埼玉県S2リーグ 2019/09/21 浦和レッズユースB vs 聖望学園高校 2-2引き分け・・・好循環、続いていると思います

どうも、ブクメです☆

勢いで、youtubeのチャンネルなど作成して見ました。思い描いていたイメージとしては、今は、文章を読むよりも、見る聴くというのが当たり前の時代になっているので、それに合わせつつ、毎回書いているブログの文章を朗読のように読んで追加して行くという形だったのですが、実は、昨日の夜中に、前回のS2リーグのブログを実際にそういった形式で動画として作ろうとしてみたら、自分が書いた文章を自分でただ読み進めるというのは、思った以上に難しく、その形式で一つ作る途中で断念しつつ、文章を読むというよりは、書いた本人なので、場面の解説や考えも入れながらやる方がまだ作りやすいかなと思って30分ほど録音していたら、途中で録音が切れていたという。で、結局、前置きの動画1つしか上げられていなかったりします。

あ、youtubeの動画と言っても、私が映像として登場するとかではなく、ブログの画面を出しながら、音声だけ私が登場という感じですよw

文章を読んで聴かせてしまうことによって、その文章に隠された意味を考えてもらい、それぞれ読む方が置かれている状況下でそれぞれ違った解釈をしてもらうこともできるというメリットが消えてしまう怖さもありつつ、音で実際に読んだり補足しながら伝えることからの新しいメリットも出せればと思っています。

まだ、チャンネルについて説明しているものだけですが、アップしています。ここで説明している朗読形式にしようと思うという流れが一発目から難しさを覚えて変更する流れになりそうだと言うことですねw

ブクメ、調子乗って動画も始めたぞとか言われるかもですが、実は、ただ紹介したい内容を解説するような動画と言うのは、仕事の方で以前からやっていることで、その形式のものであれば慣れたので、こちらのブログの方でもやってみようかなというボンヤリしたものは、以前から考えていたんですよね。

で、先週のプレミアリーグの青森山田高校戦~S2リーグの花咲徳栄高校戦の2試合で得られた感覚からのもので、「よし、やってみよう!」と勢いがついての試みになります。

ということで、だいぶ脱線からのスタートになりました。

さて、埼玉県S2リーグも残り3節となり、S1昇格の可能性も残す浦和は、その残り3試合が全て上位対決になるので、決して簡単ではないですが、先週の戦う姿勢を持って臨めれば、展開によっては、プレーオフまでは進出できる3位を死守できる状況になって今節を迎えることとなりました。

その対戦相手は、前回の対戦で、2-5と特に相手が主力を出してからの後半に圧倒されて大敗となった聖望学園高校との再戦になります。埼玉県リーグに関しては、仕組み上はホーム&アウェイになるものの、試合会場に関しては、中立地になったり、相手のホームで2回対戦するような会場の設定が普通で、聖望学園高校との試合では、前回がアウェイという形で、聖望学園の下川崎グラウンドでの対戦になったのですが、今回は、対戦カード上は、浦和のホーム扱いにはなっているものの、会場は、再び聖望学園の下川崎グラウンドでの試合となります。

S2リーグの浦和が入っているS2Aでは、昌平高校Bと聖望学園が3位以下を離して首位争いするという構図で、私が把握しているレギュレーション通りであれば、1位が自動でS1昇格で2位がS2AとS2Bの2位チーム同士のプレーオフ(上位2チームにBチームが入った場合S1リーグにそのチームのAチームがいる場合は、昇格の権利がなく、時点のチームが繰り上げになる)ということで、聖望学園高校としては、2位以内は決まっていても、1位で抜けるために、ベストメンバーで臨んでくるという構図。

浦和側とすると、3位争いが勝ち点1差くらいで正智深谷Bや武南Bということで、どちらもS1リーグでAチームが戦っている高校なので、繰り上げ対象になる可能性が高い相手にはなるものの、それ以外のチームも勝ち点差がそれほどないため、稼げる限りの勝ち点を稼いで自力で行ける3位をしっかり確保する意識で戦う必要があります。

今回の対戦では、聖望学園高校に浦和レッズジュニアユース出身の森田悠仁(9番)や、遠藤基意(15番)がこの試合ではピッチ上でプレーする形になってはいたものの、そこを楽しむというよりは、そこも楽しみつつも勝負のところは、浦和が勝つことのみを考えてみるような意識で観戦しました。

では、試合の話に移りますね。

vs聖望学園高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉、MFが左に14番千葉希(後半31分⇒11番石橋遼大)、右に42番吉田来綺(後半23分⇒38番舘樹)、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平(後半31分⇒2番長田拓巳)、右に33番小川聖凪(後半スタート⇒37番高橋悠)

となります。

*2人一緒の写真がこれしか撮れておらず、わかりにくくてすみませんが、聖望学園高校の9番森田悠仁、15番遠藤基意が浦和レッズジュニアユース出身。

 

細かくは、わかりませんが、相手もこの試合で組めるベストメンバーで来ていると思われるメンバー構成の中で、序盤から、一進一退の攻防を繰り広げます。

ここ最近の試合で、対戦相手が、当然のことながら、シーズン序盤よりも球際での強さだったり、守備の際の寄せる速さだったりが増している中で、より判断の早さが求められたり、競り合いのところでは、ぶつかることを避けると身長が高い選手でも簡単には競り勝てないような状況の中で、局面局面では、やや相手に分があるところが見受けられることも多くあったものの、引かずに戦う姿勢を見せることができ、その姿勢が良い形で作用していきます。

その姿勢の中で、この試合もバックラインでは、5番遠藤龍河が相手の攻撃陣にとっての大きな壁となる存在感を見せ、そこに呼応するかのようにピンチの場面で40番茂木柊哉が体を張って相手の決定機を阻止するようなプレーを見せるなど、守備の部分での良い要素が多く見られました。

更に、この試合では、攻撃面での14番千葉希の存在が際立っており、もちろん、この試合の2得点が14番千葉希だったわけですから、結果を残すという意味での存在感はありますが、それ以外のところでも、パスを預ければ、そこで落ち着き、更に攻撃のスイッチ役になるというプレーも多く見られました。

この試合で2本ほど見せた、鳥肌の立つようなサイドチェンジは、今でも印象に強く残っています。

こういったプレーも、味方の選手が思い切ったプレーができる要因になっていたように感じます。

*この試合2得点で、得点以外にも存在感を見せていた14番千葉希

また、実際に2得点挙げられたと言うことで、今日は浦和目線強めでと思いつつも、今日は、敵と言う立ち位置で見ることにはなったものの、聖望学園高校の9番森田悠仁の活躍も取り上げないわけにはいかないなということになります。

*聖望学園高校の9番森田悠仁

得点経過や試合の流れとしては、前半20分に相手ペナルティエリア辺りで混戦状態になりながらも、39番戸田大翔が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらもしっかりキープして近い距離に入った14番千葉希に渡すと、相手ディフェンダーに寄せられてシュートコースがあまりない中で、その間を縫ってゴール右隅に決まる見事なシュートで浦和が1-0と先制に成功します。

しかしながら、前半30分に、前線で33番小川聖凪が相手ディフェンダーとの競り合いのところで頭を痛めたところで、一旦試合が止まり、そのリスタートのところで、浦和側が準備できていないところで、聖望学園高校の9番森田悠仁にループシュートを決められてしまい1-1とされてしまいます。

前半38分に長いパスが右前線の32番岡田翼に入り、このタイミングで相手キーパーが前に出ていてかなり大きなチャンスにつながったものの、そこからの判断が遅れたところで、33番小川聖凪にパスが入った時には、相手ディフェンダーが戻っている状態で、得点にはならず。

前半終了間際にも29番伊澤壮平が高めの位置で相手ディフェンダー2人に寄せられながらもキープして、35番島垣翔に繋げてからの右への展開から惜しい形を作るもののこれも得点にはつながらず、1-1で前半を折り返します。

やや中盤では持たせてくれることが多かった前半でしたが、相手が一つギアを入れたような時間帯では、寄せられてミスパスなども増え、中盤で落ち着かない場面が増え、前線の競り合いのところでも、なかなか競り勝てない場面などがあり、後半に向けてどのような変化が加わるのかと考えていたところで、後半スタートから33番小川聖凪に変えて37番高橋悠が入り、前半2トップでどちらかというと競る役目よりは、競ったボールを受けて仕掛けるような形が多かった29番伊澤壮平が前線で競る役目となり、体の強さを生かしたポストプレーなどで前線で収まるところが見られる後半スタートとなりました。

あ、直接試合には関係ないところでしたが、後半スタートで33番小川聖凪から37番高橋悠に交代する時に、33番小川聖凪が37番高橋悠の肩を両手でバシーンと叩いて気合を入れている姿が印象的でした。良い感じです。

後半スタートは、相手がギアを更に上げて畳みかけるようなプレーに出てくるかと思っていたのですが、後半序盤は浦和ペースで試合が進みます。

良い流れの中で、後半7分に5番遠藤龍河のインターセプトを起点に、39番戸田大翔に渡し、そこから右前線へ大きな展開で32番岡田翼にパスが通ると、そこからのクロスに対して37番高橋悠がおとりになるような形でペナルティエリア内の左のややシュート角度がないところで14番千葉希がパスを受けると、迷いなくシュートを選択し、これが見事に決まり2-1と再び浦和がリード。

相手の攻撃も縦だけではなく、中へのドリブルなども織り交ぜたりサイドへの展開だったり工夫を加えて得点を狙いにくる中で、浦和も集中して跳ね返しながら、追加点を狙う展開になります。

後半15分には、14番千葉希からの右の42番吉田来綺への展開から、37番高橋悠に繋げて仕掛ける形を作ります。

その直後の後半16分にも37番高橋悠が高めでキープしたところで、39番戸田大翔が高めの位置まで上がったところにパスが繋がりシュートを放つもここは、相手キーパーにキャッチされます。

この辺りの時間帯は、浦和の攻撃とともに相手の攻撃も厳しくなる中で、後半19分には、相手に決定機を作られかけるもここは40番茂木柊哉のカバーで失点は免れます。

流れの中での相手の攻撃は集中して防いでいたものの、後半20分の相手コーナーキックのチャンスで9番森田悠仁にドンピシャのヘッドを叩きこまれて再び同点に追いつかれて2-2となります。

後半もまだ半分ほど時間が残る中で、最初に上げた、鳥肌が立つような見事な弾道での14番千葉希からのサイドチェンジがあったのが後半29分。左から選手を切り裂くような低い弾道でのサイドチェンジのパスが32番岡田翼へ繋がり、クロスに今度は38番舘樹がおとりになるような形で奥に入った37番高橋悠に通るもここは、ゴールならず。

残り15分ほどのところで、11番石橋遼大と2番長田拓巳が同時に投入され、勝負の時間に入っていきます。

後半38分には、11番石橋遼大が相手キーパーが前に出ているところを見逃さずに長めの距離のループシュートを狙うもこれは、僅かに枠を捉えきれず。

後半40分には、守備からの流れで40番茂木柊哉が持ち上がりつつ、良いタイミングで37番高橋悠にパスを通すもここは、決めきれず。

後半45分には、2番長田拓巳が前線で粘り、右の11番石橋遼大につなげ、そのままゴール前まで走り込み、11番石橋遼大の見事なクロスが上がり2番長田拓巳がヘッドで狙うも、相手ディフェンダーの位置で死角になっていたのか、合わせきれずにゴールならず。

試合は、2-2の引き分けで終了となりました。

勝てるチャンスもあったことを考えると、もったいないとも言える試合ではありましたが、前節と比べると、またメンバー構成が入れ替わるスタートになった中でも、試合に臨む姿勢として良い部分の継続が見られたことがかなり大きく、その中で、5番遠藤龍河や14番千葉希と言った3年生がチームの軸となるような存在感を見せたことで、締まった試合ができたと思います。

課題としては、対戦相手によってかなり強度に差がある中で、今日の相手は当然ながら、強度の強い相手ということで、競り合いのところでもっと力強く行かなければならないところや、パスを受けてから次のプレーへの判断がおそかったり、その相手の寄せの速さを意識しすぎて普段できるコントロールができないところなども多く見られたので、もちろん、相手に触れられないタイミングでワンタッチパスも織り交ぜたりして崩したり、テクニックで抜き去ることも求めつつ、やはり、相手ディフェンダーを背負った形でのプレーも意識して体の向きだったり、競り方だったり、更に言えば、これもコミュニケーションの一環にはなりますが、サイドでパスを受けたときには大体相手の寄せ方は、似たものになるので、こういう時には、味方がこういう位置でもらいに入ると、寄せてきた選手を一気に欺けるような連携で突破できるとか、そういったことを追求していくのも良いのかなとも思いつつ。

いずれにしても、先週同様に、この姿勢が継続されていくのであれば、見る側としては、このレベルの相手がゴロゴロいるようなS1リーグでプレーしてほしいなという思いは強くなるわけです。

ということで、難しい相手からもしっかり勝ち点を奪う戦いを見せてもらいました。

残り2試合。より上を目指して戦う姿が見られることを楽しみにしています。

そして、試合が終わればノーサイドということで、聖望学園高校で今日出場していた9番森田悠仁、15番遠藤基意、そして、試合には出ていなかったものの、少し話すことのできた鳥海颯など、浦和レッズアカデミー出身の聖望学園高校の選手たちの活躍も楽しみにチェックして行きますね!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

動画を追加しました。

埼玉県S2リーグ 2019/08/19 浦和レッズユースB vs 西武学園文理高校 1-1引き分け・・・この試合に対する気持ちと集中力の差かも?

どうも、ブクメです☆

今日は、埼玉県S2リーグの西武学園文理高校戦の観戦に、聖望学園高校下川崎グラウンドに行ってきました。この会場には、6月30日にもS2の試合で足を運んでおり、その時は、一度、聖望学園高校に行ってしまったりバタバタしたのですが、今回は、場所を間違えることはなかった・・・のですが、不思議なトラブルが起こったんですよね。そもそも、9時30分から聖望学園高校の試合があることもわかっていて、そこに浦和レッズジュニアユース出身選手もいるので、そこから2試合観戦することも考えていたのですが、今日は朝やらなければならない仕事があったので、その辺をやっていて気が付いたら11時30分からの浦和の試合自体も結構ギリギリになってしまいそうな時間になり、割と慌てて向かったのですが、私のスマホのgoogle mapのナビが今日は、機嫌が悪いらしく、現在地の200メートル手前を現在地として判断してしまう状況で、急いでいたので、いったん立ち止まって、スマホの電源を入れなおすとか、そういうこともせず、その誤差を考えながら、現地に向かい、特に右折左折の時が、読みが試されるというか、久々にナビを入れているのに、かなり集中力を高めての30分ほどの運転となりました。ということで、なかなかの試練を抱えつつの現地到着となりました。

割と、試合時間が迫った状況で到着したのですが、予定の組まれ方自体が結構詰まっている状況で、ここ数日に比べたら多少ましでも、給水などが間に挟まれることで、前の試合の時間の関係で結局、スタートしたのは、10分遅れくらいだったので、落ち着いてから見ることはできました。

という前置きをしました。特に、この出来事に何か意味があって読んでいる方にメッセージ性があるということでもないのですが、そう捉えて考えていただくと発想力が身につくかもしれません(そんなわけはないw)

今日は、正直なところ、試合を観戦して、しばらく考えていたのは、厳しめの内容を書いたほうが良いのかなと思うところもあったのですが、特にここ最近は、ユースの試合は、練習試合を含めて、かなり多くの試合に足を運んでいます。

それほど、多くの情報が集まってくるわけではないですが、私は、性格的に、それぞれの選手の今の心境とか置かれている状況とか、そういうものを考えてしまう方なので、この夏の全国大会やプレミアリーグ、水戸遠征や和倉遠征、そのタイミングで別の大会やトップの練習に参加していた選手、怪我もあったり、万全でも思うように使ってもらえなかったり、もろもろの状況を想像するわけですね。もちろん、3年生にとっては、進路的なものが心に引っかかる時期でもありますし、本来であれば、1つの試合を観戦するものとして、そういう背景とか思いとかは考慮せずに、今日の試合は、どこか、集中にかける時間があったり、プレーが雑になるところがあったり、相手の戦い方を見ながらのプレーの選択もできていなかったし、試合の締め方としてのプレーも良くなかったと書いて、もっとビシッとしてくれよ、カテゴリはBチームが望むカテゴリでも、私は発見を楽しみに足を運んでいるし、監督も見に来ている(というか、新体制になってからは、予定が被らない時は、S2の試合も毎回監督が見に来ているのが現在)のだから、まず姿勢のところから見せるのが当たり前だと思うと、物足りなく感じたとか、書きたいのですが、背景も考慮してしまうので、でもな・・・とは、なってしまうのです。

昨年からS2リーグを見ていますが、特に高校のAチームと対戦する時に感じるのは、攻撃の精度とか個の能力とか、そういうところは、かなり上と比べると差があるようには感じるのですが、守備にポイントを置いた時には、基本的にこのくらいのカテゴリにいる高校のAチームの守備は固いですし、そこに浦和レッズが相手と言う要素が加わるので、最後のところでの頑張りが加わると、相当な集中力と、判断の速さを持って臨まないと、今日の試合もそうでしたが、ごちゃごちゃした中でのこぼれ球を上手くマイボールにできての決定機とか、そういうところ以外では、一見攻め続けているように見えても、では、相手キーパーを脅かすようなところまでのシュートが何本打てていたかというと、ほとんどないとなってしまうんですよね。

毎回メンバーも入れ替わる中で、連携を高めていくのは難しいかもしれませんが、今の体制では、全体を含めてのコミュニケーションを選手自らに求めるところが強いので、それをどのような組み合わせであっても、その試合の中でできるようになることがベストで、それは、S2だろうがプレミアリーグだろうが、練習試合だろうが変わらないよなと思っています。

前置きが長くなりすぎた・・・ということで、試合の話に移りますね。

vs西武学園文理高校戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔、右に3番清水哲太、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半43分⇒28番アピッチ輝)、MFが左に29番伊澤壮平、右に11番石橋遼大(後半13分⇒42番吉田来綺)、真ん中に39番戸田大翔(後半43分⇒26番舘澤佑磨)と16番根岸恵汰(後半13分⇒35番島垣翔)、FWが左に20番木下翼、右に37番高橋悠(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

試合開始から、相手の守備ブロックと早い寄せに苦しめられる展開となり、中盤でボールが収まりにくく、サイド攻撃になった時には、素早く2枚が寄せてきつつ、そこに更に2枚が加わりサイドの狭いエリアで4人くらいに囲まれて、そこを強引に突破しようとしたり、パスコースが限定された形で出して奪われるような場面が多くなります。

仕掛けて奪われてカウンターという形は多くなるものの、相手の攻撃の精度の低さに救われるところがありつつ、試合としては拮抗した状態が続きます。

味方との動きが合わないというところもあるのかもしれませんが、相手の寄せが早いところで、トラップが長くなってしまったり、パスが味方と合わずというところも多いように感じられました。

序盤のいくつかのチャンスでは、例えば、20番木下翼が前線で受けて、相手ディフェンダーに囲まれながらも粘ってキープして引き付けたところでサイドの11番石橋遼大に繋げてと言った形でのサイド攻撃であったり、右サイドバックの3番清水哲太が高めの位置にポジションを取ることが多く、そこを上手く使えたときには、チャンスが作れるというイメージはありました。

ただ、やはり相手の守備ブロックというものを意識した駆け引きというものが少ないなという印象はありました。

シュートチャンス自体が少ない中でしたが、前半18分には、37番高橋悠がインターセプトしたところからの攻撃で、裏に抜け出した20番木下翼にパスが通り、キーパーと1対1の場面を作りましたが、ここは、決めきれず。

このチャンスの直後には、今度は、相手に決定機を作られるも、ここは1番石塚悠汰がなんとか防ぎます。

ウォーターブレイク前後くらいだったと思いますが、29番伊澤壮平と37番高橋悠のポジションを入れ替えて、37番高橋悠が中盤左に入ったあたりから、この左サイドを使った攻撃で37番高橋悠のドリブルでの仕掛けに相手が対応できずに、抜け出してクロスまで持ち込めるという場面が増えます。

更に、こちらのサイド攻撃に対する相手の守備の人数のかけかたを逆手にとったような中盤を経由して両サイドに展開するようなプレーを意図的に入れたと思うのですが、これにより、チャンスが徐々に増えていきます。

それでも、やはり、突っかけてカウンターを受けるという回数は多く、何度かピンチを挟みながら浦和もチャンスが増えていくという時間帯に入っていきます。

そんな中で、迎えた前半32分に、31番大野海翔からの相手ディフェンダーの間を通すパスに対して、高めの位置を取っていた3番清水哲太が中央辺りまで移動して抜け出していてキーパーと1対1のチャンスを作るも決めきれず。

崩してのシュートがほとんどない中でしたが、前半で迎えた2つのチャンスが今思えば、キーパーと1対1の決定機だったわけですね。ここで決めていれば、展開は変わったかもしれません。

セットプレー自体もほとんどない中で、前半終了間際に得たコーナーキックのチャンスで20番木下翼からのクロスに40番茂木柊哉がヘッドで合わせる形を作りつつ、前半は0-0で終了。

前半25分くらいからは、攻撃にも工夫が加わりサイド攻撃からの光明は見えたものの、では、崩せていたかというと、相手ゴールを脅かす崩しまでにはつながっていなかったという前半の感想でした。

後半スタートは、メンバー交代なし。

前半の流れそのままで行けばある程度ペース自体は浦和が掴んでいけると思っていたのですが、後半は相手が一つギアを上げてきた印象で、スピードのある選手の仕掛けの対応をしているうちに、守備ラインが下げられる形になり、しばらくは相手の攻撃を受ける時間が多くなります。

試合の半分、ウォーターブレイクに入るくらいまでは、相手に多くのチャンスを作られ、そのうち一つは、5番遠藤龍河がなんとかクリアしたものの、崩されてシュートも枠にしっかり打たれていたような決められていてもおかしくない決定機でした。

相手も攻撃の回数が多くなったことと、若干疲労も出始めたところで、守備のバランスも若干崩れてきたところで、浦和が33番小川聖凪を投入し、この辺りから、浦和の大きなチャンスが増えていきます。

後半25分に35番島垣翔から42番吉田来綺につながり、42番吉田来綺が相手ディフェンダーの間へパスを通すとそこへ33番小川聖凪が抜け出し、たまらず相手ディフェンダーに倒されてPKを獲得します。

このPKは、相手キーパーに反応される、こぼれ球に33番小川聖凪が飛び込んで押し込んだかに見えたものの、このシュートはクロスバーに跳ね返り、ゴールならず。

更に、後半29分には、右から3番清水哲太が持ち上がり、クロスに33番小川聖凪が見事なトラップからシュートを狙うもシュートコースが甘く相手キーパーに防がれます。

後半38分に、ペナルティエリア外くらいでパスを受けた42番吉田来綺が、相手ディフェンダーが寄せてきている状況ながらも、体の向きからは、シュートを打つとはおそらくキーパーも思っていなかったと思うのですが、そこを見事な振りでシュートを放ちゴール右隅の枠内に飛んだ見事なシュートでしたが、ここは、相手キーパーの見事な反応で防がれます。

直後の41分には、再び42番吉田来綺が、33番小川聖凪とのワンツーから抜け出して、相手ディフェンダーに倒されPKを獲得。

このPKのチャンスを、この後半に何度も決定機を止めている相手キーパーにまたもや反応されて防がれてしまいます。

決定機が増えた中でもなかなか0-0の均衡を崩せない中でしたが、迎えた後半43分に先ほど見事なシュートを放った42番吉田来綺がペナルティエリア外くらいでパスを受けるとそのままドリブルで持ち込んで相手キーパーの位置をしっかり意識しての見事なコースのシュートを決めます。相手が当たっているキーパーだっただけに、この場面では、ただゴールを決めたというだけではなく、当たっているキーパーでも止められないコースにシュートを狙えたと言うことも大きかったなと思います。

アディショナルタイムを残して残り5分くらいというところで、この辺がタイトルに書いたところでもあるのですが、終盤は確かに攻撃面でチャンスが多かったものの、なんというか、守備のところでの集中力と言うか、この試合を勝ち切ることの重要性とか、そういうところに気持ちが置けていないのかなと言う局面がいくつか見られていて、なんとなく、嫌な予感もしていたのですが、試合終了間際に、カウンターを受ける形になり、ただ、そのカウンターもしっかり集中して対応できれば、問題なく防げたような場面だったのですが、簡単に振り切られて、更にそこに対するフォローも人がいたにも関わらず、できず、これを決められてしまい1-1と追いつかれてしまいます。そのまま試合は1-1で終了となりました。

1-1で追いついたことでの、相手の応援席の方たちの物凄い喜び方を見ていると余計に、この試合に対する気持ちの部分での差も感じてしまうところもありました。

内容として褒められた試合ではなかったものの、勝負というところでは、問題なく勝てるチャンスも多く転がっていた試合。

様々な要素が考慮される中で、今後のS2を見て行く中では、かなり今日の試合の臨み方に関しては危機感を覚えなければならないとも言えるかもしれません。

もちろん、わかってますよ、S2は、毎回メンバーも変わる。ここを頂点として戦っているリーグではないから、連携面にも課題はどうしてもでてしまう。

でも、そこを考慮しても、やはり今日は何か物足りなさを感じる試合にはなりました。

例えば、私がスカウトとして、この試合を情報なく見たとしたら、42番吉田来綺や33番小川聖凪のプレーが印象に残った試合として収穫ありにはなるでしょう。

ただ、私はそういう見方をするためだけに足を運んでいるわけではないですからね。

様々な置かれている状況があっても、その中で、今の浦和レッズユースは、とにかく選手間がよく話をするチームになり、どんなメンバー構成でも、とにかく選手は集中力を保ち続け、試合の中での修正を自らで行い、その結果、新しい発見を見せ、アピールにもつながる。

そこに持って行くのは難しいのでしょうか・・・というのは、私の考えすぎですかね。

少なくとも今の私は、S2でも見なければという感情で足を運んでいません。S2をかなり楽しみに足を運んでいます。だからこそ、求めるものから考えて今日の試合は、何か足りなかったんだよな~。

この先もあるんだよ。終わってないよ。すべての選手の持ち味を存分に見せてほしい。気持ち一杯のプレーを見せてほしいです。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

埼玉県S2リーグ 2019/06/30 浦和レッズユースB vs 聖望学園高校 2-5敗戦・・・大量失点でも壊れず、ギアを上げることができたことが重要

どうも、ブクメです☆

6月最終日の日曜日は、午前中は、ユースのS2リーグ、そして、移動して午後からは、ユースのプレミアリーグ観戦となりました。

まずは、午前10時キックオフのS2リーグ、浦和レッズユースB vs 聖望学園高校の試合の話から。

・・・スタートからやらかしたというか、思い込みが引き起こした失敗というか、今回は、聖望学園高校ホームの試合と言うことで、試合会場も聖望学園と書いてあったことから、勝手に「聖望学園高校のグラウンド」が会場だと思い込んでおり、学校の方に車で足を運んだところ、守衛さんらしき方に「今日はサッカーは聞いてないな」と言われてしまい、車からなので細かく聞くこともできずに「延期か!?」とか勝手に思ってテンパってしまいまして。

そうなんです、聖望学園高校には、浦和レッズのアカデミー出身の選手が今年は活躍しているということで、足を運ぼうと思っていたものの、結局、ここまで一度も足を運ぶことができておらず聖望学園高校ホームの試合に足を運ぶは、これが初めてだったんですね。

で、近くのコンビニで情報を集めつつ、googleマップで調べたところ聖望学園下川崎グラウンドなるものが出てきまして、10分ほどで行けると言うことで、移動したらそこでやっていたという流れでした。まあ、そもそも方向音痴で昔から、初めて行く場所では、上手くいかないたどり着けない、勘違いとかも多いので、早めに行っていたので、バタバタしたものの、割と問題なくキックオフから試合を観戦することはできました。

しっかり観戦用のスタンドがあり、屋根も付いているという素敵な環境のグラウンドでした。

さて、今回は、対戦相手が聖望学園高校ということで、高校サッカーの新人戦の頃に聖望学園の試合を見た限りでは、森田悠仁や鳥海颯が出場していたため、アカデミー卒業生関連も含む対戦カードになりますが、浦和レッズユース絡みの試合になりますので、応援は、浦和レッズユースという立ち位置で文章は書いていきます。

ちなみに、割と私自身最近バタバタした生活をしておりまして、なかなか情報を追えていないところもありまして、聖望学園が夏の全国へ向けて決勝まで勝ち進み、残念ながら決勝で敗退したという表面的な情報は知っていても、現在のチーム事情だったりがほとんどわからないという状況。

ですが、近くに座っていた方の話が聴こえてきて、今日の聖望学園高校のスタメンは、先週の決勝のメンバーの控えメンバー中心でこの試合のスタメンが組まれているとのことでした。で、スタメンだったメンバーが控えに入っているという話(確認を取ったわけではなく、聴こえてきたというだけなので、合っているかは不明。)

ただ、ざっと見た限りでは、スタメンに9番森田悠仁の姿はなく、ベンチにそれらしき姿が見えたのは確かで、鳥海颯に関しては、ベンチにもいなかったと思います。

*後半から登場した浦和レッズジュニアユース出身の9番森田悠仁は、登場して短い時間で2得点の活躍(要するに浦和レッズユースBとしては、2点決められてしまったと言うことです)

*そして、この試合に浦和レッズユースBで出場していた14番千葉希は、同じ3年生でジュニアユース時代一緒にプレーしていた森田悠仁と試合後に言葉を交わしていました。

と、ここまでが、アカデミー卒業生関連を含めた前置きになります。

では、試合の話に移りますね。

vs聖望学園高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と28番アピッチ輝、MFが左に29番伊澤壮平、右に14番千葉希、真ん中に42番吉田来綺(後半41分⇒40番茂木柊哉)と39番戸田大翔、FWが左に38番舘樹(後半9分⇒35番島垣翔)、右に33番小川聖凪(後半14分⇒36番瑞慶山一真)

となります。

これまでS2リーグに関して色々見てきた中で、Aチームと戦う難しさという中でも、聖望学園高校は昨年までS1リーグにいた埼玉県の強豪でなおかつ、現段階では埼玉県のベスト2のチームということで、強度のところだったり、寄せが甘くなった時に決定機を作られてしまうなど、より集中力が求められ、実際に今日は浦和も前線に身長の大きい、38番舘樹と33番小川聖凪が入ったものの、競り合いのところでは、簡単に競り勝てないような状況も多くなりました。

それでも、今シーズンのS2リーグを戦う中で、チームとしての対応力も身についてきている印象で、内容としては、浦和が仕掛ける場面も多くなるスタートとなりました。

序盤は、中盤の42番吉田来綺が絡んだ攻撃が多くなり、開始3分にこの試合の最初のシュートを放ち、4分には、バックラインの28番アピッチ輝から32番岡田翼を経由して裏に42番吉田来綺が抜け出して、パスが通ればというチャンスを作り、6分には、31番大野海翔からのパスを見事なトラップから仕掛ける形を作っていました。

それ以外にも、9分には、33番小川聖凪が相手のキーパーに対して、プレスをかけてキックミスを誘う動きを見せたり、10分には、GK30番川﨑淳からのカウンターで42番吉田来綺、33番小川聖凪、38番舘樹とテンポ良くパスをつないで仕掛ける形や、11分には、29番伊澤壮平が左からドリブルで果敢に仕掛ける形を作るなど、浦和の攻撃も迫力あるものになっていました。

良い流れの時間帯で迎えた12分に42番吉田来綺からのパスに抜け出した33番小川聖凪が決めて1-0と浦和が先制に成功します。

しかしながら、その先制ゴールから3分後の15分に、そこまで相手の鋭い攻撃に対しても、守備の対応も、上手くできていたようには見えたのですが、ペナルティエリア外での仕掛けから、ディフェンダーが寄せるも僅かに空いたコースにグラウンダーのシュートを決められてしまい、1-1と同点に追いつかれます。

同点に追いつかれた後も浦和は結構チャンスを作れていて、20分には、オフサイドになったものの、34番工藤孝太から32番岡田翼を経由して裏に抜け出した14番千葉希へのパスが通ればキーパーと1対1というところで、ここは惜しくもオフサイドの判定。

更に、22分にも34番工藤孝太が左前線のスペースに走る29番伊澤壮平へ長いパスを通すも、これもオフサイドの判定。

28分には、GK30番川﨑淳から33番小川聖凪に長いパスを通し、右前線に走る14番千葉希へつなげるとドリブルでもう一つ中へ切り込み、39番戸田大翔につなげ、シュートを放ちます。ここは、かなり惜しい形でした。

前半30分には、28番アピッチ輝からの精度の高いロングフィードで31番大野海翔に繋げてチャンスを作ります。

更に、前半の終盤には、14番千葉希がドリブルや、テンポを遅らせてのパスなど工夫を見せたプレーでチャンスを作りゴールに迫る形が増えましたが、得点は動かず1-1で前半は終了となります。

後半に入ると、試合が一気に動いてしまします、浦和にとっては厳しい形で。

先ほど書きましたが、聖望学園高校は、後半から9番森田悠仁を含めた本来のスタメンの選手を数名投入し、その選手たちの迫力のある攻撃を受けて対応にバタバタしている間に連続失点を喫してしまいます。

後半7分にミスからの失点で1-2と逆転されると、後半12分に、森田悠仁に決められて1-3、更に後半15分にも森田悠仁に決められて1-4とされ、後半15分までに勝負としては、かなり厳しい3点差に広げられてしまいます。

結果としては、敗戦となったものの、今日の見せ場は、この1-4とされた後からだったようにも感じます。

そのまま押し切られて更に大量に失点してもおかしくなかった展開でしたが、ここから、浦和が相手の攻撃陣を恐れて受けるのではなく、自らリスクを取ってでも奪いに行くというプレーを34番工藤孝太や14番千葉希など数選手が見せ始め、その辺りから、浦和が攻撃する回数が増えます。

後半18分には、14番千葉希のドリブルでの仕掛けから、42番吉田来綺につなげシュートを放つもこれは、惜しくもバーに嫌われます。

後半25分には、インターセプトから29番伊澤壮平と39番戸田大翔のパス交換から突破を仕掛けたり、その直後には、途中から入った35番島垣翔が42吉田来綺の下げたボールをワンタッチで右前線に走る32番岡田翼に通してチャンスを演出します。

後半30分前後には、相手の攻撃を受けピンチが続く場面もありますが、それでも耐えきったところで、迎えた後半33分に14番千葉希がドリブルで果敢に仕掛け、相手ディフェンダーとの駆け引きの中で一度倒れてしまうものの、すぐさま立ち上がり、ミドルシュートを放つとこれがゴール右上隅に突き刺さる素晴らしいゴールとなり2-4と2点差に迫ります。

その後も、34番工藤孝太がセンターバックの位置からドリブルで仕掛けマルセイユルーレットで突破し自らゴールに迫ろうとする気迫のこもったプレーを見せるなど、本当に心が折れそうな連続失点の後でも、そこからギアを上げて攻撃によって流れを作って、渡り合う展開に持って行けたことがかなり良かったですし、最高に見ていて楽しい時間になりました。

結果は、その後に相手のスーパーミドルで1点追加されて2-5というスコアで終わったものの、後半の1-4になってからの戦いぶりは見事でしたし、今後に確実につながるものです。

ではでは。

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