日本クラブユースサッカー選手権(U-15) 2017/08/20 浦和レッズJrユースvs栃木SC Jrユース 4-2勝利・・・育成を応援する醍醐味を再確認

どうも、ブクメです☆

同行者に自分がどういう生き方をしているかを伝えるのは、難しいもので、私の場合は、仕事も生活のベースもどちらも言葉だと曖昧にしか伝わりません。でも、今回は、実際に、一緒に足を運び、また、今日のような貴重な瞬間に立ち会えることで、「ああ、こういう生き方か」というのを知ってもらえたような気がしています。そのくらい、インパクトのある試合でした。

今回は、帰国期間と、私のわがままだけでは、決められない事情などがあり、帯広でのジュニアユースの戦いを見守るのは、ラウンド16までということで、この栃木SCジュニアユース戦が最終戦となりました。

夜の便で埼玉に戻り、既に、現在自宅に戻ってこのブログを書いています。

浦和レッズジュニアユースの戦いは、まだまだ後3試合続きます(勝ち続けることを信じているので最大で3試合とか書きません!)が、私個人的には、足を運べるのがここまでになるので、やや総括的な内容になることをお許しください。

育成に足を運び始めて結構な期間が経っていますが、育成の方向性がこうであるべきだと思っていたことをやってくれる方が邪険に扱われ、指示ありき、従うことありきで、それに従うことで結果は出せても、「選手の特徴ってなんだろう?」という状況になり、応援している、育成を見守りたいというスタンスは同じでいるつもりでも、ややフラットに見られるような自分が増えていました。

今年のジュニアユースは、強いですが、やはり、気持ちを入れきれない自分がいたのも事実です。それに相まって、自分が置かれる環境も、国外拠点に住むことになったり、大事な人もできたりで、なかなか以前のように足を運べなくなったのも事実ですが、半分くらいは言い訳になっているような気もします。

それが、今日のこと試合で、この先も見守りたい、本当にここまでしか大会での浦和レッズジュニアユースの戦いぶりを見守れないのは悔しいと感じる瞬間を見ました。それは、一つは、私の中で大きい要素を占める、選手の特徴を知る喜びですね。あとは、戦う姿勢を前面に出す選手が貴重な場面で爆発するようなことなど、もちろん、好きにもひとそれぞれありますが、今日は、それらをすべて見られたような気がします。

いろいろありますが、いくつか挙げると、今日2トップのポジションに入った11番松村大也のポストプレーを見て、こういうプレーもできるんだという発見。もちろん、途中からサイドになってサイドから仕掛けるこれまでにも見てきたそのポジションでの強さも見られましたが、こういう発見が見られたのも嬉しく。

あとは、会場でスタンドで見ていた人すべてが感じたであろう、試合の流れを変える同点ゴールと、試合を決める4点目を演出した2番奥山圭介の見事なラストパス。私が見ている限りでは、いつも後ろ目のポジションをやっている彼が、後半半分あたりから、前目のポジションに上がり、そこで見せた試合を決めるパス。おそらく、昔から見ていた方は、そういう選手だと知っているのだと思いますが、全く知らなかった私は、その采配と、実際に、その特徴を発見したことに衝撃を覚えたわけです。

そして、相手が先行する展開で、下を向いてズルズルいかずに耐えて、負けたくない気持ちを爆発させ、結果的に逆転から突き放しての勝利という戦いきる力もすごかったです。とにかく、単純に興奮しました。

対戦相手の栃木SCがかなり良いチームで、リーグ戦でも一度敗れている中で、この全国大会で再戦し、再び苦しい展開が与えられたことが、より浦和レッズジュニアユースを強くするきっかけになったのではないかとも感じています。

わかります、文章がまったくまとまっていません。でも、チームが一つ壁を破って成長する瞬間を見てしまうと私はいつもこんな感じです。

前置きが長すぎるので、試合展開を簡単に書いておきますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左サイドバックに9番佐藤優斗、右サイドバックに22番岡田翼(後半?⇒26番島垣翔)、センターバックに5番遠藤基意と2番奥山圭介、MFが左に7番木下翼、右に50番桐山龍人(後半13分⇒23番工藤孝太)、真ん中に4番根岸恵汰と8番盛嘉伊人、FWが11番松村大也と13番堀井真海

となります。

序盤、前線の11番松村大也と13番堀井真海が、果敢に仕掛ける場面は多くなるものの、相手の守り方がうまく、仕掛けきれないケースが多くなっていました。突破できそうに見えてもセンターバックの2枚のところで積まれてしまうようなイメージでしょうか。

サイドからの攻撃も先ほど少しふれたように寄せが早く、プレッシャーをかけられることでなかなか精度の高いパス回しができないような印象がありました。相手の攻撃にも迫力があり、前半25分前後に、シュートミスに助けられた決定機の直後に先制点を決められ、0-1とされ、さらに相手の攻撃の勢いが増す中で、バタバタしてしまってもおかしくないところでしたが、思うようにいかない展開になっていたところで、逆にこの状況でたとえば、この試合スタメン出場となった50番桐山龍人などは、試合開始からのプレーは、なかなか思うように行かないように見えたものの、自分がやらなければというスイッチが入ったのか、試合展開が難しくなったところで、キープして持ち込んでサイドからクロスを上げるなど、まだ特徴は、わからない部分も多いですが、こういう選手なのかな、という要素が見られました。

実際に35分前後には、その50番桐山龍人が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも突破してクロスに11番松村大也が合わせる場面など、惜しい形を作っていました。

ただ、流れの中では、崩して決めきれなかったのですが、そういう状況下でセットプレーで得点を決められたことは、一つ試合の流れを変える要素として大きかったように思えます。

前半36分のコーナーキックの場面で、8番盛嘉伊人からのボールを11番松村大也がヘッドで戻し、そのボールを7番木下翼がヘッドで合わせてゴールし、1-1の同点に追いつきます。

後半は、メンバー交代は、なかったものの、前半の戦いを踏まえてか、かなり多くの選手がポジションを入れ替える形になっていました。

ただ、簡単に流れは変わらず、後半もスタートから決定機を作られかけたところで、2番奥山圭介が体を張ってシュートコースを塞いで失点を免れるなど、得点を許さず、直後のカウンターで9番佐藤優斗が持ち上がり、7番木下翼に預け、22番岡田翼にパスが通ればという形を作ります。

後半7分には、コーナーキックのチャンスで8番盛嘉伊人からのボールを7番木下翼が受け、13番堀井真海にパス、ここから枠をとらえたシュートを放つもここは、キーパーにはじかれます。

後半10分くらいには、ポスト直撃の危ないシュートを放たれます。

少しずつ流れが変わってきそうかなと思っていたところで、後半20分に再び失点を喫し、1-2となります。

細かい時間は覚えていませんが、このあたりから2番奥山圭介が中盤の高めの位置にポジションを上げると、迎えた25分に相手ディフェンダーの裏に見事なパスを通し、そのパスに抜け出した13番堀井真海が思い切って振りぬいた強烈なシュートが決まり、2-2の同点に追いつきます。

このパスとシュートまでの流れで、見ていて鳥肌が立っていました。そのくらい、見事なタイミングでの見事なコースへのパスと、飛び出しのタイミングがピタリと合って、さらにシュートも見事だったということです。

この同点ゴールからは、浦和の攻勢が増え、特に11番松村大也のサイドからの仕掛けや、相手に囲まれても粘ってキープできるプレーからのチャンスなど増えていたように感じます。

29分には、フリーキックのチャンスから、同点ゴールを決めた13番堀井真海が豪快にゴールの上を超えていくようなシュートを放ってしまうものの、チームとしての勢いと、選手の気迫が伝わるプレーがものすごかったです。

そして、迎えた32分に、中盤でのインターセプトからそのまま前線に持ち上がった5番遠藤基意からの横パスを受けた8番盛嘉伊人が、11番松村大也にマイナス気味にパスを出し、放ったシュートが見事に決まり、3-2と逆転に成功します。

35分のセットプレーの場面では、8番盛嘉伊人からのパスを受けた7番木下翼が決めたように見えましたが、これはオフサイドの判定。

37分には、再び2番奥山圭介からのパスに13番堀井真海が抜け出すも決めきれず。

1点リードの状態ではあるものの、まだまだ最小リードの状況で、残り時間は少なくなっていたものの、できれば追加点を取っておきたいという場面で、40分に、バックライン付近でボールを持った9番佐藤優斗が、守らずに攻めの姿勢を見せ、ドリブルで持ち上がり、2番奥山圭介にパスを通すと、ここしかないという見事なコースへパスを通し、このパスにも13番堀井真海がしっかり反応し、これを決めて4-2と試合を決定づけるゴールが生まれました。

ものすごく、ものすごく、伝わってくるものが多くあった試合でしたし、選手の特徴的な部分でも、起用として、後ろをやっている選手が途中から前のポジションに移るということもあったからかもしれませんが、守ることで貢献していた選手の攻撃の部分の特徴での発見や、もともと得意なポジションであろう選手が違うポジションでも光るものがあるなとか、少し自分を抑えてプレーしていたような選手が、試合の逆境の中でやらねばというところで、必要なプレーをできる選手であることが、わかったり、今は、なかなか球際に激しく行けないけど、自分たちが見ていて感じることがベンチからも選手に声が飛んでいるし、そういう選手が、必要なことに気が付いて変わっていくとどうなるのかなとか、本当に、育成を見ていて、選手の特徴が見えるような試合や采配がうれしかったです。

で、準々決勝の相手が大宮アルディージャなんですね。勝手知ったるで、逆にすごくやりにくい部分はあると思いますが、今日の戦いぶりを見ていれば、今日の意識を継続してやれれば、そうそう簡単に今の浦和は倒せないと断言できます。

ただ、細かく見ると、課題も多くあるわけで、そのあたりも修正しながら、残り3つを勝ち抜いて頂点に立つことを楽しみに待っています。

本当に残り3試合を見られないのは悔しいです。

・・・ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15) 2017/08/19 浦和レッズJrユースvsForza’02 1-0勝利・・・今度は、暑さと疲労と再戦の難しさとの戦い

どうも、ブクメです☆

ジュニアユースのクラブユース選手権U-15が帯広に移ってから、結果的に毎年来ているのですが、何せ1年に1回になるため、回数自体は多く来ているものの、覚えたようなつもりで、実は、忘れているということが多いようです。今回の会場の帯広の森ですが、空港にあるサポーターの方をレンタカーで迎えに行き、割とぎりぎりに会場に到着する時間ではあったのですが、帯広の森についてからサッカー場がどこかを感覚的に覚えていたはずが、少し見当違いをしていて、試合開始と同時くらいに到着。車を停めた場所が少し離れた野球場のところに停めてしまったので、ハーフタイムに移動しに行ったら、後半のスタートに間に合わないなどしつつのベスト32ラウンドとなりました。

浦和レッズジュニアユースは、結果的に、グループ2位で通過し、ラウンド32は、関東予選でも対戦したForza’02となりました。負け上がりのトーナメントの最初で対戦した相手で、ちょうど、その試合の日がユースの京都サンガ戦とかぶっていたため、見られなかったという相手ですね。

この試合では、PKで敗れており、試合は見ていないのですが、正直なところ、問題なく勝利するだろうと思っていた試合だったので驚いた記憶があります。

さてさて、今日の試合ですが、なんとなく、1日空いたところでうまくリフレッシュができなかったのか、グループ3戦目で大量得点での勝利が悪い影響を及ぼしたのか、疲労の蓄積か、グループステージ最終戦と比べて急に晴れて暑くなったためか、一度対戦している相手でやりにくかったのか、いろいろ要因を考えてしまったのが正直なところですが、試合の入りのところで、相手にかなり思うようなサッカーをさせてしまった印象がありました。

ただ、まとめると、一枚上回ったのが浦和だったから、勝利できたという印象の試合でもありました。

相手のForza’02ですが、試合をコントロールできる10番に預けたときの怖さだったり、スピードのある11番だったり、個々の能力も思っていた以上に高く、体も強い選手が多く、運動量も多く、特徴がある選手がうまくかみ合ったチームだなという印象でした。でも勝負のところでは、浦和が一つ上回っていたかなと。

ということで、簡単に試合のメンバーや得点経過に触れますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左サイドバックに9番佐藤優斗、右サイドバックに2番奥山圭介、センターバックに5番遠藤基意と4番根岸恵汰、MFが左に7番木下翼、右に11番松村大也、真ん中に26番島垣翔と8番盛嘉伊人、FWが30番高橋悠(後半スタート⇒23番工藤孝太)と13番堀井真海(後半40分⇒22番岡田翼)

となります。

芝の状態は、グリーンパークに比べてかなり良いですが、芝が長めなのか、ラインを割りそうなボールに対して体を入れてみたら、ボールがライン手前で止まったりが多いようにも見えました。そういう点でもやりにくさはあるようにも見えつつも、試合の出だしは、相手の出足の良さに押される形で、攻められる回数が多くなっていた印象があります。

前線で強さを見せる13番堀井真海のところになかなかボールをあてることができず、サイドからの攻撃は、かなり早く詰められて思うようにプレーできない状況が続いていました。それでも、何度か、13番堀井真海がゴールを狙う場面を作りチャンスを作った場面や、ゴールに比較的近い位置からの8番盛嘉伊人のセットプレーで得点を狙う場面自体は、回数自体は多かったと思います。ただ、なかなか合わず、少しじれたのか、35分あたりには、コーナーキックで8番盛嘉伊人が直接ゴールに向かうシュート性のボールを蹴ったり、その流れからのこぼれ球をゴールに向かう何かが起こる可能性のある強めのグラウンダーのシュート(性のクロス?)を狙っていた場面がありました。

前半終了間際には、セットプレーで8番盛嘉伊人からのボールを13番堀井真海がトラップからの反転してのシュートを狙うなどありましたが、結果的に0-0で前半は終了します。相手のテンポ良いパス回しからサイドからスピードのある突破で何度かピンチも作られた前半でもありました。前回の試合で4点取った7番木下翼は、かなり警戒されていたことや、ポジションをサイドに移したこともあり、攻撃面では、なかなかシュートまで持ち込むことはできなかったものの、相手守備陣へのプレッシャーや、インターセプトなど、かなりの運動量で守備面での貢献が目立っていました。

相手ペースの時間が長い前半でしたが、30分あたりからは、やや落ち着いた対応で対処できるようになってきていたと思います。

後半に入り、出だしの5分に浦和が待望の先制点を決めます。

8番盛嘉伊人からのパスを受けた13番堀井真海が放ったシュートが決まり1-0となります。

後半12分には、23番工藤孝太から右に展開し、11番松村大也が持ち上がりクロスを上げるも惜しくも合わず。

後半13分には、再び13番堀井真海がペナルティエリア内に持ち込み、シュートも狙えるかというタイミングでパスを選択。これは、味方と合わずにゴールならず。

後半15分あたりから、再び相手の攻める回数が増えてきた印象があり、その際には、相手の右サイドからの攻撃が多くなっていたと思います。サイドからの攻撃でやや危ない場面も増えてきましたが、やや暑さの影響とペース配分の関係か、相手の怖さを見せていた数選手の動きが後半終盤には、かなり落ちてきており、当然、浦和の選手にも疲労の色が濃い選手も増えていましたが、相手の攻撃の脅威は、かなり減ってきたと思います。1点差という安心できない点差というのも、この試合の浦和の守備での集中力を切らせなかった要因になったようにも思われますが、確かに、ポストを叩くような、危ない場面は、後半にはあったと思いますし、守備陣でも、何かうまくいかないなとイライラが少し見える選手もいましたが、最後のところでは、しっかり跳ね返すことができており、ふわっとした形で失点してしまう空気はありませんでした。

とは言え、試合の終盤は、相手に良い形でボールが入ってしまい、振りぬかれて「決められた!?」と思った、かなり大きな決定機はありましたが、結果的に枠をとらえず、試合は1-0で終了となりました。

これでラウンド16に進出となり、明日の相手は、また関東の栃木SCとなります。

今日の試合は、連戦でギリギリの戦いになり、また暑さもあり、完全に回復して試合というわけには行かないかもしれませんが、今日のような難しい試合でも勝ち切る力を明日の試合でも見せてください!

まず、今回私が滞在できる期間の最大数の試合を観戦できる状況を作ってくれたことに感謝します。そして、明日までしか観戦できませんが、頂点まで上り詰める様子をまた遠くからチェックして、見られない悔しさを味わいながら、喜びたいと思います!

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 2016/08/17 – 浦和レッズJrユースvsFCバイエルンツネイシ 3-1勝利・・・最後まで奪いに行った得点が突破をもたらした!

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どうも、ブクメです☆

浦和レッズジュニアユースが臨む日本クラブユース選手権U-15、グループステージも最終戦となりました。16日に関東を襲った台風7号が、影響を及ぼすかもしれないという予報が出ていた北海道の帯広でしたが、雨は時折すごくなる時間もあったものの、強風など、よりサッカーの内容を左右するような状況までは行かず、雨というやりにくい環境はあったものの、ピッチコンディションの良い、帯広の森球技場で2連敗して後がなかった浦和が、最後の最後に意地を見せ、ただ勝利しただけではなく、その姿勢がグループステージ突破をもたらすという最高の結果をもぎとってくれました。

3位の上位8チームまでが、決勝トーナメント進出を決めることができるレギュレーションの中で、2位の以内の可能性はなくなっていた中で、3位を賭けた戦いと言う意味では、今日の対戦相手のFCバイエルンツネイシも同じ条件下にあったため(得失点差では、並んでいて総得点で相手が上なので引き分けの場合は、相手が3位)、とにかく可能性を広げるためには、勝利あるのみという、ある意味わかりやすい試合になりました。

対戦相手のFCバイエルンツネイシの試合は見ていないものの、失点は、そこそこ多いものの、得点をしっかりあげてきている印象がありましたので、攻撃に特徴のあるチームなのかな~という感じで見てみましたが、やはり守備には隙が多かったものの、攻撃陣は、結構曲者ぞろいでしたね。

ということで、少し細かい試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は、以下となります。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに5番奥山亮介、センターバックに3番高橋孝太と6番苗加慶太、MFが左に10番鳥海颯、右に12番石山凌太郎、真ん中に14番千葉希と8番玉城大志、FWが左に15番大橋力也、右に20番松村大也

となります。

試合開始から、やや相手の左サイドの選手のスピードのある突破と中盤の選手の組み立てのうまさが気になりつつでしたが、この試合も入りとしては、浦和が集中して入ることができ、危ない場面が作られるものの、簡単に突破させる場面は、ほとんど作られずにやれていたと思います。

攻撃では、なかなか崩し切ることは難しかったものの、セットプレーのチャンスから、前半2分に、5番奥山亮介からテンポ良いパス交換から6番苗加慶太がミドルシュートを放つ形でチャンスを作ります。

10分には、フリーキックのチャンスで10番鳥海颯からのボールのこぼれ球を8番玉城大志が、キーパーの位置を見てのループシュートでの狙いなど、比較的起点はセットプレーからが多い序盤でしたが、何度か惜しい形を作ることができていました。

チャンスを作ることもできていましたが、先ほど書いたように相手の攻撃の鋭い仕掛けに苦しむ場面もありつつ得点のチャンスをうかがう中で、この大会でここまでの流れを苦しくしていた先制点と言うものを奪うことができたのがまず大きかったと思います。

前半25分に、10番鳥海颯が左サイドをうまく突破し、良い形でクロスを入れたところに、この大会で初スタメンとなった15番大橋力也が受けてゴールを狙った形から相手のオウンゴールを生み、1-0と浦和がリードします。オウンゴールという形にはなりましたが、前線での収まりどころとして、しっかり競り合いチャンスを作っていた15番大橋力也のほぼほぼの得点ですね。

先制点でより動きの良くなったチームは、直後の8分にも8番玉城大志のループシュートで惜しい形を作ったり、33分の14番千葉希から右の12番石山凌太郎、20番松村大也とテンポ良い攻撃でチャンスを作ります。

前半終盤の37分の20番松村大也がキーパーとどちらが先に触るかと言うぎりぎりの勝負で足先でシュートを狙った場面は、キーパーに防がれたものの、かなり惜しい形でした。

直接決定機までは行かなかったものの、前半終了間際の15番大橋力也が相手のボールを持っている選手に果敢にプレッシャーをかけて、その流れから、12番石山凌太郎がインターセプトに成功して攻撃に転じるというという一連の守から攻という良いプレーも見られつつ1-0とリードして前半を折り返します。

集中はできているものの、相手セットプレーで、ややつき切れていない状況や、相手の攻撃陣を見ていると、しっかり追加点を奪いたいという印象の中で入った後半は、攻撃の部分では、前半の流れそのままに、良いイメージで入ることができ、後半から2トップに一角に入った10番鳥海颯が前線で受けてタメを作り、15番大橋力也につないで、15番大橋力也がコースはやや甘かったものの枠をとらえた強いシュートでキーパーに弾かれたもののコーナーキックを獲得します。

よくよく考えたら、これが最後の得点の布石になっていたのかもと今さら思ったりしているのですが、そのコーナーキックのチャンスで10番鳥海颯からのボールを5番奥山亮介がヘディングシュートで狙うも、ここは、防がれます(コーナーキックは再び獲得。)が、この試合は、セットプレーでのゴールの可能性を感じる回数は多かった気がします。

その直後に、相手の左サイドにきれいにパスを通されて、突破からシュートまで持ち込まれるヒヤリとする場面を作られつつ。。

後半6分には、バックラインの6番苗加慶太を起点に、8番玉城大志、14番千葉希とワンタッチのパスでテンポ良い攻撃でチャンスを作ります。

後半10分には、後半開始から入った13番石橋遼大から、8番玉城大志、右の5番奥山亮介につなぎ、前線に抜ける10番鳥海颯に通して仕掛けます。そこからのコーナーキックのチャンスで、8番玉城大志からのボールを6番苗加慶太がヘッドで狙う惜しい場面を作りつつ、攻撃の仕掛けとしては、回数多く相手ゴールに迫る場面を作れていましたが、この後の15分に決定機を作られ、その場面では、相手のシュートミスに救われたものの、17分に隙をすかれて同点ゴールを奪われてしまいます。

そもそも勝ち点1では可能性がほとんどないものの、いずれにしても、引き分けでは、グループ最下位になってしまう状況下で、なんとか逆転ゴールが欲しいというやや難しい展開になりましたが、まず、この試合で大きかったのが、同点ゴールを奪われて、すぐに再び逆転に成功したことだと思います。

やや相手の気が緩んだところをすかさず前線に走ってパスを受けた8番玉城大志が、相手ディフェンダーをかわして落ち着いてゴール左隅に決めてあっという間に2-1と逆転に成功します。

観戦している段階では、レギュレーションを考えて、勝ち点3を取っておけば3位の上位8チームは大丈夫だろうという頭があったので、追加点が奪えなくても、なんとか、集中して勝ちきってもらいたいという思いがありました。

そういう私の甘い思いを選手の方が上回っていましたね。

逆転に成功したところで、相手には精神的なダメージを与え、出足が良くなり、より思い切りの良いプレーも増え、22分には、センターバックの3番高橋孝太が、前線にパスを供給した流れから、自らも攻撃参加する姿勢を見せたり、キーパーにキャッチされたものの、左サイドバックの2番清水楽人が思い切りよいミドルシュートでしっかり枠をとらえたシュートを放ちます。

点を取らなければならない相手の攻撃も集中して防ぎつつ、危険な場面で25番鈴木彩艶の好セーブで防ぐなどしつつ、戦術的にもやや守備的に行くような形に変わっていて2-1でというメッセージもあったのかもしれませんでしたが、今日は、もう1点奪ってやろうという姿勢がチームからすごく伝わってきて、そして、迎えた31分に、コーナーキックのチャンスで10番鳥海颯からのボールを5番奥山亮介が競り勝って決めて相手にとってかなりダメージの大きい2点差となるゴールを奪うことに成功します。

結果的に、3-1と2ゴール差で勝利することに成功しました。

たぶん大丈夫だろうなと、気楽な感じでホテルに戻り、残りの試合が終わった後の順位表を計算していたら・・・思った以上に勝ち点3で3位のチームが多く、得失点差勝負になっていることに驚きつつ、結果的に得失点差で-2の浦和は突破が決まったものの、もし、2-1勝利のままで終わっていたら、得失点差-3のチームが他に3チームいて、総得点ですべてのチームに下回っていて敗退になっていたということを初めて知りました。

結果的に、最後に奪い取った1点が、この結果を生んだわけですね。また、その得点が、この大会に入って一際集中して試合に臨んでプレーしていた印象に残っていた奥山亮介だったということも何か今回の突破につながった一つの要因だったような気も勝手にしています。

苦しい戦いが続きましたが、結果的には、初戦でのガンバ大阪との試合を敗れても接戦で終えたこと。第2戦でのもどかしい敗戦を乗り越えて第3戦でしっかり戦いきれたこと。トータルの結果で競うグループステージで突破にふさわしいチームに届いたということなのだと思います。

まずは、凄く大変なグループステージの道のりでしたが、突破おめでとうございます。

そして、ブログを書いているうちに、決勝トーナメントの情報が入ってきましたが、ラウンド32の相手が、まだ記憶に新しい悔しい敗戦を喫した鹿島アントラーズつくばになりました。

全国大会なので、できれば、良く戦う関東勢ではなくて他地域の強豪と戦うところも見たいなと言う気持ちもありますが、この対戦相手に決まったということを冷静に考えてみれば、一つ、今年の戦いの中で乗り越えなければならないチームとの再戦が早くも用意されたということなのかなと、これまた勝手に考えています。

ぎりぎりのところで突破を掴んだのですから、決勝トーナメントからは、思い切って戦ってもらいたいという気持ちが強いです。

リーグ戦で対戦した時の悔しさを、まずは、次戦でぶつけて打ち勝ってもらうような戦いを期待します。

私が観戦できるのは、次の試合までになりますが、しっかりした戦いぶりを見届けて、埼玉に帰らせてもらいます。

会場は、ピッチコンディションがかなり心配なグリーンパークというのが、ちょっと気になるところですね。

良い試合を見せてもらいました。

ではでは!

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第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 決勝トーナメントラウンド32 2014/08/19 浦和レッズJrユースvsジュビロSS磐田 4-3勝利・・・接戦を制してベスト16進出

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どうも、ブクメです☆

大会前のこの時期の週間予報では、しっかり雨という予報はなく、曇りは多くても小雨くらいですみそうだったと思うのですが、予報が変わって、今日はこの大会で初めて完全に雨の中での試合となりました。その雨も、結構本降りの雨が続くような状況で、グリーンパークに比べれば、ピッチコンディションがかなり良い帯広の森球技場でも、やはり影響を受けざるを得ないような状況にはなりました。

最初の写真で、雨の状況はお分かりいただけると思います。

グループステージを1勝2分けの2位で突破した浦和レッズジュニアユースは、決勝トーナメントの初戦でジュビロSS磐田と対戦しました。一応位置づけとしては、ジュビロ磐田U-15の下にジュビロ磐田のサッカースクールがいくつかあるようで、そのうちの一つがジュビロSS磐田ということで良いのでしょうか。

表面的な情報で考えれば、一昨日対戦したジュビロ磐田U-15よりもやりやすい相手とは思うものの、別のグループを1位で通過してきたチームなのでどのようなものかと気になりつつ。

実際試合を見てみると、やはり差がある相手という感じではありましたが、それでも、試合自体は、思わぬ点の取り合いの大接戦という形になってしまいました。

ということで、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に27番二見健太、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に11番白田颯人、右に20番長倉幹樹

となります。

試合の展開としては、グループステージの第2戦、第3戦同様に、全体的には浦和が主導権を握って進める試合にはできていたと思います。

開始早々にインターセプトの流れから、5番山崎舜介がそのまま前線に攻撃参加していく場面など、これまでの試合ではあまり見られなかった形も見られつつ、3分には、20番長倉幹樹のポストプレーからの流れで右に展開されてパスを受けた27番二見健太が、ペナルティエリア外から放ったシュートがクロスバーを叩くなど開始から決定機もあり、実際に浦和が押し込むような形が多くなります。

6分にも、混戦状態から押し込めればというチャンスがあり、7分にもコーナーキックのチャンスから11番白田颯人を経由して14番弓削翼がシュートを放ちます。

ただ、明らかに主導権は握っているものの、崩して決定的というチャンスがなかなか作れなかったことや、これは、雨も影響しているのは確かですが、一つ一つの精度が低く、奪われ方の悪い形で相手の反撃を受けるのは気になりました。

25分には、そのような形で相手が人数をかけた攻撃をできる状況になってしまい、決定的な形でシュートを打たれてしまったものの、これは相手が外してくれて失点は免れます。

チャンスの数は多い中でも、先制点がなかなか奪えないなかで、33分に6番荻原拓也に代えて10番シマブク・カズヨシが入ります。

それでも先制点が奪えない流れの中、前半終了間際の39分に失点を喫してしまい、前半を0-1で折り返します。

後半開始直後に、11番白田颯人がペナルティエリア付近でドリブルからの見事な枠をとらえたシュートを放ち、ここはキーパーに弾かれ、そのこぼれだまを10番シマブク・カズヨシがこちらも枠にしっかり放ったシュートは、相手ディフェンダーがぎりぎりでコースに入り、得点にはならず。

その直後の4分に、右前線でパスを受けた27番二見健太がゴール前にシュート気味のクロスを上げると、混戦の中で8番立川将吾が最後に触ったようにも、相手ディフェンダーにあたったようにも見えましたが、公式では27番二見健太のゴールになっていましたね。とにかく、これで1-1の同点に追いつきます。

試合のペース自体は、浦和が握っていたので、この同点ゴールで一気に逆転して突き放せると思っていたのですが、8分に再び、やや不用意なプレーから失点を喫して1-2と再びリードを許してしまいます。

その直後の10分にセットプレーのチャンスで3番大西翔也のヘッドから最後は21番北村龍馬が押し込んで2-2と同点に追いついたところで、このあとようやく浦和がリードする流れになっていきます。

12分に、10番シマブク・カズヨシからのクロスを11番白田颯人が決めて3-2と逆転に成功します。

17分に27番二見健太に代わり19番山下勇希が入ります。

18分に、11番白田颯人からの浮き球のパスを10番シマブク・カズヨシがヘッドで狙うなど決定機を作りながら、19分に、20番長倉幹樹が技ありのループ気味のシュートを決めて4-2として勝負あり・・・と思ったのですが、なんというか、今日は、不用意なプレーが入ったところで少ないチャンスを相手にしっかり決められてしまう失点が多かったのですが、2点リードの後も同様の失点を喫してしまいます。

25分に11番白田颯人に代わり23番白土大貴が入ります。

攻撃の回数はより増えていく流れの中でしたが、32分にやはり守備のところでの不用意なプレーから失点を喫してしまい4-3と一点差まで詰め寄られます。

38分に20番長倉幹樹に代わり22番大桃伶音が入ります。試合終了間際に10番シマブク・カズヨシの惜しいシュートや、23番白土大貴の見事なドリブルからのシュートがポストを叩いてそのままゴールに入ってもおかしくないような軌道に飛んだのですが、これが残念ながら入らず。

結果的には、4-3で勝利しベスト16進出を決めました。

タイトルに書いたように、ありがちな結果に対しての言葉としては、接戦を制してという言葉で表現しやすいスコアですが、少し皮肉がこもっていますよ。

だって、失点は不用意な形なのでもったいないですし、得点ももっと奪えたはずでしたから。

でも、大雨を考慮しないで言いたいことを言えるのがサポーターのわがままなところですので、今日は、正直プレーの精度や、守備なども難しいくらいの雨の影響はあったと思います。

なので、今日の試合は全然問題なしです。

明日は、天気も晴れるまでは行かなくとも雨は降らないような予報ですし、会場も帯広の森球技場ですので、強敵と思われる清水エスパルスジュニアユース相手に、昨日は雨の影響だったんだなというくらい、守備も盤石、決めるところで決める試合を見せてください!できます!

ではでは。

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第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1次ラウンド第2日2014/08/16 浦和レッズJrユースvsヘミニス金沢FC 7-0勝利・・・理想の展開。決勝トーナメントの戦いも視野に入れて第3戦へ

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どうも、ブクメです☆

大会2日目に入りました。今日も、雲は多めだったものの晴れ間が多い1日となりました。北海道らしいというか、晴れていると夏らしく、暑く感じられるものの、日が陰った時には、風が冷たく寒くも感じる、そんな試合観戦の環境でした。

プレーする選手としては、連戦で疲労も考慮しながらにはなるとはいえ、やりやすい環境だったと思います。また、昨日のグリーンパークと比べて断然芝の状態が良いため、こちらに関しても今日は、芝の状態に苦しめられてということがなくやれたのも良かったですね。

逆に、明日の第3戦は、再びグリーンパークに戻るため、今日しっかり快勝して、おそらくレギュレーション上では、安全圏になると思われる勝ち点4と、念のため得失点差で有利な状況を作れるかと言うのが、単純にグループ突破ということを数字で考えた時には求めれるような一戦となり、その意味では、しっかり結果を残せた試合となりました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に27番二見健太、真ん中に8番立川将吾と14番弓削翼、FWが左に20番長倉幹樹、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

あまり名前を聞かないようなチームであっても、突出した個性のある選手がいて、そのような選手を乗せてしまうと難しくなってしまうのが、全国大会ともいえるのですが、今日の対戦相手にも、スピードがありテクニックのある小柄なフォワードの選手が非常に目立っており、やや手こずるような場面は、あったものの全体としては、力の差がある印象で、プレッシャーがそれほど強くもない状況であ、るにも関わらず、攻め急いでしまうようなプレーを浦和はしてしまうことで、攻撃に厚みがかけられない前半となりました。

それでも、ペースとしては試合を通して浦和という試合ではありましたが。

攻め急ぎということは書いたものの、攻撃のパターンとしては、早い展開で前線の10番シマブク・カズヨシや20番長倉幹樹にあてて、中盤やサイドの選手の上りを使ってサイドからしかけるという展開は多くできていました。

例えば、2分の大きなチャンスの場面では、10番シマブク・カズヨシが前線でパスを受けて、高めの位置まで上がってきた2番山崎広大に下げて、クロスを上げ、20番長倉幹樹がすらしてペナルティエリアに侵入していた14番弓削翼がシュートという場面などが一つの形ですね。この場面は、枠をとらえることができませんでした。

浦和の先制点は、5分、直前に相手に決定的な場面を作られたところを18番高草木天平の好セーブで防いだ直後で、8番立川将吾から右前線に開いた10番シマブク・カズヨシに通し、クロスを20番長倉幹樹がヘッドで合わせてゴール。1-0と先制します。

浦和の攻勢は続くものの、相手がそれほどプレッシャーをどのポジションでもかけてこない状況や、守備に人数を割いているにも関わらず、中盤を省略して長いパスで人数の多い相手に対して1人2人で仕掛けるという場面が多くなったり、跳ね返されたりと言う場面が多いことで、効果的に得点を重ねられない状況が続きました。

印象としては、10番シマブク・カズヨシが中盤あたりに降りてきたりしていったん中盤を経由してなかで、他の中盤の選手やサイドバックの選手が攻撃に参加する時間が作れた時に、より大きなチャンスになっていたと思いますが、前半は、この回数が少なかったと思います。

1-0という状況では、何が起こるのかわからない状況。連戦の続くこの大会では、できる限り多くの選手がプレーして大会の雰囲気に慣れておくことなどを考えて、3点差くらい早くつけてしまい、ベンチで控える選手たちが、出場できるのがこの試合ではベストと考えると、1点差だと、なかなかそういうこともできないですよね。

ただ、こういうところでしっかり必要なことを実行してくれるのが、今年のチームの強みでもあり、前半終了間際のコーナーキックのチャンスで8番立川将吾からのボールを3番大西翔也がドンピシャで合わせて決めて2-0とし、2点差にして前半を終えることに成功します。

そして、後半に入ると、指示もあったでしょうし、選手自身で考えて修正した部分もあると思いますが、他の選手が上がれる時間を作るような、長いパスではなく、中盤の選手を経由してタメを作ったり、横パスでもう一人経由してサイドバックの選手が追い越していくなどのプレーが増え、攻撃の厚みが増していくことで後半はゴールラッシュとなりました。

後半のゴールラッシュのきっかけとして、後半早々に追加点を奪って3点差にできたことも大きいと思います。

10番シマブク・カズヨシのシュートをキーパーがはじき、再びそのボールを10番シマブク・カズヨシが拾い、角度のないところから折り返し、最後は8番立川将吾が決めて3-0とします。後半3分くらいですね。

後半の序盤の浦和の攻勢では、特に右サイドで27番二見健太と攻撃参加した2番山崎広大のパス交換で切り裂いていくような場面が多かったと思います。

3点差になったことで、ここから交代枠をフルに使いながら、それでも得点を重ねていく展開を作ることができます。

11分に、6番荻原拓也に代わり、19番山下勇希、21番北村龍馬に代わり22番大桃伶音。14分に20番長倉幹樹に代わり、11番白田颯人が入ります。

短い時間に3人交代したものの、ペースは浦和のまま、これも強みですよね。

15分には、10番シマブク・カズヨシがヘッドで決めて4-0とします。

続いて、19分に8番立川将吾に代えて23番白土大貴が入ります。

23分には、3番大西翔也がこの試合2ゴール目となるヘディングでのゴールを決め5-0とします。この得点場面は、ペナルティエリア内ではあったもののややゴールから遠く、直接だとキーパーに反応される可能性が高かったところでしたが、左下隅のちょうど触りにくいところにでバウンドするような見事な狙いのシュートでした。

26分に5番山崎舜介に代わり16番角田涼太朗が入ります。

38分には、19番山下勇希の技ありのスルーパスを、27番二見健太がディフェンダーの裏で受け、折り返しを10番シマブク・カズヨシが決めて6-0となります。

そして、この試合最後のゴールが、39分に入ります。

このゴールは、どの選手だか確認できなかったもののグラウンダー気味のミドルシュートを11番白田颯人が上手く触って流し込んでのゴールとなります。

思ったより少し長めのアディショナルタイムにも決定的な場面が、あったもののシュートがポストに当たり、キーパーにあたりと、やや不運な形で得点にはならず。

それでも、しっかり7得点を挙げての大勝となりました。

2日目までの成績をざっと眺めてみて、グループJで2チームが勝ち点6をとっていて、3位が勝ち点4以上にならないので、3位になった場合でもこのグループよりは上回ることは確定。あとは・・・計算がめんどうなのでやめましたw

グループ3位の上位8チームまでが突破なので、あと3つのグループより上回れば良い感じで・・・とか、考えるのもちょっとめんどうですね。

チームとしてどのように第3戦に臨むのかにもよると思いますので何とも言えないのですが、初戦でレベルの高いサッカーをしていたセレッソ大阪U-15に3-1で勝利していたジュビロ磐田U-15が相手ということで、2連勝で突破を決めている相手がどう臨んでくるのかもありますが、今後の決勝トーナメントを考えたうえでも、相手がどう戦ってくるにしても、決勝トーナメントでの厳しい戦いを視野に入れて、レベルの高い相手と、しっかり課題についても取り組んで、手ごたえを掴みながら、結果も残せるような戦いをしてくれればと思いますね。

後は、決勝トーナメントもグリーンパークになる可能性もありますし、せっかく第3戦がまたグリーンパークでの試合となるので、あの芝の状態でどこまで思うようなプレーができるかということにも挑戦してもらいたいなと思います。

ではでは。

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