高円宮杯プレミアリーグ2019/09/15 浦和レッズユースvs青森山田高校 1-0勝利・・・勝負所で勝負ができるチームに

どうも、ブクメです☆

9月15日(日)は、ユースのプレミアリーグvs青森山田高校戦アウェイということで、今年は3連休の間ということや、前後にも見たい試合があったということで、残ったマイレージを使って飛行機で日帰り遠征という形で足を運びました。昨年も同じような時期の日程やキックオフで、青森空港からの空港バスで途中下車して歩いて試合に間に合うことがわかっていたので、その辺りは心配せずに予定を組むことができました。

ただ、帰りの便が夜の20時半ごろの便と言うことで、一緒に試合を観戦したサポーターの方は、夕方くらいの新幹線で皆さん帰ってしまったということで、早めに空港に行って、空港ラウンジで3時間近く過ごすことになった時に、「今回は日帰りだから、近場の試合観戦スタイルで良いや」という感じで昨年のようにノートパソコンを持って行かなかったことを後悔していました。夜中に自宅に戻って、次の日もユースのS2の試合を観戦するので、ブログを書くのが、月曜の夜以降になってしまうことがわかっていたので。

・・・と、別に私の行動自体は、どうでも良いのですが、結果的に、それでよかったなと思ったのが、9月16日(月)のユースのS2の試合後に、このブログを書くことができたことなんですね。当然のことですが、日曜日の内に書けていたら、その試合のみの感想で文章が進むことになるので、劇的な勝利と、チームの成長を興奮のまま書くことになったと思うのですが、あくまで私が感じたことにはなりますが、昨日の青森山田高校戦の勝利から、今日のS2の試合につながるものがあり、ここ最近S2リーグの観戦で感じていたところも、チーム全体で見て一歩前進する流れが期待できるかもしれないという予感的なものを感じたんですよね。

2試合トータルで見て感じたことや、今後こうなって行くと良いなと思ったことなどは、このブログの次に書きますので、いつもAチームのプレミアリーグなどのブログだけ目を通しているという方も読んでいただければ幸いです。⇒追加しました『埼玉県S2リーグ 2019/09/16 浦和レッズユースB vs 花咲徳栄高校 3-2勝利・・・期待が膨らむ展開と今後。もっと多くの方に

ということで、まずは、プレミアリーグの青森山田高校戦のブログになります。

vs青森山田高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半21分⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半32分⇒19番成田安里)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太、FWが左に7番與那覇航和(後半21分⇒17番盛嘉伊人)、右に9番波田祥太

となります。

スターティングメンバーは、前節の市立船橋高校戦と同様になります。

簡単に言うと、この試合は、いちサポーターとして1試合を集中して楽しんでいたかったという試合というか、ブログを書くときにざっくり試合を思い出せるように、毎試合、ポイントポイントでメモを取っているのですが、この試合に関しては、本当に締まったレベルの高い試合になっていて、もちろん、表面的な数字だけ見れば、青森山田高校がかなりの本数セットプレーのチャンスを取っていて、浦和が良い位置でのセットプレーがほとんど取れていないという前半にはなったものの、だから浦和が守備的だったということではなく、本当に試合の中での選手が考えながら、声をかけながら、ベンチからの指示も飛びながら、試行錯誤しながらトライしていたのが伝わってくる内容になりました。

もちろん、前半から得点を奪うという意識はあったと思いますが、後半勝負も視野に入れながらの微調整をしながらの戦い方になりました。

相手チームの主力が出場停止だったとか理由が付く状況になっていたのは、わかりますが、その選手がいたとしても、おそらく、同じような展開で試合が進んだように思います(青森山田サイドの方には怒られそうですが。)

前半の浦和の攻撃のところでは、前半8分に、10番山中惇希が横へのドリブルを混ぜながら突破を図り、7番與那覇航和、9番波田祥太とつなげて仕掛ける形や、前半15分に9番波田祥太が仕掛けてからのシュート、3番清水哲太の持ち上がりからの10番山中惇希への展開、前半19分のバックライン付近からの4番玉城大志、6番清水楽人とつなげての縦パスを7番與那覇航和に繋げてのシュート、前半21分にカウンターの形からの24番佐藤優斗と6番清水楽人が絡んだ形での仕掛け、前半28分の8番冨田蓮から10番山中惇希に繋げて仕掛けから9番波田祥太に繋げて突破への試みなどあったものの、結果的に、相手守備の対応が凄かったことや、崩す試みとしては、まだまだ課題が残るなというのは、浦和が仕掛ける回数も少なくはなかったイメージはあるものの、結果的に、直接狙える位置からのフリーキックもコーナーキックも前半はなかったという点。

ただ、それでも、相手にやられているという空気でもないのも事実。それは、浦和のピッチ上にいた選手たちの姿勢にもあったのかなとも思います。常に声を掛け合っているし、結果が付いてこなかった時にあった、集中が途切れる瞬間というのも見られない。

そういえば、昨年の同じ会場での同カードの時には、確か強風の中で前半結構攻め込みながら決めきれずに、後半にギアを上げた相手に勝負所で決められて敗戦ということがあったので、その逆の展開がぼんやり、前半の戦いを見ながら浮かんでいたのかもしれません、私的には。

0-0で折り返しての後半、

前節同様に、20番木下翼を後半スタートから投入します。なんとなく、前半終盤から、プレーの強度が高まったように見えていた9番波田祥太が、後半スタートにまず後半早い時間い一つギアを上げて得点を奪いに行くというメッセージがあるかのように、前線で強さを見せ、前半3分には、9番波田祥太のポストから20番木下翼のドリブルでの仕掛けからチャンスを作ります。

そして、後半9分には、7番與那覇航和が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも力強くキープし、20番木下翼に繋げ、クロスに9番波田祥太が合わせます、コースも相手キーパーが普通であれば、反応できないようなところを狙えていたと思いますが、これを相手キーパーが見事な反応ではじき返されてしまいます。

浦和の攻撃の勢いは止まらず、後半10分には、コーナーキックからのこぼれ球を12番福島竜弥が強烈なシュートで狙うも、ここも相手キーパーの好セーブで弾かれます。

更には、後半12分に、左から抜け出した6番清水楽人がディフェンダーとキーパーの間に鋭いボールを入れると、このスペースに9番波田祥太が足先で合わせるも、これは、僅かに枠をそれます。特に、この9番波田祥太のプレーは、何度も書いていますが、昨年のアウェイの清水エスパルス戦の時の左から山中惇希が抜けだして、触れるか触れないかのキーパーとディフェンダーの間へのクロスに波田祥太が足先で触ってゴールを決めたというプレーを思い起こさせると同時に、これが波田祥太の特徴の一つだと強く記憶に残っているプレーでこれが見られたのも嬉しかったですね。

ということで、この3つの決定機は、はっきりと相手キーパーが凄かったという防がれ方なので、本当であれば、ここで1,2点入っていてもおかしくなかったとは思いますが、実際のスコアは0-0のまま。

で、一緒に見ていた方と、得点が必要な状況で、17番盛嘉伊人の投入がそろそろあるだろうと思いつつ、3番清水哲太と4番玉城大志のプレーがこの試合をバランスよく進めるのに不可欠なクオリティでずっと来ていたころから、そこは、拮抗した状況であれば、今日は、最後まで変えられないだろうなと思いつつ、今回も前節と同じく前線の1枚として17番盛嘉伊人は投入されます。同じタイミングで、34番工藤孝太がセンターバックで投入され、12番福島竜弥がサイドバックに移動するという形で、サイド攻撃に変化を加える交代などもありました。これは、一緒に見ていた方が話していて、確かにそうだよなと思ったのですが、1年生と2年生で左のセンターとサイドのバックの組み合わせになったということで、ベンチから4番玉城大志に、その2人のポジションをケアをするようにという声が飛んでいて、この辺は、点を取りに行くというところで、リスクを取ったプレーになった時に、1,2年生のコンビになるところで、連携などで隙ができる可能性があるところを考えての声ではないかということですかね。

こういった交代があった後半20分あたりからは、更に浦和の攻撃の迫力が増す形になり、後半26分には、10番山中惇希がペナルティエリア内で倒されたように見えたものの、ここは、ノーファールの判定。この辺りで、ヒートアップしすぎないのも今日の試合では印象的で、むしろ相手の方が、監督含めて判定に対してはヒートアップしていたのではないかなと感じられるところも。

さて、浦和の攻撃ですが、後半27分に、サイドバックに移ってから、やや攻撃参加が少なめだった12番福島竜弥ですが、このタイミングでサイドから仕掛けた流れで、深くまで持ち込んで折り返しを17番盛嘉伊人がシュートを狙うもこれは、枠を捉えきれず。

後半32分に、この試合最後の交代となる19番成田安里が投入され、1点を奪う戦いに入っていく中で、後半42分には、再び17番盛嘉伊人が惜しいシュートを放つも決められず。

後半45分は、19番成田安里からの右からのクロスを3番清水哲太が走りこんで合わせるも、僅かにゴール左にそれます。

後半は、浦和がかなり攻撃の回数が多い中でしたが、後半終盤に相手の反撃で、かなり危険な場面を作られるものの、ここをこらえてのアディショナルタイムに劇的なゴールが生まれます。いや、劇的ではないか、だって、この局面で物凄い集中力と落ち着きを見せていたわけですから。

その起点となったのは、17番盛嘉伊人で、ペナルティエリア左外辺りまで持ち上がったところで、時間も少ないので早くクロスを入れたくなるような局面で、落ち着いて、クロスをケアした相手に対して、もう一つ中までドリブルで持ち込んでマイナスのボールを送り込んで、ここの細かい流れがわからなかったものの、数選手が詰める形で、混戦ながらも放ったシュートをキーパーがキャッチしきれずにこぼれたところを20番木下翼が押し込んでのゴールになります(この一連の流れは、動画が見たいです。)

もちろん、終了間際のゴールで、勝利という劇的な展開ですが、とにかく、後半の勝負所で、本当に決まっていてもおかしくない決定機を多く作り出していた流れと、最後の最後で見せた相手以上に落ち着いた判断と度胸で決めたゴール。見事でした。

これで、2連勝ですし、首位の青森山田高校のホームでの今シーズン初黒星がこの試合になったのですね。非常に浦和サイドからしたら気持ちが良い1試合という位置づけもできてしまいますが、それ以上に嬉しいのは、試合の中での意思疎通や、修正力、耐える時間に集中して守り切ることができ、勝負所の瞬間を見極めて、強度高くゴールに迫ることができる。そして、その迫るところまでだったところが、実際の得点になっての2連勝。

この流れで、次節は、ジュビロ磐田U-18とのアウェイでの対戦となりますが、私個人的には、昨年のモヤモヤを吹き飛ばす戦いをあの会場で見せてほしいのもありますし、順位的には下のチームですが、後半戦で青森山田を破ったり勢いに乗っている状況でのジュビロ磐田U-18と対戦できるというのも、今の浦和にとっては、非常に良いことだなと思っています。

今、浦和レッズユースは、チームとしての成長が著しいタイミングに入っているので、相手が強い方がより、その試合で得られることも多いから・・・(大混戦の状況のプレミアリーグなので、まだ勝ち点で余裕があるわけでもないので、そんな悠長なことは言ってられないと言われてしまうかもしれませんがw)

ということで、来週のプレミアリーグも楽しみに足を運びます!

で、この流れで、日曜日のS2の試合に足を運ぶと、この試合でピッチに立っていた選手の数人が青森から移動して埼玉に戻り、その試合でスタメン出場して、ピッチ上で継続して質の高いプレーと意識を持ち良いテンションを持ち込んでくれていたことや、後半勝負というスイッチの入れ方まで、近い雰囲気で作り出し勝ち切ってくれたという流れにつながるわけです。

ということで、S2の試合のブログをこれから書きますね。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/17 浦和レッズユースvs青森山田高校 0-2敗戦・・・戦える形の再始動。まだ間に合う。

どうも、ブクメです☆

会場に到着して見れば、知っている顔がたくさん来ている。これが、青森県と言う不思議。私は、今回は、飛行機で当日に青森空港に入り、空港バスで会場の青森山田高校に最も近いバス停で降りて歩いて会場に来ましたが、このユースの青森山田高校戦をきっかけに、前泊して、昨日は、むつまで足を運んで、ラインメール青森の試合を観戦して浦和レッズユース出身の野崎雅也を見に行っていたという方もいた。まず仙台に行って、ベガルタ仙台の試合を観戦していた方もいた。

青森まで車で来たというご父兄の方もいた、北海道から足を運んでいたご父兄の方もいた。本当に色々。

トップチームであれば、当たり前の風景が、育成のチームでもあるというのは、感慨深いものがあります。もちろんお金はかかりますが(w)、プレミアリーグという舞台で戦ってくれているから、ここまで遠方の戦いがリーグ戦であるわけでして、そこに足を運びたいと思って足を運ぶきっかけがを作ってくれていることに感謝です。

そんなことを、考えながら、空港から最寄りのバス停から青森山田高校に向かって歩いている時に感じていたことです。

なんか、テンションが上がって、会う方会う方に、「行きの飛行機で総理大臣が乗ってきた!!」と伝えまくったのは、そういうテンションもあったのかもw

私は、青森で一泊して明日帰るので、時間には余裕があるところで、明日仕事で今日の新幹線で帰る方が多い中、時間が空いている方数名と、青森駅周辺で食事したり、ちょっと観光したり、そういった時間の中で、今日のように、おそらく、選手も監督もコーチもご父兄の方も、そして、私たちサポーターも含めて皆が、今の状況を打開するにはどうしたら良いのだろうと考えていたわけでして、私ももちろん、整理がつかずだったので、その時間帯にリラックスできて、なおかつ、色々な話を同じような気持ちで応援しているもの同士で話をしながら、まあ、まとまらなかったわけですが、ある程度私の中でも落ち着いたのは、他のチームが、チームのベースを考えて、シーズンを戦い、そのベースをもって色々変化を加えていく中で後半戦に入り、成熟度を増してくる中で、やはり、浦和レッズユースは、そこに理由があるとは思いますが、ある程度手ごたえを掴んで戦えて選手も自信を持ってやれていたベースに手を加えすぎてしまった(悪く言えば、破壊してしまった)ことで、ベースがなんだかわからなくなってしまったことに今があるのかなと感じています。

今日の試合のスタートの形は、多少今シーズンのメンバー構成やポジションとしては、変わっていたところはあったとしても、今年チームが自信をつけて戦えていたような構成になっており、実際に、もちろん、強風の風上風下の影響で前後半の流れが変わってしまったという見方もされるかもしれませんが、そういう要素とは別の意味で、安定感があり、選手が自信を持って動き戦える形になっていたと思います。

現に、前半開始からしばらくの間は、ほぼ浦和の攻撃のみの時間が続き、コーナーキックも連続で獲得し、合計で6回くらいセットプレーから狙える場面があったり、攻めにおいても、相手は、大きく蹴って逃げる形が多かったところで、高さをそろえたバックラインで力強く跳ね返し、中盤もこの試合中盤真ん中に入った21番縄田脩平が良いポジションを取りながら、捌いていた。

ここしばらく見ていたチームの中で、見ていて本当に安心できる戦いができていたものの、それでも、ちょっと気になったのは、選手によってモチベーションにばらつきがあったのではないかと思われるような、らしくないプレーが見られる場面も多かったこと。

もちろん、相手が研究してきていたこともあるでしょうし、そもそも、青森山田高校の守備は固かったのは確か。それでも、この前線でのメンバー構成で今シーズン見せた多くの攻撃のパターンで相手の守備を脅かしてきたプレーのリズムが何かおかしく見えたのも確か。

結果的に、猛攻を見せた前半に無得点で終わったことと、後半に相手がスイッチを入れてきたスタートの時間帯で、浦和は数多くのセットプレーを獲得しながら決められなかった前半とは対照的に、後半5分、8分と相手が決めた時は、かわされてフリーでヘッドで合わせられるような失点になってしまった。

相手の守備を崩すところができていない中で、2点のビハインドを背負ってしまったことで、この試合がわかりやすく浦和にとっては、難しくなり、もともと前半の猛攻に耐えて手ごたえを掴んでいる相手の守備は、よりリラックスした状態で対応できるようになる、それによって、相手が慌てて攻めてきた時に生まれた隙をシンプルに突いて行けばよい。

こういう状況下になった時の、押し戻す風と言うのは、本当に迷惑な風になってしまう。

結果的に、後半の浦和が反撃を試みた回数よりも、相手の決定機の方が多いという形で、浦和が放った枠内シュートは、相手キーパーを脅かすシュートにはならない形で、終わってしまったという試合。

いつもは、前線から声をかけている選手がビハインドを背負うまで声があまり聞こえないような状態だった不思議、無駄にピリピリして審判に悪印象を与えるプレーがあったり、自信を持っていた攻撃陣の組み合わせなのに、相手の守備を崩すための動きがなぜか、味方同士の呼吸がずれることが多い。

もちろん、そこには、今日は、相手のエース選手が累積で出ていないような話もありましたが、それとはまた別の意味での、高校サッカーで常時優勝争いをするようなチームの冬の全国を目指して完成度を高めていっている段階での相手なので、順調にチームを上積みできてきたチームなので、浦和の攻撃の連携や仕掛けや崩しも、これまで最も良かったところより更に精度を増していないといけない。

ただ、私が見た中では、その攻撃のピークは、プレミアリーグのアウェイで清水エスパルスユース相手に逆転勝ちした時であり、その時くらいのプレーが今日はできていたのかと言うと、できていなかったと思ってしまうわけです。

だから、見る側としては、その理由を探してしまうんですね。

怪我なのか、コミュニケーションがうまく行っていないのか、その中で、やはり考えてしまうのは、研ぎ澄ますべき武器が、切り札として隠されてしまったことや、戦い方自体を変更した夏の全国くらいからのところで、攻撃における自信というものが、何か揺らいでしまっていたり。

深いところまでは、よくわかりませんが、少なくとも、以前手ごたえを掴んでいたベースに近い形に戻して、またスタートラインに戻ったというか、前節とは違った、しっかりした勝負をできる形としての試合であったのは確かですし、最終的には、課題満載な形で終わりましたが、プレミアリーグの残り試合を戦い抜くことを考えたときには、この戻したベースを崩さずに、再び、その武器の成熟度を高めるための試みをしながら、そこを壊さないような形で、色々な特徴を生かした試みをやっていくようにすれば、問題はないと私は思っています。

Jユースカップでの中断前に、アウェイの富山第一高校戦、アウェイの流通経済大学柏高校戦と2つのアウェイが続きますが、今日の青森山田高校戦の前半の相手を圧倒していたところだけ、しっかりイメージとして残して、攻撃のところは、今日やったことを更に精度を少しずつ高めていけるような崩しの狙いで、また新たなスタートとして試合に臨むことができれば、良い結果が付いて来ます。

今日、サポーターの方と話をしていて、プレースタイルが少し当初と変わっているけど、最初の頃できなかったことが個々ではできるようになっている選手がいるという話も出ています、それぞれの選手が成長しているんです。その成長が、これまで良かった連携の部分と組み合わさらないのはもったいない。だから、やってくれ。そんな感じです(雑で済みません。)

最後に、「今日の試合は、相手要因で負けたのではない。自分たちで崩れたのだ。だから、自分たちで取り戻せ。」と挑発的なことを書いて終わっておきます。

vs青森山田高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に23番遠藤龍河、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希(後半24分⇒9番二見健太)、右に10番池髙暢希、真ん中に21番縄田脩平(後半11分⇒16番玉城大志)と8番白土大貴、FWが11番清宮昴大(後半16分⇒37番堀井真海)と17番波田祥太(後半44分⇒3番林海斗)

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2012/04/21 第2節 浦和レッズユースvs青森山田高校 2-2引き分け・・・ジンクス破るも課題残る

青森山田高校グラウンド2012年4月21日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

調子に乗って節約とか言って行きの交通手段を夜行バスという選択肢にして大宮から9時間ほどの青森までの道のりで、行ってきました青森。余裕です、嘘です。帰りも夜行バスとかにしなくて本当に良かったです。はい。海辺でベンチでボーっとしてたら通る人に怪しい人を見る目で見られたりもしました。

最近少し肩ひじ張りすぎて文章書いている気がするので最初に緩めに入らせてもらいましたよ。

そんなわけで、プレミアリーグ第2節は、早くも遠方遠征の一発目となる青森山田高校との一戦。昨年は、見事なセットプレーでやられたり、一矢報いて1-2とかだったと思いますが、何か思うように行かないままに敗れた印象が凄く強く残った青森だったという記憶は強く残っています。

遠方へ遠征して相手の得意なグラウンドで戦うことの難しさ。このことをまざまざと見せつけられたのが昨年の札幌と青森の遠征でした。昨年と比べるとだいぶ早い時期での対戦となりましたが、この場所へ来ると嫌な思い出も蘇ります。

ピッチの横に高く積まれた雪があるのを見ると雪国での試合なんだな~と思わされたりもしますが、天候自体は晴天。ちょっと風が強いですが、気候面では比較的やりやすい状態だったと思います。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に20番広瀬陸斗、真ん中に22番齋藤一穂と4番西澤秀平、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が10番中村駿介と16番岸伯富実、FWが左に7番長谷優、右に8番繁田秀斗、真ん中に14番関根貴大

となります。

開幕戦でスタメンだった2番新井純平はU18日本代表のスロバキア遠征に選出されたため、この試合と3節の札幌遠征には参加しません。

その右サイドバックのポジションに20番広瀬陸斗が入り、左前線に7番長谷優が入りました。

開幕戦の逆転負けからどのように切り替えて入ってくるかを注目していましたが、その点は全く問題ありませんでした。特に、守備のところで、12番小坂慎太朗や22番齋藤一穂から大きな声が聞こえたことで、その集中力と気持ちが感じられました。

前半の序盤は、10番中村駿介のところに良くボールが収まり捌き、14番関根貴大の得点を取りに行く姿勢がわかりやすく見られる中で、左前線の7番長谷優がどのように持ち味を見せていくかという、3人の動きで攻撃が動く中に8番繁田秀斗や16番岸伯富実が絡んでいくというパターンが多くみられました。

14番関根貴大が果敢にシュートを狙っていく場面が多く見られました。また、10番中村駿介から、7番長谷優、ドリブルで仕掛けてシュートという場面も見られました。

攻撃の部分では、開幕戦同様浦和の方が細かくパスを回して攻めている時間が長い印象はありましたが、逆に青森山田の攻めに対して守備の部分でゴールに近い位置でのフリーキックを与えたり、コーナーキックを与える回数が浦和が圧倒的に多く、予想通り青森山田のセットプレーに対しての対応で冷やりとする場面を作られることもありました。

それでも、浦和の守備も集中しており、得点を奪われることなく前半は無失点で切り抜けます。

逆に回数は少なかったものの、それをものにして先制したのが浦和というのもサッカーらしいというか、見事でした。コーナーキックのチャンスでショートコーナーで10番中村駿介にパスが入り、少しマイナス気味にドリブルしつつ、ゴールに向かっていくクロスボールを上げて、そこに20番広瀬陸斗がヘッドで合わせてゴールとなりました。

このゴールが23分。

前半のその他の浦和の攻撃では、右から8番繁田秀斗が10番中村駿介へ早いグラウンダーのパスをだし、このパスを10番中村駿介がスルーし、そのコースに入っていた14番関根貴大が抜け出してシュートもキーパー正面で防がれてしまいましたが、良かったです。

また、前半の終盤くらいに相手が守備ラインを結構高めにとってきたときには、逆にキーパーとディフェンダーの間に空いた大きなスペースを14番関根貴大が突いて抜け出す場面など、ボール一つ分くらい届かないくらいギリギリで決められなかった場面などありましたが、多くチャンスは作れていました。

また、右サイドバックに入っていた20番広瀬陸斗がタイミング良い攻撃参加でチャンスに絡むシーンも多かったと思います。ただ、その分守備の部分でややプレスが緩かったりするところもあり、判断が難しいですが、攻撃に関しては効果的に動けていたと思います。

38分に7番長谷優が23番條洋介と交代します。

7番長谷優は、惜しい場面も何度か作っていましたが、本来の得意とする左の前線の深い位置まで持ち込むことなどができず、本人も悔しいと思いますが、もう少しのところだと思いますので次のチャンスには思い切って仕掛けてくれると思います。

代わった23番條洋介と20番広瀬陸斗ワンツーパスからの仕掛けなどもありつつ、前半は1-0とリードして終了します。

前半は、かなり良かったと思いますし、アウェイの難しさを理解しながら集中して試合を運べていたと思います。

しかしながら、後半は苦しい時間帯が多くなります。

まず、前線の攻撃陣のパス回しのバランスが急に悪くなり、前半のようなパス回しからの崩しがほとんどできなくなり、単発であったり、中盤を省略しての裏へのパスに抜け出せたときはチャンスになるものの、この辺りからパスミスも目立つようになり、開幕戦のようにリズムが悪くなっているのが見てわかるような時間帯が続いてしまいます。

そのような流れの中で、サイドからのクロスを上げられ、ヘディングシュートを狙う相手に対してディフェンダーはついていたものの、対応が甘く、相手の体制を崩すような体のつけ方をできていなかったことから、頭で押し込まれてしまい同点に追いつかれてしまいます。

この失点が後半16分。この前後の時間帯での浦和の攻撃を考えると4番西澤秀平の裏を狙ったパスに16番岸伯富実が抜け出した場面や、16番岸伯富実の裏を狙ったパスに10番中村駿介が抜け出す場面など、やはり相手を崩す仕掛けを省略しての攻撃が増えていたように思えます。

開幕戦と比べて、今日の浦和は交代が頻繁に行われたのが印象的だったのですが、

後半は、まず23分に12番小坂慎太朗に代えて26番副島暢人が入り、20番広瀬陸斗が左サイドバックに入り、26番副島暢人が右サイドバックに入るという交代。

続いて26分に22番齋藤一穂に代えて3番寄特直人。

更に、31分に8番繁田秀斗に代えて21番進昂平を入れたかと思ったら、その10分後に21番進昂平を下げて9番カドコダイ・アシカンを投入するという、監督としては意図があったと思われるめまぐるしい交代劇となりつつ、試合展開としては、3番寄特直人がピンチの場面をうまく積むプレーなど落ち着いて見せるところもありつつでしたが、全体としてはやはり押されている状況を打開するところまでは行かず、後半終了間際に恐れていたディフェンスの間を通すパスに抜け出されて逆転されてしまいます。

これで1-2となり、ああ。。となっていたところで、浦和は素早いリスタートで気がついたらゴールしていて、相手の監督がものすごく抗議していて、何か大変なことになっていて、でも相手が自陣に戻っていたところでスタートしたと判断されたようでゴールが認められて2-2。このゴールは、最初20番広瀬陸斗が決めたようにも見えたのですが、公式発表では10番中村駿介になっていました。

判定がどうのこうのというつもりはありませんが、こういうプレーができるということは勝負強いチームになるためには不可欠なことです。

どのような形にせよ、これで昨年全て敗れていた遠方遠征で勝ち点を獲得することに成功し、嫌なジンクスは一つ破ったということになりますね。

ただ、あえて書くことでもありませんが、開幕戦と同じような課題がそのまま出てしまって逆転されたのも事実ですので、そこに関しては、修正していく必要がありますね。

また、10分間程度で途中出場からすぐに下げられてしまった21番進昂平ですが、悪いプレーをしていたわけではないというのが見る側としては感じられましたので、この交代のやり方に関しては、正直イラッとしました。

ただ、監督として求めていたプレーができていなかったのかもしれませんし、単純にカーッとなってしまう性格を試されただけなのかもしれません。

以前からよく書いていると思いますが、進昂平は点を取る選手です。だから、今回10分で代えられて悔しかったら、次は与えられた10分で得点を奪ってしまえばいい。点を取ることで納得させてしまえば良いと思います。

また、開幕戦と今日を見ていて、言葉で表すほど単純なものではないのですが、時間帯でリズムを作れないことの理由が、昨年までのボランチと、今期ボランチとしてやると思われていた選手と今ボランチとして出場している選手のプレースタイルに対してのチームとしての理解が足りないことが、結構影響しているように感じられました。

細かいことは書きませんが、そう言った部分での変化を次節以降期待しています。

日帰り遠征で体もきついと思いますが、しっかり休んで調整して、来週末の札幌遠征に備えてください!

お疲れ様でした。

ではでは~!

青森山田高校グラウンド2012年4月21日青森山田高校グラウンド2012年4月21日青森山田高校グラウンド2012年4月21日

 

 

 

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おまけの写真。