練習試合2011/04/18 – 浦和レッズvs流通経済大学・・・ユース選手を中心に

大原グラウンド2011年4月18日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

毎度のことですが、トップチームの練習試合ですがユースの選手のことがメインの内容になりますのでご了承下さい。

ということで、今日は大原サッカー場で行われた浦和レッズvs流通経済大学の試合を観戦してきました。この試合に、ユースから30番矢島慎也、31番高田拓弥、32番新井純平、33番西袋裕太の4人が出場しています。

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出場メンバーは以下(オフィシャルより引用)

<浦和レッズメンバー>
[1本目]
GK加藤
DF堤、濱田、坪井、野田
MF堀之内、啓太、青山、山田直、マゾーラ
FW高崎

[2本目]
GK大谷
DF新井(ユース)坪井(26分→西袋ユース)、堤、野田
MF堀之内(13分→矢島ユース)、濱田、青山、山田直、マゾーラ(17分→梅崎)
FW高田(ユース)

得点経過は以下(オフィシャルより引用)

浦和レッズ4-1(1本目3-0)流通経済大学
得点者:1本目20分マゾーラ(PK)、23分高崎、35分坪井、2本目20分山田直、43分(流通経済大)

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ユースの選手も参考にして欲しいなというポイントをポツポツと拾い上げて見ます。

先制点のマゾーラのPKをもらうまでのシーンがフォワードらしいプレー全開でした。ペナルティエリアの外でボールを受けてディフェンダー2人が寄せてくる動きと距離を測って、ペナルティエリア内のスペースに軽くボールを出し、ダッシュ。ギリギリディフェンダーも届きそうな絶妙な位置なので勢い良くディフェンダーも飛び込むと先にマゾーラが体を入れており、勢いで倒してPKになる。個人技でも突破力があるマゾーラですが、自分のプレイエリアやスピードを考えての駆け引きが本当に上手いです。

ユース出身の山田直輝は、攻撃的なポジションの選手には本当に参考にして欲しいプレーが盛りだくさん。ボールを簡単に捌くところとキープするところのバランスが本当に良く、運動量豊富に、ボールを持っていないときの動きやポジション取りが味方に優しいと言うか、ボールを持った選手がパスを出しやすい位置に上手く入るのが本当に上手いですね。そして、ミドルシュートが枠に飛ぶ確率も高い。

後は、高崎寛之。体格の良さを本当に上手く生かしながらも、ドンと動き少なく構えているのではなく、ポジション取りも凄く意識しながら動けています。ユースの選手でも体の大きいフォワードの選手には是非高崎のプレーを参考にしてプレーの質を上げてもらいたいと思います。

そんなわけで、今日の試合のユースの選手について書きますね。

2本目のスタートから、ワントップの位置に31番高田拓弥、右サイドバックに32番新井純平がまず入ります。

その後、13分に右サイドに30番矢島慎也が入り、26分に33番西袋裕太が入ります。

まず、トップチームの練習試合には既にかなり回数呼ばれている30番矢島慎也は緊張もなく彼の良さを存分に発揮できていたと思います。加えて最近の中盤での動きの質の高さも加わり、中盤で山田直輝などと細かいパス回しからの仕掛けもトップの選手と比べてもそん色なく出来ており、シュートも何本か放っていました。課題はシュート精度ですね。

31番高田拓弥は、開始から数分は緊張もあったのか動きが堅く見えましたが、何度かボールを触っているうちに落ち着いて動けるようになると、今年見せているような豊富な運動量からの裏を狙う動きやポストプレーから裏に抜け出してと、らしい動きを見せることができていました。特に、20分の山田直輝のゴールシーンまでの流れで31番高田拓弥が前線でポストプレーで30番矢島慎也に繋げ、30番矢島慎也がドリブルで中に切れ込みながら、ディフェンダーが寄せてきたところで中盤の山田直輝に下げたところをミドルシュートで狙いすましてゴールとなったところが、2人の良さが出た場面かと思います。

右サイドバックの32番新井純平は、ややスタートからしばらくは消極的で不安定なボールタッチをしていたのですが、次第にもとの新井純平らしい動きが見られるようになり、ゲーム終盤には持ち味のオーバーラップからの攻撃参加もしっかり見せることができていました。右サイドバックは言わば、相手の左サイドの選手との駆け引き勝負のようなものですので、もちろん守備力の高さは必須ですが、ある程度自分の有利な形で右サイドの主導権を握ってしまうことも重要でそういう意味では、受身になるよりも左サイドの選手がスピードがあり強力であれば、その選手に持ち味を出させないために、右サイドバックの位置では32番新井純平の長所を見せ付けて、逆に相手が守備の方に気持ちが傾くようにさせてしまうこともまた駆け引きになります。

33番西袋裕太は出場時間自体は20分程度でしたが、今年になって頻繁にトップの練習試合に召集されており、センターバックのポジションでも落ち着いてプレーできるようになっています。この試合では、ベンチから相手フォワードとの対峙の仕方などで指示が飛んでいましたが、この場には慣れて来ているのでこのような指示をしっかり吸収して体現して行くことでより成長できると思います。この試合でも、センターバックの位置から左前線の30番矢島慎也へのピンポイントのロングパスをしっかり通していましたし、このような守備の位置からの打開を図れるような攻撃の工夫などもどんどん出していくと良いと思います。

 

来ていた方とも話していたのですが、やはりトップチームとの練習試合になると大学生のチームでも本気のメンバーを組んで本気で戦ってきてくれるので、このような場での試合にユースの選手が入り経験できることが相当プラスになるというのが、相手の本気振りを見ていて余計に感じました。

ということで、練習試合に参加したユースの選手達の様子をポツポツ書かせていただきました。

ではでは~!