練習試合2020/01/25 浦和レッズユースvs帝京高校 1本目不明、2本目4-1、3本目1-2・・・サッカー始めですw

どうも、ブクメです☆

こうやって、サッカーが生活の一部になってからの人生で、1月の後半まで一切のサッカーの試合に足を運ばなかったのは初めてです。ということで、これが2020年のサッカー始めとなります。

昨年から浦和レッズの公式ページで育成系のページで練習試合なども載せてくれるので、足を運ぶ目安にしやすく助かります。

発表されたアカデミーの新体制も、心躍るような体制ですね。余計な雑音に気を紛らわされずに、選手の成長のために集中して過ごすシーズンを送れそうです。

ということで、1月25日の練習試合ですが、帝京高校練習グラウンドという初めて行く場所で、北千住駅最寄りのところでしたが、練習試合なので、早めに始まるとかは、よくあることだとわかりつつも、出足遅れて、当初の予定の16:30ギリギリに到着しつつ、その頃には試合が始まっていて、更に、スタンドがあるグラウンドでぐるっと回れば、スタンドに入れるのかと思いまわって見たら、そこからは入れず、1本目は、柵越しに眺めつつ、2本目のタイミングで、ぐるっと回って正面あたりから入って、スタンドに回ることができたのですが、おそらく16時から始まっていたようで、1本目は、ほぼ見られずでした。

選手もスコアも1本目は全く分からずです。

2本目と3本目のメンバーはチェックしたので、載せますね。

vs帝京高校(2本目)

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔、右に22番奥山圭介、センターバックに26番舘澤佑磨と40番茂木柊哉、MFが左に29番伊澤壮平、右に37番高橋悠、真ん中に42番吉田来綺と16番根岸恵汰、FWが左に19番成田安里、右に20番木下翼

↓2本目2分あたりでごっそり交代となり、メンバーは以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに16番根岸恵汰と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に37番高橋悠、真ん中に35番島垣翔と42番吉田来綺、FWが左に36番瑞慶山一真、右に33番小川聖凪

得点経過は、

早々に失点後、7分に29番伊澤壮平のゴールで1-1とすると、12分には37番高橋悠からのパスを受けた42番吉田来綺が決めて2-1、更に16分には縦パスを19番成田安里がスルーして前線に当てる形からの崩しで最後は29番伊澤壮平が決めて3-1、24分には、37番高橋悠がミドルシュートを決めて4-1で終了

vs帝京高校(3本目)

GK18番関大輝、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに40番茂木柊哉と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に37番高橋悠(12分⇒29番伊澤壮平)、真ん中に42番吉田来綺と35番島垣翔、FWが左に36番瑞慶山一真、右に33番小川聖凪

得点経過は、32分に32番岡田翼のクロスだったと思いますが、ゴールラインを割ってしまいそうなところでしっかり追いついてクロスを上げ、これに36番瑞慶山一真がヘッドで合わせて1-0とするも終盤に連続失点で1-2となりました。

*1本目をほとんど見られなかったものの、キーパーは30番川﨑淳だったことや、17番盛嘉伊人や24番佐藤優斗が出ていたことなどは確認できていますが、どの選手がいてどの選手がいないなどは、把握しきれませんでした。。

↑ぐるっと回る前にスマホで1枚撮った1本目の柵越しの写真を1枚載せておきます。

正月ボケなのかな~、、もう1月も後半なのにw

そんな感じで、1本目が見られていないので、見られたところでしか感想は書けないものの、トップチームのキャンプに参加している選手がいるとか、そういう情報も把握しきれていないものの、昨年末のGO FORの時と比べて、若干新しいポジションを試している選手もいるようにも見受けられつつ、3本目にはややバランスが崩れてバタバタする時間帯も多くなったものの、ざっくりした全体的な印象としては、仕掛けるところで、ミスを恐れずに思い切ってゴールに向かってドリブルを仕掛けたり、シュートを狙う姿勢が強まっている選手が増えていたり、球際のところでも、相手の厳しいプレッシャーを受けたときにも、それも計算しつつ、引っかかった後のボールへの意識も高く、結果的にマイボールにできて仕掛けるようなプレーができている選手が多くなっているように感じられました。

中途半端な見方をしてしまったので、今回は、このくらいにしておきますね。

また、練習試合など見つけたら、足を運べる時には足を運びたいと思いつつ、2月は、ほとんどの期間を仕事がらみで海外で過ごすことになるので、やはりユースの試合を本格的に見られるのは、3月から、例年通りに参加するのであれば、3月下旬の清水フェスティバル辺りから私もスイッチを入れて観戦できるように準備ができればと考えています。

2020年に入ったら完全に切り替えてと思ったのですが、まだやや心のバランスが悪く(情けないw)、その辺も含めて、3月くらいまでに立て直して行ければと考えています。

改めて、今シーズンもよろしくお願いします!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

GO FOR WORLD CUP 2019/12/27-28 浦和レッズユースvs野洲高校 4-0、vsヴァンフォーレ甲府U-18 3-0、vs履正社高校 1-0勝利・・・疲労のピークで結果を出す

どうも、ブクメです☆

26日の試合後のブログでも予告しました通り、27日、28日は共に試合の後に予定がある(予定とは言っても飲み会ですが・・・)ということで、やはり両日ともに試合後にはブログを書けず、写真のみはfacebookページの方にアップしましたが、ブログは29日に書いています。まだ、探せば現地で見たいサッカーの試合は、あるものの、休養と、ため込んだ仕事の消化に当てるべく、世間的に仕事納めしてからの今年の残りの数日は、まったりと自宅ベースで過ごそうかと思っております。

さて、GO FOR WORLD CUPですが、敗戦スタートになったものの2日目までの結果で2勝1分1敗としたところで、グループ自体が割と混戦になってきていて、27日の野洲高校に勝利すれば、1位通過の可能性も見えてくるという形で迎えた中で、その野洲高校戦で見事快勝し、得失点差で1位通過を決めて準決勝に駒を進めることができ、迎えた準決勝では、ヴァンフォーレ甲府U-18相手に両サイドのスピードのある選手には苦しめられたものの、終わってみればこちらも3-0で快勝。

そして、27日の練習試合的な扱いでしたが既に1度対戦していた履正社高校と決勝で対戦し、かなりの厳しい戦いになったものの、相手が見せた隙を見逃さずに1点をもぎ取っての優勝となりました。

この大会自体は、参加チームがどのような意図をもってどのようなメンバーで参加してくるかが全く読めないため、ここで見た各チームが新チームでのベストメンバーかは、わかりませんし、例えば浦和レッズユースで言えば、結構久しぶり(?)に、怪我や怪我明けの選手が多かったことも多かったからかもしれませんが、来年から浦和レッズユースに外部から加入する中学3年生の3選手がメンバーに入るだけでなく、実際に長い時間ピッチに立ってプレーしていたように、参加したJユースや高校のチームもそれぞれの目的を持って、試合によって大きくメンバーを変えていたところや、そもそも参加人数が少なめで全ての試合を少数精鋭で戦うという体力的に酷なチャレンジをしていたかもしれません。

そのため、通常の公式戦でその時のベストメンバーをどのチームも組んでくるのが当たり前と言う状況ではないため、うまく行ったのは、相手がベストメンバーではないからだとか、余計な言い訳みたいなものが入ってしまいやすい大会にはなるのですが、今年のこの大会でシンプルに浦和レッズユースにとって良かったなと思ったのは、決勝で対戦した履正社高校が、わかりやすく強い相手だったこと。

27日の練習試合で履正社高校と既に1度対戦していて、その時は1-4で浦和は敗れていて、その時に既に相手の強さを見られた状態で、大会自体の勝ち上がりチームにも履正社高校が入っていて、浦和レッズユース自体もこの大会では、かなり、来シーズンに期待できるような要素を多く見せてくれた楽しい試合を見せてもらっていた中で、まずは、2019年の締めくくりとしての決勝で、既に強いことが分かっていた履正社高校がしっかりと決勝に勝ち上がってきて、その相手と厳しい戦いをすることが最終戦でできたことなんですね。

この試合があったことによって、新チームのスタートの良い流れが、ピリッと引き締まったというか、優勝と言う結果は残せたけど、課題もまだ多く、やるべきことも多いと実感できて締めくくれたことが何よりかなと思います。

これらの収穫に、更に優勝という大きな結果も付いてきた。これは、特に、時間調整すれば平日でも試合に足を運べるケースが多い私は、初日から全試合足を運ぶことができたものの、今大会は、土日にかかるのが最終日の28日だけになったことから、最終日しか足を運べないというサポーターの方も多かったところで、そのサポーターの方にとってのプレゼントのようなものにもなるわけで、3位決定戦がなくなったことから、決勝進出しないと1試合で終わるところを勝って2試合見られる機会を作り、更に優勝を見せてくれるという。贅沢ですよ、私たちにとっては。

そして、初戦から見られた私たちが、この大会のここまでの様子を伝えつつ、疲労の蓄積も伝えつつ、それらを理解した上で体力的にギリギリのところで戦う最終日の2試合を応援して見守る。その空間が埼玉スタジアム第2グラウンドというのも、良いんですよね。

何が言いたいかと言うと、浦和レッズユースの2019年の締めくくりをここに連れてきてくれてありがとうという感謝ですよ。

そして、私個人的には、この大会によって期待値がものすごく高められましたので、そうなると人はワガママになりますので、2020年は、こういう舞台によりたくさん連れて行ってもらいたいと思うわけです、よろしくお願いします!

ということで、4試合分書けていなかったので、メンバーや交代と得点経過くらいになりますが、試合のことについて書きますね。

vs野洲高校戦(12/27)メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼、右に37番高橋悠(後半22分⇒40番茂木柊哉)、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に17番盛嘉伊人(後半17分⇒33番小川聖凪)、右に29番伊澤壮平

前半25分にコーナーキックから16番根岸恵汰が決めて1-0

後半13分に左から12番福島竜弥が持ち上がりクロスから37番高橋悠が決めて2-0

後半22分にフリーキックのチャンスで20番木下翼が直接決めて3-0

後半30分に前線で20番木下翼の粘りから、ディフェンダーの裏にこぼれたところを33番小川聖凪が決めて4-0

4-0で勝利

vs履正社高校戦(12/27)メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に12番福島竜弥(後半スタート⇒31番大野海翔)、右に35番島垣翔、センターバックに26番舘澤佑磨と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に42番吉田来綺、真ん中に40番茂木柊哉と27番山田奈央(後半スタート⇒32番岡田翼)、FWが左に36番瑞慶山一真、右に33番小川聖凪(後半20分⇒29番伊澤壮平)

*この試合は、GO FOR WORLD CUPに直接関係ない練習試合扱いで25分ハーフで開催

前半24分に33番小川聖凪が決めて1-0とリードして折り返すも、後半に相手の攻撃で押し込まれ、後半5分、11分、14分、23分に失点を喫し、1-4で敗戦となりました。

vsヴァンフォーレ甲府U-18戦(12/28)メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に12番福島竜弥(後半28分⇒28番アピッチ輝)、右に40番茂木柊哉(前半21分⇒32番岡田翼)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼(後半28分⇒38番舘樹)、右に37番高橋悠(後半22分⇒26番舘澤佑磨)、真ん中に31番大野海翔(後半28分⇒35番島垣翔)と16番根岸恵汰、FWが左に17番盛嘉伊人、右に29番伊澤壮平(後半11分⇒42番吉田来綺)

前半16分にコーナーキックのチャンスで16番根岸恵汰がヘッドで決めて1-0

後半5分に右サイドからの37番高橋悠のクロスを20番木下翼がヘッドで合わせて2-0

後半30分にやや距離のある所から、16番根岸恵汰が思い切って狙ったループ気味のシュート(枠は捉えていた)を相手キーパーが処理しきれずにゴールで3-0

*浦和の公式では、2点目が根岸恵汰で3点目が木下翼になってますが、上の得点経過で合っているはずです。

3-0で勝利

あと、後半28分の3人同時の交代ですが、交代の準備ができてから、なかなか試合が途切れずに、結果的に投入が後半28分になってしまったという感じでした。

vs履正社高校戦(12/28)メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼、右に42番吉田来綺(後半スタート⇒37番高橋悠)、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に29番伊澤壮平(後半16分⇒19番成田安里)、右に17番盛嘉伊人

後半5分に、相手の最終ラインのところで37番高橋悠が狙いすましてプレスからインターセプトに成功し、そのままキーパーと1対1の場面を作り、ここを決めて1-0

この得点が決勝点となり1-0勝利となりました。

大会MVPは、「準決勝で2点を挙げた」16番根岸恵汰・・・という評価の仕方なのかは不明ですが、私個人的には、仮に最終日に得点がなかったとしても、大会を通しての評価として16番根岸恵汰のMVPが妥当だと考えています。

今年の数字だけ見れば、守備力の高いチームという評価になりがちな浦和レッズユースが、この大会で見せたような、良い形で攻撃をするための守備をするというところでさらに前進していく時に、負担も大きくなるポジションが中盤の守備的なバランスを取る役割で、いわゆる攻撃に関しても守備に関しても、肝となるところとして、16番根岸恵汰の存在が凄く重要になってくるため、そのプレーをこの大会では、結構追ってみることが多かったのですが、大会期間中だけでも、コミュニケーションのところや、攻撃をした後の相手の反撃に対してのポジションの取り方だったり、摘み取り方だったり、わかりやすく存在感を出してくれていましたから。

大会を通して考えて良かったのは、複数得点を奪える試合が多くなったことで、経験や特徴の活かし方がまだうまく行っていない選手を起用しながら、ベースとなるメンバー構成の中に入って、実戦の中で感じながら、指示を受けながら、コミュニケーションを取りながら肌で感じることができる選手も多く作れた点で、これによって、やるべきことを実際に感じて成長していくことで、各ポジションでの争いも激化していき、チームとしては、多くのオプションが生まれていくという結果にもつながると思うので、そういう流れもこの大会で作れていたのも大きいと思います。

あとは、強引につなげると、連日の試合での疲労の蓄積の中で、明らかに最終日には、多くの選手がイメージしていることと体の動きが付いてこないような場面も見られたものの、そういう状況の中で結果を残したということも、来シーズンの短期間で多くの試合が開催される大会では生きてくるのかなとも感じつつ。

まあ、シンプルに、一緒に見ていた方とも話していましたが、「楽しい年末だったよね」ということで、大会に臨む姿勢(初戦を除くw)も含めて、結果も含めて、楽しい年末を私たちに与えてくれたのが選手たちでしたという話です。

ということで、浦和レッズユースの2019年の試合観戦はこれで終了となります。

ブログも年が明けたら挨拶の流れで1つ書こうとは思っているのですが、年内はこれで最後になります。

今年は、私的には、始まりから終わりまで、きついことが多かったですが、浦和レッズユースに関しては、本当に、涙が出るくらい嬉しい環境が出来上がりました。

個々の選手にとっては、苦しく、悔しいことが増えてしまった選手もいることも理解しています。

その辺りは、私も心に留めています。以前からよく書いているように、私は点ではなく線で考えるようにしていますし、そういう視点で浦和レッズユースの全体を見ています。悔しい思いは、次につなげるための糧として、その次の舞台で見せてもらいたい。それだけなんです。

私が言う涙が出るくらい嬉しい環境というのは、人間を育てるという点で、人と向き合うというところができる人が監督(正確に言うと、コーチ陣含めてのバランスで監督がその辺が苦手でも、補い合える組み合わせができれば問題ないとも言えますが)と言う位置にいるかいないかで、その先が本当に変わってしまうと私は考えていて、長年失われていた、人と向き合うことができる人がいる環境のことを指します。

出場できる人数のみ所属しているわけでもなく、個人競技でもないですから、出場できる出来ないが生まれるのがサッカーで、どんな良い環境になっても100%が満足するのが難しいのがサッカーです。

それは、今も今後も、どの環境に行っても、同じこと。

待っててもダメだけど、伸さんは、ぶつかれば答えてくれるでしょ?

そういうベースがある環境に浦和レッズユースがあって、初めてそこから真の競争が生まれて、出られない悔しさが生まれて、どうするべきかを考えて、その3年間が次の環境につながっていく。それは、サッカーだけではなくて、生き方にもつながる。

言葉で説明するよりも、その環境に実際にいて知ろうとすることでわかることなのだとも思います。

堅苦しくなりましたが、今年途中からようやく再び積み上げられ始めた土台を、どうか、浦和レッズという会社の事情で壊さないように切に切に願います。

もし、トップチームが思うような新シーズンのスタートを切れなくても、それによって体制を変えることがあっても、安易なその場しのぎの入れ替え人事で責任を転嫁しないでください。

得意分野を見極めて、その現場で働く人のことを見つめて、誰がその環境を見れば、その環境に積み上げていくものができて将来的に魅力的なものが出来上がっていくのかを覚悟を持って決めてください。言葉だけの覚悟ではなく。

そんな感じです!

「今年の浦和レッズユースは楽しかった!来年の浦和レッズユースも最高に楽しみ!」

これが、素直な浦和レッズユースのサポーターの目線です!

ではでは。

vs野洲高校戦(12/27)の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

vs履正社高校戦(12/27 練習試合)の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

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vs履正社高校戦(12/29)の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

 

GO FOR WORLD CUP 2019/12/26 2日目 浦和レッズユースvs藤枝東高校3-1勝利、vs作陽高校 0-0引き分け・・・見どころ満載の2試合

どうも、ブクメです☆

GO FOR WORLD CUP2日目も行ってきましたよ。若干天気が怪しい2日目でしたが、結局ほんの一瞬ほんの少し雨粒が落ちるような時間はあったものの、サッカー観戦という点では比較的恵まれた中での観戦になりました、寒かったですが。

26日は、10:00からvs藤枝高校戦、13:30から作陽高校戦と2試合が行われ、昨日に引き続き、午前の試合は、1年生と中学3年生中心のメンバーで行われ、午後の試合が、おそらく現状のベストメンバーに近い形で臨むという試合になりました。

大会を勝ち進み、最終日を埼玉スタジアム第2,第3グラウンドで戦うためには、グループ1位通過(または、2位の最上位)をという見方もありますし、目指せるのであれば目指してもらいたいですが、とにかく私としては、今年の締めくくりの大会で新チームとして戦う最初の大会ということで、そのスタートでの全体的な雰囲気も含めて、来年が待ち遠しくて仕方ないような何かを感じたいというのが最も求めるところと言うか、同時に、これは、シーズン前だろうがいつもそうですが、連続で見ることで、短い期間でも変化を見つけたいという部分も大きく、この大会で言えば、4日間と短い期間の中での変化も見つけたいなと思いながら見ています。

大きなところで言えば、1日目と2日目で既にわかりやすく変化があったのは、午前の試合に臨んだメンバーの戦いぶりですね。

昨日のブログでは、はっきり書いてしまいましたが、細かい事情はあるにしても、気持ちが伝わってこないというところが気になっていたのですが、今日の試合では、見違えるくらいに気持ちが伝わってくる試合になりました。よって、今日は、2試合とも楽しませていただきましたということですね。

本当にAチームだろうが、Bチームだろうが、フェスティバル的な大会だろうが、練習試合だろうが、選手が目指すところは高いところなのですから、そこは、感情的に昂らなくても、そこを意識的に上げていけることも成長につながっていくことだと思うんですよね。

ということで、2日目もあまり細かいところまでは触れませんが、簡単に試合のことを書いていきますね。

vs藤枝東高校戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に35番島垣翔、センターバックに40番茂木柊哉(後半スタート⇒32番岡田翼)と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に42番吉田来綺、真ん中に43番土橋公哉と44番堀内陽太、FWが左に33番小川聖凪、右に36番瑞慶山一真

*43番土橋公哉と44番堀内陽太は、来年から浦和レッズユースに入る現中学3年生

↓後半スタートの布陣はこんな感じ。

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに43番土橋公哉と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に36番瑞慶山一真、真ん中に35番島垣翔と44番堀内陽太、FWが左に33番小川聖凪、右に42番吉田来綺

 

采配として、なかなか思い切ったことをやるなと思ったのが、中盤の真ん中の2枚を中学3年生の43番土橋公哉と44番堀内陽太にまかせると言う形。この試合で43番土橋公哉は初めての出場となったわけですが、私の記憶が間違っていなければ、以前、練習試合の前橋商業高校戦でコウヤと呼ばれていた選手の答え合わせというか、その時に見ていたのが、おそらく43番土橋公哉ということで、その時も感じたように、このポジションでの球さばきは、かなり落ち着いたものがあり、一緒に組んだ44番堀内陽太も昨日既に見ていたので、もちろん、チーム自体が昨日と比べて、一人一人のプレーの強度や気持ちの部分で強く入れていたこともありますが、かなり機能した形で序盤から戦えたと思います。

その流れの中で前半9分に33番小川聖凪が、見事なループ気味のシュートで先制点を上げられたことも大きかったと思います。

やはり、相手も強豪の藤枝東高校なので、パスを回し始めてリズムをつかみ始めてからは、個々での直線的なプレスだけでは、いなされて、かいくぐられる場面も増えてきて、やや相手ペースになる時間も増えてきたものの、この試合で大きかったのは、そのような時間帯でも、巡ってきたチャンスでしっかり得点を奪えたことですね。

やや相手ペースになっていた前半29分に、一つのチャンスで33番小川聖凪が絡む形でペナルティエリア付近でパスを受けた42番吉田来綺が、しっかりコースを狙ったシュートで決めて2-0と引き離して前半を2点リードで折り返すことができました。後半にサイドからの危険な攻撃を何度か受けて跳ね返していたものの、後半10分にニアで合わされて1点返されて、やや難しい展開になったものの、試合終了間際の後半29分にこれも1つのチャンスで抜け出した36番瑞慶山一真が、キーパーと1対1になった場面で落ち着いて決めて3-1と突き放して勝利となりました。

シンプルに勝利もそうですが、球際の激しさなど、試合に臨む姿勢が昨日とは明らかに全体的に違っていたのが、かなり良かったですし、楽しかったですよ。

得点にならなかった場面でも、前半13分の28番アピッチ輝からの正確なロングフィードを左前線で受けた38番舘樹がシュートまで持ち込んだ場面など、迫力のある攻撃も何度も見られました。あとは、細かいことはわかりませんが、40番茂木柊哉も負傷していたと聞いていたので、前半のみでしたが、この試合で復活するところが見られました。

あとは、ピッチ外になりますが、怪我をしていると聞いていた24番佐藤優斗が、線審でしっかり走れていた姿を見て、怪我の回復は順調なのかなと確認できたり。まあ、そういうところも、チラチラ見ているわけです、私たちは。

続いて、午後の試合ですね。

vs作陽高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼(後半26分⇒33番小川聖凪)、右に37番高橋悠(後半21分⇒42番吉田来綺)、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に29番伊澤壮平、右に17番盛嘉伊人(後半スタート⇒19番成田安里)

なんとなくですが、怪我明けの選手は、半分くらいでみたいなイメージでこの大会は起用しているのかなと勝手に推測していて、午前の試合の茂木柊哉と同じく、この試合では、19番成田安里も後半のみですが、プレーしている姿が見られ、前日も今日も前半のみのプレーとなった17番盛嘉伊人は、昨日に比べて今日は、プレーのキレが良くなってきていましたね。時々切り返しの時などに、しっかり踏み込めずにもつれるような場面が見られたので、まだ万全ではないのかもしれませんが、怪我と聞いていた選手が少しずつプレーに戻れて状態が良くなっていく様子がこの試合でも見られました。

試合全体では、この試合では、相手の作陽高校がかなりラインコントロールの指示がベンチから飛んでいるところで、20番木下翼や37番高橋悠が、裏を狙った抜け出しを再三試みる中で、オフサイドになることも多かったのですが、こういう駆け引きが多く見られる試合というのも、何か久しぶりなような気がして、同時に、前線に入った29番伊澤壮平がポストプレーで味方を活かし、自らも行ける時には抜け出す姿勢を見ると、なんだか、だいぶ昔になりますが、現在松本山雅FCでプレーする阪野豊史がユースにいたころのプレーとダブらせてみたりしつつ、ブログを書く前に、そういえば、伸さんがやっていた頃で考えるとジュニアユースの時の進昂平と関根貴大の関係性みたいな、そういうのを勝手にダブらせて見ていました(あくまで個人の見解です。)

当然ながら、伸さんの体制下で、多くの選手の特徴がこれからもっと引き出されていくわけでして、その点では、スピードのあるドリブラーや体の強さもある大型の選手も、攻撃のセンスが類まれな選手(たぶん、本人がまだあまり自覚していない)もいますし、これらの選手たちが既にこの大会で、片鱗を見せているのと同時に、負傷中の選手が復帰してきたら攻撃の部分でもどれだけのオプションが生まれてくるのかと思うと、いや、見る側としては、これほど楽しいことはないのですが、競争としては激化するのだろうなと思うわけです。

同時に、昨日も触れましたが、バランスを取る役割としての16番根岸恵汰に求められるものは大きく、その点では、昨日よりも今日のプレーはさらにドッシリしだしていたと私は感じているので、ここも楽しみになるわけです。

ただ、やはり全体的に相手キーパーを脅かすようなシュートが少ないようにも感じられるので、その辺りの変化がまた楽しみなわけです。

・・・このくらいにしておきます。

あとは、明日のグループ最後の1試合で野洲高校にしっかり勝って、その後のB戦でも、今日の午前のような意識を持ち続けて戦ってもらえると最高に楽しいです。

・・・で、昨日も予告しましたが、明日は、試合の後に予定があり、最終日も試合の後に予定がある流れになるので、明日以降のブログは、書ければ夜中に書きますが、29日辺りにまとめてになる可能性も高くなります。写真は、夜中には上げられると思いますが。

ではでは!

vs藤枝東高校戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

vs作陽高校戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

GO FOR WORLD CUP 2019/12/25 1日目 浦和レッズユースvs市立浦和高校0-2敗戦、vsベガルタ仙台 1-0勝利・・・新チーム始動!

どうも、ブクメです☆

今年も、GO FOR WORLD CUPの季節がやってきました。そして、毎年レギュレーションを一度忘れるというのもお馴染で、35分ハーフだったかなとか思いつつ、30分ハーフ(B戦は25分ハーフ)ということを確認しつつ、ちょっと個人的にこの1週間ほどは、かなり色々なことがあって、この大会に足を運べるかどうか難しいところでしたが、無事1日目に足を運ぶことができ、また、急な予定などが入らなければ、4日間のこの大会は全試合足を運べる予定です。

今年は、聴いた話では、現1、2年生に怪我の選手も多く、怪我明けで万全ではない選手も多いらしいのですが、日程を見る限りは、このグループステージの試合が1,2日目は2試合組まれており、3日目が1試合ということで、その日に1試合のみB戦として日程が入っている浦和レッズユースでしたが、今日の2試合を見た限りは、現時点での新体制のベースメンバーという形で臨んだのは、13:00キックオフのベガルタ仙台ユース戦で、10時30分キックオフの市立浦和高校戦は、来年外部からユースに入る現中学3年生を含めたメンバー構成で臨むという形になりました。

そもそも、人数的なところのやりくりが難しそうな状況なので、「新体制だ!」と前のめりになりすぎないように見ようと思っていたのですが、ベガルタ仙台ユース戦が選手の気合の入り方も、ピッチサイドからの指示やかけられる声も含めて、かなりの真剣度が伝わってくることからも気が付けば、前のめりに見てしまっていたという感じです。わかりやすく言えば、30分ハーフじゃ足りないよと一緒に見ていた方が声をそろえて言うくらいの、できるだけ長く見ていたいという感じですかね。

来シーズンもこの体制で行けば、かなり楽しみなチームになり、多くの選手の特徴が伸ばされていくことは、間違えないだろうなと。

ということで、試合の話に移っていきますが、毎日2試合ずつの大会と言うことで、試合の細かいところには触れない形で今年のこの大会も書いていくことになります。また、27日、28日は、試合後に予定が入っているので、この2日間に関しては、ブログは29日にまとめてとかになる可能性も高くなりますのでご了承ください。

戦術がとかそういう時期でもありませんし、雰囲気や期待、課題などが読んでいる方に伝わればなと思います。

vs市立浦和高校戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に44番堀内陽太、センターバックに32番岡田翼と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に45番佐藤伶介、真ん中に35番島垣翔と42番吉田来綺、FWが左に36番瑞慶山一真、右に33番小川聖凪

*44番堀内陽太と45番佐藤伶介は、来年から浦和レッズユースに入る現中学3年生

この試合は、後半21分、23分に失点して0-2で敗れています。

正直に書いてしまうと、全体的なメンバー構成は、今年S2を戦ってきたメンバーベースで、特に前線の組み合わせとしては、何度も、迫力のある攻撃などを見せてくれた試合も多かった印象があったため、もちろん、新しいメンバーが入ったり、見慣れないポジションでプレーしていた選手もいたものの、それでも、なんだか、気持ちがしっかり入っていないように見えてしまうというか、全体を通して、相手ペースの試合になってしまっていて、攻めて球際とかで迫力のある所を見せてほしかったという感想など持ってしまいました。

逆にこの試合では、あまりシュートまで行く場面がなかったものの、チャンスの時に44番堀内陽太が持ち上がって強烈なシュートを放った場面など現中学3年生の方が伸び伸びとプレーしていたようにも感じられたところもありました。

一緒に見ていた方とは、練習が休みの期間が数日あったりで調整不足じゃないかと言う話が出たりでなかったり。ただ、これもこの1試合だけなので、明日の2試合のうちの一つのメンバー構成がこの試合に近い形になる可能性が高いと思うので、明日見て、考えます!

続いて、13時からのベガルタ仙台ユース戦

vsベガルタ仙台ユース戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼(後半スタート⇒35番島垣翔)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼、右に29番伊澤壮平、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に37番高橋悠(後半17分⇒33番小川聖凪)、右に17番盛嘉伊人(後半スタート⇒42番吉田来綺)

で、後半スタートの布陣は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に35番島垣翔、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に37番高橋悠、右に42番吉田来綺、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に20番木下翼、右に29番伊澤壮平

となります。

現在プレーできる選手の中で、新体制のまずこの時点ではベースとなるであろうメンバー構成となったこの試合は、選手の気合の入り方もすぐに伝わってくるほどのもので、試合に関しても、開始して早々に20番木下翼がドリブルで縦横に仕掛けると同時に、左サイドバックの12番福島竜弥が、ものすごい勢いで左前線へ駆け上がっていくプレーを見せつけられたので、見る側としてもゾクッとしましたよ。

そして、伸さんから出る声掛けも的確ですし、時には楽しく、良い意味で煽ったり、選手が気が付いていないところを、考えさせる声だったり、コミュニケーションの部分もそうですし、なんか、選手も呼応して動いたりできていたり、まだ理解できていないようなところもあったり。

なんか、見ている側も、楽しいわけですよ、正常な育成の形がここで見られているわけですから。

内容もかなり良く、ゲームも支配する時間も多く、でも前半終わってみたら、シュートが少ないよなと思ったら、後半スタートにすぐに、そういう声が飛び、シュート意識も、仕掛ける意識も、ミスしても良いから積極的にの声もかかる。

そして、後半8分には、20番木下翼が、果敢なドリブルで相手ディフェンダーをかいくぐってのゴールを決め、このゴールが決勝点となって1-0で勝利を飾りました。

チームのバランスを取る役割として、多くが求められるであろう16番根岸恵汰の今できることと、より高めなければならないことも、この試合だけでも、見えましたし、32番岡田翼の伸さんから鼓舞された後の右サイドからの仕掛け数本の迫力だったり、後半から出た42番吉田来綺が、その特徴を生かすために見せていった試みだったり、凝縮されてました。こういったチャンスでチームの競争が激化して、また新しい浦和レッズユースができていく。そういうスタートと良くなる予感をわかりやすく感じられた試合でした。

このくらいにしておきます。

この2試合を踏まえての明日の2試合がかなり楽しみになりました。

見に来たくなりましたか?ぜひ、見に来てください(平日ですがw

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/12/08 浦和レッズユースvs尚志高校 2-1勝利・・・選手にも伸さんにも「ありがとう」

どうも、ブクメです☆

最終節お馴染みの、いつも以上に、レポートっぽくないブログになります。

極寒の福島での尚志高校とのアウェイでの最終節。

とことん、下道が好きな私は、今回は消耗したくないから往復高速道路を使おうとか思っていたのに、早めに眠ろうとして寝付けずに深夜に出発、深夜で余裕があるから下道で良いだろうと言うことで、行きは、結局、200キロほどの道のりを下道で行き、帰りは、今度こそ、高速を使って体力消耗を減らして時間を有効にと思っていたものの、郡山市付近から高速を乗ったは良いものの、ふと降りようと思った、栃木県の佐野ICで降りて、そこから下道で帰ってきました。

そして、しっかり時間を有効活用できないわけですw

今年もそんなこんなで、浦和レッズユースの遠征のおかげで多くの旅をさせていただき、新たな発見も多くさせてもらいました。

素直に言うと、今年は、怖くもあり楽しくもある1年でした。

今シーズンは、途中からですが体制が変わり、もう5年以上ぶりかと言うくらいに久しぶりに私がユースにとって必要だと断言できる体制が出来上がりました。同時に、この体制で大事にされることと、これまでに大事とされてきた(私から言えば、絶対に個性や特徴を伸ばす育成の時期にはやるべきではないこと)ことが正反対のところが多く、これまでに正解とされていた染みついたものを壊す作業が必要になるところで、同時に、私たち応援するサイドからしても同じことが言えて、心が死んでしまうではないですけど、我慢して、もしかすると本当は、深い考えがあって、良い方向に向かっていくと考えて、それが期待できないとわかって、でも、いる選手たちは応援したいという気持ちで、試合に足を運び、そこでプレー内容以外のところで心が折られる。

トップチームと同じで、それによって去っていったユースの試合によく足を運んでいたサポーターの方もいました。寂しかったですし、もどかしかったです。

同時に、ユースの試合に足を運ぶサポーターの方でも、「選手は応援したい」と同時に、「育成方法は支持しない」に強制的に心が動かされて行ってしまいました。結果、試合の見方が無機質になるわけです。

ユースは、どんなに長くても、3年間で今いる選手は、別の道に進んでいくわけです。本当に重要な3年間。でも、その中にいると、なんだか、これをやれば試合に出られるけど、楽しくないなと思っても、そこでやることが常識になっていくので、適応力のある人間が出来上がって行き、そうでないものがおかしいという考えになってしまう怖さ。それに対して、意見すると、また試合に出られない怖さ。

これを壊すため(表現の理解を誤ってほしくないので書いておきますが、伸さんは、壊すための育成をやったわけではなく、本当に必要なことがわかっているため、それを心で感じてもらうために試行錯誤していたということです)、結果を残すためだけにやるのであれば簡単な選択肢を選ぶこともできたけど、優先順位が違いますので、そこを曲げないで選手に向かっていくことをやってくれました。まだ道半ばだとは思いますし、それがシーズン途中からチームを見ることの難しさでもありますが、その経過の中での結果は、今シーズンの終盤の選手の表情や、その集大成としての最終節に見られた選手の動き、表情にわかりやすく表れていました。

実は、この試合で判定を巡って選手も伸さんも激高する場面がありました(その場面の前の流れをメモしていて、なんと私はその判定につながる出来事を見ていなかったというオチなのですが・・・。)

その時に、思ったんですよね。

言葉では、「選手のために判定がおかしい時には、コーチサイドも一緒に怒りますよ」というのは簡単です。でも、体制が変わる前の、判定に対して監督が怒るというのは、必要ないところも含めて、毎試合何度も何度も見られましたが、「選手のため」だったのでしょうかね?小中学生くらいの頃に、先生の間違えを指摘することに快感を覚えていた悪い性格の私なので、その人がやっていることが、人のためにやっているのか、自分の満足のためにやっているのかってなんとなく、見えてしまうんですよねw

それが、昨日の場面で、明らかに判定の方がおかしかったため、判定はしっかり覆りましたが、珍しくGK25番鈴木彩艶が審判に詰め寄るという場面もありましたが、それ以上に伸さんの方も激高していた。一見すると、判定に対して怒る風景は同じでも、「○○のため」というところでは、全く違った風景がそこにあるのが今ですし、まあ、ところどころで出てしまう、伸さんの愛される理由みたいなもので、選手もサポーターもニヤニヤできるような出来事も少しずつ増えてきていますし、私たちにとっては、それが正常で、でも、締めるところは締めてくれるのが伸さんであり、そこに人が巻き込まれていくのが正常。

そして、選手は自然体で特徴を伸ばして行けるようになっていくのも正常。

そこに、壊す怖さを多くの方が抱えながらも向かっていくのが、まだしばらく続く課題なのかなと思います。

それは、思い返せば、私も、選手には向き合いたいけど、育成方針に関しては、無機質になっていたのも事実で、少しそれに慣れてしまっていたのも事実。

こういう期間が続くと、ちょっと、関わることの怖さを感じるようになってしまうんですよね。

だって、指導者サイドの方は、自分とはまったく違う方向の正義を振りかざす方で、選手に伝えたいことをこちらサイドで伝えても、そこに所属する選手は、違った正義の中の組織でプロになるためにもがいている。どんな言葉をかけて良いのか正直わかりませんでした。だから、自然と、あまり選手には関わらない方が良いなとか、ご父兄の方もちょっと怖かったです、コミュニケーションを取るのが。そもそも、その環境が良いと思っている方に対しては、私はあまりにも辛辣な文章をここ数年は書くことも多かったので。。

だから、去るという選択肢も、昨年あたりから大きくなっていたのも事実でした。

シンプルに、まだまだ、全体に浸透して当たり前になって行くには時間は必要だと思いますが、「また、感情をこめて育成を見られるように私たちもなって行く」そんなリハビリのようなシーズンにもなりました。そのリハビリにようやく入れるシーズンになったとも言えますね。

*この試合に帯同できなかった3年生の選手の名前をシャツに書いてゴール後に見せる選手たち

3年生の選手が残してくれたもの。それは、非常に大きなもので、説明するまでもなく、この伸さんや、関わる関係者の方々と共に、浦和レッズユースの今後の明るい未来へのきっかけを見せてくれたことであり、変えることの難しさ、もどかしい状況の中でも、チームとして考えることに、それぞれ置かれる立場が違う中でも挑戦してくれたことに尽きると思います。

最終節では、その雰囲気に感化されるかのように、1年生、2年生の選手たちも、心のこもったプレーを見せてくれていましたし、それが見ている側としても嬉しくてうれしくて、楽しくてたのしくて。

この最終戦のゴールが、1つが、10番山中惇希のアシストで9番波田祥太が決めるという、なんだか、私たちの物語に答えてくれるような、たびたびブログでも触れてきたホットラインでのゴールだったことや、2点目のゴールが、新シーズンを背負う2年生の20番木下翼が、右サイドからドリブルで複数の相手ディフェンダーを果敢に抜き去ってのアシストでの9番波田祥太のゴールだったことも、これもまた、物語の始まりを、サポーターサイドで語り続けたくなるようなゴールまでの流れ。

個人的には、キャプテンとしてチームの守備面、バランス面で支えてきた4番玉城大志の最終戦でのミドルシュートでのゴールを見たいなと言う思いも強くて、試合終盤は、結構、4番玉城大志の動きを追っていることが多かったのですが、結果的に、動きを追うことで、尚志高校の終盤の猛攻を見る中で、それに対しての守備の質の高さを見ることになり、そこに目を奪われることになったんですね。そして、自然と相手の攻撃を防ぐ選手の動きのところで、1年生の34番工藤孝太や、2年生の27番山田奈央の守備への貢献にも目が行くことになり、これからの浦和レッズユースを感じながら見ることもできました。

2トップの9番波田祥太との関係性で19番成田安里の駆け引きと抜け出しのところが急激に伸びて、前節同様にこの試合では、攻撃面で相当数相手を苦しめるプレーを見せていましたが、これも3年生が残したものの一つになりますよね。

例えば、右サイドバックで不動のポジションで出場し続けた8番冨田蓮のプレーは、この試合も安定していて、今シーズン3年生の8番冨田蓮からそのポジションを奪えなかった1,2年生は、悔しい思いをしつつ、そのプレーから学べるところも多かったと思います。ここに近づきプラス、自らの特徴を研ぎ澄ましてこのポジションの新たな欠かせない存在になるべく戦いをしてほしいです。

最後の2試合でスタメン出場を果たした3年生の14番千葉希が見せたプレーからの2年生の20番木下翼への交代だったり、スタメン出場した2年生の16番根岸恵汰からの3年生の7番與那覇航和への交代だったり、そのプレーしていた選手のできていたことと、課題の部分含めて、何か一つの交代にも強いメッセージが込められているような試合とも勝手にとらえてしまいました。

14番千葉希のプレーは、S2リーグが今シーズン主戦場となっていたわけですが、ある意味、その独特なドリブルのスタイルと得点力、あとは、鬼サイドチェンジなど、かなり楽しませてもらっていて、一緒に見ることがある方とは、進学先の環境に合えば、今年仙台大学から横浜FCに進む松尾佑介のように大学で活躍してその先まで突っ走って行ってしまいそうな選手だよねと、割と真剣に話をすることも多かったんですよ。そのくらい、攻撃の選手としては、魅力的な特徴を持っている選手でした。

7番與那覇航和は、テクニックに関しては、最初から言われていましたが、思い返すと、割と重要な局面での少ないチャンスのところで、ゴールを決めきってくれていたのが彼だったなと言うイメージが私には強く残っています(思い返しただけで、ブログを読み返したわけではないのですがw)、キープ力と、相手のプレスをいなす力というのは、この最終戦でも秀逸だったなと。

GKで言えば、2年生の25番鈴木彩艶が多くゴールを守るシーズンになりましたが、その中で、ピッチサイドで常に声をかけつづけていた3年生のGK1番石塚悠汰の貢献も、私のブログでも何度も触れさせていただきましたが、この試合でも当然の光景として見られました。

足がつるまで走り続けた10番山中惇希は、最後までプレーできなかったのが悔しそうでしたね。本当にスタイルを崩さずに10番としてゴールを目指すことを続けてくれたことは、攻撃的な選手に良いメッセージになると思います。次はどこでプレーするのかな~と気になりつつ、とにかく攻撃力が活かせる環境で存分に暴れまわってもらいたいなと思います。

左サイドバックの6番清水楽人は、サイドの守備の駆け引きが秀逸で、加えて攻撃参加の時のクオリティの高さを多く見せ続けてくれました。私個人的には、2年生の時のセットプレーで競り勝つヘディングの強さ(それ以上に体格面で優る相手に対してもヘッドでゴールを狙えるポジション取りの上手さと言う方が正確かも?)が印象的で、この特徴も含めて次の環境で見せてもらえると嬉しいなと思います。

最終節に帯同できなかった3番清水哲太も、私個人的には、サイドバックでのパンチ力や大きな展開を作る特徴のところで、見続けていた中で、新たに中盤真ん中でのプレーを見出されての終盤での戦いは見事でしたし、それ以上に、私はS2リーグで多くのプレーを見させてもらうことになりましたが、当然、悔しい思いを抱えてプレーしていたと思いますが、その試合へ臨む姿勢が、BチームでもAチームでも変わらなかったことが印象に残っています。この辺りの姿勢がこれからチームを支える選手に引き継がれていくと良いなと思います。

その点では、11番石橋遼大も同様に、S2リーグの出場が今シーズンは多くなりましたが、やはりサイドで攻撃をさせたら、この選手は凄いなというのを何度も見せてくれたわけで、そのサイドからの攻撃力は、今後も楽しみなわけで、大学?での活躍を楽しみにしたいなと思うわけです。

そして、3年生では、2番長田拓巳は、最後のシーズン怪我であまり試合に絡めないことも多かったですが、ちょうど、怪我明けの復帰初戦だと思われる試合を夏の炎天下の中での水戸ホーリーホックユースカップで見ることができ、そして、S2リーグの最終節でも見ることができたわけでして、長身という強さを生かしたプレーと同時に、S2リーグの最終節に見せた枠は外れたものの、強烈すぎるシュートを見ていますので、この先の環境で、そのパワーを生かしたゴールなどが見られると良いなとか思いましたよ。

そして、サポーターの友人がツイッターでも触れていましたが、体制が変わったことで、出場機会と言う点では、かなり悔しい思いをした21番南濵優大と5番遠藤龍河のセンターバックを主戦場としていた二人の3年生。素直な気持ちでは、出場できないことの悔しさをかかえて長い期間過ごしてきたと思います。

どんな時でも、目が合えば、元気に挨拶してくれるし、本当にサポーターとしても助けられることが多かった二人で、5番遠藤龍河に関しては、S2リーグの最終戦で足を結構痛めている様子だったので、やはりベンチに入ることはなかったのですが、サポート役として最後までチームに貢献する姿が見られ、21番南濵優大は、試合終盤に出場してプレーする姿を見ることができました。

二人とも、大学では、1部の強豪の大学に進学することになるので、5番遠藤龍河には声をかけることができる機会も何度か会ったので、直接伝えることもできましたが、共通して持っていた後ろからチームを鼓舞する力に加えて、21番南濵優大に関しては、相手の起点をつぶす、摘み取る力、5番遠藤龍河に関しては、強さのところと、ロングスローと言う武器と言う特徴を存分に生かしつつ、更に、その環境でその時に必要とされる要素を理解して、それが自分にまだ足りない要素であれば、最大の武器は研ぎ澄まし続けながら、足りない要素を追加する努力をしながらトータルでその環境で欠かせない存在になっていくことを楽しみにしています(既にその姿を想像しています。)

・・・書き始めたら3年生全員のことに触れたくなったので、結局長文になってしまったというやつですw

残してくれたものと引き継がれるもの、私のサイドから見られるものは、表面的なものプラスαくらいなので、本当に所は、わかっていないかもしれませんが、それでも、これだけ多くのものを感じ、与えてもらうことができる3年生でした。

14日が3年生の最後の練習(と恒例の紅白戦?)ですよね。ここにも足を運ばせてもらう予定ですので、よろしくお願いします!

ということで、最後に、スタメンと交代と得点を書いて、今回のブログを終わります。

vs尚志高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮(後半42分⇒21番南濵優大)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に14番千葉希(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半45分⇒29番伊澤壮平)、真ん中に4番玉城大志と16番根岸恵汰(後半スタート⇒7番與那覇航和)、FWが左に9番波田祥太、右に19番成田安里(後半35分⇒31番大野海翔)

*浦和のゴールは、後半6分、10分の9番波田祥太

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/12/01 浦和レッズユースB vs 浦和南高校B 4-1勝利・・・序盤苦しむも終わってみれば大勝で締めくくり

どうも、ブクメです☆

長いようであっという間の2019年。12月に入り、来週のプレミアリーグ最終節を前に、ユースBが参加している埼玉県S2リーグは、12月1日の順位決定戦をもって今シーズン最後の試合となりました。

今年は、S2リーグも結構行ったなと思って、自分のブログを見返してみたら、今日の順位決定戦を合わせて18試合分のブログを書いていたので、1試合を除いて全て足を運んだということで、では、どこの試合に足を運べなかったのかなと思ったら、6月2日の立教新座高校戦ということで、唯一行けなかったこの試合が、なぜ行けなかったかと言うと、5月下旬からカンボジアに行っていたからなんですよね(ユースのクラセンの関東予選の横浜F・マリノスユース戦も行けなかった。)

で、その一点を思い出すと、ちょうど、このカンボジアにいる時に、トップチームの体制変更のあおりでアカデミーの体制も変わったんだよなと強く覚えています。よりによって、日本にいない時にそんな大きなニュースが入ってくるとはとw

結局、ユースに関しては、クラセン関東予選の横浜F・マリノスユース戦、ユースBに関しては、S2リーグの立教新座高校戦と、2つの新体制の初陣が今年唯一足を運べていないユースの公式戦ということになりますね。

そして、この時のカンボジアに足を運んだ後から、色々考えることがあって、その後に大きな決断をすることになったりしたな・・・と、話がどんどん脱線しそうなので、戻しますが、その試合以外のS2リーグの試合は全て足を運ぶことができたということで、また、S2リーグに関しては、昨年もある程度足を運べたことで、浦和レッズユースBというカテゴリで臨むリーグ戦が、実際にプレミアリーグと比べたら3つ下のリーグになるからどうこうとか、レベルがどうこうということではなく、このカテゴリで臨むという点での難しさと言うものを、この2年間では、かなり実感しながら考えることも多く、そして、見る側としても得るものの多いリーグになりました。

高校の強豪校だったり、大学の部員を物凄く多く抱えるところでは、複数のチームを抱え、実際にAチーム予備軍と言うよりは、別の戦い方をするようなチームとすることで、より多くの特徴を持った選手にチャンスを与えるような形になっているところもあったり、実際に浦和レッズユースも、明確に方針としてやっていなくても、AチームのサッカーとSリーグに臨むBチームのサッカーがかなり違う時もあったりしましたよね。

今年に関しては、新体制前と新体制後と分けて考える必要もあるのかもしれませんが、当然ながら、メンバーの入れ替わりも多くなるので、連携連動のところで見れば、Aチームのようにはいかないものの、ここ数試合や今日の順位決定戦など見ていてシンプルに感じたのは、このリーグを戦ってきた選手の特にプレー強度の部分での成長が新体制後からの半年くらいで見られたなということです。

チーム全体としての元気がないように感じてしまうところは、正直多くありましたが、それぞれの選手が最初は、きれいに、相手との接触をできるだけしないで仕掛けて行こうと言うように感じられたところが多かったところで、ここ最近では、相手の激しいプレッシャーとかを受けながらも、競り合いで体をぶつけながらでも、キープすることができるようになり、プレッシャーを怖がらずに、プレーできる選手が増えたと感じます。それができることで、余裕が生まれて、セカンドへの反応が早くできるようになったり。個々で言えば、その点の成長が分かりやすく見られました。

終盤の数試合では、この組み合わせが面白いなと思ったところが次の試合で別の組み合わせになったりと言うことで、成長した部分と近い距離の選手同士の連携が高まってきたところを次はまた違った組み合わせになることなどで、リセットして見る必要がでてくることで「どうやって見るべきか」を考えながら、テンパったりもしましたが、それも含めて、このリーグは面白かったなと言うのが感想です。

・・・と、いきなりまとめのようになってしまいましたが、多く得点も奪えた試合の話に移ります。

vs浦和南高校B戦メンバーと交代は以下、

GK18番関大輝(後半スタート⇒41番樋口燿大)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河(前半23分⇒28番アピッチ輝)と40番茂木柊哉(後半45分⇒37番高橋悠)、MFが左に38番舘樹(後半17分⇒36番瑞慶山一真)、右に42番吉田来綺、真ん中に31番大野海翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平、右に33番小川聖凪(後半36分⇒2番長田拓巳)

となります。

先週と同じく、前半は、浦和の攻撃方向の高めの位置から観戦し、後半は、移動して、グラウンドレベルでまた浦和の攻撃方向で観戦しました。前半見ていた位置からは、浦和が相手ゴールに迫ってペナルティエリア内に入ったあたりのところが、あまり見えないということで、細かいところまでは見えないケースが多かったものの、序盤から、浦和の攻勢が多く、特に左から38番舘樹が仕掛けて大きなチャンスを作るという場面が多かった印象があります。

前半4分に、26番舘澤佑磨からのパスを38番舘樹が相手ディフェンダーと競る形で体の向きでブロックしながら、トラップで抜き去ってゴールに迫る場面や、前半12分には、33番小川聖凪からのパスを受けた38番舘樹がそのままドリブルで持ち込んでシュートを放つ場面、更に前半14分には、右から突破した42番吉田来綺からのクロスを38番舘樹がヘッドで狙うなど、確認できただけでも3本の大きなチャンスを作っていました。

前半19分には、29番伊澤壮平が持ち込んで強烈なシュートを放つもここは、相手キーパーが弾いて防ぎます。

前半21分には、珍しくボランチの位置に入った31番大野海翔が中盤でインターセプトから自ら持ち上がってゴールに迫るチャンスを作ります。

試合の早い時間で5番遠藤龍河が相手との接触で足を痛め、一旦は戻ってしばらくは問題なくプレーできているように見えましたが、やはりが難しいということで前半23分に28番アピッチ輝と交代します。

前半25分には、左前線でパスを受けた38番舘樹のクロスを33番小川聖凪が受けてシュートを放つもキーパーにキャッチされます。

前半26分には、35番島垣翔からサイドの26番舘澤佑磨に展開し、38番舘樹とのパス交換から、そのまま26番舘澤佑磨が持ち上がり、チャンスを作ります。

前半27分には、右から32番岡田翼が持ち上がり、グラウンダーのクロスを高めに上がる35番島垣翔に通して、シュート。こぼれ球を29番伊澤壮平が詰めるもここはオフサイドの判定。

前半32分には、32番岡田翼が、42番吉田来綺へ良いコースでパスを通し、そのままペナルティエリア付近まで持ち上がりクロスを上げるも僅かに味方に合わず。

前半36分には、32番岡田翼が40番茂木柊哉に一旦パスを預け、右サイドを上がり再び高い位置でパスを受け持ち上がり、クロスを38番舘樹に通し、シュートもここは、相手キーパーにキャッチされます。

効果的な攻撃が多い中でしたが、決めきれない場面も多く得点が入らない中で、前半34分にラインを高めにしていたところで、ラインコントロールが遅れたところで相手に裏に完全に抜け出されてしまい、キーパーと1対1になり決められてしまい、0-1と多く攻めながらもビハインドを背負う形になります。

前半そのまま0-1で終わりそうな雰囲気もあったところでしたが、前半42分に左サイドの仕掛けからペナルティエリア内でパスを受けた33番小川聖凪が、相手ディフェンダーの寄せに合いながらも一瞬シュートまで時間がかかったように見えたものの、しっかり決めて1-1と同点に追いつきます。

前半の内にしっかり試合を振り出しに戻して後半に入ります。

後半は、グラウンドレベルで浦和の攻める方のかなり近いところで見ていたので、逆に浦和が攻められた際の距離感などがほとんどわからないような形になりましたが・・・まあ、浦和のゴールラッシュとチャンスもかなり多く作っていたので、それだけ書けばよいかなとw

逆転のゴールは、後半6分、やや態勢が悪いようにも見えましても、しっかりコースを狙ったシュートを放った42番吉田来綺の見事なゴールが決まり2-1。

更に、その3分後には、29番伊澤壮平がドリブルでペナルティエリア内まで持ち込んだところで倒されPKを獲得。これを33番小川聖凪が難なく決めて3-1。

後半9分には、38番舘樹が左から持ち込んで枠をとらえた強烈なシュートを放つもここは、相手キーパーの好セーブでゴールならず。

後半は、特に相手ゴールに迫る場面が多い中で、メモを取らずに楽しんでいる時間が続きつつ、、迎えた後半25分に31番大野海翔からのパスをペナルティエリア内で受けた33番小川聖凪が29番伊澤壮平へつなげ、29番伊澤壮平がきっちりと決めて4-1。

気が付けば、逆転ゴールどころか3点差をつけ圧倒する展開になります。

で、後半見ていた方々と、前半のゴールも含めて2点取っている33番小川聖凪が喜ばないよね~、みたいな話になっていて、ハットトリックをすれば喜んでくれるかもしれないとか言いつつ、3点目を楽しみに見ていたりしたのですが、その3点目は見られませんでしたが、自分が点取った2点よりも、29番伊澤壮平のアシストをした場面の方が喜んでいたように見えた気が私はしました・・・というくらい、楽しみながら試合が見られていたという意味です。

その後も、追加点は決まらなかったものの、交代で入った2番長田拓巳の枠は外れたものの、かなり強烈なシュートや同じく途中から入った36番瑞慶山一真の力強い仕掛けなど、相手ゴールに迫る楽しい場面を多く見せてもらいながら、S2リーグの最終戦を楽しく見させてもらいました!

色々な立ち位置や考え方によって、プレーしている選手にとっても、このS2リーグの考え方と言うのは、様々かと思います。その思いは、どれもその選手が思うところが正解で、私たちの立ち位置で「経験になるから」と安易に肯定するだけのものにはならないことは承知の上ですが、応援する側からすれば、確実に様々な思いを抱えながらも、ここでのプレーから選手の成長をしっかり感じ取ることができたのも事実です。

もどかしい状況を理解しながらも、この浦和レッズユースBのために、できる限りのことを還元しようとしてくれた選手がいたこともわかっています。

全ての選手にとって思うように行くということは、勝負の世界では、ありえないことですし、実力や特徴の前に、求められる要素のところで、違ってくるのも、記録だけではなく、様々な要素と戦術などで勝利を目指して行くサッカーと言うスポーツの幅広さであり、難しいところでもあります。

ただ、はっきり言えることは、Aチームに様々な事情で絡めなかった場合の、真剣勝負の場としての、それなりのレベルをBチームという形でも戦える環境は、数年前には存在しなかったのも事実なんですよ。レベル差がありすぎて、逆に戦いにくかった支部リーグをしっかり勝ち抜いて昇格してここまでたどり着いたことで、S2リーグというレベルのリーグまで登ってきたという歴史もあります。Bチームが練習試合くらいしかなかったころに、そこでも、プレーの姿勢を変えずに全力で臨んできた選手が今海外の舞台でプレーしていたりするという事実もあります。

私も来年も同じような生活スタイルが維持できるのであれば、今年のようにS2リーグもしっかり足を運ぶつもりでいます。今年は、ちょっとプライベートで色々起こりすぎたので、自分に自由があることが当たり前でないということも知った1年でもありましたので、今年は特に噛みしめて1試合1試合足を運ぶことになりました。

何が言いたいかと言うと、思うような状況や環境になくても、できる限り、その場所を大切に考えてほしいなということなんですね。

たまたま、練習試合にスカウトが別の用事で来ていたついでに眺めていて、そこで目に留まって新しい道が開けるのも、サッカーの世界です。

来シーズンのS2リーグも楽しみにしていますということです!

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/11/24 浦和レッズユースB vs 正智深谷高校B 0-1敗戦・・・順位決定戦で勝って終わろう

どうも、ブクメです☆

お菓子を食べながらブログを書いております(わかる方にだけわかるネタですw)

23日の大学サッカーにも足を運んだのですが、まずは、ユースのS2の最終節のブログから書きます。23日は、1日中雨で、24日も雨が残るか止むか微妙な予報ではありましたが、幸い、試合の時間には雨は止み、更に、前日と比べると、そこそここの時期にしては気温も上がったと言うことで、今回の試合会場となる浦和南高校の最寄り駅の北戸田駅から、歩いただけで(そもそも私は、汗っかきというのもありますが)、割と汗ばんでしまいました。

いつもは、この試合の写真からもお分かりいただけると思いますが、校内に入ってではなく、駅からの途中の見やすい場所で観戦することが多いのですが、今回は、試合前と試合終了5分前くらいから、この2か所を往復してみたら、やはり汗ばみました。

更に、試合後に夕方から17時あたりに友人と待ち合わせて浦和で飲みましょうという話をしていて、試合終了後の15時くらいからその時間まで結構時間が空くと言うことで、無駄に会場でダラダラしたり、更には、なんとなく、浦和南高校から浦和駅まで歩こうと思ってしまい、実際に疲れたところで電車に乗ろうと思っていたものの、結果的に浦和駅まで歩いてしまったのですが、大汗をかきましたw

今回は、試合も含めて、初めてお会いできた方や、近場ではないので頻繁にはお会いできない方と2日間通してお会いできたりと、私としては、余計な気まで使わせてしまい、申し訳ない気持ちもありつつ、美味しくいただいているというお話ですw

はい、前置きしつつ、試合についてですが、浦和レッズユースBが所属している埼玉県S2リーグも、この試合がリーグ戦としては、最終節となりました。

この日は、本来はレッズランド開催が予定されていた浦和レッズユースのホーム扱いの試合と言うことで、もろもろ浦和側でやるということだったようで、前日試合に出た選手もこの会場でクールダウンを行うとい形で会場が浦和南高校で、ユースの選手もスタッフも揃っているという不思議な感じでもありつつでした。

埼玉県S2リーグの戦いという部分では、形上は、この試合で対戦した正智深谷高校Bも浦和レッズユースBも消化試合にはなってしまうものの、リーグ戦最終節ということで、私としては、この1週間で見ることができた、前橋商業高校との練習試合や、U16リーグの昌平高校戦と、このS2リーグでプレーする選手が多く見られる試合を見てきた流れで、継続しつつ、課題をクリアしつつ、どのような戦いを見せるかというところにポイントを置いて観戦させてもらいました。

では、試合の話に移ります。

vs正智深谷高校B戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔(後半20分⇒28番アピッチ輝)、右に32番岡田翼(後半36分⇒11番石橋遼大)、センターバックに40番茂木柊哉と26番舘澤佑磨、MFが左に14番千葉希、右に42番吉田来綺(後半スタート⇒37番高橋悠)、真ん中に35番島垣翔(後半28分⇒36番瑞慶山一真)と16番根岸恵汰、FWが左に29番伊澤壮平、右に33番小川聖凪(後半36分⇒2番長田拓巳)

となります。

試合全体で考えると、正智深谷高校Bの球際でのプレーが激しく、運動量が多い相手に苦しめられた試合と言えるかもしれません。この辺で言うと、木曜日に対戦した昌平高校のU16とは、また違う難しさがあったかなと。

それを踏まえてにはなりますが、個々で見る分には、浦和も激しく行けていたことなどは、ここ数試合見たイメージを継続した戦いはできていたと思います。仕掛けに関しては、工夫して突破しようという試みが前回通用したプレーでも、今回は、対応されて奪われてカウンターと言う回数も多くなったような。この辺は、相手のタイプによるところもありますが、以前から書いているように、日本のサッカーの守備を重視するところを考えたときには、こういう相手の守備を突破できる工夫が必要になってくるとも言えますね。

ということもありつつですが、試みと言うところでは、良い点が多かった試合でしたので、メモしたところを挙げていきますね。

まず、開始早々の前半1分に、31番大野海翔が左サイドで相手ディフェンダーの裏を通す縦パスを出し、そこに抜け出した29番伊澤壮平が受けて仕掛ける形を作ります。

守備のところでは、やや相手の勢いのある攻撃を受ける時間が多くなった中で、前半6分に相手の攻撃の起点へのパスを40番茂木柊哉が狙って詰めていき、その選手が受けたときに奪うプレーを見せます。

前半7分には、33番小川聖凪が相手ディフェンダー二人の間にタイミングよく走りこんでパスを受けて仕掛ける形を作ります。

前半8分に、相手の攻撃をしのいだカウンター気味の攻撃で42番吉田来綺から29番伊澤壮平に通し、思い切ったミドルシュートを狙います。

前半10分前後には、14番千葉希が高い位置からで上手く相手にプレスをかけ奪う場面や、そこからの攻撃で左の14番千葉希から中盤の16番根岸恵汰を経由して右の32番岡田翼に繋げて展開する幅を広く使った攻撃が見られます。

前半15分前後は、相手の攻撃をしのぐ時間が多くなり、結構な本数コーナーキックを与えるも、集中してしのぎつつ、前半17分には、40番茂木柊哉から右の32番岡田翼を経由し、右の前線のスペースに42番吉田来綺が斜めに走りこみながらパスを受けての仕掛けを見せます。

前半18分には、40番茂木柊哉からのバックラインからの縦パスを42番吉田来綺が、相手ディフェンダーに囲まれているところから、体の向きとトラップで抜け出そうという試みを見つつ、勝手に前日のプレミアリーグでの浦和の失点場面で相手の10番が行ったプレー(ディフェンダーの間を抜けつつ、トラップと体の向きで一気にフリーな状態で抜け出して、アシストしたプレー)と同じような狙いをしたのかなと感じたりしつつ、こういう試みは良いなと思いつつ(成功しないと味方には怒られるかもですが。)

前半30分前後には、立て続けに、最初は、16番根岸恵汰から42番吉田来綺を経由して、右前線に走る32番岡田翼につながり、クロスに33番小川聖凪が合わせようとするも僅かに相手ディフェンダーが早くクリアされた場面と、これはコーナーキックにつながったより惜しい形ですが、ここも16番根岸恵汰から始まり、今度は、左から31番大野海翔が高めの位置で受けて走りこむ33番小川聖凪が狙いギリギリで跳ね返されるという両サイドからの攻撃で最後に33番小川聖凪が絡むという惜しい形が続きます。

前半38分には、左から31番大野海翔が仕掛けクロスからのこぼれ球(味方からのマイナスのパスだったかも)を少し距離がありながらも思い切ってシュートを狙います。

前半40分には、31番大野海翔と14番千葉希のパス交換で突破して仕掛ける形を作ります。

前線からの効果的なプレスというのは、ここ最近多く見られるのですが、この試合でも、前半41分の29番伊澤壮平の効果的なチェイシングで相手がミスキックするというプレーなど見られました。

よりゴールに近づくプレーと言う点では、相手の方が多かったと言える前半でしたが、浦和も良い試みが多く見られた中で0-0で前半を終了。

そういえば、この試合では、35番島垣翔がタイミングでセンターバックの位置まで下りることでサイドバックが高めに位置取ることができ、上手くパスが回ると高めの位置から仕掛けることができるような試みが、ここ最近の試合では、プレミアを戦うチームの場合は、4番玉城大志がそういう役割をすることが多くなりますが、今更ながら、どうしてもメモすると攻撃の2つ、3つ前くらいのところからばかりになってしまうものの、サイドが思い切って上がれているチャンスのところでは、その辺のポジションの移動がうまく行ったことで、そのチャンスが生まれた場面も多いんだよなとふと思いつつ書いてみました。

最初に全体的な印象を書きましたが、試合のイメージとしては、後半同じような形で試合は進んでいきます。

それを踏まえて、良かった部分などメモをとったところを挙げていきますね。

後半開始早々に右からの仕掛けで32番岡田翼のクロスに29番伊澤壮平がヘッドで合わせゴールをわずかにそれるという惜しい形を作ります。

相手も多くチャンスを作っていると書きましたが、多くは、浦和の守備陣が集中して跳ね返すことができていましたが、後半12分の場面は、この試合最初の決められていてもおかしくない決定機で、ここは、相手がシュートを外したことで失点は免れます。

後半から投入された37番高橋悠が後半15分にそこにパスは通らなかったものの、味方がそこに気づいてパスを通していれば、かなり大きなチャンスになったかなというタイミングの良い抜け出しを見せます。

後半10分あたりからしばらくは、やや相手の攻撃が勢いを増している時間帯で先ほどは、シュートミスに救われたところもあったと書きましたが、迎えた後半17分にミスから奪われ、キーパーと1対1の場面を作られ、今度は、しっかりと決められてしまい、0-1となります。

1点を追う展開になったところで、後半22分には、16番根岸恵汰からの左へ展開し37番高橋悠が受けて仕掛け、クロスからのこぼれ球を35番島垣翔がシュートを狙います。

後半25分には、高めの位置でパスを受けた26番舘澤佑磨がドリブルで力強く仕掛けペナルティエリア内まで持ち込む形を作ります。

その直後に得たコーナーキックのチャンスで、ペナルティエリアの外でこぼれ球を狙えるような位置取りをしていた35番島垣翔が実際に混戦からのこぼれ球を迷わずシュートを放つと、枠を捉えていた強烈なシュートでしたが相手キーパーの好セーブで弾かれ、再びコーナーキックに。このコーナーキックも混戦からのこぼれ球が再び35番島垣翔の方へ。ここで、再びシュートを狙ってくると思った相手に対して、パスを選択し、ここは、味方と合わなかったものの、こういう一つ見せて置いて、次のプレーで工夫するとか、良いなと思ったりしてました。

後半32分には、26番舘澤佑磨から32番岡田翼にパスが通り、左の37番高橋悠にパスを通すとそこから仕掛け、相手ディフェンダーにブロックされるもこぼれ球を29番伊澤壮平が思い切ってシュートを狙う場面を作ります。

後半34分には、相手に突破を許してキーパーと1対1のような状況になったものの30番川﨑淳がある程度コースを切ったところで、相手のシュートはサイドネット。

後半37分には、途中から入った36番瑞慶山一真が相手ディフェンダーの間を割る力強い突破を見せ、33番小川聖凪に繋げて惜しいシュートを放ちます。

その直後には、途中から入った11番石橋遼大が右サイドから仕掛け37番高橋悠に繋げて見事なシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。このプレーで得たコーナーキックのチャンスから、11番石橋遼大のクロスを26番舘澤佑磨がヘッドで流したところを28番アピッチ輝が狙うもシュートは枠を捉えきれず。

というところで、後半40分ほどを迎えたところで、試合を見ていた位置から、知っているサポーターさんの姿も見えつつ、また、そちらサイドの方に挨拶したいけど、なんとなく、その日は、夜からACL決勝と言うことで、試合が終わってすぐに会場を後にしてしまうだろうなと思いつつ、見ている位置からぐるっと回って正門の方に回ったため、残り5分ほどは、あまり見えていないのと、そもそも後半の攻撃とは逆方向に移動したので、残り時間に何度かあった結構惜しいと思われた攻撃も細かいところが分からずじまいでした、すみません。。

結果的に、得点は動かずに0-1で終了となりました。

で、ここでまた私の勘違いが起こっていたのですが、S2リーグは、AとBに分かれていて、順位によっては、順位決定戦を行うことは知っていたものの、私の勝手な記憶で、その試合は、だいぶ相手から開催されると思ってしまっていたのですが、S2Aで6位で終了した浦和レッズユースBは、もう来週にS2Bで6位になった浦和南高校Bと試合があるのですよね(浦和の公式で知りました。)

これで今年のS2は終わりだ集大成だと勝手に思ってしまっていたのですが、レギュラーシーズンとしては終了になりましたが、すぐ1週間後に本当のS2リーグの最終戦が行われると言うことで、であれば、この試合の悔しい敗戦は、次の試合で晴らせばよいと言うことで、タイトルには、本当に捻りもない「順位決定戦で勝って終わろう」という言葉を入れることにしたということです。

12月1日は、ユース関連の試合はないと勘違いしていて、別の試合に行くと友達に話をしてしまったものの、ここは、怒られながらも、S2の試合に足を運びます。

ということで、次の試合も楽しみにしています!

ではでは。

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解説動画追加しました↓

高円宮杯プレミアリーグ2019/11/23 浦和レッズユースvs流通経済大学柏高校 1-1引分け・・・雨の中での難しい一戦でセットプレーも多く奪えたことが収穫

どうも、ブクメです☆

実は、昨日の夜中に、木曜日のU16リーグの試合の解説動画を作成してアップしている途中に、何を思ったのか、PCを動画ファイルの容量が圧迫するなと、最中に削除するという大失態をやらかしまして、スマホの元データも、PCに移したデータも消してしまい、当然、アップ中の動画は、そこで、止まってしまうという意味のわからないことをやってしまいました。

割と1本作ってから、アップするまでに時間を要するため、作り直してということもできず、気が付けば、土曜日のプレミアリーグの試合の日になっていました。ジュニアユースの高円宮杯本戦を決めた試合とかも、解説動画作ろうか考えているうちに、時間が過ぎてしまったりで、新しい試みに調整の部分で翻弄される(ただの自分のミスなのですがw)一週間でもありました。

じっくり追加していくか、いくつかまとめてにするかなど、来週の仕事の合間などにやっていきますね。

ということで、Jユースカップの期間中断していた高円宮杯プレミアリーグが本日より再開。残り3試合の初戦となる流通経済大学柏高校戦を駒場スタジアムで観戦してきました。

天気予報通りの雨。前日ほどではないものの、冬らしい寒い気候も相まってと言う、なかなか観戦するにも、プレーする選手にとっても、やりにくい環境下での試合になりました。そんな中、今シーズンは、公式戦の日程が被っていない時によく見られる、ジュニアユースの選手のチャントでの応援も見られました。

前半は、ジュニアユースの選手は写真のように雨の中メインスタンド真ん中の前列で応援。後半は、上段の屋根のエリアに入っての応援をしていたのですが、私が見ていた場所が写真を見ていただくとわかるような位置になるのですが、この真上の方で応援していたので、後ろから屋根に反響する応援だったので、なかなかの迫力でした(あと、そのおかげで余計な野次などがよくある駒場スタジアムですが、そういうのが聴こえなくなっていたのも良かったですw)

では、試合の話に移りますね。

vs流通経済大学柏高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12番福島竜弥(後半39分⇒31番大野海翔)、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に22番奥山圭介(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太、FWが左に9番波田祥太、右に19番成田安里(後半27分⇒7番與那覇航和)

となります。

聞くところによると、ここに来て怪我の選手も多いようで、今日少し試合後に話すことができた選手などに聞くと、復帰が来シーズンにずれ込む可能性が高いという選手もちらほら。そんな中で、この試合では、久しぶりに7番與那覇航和がベンチ入りし、後半途中からプレーする姿を見ることができるなど、怪我から復帰と言う選手のプレーも見られると同時に、あれ、今日見かけられなかった選手もいたりで、怪我なのかと心配になるところもありつつです。

ここしばらくの公式戦では、前半において試合はコントロールしていても、攻撃のスイッチが入りきらず、ゴールに向かうプレーや思い切ったシュートが見られないことで、前半終了時に、そういえば、コーナーキックなかったなとか、1,2本あったかなという試合が多かったことを考えると、この試合は、試合の入りと言うところでは、前線の選手の抜け方や、ゴールへ向かう姿勢が見られたところから、早くも3分くらいにこの試合最初のコーナーキックを奪ってのチャンスを作り、前半10分前後にも連続でコーナーキックを奪いチャンスを作る場面など、より多くセットプレーを奪えていたことからも、これまでと違う入りができていたと言える試合運びになったと言えますよね。

コーナーキックを取ることができるとということで、3番清水哲太からのコーナーキックでのチャンスも作られ、シンプルにヘッドで合わせて直接ゴールをというクロスではなく、ファーまで飛ばして9番波田祥太がヘッドで折り返してのような形であと一歩でゴールと言う形も作り出していましたし、実際に、ビハインドを背負って前半を折り返すかと言うところで迎えたコーナーキックのチャンスでも3番清水哲太からのファーサイドへのクロスから折り返してこぼれてのところで、最後に10番山中惇希が決めて1-1とすることができ、攻撃にウェイトがかかっている分、相手の攻撃への隙も生まれることが多かった難しいところもあった前半で相手リードで気分よく後半に入らせないことに成功できたのも、局面でのセットプレーを上手くいかせたからとも言えるような前半の戦いでした。

攻撃の組み立てのところで、左サイドバックに入った12番福島竜弥が攻撃参加して上がっていく回数が多いところや、右サイドバックの守備のところで8番冨田蓮が強さを見せていたいたこともあり、その辺りを相手が上手くついて、浦和の左サイドを狙った仕掛けがはまった時には、危険な場面を作られることも、回数ある前半でしたが、GK25番鈴木彩艶の好セーブや、27番山田奈央、34番工藤孝太のバックラインの選手が跳ね返してピンチの場面をギリギリでしのぐ場面が多かったものの、前半27分の失点の場面は、ちょうど、その前に相手の右サイドからの仕掛けで裏へ抜けられて体一つ前に抜け出されるような場面が連続で起こったところ(その2つは、なんとかしのいだ)で、相手に良いイメージを持たれたところからの、相手10番の選手の抜け出しからの見事な1つのトラップで突破され、ラストパスを供給されての失点という形になりました。

一緒に見ていた方も言っていましたが、攻撃的なスタートを切ったところで、逆に相手へのプレッシャーが緩くなることで、相手にもやりやすい状況を作らせてしまった前半と、逆に後半は、相手の攻撃に対してのプレッシャーの部分をより激しくすることに成功したことで、前半ほど個々で長けている選手に自由にプレーをさせないことに成功していたとも言えます(その分、攻撃のリズムが作りにくくはなっていたとも言えますが。)

いわゆるバランスのところになるので、難しいところですよね(同時に、前半0-0でセットプレーがほとんどなく、後半勝負になることが多い時に、前半から取りに行くほうが良いのではと、たびたび書いている私のわがままなことと言ったらとか、こういう展開になった時は感じたりもするわけです。)

ちなみにコーナーキックの事ばかり書きましたが、相手のゴールに近い位置でのフリーキックのチャンスも前半からこの試合は浦和が多く作っていました。

後半に入ると、先ほど書いたように、やや攻撃のところでは、リズムがあまり良くないなというプレー(フレッシュな選手が飛び出すタイミングと味方のパスの意図が合わないなど)も見られたものの、逆に言えば、相手の攻撃に対するケアというところでは、相手の危険な選手を自由にさせないというところでは、前半よりもできていたとも言えます。

後半も両チームともゴールに近づく場面は何度か作っているものの、30分くらいまでは、なんとなく1-1のままで終わりそうだなと言う雰囲気も感じるところもあったのですが、後半27分に7番與那覇航和が入ったあたりからは、浦和が勝ちに行くというメッセージも感じられ、相手ゴールに迫る場面が増えます。

そして、試合終盤には、決定機もいくつか作りましたが、その中でも、一連の流れとして印象に強く残っているのが、後半40分ごろのプレーで、左で20番木下翼がパスを受けたところで相手ディフェンダーが数名寄せてきて、相手の守備も左に意識が寄っているところで、右のスペースが空いていて、そこに10番山中惇希(8番冨田蓮だったかも)が走っていて、そこが見えていて出せれば、チャンスになりそうだなというところで、12番福島竜弥が足を痛めて交代で出場となった31番大野海翔(公式戦初出場だったはず)が左サイドバックの位置からパスを受けられる位置に上がり、20番木下翼からのパスを受けると迷わず大きく右に展開をしたんですね。で、これが見事に右サイドから走りこんでいた選手に渡り、左に意識が集中していた相手を揺さぶることに成功し、クロスに9番波田祥太が合わせてあと一歩でゴールと言う形になったわけです。いわゆる連携プレーと広い視野でプレーできたことによって崩した形での決定機でした。

攻撃の際の崩しの形と言うところでは、相手の方が種類を多く持っているような部分は実際には見えた試合ではありますが、浦和としても、先ほど挙げたような形での崩しを見せることもできましたし、局面での崩しの形で味方同士が、これで崩すことができたというプレーを体で感じて覚えていくことができることによって、次に同じような局面ができたときには、よりスムーズな連携になって行くとも思いますし、次につながるなと感じるんですよね。

結果的に勝ち点3は取れなかったものの、勝点1を積み上げたことで、またこれで、残留の事を考えずに伸び伸びと戦えるような状況を残り2試合に作り出すことができてきたとも言えますし、この試合を踏まえての次節が楽しみになるとも言えます。

・・・それにしても、サッカーにはつきものとは言っても、天候が邪魔するような試合は嫌なもので、プレミアリーグ残り2試合は、寒いは仕方ないので、強風とか大雨とか、そういう要素がない中での試合が見たいものです。

大雨の中お疲れさまでした。

ではでは。

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練習試合 2019/11/02 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 2-2引分け・・・残り3試合とその先へ向けての再始動

どうも、ブクメです☆

直接お話を聞ける機会が多いわけではないので、Jユースカップ敗退後の今シーズンの残り試合と言うところでは、どこに重きを置いて、再始動して行くかというところが、もしかすると私の考えが強くなってしまってずれてしまうかもしれませんので、その辺りは、ずれが生じていた場合には申し訳ないのですが、可能性と言うところでは、当然、残留ではなく、まだ見える頂点を目指した残り3試合のプレミアリーグでの3連勝を目指したチーム作りをしつつ、その際に、目線を下に向けると生じる、負けないための戦いではなく、また勝ち点3を積み上げることのみを重要とするのではなく、片鱗は見えても結果としてついてこない理由を探して、強い浦和レッズユースとしてのきっかけを見つけるために、殻を破るためのきっかけを見つけるために、既にできつつある意識の部分をより変えていく必要もある。

また、浦和レッズユース目線のみで見れば、1年生2年生に関しては、来年以降のユースでの戦いを見据えて、同じポジションでプレーする3年生にあって、まだ自分には足りないものをどれだけ「素直」に感じ取って課題として取り組めるかも重要。

その残りのプレミアリーグに向けての再始動となる最初の週末の11月2日に東京ヴェルディユースとの練習試合を観戦してきました。

当初大学サッカーに足を運ぶことなども考えつつ、空欄になっていたユースの日程が気になりつつ、結構直前にはなりましたが、カレンダーに予定が入り、この練習試合が分かり足を運びました。

夜に予定があり、15時キックオフだと、後半30分くらいには移動しないと(それでも既に30分ほど予定からは遅れるもののw)行けないなと思っていたのですが、練習試合自体が14時45分くらいから始まってくれたおかげで、最後まで見てすぐに移動と言う形を取ることができました。練習試合によくある時間変更が私にとっては大変助かる流れになったという珍しい例ですw

久しぶりに電車で、ヴェルディグラウンドに行ったと言うことで、遊園地目的の楽し気な家族連れやカップルの間にゴンドラで「何名様ですか?」と聞かれ、「一人です」と答えて、8人くらい乗れるゴンドラに一人で揺られるという、不思議な空気を味わいながらの移動だったということも書いておきますw

ということで、試合の話に移るのですが、練習試合なので、それほど細かいことは書きませんので、その点はご了承ください。

vs東京ヴェルディユース戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰(後半スタート⇒30番川﨑淳)、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒31番大野海翔)、右に8番冨田蓮(後半16分⇒6番清水楽人)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に14番千葉希(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半16分⇒14番千葉希/後半36分⇒10番山中惇希)、真ん中に4番玉城大志(後半30分⇒3番清水哲太)と3番清水哲太(後半スタート⇒16番根岸恵汰)、FWが左に9番波田祥太(後半30分⇒19番成田安里)、右に19番成田安里(後半スタート⇒17番盛嘉伊人)

となります。

自由交代で前半の交代はなかったものの、後半は、かなり頻繁に交代があったり、ポジションを入れ替えて試すなど様々な要素が見られる内容になりました。

タイトルを見て試合結果の2-2ということで、試合を通して打ち合って2-2になったと思われた方も多いかもしれませんが、実は、前半15分くらいまでに既にスコアは2-2になり、その後は、スコアが動かないという試合になりました。

練習試合の結果自体が公式に出ていないのと、試合を見ていた位置が前半の浦和の攻撃サイドから遠かったこともあり、流れが若干わかりにくいところもありましたが、序盤は、試合自体は浦和ペースで進み、特に中盤の3番清水哲太がスタートから攻撃の意識の高い守備をし、これにより高い位置からボールを奪えて反撃という場面が複数回見られ、前線の19番成田安里が広い範囲で相手選手にプレスをかける動きを見せるなど、良い形でスタートが切れていましたが、この辺は、カテゴリが違う(浦和がプレミアリーグでヴェルディがプリンスリーグ関東)ため、最近は、公式戦での対戦がほとんど見られなくなってしまったカードですが、東京ヴェルディの育成のイメージ通りの、足元の技術と、ゴールを意識したプレーによって、2ゴールが決められたという印象でした。

得点経過を書いてしまいますと、前半3分に失点して0-1となり、その直後の前半4分に19番成田安里がドリブルで力強く突破し、折り返しを9番波田祥太が決めて1-1の同点にし、その直後も、3番清水哲太が高い位置で奪って自ら持ち上がる場面を作りつつ、その後の前半6分に流れはわからなかったもののPKを獲得し、そのPKを3番清水哲太が決めて2-1と逆転。そこからは、浦和ペースになっていたものの、前半13分にややシュートコースは、なかったところでしたが、相手選手が思い切ってシュートを狙い、これがディフェンダーに当たりコースが変わりながらもゴールということで、先ほど書いたようにこの時点で2-2と言うスコアになりました。

スコアが動かなかったから、その後は、試合が落ち着いてまま進んだということではなく、前半は浦和攻勢の中でも、そもそも足元の技術が高い選手が多いという印象の中でも、その中でも特にうまいという選手がいて、気になって後で調べてみたら、U18の日本代表にも少し前まで選ばれていた選手だったり、その選手以外でも、とにかく精度の高さとゴールへの意識の高さで、反撃を受けたときには、かなり危険な形まで持って行かれるような展開での前半となりました。

後半に入ると、メンバーが入れ替わった中で、前半は、高い位置で奪えていたところが、急に奪えなくなり、私が最近見た試合の中では、アウェイのジュビロ磐田U-18戦に近いというか、相手ポゼッションに対して、いなされて走らされてという場面が増え、後半の浦和の攻撃は目の前で見られるという位置で見ていたものの、なかなか、そのサイドで浦和が仕掛ける場面が作れなくなっていました。この辺りは、連携の部分だったり、なぜ前半は相手に自由なプレーをさせずにできる時間帯が多かったのかなど、もちろん相手があってのことなので、一概にその時間帯に浦和だけの課題が残ったとも言えませんが、考える要素にはなって行くのかなと思います。

そのような流れで、後半は、相手が決定機を作る場面も多かったものの得点自体は動かず、では相手ペースのまま終了したかと言えば、後半も半分を過ぎたあたりからは、浦和が仕掛ける回数も増え、セットプレーも複数獲得するなかですが、得点は動かなかったと言うことになります。

試合全体の流れとして見ていたざっくりとした印象は、こんなところです。

で、そういったところよりも、この試合で良かったと思ったポイントがいくつかありましたので、その辺を書きだしたいと思います。

まずは、先ほど書きましたが、3番清水哲太がこの試合は前半から攻撃の方にも意識を置いた形でのプレーを質高くできていたことで、序盤からペースを握り、更に攻撃も得点に近いチャンスがチームとして生まれていたこと。これは、同じく、19番成田安里がスタートから、かなり運動量多く、相手の攻撃の芽をつぶす動きも意識してやれていたからだと思います。

また、バランスよく戦うというところでは、既に公式戦でも見せてもらえているので、そこはこの試合でも当然見られたスタートで、そこにリスクを加えて、攻撃の時にどれだけ、相手のゴールキーパーに脅威を与えられるようなプレーができるかと言うところでは、連携としては課題も見えたものの、前半に9番波田祥太が見せたプレーが一つ良かったなと思ったのは、右に流れながら受けたときに、誰もいない左のややペナルティエリアに近いスペースに対して、この試合では、14番千葉希が左サイドに入ってプレーしていたのですが、14番千葉希だったらこのスペースに走りこむだろうというイメージでパスを出した場面で、ここは、結果的には、反応が遅れて繋がらなかったものの、こういう意図のあるプレーと、そこに味方選手が反応して走りこむというところ。この試みが見られたことが重要だなと感じました。

あとは、チームのバランスをとるというところでは、欠かせない存在感を見せている4番玉城大志がこの試合では、パスの強弱だったり、リズムを変えて相手が対応しにくいような形でのパスを味方に通すという場面が複数回見られました。味方にとっては優しくないパスでも、そのパスが通った時には、よりチャンスも大きくなるような。こういう試みも好きですね。

普段、バックラインなのにコーチングの声が少ない(小さい?)と思う選手もこの試合では、局面で、大声でコーチングしている声が聴こえたり、GK1番石塚悠汰と10番山中惇希が試合が切れたときに、わかりやすく、「こうした方が良い」「いや、こうだから」みたいな(良い意味での)言い合いをしている場面とかも、良いです。

攻撃的な選手としては、後半は、相手のポゼッションを崩すプレーがチームとして上手くいかずに、後半から登場した選手にとっては、自分たちの特徴を生かすプレーがあまり見せられなかったという悔しさも残るかもしれませんが、相手から奪うところも含めての攻撃的な特徴を出すというところなので、これも一つの課題として残ると考えるとより良いと思います。

もちろん、数は少なかったものの、仕掛けた時の何か起こしそうというプレーは、見られました。それをより増やすために、この試合のような相手に対してどうするかですよね。

練習試合だから・・・という声は、サポーター間でも良く聞かれて重要視しない方もいたりするのですが、公式戦以外だから発見できることも多く、特に今回は、相手も質の高いメンバーで真剣勝負のような構図になっていたので、かなり楽しませてもらえましたし、ここで感じられた要素をまた踏まえて、プレミアリーグの残り試合でどうなっているのか、それまでの間にまた別の練習試合に足を運べたら、今回の試合を踏まえて次の練習試合での変化を見るなど、楽しみは尽きないのです、私としては。

ということで、結局、細かく書き出して行くときりがないので、私の胸の内にとどめて置きます。

ではでは。

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動画追加しました。↓

埼玉県S2リーグ 2019/09/21 浦和レッズユースB vs 聖望学園高校 2-2引き分け・・・好循環、続いていると思います

どうも、ブクメです☆

勢いで、youtubeのチャンネルなど作成して見ました。思い描いていたイメージとしては、今は、文章を読むよりも、見る聴くというのが当たり前の時代になっているので、それに合わせつつ、毎回書いているブログの文章を朗読のように読んで追加して行くという形だったのですが、実は、昨日の夜中に、前回のS2リーグのブログを実際にそういった形式で動画として作ろうとしてみたら、自分が書いた文章を自分でただ読み進めるというのは、思った以上に難しく、その形式で一つ作る途中で断念しつつ、文章を読むというよりは、書いた本人なので、場面の解説や考えも入れながらやる方がまだ作りやすいかなと思って30分ほど録音していたら、途中で録音が切れていたという。で、結局、前置きの動画1つしか上げられていなかったりします。

あ、youtubeの動画と言っても、私が映像として登場するとかではなく、ブログの画面を出しながら、音声だけ私が登場という感じですよw

文章を読んで聴かせてしまうことによって、その文章に隠された意味を考えてもらい、それぞれ読む方が置かれている状況下でそれぞれ違った解釈をしてもらうこともできるというメリットが消えてしまう怖さもありつつ、音で実際に読んだり補足しながら伝えることからの新しいメリットも出せればと思っています。

まだ、チャンネルについて説明しているものだけですが、アップしています。ここで説明している朗読形式にしようと思うという流れが一発目から難しさを覚えて変更する流れになりそうだと言うことですねw

ブクメ、調子乗って動画も始めたぞとか言われるかもですが、実は、ただ紹介したい内容を解説するような動画と言うのは、仕事の方で以前からやっていることで、その形式のものであれば慣れたので、こちらのブログの方でもやってみようかなというボンヤリしたものは、以前から考えていたんですよね。

で、先週のプレミアリーグの青森山田高校戦~S2リーグの花咲徳栄高校戦の2試合で得られた感覚からのもので、「よし、やってみよう!」と勢いがついての試みになります。

ということで、だいぶ脱線からのスタートになりました。

さて、埼玉県S2リーグも残り3節となり、S1昇格の可能性も残す浦和は、その残り3試合が全て上位対決になるので、決して簡単ではないですが、先週の戦う姿勢を持って臨めれば、展開によっては、プレーオフまでは進出できる3位を死守できる状況になって今節を迎えることとなりました。

その対戦相手は、前回の対戦で、2-5と特に相手が主力を出してからの後半に圧倒されて大敗となった聖望学園高校との再戦になります。埼玉県リーグに関しては、仕組み上はホーム&アウェイになるものの、試合会場に関しては、中立地になったり、相手のホームで2回対戦するような会場の設定が普通で、聖望学園高校との試合では、前回がアウェイという形で、聖望学園の下川崎グラウンドでの対戦になったのですが、今回は、対戦カード上は、浦和のホーム扱いにはなっているものの、会場は、再び聖望学園の下川崎グラウンドでの試合となります。

S2リーグの浦和が入っているS2Aでは、昌平高校Bと聖望学園が3位以下を離して首位争いするという構図で、私が把握しているレギュレーション通りであれば、1位が自動でS1昇格で2位がS2AとS2Bの2位チーム同士のプレーオフ(上位2チームにBチームが入った場合S1リーグにそのチームのAチームがいる場合は、昇格の権利がなく、時点のチームが繰り上げになる)ということで、聖望学園高校としては、2位以内は決まっていても、1位で抜けるために、ベストメンバーで臨んでくるという構図。

浦和側とすると、3位争いが勝ち点1差くらいで正智深谷Bや武南Bということで、どちらもS1リーグでAチームが戦っている高校なので、繰り上げ対象になる可能性が高い相手にはなるものの、それ以外のチームも勝ち点差がそれほどないため、稼げる限りの勝ち点を稼いで自力で行ける3位をしっかり確保する意識で戦う必要があります。

今回の対戦では、聖望学園高校に浦和レッズジュニアユース出身の森田悠仁(9番)や、遠藤基意(15番)がこの試合ではピッチ上でプレーする形になってはいたものの、そこを楽しむというよりは、そこも楽しみつつも勝負のところは、浦和が勝つことのみを考えてみるような意識で観戦しました。

では、試合の話に移りますね。

vs聖望学園高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉、MFが左に14番千葉希(後半31分⇒11番石橋遼大)、右に42番吉田来綺(後半23分⇒38番舘樹)、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平(後半31分⇒2番長田拓巳)、右に33番小川聖凪(後半スタート⇒37番高橋悠)

となります。

*2人一緒の写真がこれしか撮れておらず、わかりにくくてすみませんが、聖望学園高校の9番森田悠仁、15番遠藤基意が浦和レッズジュニアユース出身。

 

細かくは、わかりませんが、相手もこの試合で組めるベストメンバーで来ていると思われるメンバー構成の中で、序盤から、一進一退の攻防を繰り広げます。

ここ最近の試合で、対戦相手が、当然のことながら、シーズン序盤よりも球際での強さだったり、守備の際の寄せる速さだったりが増している中で、より判断の早さが求められたり、競り合いのところでは、ぶつかることを避けると身長が高い選手でも簡単には競り勝てないような状況の中で、局面局面では、やや相手に分があるところが見受けられることも多くあったものの、引かずに戦う姿勢を見せることができ、その姿勢が良い形で作用していきます。

その姿勢の中で、この試合もバックラインでは、5番遠藤龍河が相手の攻撃陣にとっての大きな壁となる存在感を見せ、そこに呼応するかのようにピンチの場面で40番茂木柊哉が体を張って相手の決定機を阻止するようなプレーを見せるなど、守備の部分での良い要素が多く見られました。

更に、この試合では、攻撃面での14番千葉希の存在が際立っており、もちろん、この試合の2得点が14番千葉希だったわけですから、結果を残すという意味での存在感はありますが、それ以外のところでも、パスを預ければ、そこで落ち着き、更に攻撃のスイッチ役になるというプレーも多く見られました。

この試合で2本ほど見せた、鳥肌の立つようなサイドチェンジは、今でも印象に強く残っています。

こういったプレーも、味方の選手が思い切ったプレーができる要因になっていたように感じます。

*この試合2得点で、得点以外にも存在感を見せていた14番千葉希

また、実際に2得点挙げられたと言うことで、今日は浦和目線強めでと思いつつも、今日は、敵と言う立ち位置で見ることにはなったものの、聖望学園高校の9番森田悠仁の活躍も取り上げないわけにはいかないなということになります。

*聖望学園高校の9番森田悠仁

得点経過や試合の流れとしては、前半20分に相手ペナルティエリア辺りで混戦状態になりながらも、39番戸田大翔が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらもしっかりキープして近い距離に入った14番千葉希に渡すと、相手ディフェンダーに寄せられてシュートコースがあまりない中で、その間を縫ってゴール右隅に決まる見事なシュートで浦和が1-0と先制に成功します。

しかしながら、前半30分に、前線で33番小川聖凪が相手ディフェンダーとの競り合いのところで頭を痛めたところで、一旦試合が止まり、そのリスタートのところで、浦和側が準備できていないところで、聖望学園高校の9番森田悠仁にループシュートを決められてしまい1-1とされてしまいます。

前半38分に長いパスが右前線の32番岡田翼に入り、このタイミングで相手キーパーが前に出ていてかなり大きなチャンスにつながったものの、そこからの判断が遅れたところで、33番小川聖凪にパスが入った時には、相手ディフェンダーが戻っている状態で、得点にはならず。

前半終了間際にも29番伊澤壮平が高めの位置で相手ディフェンダー2人に寄せられながらもキープして、35番島垣翔に繋げてからの右への展開から惜しい形を作るもののこれも得点にはつながらず、1-1で前半を折り返します。

やや中盤では持たせてくれることが多かった前半でしたが、相手が一つギアを入れたような時間帯では、寄せられてミスパスなども増え、中盤で落ち着かない場面が増え、前線の競り合いのところでも、なかなか競り勝てない場面などがあり、後半に向けてどのような変化が加わるのかと考えていたところで、後半スタートから33番小川聖凪に変えて37番高橋悠が入り、前半2トップでどちらかというと競る役目よりは、競ったボールを受けて仕掛けるような形が多かった29番伊澤壮平が前線で競る役目となり、体の強さを生かしたポストプレーなどで前線で収まるところが見られる後半スタートとなりました。

あ、直接試合には関係ないところでしたが、後半スタートで33番小川聖凪から37番高橋悠に交代する時に、33番小川聖凪が37番高橋悠の肩を両手でバシーンと叩いて気合を入れている姿が印象的でした。良い感じです。

後半スタートは、相手がギアを更に上げて畳みかけるようなプレーに出てくるかと思っていたのですが、後半序盤は浦和ペースで試合が進みます。

良い流れの中で、後半7分に5番遠藤龍河のインターセプトを起点に、39番戸田大翔に渡し、そこから右前線へ大きな展開で32番岡田翼にパスが通ると、そこからのクロスに対して37番高橋悠がおとりになるような形でペナルティエリア内の左のややシュート角度がないところで14番千葉希がパスを受けると、迷いなくシュートを選択し、これが見事に決まり2-1と再び浦和がリード。

相手の攻撃も縦だけではなく、中へのドリブルなども織り交ぜたりサイドへの展開だったり工夫を加えて得点を狙いにくる中で、浦和も集中して跳ね返しながら、追加点を狙う展開になります。

後半15分には、14番千葉希からの右の42番吉田来綺への展開から、37番高橋悠に繋げて仕掛ける形を作ります。

その直後の後半16分にも37番高橋悠が高めでキープしたところで、39番戸田大翔が高めの位置まで上がったところにパスが繋がりシュートを放つもここは、相手キーパーにキャッチされます。

この辺りの時間帯は、浦和の攻撃とともに相手の攻撃も厳しくなる中で、後半19分には、相手に決定機を作られかけるもここは40番茂木柊哉のカバーで失点は免れます。

流れの中での相手の攻撃は集中して防いでいたものの、後半20分の相手コーナーキックのチャンスで9番森田悠仁にドンピシャのヘッドを叩きこまれて再び同点に追いつかれて2-2となります。

後半もまだ半分ほど時間が残る中で、最初に上げた、鳥肌が立つような見事な弾道での14番千葉希からのサイドチェンジがあったのが後半29分。左から選手を切り裂くような低い弾道でのサイドチェンジのパスが32番岡田翼へ繋がり、クロスに今度は38番舘樹がおとりになるような形で奥に入った37番高橋悠に通るもここは、ゴールならず。

残り15分ほどのところで、11番石橋遼大と2番長田拓巳が同時に投入され、勝負の時間に入っていきます。

後半38分には、11番石橋遼大が相手キーパーが前に出ているところを見逃さずに長めの距離のループシュートを狙うもこれは、僅かに枠を捉えきれず。

後半40分には、守備からの流れで40番茂木柊哉が持ち上がりつつ、良いタイミングで37番高橋悠にパスを通すもここは、決めきれず。

後半45分には、2番長田拓巳が前線で粘り、右の11番石橋遼大につなげ、そのままゴール前まで走り込み、11番石橋遼大の見事なクロスが上がり2番長田拓巳がヘッドで狙うも、相手ディフェンダーの位置で死角になっていたのか、合わせきれずにゴールならず。

試合は、2-2の引き分けで終了となりました。

勝てるチャンスもあったことを考えると、もったいないとも言える試合ではありましたが、前節と比べると、またメンバー構成が入れ替わるスタートになった中でも、試合に臨む姿勢として良い部分の継続が見られたことがかなり大きく、その中で、5番遠藤龍河や14番千葉希と言った3年生がチームの軸となるような存在感を見せたことで、締まった試合ができたと思います。

課題としては、対戦相手によってかなり強度に差がある中で、今日の相手は当然ながら、強度の強い相手ということで、競り合いのところでもっと力強く行かなければならないところや、パスを受けてから次のプレーへの判断がおそかったり、その相手の寄せの速さを意識しすぎて普段できるコントロールができないところなども多く見られたので、もちろん、相手に触れられないタイミングでワンタッチパスも織り交ぜたりして崩したり、テクニックで抜き去ることも求めつつ、やはり、相手ディフェンダーを背負った形でのプレーも意識して体の向きだったり、競り方だったり、更に言えば、これもコミュニケーションの一環にはなりますが、サイドでパスを受けたときには大体相手の寄せ方は、似たものになるので、こういう時には、味方がこういう位置でもらいに入ると、寄せてきた選手を一気に欺けるような連携で突破できるとか、そういったことを追求していくのも良いのかなとも思いつつ。

いずれにしても、先週同様に、この姿勢が継続されていくのであれば、見る側としては、このレベルの相手がゴロゴロいるようなS1リーグでプレーしてほしいなという思いは強くなるわけです。

ということで、難しい相手からもしっかり勝ち点を奪う戦いを見せてもらいました。

残り2試合。より上を目指して戦う姿が見られることを楽しみにしています。

そして、試合が終わればノーサイドということで、聖望学園高校で今日出場していた9番森田悠仁、15番遠藤基意、そして、試合には出ていなかったものの、少し話すことのできた鳥海颯など、浦和レッズアカデミー出身の聖望学園高校の選手たちの活躍も楽しみにチェックして行きますね!

ではでは。

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動画を追加しました。