Jユースカップ2回戦 2019/10/20 浦和レッズユースvsカマタマーレ讃岐U-18 1-0勝利・・・からの、ジュニアユース2-2引分けをまとめて書きたい流れ

どうも、ブクメです☆

トップチームの苦しさとは違う方面の話ですということを最初に書いておきますが、今回の台風による洪水の被害を最も受けているのは、浦和レッズの場合は、レッズランドを主に練習場所として使用しているレディースだったり、同じく練習や試合でも多く使用している育成のカテゴリが該当しますよね。

水は収まっても、被害が大きく当面の間の使用ができなくなったレッズランドで開催が予定されていた、浦和レッズユースのJユースカップ2回戦と浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの2試合が、駒場スタジアムサブグラウンドに変更されて開催されました。まあ、観戦する側からしたら、この会場が決まった瞬間に「金網デスマッチ」という言葉が飛び交っていたように、金網越しからの観戦となる非常に見辛い環境にはなるものの、今回は、ユースからのジュニアユースのダブル公式戦開催と言う流れの中で、結果的には、不便な環境をプラスに持って行く流れになったのかなと思われる場面も多く、育成カテゴリ一丸みたいな、試合からの応援、応援からの試合という状況でテンションが上がるような場面も見せてもらえました。

最近、ジュニアユースの試合自体に足を運ぶ回数がかなり減ってしまっていることもあり、友達から話は聞くものの、勝敗や順位表からくらいしかチーム状況が把握できない状況ということで、試合は観戦することは決めていましたが、どのようにブログに残そうかは若干迷っていましたが、迷いなく、今回は日曜日のユースからジュニアユースの流れで1つのブログで書くことを決める流れを育成の選手たちが作ってくれましたと言うことで、その辺りは、後ほど触れていきます。

そして、先週に引き続き、急な会場変更のため、駒場スタジアムの駐車場が使えないと言うことで、以前、こういうスタジアム駐車場が使えない流れからの、周辺のコインパーキングも根こそぎ満車でさまよった経験を考慮して、電車で足を運びました・・・で、これも先週と同じ流れで、試合後に飲んでしまったため、ブログは翌日月曜日に書いています。

今回は、1日置いたからという気持ちの変化もなく、昨日書いてもこうだろうなという文章になっています。

では、試合の話に移っていきますね。

金網デスマッチお馴染みの写真を撮る際の救世主的な横に長い隙間からの写真を載せつつw

vsカマタマーレ讃岐U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に12番福島竜弥、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太と21番南濵優大(後半35分⇒27番山田奈央)、MFが左に22番奥山圭介(後半28分⇒29番伊澤壮平)、右に15番松村大也(後半スタート⇒20番木下翼)、真ん中に4番玉城大志と16番根岸恵汰(後半19分⇒35番島垣翔)、FWが左に9番波田祥太(後半24分⇒19番成田安里)、右に17番盛嘉伊人

となります。

試合前に会場にいた方にいただいた情報では、体調不良の選手や、学校行事(とはちょっと違うのですが、そういう表現にします)、あとは、U17ワールドカップもありますが、そのような理由で数選手が出場できない状況は、あると言うことですが、ノックアウト方式の大会で同じ関東圏のチームでない場合は、相手のこともそこまで多くの情報は得られませんし、単純にカテゴリなどで考えれば、問題なく勝利できる相手だとしても、通常は、新しい戦力も試したいという状況下でも、負けたら終わりと言うことが枷になることもありますし、お偉いさまの姿が見えたことも(これは、影響しているとか言ってはだめかw)ありつつですが、それでも、前回のプレミアリーグで出場した1年生の29番伊澤壮平が引き続き控えに入り、更にこの試合では、35番島垣翔も控えに入り、実際に後半から出場しています。

また、バックラインには、久しぶりに21番南濵優大がセンターバックに入りました。

試合開始から、浦和が支配する状況になり、多くのチャンスを作り出し、相手の反撃もバックラインが安定して跳ね返す感じで、試合展開の話としては、ほとんど浦和の攻撃、時々相手の反撃は守備陣がなんなく跳ね返すという構図で説明できてしまうものの、最終スコアの1-0勝利という数字が物語るように、相手の守備が非常に硬く、特にサイド攻撃に対しての守備は、かなりの硬さになっていました。相手の9番の選手が、攻撃の際は、前線に入るような形ですが、守備の時には気が付けばサイドバックの1枚となって、浦和のサイド攻撃を塞ぐ役割をしているプレーが印象的でしたし、これによりかなり、苦しめられていたのも事実です。

寄せの速さに、人数のかけかた、パスコースの消し方など上手い中で体格的にも良い選手が相手には揃っているなと一見してわかるようなところで、その相手を崩し切ることがなかなかできません。これを破壊する役割として、結果的に、決勝ゴールを奪ってくれた9番波田祥太が絡んだところでのチャンスが多くなる試合で、おそらく特に前半では、複数放ったシュートのほとんどが9番波田祥太だったと思います。

そのいくつかを挙げると、前半11分にペナルティエリア付近で相手のディフェンダーにプレッシャーをかけられながらもキープしてシュートまで持ち込む場面を作ったり、前半12分には、12番福島竜弥の左からのクロスに相手ディフェンダーと競り合う形になりながらも競り勝ってヘディングシュートを放った場面、前半28分のコーナーキックのチャンスで34番工藤孝太が競り、17番盛嘉伊人に繋げると、ペナルティエリア外からシュートを放ち、これがこぼれたところを9番波田祥太が詰めるも、ここは、ファールの判定。

前半42分には、22番奥山圭介が相手ディフェンダーに潰されかけるも粘り強くキープして9番波田祥太に繋げて、枠を捉えたシュートを放つも、ここは、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

前半終了間際にも、9番波田祥太がシュートを放つも、ここはクロスバーでゴールならず。

・・・と、シュートの狙いと言うところでは、先ほどの17番盛嘉伊人のシュートと、前半44分のコーナーキックのチャンスでの34番工藤孝太のヘディングシュート、前半終了間際の22番奥山圭介の枠は捉えられなかったものの惜しかったダイレクトシュートとそれ以外は、ほとんど9番波田祥太のシュートとなりました。

あとは、試みと言うところでは、比較的攻撃が左サイドの12番福島竜弥の攻撃参加に偏るところはあったものの、両サイドのケアが早い中で色々な試みを加えて、いわゆる腐らずに繰り返した中で大きなチャンスにつながった場面もありました。前半36分には、激しい守備に苦しめられて思うようなプレーができなかった中でしたが、15番松村大也の右サイドからの抜け出しで、かなり良い形での良い軌道でのクロスが上げられた場面もありました。

確かに体格自体が大きい選手が多かった相手で守備意識も高く、シュートコースもなかなか開けてくれないという状況ではありましたが、もう少しミドルシュートなど狙っても良かったかなとは思います。

この試合では、22番奥山圭介と17番盛嘉伊人がどちらもスタメンでプレーしていて、隙間が少ない中でのスペースへの動きや、その隙間を抜くようなパスの試みも崩すためには必要だなと思って見ていましたが、思うようにできない場面が多いようにも見られましたが、前半15分あたりの22番奥山圭介が狭い相手ディフェンダーがコースを消そうとしている間を通すパスで裏に走る選手に繋げてチャンスになり、自らも前線に上がっていくような場面が見られました。体格差がある相手との対峙が多かったものの、粘り強さや、しっかり体を入れてファールをもらうことなどもできていたと思います(それでもらったファールからの16番根岸恵汰の早いリスタートからのチャンスもありました。)

前半0-0と浦和が攻める回数が大変多かったものの得点は決めきれず、相手の体格や競り合いの強さを考えると、逆に相手がセットプレーを獲得すると、怖いかなと言う少しだけ嫌な予感もありつつ、そして、浦和が先制した後に相手が守備的な形から点を取る形に切り替えたときにどうなってくるのかも気になりつつの後半です。

後半スタートから20番木下翼が右サイドに入り、相手の守備の硬さも想定した上での試みが見ていた位置からは特に近いサイドでのプレーが多かったので、まあ、楽しんでしまいました。

2枚が寄せて3枚目も来てドリブルのコースを消されてパスやクロスのコースも上げるとしてとしても限定されてしまうような守備をしてくる中で、縦に行くと見せかけて横に入って行ってそこからさらに切り込んで仕掛けるドリブルや、相手2枚が寄せている時に仕掛けて引っかかる場面もある中で、無理に仕掛けない場面も加えつつ、相手が1枚の時には迷わず1枚はがしに行って大きなチャンスを作り出す。近くで見られると色々見られますw

で、前半に比べると、間に入っても足元狙いが多くて摘まれていた場面も多かったところで、スペースに動きながらもらう動きで相手の組織的な守備をかき回す場面も増えます。例えば、後半6分には、16番根岸恵汰が相手ディフェンダーの間へグラウンダーの強めのパスを通し、最初はそのスペースに入ってなかった17番盛嘉伊人が動きながらそのスペースでパスを受けて、これにより相手の守備の対応が遅れたところでドリブルで仕掛け折り返しを22番奥山圭介がシュートを狙うような場面ですね。

前半の9番波田祥太の力強いプレーは継続されつつ上記のような要素が加わってきたことで、より幅の広がった形でのチャンスも後半は増えていきます。

後半10分には、20番木下翼がドリブルで深くまで持ち上がり、折り返しをいったんはディフェンダーにクリアされるも、そのクリアボールを16番根岸恵汰がシュートという形を作ります。

後半12分には、コーナーキックのチャンスで9番波田祥太がニアに走りこんでコースを変えるシュート(女子ワールドカップの澤穂希のようなシュートと言うとわかりやすいやつ)で、枠を捉えるもここは、相手キーパーの好セーブで防がれます。

後半13分に20番木下翼が持ち込んで惜しいシュートを放ちます。

後半16分には、右サイドからの攻撃で20番木下翼が相手ディフェンダー2枚が寄せてくるところで、縦に行くと見せかけて横にドリブルで仕掛け2枚をはがす形で持ち込んで走りこむ9番波田祥太に繋げてゴールに迫る惜しい形を作ります。

そして、ようやく相手の守備を崩す(というか壊す、というか破壊する?)場面を作ります。この時間チャンスがかなり増えていたので、一つ前に書いた流れで決めたのか、その直後にもチャンスを作ってからのゴールなのかは、忘れたのですが、9番波田祥太がペナルティエリア内でシュートを放ち、おそらくディフェンダーによって跳ね返ったボールを再びシュートを放ち、これが、見事にゴールとなり、ようやく1-0とリードを奪うことに成功します。

守備の硬いチームから得点を取るのがこれだけ難しいのかと言うことと、そういう相手から奪うときは、とにかく狙って、跳ね返されても再び狙って、逆に密集していて難しいところをついて決めるとか、そういうところまで考えた9番波田祥太の姿勢が実ったゴールでしたね。そうなんですよね。こういうプレーでゴールを奪われることによって、相手の守備組織も乱れてくることもありますからね。

で、リードはしたものの1点差で30分ほど残る中で、相手も点を取りに来るためにプレースタイルを変えてくるであろうところで、攻めた交代を次々としてきたこの試合です。

特に、このような場面で初のAチームの公式戦出場となった35番島垣翔(後半19分投入)は、最初はやや硬いかなと思う場面も多かったものの、しっかり30分をプレーし、先週に引き続き29番伊澤壮平も後半28分に投入、そして、残り10分のところで、27番山田奈央が投入され、相手は1点をがむしゃらに取りに来るであろうという時間帯にセンターバックも交代もありました。

もちろん、疲労度などが考慮されているのかなと言うところもありましたが、なかなか攻めた交代とも言えますよね。

で、結果的に、相手の反撃もしのぎ切って1-0で勝ち切ってくれました。私は、これで良いと思いますし、仮にそこから追いつかれたらどうするという声も出るかもしれませんが、追いつかれた選手が頑張ってまた点を取れば良いわけでして、そこは育成ですから、私たちもそこを覚悟して毎回応援するで良いと思います。

ということで、2回戦から出場の浦和レッズは、クラブユース選手権は、この試合が初戦となったわけですが、その難しいタイプの相手に対してしっかり勝利してくたという試合でした。

逆に言えば、3回戦でやはり対戦することになった名古屋グランパスU-18を来週に控えることを考えると、今回の試合が気の抜けるような大勝にならなかったことは、良かったとも言えます。

夏の悔しさをまず晴らすために、そして、Jユースカップで頂点まで突き進むために乗り越える難敵をしっかり乗り越えるところを見届けさせてもらうのを楽しみにしています!

ではでは・・・とは、なりません。この後のジュニアユースの試合に続いていきます。

細かいことは書かずに、出場メンバーと流れだけまず書き、どうして、1つに繋げたのかを書いていきます。

vs湘南ベルマーレジュニアユース戦のスタメンと交代は以下、

GK1番木村航大、DFが左に6番水倉慧(後半スタート⇒24番山野悠)、右に2番齋藤駿(後半21分⇒12番石川真稀)、真ん中に22番青柳仰(後半6分⇒3番滝瀬健太郎)と17番都築駿太、中盤が、左に7番萩元雅樹、右に40番阿部水帆、真ん中に4番大當泰生と10番新城愛斗、FWが28番志田出帆(前半32分⇒11番稲垣篤志)と9番西田春斗

となります。

最近は、日程的にかぶっていない時には、ユースの公式戦をジュニアユースの選手が応援するという光景も良く見られる中で、先週のプレミアリーグの大宮アルディージャU-18戦の時もジュニアユースの選手が浦和レッズのチャントで応援する光景が見られましたが、今回は、その逆のパターンを始めて見ることになりました。

で、アイキャッチ(最初にタイトルの横に表示されている写真)が、実はユースの試合の写真じゃないことに気が付いた方、さすがです。

アイキャッチの画像の方向で、選手がいない状況で、金網の奥が見える写真だと以下のような感じです。

そうなんです。この写真の黒い服装の集団がユースの選手なんですね。今回は、ジュニアユースの試合をユースの選手が応援するという構図になっていて、前半は、スタンドに座って見ていたのですが、後半になるといわゆるゴール裏的な位置取りに集まって、浦和レッズのチャントを始めたんですね。

これがなかなかの迫力でして、試合自体は、最初は、見るからに相手の湘南ベルマーレU-15の方が体格の良い選手が多くて、フィジカル的にも、あとは、ゴールに向かう姿勢のところでも明らかに浦和が負けているように見えてしまう展開の中で、では、きれいな崩しやパス回しで打開しようとできているかと言うと、それもできていない状況で、更に不運にも開始早々にペナルティエリア内でハンドの判定を取られてしまいPKで失点し、更に追加点を決められて0-2にされて後半に臨むという展開になっていました。

試合展開がそうなっていたこともあり、「フィジカルが」という話に周りではなりがちでしたし、私も、確かに体格差があるなと感じてしまっていたところがあったのも事実です。

もちろん、前半32分に11番稲垣篤志が投入されてから、彼のゴールに向かうプレーで劣勢の雰囲気から変わっていく兆候は見えていたものの、それに加えての後半のユースの選手の野太い声(良い意味です)での力強いチャントが始まり、これが明らかにジュニアユースの選手の背中を押していたんですよね。

で前半は気にしてしまわざるを得なかった体格差が関係ないくらいに、全ての選手が球際のプレーとか接触を恐れずに戦うプレーができるようになっていたのは確かで、気が付けば、相手を圧倒するような動きも増えていったわけです。

ゴールへの意識もチームとして明らかに高まった中での後半30分の11番稲垣篤志の強烈なミドルシュートで1-2とし、その直後の後半31分には、10番新城愛斗のアウトにかかったミドルシュートがゴール右上隅に吸い込まれるというスーパーゴールで2-2の同点とし、結果的には、逆転までは行けなかったものの、浦和レッズジュニアユースの強さを後半だけで見せつけられる結果になり、更に、そのスイッチを入れたのがユースの選手のチャントだったという流れ。

で、ブログを書く前に若干消化試合にばらつきがある関東U15リーグの他のチームの結果と順位表を眺めてみると、延期された試合を1試合残す浦和と他は、最終節が終わっているというチームも多い中ですが、ただ結果だけ見れば、敗れていても、残留は決まっていた(ギリギリですが)という流れにはなったようですが、これから、高円宮杯の予選に向かっていく中で、この試合を前半の空気のまま負けているのと、後半にやればここまでできるという強さを見せて終われたことでは、全く違ってくるわけですよね。

なんだか、良い場面を見せてもらえたなと。

ということで、今回は、ユースとジュニアユースの試合を1つのブログで書かせてもらいました。やはり文章が無駄に長くなってしまいました、すみません。

ではでは。

浦和レッズユースvsカマタマーレ讃岐U-18の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

浦和レッズジュニアユースvs湘南ベルマーレジュニアユースの写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

動画追加しました。↓

第24回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会準決勝 2012/11/17 – 浦和レッズJrユース vs 湘南ベルマーレJrユース 4-0勝利・・・全国で戦うチーム

秋葉の森総合公園サッカー場 2012年11月17日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

残留争いを戦い抜くためのチームから、全国で戦えるチームへの成長に向かって。

今年も過酷な関東予選と言う舞台を戦う浦和レッズジュニアユースにとって、全国大会前の大変であるが、必要で重要な4試合。初戦は苦しみながらも勝負強さを見せて勝利。2回戦は、足を運べなかったものの、そこでも勝負強さを見せて勝ち抜いて準決勝まで来ました。

2回戦を見られなかったのが悔やまれるのですが、結果と勝ち方、大まかな様子を聞くだけでも、試合に勝ちために必要なものというのは、確実に身につき、試合ごとに研ぎ澄まされていっているのが分かります。

ここから、全国大会へ戦えるチームに成長するために欲しい、見たいと思っていた要素が今日の試合ではっきり見ることができました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに19番村上秀斗、、右サイドバックに23番河内渉真、センターバックに4番小木曽佑太と15番石井康輝、MFがボランチに7番高橋聡史と26番松高遼、トップ下に10番堀内千寛、FWが左に11番川上開斗、右に21番萩原大智、真ん中に13番東伸幸

となります。

ジュニアユースの大会で下部リーグに所属しているチームで勝ち抜いてきているチームの場合、例えば大きい選手だったり、スピードのある選手だったり、ドリブルが凄い選手だったり、特徴的な選手が1人2人いるケースが多く、この試合でもまず対戦相手の湘南ベルマーレジュニアユースのプレーも眺めつつ、どういうチームなのか見ていましたが、サイドバックの選手がスピードのありそうな選手にも感じましたが、全体的に突出した選手がいる印象はなく、組織で戦ってくるタイプのようでした。

相手の出来など色々な要素ももしかするとあるかもしれませんが、この試合ではスタートから浦和ペースで試合が展開されます。

初戦での硬さが嘘のように、個々の選手が落ち着いて、広く見ながらプレーできていること、更に球際の激しさも徹底されていました。

特に、この試合で目を引いたのは、中盤の7番高橋聡史を経由した攻撃により、攻撃のバリュエーションが確実にこれまでより増えていたことで、7番高橋聡史を経由した攻撃を軸に、前線の13番東伸幸に当てるこれまでに多い形と2種類のパターンで相手ゴールを脅かす形を作っていました。

いわゆるスタートからしばらくは浦和の時間帯。さっそく、左サイドから攻め上がった11番川上開斗からのクロスを起点に相手ディフェンダーと混戦状態になったところでこぼれ球を上手く10番堀内千寛がシュートするも枠を捉えられず。

更に3分にも10番堀内千寛がドリブルからシュートを放つもこれはポストに弾かれます。

これ以外にも10分くらいまでの間は浦和が押し込む時間が長く、この時間帯で先制点を取っておきたいというところではありましたが、ここでは得点が決まらず。相手の特徴が見えないだけに、逆に少しこの展開が怖いと思う部分もありました。

守備面においては、4番小木曽佑太の存在感は健在で高さに対しても問題なし、遅らせたいところでは相手が行きたいコースを消しながら、タックルで奪うなど的確な守備を見せつつ、左サイドバックの19番村上秀斗も1回戦で強烈な相手のサイドの選手を封じ込めた後半のプレー同様の質でこの試合も守備を見せてくれます。

10分くらいで試合はいったん落ち着いた流れにはなったものの、それでも基本的には浦和の攻勢が続きます。4番小木曽佑太のインターセプトから前線の13番東伸幸にロングフィードであてて攻撃する形や同様に15番石井康輝からのロングフィードで13番東伸幸に収まって攻撃など長いボールでの攻撃もありつつ、この試合では特に攻撃面でめまぐるしい活躍を見せてくれた右前線の21番萩原大智と右サイドバックの23番河内渉真の右の2人が絡んだ惜しい仕掛けもありました。

ロングフィード、中盤を経由、サイドの選手の仕掛けなど、多彩な攻撃が見られる。相手は、予想外で絞りどころが難しくて対応に苦慮していたと思います。

ただ、チャンスが多い割に先制点が入らないという、ちょっと怖い展開が続いていたのが気になっていましたが、凄く良い形で15分に先制点を奪うことに成功します。

ゴールへ向かってペナルティエリア左外ややゴールまでは直接狙うには遠いかどうかという位置で得たフリーキックのチャンスで15番石井康輝が本人は味方に合わせたボールだったかもしれませんが低い弾道で早めのボールをゴール右隅に蹴りこみこのボールが相手ディフェンダー、味方、おそらく誰も触らずに抜けてゴールに吸い込まれます。

結果的に、流れではなくフリーキックからではありましたが、18分と言うなかなか良い時間、浦和の攻勢の中で先制点が奪えたことは相当大きかったと思います。

先制点の後も、コーナーキックのチャンスから7番高橋聡史の惜しいヘディングシュートもありつつ、点を取りに来た相手に裏へのパスを通されてしまい決定的な場面を作られるものの相手のシュートはクロスバーに弾かれます。

やはり、失点して点を取らなければならないということで相手も攻撃的に出てきていたこの20分くらいからは、浦和の攻撃も多いものの相手の攻撃でも危険な場面を作られかけるという回数は比較的多くなっていた時間帯だったと思います。

ただ、浦和もそういう時間帯ということを理解して、上手くスペースを使いながら、10番堀内千寛のヒールパスから左のスペースへ走る11番川上開斗につなげて一気に持ち上がってミドルシュートを狙う場面があったり、21番萩原大智⇒13番東伸幸⇒再び21番萩原大智とワンタッチで繋いで勢い良く抜け出してクロスに11番川上開斗がヘッドで合わせる場面もありました。

また、比較的守備に重きを置いていた19番村上秀斗が上手く前線のスペースに走りだし、そこへ15番石井康輝から低い弾道の鋭いパスが通り、これが通れば一気に決定的なチャンスというところで、19番村上秀斗が上手くトラップして抜けたように見えましたが、これはわずかにオフサイドだったようです。

浦和のチャンスも更にゴールにより近いところまで行くものの2点目が入らない中で、35分に再び相手の攻撃でキーパーと1対1の場面を作られてしまうも、ここは相手のシュートが枠を捉えずでしたが、危険な場面でした。

今日の浦和が見事だったのは、このピンチの後の場面でのチャンスを確実にものにしたことで、とにかくこのゴールが大きかったと思います。

7番高橋聡史が中盤からドリブルを始めると、パスを出すと見せかけて一つフェイントを入れて前のスペースへドリブルで抜け出し数的優位な形を作り出し、抜け出した21番萩原大智にパスを通し、これを21番萩原大智がしっかり決めてくれます。

この後、11番川上開斗や10番堀内千寛の惜しいシュートがありつつ、しっかり無失点でハーフタイムを迎えたいというところで、最後のところでサイドから危険なクロスを上げられ飛び込んできた相手にヘッドであわされるも、これは見事にコースを読んだ18番大川圭為がキャッチして失点を防ぎます。

2度ほど決定的な場面を作られたものの、結果的に良い時間に先制点、追加点を決め、無失点で前半を折り返すことに成功します。

後半に入り、スタートから26番松高遼に代えて6番中塩大貴が入ります。

慎重に入りたい後半の立ち上がりのところで、まずチャンスを作ったのは浦和。6番中塩大貴からのパスを受けた13番東伸幸がキーパーが前に出ているのをみてループシュートで狙うも勢いが足りずキーパーにキャッチされてしまいます。

5分に危険な場面を作られるもまたも18番大川圭為が好セーブを見せます。

そして、10分に浦和が試合を決める3点目を奪います。右サイドから23番河内渉真が持ち上がり、クロスを上げると13番東伸幸が上手くおとりになる形で遠い位置にいた21番萩原大智に繋がり、ゴール。

このゴールで、浦和としては明日の試合へ向けて、選手交代を有効に使って戦うことが可能になります。

この試合で凄かったのは、交代で入ったすべての選手も高いパフォーマンスを見せてくれていたことですね。まず、15分に13番東伸幸に代わり20番渡辺将矢が、同じフォワードの真ん中の位置に入り、20番渡辺将矢が、20分に強烈なヘディングシュートでギリギリキーパーに弾かれてコーナーキックという形にはなったものの、攻撃的な位置で見事なプレーを見せます。

20分に、7番高橋聡史に代えて8番影森宇京が入ります。直後の22分にコーナーキックのチャンスから15番石井康輝が蹴ったボールに対して4番小木曽佑太が上手くおとりになり、10番堀内千寛が決め、より試合を決定づける4点目が入ります。

この後、23分に21番萩原大智に代えて9番和久井大輔、25分に23番河内渉真に代えて5番水上真、28分に11番川上開斗に代えて24番川上エドオジョン智慧、更に37分に10番堀内千寛に代えて17番小田切真人が入ります。

交代メンバーを多く使いながら、それぞれ出た選手たちが気持ち全面にプレーして、結果的には大量リードで気が緩みやすいところでも失点を許さず結果4-0で勝利!

決勝へ駒を進めてくれました!

試合を見ながら、浦和レッズジュニアユースというチームが、全国大会に出場するための戦いから、全国大会で勝ち抜けるチームへこの試合で大きな階段をまた一歩上ったなという感覚を覚えました。

前線の選手の献身的な守備。攻撃のバリュエーションが増えたこと。特に今日は中盤を経由した攻撃を上手く使うことで、長いボールでの大きな展開がより有効になっていたこと、セットプレーと言う武器で結果を残したこと。交代で入った選手のパフォーマンスの高さ、モチベーションの高さ、守備の選手が自信を持ち、穴が少なくなってきていること。あとは、運も味方に付くようになりました(笑)

頼もしいチームになりました!

・・・家に戻ってきてブログを書きながら、今日の試合を振り返っていて、全国大会出場にふさわしいチームに既に浦和がなっていると確信めいたものを感じ、慢心は絶対だめですが、今日のように全ての選手が献身的にやるべきプレーをして、自信を持ってやってくれれば明日の決勝も必ず勝てると確信しました。

どういう皮肉か、浦和レッズユースのJユースカップの1回戦と、明日のジュニアユースの高円宮杯関東予選の決勝が、キックオフ時間含めて被ってしまいました。

正直、試合後もウダウダ悩んでいたりしましたが、決めました。明日はユースに足を運びます。そして、吉報を待ちます。

で、年末に全国大会で一緒に戦わせてください!

ではでは!

秋葉の森総合公園サッカー場 2012年11月17日秋葉の森総合公園サッカー場 2012年11月17日秋葉の森総合公園サッカー場 2012年11月17日

 

 

秋葉の森総合公園サッカー場 2012年11月17日秋葉の森総合公園サッカー場 2012年11月17日秋葉の森総合公園サッカー場 2012年11月17日

 

 

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おまけの写真。