関東ユースU-15リーグ2011/10/15 – 浦和レッズJrユース vs 前橋FC 3-1勝利・・・4位は失敗ではありません。

レッズランド2011年10月15日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

早朝結構な雨が降っていたので、レッズランド大丈夫かな~と思いつつ、試合の始まる昼ごろには天気も写真くらいまで回復。そんなわけで、浦和レッズジュニアユースの関東ユースU15リーグも本日が最終戦となりました。今年は、本当に浦和レッズというチームはどのカテゴリにおいても苦しい状況が用意されます。悔しいくらいに。特にジュニアユースの戦いに関しては、自らで試合を崩してしまった試合もありながらも、戦っているのに勝利が転がってこなかった試合もありました。

そんな流れで勝点計算してみれば、今シーズンからこのリーグの3位以内まで高円宮杯の出場権が与えられる流れで、4位以内は確定で3位は、かなり難しい状況。

試合前では、8点差以上勝利で3位のチームが1点差で敗れればやっと並ぶと言う状況。

最終戦の相手は前橋FCでこのリーグ自体は最下位でやりやすそうですが、聞く話によると相性が悪いという話もありつつ。

正直、自分が彼らくらいの年齢でこういう状況になった時に、モチベーションをコントロールして10点取って勝つために、集中して戦うことが出来たかと言われれば疑問ですが・・・気合いが逆に緊張に繋がって硬くなったかもw

さて、試合です。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と12番益子大輝、左サイドバックに3番久保龍希、右サイドバックに7番勝野瑛、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に8番斎藤翔太、10番清川大輝、FWが右に18番神宮未来人、左に6番荒木聡太、真ん中に11番小島良太

となります。

一つ前の柏戦は見られなかったため、その時のフォーメーションなどはあまり良くわからないのですが、柏戦で5番長島巧がボランチに入ってなかなか良かったというような話は言った方に聞きました。その流れなのですね。その他、7番勝野瑛が右サイドバックに入ったり、多少いつもの形と違う印象のスタメン配置になります。

レッズランドは浦和のホームグラウンドなのですが、ピッチ状態があまりよくなく、雨の後などは結構酷いのですが、まさにこの試合はそんな感じでしたね。細かいプレーをしようとするとズルっとピッチがめくれ上がるようなことも多かったですね。

3人以上が絡んで攻撃をしかけるところまで行かずに攻めきれないような状況ながら、試合開始早々に11番小島良太がシュートまで持ち込み、サイドからは7番勝野瑛、18番神宮未来人と繋げて攻めあがる場面があり、ボランチの5番長島巧も落ち着いてパスを捌くなどできていたと思いますが、前線でのプレーが落ち着かないということでフィニッシュまで行く場面がなかなか作れない様子。仕掛けの中で崩しきれない苦しい状況でしたが、18分に11番小島良太がペナルティエリア近くでボールを受けるとペナルティエリアまで侵入し、相手ディフェンダーの激しいチェックを受けながらもキープして倒されPKを獲得します。このPKを自身で決めて1-0と先制。

このゴールの後、18番神宮未来人に代えて2番岡野森が入りました。

先制点の後の相手の反撃でディフェンスラインを突破されて決定的な場面を作られてしまいますが、ここは16番高須雄大がタイミングよく飛び出しコースを限定させてシュートを弾きセーブ。

この後、右サイドからの2番岡野森のドリブルからのクロスに6番荒木聡太がシュートを試みたり、2番岡野森から12番益子大輝、クロスに10番清川大輝がヘッドで狙うなど何度かチャンスは作ったものの追加点はなく、前半は1-0で終了。

この試合の目的が大勝ということにあるとすれば、思うように行かなかった前半と言えるでしょう。守備に関しては意識高くできていたものの、攻撃に関しては少しリズムが作れていなかったようなイメージです。

後半スタートから、12番益子大輝に代えて17番松崎洸星が入りました。

この交代で5番長島巧がセンターバックに入り、17番松崎洸星がボランチの位置に入りました。

後半のスタートで前線での激しさで相手を圧倒し、その中でも代わって入った17番松崎洸星の読みとプレスによるインターセプトが効果的で、相手からのボール奪取に繋がる回数が多くなり、同時に前線の選手が相手のディフェンスに対して強くボールを簡単に奪われなくなったことで、攻撃が活性化され、後半4分に11番小島良太がディフェンスをかいくぐってペナルティエリアに入り込み得点を決め2-0。そのすぐ後に、ペナルティエリア内で左サイドから(誰かは確認できず)が放ったシュートをキーパーが弾いた所に8番斎藤翔太が詰めてゴール。後半5分ほどで2点を追加して、3-0と大きくリードを広げることに成功します。

15分に10番清川大輝に代えて15番及川皓平、20分に2番岡野森に代えて14番加藤智陽、30分に8番斎藤翔太に代えて13番中村透

と攻撃のために交代をしながら、11番小島良太が前線で力強くプレーすることから何度もチャンスを作ったりシュートチャンスを迎えたり、自由にやるように指示を与えられてからの8番斎藤翔太のプレーもシュートやパスなど大きなチャンスが演出される場面も多くありました。7番勝野瑛のシュートや、フリーキックで8番斎藤翔太の蹴ったボールに4番吉原大がヘッドで合わせたものの、ゴール右に僅かに外れたり、13番中村透や14番加藤智陽にもシュートチャンスがあったりと、とにかく何度も何度も惜しいチャンスがありながらも、ギリギリのところで入らない。勝負への気持ちが足りないというよりは、ゴールに嫌われているようなギリギリ外れるシュートが多かったのが見ていて悔しかったですね。吹かして外すのではなくて、1センチ角度が違えばゴールに吸い込まれてもおかしくないシュートが何度もありました。

前掛かりだったのでリスクもあったので仕方ないのですが、後半終了間際に相手の反撃で失点をしてしまい、結果3-1の勝利となりました。

さて、書く必要があるのかは分かりませんが、当該チームのFC東京深川の結果は0-3負けでした。

結果的に、今日6点差以上で勝っていれば、3位に食い込めたわけです。試合内容を考えれば、奇跡的に3位に上がることも可能だったとも言えますが、これも勝負の世界ですから。たらればは通じませんね。もし、今日の試合に対して、モチベーションコントロールが上手く行かなかったから、チャンスを掴みきれなかったと考えるのであれば、今後同じような状況になった時に今度は掴みきるようにやれればよいだけです。それが経験値ですからね。

この関東U15リーグがスタートして、見られない試合はあったものの、ブクメ個人的には1試合1試合見ていく中で、最も苦戦していた守備の部分での手応えはつかめてきたと思います。実はここが凄く重要で、今後の高円宮杯予選では失点をしないことが一つ勝ち上がるための重要な要素になるわけで、この部分がバランス良くなってきたことは相当の収穫です。

そして、今日の後半のようなプレーを局面でしっかり出せれば得点を奪うことができますし、決められなかった場面も多かったですが、これはやり続けるしかないので、自分達が得点を取りにかかった時の強さに自信を持ち続けてやってください。

そして、怪我で思うようにプレーができていない選手は、出来る限りコンディションを上げて来るべき戦いに備える。それだけです。

さてさて、運という意味で、転がってこなかった時にはプラスに考えてしまう方がやりやすい。高円宮杯で優勝するためには、結局トーナメントで勝ちあがって頂点に立つ必要があるのだから、4位で関東予選のトーナメントでギリギリの戦いをこなして出場圏を得たほうが良い。そういうことなんだと思いますよ。

リーグで高円宮杯出場権獲得という計画は叶いませんでしたが、高円宮杯に出場すれば結局同じですからね。

しっかり今日の流れを次へ繋げていきましょうね!

予選はできるだけたくさん足を運びたいので、日程がユースとあまり被りませんようにと願いつつです!

お疲れ様でした。

ではでは~!