アカデミー卒業生関連 – 高校サッカー選手権 2018/01/06 流通経済大学柏高校vs矢板中央高校、前橋育英高校vs上田西高校の試合を観戦

*流通経済大学柏高校で10番をつける菊地泰智(右)

*前橋育英高校の角田涼太朗(右)

流通経済大学柏高校は、4番の選手のポーズも気になるところですが、右が10番の菊地泰智、前橋育英高校は、右と言わなくてもわかると思いますが、選んだ写真がキーパーと一緒だったので一応右をとつけてみましたw

どうも、ブクメです☆

本当は、5日のさいたま市浦和駒場スタジアムの準々決勝の流通経済大学柏高校の試合も足を運ぶ予定で、車で向かって近くまでいったりしていたのですが、ちょっとトラブルがいくつか発生しまして、行けませんでした。

で、気を取り直して、6日の準決勝に足を運びました。

会場は、埼玉スタジアムに移り一気に、大会の雰囲気も変わったような印象になりますので不思議なものです。

前日見ることができなかった流通経済大学柏高校ですが、問題なく勝ち抜いてくれ、この準決勝の舞台で見られることになりました。

浦和レッズのアカデミー出身選手でこの大会でスタメン出場している選手では、先ほど写真に載せた、菊地泰智と角田涼太朗の2名がいるわけですが、準決勝は、うまい具合に割れてくれて、直接対決は決勝までないということで、今日の試合は、流通経済大学柏高校寄り、前橋育英高校寄りで試合をじっくり見させてらもうことができました。

また、昨年12月に関東プリンスリーグ参入戦で昌平高校を破った矢板中央高校が気になっていたので、その矢板中央高校の試合が見られるのもまた、なんとなく嬉しかったり(本当は、山下勇希のいる昌平高校が勝ち抜いて矢板中央高校との再戦で破ってこの場所まで勝ち抜いてくれていれば良かったのですが・・・。)

まあ、高校サッカーの道に進んだ浦和レッズジュニアユース出身の選手たちの多くがこの舞台に挑戦してくれるという状況自体が嬉しいというのが素直な感想で、知っている選手がいるチームに寄って試合を見ますが、その高校をメインで応援するという形にはなれていないので、複雑と言うか、なんか、自分はどういう立ち位置なんだろうと時々迷うことも最近は多いですね。

今年は、方針が私の考え方と合致して、共感できるような新しい出会いがどこかであれば良いなと期待しつつ。

さてさて、第1試合は、流通経済大学柏高校vs矢板中央高校。矢板中央高校の守備力と、攻撃的な選手の積極投入による勝負所での強さを参入戦で見せつけられているので、この試合では、破壊力のすごい流通経済大学柏高校相手にどのような戦いぶりになるのかも注目して見ていました。

既にこの大会の注目の選手として名前が挙がっている10番菊地泰智の存在感は、かなりのものでしたね。セットプレーのところでほぼ必ずボールのところに行き、蹴るのかなと見せかけて、蹴らないのかという場面が何度もありつつ、心の中で突っ込みを入れていたりしつつ。

試合の中では、やはり矢板中央高校の守備は本物で、流通経済大学柏高校の攻撃でも中央突破はほぼ許してもらえず、サイド攻撃も囲まれて仕掛けきれないというケースが続き、菊地泰智が中央で持ちながら、引き付けてサイドに展開するなど、相手の守備を崩そうとする工夫を多く見せていましたが、崩し切ることは難しく、0-0の時間帯が続くことになりましたが、結果的に、左サイドからの仕掛けからのこぼれ球をディフェンダーがダイレクトでペナルティエリア内に精度高く送って、そのパスをダイレクトで合わせての素晴らしすぎる(こういうプレーでないと相手ゴールは割れなかったかもしれないなと今でも思う)ゴールで1点をもぎ取った流通経済大学柏高校が勝利し決勝に進むことになりました。

矢板中央高校も、守備だけのチームではなく、期待した通りの攻撃的な選手の積極投入で相手ゴールを脅かす仕掛けも後半終盤は多く見せていたものの、一歩及ばずでした。

レベルの高い攻防で菊地泰智を応援するということとは関係なく、試合自体をかなり楽しんでいる自分がいました。

これで、まず流通経済大学柏高校が決勝進出を決めました。

そして、第2試合は、前橋育英高校vs上田西高校の試合となりました。3番角田涼太朗は、スタメン出場でしたが、残念ながら、この試合は山崎舜介も山崎広大もベンチ入りはしていませんでした。

試合は、やや一方的な試合になり、おそらく上田西としては、ある程度耐えて0-0で行くことでと考えていたかもしれませんが、前橋育英高校の強烈な攻撃陣に対応しきれずに失点を重ねていくという形になりました。0-2となったところで、若干ふわっとしたタイミングで1点返したところは見事でしたが、その後も、やや差のある戦いは変わらず、前橋育英高校が大勝という形で決勝進出を決めました。

角田涼太朗は、セットプレーでのキックも良いというのは知っているので、フリーキックで彼が蹴るところを私は普通に見ていたのですが、一緒に見ていた方に、センターバックの選手がフリーキックのキッカーになるって珍しいよねと言われて、初めて、その違和感に気づいたりしていました。

ということで、決勝戦は、浦和レッズアカデミー出身選手が主力としてプレーしている両チーム同士の対戦ということになりました。

当初は、決勝戦も行ければ行こうかなと思っていたのですが、実は、9日から2週間ほどカンボジアに行くことになり、8日は、準備や仕事を片付けなければならなくなったので、テレビ観戦することになりました。

こういう対戦になると勝敗のところは、私にとっては関係なくなりますので、決勝の舞台でのアカデミー出身選手の躍動をしっかりテレビですが見届けたいと思います。

あとは、私個人的には、アカデミー出身選手をツイッターなどでフォローすることはないひねくれ者なのですが、フォローしている方が、いいねしている情報は、ツイッターで上がってくるのですが、前橋育英高校の応援団長が浦和レッズジュニアユース出身の奥山亮介なのですね。

その辺もテレビということで、見られるかもしれないので楽しみにしつつ、ツイートで書いてあったように、新チームでは、ピッチに立っているところが見られるようにも期待しつつです。

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を載せています。こちらからどうぞ

アカデミー卒業生関連2017/12/21 大学サッカー インカレ 東京国際大学vs流通経済大学。試合とほかの事も。

どうも、ブクメです☆

ある意味、浦和レッズのファン、サポーターという立ち位置では、私は、ダメなファンサポーターの部類に、浦和レッズに関わらせてもらってからの十数年の間に変わってしまっていますが、そのおかげで、選手それぞれがどのような選択肢を取ったとしても、純粋に応援することができるようになったのは、幸運だと思っています。

矢島慎也のガンバ大阪移籍で、浦和レッズファンやサポーターのツイッターなどがざわついていますが、確かに私が昔のようにトップチーム中心で応援していたとしたら、なんとなく嫌いな相手の中に入るチームなので、嫌悪感が出たかもしれませんが、今の自分の場合は、普通に、「大変な決断をしたな、すごいな」とシンプルに思うだけです。

私が思う浦和レッズというのは、悪い意味でも仲良し集団で、既にほかで成長しきって強くなってくる分にはまだ良いかもしれないものの、そこで精神的にも成長するというのは、(体制が変わったので、あえてこれまではと付け加えると)難しいですし、サポーター(の多数派)が求めるものも、そうではない(なかった?)と思うので、あえて厳しい環境に身を置けるならば、そこを選ぶことが必要だと思います。

矢島慎也がどうかは、よくわからないですけど、私は、自分自身でルールを決めて、難しい環境を作り出して、成長するという方法が苦手なので、出不精なのに、あえて色々なところに出ていくことで、強制的に経験を積むことで成長できることも多かったというか、それがあったから、まだましになっているくらいに思っているので、もし、彼がそう思っているのであれば、最高の環境ですし、そこで切磋琢磨しつつ、嫌悪感を示すサポーターの態度もあえて受け止めてということをやれば良いと思いますし、それによって成長できることは多いです、間違えなく(経験上。サッカー選手ではないですがw)

そんなニュースを眺めつつ、飛び交うコメントなどを眺めつつ、今日は、大学サッカーのインカレの準決勝があるということで、18日に引き続き柏の葉総合競技場の東京国際大学vs流通経済大学の試合を見に行きました。

中には、前に東京国際大学を見たのだから、今度は、法政大学の方に行かないの?と、知人には言われたりしましたが、基本的に行きたい試合ですが、私は特に育成がらみで見てきた選手たちがいるチームを満遍なく見るということをしているのではなく、純粋にその時に見たいと、より思った方に行くということで、今回は、東京国際大学の、特に前節の途中交代の際の表情があまりよくわからなかった進昂平をしっかり見ておきたいなと思う気持ちが特に強かったので、そちらに行きました。

あくまで今のベースは、浦和レッズの育成であり、さらに、拠点は日本に戻したものの、今年1年も多くは日本にいなかったこともあり、大学サッカーもその多くは見られていませんし、頻度が多い方である東京国際大学ですら、あまり見られていない中で、以前のように頻度多く表情を見ることはできませんが、なんとなくですが、前節があり、この準決勝にかける思いの強さと、それにこたえる采配もあったのかなという中で、結果も敗退という形になったものの、進昂平本人としても納得のいかない形での終わりになってしまったのだなという表情と、気丈にふるまっていた表彰式までと、その後の表情を見ていたら、細かいことは昔ほど分からないものの、伝わってくるものは強くありました。

なんだか、延長後半の終盤に、進昂平が大きなチャンスを作る抜け出しをした時の会場の雰囲気も、何か独特のものを感じたというか。

試合自体は、決定機という点では、本当に流通経済大学の方がゴール前での迫力と精度に一枚上手の選手が多く、逆にどうして決まらないのかと思うくらいの決定機を数回外してくれたりしていて、サッカー独特の、それでも風は東京国際大に吹くのかなという雰囲気すらあったほどでした。

ある程度、進路の情報が入っている選手もいれば、まだわからない選手も多い中で、インカレに足を運べる状況になって、今回は、おそらく初めて、1回戦、2回戦、3回戦は、半分だけでしたが、準決勝、そして、決勝も足を運ぶ予定なので、同じ大学だけを見ていたわけではないものの、最初から最後までこの大会をすべて見るのは、おそらく初めてで、今回は、4年生でスタメン出場している育成出身の選手がいるチームもいくつかあったわけで、育成時代に見てきた現在4年生の選手が、敗れた段階で、その選手の大学サッカーの公式戦全日程が唐突に終了するという瞬間もいくつか見ました。

表現するのが難しいですが、難しい感情でしたね。正直に言えば、育成での浦和レッズのように、1つしっかり応援するチームがないような状況なので、すごく難しいです。ただ、なんというか、今日の東京国際大学の試合は、なんというか、終盤は、かなり感情移入して見ていたなと。できるだけ大学サッカーはフラットにという思いとは裏腹に、純粋に彼らのいるチームを勝たせたいという気持ちになって一喜一憂していたのは確かです。

そういう思いにさせてくれた試合でした。

また、見る側の私が何か重要な時間を分けてもらったなという思いです。私にサッカーの育成世代というのは、こうあるものだというものを強く感じさせてくれた監督がいて、そこでそれにこたえて強い印象を与えてくれた選手たち、私の今を作るきっかけになった選手たち。

ユースやジュニアユースの卒業のように、これで、大学というカテゴリは終了になりますが、ここからどう生きていくか。

大学の後ということであれば、プロ、就職して社会人チームで、サッカーからは(一旦)離れる、など、学生の頃とは違った決断になると思いますし、サッカーを続けたいけど、とりまく環境が今は許さないなど、色々なケースがあるかもしれません。

だから、もし、大学の後の選択肢が、思い描いていたものと違っていても、とりあえず、その選択肢にまずは乗っかってみることも必要です。真剣に向き合い、そこから得られるものがあるかもしれませんし、また、新しい選択肢を見つけることになるかもしれません。

私は、基本的に浦和レッズの育成の選手メインで見てきていますので、そのレベルにある選手であれば、確実に言えることが、プロになって、海外の強豪クラブに入って、代表に入ってなどになると、そんなに簡単ではないにしても、サッカーで生きるということに関して言えば、十分すぎる能力が全選手にあります。

道の選び方だけですので、もし、違う道を選んで、それでも、将来、どうしてもサッカーで生きたいということになれば、その時に、日本に限らず、世界中のサッカーに関わるところから探せば、いくらでもチャンスはあります。これは、以前に書いたカンボジアリーグでプレーする鈴木雄太選手が言っていたことですが、浦和レッズユース出身などの肩書があれば、チャンスを与えてもらえるところは、世界を見れば山ほどあると言います。もちろん、そこからは、自分次第ですし、海外というのは、日本のように守られていないので、思うように行かないことも多いと思いますが、サッカーで生きることはできます。

だから、別の道に進むとしても、「自分はサッカーで生きていける」ということを胸に秘めて、まずは、目の前のことに全力で臨んでみてください。

結局、私も、まわりまわって、仕事ももちろん理由ではありますが、サッカーの頻度が足りなくて、ストレスが溜まってダメになりそうだというのも、日本拠点に戻した大きな理由になったように、いったん別のことに集中して、そこで気が付いたことに忠実になって、大事なことに集中するほうを選ぶというケースもあるということです。

それにしても、本当に楽しかったな。

自分が最も長く住んだ坂戸市をホームとする東京国際大学にまとめて3人が浦和レッズユースから加入して、早い時期から試合に絡み、なんだか地元のチームを応援しているかのごとく、足を運んで応援する楽しさを覚えたものです。そういう喜びを与えてくれたことには、感謝の言葉しかありません。

ありがとうございました。まだまだ、これからだけどな笑

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18) 2017/07/31 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 2-0勝利・・・疲労のピークの中で、強い気持ちが頂点へと導く

どうも、ブクメです☆

まず、この大会とは別に、2017水戸証券チャレンジフェスティバルに参加していた浦和レッズユースが優勝したのこと、おめでとうございます!結果を残して、メッセージを残す、そして競争が正常に激化するような流れになると素晴らしいと思います。

さてさて、ちょうど、今回のブログに写真載せて、文章を書き始めたのが、7月31日の夜遅め、あまりの眠気で気が付けば、その後眠ってしまっていて、気が付けば朝になっていました。浦和レッズユースが戦っているクラブユース選手権U-18の第3戦から準決勝まで足を運べる日程で短めに帰国している今回、まだブログは書けていないものの、日曜日に足を運べた浦和レッズジュニアユースU-14が参加していた柏レイソル招待U-14の大会の決勝含めて、また浦和レッズユースが見せてくれた、私が育成に足を運ぶようになってから未踏の、準決勝進出もあり、毎日そこそこの距離を運転しつつ、試合を見て、空いている時間に仕事や打ち合わせをしてなど、過密日程を繰り広げて、その疲労の蓄積というものをもろに感じています。

連戦での戦いと、よりにもよって、準決勝のタイミングで、猛暑が戻ってきた中での疲労の蓄積など、プレーしている選手の大変さを少しでも共感できているような気持になりつつ、目が覚めて朝に慌ててブログを再び書き始めています。

それにしても、少し前までは、簡単に勝てる相手だったようなチームが見違えるような特徴を持った戦い方をするチームに変貌して簡単に勝たせてくれないというケースが増えて来たなと、最近は、強く強く感じます。今日のモンテディオ山形ユースも強かった。情報は少なかったですが、実際に戦ってみて、1,2人の凄い選手とかがいるチームではなく、チームとして強かった。こういうチームが増えている。本当に、広く育成を捉えると羨ましくもあり、楽しくもあります。今回の大会での浦和レッズユースの対戦相手を見ていても、一見すると、名前だけ見れば、組みやすそうな雰囲気の相手に見えた決勝トーナメントの試合も実際に見てみれば、決勝トーナメントなどを戦うチームとしての歴史や経験がまだ足りないように見えた部分はあったものの、楽に勝たせてもらえる相手などなく、おそらく、なめてかかっていたら、やられていたと思います。

そういう意味で、浦和レッズユースも、チームとしての大きな成長がこの大会で1試合戦うごとに見られました。

勝利という結果も嬉しいですが、それ以上に、特にガンバ大阪ユース戦あたりから特に見られるようになった、試合終了まで戦いきる戦い、リードしている状態で守りに入らず、相手選手に対して真っ向から挑んで戦う姿勢というのは、見ていて本当に嬉しかったです。色々、育成のところでは、この段階で覚えてしまうべきではないようなズルい部分をやらせる傾向があって、それが選手にしみこんでしまったらどうしようと思っていましたが、うち破ってくれたように私は感じています。

この大会の前から書いているように、私は、決勝まで勝ち進んだ場合でも決勝を観戦することはできず、今日8月1日の夜中の便でカンボジアに戻ります。また、会場が西が丘サッカ-場に移った準決勝まで勝ち進んだことで、おそらく、試合に関しての動画とか、書く方も増えると思いますので、試合の細かい部分は、そちらにお任せします。

なので、簡単に触れさせてもらいますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左に17番大城螢、右に4番橋岡大樹、真ん中に7番弓削翼、MFが左に6番荻原拓也(後半45分⇒11番関根束真)、右に2番池髙暢希(後半45分⇒5番関大夢)、真ん中左に3番大西翔也(⇒15番北村龍馬)、真ん中右に22番佐藤陸人(後半30分⇒13番白土大貴)、FWが左に20番長倉幹樹(後半24分⇒8番立川将吾)、右に10番シマブク・カズヨシ、真ん中に14番井澤春輝

となります。

この試合は、これまでと違い序盤から、仕掛ける際の攻撃の部分で、これまでは、おそらく 「行くな」と言われていた部分に対して積極的に行くような指示がよく聞こえる印象で、少し指示には違和感を覚えていたものの、ボランチの位置に入っていた22番佐藤陸人の攻撃の意識を高めた時のプレーというのもをようやく見ることができたなと感じるくらい、これまで守備のバランスを取るようなプレーだった選手がもちろんバランスもとりながらですが、一つ前のスペースへ入って行って攻撃するという形も多く見られました。

この大会通じて、本当によく体力が続くなと思うような果敢な10番シマブク・カズヨシのドリブルでの仕掛け、6番荻原拓也のサイドからの仕掛けは、この試合も健在でした。ただ、疲労の蓄積なのか、小さな怪我をかばって来ての傷みの蓄積なのか、暑さも相まって、仕掛ける意識と回数は変わらないものの、この試合の前半は、相手の方が出足が良いような印象がありました。また、相手の守備も堅く、これは、この試合の相手に限ったことではないのですが、なかなか仕掛けの迫力が相手のゴールを脅かすところまでは持っていかせてもらえないという状況になっていました。

ただ、勝負のところで強いチームに大会の中で成長したなと強く感じたのは、「相手は、比較的中盤までは自由にやらせて、ペナルティエリア付近のところでしっかり跳ね返して、耐えながら、どこかのタイミングで1点を奪いに来て鍵をかけるような戦いをしそうだから、そのプランを崩すようなセットプレーでの得点が欲しいな」と感じていた、ところで前半19分に14番井澤春輝のセットプレーからの得点。これが、相手のプランを崩したのは間違えなく、まず勝負のところで一つ勝った要素だと思います。

その後、相手選手の切り札と思われる選手が得点から数分後に入るなど、点を取るための交代をしてきたところで、相手ペースの時間が多くなりました。何度か決定的な形を作られながらも、ここで行かれたらというところで、最後にクリアしたのが攻撃でかなり体力を使っているであろう6番荻原拓也だったり、この大会で決定的なピンチを防いできた1番河畑光の好セーブはこの試合も健在。そして、相手のシュート精度にも助けられる部分もありつつ、無失点で切り抜け、最後の最後に、悔しい気持ちも強かったであろう11番関根束真が、アディショナルタイム投入から最初のタッチがゴールにつながる(そのアシストとなった10番シマブク・カズヨシの疲労のピークの中での走りがあってのものですが)という追加点で2-0と突き放しての勝利となりました。

冗談半分に、美味しい得点という話も出たりはしていましたが、控えで悔しい思いをしていた選手がしっかり結果を残したことが重要であり、また、今シーズンのこれまでアディショナルタイムの同点弾という、追加点を取れないことでの悔しい思いをしてきたチームですから、最後の最後に追加点を奪えるということがまた重要なわけです。

結果は、2-0勝利。決勝は、昨年悔しい思いをさせられたFC東京U-18との再戦になりました。

タレントのいる相手ということで別の意味で注目が集まりそうな試合ですが、浦和レッズユースとしては、この大会のこれまでの戦いの「まとめ」と考えて、成長してきた部分を大事に、相手よりも優勝したい気持ちを前面に見せて、戦いきって優勝を勝ち取ってもらえれば嬉しいです。

昨年のプレミア昇格の試合同様、歓喜の舞台にブクメはいませんが、その試合は、見事な戦いぶりだったという結果が遠くから聞けるだけで十分嬉しいです。平日の試合が多かったため、サポーターの方で足を運べないという方も多かったので、ナイターとなる決勝は、私と同じように足を運べなくて悔しい思いをしていた方に任せます!

何より、この大会を通じて、これまで、戦術的に(?)タブーとされていたことが、OKになる瞬間、そうせざるを得ないような空気を選手たちが作り上げてくれたことが嬉しいです。

前半最初の方で、ディフェンスの4番橋岡大樹が、相手のスペースが開いているところにドリブルでするすると持ち上がって攻撃参加して行った場面など見ていて嬉しかったですし、この試合は、これまでの試合よりも、守備的な選手がポジションの入れ替わりで攻撃参加するという形も見られました。センターバックに入っていた7番弓削翼が、するすると上がっていくタイミングで22番佐藤陸人がしっかりセンターバックの位置に下がってカバーするとか。

そして、試合最終版の本当に疲労のピークというところで6番荻原拓也が見せた、斜めにドリブルで相手ディフェンダーを交わしていき、ペナルティエリア内まで仕掛けて行き、最後のシュートは利き足とは反対で強いシュートは打てなかったものの、その姿勢にも感動しました。

ベンチスタートでピッチサイドでアップしている選手の中でも特に5番関大夢がチームを鼓舞するような声を頻繁に送っていたのも印象的でした。気が付けば終盤は、アップしている選手の多くからチームを鼓舞する声が上がっていました。だからこそ、試合最終版で投入された11番関根束真にゴールという結果が待っていたことも嬉しかったわけです。

私としては、この試合での歓喜よりも、見られない決勝へ向けての気持ちが強くなっていたので、最初に載せた写真は、試合前とかハーフタイムとかではなく、決勝進出を決めて、選手挨拶が終わっての、チームが集合して監督が話している写真にしました。

疲労のピーク、体も思うように動かないという選手も多くなっているかもしれませんが、決勝は、きれいな試合をしようとせず、これまでのこの大会での戦いぶりの「まとめ」として戦いきることを大前提として、「勝負」に打ち勝ってください。それによって、より今年のチームは前進することができると思います。

楽しみにしています!

ではでは。

・・・あ、最後に一つだけ追記。浦和レッズユースは、トップチームのごたごたのスケープゴート(身代わり)ではないので、今回の快進撃をやみくもにトップチームと絡めて色々な場所でコメントするのは、止めてほしいなと思います。内部の方も同じです。こんな時だけ、見に来ないで。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

第24回埼玉県クラブユース(U-14)サッカー選手権 準決勝2015/01/25 – 浦和レッズJrユースU14vs坂戸ディプロマッツU14 1-0勝利・・・結果を残したが、自らで修正するべき点も見つけつつ。

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どうも、ブクメです☆

この大会は、全部行けそうとか、3回戦の試合の後に書いたのに、さっそく次の準々決勝行けないとか、とんだ嘘つきだ、すみません。

ということで、その準々決勝もしっかりと勝利してくれたので、この準決勝を観戦することができました。場所は、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場になります。観戦環境としても暖かくて助かったのですが、この競技場は、ちょっとスタンドとピッチまでの距離があって見にくいんですよね。しっかり、顔も覚えながらプレーも覚えながら、というのは、またお預けと言うことで。。

ちょっと、最近情報に疎いところが多いのですが、この大会の3位決定戦は、なくなっているんですかね?公式サイトには、記載されていないので、そういうことなのだと思うのですが、それなら、なおさらなのですが、この大会についてブログで書くときには、たびたび触れているのは、新チームでの戦いを考えた時には、練習試合で強い相手との試合を多く行うよりも、それなりのレベルの公式戦での試合経験の方が大きいと考えられますので、まず、この大会に関しては、3位決定戦があった頃には、準決勝までは、内容が悪くても勝ち上がり、この大会での最大試合数を戦えるようにしてほしいということは書いてきました。

3位決定戦が、もしないのであれば、決勝まで進むことがそれに当たり、その部分は、この試合の勝利でまずは掴んでくれたということになりますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番西尾優輝、DFが左サイドバックに39番林海斗、右サイドバックに33番伊藤大翔(後半30分⇒32番石塚稜真)、センターバックに22番大桃伶音と21番北村龍馬、MFが左に29番佐藤輝(後半6分⇒42番吉岡直輝)、右に35番岡村勇輝、真ん中に23番白土大貴と24番吉岡佑馬、FWが左に27番二見健太(後半9分⇒37番金子直樹)、右に40番森隼平

となります。

最近は、サポーターの知人が、ツイッターで速報をやってくれているので、助かります、メモを少しさぼれますw

この試合のゴールは、前半17分に浦和の攻撃でペナルティエリア内で混戦状態になったところで、最後に23番白土大貴が押し込んでのゴールの1ゴールになります。

序盤は、思ったよりも硬さが見られた相手チームに対して、浦和の攻勢が目立つというところからスタートしつつも、なかなか得点が奪えない中で、ようやく17分にゴールが決まって、試合運びとしては、楽になったものの、相手チームの積極的な交代や、中盤での守備の厳しさ、更には、機動力のある大きめの前線の選手にサイドから抜け出して仕掛けられるなどで、対応がやや後手になる時間帯が多くなり、新チームのこの時期、このタイミングでは、凄く必要なことではあるのですが、やや課題が残るポイントも多くなった試合ではないかと思います。

この試合では、大型のセンターバック2枚で力強さがある分、裏に抜けられてスピード勝負を狙われた時、切り替えの部分などで、やや相手に狙われている危ない時間帯が多く、相手の圧力を受けたためか、跳ね返した時のボールの精度が悪くて奪われたり、ボランチのところでのボールのおさまりが悪くなったりは、していたのですが、これを踏まえて、試合の終盤を考えてみると、選手の中で話し合ったり意識的に動くようにしたのか、バックラインとボランチの距離感が良くなり、いわゆる選手間でのカバーの意識が高まる時間帯も見ることができ、選手同士でこういう変化が試合中にしっかり見られるなら、今後は、大丈夫かな、と言う感想です。

あとは、ちょうど、前日の日本代表の試合を見てからの流れになるので、引いて守る相手に対して崩して決めようとする浦和の攻めを見ていて、そこを崩すというのは、大変なんだなという感想を持ちつつ、特に35番の岡村勇輝のゴールへの意識というのは、守備のところで引いた相手に対しては、かなり有効に感じられる場面も多かったです。実際に、果敢に狙ったシュートで相手が守備の人数が多いことで跳ね返りがそのままゴールに入りそうな場面もありましたし。

この先、関東U15リーグが開幕すると、相手によっては、守備のところに人数を割いてしっかり守ってカウンターを狙うようなチームが出てくると思いますが、当然崩すために前線の連携や、中盤が追い越して仕掛けるなど崩しの精度を上げていくことも必要とされると思いますが、パス回しが優先されて、相手が、ここからは打ってこないだろうというところで思い切ったシュートを打てる選手がいるだけで、相手のプランを混乱させることも実際できますので。

課題も残りましたが、3回戦の時に書いたように、チームの印象が良いことには変わりなく、その一つの理由として、試合の途中に、あまりよくないなと思われたポイントが終盤には、かなり修正できていたことにあります。

また、相手の攻撃陣に良い選手がいたことで、より守備陣にとっては、考えて対応しなければやられるということで、この1試合の中だけでも、成長が見られたポイントもありました。

さてさて、決勝は、大宮アルディージャに決まったようですね。そうすると、タイプが全く違う相手になりますので、引いた相手を崩すためのとか、そういうことにはならなくなると思いますが、逆に組織的に高いサッカーを見せてくると思われますので、相手の戦い方を試合中に見極めて、相手ペースにもっていかせないためにはどうするかを考えつつ、こちらの良さを出すことが必要ですかね。

まあ、サポーターの立場からすると大宮アルディージャとやるなら、気持ち全面でガッツリ戦い切って欲しいなと言う部分ばかり臨んでしまいそうです。

会場は、なぜか準決勝よりグレードダウンした補助競技場の方になるようですが、逆に近い距離で見られるので、それはそれで楽しみだったりします。グラウンドのコンディションは気になりますけどね。

ということで、決勝も楽しみにしています。

ではでは。

あ、試合とは関係ないところでなのですが、ちょっと書いておきたいと思った出来事があったのですが、メインスタンドのところで今日は観戦していたのですが、今日の対戦相手の坂戸ディプロマッツの選手が応援する場所を探して歩いている時に、「ここだと迷惑になるから、向こうに行こう」と言う声が聞こえてきて、わざわざバックスタンド側まで移動して声を出して応援していたんですね。ちょっとしたことではあるのですが、周りを気遣う気持ちが選手間で持てるというのは、良いことですね。ほっこりしました。

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高円宮杯第25回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 準決勝 2013/12/26 浦和レッズJrユースvs柏レイソルU-15 1-1(延長3-1)勝利・・・頂点まであと1つ!

J-Green堺 2013年12月26日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

毎試合毎試合が劇的過ぎて大変なことになっております!

どうも、浦和サポブクメです☆あ、2度言ってしまいましたw

浦和レッズジュニアユースの全国NO.1をかけた戦いもいよいよ準決勝まで来ました。よく全国大会は、ベスト4からが一味違ったものになると言いますが、この大会も準決勝からは、スタンドのあるS1で行われ、名前が間違っていたり、読み間違いだったり、得点者が聞いたことのない名前の選手だったりと、ブクメもこのブログでよくやってしまうような状況ではありますが、アナウンスがしっかり入るようになりました。

変化と言えば、この大会が始まってから、天候には恵まれていたものの、この準決勝のタイミングで、第1試合は、試合終盤まで雨が降る中での試合となりました。

この大会に入ってからも、毎試合成長を見せ、チームとしても一つになっていき、ここまで上り詰めてきた中で、準決勝の対戦相手は柏レイソルU-15となります。今年の関東U15リーグでは、1勝1敗の結果となる対戦相手となります。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに20番小崎魁、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに12番関慎之介と28番橋岡大樹、MFが左に3番渡辺陽、右に11番川上エドオジョン智慧、真ん中に2番浅賀祐太と17番平野正人、FWが左に10番萩原大智、右に4番轡田登

となります。

序盤は、かなりお互いに集中して入ることができており、しまった試合となりました。

ただ、その中でも5分に11番川上エドオジョン智慧と5番河内渉真、そこに2番浅賀祐太が絡んでの突破の場面など数人が絡んだ形で高い位置まで持ち上がる浦和でしたが、なかなかその先のフィニッシュの場面まで持ち込めない状況が序盤は多く、逆に相手の攻撃に対してもロングボールに対して、20番小崎魁が跳ね返し、クリアボールに対して17番平野正人がカバーするなど、守備の連携の部分もスムーズにできていましたが、どちらかと言うと、チャンスを作られた時の危険度としては、相手が裏を狙ってきた時の方が危険な感じではありました。

やはり、柏レイソルだな~と思って、見つつも、逆に決定的な場面で余計な手数をかけてくれたりする部分も、柏レイソルだな~と思いつつ、時間が経過するごとに徐々に浦和がこの大会で見せている、中盤より前の位置で相手選手にタイミングよくプレスをかけて高い位置で奪って仕掛ける攻撃が機能し始め、その辺りからは、やや浦和ペースながらも、相手が攻撃に転じた時は、かなり集中力が必要という試合展開になっていましたね。

同様にこの大会での浦和の一つの攻撃の形となっていた28番橋岡大樹のロングフィードでしたが、やはりある程度相手に研究されていたのか、意識的に大きめの相手ディフェンダーにケアされて跳ね返されるケースが多く、なかなかスペースに走る浦和の選手につなげることができない状況になっていました。

また、今日は20番小崎魁が左サイドバックでスタメン出場していましたが、比較的20番小崎魁が高めのポジションを取り、12番関慎之介が左サイドバックに近い位置に開き気味にポジションを取り、攻撃に転じた時には20番小崎魁を経由して展開される攻撃も多い印象がありました。

そのような状況を踏まえつつ、浦和の攻撃の形などを書いていきますね。

10分には、17番平野正人と11番川上エドオジョン智慧、10番萩原大智の3人が絡んで仕掛けます。

14分に相手の反撃で決定的な場面を作られるものの、ここはひとつ余計にパスをつなごうとしてくれたことが幸いして、失点は免れます。

19分に、2番浅賀祐太から3番渡辺陽に縦パスを通し、ドリブルで仕掛けます。

20分には、2番浅賀祐太の攻撃参加から、最後は3番渡辺陽がシュートを放ち、コーナーキックを獲得します。

21分には、コーナーキックのチャンスから4番轡田登が惜しいシュートを放ちます。

22分には、5番河内渉真から、右前線に抜ける2番浅賀祐太へ鋭いパスが通り、そのままドリブルで攻めあがる形を作ります。

25分には、20番小崎魁がドリブルで左サイドを攻め上がり、折り返しのパスを4番轡田登に通し、ゴール前の混戦の中で3番渡辺陽が抜け出してシュートを放つもシュートはわずかにゴール右に外れます。

26分には、10番萩原大智が中盤でインターセプトに成功し、11番川上エドオジョン智慧にパスを通し、3番渡辺陽にパス、ドリブルで攻める形を作ります。

27分に、決定的な形を作られたものの、28番橋岡和樹がギリギリのところでカバーし、12番関慎之介がクリアして、このピンチも切り抜けます。

31分に、10番萩原大智からのパスを受けた4番轡田登のシュートを相手キーパーが弾いたところを3番渡辺陽が狙うも、シュートは枠をとらえきれず。

36分には、11番川上エドオジョン智慧がうまいフェイントで相手ディフェンダーをかわしてミドルシュートを放つも枠をとらえられず。

37分には、ロングフィードを20番小崎魁が頭ですらして前線に送ったところ、誰か確認できませんでしたが、一人選手を経由して11番萩原大智につながり仕掛ける形を作ります。

攻撃の回数では浦和が優るも決定機の数では、やや相手が優っていたという印象の前半でしたが得点は生まれず0-0で折り返します。

後半に入り、2分に3番渡辺陽からのパスを受けた4番轡田登が突破を試みます。

7分に、相手に枠をとらえた危険なコースへのシュートを放たれるも、ここは1番関敦也がはじき出し、失点を免れます。

直後の8分に、12番関慎之介から3番渡辺陽、4番轡田登、11番川上エドオジョン智慧とテンポよく繋がった攻撃で11番川上エドオジョン智慧が持ち上がり鋭いシュートを放つもこれは惜しくもサイドネットを揺らします。

17分に4番轡田登に代わり24番シマブク・カズヨシが入ります。

20分には、24番シマブク・カズヨシが右サイドからクロスを上げますが、味方に合わず。

20分位再び相手に危険なシュートを放たれるも、ここも1番関敦也が好セーブで逃れます。

23分には、17番平野正人から、右前線のスペースに斜めに走った11番川上エドオジョン智慧にパスが通り、この段階でゴール前に3人くらい味方がいる状況で、合えばという場面でしたが、惜しくも相手にクリアされます。

27分にピンチを迎えるもここは、相手のシュートが枠をとらえず。

29分に、10番萩原大智タイミングよく抜け出し、ディフェンダーも抜いてキーパーと1対1になるかというところで相手に倒され、ペナルティエリアわずか外のところでフリーキックのチャンスを得ます。

そして、このフリーキックのチャンスから、混戦状態で2番浅賀祐太が折り返したところから、こぼれ球を3番渡辺陽が低めの強い弾道のシュートを放つとディフェンダーの間を抜けて、キーパーが触るもゴール!・・・かと思ったら、判定はオフサイド。

その前の展開で浦和の選手が少し出ていたようです。

ただ、このゴールと思われた状況がノーゴールになったところで、逆に浦和に火が付いたというか、こういう展開は気落ちしたところを相手につかれるケースも多いと思いますが、浦和の攻撃が、よりここから迫力を増します。

そして、32分に、10番萩原大智がペナルティエリア外わずか右からドリブルで侵入し、更にディフェンダーを抜いて深くまで侵入し、ペナルティエリア左のスペースに走りこむ3番渡辺陽に浮き球のパスを送り、これを3番渡辺陽がヘッドで押し込んで、今度こそゴール!

残り時間10分を切ったところで、浦和がついに先制します。

36分に、11番川上エドオジョン智慧に代わり7番伊藤敦樹、39分に17番平野正人に代えて8番松高遼を投入し、攻撃の意識は緩めず、時間をかけられるところはかけながら、試合終了まであと少しというところでアディショナルタイムに相手選手が決定的な形で抜け出したところで、倒してPKを与えることになり、ここを決められて1-1と同点にされたところで試合終了の笛がなり、この試合浦和にとっては初めての延長戦に入ります。

流れとしては、相手に向いているような展開ですが、今大会でこのような展開で逆に勝負強さを見せ続けている浦和の真骨頂がこの延長戦で出ました。

延長前半は、両チームとも得点が生まれない中で、疲労もピークの中で迎えた延長後半3分に、まさに準々決勝で見た3番渡辺陽から10番萩原大智へのパスからのゴールまでの流れの逆の、10番萩原大智から3番渡辺陽へのラストパスからゴールが生まれ、浦和が再びリードを奪います。

8分に24番シマブク・カズヨシに代わり15番高橋海翔が入ります。

残り2分をしっかり乗り切ればというところで、試合を決める追加点を浦和が奪うことに成功します。

疲労もピークながらチャンスでしっかりペナルティエリア内に侵入した10番萩原大智がボールを奪われないように粘りを見せると最後は、キーパーも交わす形になり、無人のゴールに流し込んで3-1とします。

延長後半も残り1分ほどで2点差をつけ、当然試合はそのまま終了。

苦しい展開を再び力強く乗り越えて、ついに、ついに、決勝の舞台に上がりました!

もうね、帰宅の新幹線の中では、楽しく3往復目の大阪はどのように行こうかとサポーターの友人と盛り上がったものです。

年末で大阪というのは、選手たちの雄姿を見届けたいと思っても、仕事も忙しい時期になるので、足を運べないという方が多数います。本当に、来たいけど泣く泣く来られないという方もたくさんいます。

無理をしてでも決勝の舞台へは足を運ぼうとする方も多いでしょうが、決勝に進出したことで、仮にどうしても休みが取れないという方でもテレビ放送で試合の模様を見ることができます。多くの人に浦和レッズジュニアユースの戦いぶりを見てもらいたかったので、その意味でも、本当に決勝まで勝ち進んでくれてありがとうと言いたいです。

でも、ここで満足ではないですよね?倒さなければならない相手がいますよね?

やってやりましょうよ!

今大会で頂点に立つに相応しいチームは、浦和レッズジュニアユースです!

楽しみで仕方ありません、どうしたらよいものでしょうか。

興奮を抑えつつ、28日の決勝を待ちたいと思います。

かなり疲労がたまっている様子も見えましたが、中1日しかありませんが、出来る限りの回復に努めてください。あとは、疲れた時にあと一歩後押しをできるように、私たちも決勝を一緒に戦います!

ではでは。

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おまけの写真。

第15回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会 準決勝 2013/03/02 浦和レッズJrユースU13 vs 大宮アルディージャJrユースU13 0-2敗戦・・・組織と個、次のステップへ必要な敗戦

秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

U13の埼玉県の新人戦の1回戦、2回戦は、足を運ぶことができなかったため、U13の試合としては代表決定戦の1月20日以来、ユースの練習試合でレッズランドに行った際に先週あたりに、3本目の最後のほんの少しだけチラッと眺めるくらいだったので、割と久しぶりの観戦になります。

代表決定戦に勝利し、1回戦、準々決勝を勝ち上がった浦和レッズジュニアユースU13は、今日の準決勝で大宮アルディージャJrユースU13と対戦しました。

このところ、強風が吹く日が多く、今日もかなりの強風の中での試合となりました。

1回戦は大勝、準々決勝は1-0で勝ち切った試合という結果のみで、その経過自体はほとんど分からずも、浦和の個々の能力の高さと破壊力は、既に何度も見ているため、その特徴を組織的なサッカーをしてくる相手に対しても発揮できるのか、強風という悪条件を上手く活かせるかなど、いくつかのポイントを置きつつ見させてもらいました。

では、試合に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に15番三井愁雲、右に16番山崎広大、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFが左に19番山下勇希、右に17番山崎舜介、真ん中に2番大西翔也、10番長倉幹樹、FWが左に5番シマブク・カズヨシ、右に13番樋口颯太

となります。

前半は、風上で難しい状況での立ち上がりと同時に、相手の組織的な戦いに個人での打開を狙う浦和と言う構図になるケースが多く、2分に17番山崎舜介からの縦パスに5番シマブク・カズヨシが抜け出すも惜しくもオフサイドになる場面、13番樋口颯太がインターセプトからシュートまで持ち込むもキーパーに阻まれた3分のプレーなど、惜しい形も作れてはいたものの、かなり長い時間を浦和が守備、大宮が攻撃という苦しい展開となりました。

サイドから、長身の選手やドリブルの巧い選手を上手く生かした大宮の攻撃に対して苦しみながらも耐える展開が続き、ボールを奪った後の攻撃も中盤でパスを狙われてカットされてしまうケースが多く、個人の突破もうまく囲まれて奪われるなど、なかなかうまく行かない状況の中、15分前後に2番大西翔也が逆に中盤で相手からボールを奪ったり、キープしてパスを捌いたり、リズムを作るようなプレーを多く見せることで、少しずつ浦和のペースになりそうな空気もあったものの、その流れを断ち切るように、相手選手のミドルシュートが風に乗って豪快に決まってしまい、0-1とビハインドを負ってしまいます。

その後も、攻撃の際に個々の力で突破をしようとして引っ掛かるケースが多く、2番大西翔也のミドルシュートや、5番シマブク・カズヨシのインターセプトからの攻撃などあったものの、同点ゴールまでは遠く、逆に20分に、どのくらいの接触があったのかはやや怪しげではあったものの、ペナルティエリア内で相手選手を倒したという判定でPKを取られてしまい、これを決められて0-2とされてしまいます。

前半は0-2で終了。風上という状況があったにしても、かなり流れも味方しない前半となりました。

後半スタートから、10番長倉幹樹に代えて4番菊地泰智が入ります。

風下の後半、上手く生かしてこの劣勢を跳ね返したいところですが、前半に比べて明らかに攻める時間は長くなったものの、やはり効果的な攻撃はなかなか繰り出せず。5分に16番山崎広大からのパスを受けた13番樋口颯太の放ったミドルシュートが風に乗ってクロスバーを叩く場面はあったものの、全体的には、相手は上手く使っていた風下と言う状況をなかなか浦和は活かせない状況。 

7分に、14番松永悠希に代わり6番白田颯人が入ります。

8分に、19番山下勇希のパスを受けた5番シマブク・カズヨシが抜け出してシュートを狙うもキーパーに阻まれます。

12分には、再び5番シマブク・カズヨシがドリブル突破でサイドから切り込んで行くも得点には至らず。

いくつかのチャンスを作るも決められない中で、15分に、カウンターからキーパーと1対1になる決定的な場面を作られるも、18番高草木天平がしっかりコースに入ってシュートをキャッチし防ぎます。

18分に、17番山崎舜介に代わり7番関根陸斗が、20分に13番樋口颯太に代わり3番荻原拓也が入ります。24分には、6番白田颯人がドリブル突破からクロスを上げたところ、相手ディフェンダーがハンドしたようにも見えましたが、ハンドの判定にはならず。

残り5分ほどは、相手ゴールを脅かすプレーが作れないままに、カウンター気味に2度ほど危険な場面を迎えつつ。

試合終了間際に、3番荻原拓也から4番菊地泰智、裏のスペースへのパスに7番関根陸斗が抜け出すというプレーがあったものの、これはオフサイド。

結果、後半は得点が動かず0-2で終了。

残念ながら、決勝進出はならず、来週は3位決定戦に回ることになりました。

まず、浦和サポーターの気持ちとしては、多くの人がそういうように浦和のエンブレムを付けている選手は大宮アルディージャには負けてほしくないという気持ちが強いので、敗戦と言う結果は純粋にサポーターとしては残念です。

ただ、浦和レッズのジュニアユースの1年生のこの段階ということと、この1年間で見てきたU13のイメージから考えると、個性の強い選手が多いチームで、この1年間での指導方針もおそらく、戦術を重視した戦い方より、個々の特徴を生かしてやるサッカーと言うものに重きを置いて戦ってきたチームだと思いますので、思った以上にチームとして組織的に、いわゆる個々の力を重視したサッカーに対して、こう守られたらいやだな~とか、こう攻められるといやだな~ということを、忠実にやってくる相手に対して、真正面から攻めすぎた部分もあったり、守備でも苦戦を強いられたり、なんというか、術中にはまったような部分もあるのかな~とも思います。

いわゆる、今日の試合で思うように行かなかったことは、浦和の育成の中で個性を生かした戦い方、個人を重視したサッカーでは、必ず通らなければならない道と言ってしまっても良いと思います。

じゃあ、今後どうすればよいか。まず、ドリブルが得意、シュートが得意など色々あると思いますが、今日個人での突破で通用しなかった回数を思い返した時に、どうして通用しなかったのかをよく考えてみることが一つ重要で、更に個人技を磨いて同じケースでも突破できるようにする努力ももちろん必要です。

更に、プレーの選択肢を考えることも必要で、風上なのにそれを計算しないで安易に大きく蹴るケースも目立っていたので、そのような状況判断も必要でしょう。

そして、組織的な戦い方のウェイトを少しずつ増やしていく必要もあると思います。味方との連携での突破のバリュエーションもそれぞれの個性を消さないやり方で考えていくことも必要でしょう。

自分が生きるために、味方の動きをよく見て2つ3つ先の動きを数選手が共有して攻める形もありでしょう。

色々考えられます。

とにかく、今日の試合でなぜ敗れたかを、考えて、話して、聞いて、試して。また、これまでの個人重視だったところに少しずつ組織的な戦い方も加えていくことも今後は必要になっていくと思います。ただし、これは、個性を消すための組織ではなくて、個性を生かすための組織。

ただ、ブクメがこの大会を戦っているU13で好きなのは、破壊力のある攻撃を仕掛けることができる攻撃的な特徴を持った選手が多いことでもあるので、そこだけは常に継続させていってほしいです。

ブクメは、わがままですよ、要求も多いです。

 

まずは、来週の3位決定戦できっちり勝利して、次のステップへ進んで行きましょう!

ではでは。 

秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日秋葉の森総合公園サッカー場  2013年3月2日

 

 

 

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おまけの写真。

 

第22回埼玉県クラブユース(U-14)サッカー大会 準決勝2013/01/19 浦和レッズJrユースU14vsクマガヤSC JrユースU14 2-0勝利・・・この対戦相手を倒す意味

熊谷スポーツ文化公園補助競技場2013年1月19日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

前回のこの試合の翌日から昨日までフィリピンに行っていたのですが、実は、その際に、いつもこのブログで掲載する際に撮るのに使っているカメラ機能メインの携帯を盗まれてしまいまして、今日は、一つのスマホでメモアプリとカメラでバタバタ切り替えながらの試合観戦になりました、慌ただしかったです。

あ、どのような経緯で盗まれたのは馬鹿馬鹿しい話なので気になる方は、見かけたら聞いてください(笑)

ということで、先週の大雪の中での準々決勝を制した浦和レッズジュニアユースU14は、準決勝に勝ち進み、因縁のクマガヤSCとの対戦がかないました。浦和の下部組織の応援をしているものとしては、クマガヤSCというのは、とにかく浦和がかなりの期間勝てていない相手であり、昨年、一昨年と、この大会でも初戦で対戦し敗れているという相手。さらに、今年に関して言えば、関東1部リーグに昇格してきていますので、リーグ戦でも2度対戦する相手でもあります。

今日出場した選手の中でも昨年の2年生も多く出場した埼玉県のU15の大会で大敗していることもあり、闘志を燃やしていた選手も多かったと思います。

「クマガヤSCからユースに入り活躍している茂木力也には悪いけど今日は、久しぶりに浦和が勝って嫌なジンクスを破って今年の勢いをつける試合にするぞ!」と、ものすごくブクメは意気込んで変なテンションになってました(笑)

そのくらい、今日この試合に勝っておくことは大きな意味を持つものかと思っていました。

では、試合に移ります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに2番浅賀祐太、、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに20番渡辺陽と4番11番高橋海翔、MFがボランチに19番松高遼、トップ下に12番知久航介、左に7番轡田登、右に13番中嶋海登、FWが左に6番川上エドオジョン智慧、右に15番萩原大智

となります。

フォーメーションは、あまり考えずに4-3-3で書いていたのですが、4-4-2ぽかったので、今回はそうしてみました。

序盤は、相手の寄せの速さや力強いプレーにやや苦しめられ、2分に危険な形を作られるもギリギリのところでしっかり対応して失点は回避。中盤のところで、やや慌てたプレーになり中盤からの展開で相手に奪われる場面が多くなるものの、6番川上エドオジョン智慧が前線でのポストの役割としてロングボールに対してしっかり触れることが多く、6番川上エドオジョン智慧が頭で触って落としたところを15番萩原大智が受けて仕掛ける形などが多くみられました。

また、序盤特に印象的だったので、左サイドに入っていた7番轡田登の守備意識で、サイドから仕掛けられた際に、しっかり戻り相手の攻撃を抑えるプレーを何度も見せてくれていました。

中盤からのパスの成功率は低いものの、6分に19番松高遼から右前線のスペースへパスを出し、実際は届かなかったものの13番中嶋海登がそこに走りこむなど、もう少し落ち着いてきたら効果的なパスになるだろうという試みが19番松高遼から見られました。

先ほど7番轡田登の守備意識の話をしましたが、比較的高さという意味では相手に分があるという状況の中で、7番轡田登の高さと体の強さも守備の部分で効果的に生きていました。

浦和の攻撃の中では、10分に6番川上エドオジョン智慧からのパスを受けた15番萩原大智が思い切ってシュートを狙うもディフェンダーに防がれます。

15分に、7番轡田登のヘディングシュートを狙いますが、クロスバーを越えて得点ならず。

16分の5番河内渉真のスローイングから6番川上エドオジョン智慧がドリブルで仕掛けた場面、7番轡田登、6番川上エドオジョン智慧、13番中嶋海登とテンポよくパスが通りしかける形、20分には12番知久航介から7番轡田登へパスが入ると同時に2番浅賀祐太が追い越して前線のスペースへ走り、パスが通って仕掛ける形もできていました。

前半20分前後では、25分にも2番浅賀祐太15番萩原大智にパスを当てて自らが前線に走り、15番萩原大智は7番轡田登へのパスを選択したものの、直接2番浅賀祐太に出す選択肢も作り、さらにパスを受けた7番轡田登が出すパスコースにも入っていたように、2番浅賀祐太のタイミングの良い攻撃参加も何度か見られました。

・・・と、その前に浦和の先制点が入るんです。

23分に、13番中嶋海登と15番萩原大智がワンツーで13番中嶋海登が抜け出し、右前線からクロス、これが相手ディフェンダーをうまく抜けてゴール前に走りこんでいた7番轡田登が押し込んでゴール!

見事な形で浦和が1-0と先制します。

27分に相手のループシュートであわやゴールかというピンチもあったものの、直後には6番川上エドオジョン智慧がドリブルで仕掛けて枠をとらえたシュートを放つ場面があり、これはキーパーにはじき出されたものの、惜しい形を作り、さらに前半終了間際にはカウンターの流れから15番萩原大智がドリブルで仕掛けるという形もありつつ、前半はそのまま1-0で終了します。

後半に入っても、相手の攻撃で危険な形を迎えることは多くあったものの、相手の17番の選手が裏から飛び出して仕掛けてきた時にサイドから崩される場面では結構なピンチの場面を数回迎えたことはあったものの全体的には守備陣が落ち着いて対応するという展開で試合は進み、浦和の攻撃に関しては、前半よりも中盤からのパスの成功率が高くなり、特に19番松高遼からのパスからのチャンスの数が格段に増えていた印象があります。

また、前半以上に前線での浮き球に対して6番川上エドオジョン智慧がしっかり競ることができる回数が増え、そのこぼれ球が味方選手につながってという前線のポストプレーが生きた形も多くみることができました。

同様に6番川上エドオジョン智慧が前線で相手キーパーやディフェンダーにプレッシャーをかけることで、ミスを誘う場面も何度か作ることができていました。

ビハインドを追っていることで、10分あたりからは相手の攻撃も激しくなり、引きながら守る時間ができてきたところで、15分に13番中嶋海登に代わり3番伊藤敦樹が入ります。

16分に相手の強烈なシュートが枠をとらえるも1番関敦也が反応してはじき出します。18分には、サイドから突破されて決定的な形を作られるも相手のシュートは枠をとらえず。

守備の多い時間帯にはなったものの、ここで逆に一つの成長が見られたというか、昨年末のアンダーアーマーカップで守備ラインがオフサイドと判断してアピールして足を止めてしまうことで、失点をしてしまっていたことがあったのですが、この試合では、オフサイドのアピールはし
つつも、守備陣がしっかり集中を切らさずに次の動きもしっかりできていました。とても良いことです。

相手の攻撃を受けて反撃という形が多くなったことで、逆に12番知久航介や19番松高遼を経由して一気に反撃という形を狙いやすくなったところで、25分にその形がはまり、やや自陣に近い位置でパスを受けた19番松高遼がディフェンダーの裏のスペースに長めのパスを送り、そのスペースをしっかり見て走りこんでいた15番萩原大智につながりキーパーと1対1の場面で落ち着いて決めて2-0とします。

その後、27分に6番川上エドオジョン智慧からのパスを受けた7番轡田登がシュートを枠をとらえたシュートを放つ場面や、試合終了間際に15番萩原大智がサイドからドリブルで仕掛けてクロスに6番川上エドオジョン智慧がヘッドで合わせたボールがクロスバーを叩くという惜しい形がありましたが、ゴールにはならず、試合は2-0で終了となりました。

勝ちました!

最初に書いたように、ここまでかなりの期間勝てていなかった相手であり、同じリーグで対戦する相手に勝った意味は当然大きいですし、相手どうこうではない部分でも、試合の中での味方を鼓舞する声も1番関敦也を中心に多くの選手が必要なタイミングで出すことができていたのも良かったですし、何より応援する側としても見ていてすっきりするようなプレーが多く見られたことが個人的にはうれしかったですね。

本来は攻撃参加という持ち味のある選手が相手の攻撃を防ぐために、攻撃参加を我慢して守備に徹することができていたのも含めて、本来持つ強さの片鱗が見られた試合でした。

前線の6番川上エドオジョン智慧と15番萩原大智の2人は、どちらも個人で打開できる力も持っているのですが、おそらくここ数試合では、自分が思い描くようなドリブル突破などができていないと思ってしまっているのかもしれません。そういう時は、余計に仕掛けた時に引っかかってしまうことが多くなるのですが、今日の試合でもそういうことは多くなっていたとは思います。ただ、6番川上エドオジョン智慧の持ち味の中では自らの突破と同様に運動量激しく前線を活性化するという大きな持ち味があって、その部分を継続して見せ続けてくれてチームの中で彼がやるべきプレーの一つはしっかりできているので、ゴールを量産しだすのも時間の問題だと思います。

15番萩原大智にしても、ドリブル突破を狙った時に相手の守備にかかる回数が多かったものの、持ち味であるスピードでディフェンダーの裏のスペースを狙うというプレーは何度も見せており、実際にその形が実って1点取ってくれましたね。

それぞれの選手が持つ特徴と持ち味の中で、調子が悪い時でも、安定してやり続けなければ行けないことをどれだけ全ての選手ができるか、それができることで、チームに安定感が出てきますし、その中で持ち味を強烈に発揮できるように自信を持ってプレーのしていくことと、それが実ることによって、チームとしてのレベルが高く高くなっていく。

そのスタートとして今日のようにレベルの高い相手に対して、全ての選手が安定してやり続けるべきプレーをして結果もついてきました。ある要素に関しては、成長というよりは、取り戻したという表現の方が適切かもしれませんが、本来このチームが持っているレベルというものを確認することができました。

まずは、来週の決勝戦で継続性を見せ、タイトルをしっかり取ってください。そして、リーグ戦に堂々と乗り込んで行ってやりましょう。

そして、クマガヤSCについても、ややここ最近話題として入ってくることが多いので、昨年のチームが強くて、今年は苦しそうだという話も入ってきたりしていますが、先ほど挙げた裏から飛び出して、浦和の守備陣を相当苦しめた17番の選手含めて、そういう選手の使い方やチームとしてレベルが上がって来た時には、間違えなく脅威になってくるでしょうし、リーグ戦で2度対戦する浦和としては、気の抜けない相手になってくるでしょうね。

リベンジされないくらい浦和も強くなればいいんですけどね!

楽しい試合でした。

お疲れ様でした。

ではでは。 

熊谷スポーツ文化公園補助競技場2013年1月19日熊谷スポーツ文化公園補助競技場2013年1月19日熊谷スポーツ文化公園補助競技場2013年1月19日

 

 

 

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おまけの写真。

 

第15回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会 代表決定トーナメント準決勝 2013/01/13 浦和レッズJrユースU13 vs Siraoka K’s JrユースU13 11-0勝利・・・新年も破壊力抜群

県立三郷高校グラウンド2013年1月13日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年は年始から色々サッカー観戦をしておりますが、浦和レッズの下部組織の試合自体は今日の試合が2013年初観戦となります。 やはり、浦和レッズのユニフォームをまとった選手を応援するのは気持ちが良いですね。

昨年までは、前年の11月くらいから予選を戦っていたU13の埼玉県の新人戦にあたる、この埼玉県ユース(U13)サッカー選手権大会が、今年は数試合シードのような形になり、浦和レッズジュニアユースは、2つ勝てば本戦出場というタイミングで登場する組み合わせになっており、今日がそのスタートの試合となります。

その初戦の対戦相手は、Siraoka K’sというチームになります。会場は、県立三郷高校のサッカーグラウンドということで、土のグラウンドです。この大会の早いラウンドではおなじみになってますね。

対戦相手のことは、よくわかりませんが、昨年のメトロポリタンリーグの戦いぶりを見ていれば伸び伸びと破壊力のあるサッカーを見せているU13が、問題なく大量得点で突破してくれるんだろうなと思っていましたが、思った通りの破壊力でした。

冷え込むことの多いここ最近ですが、今日は比較的ポカポカ陽気の中での試合です。

さて、試合に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に9番角田涼太朗、右に16番山崎広大、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFがボランチに8番立川将吾、トップ下が6番白田颯人と19番山下勇希、FWが左に2番大西翔也、右に4番菊地泰智、真ん中に5番シマブク・カズヨシ

となります。

かなり力の差のある相手で、ほとんどピンチの場面がなかったので、細かい判断が難しいですが、得点経過、交代、チャンスなどをざっと書き上げてみますね。

開始早々に5番ジマブク・カズヨシがゴール、3分に19番山下勇希が追加点。この2得点は、スターティングメンバーをメモしている間にあっという間に決まってしまいました。2-0。

5分に5番シマブク・カズヨシからのパスを6番白田颯人がヒールで見事なトラップから抜け出してシュートまで持ち込む場面がありました。

そして、8分に左に開いた5番シマブク・カズヨシからのパスを受けた2番大西翔也が決めて3-0。

10分には、右サイドバックの位置でボールを持った4番菊地泰智が中盤に位置していた19番山下勇希が右のスペースに走り出したと同時にパス、自らは中盤のスペースへ走り、19番山下勇希もワンタッチで、再び4番菊地泰智に戻し、早い展開ですぐさま左前線に走る2番大西翔也へパスを繋げ、シュートまで持ち込む場面がありました。

相手の守備がかなり甘い部分もあったため、一人でも打開できる場面が多い中で、こういう連携をうまく利用した攻撃での崩しは逆に目を引きました。

11分に、8番立川将吾から裏のスペースへのパスに5番シマブク・カズヨシが反応して走る良い動きがあり、迎えた12分に6番白田颯人がゴール。これで4-0。

15分に8番立川将吾のミドルシュートでの惜しいチャンスがあり、18分には再び2番大西翔也がこの日自身2点目となる5点目を決めます。5-0。

更に19分には2番大西翔也のアシストで5番シマブク・カズヨシもこの試合自身2得点目となるゴール。これで6-0。

25分には、2番大西翔也が決めて、これでハットトリック。7-0。

26分には、4番菊地泰智のコースを狙った惜しいシュート。30分には8番立川将吾の裏を狙ったパスに再びシマブク・カズヨシが反応して抜け出す惜しいチャンスがありました。

前半だけで大量7点のリードでハーフタイムを迎えます。

後半は、2番大西翔也、4番菊地泰智、8番立川将吾、9番角田涼太朗、18番高草木天平に代えて3番荻原拓也、7番関根陸斗、15番三井愁雲、17番山崎舜介、1番柿沼優輔が入ります。

大幅にメンバーが変わったので、だいたいのポジションを書き出しますね。

GKが18番高草木天平、DFが左に15番三井愁雲、右に17番山崎舜介、真ん中に16番山崎広大と14番松永悠希、MFがボランチに20番弓削翼、トップ下が6番白田颯人と19番山下勇希、FWが左に3番荻原拓也、右に7番関根陸斗、真ん中に5番シマブク・カズヨシ

となります。

後半は、3番荻原拓也の左からの攻撃の回数が非常に多いように感じました。その3番荻原拓也がまず開始早々にシュートの場面を作り、2分には、3番荻原拓也のパスから6番白田颯人がループ気味にシュートを狙うも枠をとらえきれず。

4分に、6番白田颯人が決めて8-0。

5分に7番関根陸斗からのパスを受けた6番白田颯人がシュートを狙います。

7分に、19番山下勇希、6番白田颯人、5番シマブク・カズヨシに代わり10番長倉幹樹、12番長谷川魁哉、13番樋口颯太が入ります。

8分に、3番荻原拓也からのクロスを7番関根陸斗が頭で合わせる惜しいシュートチャンスを作ります。

10分に7番関根陸斗が右サイドでドリブルで深い位置まで持ち込み、ラストパスを13番樋口颯太が押し込んで9-0とします。

12分には、コーナーキックのチャンスから混戦になりこぼれたところを17番山崎舜介が押し込んで10-0。

20分にこの試合唯一のピンチというカウンターから抜け出される場面があったものの、ここは15番三井愁雲がしっかりカバーの意識をもってプレーしており、抜け出した相手から見事にボールを奪い返します。

その後もチャンスは多いものの、おそらく5本以上はクロスバーやポストに当たったシュートがあり、そのまま終わるかと思われた試合終了間際に7番関根陸斗からのパスを受けた17番山崎舜介が決め、結果的に11-0で試合終了となりました。

もっと得点が取れた試合ではありますが、無失点で11得点という結果は見事です。

試合終盤には、やや前線で自分が取ろうと個人プレーに走る選手ばかりが目につくようにはなりましたが、今日の相手は守備の厳しさがほとんどなかったので、ある程度は許容されるものかとも思います。

ただ、今後の自らの成長、チームの成長、守備の固いチームやプレスの早いチームを相手にしても有利に試合を進められるようにするためには、先ほどあげたような数人でのスペースやワンタッチパスを利用した連携や、裏を狙ったプレーで意図がぴたりと合って抜け出すようなプレー。また、試合終盤に13番樋口颯太が見せたポストプレーで味方の動きをうまく使ってリズムよく攻撃を作るようなプレーなども、意識して増やせるようにしていくのも良いと思います。

ただ、そういう状況というのは、そういう相手と対戦した時に肌で実感した方がわかりやすいので、今後この大会でそういう相手とあたる機会が多くなると、試せる機会は多く出てくるのかと思います。

ただ、決めきるところでの破壊力は見事ですので、決められる選手が自ら決める気持ちも持ち続けて、継続させてください!

色々書きましたが、気持ち良い試合でしたよ、満足です。

ではでは!

県立三郷高校グラウンド2013年1月13日県立三郷高校グラウンド2013年1月13日県立三郷高校グラウンド2013年1月13日

 

 

 

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おまけの写真。

 

埼玉新聞社旗争奪第21回埼玉県ユース(U-15)サッカー選手権大会2012/10/08 準決勝- 浦和レッズJrユース vs クマガヤSC 0-8敗戦・・・大敗からでも学べることは、たくさんあります

10月8日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 補助グラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

なんだか、昨日のユースの試合の流れを引きずって、モヤモヤしたまま、今日の試合の観戦に来てしまいました。良くないですね、切り替えます。

浦和レッズジュニアユースが決勝トーナメントから参加しているこの大会は、先週の準々決勝で延長戦を2-1で勝利し、今日の準決勝にコマを進めての試合となります。

対戦相手は、クマガヤSCとなります。

この試合のスタメンは以下、

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに2番信沢啓人、右サイドバックに20番渡辺将矢、センターバックに4番浅賀祐太と6番小崎魁、MFがボランチに26番松高遼、トップ下に23番平野正人と10番小田切真人、FWが左に8番新納大雅、右に22番萩原大智、真ん中に9番東伸幸

となります。

3年生が5人、2年生が6人という構成でのスタメンになりました。

浦和が関東U15リーグの1部リーグで戦っているのと同様に関東U15リーグの2部リーグを戦っているクマガヤSCということで、どのようなメンバー構成で臨んでくるのかも気になりつつの観戦でしたが、聞いた話によると、クマガヤSCはいわゆるベストメンバーだったとのことです。2部リーグで断トツの1位で既に来季の1部昇格を決めている相手ということで、今回の試合は3年生も前の試合よりも多く入ったものの、結果のみを見ればかなり厳しいものとなりました。

どう表現するのが適しているのか考えてみたのですが、相手の前線の攻撃陣が強烈で、いくつかの攻撃のパターンに相当自信を持って躊躇せずに仕掛けてくる事に対して、圧倒されてしまって本来できることができないままに、失点を重ねてしまった試合という印象でした。

試合展開としても、こらえて反撃する前に、豪快なミドルシュートを決められてしまった流れも響いてしまい、落ち着いて対処する間も与えてもらえずに、失点を重ねてしまう流れになりました。

前半の浦和の攻撃パターンとしては、23番平野正人と10番小田切真人の中盤でのワンツーからサイドを突破してクロスに9番東伸幸が仕掛けようとする場面や、コーナーキックの混戦から4番浅賀祐太が鋭いシュートで狙うもキーパーに阻まれた場面など、20番渡辺将矢や22番萩原大智のシュートなど、少ないものの、ゴールに近づく場面も何度か作れましたが、やはり全体的には相手が主導権を握り続ける中で終始した前半でした。

前半を0-3で折り返します。

後半10分前後に26番松高遼に代わり13番清水裕太、8番新納大雅に代わり11番村上秀斗が入ります。13番清水裕太が中盤を駆け回り、11番村上秀斗のチームを鼓舞する声が響き、プレーでも流れを引き寄せるべく力強く仕掛けることで、前半に比べると、浦和のペースに変わるかという時間帯も作るものの、攻撃に人数を割こうとするところを上手くねらわれて失点を重ねてしまい、後半も思うように行かずに、結果的には0-8で試合終了となりました。

右サイドの22番萩原大智の個人技で再三、右のサイドから鋭く攻め上がる場面が作れていたのが印象的でしたが、やはり試合自体に落ち着きが持てなかったことからか、いつもならば精度の高いクロスを上げているところが、やや雑になっていたようにも感じます。

圧倒的な力の差があるわけではないのですが、やはり、各学年が別々に練習してチームを作っているジュニアユースの仕組みで、普段一緒に試合をしていない2年生と3年生が混ざった形で短い期間で、これだけ組織としてまとまった攻撃の強烈なチームを相手にするのは容易ではないというのが正直な感想です。

ただ、後半の終盤に単発ですが、例えば、2番信沢啓人がボールを持ち上がりながら、11番村上秀斗が左前線に走り相手ディフェンダーを引き連れつつ、22番萩原大智も右前線に走り出したところで、空いた中のスペースに斜めに23番平野正人が走りこんでそこにパスを通して仕掛けて行った場面などは、確実に相手守備を崩しかけていましたし、そういうプレーも終盤に増えてきていたことを考えると、もう少し、この大会に臨んだ選手たちで試合などの経験を何試合か積めていれば、攻撃で相手の攻撃を抑えて主導権を握るような戦いもできたかもしれないと感じる部分もありました。

でもね、浦和のジュニアユースの育成の方針に関しては、筋が一本通っているので、そんなに心配はしていないんです。

だから、今日出場した選手は、この大敗の悔しさをしっかり受け止めて、今後に生かしてもらえれば良いと思います。

前回、FC深谷に競り勝ったおかげで、貴重な試合をもう一つ戦うことができたのは、今後を考えれば、必ずプラスに働いてきます。

お疲れ様でした!

ではでは。 

10月8日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 補助グラウンド10月8日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 補助グラウンド10月8日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 補助グラウンド

 

 

 

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おまけの写真。 

第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会 順位決定戦準決勝 2012/06/23 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 3-0勝利・・・流れも味方につけて快勝

那須スポーツパーク2012年6月23日

どうも、浦和サポブクメです☆

思えば昨年のこの順位決定戦のころは、U17のワールドカップでメキシコに行っていて来られなかったのですが、あれからもう1年経っていると考えると月日が経つのは早いものです。

同時に、那須スポーツパークに来るのもの2年ぶりということになるわけですが、この大会のこの場所は、既に全国を決めてから来るのと、9位決定戦で来るのと、まったく応援する側としての緊張感も違ってきます。

この会場に到着する前に、同じグループで3位になった川崎フロンターレU-18と同じ埼玉県の大宮アルディージャユースがPK戦で敗れて全国の夢が途絶えたという情報を得た時には、直接浦和とは関係ないものの、やや複雑な心境になりました。

さて、浦和レッズユースは、そういうプレッシャーからは解放されたグループ1位通過の4チームで戦う関東1位を決めるための順位決定戦に臨むということですが、プレッシャーはないものの、全国大会へ向けて、更に7月に再開するプレミアリーグのためにも、いわゆる強いチームとの対戦で、自信を深めつつ、課題部分をしっかり見つめられるようにする、そういう貴重な2試合の経験を積める場としなければなりません。

まず、準決勝となる今日の対戦相手は、横浜F・マリノスユース。

試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

キーパーのみ1番吉野雅大から18番関口亮助に変わったのみの変更で、あとは前節と同様のスターティングメンバー、ポジションとなります。

最初の写真にあるように、この試合は、あかまつフィールドで行われたのですが、以前ここで見たときは、横に広く使っていて土手の上で割と試合の流れが見やすいイメージがあったのですが、半分が養生中となっていて(そもそも1面で使っていたところが今はA面、B面となってその片方が養生中ということぽい)、何が言いたいかというと、観客が見られる土手側から奥の方が思ったより見難い感じになってました。

那須スポーツパーク2012年6月23日

こんな感じに、 立て看板も立ってます。

見た目以上に芝が深いのか、ややボールコントロールに苦慮しているような場面も見られたものの、試合の入り方としては浦和がうまく入れたと思います。

特に、左サイドの14番関根貴大とそこに絡んだ10番中村駿介のところでボールが収まり、また、14番関根貴大が運動量を惜しまずに前線からうまく体を入れてインターセプトする場面も多くみられ、この左サイドからの攻撃の形が多く、また、こちらは素早い動きとポジション取りからの攻撃という意味で、右サイドで8番繁田秀斗と2番新井純平が絡んだ攻撃など、サイド攻撃が多く、そこに前線の21番進昂平が当てどころとなるような動きでポストとなる形が多くみられました。

このような攻撃が機能していて、サイドから仕掛けてクロスを上げるという形までは、序盤から多く作ることができ、6番西袋裕太からのロングフィードを21番進昂平が落として、受けた16番岸伯富実が左に開いて14番関根貴大が仕掛けてだったり、16番岸伯富実からのクロスに21番進昂平がヘディングシュートを狙ったり、8番繁田秀斗からオーバーラップする2番新井純平につなげ、クロスに14番関根貴大が合わせようとするなど、サイドから崩してということでは、できていたものの、今日はどういうわけか、その後がピリッとしないことが多く、ラストパスを受けた選手がシュートまで行けなかったり、一歩タイミングがずれて奪われてカウンターを受けてしまうなど、悪くはないが、厳しめの言葉でいえば、フィニッシュのところで相手の粘りを打開するほどの激しいプレーができていないように感じる部分もあったようにも思います。

ペースは浦和でしたが、得点を奪ってしまわないとちょっと怖いかな~と思った中で、この試合のペースを相手に与えないとうい意味では、重要なプレーが12分にありました。

長いパスで浦和の右サイドを突破され、さらにペナルティエリア深くまでえぐられた、決定的なピンチの場面で、対応した18番関口亮助が、うまい追い込み方とラストパスを送られるところまでを読み、飛び込んできた選手のシュートをはじき返した場面がありました。

ここで、失点をせずに跳ね返せたことが一つ大きかったように思います。

浦和ペース、でもフィニッシュがうまくいかない、カウンターを受ける、相手もミスする、浦和も付き合ってミスする。そして、ファールが多くなる。正直前半の残り30分くらいは、そういうどっちつかずの流れで進んだと思います。仕掛けや崩しは浦和の方が一枚上手でしたが、決定的な場面が作れていたかというと、それも少し違うような。

浦和の惜しいチャンスとしては、19番須藤岳晟が高い位置で相手ディフェンダーからボールをインターセプトした際に、そのまま前線の21番進昂平にあと一歩でつながるというところでうまく収まりきらなかった場面と、フリーキックの場面で10番中村駿介からのクロスに2番新井純平がフリーの状態でヘッドで合わせたが、キーパーの真正面だったという場面、さらに左サイドからのサイドチェンジで8番繁田秀斗がスルーして、2番新井純平につながり、クロスに21番進昂平が合わせた場面も惜しかったといえば惜しかったと思います。

サイド攻撃に安易に飛び込んだところを交わされて一気にスピードに乗ってカウンターを食らう場面など、危険な場面もありつつ、前半は0-0で終了します。

後半スタートから、21番進昂平に代えて11番大野将平が入ります。

後半は、ややリズムが悪く、相手のペースになりそうな雰囲気もあったのですが、前半より攻撃的な意識を高めた20番広瀬陸斗の思い切ったプレスでインターセプトに成功し、そのままドリブルで左サイドを攻め上がり、深くまでえぐって14番関根貴大に繋げた惜しい場面を作り、その流れから、はっきりは確認できなかったのですが、8番繁田秀斗からのペナルティエリア内へ上げたボールに誰かが合わせてゴール(あとで確認したら14番関根貴大のゴールとのことでした。)

後半の立ち上がりの10分以内で、先制点を上げることに成功します。

この先制点によって、浦和の攻撃部分でのスイッチが入ったようで、簡単に言うと、20番広瀬陸斗も攻撃に参加するような形で浦和の守備は3バックのような形になる時間も結構多いながらも、攻めで相手を翻弄するプレーが多くなりました。

14番関根貴大と10番中村駿介、そこに20番広瀬陸斗も加わった左サイド側からの攻撃に関しての3人の距離感が非常によく、16番岸伯富実や19番須藤岳晟が、中盤からこの誰かにパスをうまくつなげた時にテンポよく攻め上がれる場面が増え、21番進昂平のように前線で体を張ってポストプレーという部分では、少し動きは足りないものの、11番大野将平にボールがつながった時には、持ち前の個人技で突破を図ってチャンスを作るなど、攻撃の鋭さが確実に増していました。

もちろん、攻撃的に行くということは守備の時のリスクも大きくなるということで、単発ではあったものの、シンプルに裏を狙われた時は、かなり危険な場面を作られたのも事実なので難しいところですが、楽観的に考えてしまえば、攻撃で翻弄して常に浦和ペースを保てたとも言えるのかもしれません。

21分には、右サイドからの2番新井純平のクロスに8番繁田秀斗と、誰かは確認できませんでしたが、もう一人ファーでそのクロスの軌道上にうまく入ってきた場面があり、ここは8番繁田秀斗がやや難しい体制でヘッドで狙ったためにゴールにならんかったものの、ここでスルーしていてももう一人が狙えるという形が作れていました。

25分に、14番関根貴大に代えて24番小川紘生が入ります。

交代して入った24番小川紘生の前線での激しいプレーから、浦和は追加点を奪うことに成功します。

34分に左サイドでパスを受けた24番小川紘生がドリブルで持ち込んでシュート。これをキーパーが弾いたところに11番大野将平がしっかり詰めてゴール。これで、2-0となります。

更に、37分には、10番中村駿介からの浮き球のパスを24番小川紘生が頭で合わせてゴール。これで、3-0とほぼ試合を決めることに成功します。

このゴールの後、16番岸伯富実に代えて17番立野峻平、8番繁田秀斗に代わって23番條洋介が入ります。

39分には、3番寄特直人に代わって4番西澤秀平が入ります。

この後、42分に10番中村駿介からの浮き球のパスを17番立野峻平が頭で合わせる決定的な形を作るものの、これは残念ながらクロスバーに阻まれました。

結局このまま3-0で試合終了となりました。

・・・無失点の快勝ではあるのですが、正直なところ本当に失点してもおかしくないような場面も試合を通して5回ほど作られており、そのうち2回くらいは、もうゴールに流し込むだけというところで、なぜかミスしてくれて失点を免れたというもの。これに関しては、大いに反省する必要はあると思いますが、これまでと少し違うのは、完全に守備の大前提ができなくて、あっさり突破されてという場面は、これまでに比べて確実に減っており、例えば、数的不利な状態で攻撃を受けた時に6番西袋裕太がうまく、ゴールまでの角度がないサイドの方へ追い込んでいき、時間を稼いで2番新井純平や3番寄特直人が戻ってボールを奪うであったり、守備に関してもバランスを考えて行おうと試みて良くなってきていることも実感できたので、この変化を持ってOKと考えます。

ただし、もし今日の相手に正確なパサーと決定力の高いフォワードがいたら、4点くらいの失点はしていたかもしれないというのは事実ですし、今後、全国大会で勝ち上がっていくためには、守備の形もしっかり完成させていかなければなりません。この点は、今シーズンこれまで作り方に問題があったところで、見つめなおしているところだと思いますので少し長い目で見つつ、クラセンでどこまで安定感が出て来るかに期待しつつ、見ていきたいと思います。

また、変化という部分では、この試合では、基本的にコーナーキックは10番中村駿介が蹴っているこのチームで、前半に3番寄特直人がコーナーキックを蹴り、得点にはつながらなかったものの、なかなか良い弾道だったこと。

また、これは前の川崎戦くらいから感じていることではありますが、今日の試合では後半の途中くらいから特に際立っていたのですが、19番須藤岳晟のボランチとしてのやりたい形というのが、少しずつ見えてきていること。23番條洋介など同じ2年生がピッチに多く立っていたからと言えば簡単なのかもしれませんが、狙いどころと受け手の動きが、しっくりくるし、そこから攻撃の形が作れているような場面も多くみられました。

あとは、スーパーサブに甘んじてもらっては困るのですが、前の試合に引き続き終盤の難しい時間帯で投入された17番立野峻平の、終盤に決定的な場面を作る働き(今日はヘッドをクロスバーに当ててしまいましたけど・・。) 意外と、こういう時間帯に緊張感なく(良い意味で)プレーできてしまう選手っていないので、良いです。

今日感じた良い変化が、実際に今年のチーム作りの現状を改善しているのかどうか、それは、明日の決勝戦の相手が東京ヴェルディユースで、今日もFC東京U18相手に5得点とか奪っている状況を見ても、ある程度そういう相手との試合で見られるのではないかと思います。

なので、今日は、良い部分を特に強く書かせてもらいました。

次の週にはプレミアリーグでも戦うことになる、東京ヴェルディユースとの明日の対戦が楽しみです。

ブクメは楽しみとか気楽に書いていますが、選手は過酷な2連戦で大変かと思いますのでしっかり休息を取ってできるだけ万全の態勢で臨んでくださいね!

ではでは!

那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日

おまけの写真(光の加減がダメダメ写真ばかりですみません。)