと言うようなディフェンス。2トップの二人以外は比較的守備に重点を置いた清水エスパルスに対して、浦和が小気味良くボールを回しながら攻撃を展開していくという流れ。

その中でも、トップ下に入った24番中村駿介の中盤でのスペースの使い方が上手く、良い場所に入るため、上手く経由役として前へ後ろへ動きながら攻撃に貢献することができていました。

また、右サイドバックに入った20番新井純平も、まずは持ち味のオーバーラップからの攻撃参加を果敢に仕掛ける場面を何度も作りながら、この試合では数人の選手との連携から抜け出したり、ディフェンダーを越えるフワリとした浮き球で裏へのパスを供給したり、更にバリュエーションが増えている印象がありました。

10番矢島慎也もさすがのボールコントロールでこの試合ではどちらかと言うと、チャンスメイクの方が多かったように感じましたが、存在感を見せていました。

流れは良いものの、相手ゴールを脅かす決定的な場面までなかなか結びつかない中で、中盤でボールを捌きながら23番岸伯富実が意識的にシュートを狙っているのが印象的でした。

時折相手のフォワードが個人技で鋭く攻めて来るところを、ボランチの8番片槙吾が上手く潰していたのも印象的でした。このポジションでしっかりこの仕事ができると守備も大分落ち着きます。

左サイドバックの21番小坂慎太朗は少し動きに堅さが見られたものの、前半終盤ではロングフィードから11番堀田稜が受けた際にタイミングよく前めにポジションを上げて11番堀田稜が下げた所をダイレクトで右前線へ放り込むという場面がありました。これは、キーパーにキャッチされてしまいましたが、広島遠征で頻繁に見せていたこういうタイミングよくスルスルと前線へ押上げながら、攻撃参加するプレーは良かったです。この試合では余り見せられませんでしたが、どの試合でもこういうプレーが何度も見せられると更に相手にとって脅威となると思います。

先ほど書いたように、前半は浦和らしい良さは随所に見られたものの、得点が遠いという時間帯が続きながらも、35分には11番堀田稜がサイドをドリブルで切り裂きシュート。キーパーが弾いた所に10番矢島慎也がシュートを狙うもディフェンダーに触られ惜しくもゴールならず、更にそこで得たコーナーキックのチャンスで混戦から6番野崎雅也が押し込んだかと思ったら、その前でファールがあったとか。本当にファールなの、ふ~ん、と納得いかない判定で浦和の先制ゴールはなりませんでした。

0-0ながら、手応えを掴んでハーフタイムを迎えます。

後半に入り、最初の数分で6番野崎雅也から24番中村駿介へのパス、テンポ良くパスを受けた24番中村駿介がアウトサイドで左前線の11番堀田稜へ渡りクロスという大きなチャンスを作ったり、11番堀田稜から10番矢島慎也へパスが出され、個人技で交わしてシュートを狙うなど、後半も浦和が良いスタートを切るかに思われましたが、どうも全体的にフワッと後半に入ってしまったのか、精度に欠くプレーや浦和の守備ラインに近い位置でミスから奪われるなど、この流れからやられた試合が何試合もある入り方をしてしまいます。

こういうプレーが続くと当然リズムも悪くなり、相手ペースになっていく中で、前線で上手くボールを収めることが出来なかったところをまずは修正しようと言うことだと思いますが、15分に12番高田拓弥に代えて25番進昂平が入ります。

25番進昂平は、相手ディフェンダーの視界から一旦消えてからディフェンダーの前に出るなど駆け引きしながらボールを受ける動きをするものの、どうもフワッとした流れのためか、そこに効果的なパスが供給される所まで行かず。ちょっと危ない時間帯だと思っていた矢先にセットプレーから失点。これで守備陣が慌てたということではないものの、この2分後に得点で勢いづいた相手に攻め込まれ、ディフェンダーの寄せが悪いとは思わないものの、見事なシュートを決められてしまい0-2とされてしまいます。

反撃を試みる浦和は21番中村駿介からのパスを受けた23番岸伯富実がシュートを狙ったり、6番野崎雅也からのパスを受けた10番矢島慎也がシュートを狙うも得点には至らず。

30分に23番岸伯富実に代わり28番関根貴大が入ります。

その後、34分に中村駿介が技ありのミドルシュートでゴールを決め1点差まで詰め寄り、更に交替選手を中心に反撃を試みます。その中でも、ゴールは入らなかったものの、その展開に鳥肌が立ったプレーがあります。それは、25番進昂平にパスが入る瞬間に28番関根貴大がディフェンスの裏めがけて、走ればパスが出ると分かっているかのように鋭く走ると、パスを受けた25番進昂平が素早く鋭いパスを28番関根貴大がトップスピードで走る裏へ通す。飛び出してきたキーパーとどちらが先に触るかというギリギリのところでキーパーに僅かのところで先に触られてしまったものの、あと一歩足が伸びていたら、その動きは確実に倒れこむキーパーを越える浮かすシュートを狙っていたことが分かる。この1連のプレーは凄かったです。でも、ゴールではないんですけど・・・。

そして、パワープレーとしての投入となりますが、40分に24番中村駿介に代えて18番西袋裕太が投入されます。

結果的に、そのパワープレーも得点までは結びつかなかったものの、凄かったのは中盤でボールを捌く以外は前線に飛び出して競る役として上がった18番西袋裕太に残り時間で5本くらいはロングボールが入ったと思うのですが、その全てで競り勝っていたんですね。この大会のFC東京U-18戦のときにも感じましたが、得点を奪わなければならないときの起用方法として、このパターンはかなりの武器になります。

はい、結果は1-2の敗戦です。

ポイントポイントで見ると、今後の戦いに向けて相当期待が広がるプレーを見せた選手も多く、先を見据えて試合を見ればよい試合でした。ただ、やはり勝つために必要な要素では反省してもらいたいことがはっきり出てしまった試合でもありますよね。後半スタートからの精度を欠いたプレーの連発。このフワッとした流れに対して怒る選手がおらず、そのまま全体的にふわふわっとしていましたよ。また、やはり決め所での激しさやここで決めておけば試合自体の進め方が楽になるという局面で、決めきる迫力を感じなかったです。確かに6番野崎雅也の得点がカウントされていれば流れは変わっていたかもしれませんので、そこは複雑ですが・・・。

それぞれの選手に新しく誉めたい箇所が見られながらも、怒りたい試合でもある。複雑です。

札幌引き分けましたよ。まだまだ逆転優勝狙えますよ。

今日のような、経験やこれからの戦いを考えた起用采配でも、はっきり言ってこのくらいの戦い方ができるのであれば勝ちながら同時にやれるはずです。

だから、ワガママですが見る側のブクメとしては、新たな発見を毎回見つけられ、更に結果も伴っている。プレミアリーグにはそれを求めることにします。

大荒れのコンディションの中、お疲れ様でした!

ではでは~!

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/04/10/ 第1節 vs清水エスパルスユース 4-0勝利・・・今年の形

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年4月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

タイトルでのこの大会の名称をフルに入れると長すぎ、プレミアリーグのみにしてしまうと、どこかのリーグと混同してしまうということで、とりあえずこの大会は「高円宮杯U18プレミアリーグ2011」に統一させてもらいます。

さてさて、いよいよ始まりました。楽しみでもあり、不安もあり、見る自分も不思議なテンションになっていました。

今大会の現在の登録メンバーと背番号は以下。

1番三上綾太(GK)、2番西山航平(DF)、3番寄特直人(DF)、4番小出啓太(DF)、5番佐藤大介(DF)、6番野崎雅也(MF・キャプテン)、7番鈴木悠太(FW)、8番片槙吾(MF)、9番長坂竜一(FW)、10番矢島慎也(MF)、11番堀田稜(FW)、12番高田拓弥(FW)、13番長谷優(FW)、14番繁田秀斗(MF)、15番小峯洋介(MF)、16番大石祐輝(GK)、17番カドコダイ・アシカン(FW)、18番西袋裕太(DF)、19番西澤秀平(DF)、20番新井純平(DF)、21番小坂慎太朗(DF)、22番吉野雅大(GK)、23番岸伯富実(MF)

大会の登録メンバーが23人で一定の期間で再登録になると思われます。現時点では、新1年生でGK吉野雅大がメンバー登録されています。長丁場の大会になりますので、今回メンバーに入れなかった選手達が意識して、レベルアップして行き今のメンバーを如何に脅かしていくかが重要になってきます。その辺りがこれまでの短期決戦の大会と違うところです。モチベーションを下げずにやることもプロに近づくために不可欠ですからね。

さて、一つの試合に拘りすぎる必要はない長期戦の大会ではあるものの、ホームであり初戦ですから良い形で勝利したい試合。更に準備期間が短く実戦経験が予定より減っているため、特に今月の試合でどれだけチーム力を安定させていくかなどを考えても重要な一戦です。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

前半のスタートは緊張感からか、様子見なのか、両チームともしっかり繋いでしっかり守ってという印象がありました。プレスの激しい相手で最初からガンガン来られると、苦戦するかもしれないと思っていましたが、比較的清水のプレスは激しさを欠いており、思うようにボールを回せていた印象があります。

序盤は裏を狙って得点を狙う動きが持ち味の12番高田拓弥を使う意図でのプレーが割と少なく(真ん中の守備を割としっかりされていたこともありますが)、サイドから攻撃を仕掛ける割合が多くなっていたように思います。そのため、12番高田拓弥が下がり目になったりサイドに寄ることが多く、得点パターンの形はなかなか作れずにいました。

とは言っても、ペースは浦和。12番高田拓弥が少し低めの位置でボールを受けてからドリブルで仕掛けFKを取り自らで蹴り得点を狙ったり、右サイドから7番鈴木悠太がドリブルで仕掛けてゴールを狙うなど、やや個人技頼みな部分もありながらも、惜しいチャンスは作り出していました。また、10番矢島慎也は中盤で存在感を見せ、タイミングでミドルシュートを放つなどゴールへの姿勢も見せていました。左サイドバックの位置から5番佐藤大介が縦へのロングフィードで10番矢島慎也が裏に抜け出すもオフサイド。

前半序盤は、そのような展開で進み、次第に12番高田拓弥が簡単なポストプレーを生かしたプレーを増やす中でチャンスが増えます。12番高田拓弥が前線で受けたパスを簡単に後ろに捌き、良いポジションにいた14番繁田秀斗が右サイドを駆け上がる7番鈴木悠太へスルーパスを通し、ドリブルでサイドを駆け上がりクロスボールに12番高田拓弥がヘディングシュート。良い攻撃の形でした。

そして、後半の布石になるとも言って良いのかもしれませんが、同じく12番高田拓弥のポストプレーから、普段ボランチで中盤のバランスを取るため攻撃参加の割合の少ない6番野崎雅也が、良い位置まで上がってきており、ミドルシュート。枠は外れましたが惜しいシュートとなりました。

その後、10番矢島慎也のミドルシュートがややブレ球気味になりゴールになるかと思われた見事なシュートは相手GKの見事な反応ではじかれてしまいます。

また、今年の攻撃の一つの武器にもなっているバックラインからのロングフィードを3番寄特直人が狙って11番堀田稜に繋げて攻撃なども何度かありました。

攻撃面では、鋭い形を見せながらも動きから崩してという形は余り見られなかったためチャンスの数ほど攻めているという印象はない前半でその終盤には、守備ラインのパスミスが何度かあり、クロスバーに救われる部分もあったものの、非常に危険な場面もありました。ただ、守り方としては、5番佐藤大介や19番西澤秀平がやや上がり目でサイドを狙われた時にはセンターバックやボランチの位置の距離感がよく遅らせたり上手く囲んで奪ったり、その当たりは良かったと思います。軽率なプレーを減らすことは今後の課題だと思います。

コーナーキックのチャンスで4番小出啓太がヘッドでシュートを狙い先週の浦和カップのときのようにゴールなるかと思われたものの、外れてしまいました。

前半は0-0で終了。

後半スタートから、19番西澤秀平に代わり20番新井純平が入り、同じ右サイドのポジションに入りました。

早速20番新井純平の持ち味である、コーチングやタイミングでのオーバーラップが見られながらも、何か彼が入ったことでか前半に見られた緊張がほぐれて良い意味で多くの選手に笑顔が見られるようになった気もします。

攻撃もテンポ良く数人が絡んで攻め込める回数が増えました。そして、後半5分くらいに先制点が生まれます。

左サイドをドリブルで深く駆け上がり、この段階でゴール前に数人が走りこめておりグラウンダーの鋭いクロスを手前の選手(たぶん11番堀田稜)がスルーし、奥の10番矢島慎也まで渡り落ち着いて押し込んでゴール。待望の先制点を奪います。

更に攻撃に勢いがでた浦和が追加点を奪います。いわゆる12番高田拓弥の得点パターンである鋭い裏への抜け出しに7番鈴木悠太が出したパスが通り、キーパーと1対1の状態でゴール。来ましたこの形という得点でした。

攻撃がテンポ良く進む中で、後半も中盤やバックラインで時折、軽率なパスを奪われてピンチになる場面がありましたが、最後のところでしっかり抑えることができていたので良かったですが、やはりこの辺りは修正が必要です。

2点目以降も、攻撃の迫力は増し、12番高田拓弥が裏へ抜け出しゴールを脅かすプレーが何度もでます。パスを受けた時のワンタッチで相手ディフェンダーを交わしてしまったプレーは凄かったです。

後半25分に7番鈴木悠太に代わり23番岸伯富実、30分に5番佐藤大介に代わり18番西袋裕太が入ります。

23番岸伯富実はそのままフォワードの右の位置、18番西袋裕太はセンターバックの位置に入り、3番寄特直人が左サイドバックの位置に入っていました。

メンバー交代後も攻勢は変わらず、後半35分くらいに追加点が生まれます。左サイドから11番堀田稜がドリブルで切り込みシュート。これが、ポストに跳ね返り14番繁田秀斗に渡り、シュートを狙っても良かったかもしれませんが、ここで周りの動きをしっかり見れていてスペースに上がってきた6番野崎雅也にマイナスのパスを出し、このパスをしっかりゴールに叩き込みゴール!

前半の機を見た攻撃参加の意識が結果となって表れました。6番野崎雅也にとっては公式戦ではユースに上がってから初のゴールだと思います。良いゴールでした。

この試合の得点はまだ終わりません。

後半40分に、中盤でボールを受けた14番繁田秀斗が右サイドの23番岸伯富実にパス。そこから深くまでボールを持ち上がりディフェンダーに寄せられながらも正確なクロスを上げ、12番高田拓弥がディフェンダーの一歩前で合わせてゴール。

得点後、12番高田拓弥は8番片槙吾と交代します。

その後、失点なく終わってみれば4-0の大勝で終了。

良いスタートを切ることができました。

試合の序盤は、上手くパスは回っているものの、やはり公式戦初戦で緊張していたのか中盤の距離感などがやや開いてしまったり細かい仕掛けよりは、リスクを減らしたプレーが多かったものの、後半は今シーズンの形として得点パターンになりそうな形も何度も見られました。また、多くの選手が得点を狙う姿勢がこれまでより強くなっていたのも良かったと思います。先ほど指摘しましたが、やはり中盤から後ろのパスミスに関しては意識して修正していく必要があると思います。

今日の清水のプレーを見ていると、前線の数選手を除いては思ったほどプレスが強くも早くもない印象があり、先週の浦和東高校との試合の時のように全体的に激しいプレスを惜しげもなく運動量豊富にかけてくるような相手になった時に、どれだけいつもどおりのプレーができるかも今後の鍵となります。特に次のFC東京U18はそういう相手ですので、次の試合はより気を引き締めて臨んでください。

まあ、そういうことも書きつつ、今日の試合は非常に楽しませてもらいました。

お疲れ様でした!

ではでは~!

 

高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 第1節 2010/09/04 vs 清水エスパルスユース 6-2大勝・・・10分間で4得点

埼玉スタジアム第2グラウンド2010年9月4日

 

 

 

 

いつの間にか眠ってしまい、気が付いたら日本代表の試合が終わっていた・・・まあ、いいやw

どうも、浦和サポブクメです☆

今年も高円宮杯の季節に入りました。早いものです。

ありがちなネタになりますが、9月に入ったのに日本の暑さは相変わらず。はっきり言ってスポーツを外でする気候ではなくプレイする選手達は一体どれだけ大変なんだろうと思うくらいの気温になりました。おそらく、予報どおり36度以上にはなっていたでしょう。見ているだけのブクメも靴が熱くなってしまいそのまま立っていられず、あわせて暑さで集中力が散漫になっていました。いい大人なのにダメですねw

さてさて、パッと見では前回のクラブユース選手権に比べると3位の上位4チームまでが決勝トーナメントまで進めるこの大会なので多少は、条件としてはやりやすいのも事実ですが、難しい状況に追い込まれないためにも初戦はしっかり勝利しておくことが非常に重要になります。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、12番皆川孝之、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに4番広瀬健太、トップ下に6番野崎雅也と14番矢島慎也、FWが右に10番礒部裕基、左に11番鈴木大輝、真ん中に9番高木凛

となります。これまでと違い、いつもはボランチが6番野崎雅也1枚ということが多かったそのポジションに4番広瀬健太が入り、6番野崎雅也はボランチよりは少し前目で攻撃も守備もできるようなトップ下という位置に入っていたと思います。

7番矢島倫太郎はトップチームの明日の天皇杯に帯同する(?)ということで、この試合はベンチにも入っていませんでした。

この試合は先に書きますと結果的には大勝しましたが試合自体は、初戦の難しさと相手の試合の入り方の良さに苦戦させられた試合になりました。なんというか、チームプレイは重要、それでも流れが作れない時には個人技も必要だと強く感じた試合になりました。

序盤から、簡単に突破されてしまったり、中盤から攻撃に移る前に相手のプレスで奪われてピンチになるなど清水エスパルスユースペースで試合が進み、その流れから反撃に転じる間もなく前半5分に早くも失点してしまいます。暑さや初戦の緊張感もあったのかもしれませんが、簡単にサイドを攻め込まれ、簡単にラストボールを入れられて失点してしまったという印象がありました。

・・・で、申し訳ないです前半この後しばらくはブクメは暑さで集中力を欠いてしまいしっかり思い出そうとしてもはっきり思い出せる部分が少ないので書けません。言い訳ですw ただ、上手くボールが回らずフィニッシュまで行かないシーンが多いな~と感じてはいました。前半は、苦しい展開で時間が経過して行き、気が付くと守備ラインがいつもの3番畑本時央と4番広瀬健太のセンターバック、左に12番皆川孝之、右に8番若井祥吾という布陣に戻っていて、18番堀田稜が左の前目にポジションを移していたと思います。そんな感じで30分あたりからでしょうか、浦和の攻撃がはまりだしてきます。35分に9番高木凛からの高めのパスを10番礒部裕基が落として8番若井祥吾がシュートを放つなど3人が絡んでの攻撃なども見え始め、やや浦和にも得点の気配がしだしました。

そして、40分前後に得点ラッシュが始まります。

まずは、前線でパスを受けた10番礒部裕基が見事なドリブルで相手ディフェンダー2人を完全に交わしきってそのままシュートを放ちゴール!最近の浦和ではあまり見られなかった、個人技での見事な得点で試合を振り出しに戻します。1-1

そして、その直後に14番矢島慎也が一旦10番礒部裕基にはたき、そこからサイド14番矢島慎也にパスが渡り、ここからドリブルで抜け出してゴール!目の覚めるような(暑さでボーっとしていたブクメをしゃきっとさせるようなという意味w)ゴールが決まって劣勢からあっという間に2-1と逆転してしまいます。

そして、流れそのままに前半のうちに更に得点が生まれます。左サイド前目の位置に入った18番堀田稜が頻繁にチャンスを作り出すようになっており、アシストの雰囲気は感じていたのですがサイドからドリブルで切り裂き、上げたクロスがそのままゴールに突き刺さり得点という形で表れます。あれ、狙ったんですよね?たぶん、狙ったのでしょう。

更にこの後前半ロスタイムに試合開始から、ポストプレーが思うように行かずに苦しんでいた9番高木凛が、前線で体をはってボールをキープし自らでゴールを決めて4-1

今年の初戦は難しいな~と思っていた前半30分過ぎくらいまでの0-1劣勢の状態が嘘のように前半終わって4-1という願ってもない展開。

その一つのきっかけになっていたのは紛れもなく9番高木凛の見事な判断だったと思います。相手コーナーキックになった時に、おそらくキッカーの選手が一旦セットして別のキッカーに蹴らせようとしたと思うのですが、その際になぜか軽くボールに触っていたんですね、これで試合はスタートしていたことをしっかりと9番高木凛が見ていてそのボールを取り(審判もこれにOKを出していたので、プレーオンになっていたということでしょう)、そこから反撃が始まったのは間違えありません。そして、相手の動揺をついて一気に2点リードまで持っていったのですから、見事です。

お疲れ様でした・・・ではなく、ここから後半がスタートします。

後半も浦和の攻撃の勢いは衰えず、3点のリードもあることで、個人技のある選手達が比較的ドリブルで仕掛けるシーンが多くなり、この攻撃もかなり機能していました。18番堀田稜がサイドからの攻撃で再三チャンスを作り、前半と同様のクロスかシュートか際どい位置にボールを入れたりしていました。後半のは確実に狙っていましたね(惜しくも外れましたけど。)

そして、その18番堀田稜が5得点目を決めるのですが、このゴールをお膳立てしたのは14番矢島慎也。中盤でボールを受けてそのまま左サイドからドリブルで仕掛け、ペナルティエリア付近で更にディフェンダーを一人抜いてキーパーと1対1の状態ながらも角度がほとんどない状態だったためラストパスを選択し、そこに飛び込んだ18番堀田稜が押し込んでのゴールとなります。

この数分後に失点をしてしまい5-2になります。

浦和が圧倒しているように感じるかもしれませんが、実際は清水エスパルスの攻撃のシーンでは結構危険なシーンも多くなっていました。得点差があるためにゴールを奪わなければならない状況もありますが、ピンチの数という意味では拮抗していたとも言え、修正するべき点はしっかり今後修正する必要があると思います。それでも、相手が放った強烈なミドルシュートも16番小笠原正人がなんなくキャッチするなど、最後の部分ではしっかり抑えてしまうところが、今年の浦和レッズユースの守備面での勝負強さなんだとも思いますが。

後半15分前後に12番皆川孝之が2番西山航平と交代、更に14番矢島慎也が5番藤野友則と交代します。

得点差リードが良い意味で攻撃に余裕を生み、普段パスしてしまうところでも勝負できる所では仕掛ける選手も多く、それが見ている側としては非常に面白くもありました。特に後半の9番高木凛の動きが良く、その気持ちが充実した動きが象徴されるようなゴールが後半20分前後に生まれます。

GK16番小笠原正人からのゴールキックが大きくワンバウンドして相手ゴール前に入ったところで9番高木凛がそのボールを相手ディフェンダーを背負いながらもマイボールにし、更に飛び出してきたキーパーが触れないタイミングでゴールに流しこんでゴールにしてしまいました。これで6-2となります。

試合は結局、このスコアで終了し、まず欲しかった勝点3が手に入り、尚且つ得失点が一気に+4になるという最高の形で終了しました。

ありえない暑さの中、運動量豊富に動き回って、浦和側には途中で足をつってしまう選手も何人かいましたが、そのくらい過酷な環境だったと思います。

とにかく、しっかり体を休めて来週の流通経済大学柏高校戦に備えてください!なんとか、もう少しサッカーをやりやすい環境で試合をさせてあげたいので、来週末は9月らしい気候になってほしいと思いつつ・・・。

以上、暑さのせいでもしかしたら今回のブログの内容には妄想が入っているかもしれないですが、悪しからずですw

ではでは!