埼玉県S2リーグ 2018/8/25 浦和レッズユースB vs 武南高校B 3-1勝利・・・一度は追いつかれるも、逆転から追加点と見事な勝利!

どうも、ブクメです☆

石川県、北海道と遠方での試合観戦が終わり、再び埼玉に戻りました。そして迎えた週末と言うことで、土曜日は、レッズランドで開催された埼玉県S2リーグを観戦してきました。何かイベントをやっていたようで、駐車券がないと入れませんのような表示が出ていたりして、レッズランドで初めて車を停められないという事態に陥るのかと若干驚いたものの、昼間の時間帯だけのようで、16時キックオフのその時間帯は、問題なく駐車場が利用できて普通に観戦できました。

それにしても、夕方なのに暑いというか、湿度がものすごかったようで、空気が重たいような中での試合になりましたね。

さてさて、浦和レッズユースBが参加している、この埼玉県S2リーグも今月から後半戦に入っており、ちょうど、私は、帯広に行っているタイミングの平日に開催されたvs狭山ヶ丘高校戦から、後半戦がスタートしており、この試合では、3-0で快勝ということで、S1リーグの昇格圏を視野に入れながら、良い形で後半戦に入っている中での今日の試合の観戦。

対戦相手は、武南高校Bということで、前半戦での試合では、足を運べなかったのですが、内容も終始圧倒して快勝したということでしたが、聞いた話によると、後半戦での巻き返しを考え、武南高校もある程度Aチームで戦っている選手も入れてきているとかいないとか(細かいことは、わかりませんが、番号の若い選手が多かったのは確か。)

もちろん、昇格を目指しての戦いにはなるとはいえ、より経験を積めるのであれば、厳しい相手の方が良いとは思いつつも、序盤の相手の攻勢や、浦和が攻勢に行ってもなかなかフィニッシュを決めさせてくれない展開もあり、実際に難しい展開にされかけたのも事実。

ということで、試合の話に移ります。

vs武南高校B戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也、真ん中に33番舘澤佑磨と27番清水哲太、MFが左に31番木下翼(後半28分⇒36番福島竜弥)、右に13番與那覇航和(後半28分⇒12番千葉希)、真ん中に39番盛嘉伊人と14番柳田大輝(後半36分⇒29番奥山圭介)、FWが28番長田拓巳(後半スタート⇒6番上野夏輝)と37番堀井真海(後半17分⇒15番石橋遼大)

となります。

前節は見ていなかったので、わからないのですが、公式のディフェンス表記順で考えると、おそらく、私が見た中では、サイドバック以外での27番清水哲太を見るのは初めてで、この試合は、33番舘澤佑磨とセンターバックを組むスタメンとなり、逆に、センターに入ることが多いイメージの19番清水楽人がサイドバックに入る(清水楽人のサイドバックでのプレーは何度か見ている)形で、この辺りでプレーの選択だったり、連携だったりのところが慣れる前の段階で、相手の高めに激しいプレッシャーをかけてくるプレーで、組み立てからの中盤辺りでパスを受けた選手が囲まれて奪われて高い位置から反撃を受ける回数が多かったのですが、開始早々の1分で、そういった狙われ方と、やや連携が乱れたところで決定機を作られるも、ここを無失点で切り抜けたことが一つ大きかったと思います。

やや組み立てのところをじっくりやらせてもらえないような相手のプレッシャーがあるということで、例えば、5分の38番松村大也からの縦パスに31番木下翼が相手ディフェンダー2枚と駆け引きをしながら突破しようとしたプレーや、13分の39番盛嘉伊人からの長めの縦パスを相手キーパーとどちらが先に触るかくらいのところで37番堀井真海が力強く狙っていくようなプレー、そして、14分の19番清水楽人からの28番長田拓巳に届けば大きなチャンスと言うキーパーの前へ通して味方を走らせるようなパスなど、長めの鋭いパスからのチャンスが多い流れとなりました。

実際のその攻撃の狙いから、前半22分に37番堀井真海が決めて浦和が1-0とリードします。

先制して、給水が入ったくらいの時間帯には、未だに相手が既に1試合戦ってきたのか、あえて負荷をかけるような何かをやってきたのではないかと思ってしまうくらい、開始からの相手の激しさがなくなり、スローなペースに試合自体がなるなかで、開始早々は若干バタついたいたバックラインのところも、適応が早いというか、連携もスムーズで落ち着いてボールを回せるようになっていました。

落ち着いたところで、27番清水哲太のセンターバックの位置からの縦への鋭いフィードでの大きな展開なども、相手のバックラインを苦しめる形も何度か作っており、(このパスは別の選手からだったかもしれませんが、)24分の28番長田拓巳の惜しいシュートにつながる形(コーナーキックを獲得)や、40分の38番松村大也への鋭いパスを通してのチャンスなどにもつながっていました。

前半終了間際に、中盤で軽率なプレーで奪われて決定機を作られかけるも、27番清水哲太のカバーで失点は免れ、前半を1-0とリードして折り返します。

後半開始早々から、相手キーパーとギリギリのところで37番堀井真海が激しく仕掛けてあと一歩でゴールと言うプレーなど、浦和攻勢の形を作り、8分には、38番松村大也のサイドからのオーバーラップをしての仕掛けからのクロスに13番與那覇航和に合えばという惜しい形を作り、9分には、39番盛嘉伊人が枠を捉えられなかったものの思い切ったシュートを狙うプレーや、後半から投入された6番上野夏輝のサイドからの仕掛けや、シュートなど、まず後半のスタートのところは、前半のように相手にペースを握られず、浦和のペースでスタートすることに成功していたのですが、見ていたところから遠めなので細かい形はわからなかったのものの、突破を許す形で15分同点ゴールを決められ1-1にされると、後半勝負でペースをまた上げてくると思っていたものの、そうでもなくて、なんだろうという感じだった相手の動きが、このゴールから良くなり、スピード感のある仕掛けもしてくるようになります。

ちょうど、同点ゴールの後に、前線で体を張っていた37番堀井真海が、足を痛めてしまい、15番石橋遼大と交代となり、既に28番長田拓巳も前半終了で下がっていたことから、前線で体を張るタイプのフォワードがいない時間帯が残り30分ほどという形になります。

結論から言えば、この状況によって、多くの選手が裏へ抜け出すような動きをすることになり、相手の守備陣をかく乱することに成功したわけですが、そのような流れを作り出したきっかけは、やはり逆転ゴールを決めた15番石橋遼大のゴールからだったのかなと思います。

投入されて早速の19分に、ペナルティエリアやや左方向のスペースに抜け出してパスを受け、ドリブルで仕掛けていき、相手ディフェンダー2枚がシュートコースを消しに寄せてきた中で、アウトサイドで見事にゴールを決め、2-1と逆転に成功。

更に、22分には、相手のミスから獲得したペナルティエリア内からの間接フリーキックのチャンスを39番盛嘉伊人が見事に決めて3-1とし、数分前に同点ゴールを決めて勢いづきかけた相手の勢いをストップする形になります。

相手の動きも落ちてきたということもあったかもしれませんが、ゴールを決めた15番石橋遼大は、右へ左へ真ん中へとポジションを移しながらチャンスに絡み、更に、(長期の怪我だったのか、ジュニアユースからユースに上がってからまだプレーを見たことがなかった)29番奥山圭介が投入されることで、6番上野夏輝、39番盛嘉伊人と3人のパスで違いを作り出せるタイプの選手が、細かいパス回しで相手をかき回し、コーナーキックは、6番上野夏輝と39番盛嘉伊人が交互に蹴りチャンスを作り、サイドバックに入っていた19番清水楽人もかなり高い位置まで攻撃参加をすることで惜しい形を作り出したり、また、これも私としては、初めてだった36番福島竜弥の高めの位置での起用でのプレーの中で、試合終了間際に見せた、39番盛嘉伊人、29番奥山圭介とテンポ良いパスから、右前線に走って15番石橋遼大が受けてクロスを反対サイドで受けた36番福島竜弥がテクニックで相手をかわしつつ、ディフェンダーに体を入れられたものの、かなり強烈なシュートを放ったプレーなど割と強めに印象に残っています。

ということで、終わってみれば、3-1と快勝に終わった試合となりました。

なんというか、色々な発見があって面白かった試合であり、結果もしっかり残った試合。

そして、力強く前線で体を張りゴールも生み出せるタイプのフォワードでの攻撃パターンと同時に、様々な攻撃タイプの選手の組み合わせによってできることの可能性もかなり見られた試合で、全て2度目の対戦となる後半戦の残り7試合の戦いの中で、相手チームのタイプも考えながら、試合の状況によってどのように変化を加えて、見せていけるのかも楽しみになりました。

これで、後半戦2連勝。そして、次は、前半戦で敗れている西武文理高校が相手。

今日の課題と手ごたえを持って、しっかり次も勝利と行きましょう!

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/7/21 浦和レッズユースB vs 市立浦和高校 1-2敗戦・・・試みか、勝利か、暑さと、難しさと。

どうも、ブクメです☆

割と、というか、かなり円陣の写真を載せることが多いのですが、この写真は、いつもと少し違った意味で気に入っています。理由は、28番長田拓巳の片足が上がっていること。気合入ってたんですよね。円陣組んで、オー!とやる時に足上げてた。こういうちょっとした気持ちのところ、私は結構好きだったりします。

さてさて、困ったものですね、今年の夏は。

暑い中でも頑張れとか、そういう度を越えている。どうしても、暑さを考慮した戦い方で消耗を抑えないと、大変なことになるという。

明日からスタートするクラブユース選手権@暑い群馬!での試合が暑さを考慮して、試合時間が短くなったり、2試合目が11時20分キックオフになったり、ある程度の配慮がある中で、今日の試合は、13:30キックオフが前の試合が若干押して、2時近くのキックオフ。そう、最も気温が上がる時間帯の試合ですね。

本当に、観戦する側が倒れたらどうしようもないと思いつつ、浦和南高校の試合の場合は、敷地内だと、試合の流れがわかりにくい感じになるため、歩道橋の上からの観戦を強行してしまったのですが、ただ見ているだけなのに、水分もしっかりとっているのに、滝のような汗が止まらず、しかも、ハーフタイム前には、テニスでおなじみの(w)トイレットブレイク(腹痛になりました。)ということで、前半残り5分ほどを見ておらず、位置的に校舎に行くよりも、駅方面に戻ったほうがトイレが近そうということで、行ってみたら、駅横トイレが暑すぎてよりダメージを受けるなど、色々ありましたが、要するに前半残り5分ほどは、見られていません。

どこまで集中して見られていたかも、定かでないのもなんか、悔しいところです。

はい、前置きが長くなりました。

冷静に考えたら、なんで市立浦和高校のAチームがS2のカテゴリで戦っているのかが冷静に考えると若干謎だなと試合を見始めて、このカテゴリで多くのチームがやってくるようなスタイルと全く違った、攻撃の形などが、それぞれが頑張って跳ね返せばよいというものではなく、しっかり研究してしっかり対応して行かないと、裏を突かれる、1枚が簡単に飛び込むと、かわされて抜かれる、そういう攻撃陣がいる相手。

更に、明日からクラブユース選手権がスタートするということで、思った以上に少数精鋭という。

vs市立浦和高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に36番福島竜弥(後半37分⇒33番舘澤佑磨)、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と19番清水楽人、MFが左に15番石橋遼大、右に38番松村大也、真ん中に39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人、FWが28番長田拓巳と12番千葉希(後半42分⇒42番山本陽生真)

となります。

最初に書いておきます。基本的に、仕組み上Aチームとか、Bチームとか書いていますが、既にS2リーグからプレミアリーグに出て結果を出している選手もいますし、見ていたら、ずっとS2リーグだけど、どうしてチャンスが与えられないんだろうというくらいの存在感になっている選手もいる。わかりやすく個がある選手もいるのも確かですが、Aチームだから上とか、Bチームだから下とか、そういう考え方では基本的に見ていません、というか、そこに楽しさを感じて育成のカテゴリのサッカーを見てはいない。

どちらかというと、浦和レッズユースに所属している選手は、既にポテンシャルがあって、特徴特長があって、もちろん直さなければならいないことも色々あり、課題がある選手も多いですが、みんなプロになれるという考え方です。そこまでのの道のりとか、どうやって引き出されていくのかを見たい方だし、できれば、自分が見出したいとも思っている。

だから、育成のカテゴリを見る時は特に、この選手がいないと勝てないという考え方も好きではない。

それを踏まえて、例えば、今日のようにS2の中では、ちょっと違うなと感じるようなチームであっても、浦和レッズユースの臨む最高峰のリーグがS2であり、今の中心メンバーを軸にあまりにも多い選手の入れ替えもなく、相手チームの研究なども含めて、ここが頂点で戦っていて、準備して臨めていれば、普通に勝てる相手だったと思っていますし、見ながらそう考えていました。

結果的には、今日の場合、こういう相手でも試してみる方をやったので、相手が来た時には難しくなったのかもしれないと。

でも、危ない場面は多かったものの、勝負と言うところでは、勝てる可能性もある戦いを見せられていたのは、今年の浦和レッズユースの全体のチームに感じられる勝負強さの部分なのかなと感じています(今日は、逆転されましたが、相手の攻撃に対応できずに相手が攻めてきたときには、かなり危険な場面を作られまくっていた中で、ビハインドを背負う形で、そのままやられてもおかしくないところで追いついたという、勝ち負けでは負けですけど、勝負強さを感じました。言葉おかしいかw)

それらを踏まえての、「浦和レッズユースとしての一番重きを置くリーグがプレミアリーグで、そこがベースとなっている中でのS2リーグににも参加することの難しさ。」を勝手に感じていた試合です。

暑くて頭がボーっとしていた時間もあったものの、そういう印象だけは、今でも強く残っているな~と。

試合の入りは、悪くなく、開始から38番松村大也の仕掛けから、前節のミドルシュートのように27番清水哲太がミドルシュートで狙うような形だったり、28番長田拓巳の前線からのプレスで相手のクリアミスを誘いチャンスを作る場面、12番千葉希から36番福島竜弥への横パスから抜け出した28番長田拓巳へのパスが通り、シュートまで持ち込む場面、27番清水哲太のインターセプトからの右での関係性で走り出した38番松村大也にパスを通しての仕掛けなど、最初の10分くらいは、相手ゴールに迫る形が多く作れていました。

また、最初に「試み」と書きましたが、おそらくこれまでは、あまりやってなかったと思うのですが、この試合では、39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人が中盤の真ん中2枚として入り、4バックの両サイドが高く取り、より攻撃的になる形を作りながら、ある時は39番盛嘉伊人が下りてバックラインに入り、ある時は、22番佐藤陸人がバックラインに入り、3バックのような形になるという入れ替わりをやっていました。

これが上手く行っていたかどうかと言うことになると、相手の攻撃陣が思った以上にキープと突破ができ、良い距離感でパス回しで崩しに来る、不用意に寄せると裏へパスを出されそのスペースに走りこまれるということで、もし、この形を、試合含めて長くやっていれば、良かったかもしれませんが、この試合では、なかなか思うように行かず、逆に相手の攻撃が勢いづくきっかけになってしまったかもしれません。でも、視野広く展開ができる39番盛嘉伊人が下がったところで受けて味方の動きを見て、一気に展開できると、これまでにない攻撃パターンにもなるでしょうし、22番佐藤陸人が下がることで、バックラインでパス回しで強弱をつけることもできるでしょうし、面白いと思います(これが、常にS2でこのメンバーで試せるかがわからないのが難しさ。)

個人的には、今後この形が洗練されてくるとどうなるかという楽しみは残りつつ、試合自体は、10分あたりから相手が攻撃された時に連携が合わないなどが見え、裏を通されてキーパーと1対1の場面を作られて、ギリギリのところでディフェンダーが跳ね返す場面があったり、それ以外でも前線でキープされた時に、一人で飛び込んでかわされてその後ろのスペースに味方がカバーに入れないなど、相手の攻撃に振り回されるような場面が増え、17分に失点。

展開だけ見ていると、厳しい展開がここから待っているかと考えてしまうところもありましたが、前線でのプレスで相手のミスが割とよくある中で、28分に38番松村大也が高い位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、28番長田拓巳にパスを通し、このチャンスをしっかりものにして1-1の同点に追いつきます。

相手の反撃を受けた時の対応は、かなり後手後手になっていたものの、相手ゴールに向かったときの浦和の迫力は大したもので、同点ゴール後には、28番長田拓巳が前線でパスを受け、いったん22番佐藤陸人へ下げると、そこから左サイドを走る15番石橋遼大につなげて、シュート。キーパーが弾いてコーナーキックのチャンスを獲得したり、12番千葉希での仕掛けから、28番長田拓巳へパスを通して、惜しいシュートを放つ場面を作ります。

直後の反撃でサイドから切り込まれて危険なクロスを上げられるも25番石塚悠汰が好セーブするなど、反撃を受けると良い形まで持っていかれてしまうという場面は続きます。

40分くらいには、セットプレーのチャンスで39番盛嘉伊人からのクロスのこぼれを28番長田拓巳がシュートし、クロスバーを叩いてゴールに入るかという(私からは遠かったので、細かいところはわからなかった)惜しい形に見えましたが、混戦のところでファールがあったようです。

その後の前半は、私は、トイレットブレイク(すみません)で離れましたが、ここでの得点の動きはなかったようです。

後半も展開としては、前半と同様で、ハーフタイムで指示はあったと思いますが、やはり相手の攻撃陣を抑えることができずに、後半開始早々からシュートは外してくれたもののキーパーと1対1になる場面を作られる難しい入りとなり、守勢に回る展開が多くなりながらも、28番長田拓巳のプレスからミスを誘いカウンターにつなげるなど、前線が暑さで体がきつい中で、あきらめずにプレッシャーをかけることで、反撃の機会自体は作ることができていました。

後半の35分くらいには、おそらく、バックパスをキーパーがキャッチしたという判定だったと思うのですが(くどい様ですが、後半の相手の攻撃側は遠くて細かいところがわからない)ペナルティエリア内で間接フリーキックという場面もありつつ、ここは、相手が一人がボールを少し動かして味方が誰も触らず、かっさらってそこからカウンターに移るという不思議な状態があったりしつつ、終盤は、相手の攻撃を耐える時間が続き、なんとか耐えていたものの、最後の最後で決められてしまい、敗戦となりました。

細かい点では、やはりこれまでは、通っていたようなパスのパスコースを読まれてカットされたり、中盤でパスを受けて展開する前に囲まれて奪われるという、より素早い判断が要求されるところで、相手の方が優ったという場面も多かったように感じます。

もちろん、負けの言い訳にはなりませんが、こういう相手が強い時に「暑さの影響」を考えてしまうような状況と言うのは残念です。

ある程度、まともな気候でお互いに試合をできていればどうだったのかとか。

次の市立浦和との再戦の時には、試合がしやすい気候になっているので、そういう条件下でぶつかりあってほしいなと切に感じました。

暑い日の一番暑い時間の過酷な条件での試合、本当にお疲れさまでした。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/7/16 浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校 2-1勝利・・・短時間で印象の残るプレー。気迫の逆転勝利!

どうも、ブクメです☆

おなじみのレッズランドのネット越しの写真しか撮っておらず、見辛くてすみません。

昨日のプレミアリーグに引き続き日曜日は、埼玉県S2リーグを観戦してきました。昨日の駒場スタジアムでの試合も17時キックオフだったのですが、昼間の気温が上がりすぎているここ最近の日本の夏を考えると、17時キックオフくらいでようやく涼しくなってくる感じで助かりましたね。

昼間が暑すぎるここ最近の日本なので、今後は、Jリーグなどに限らず、下部組織などの試合も夏場は、夕方から夜に開催できるような仕組みになっていくのが現実的にプレーする選手にとっても観戦する側としても必要になってくるのかと思います。日本代表の活躍で日本サッカー協会にお金がたくさん入ったようですし、ナイター設備の助成をがっつりお願いしますw

さてさて、浦和レッズユースBで臨んでいるS2リーグでの戦いは、特に対戦相手がAチームで来た場合には、主導権は握れても、なかなか簡単には崩し切れない難しさと、試合運びのところで、3年生中心の相手のチームの方がうまく、劣勢の中でも取りどころで少ないチャンスで得点を奪われてしまい、前節のように引き分けに持ち込まれたり、終盤で逆転をされるような試合も出たりしています。

それでも、メンバーが絶えず入れ替わり、1つのチームとしてのベースを作って戦っているプレミアリーグと比べて明らかに別の点での難しさをかかえる状況下ながら、基本的には、どの相手に対しても、相手主導で圧倒されるという試合なく戦えているのは、さすがだなと毎試合感じているわけです。

ただ、今日の試合に関しては、背景の細かいところまでは、わからないものの、若干チームの中でのメンバーでのモチベーションに差があるように感じられたのも事実です。

前日のプレミアリーグの試合と比べたら、確かに3つ下のカテゴリの試合にはなりますが、基本的に、足を運んだユースを応援しているサポーターの見方は同じで、それぞれの選手の動きや表情を見ながら、S2リーグとしての結果を残しての昇格を目指してもらいながら、それぞれの選手からの発見を楽しみにしているわけです。だから、カテゴリ下だからという、緩いプレーは見たくないですし、アピールもしっかりしてもらいたいと考えて見ています。

ということで、試合の話に移りますね。

vs埼玉平成高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也(後半19分⇒27番清水哲太)、真ん中に40番山田奈央と26番南濵優大、MFが左に22番佐藤陸人(後半32分⇒15番石橋遼大)、右に13番與那覇航和(後半スタート⇒32番佐藤優斗)、真ん中に35番根岸恵汰と14番柳田大輝、FWが39番盛嘉伊人(後半45分⇒12番千葉希)と37番堀井真海

となります。

前節の国際学院戦は、キーパー以外は1,2年生のみという構成になっていましたが、今日の試合では、22番佐藤陸人と14番柳田大輝と言った、プレミアリーグでも存在感のあるプレーを見せている3年生が2名スタメンに入り、また、昨日のプレミアリーグにも途中出場していた、37番堀井真海や、13番與那覇航和ももスタメンとしてプレーすることになりました。

例えば、チームとしてこういうベースでシーズンを戦い続けていれば、既にその3年生を軸にしたチームとして連携などもスムーズかもしれませんが、入れ替わりが多い状況にどうしてもなるため、3年生が入ることでの頼もしさと同様に、連携などを考えると、また、難しさが出てくるのかなというところは、正直なところ見ていて感じました。

更に、22番佐藤陸人が中盤の左、14番柳田大輝がボランチということで、このポジションでプレーする彼らと言うのも、私が見た限りでは、ほぼないという状況だったかとも思います。

私が見てきた限りでは、S2では、ずっとセンターバックでチームを落ち着ける役割をしていた19番清水楽人がサイドバックに入っていたり、38番松村大也がここしばらくは、サイドの前目だったところが、サイドバックのポジションになるなど、なんかいつもと違うなと言う印象を持ちつつ試合開始。

ややふわっと試合に入ってしまったところで、いきなり攻め込まれてクロスバーを叩くシュートを放たれてしまいます。

対戦相手の情報は、正直なかったのですが、前節終了時までで、浦和レッズユースBの3位に続く4位につけている埼玉平成高校ということで、Aチームで臨むチームで上位争いをしているチームですので、なかなかに手ごわかったですし、番号だけですみませんが、7番の選手と10番の選手は、かなり危険なプレーをする選手でした。

この試合では、開始早々のピンチの後は、比較的、浦和が主導権を握り返すという形になったので、相手が守備に負われる時間が多くなっていたので、わかりませんが、攻勢に出られるような展開になった時の彼らのプレーを見てみたいなと思ったりもしていました。

最初のピンチでピリッとしたのか、守備のところでは、ある程度相手の攻撃を危険なところまで行かせないということは、できていたものの、攻撃のところでは、どうも、連携というかしっくりこないという形が続き、パスが長くなってしまったり、パスを受けた後のプレーが雑になってしまったり、そういう課題を抱えながら試合が進んでいく印象。

5分くらいに、13番與那覇航和から35番根岸恵汰を経由して少し長めのパスを左前線に供給し、22番佐藤陸人が受けての攻撃など、テンポ良くチャンスにつながりそうな場面でしたが、若干の意思疎通のずれがあるようにも見えました。

7分には、ボランチの位置に入った14番柳田大輝がアウトサイドで相手ディフェンダーの裏に巻いて入るようなパスを狙い、そこに37番堀井真海が走りこんで合えばという惜しい形がありました。

合う合わないというところでは、全体的に課題がありながらでしたが、昨日も長い時間ではなかったものの、前線で運動量多く走っていて、疲労もありそうなものですが、まったく感じさせないような、運動量の多いプレーを37番堀井真海がこの試合も最後まで見せていたのは印象的でしたし、この試合では、特に目立っていました。

10分くらいのバックラインからの26番南濵優大かからのくさびのパスを上下の動きで下がって受けて、右サイドの38番松村大也への展開だったり、上下の動きも良かったです。

また、サイドバックに入っていた19番清水楽人のプレーにも注目して見ていたのですが、基本的にどのポジションでも落ち着いて判断してプレーできるんだなという感想です。何がかというと、サイドバックだったので、攻撃参加も求められるポジションになりますが、行ける時に攻撃参加した時のプレーが正確というか判断が良いというか、それを感じた最初のプレーが11分の左サイドでの22番佐藤陸人とのパス交換から、行けるとなったところでのスムーズなパス交換からの前線への仕掛け。

シンプルな仕掛けに対して相手の守備で阻まれるケースが多かった試合で、回数は多くなかったものの、こういう仕掛けができたときには、より大きいチャンスになる空気が強かったので印象に残りました。

攻めながらも決定機が作れないという状況が多い前半でしたが、38番松村大也の右サイドからの前線へのパスに抜け出した37番堀井真海がファールを受けてのセットプレーが何度かあったり、39番盛嘉伊人が裏へ抜けながらパスを受けようとしたところで相手に倒されてフリーキックを獲得するなど、セットプレーの獲得数は、前半だけでも結構あったと思いますが、ゴールは奪えず0-0で前半終了。

後半スタートから、32番佐藤優斗を投入し、より積極的に仕掛けていくか形が増えます。

味方の動きがよくわかるということもあるとは思いますが、39番盛嘉伊人が受けてからのパスが前半よりも精度が増しよりチャンスになりそうな形が増えてきます。

後半6分には、38番松村大也から22番佐藤陸人を経由し、39番盛嘉伊人につなげて惜しいシュートを放つ場面を作ります。

相手ゴールに迫る場面も増えて、そろそろ得点が奪えるかと思っていたところですが、それでも、やはりどこかきれいに崩してやろうというプレーが多くなっていたのか、思い切ったプレーが少ない印象で得点が奪えない中で、相手の反撃を受けた後半15分・・・決められてしまい0-1とビハインドを背負う形になります。

今日の試合逆転勝利までつながった大きな大きな要因が、ここから。

失点後の19分に27番清水哲太がが投入されます。わかりませんが、これまでS2リーグでは、私が見た中では、右サイドバックは27番清水哲太がスタメンという試合が多かった中で、この試合は、押し出される形で控えに回ったのかもしれませんが、ここで腐らずに、プレーで答えを出した27番清水哲太が本当にすごかったわけです。

例えば、この試合では、右サイドでの仕掛けと言うところで、相手ディフェンダーを1枚はがせば、一気にゴールに行けるというところで戻してしまうなど、そこで強引に行かないと相手が楽だというプレーも多く見られていたところで、そのプレーではダメだと言わんばかりに、入ってすぐのチャンスで27番清水哲太がドリブルで右サイドから仕掛け、相手ディフェンダーを交わしてペナルティエリア内深くまで侵入し、結果的にゴールにはならなかったものの、大きなチャンスを作り出します。

そして、迎えた後半24分。コーナーキックの場面で、39番盛嘉伊人が上げたボールをディフェンダーが大きくクリアしたところをペナルティエリア外から、27番清水哲太が思い切ってシュートを放ち強烈なミドルシュートがゴールを突き刺します。

後半途中で投入されてからわずか5分ほどでのこの試合での27番清水哲太のインパクトは凄かったです。

これで、流れは、一気に浦和に傾き、また、チーム自体のプレーもより激しさを増したというかゴールを奪ってやるという姿勢が強くなったように感じます。

35分には、セットプレーのチャンスで26番南濵優大のヘディングシュートから混戦で35番根岸恵汰が最後は押し込んでゴールを奪ったかに見えたものの、これは、ファールを取られます(その前のところで競った選手のキーパーチャージを取られたようですが、接触してないし、キーパーが痛がっただけでファールになるのかという話などもありましたが・・・結論から言えば、勝者は物言わずで良いというw)

この後、35分の15番石橋遼大からのパスを受けた32番佐藤陸人のシュート(枠を捉えられず)や、19番清水楽人がサイドから相手ディフェンダー交わして抜け出して37番堀井真海にパスを通しての仕掛けなど、惜しい形を作りつつ、迎えたアディショナルタイムに入ろうかと言う45分に、ペナルティエリア内に侵入した37番堀井真海にパスが通り、ここでディフェンダーのプレッシャーを受けつつも、しっかり体を張ってパスを出し、最後は39番盛嘉伊人が決めて2-1と最後の最後で逆転に成功します。

アディショナルタイムも集中してボールをコントロールし、2-1で勝利となりました。

試合の主導権は、浦和が握っていたとは思いますが、おそらく、27番清水哲太のプレーがなかったら、攻めながらもそのまま0-1で逃げ切られていた可能性もあったような試合での見事な逆転劇。良いものを見させてもらいました。

課題も多い試合となりましたが、集中した守備をして崩せない相手に対して、どういうプレーをすべきなのか。そういう部分でも非常に今後にとってもプラスになる展開もありました。

そして、ちょうど前期最終節となる21日には、ここまでの成績を見る限りは、S2Bリーグの中で、最も強敵(前節までの結果で首位)となる市立浦和高校との一戦ですね。どのようなメンバー構成で臨むのかは、わかりませんが、大きな大きな1戦として、今日の逆転勝利を勢いに首位チームを倒してしまいましょう!

プレミアリーグも、S2リーグも共に勝負強さを見せての勝利(ジュニアユースも日程勘違いで足を運べなかったものの、勝負強さを見せた勝利でしたね)を見せてくれた楽しい週末でした!

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/5/26 浦和レッズユースBvs昌平高校B 1-0勝利・・・Bチーム同士とは言えないハイレベルな戦い

どうも、ブクメです☆

できるだけ、ブログは、その日のうちに書こうとは思っているものの、土曜日は、かなりギリギリの車移動で昌平高校⇒栃木グリーンスタジアム⇒FC東京小平グランドと移動して3試合観戦したということで、自宅に戻ってからは、力尽きました。いったん目が覚め、チャンピオンズリーグ決勝もなんとなく頭がボーっとした状態で眺めながら、断片的な記憶だけ残り、レアル優勝と、ベイルのスーパーゴールだけ脳裏に焼き付けた状態で再び力尽きました。

ということで、日曜日の今日ブログを書き始めております。

それにしても、土曜日のユースの2試合は、本当に楽しかった。どのくらい楽しかったかと言うと、今日みたいな試合を観戦することだけが目的になって普段では、集中できないような詰込み型の試合観戦(足を運ぶことだけが目的になるのであまり本来は好きではないが、野崎雅也が見たくてここを逃すとなかなか機会が作れなそうだから、行けそうなら行かねばと言う1日だった)でも、試合の内容が翌日はっきり頭に残っているくらい(クラセン予選の試合は15分遅刻したけどw)

ということで、試合の話に移ります。

vs昌平高校B戦メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と26番南濵優大、MFが左に31番木下翼(後半28分⇒36番福島竜弥)、右に38番松村大也、真ん中に35番根岸恵汰と12番千葉希(後半18分⇒33番舘澤佑磨)、FWが28番長田拓巳(後半22分⇒34番成田安里)と37番堀井真海

となります。

前節、本庄第一高校を相手に、連敗を止めると同時に、7得点の大量得点と、無失点と良い流れで終えた浦和の今節の対戦相手は、近年埼玉県の高校サッカーをリードする存在として全国大会でも常連になっている、誰もが知っている昌平高校のBチームということと、純粋に結果のみを見ても、5節までで4勝1分で首位に立つ状況でも、今シーズンのS2Bを考えたときには、ここまで戦ってきた中で最も手ごわい相手になるだろうという相手。

で、実際に見てみた限りは、やっぱり強いな、これBチームかという感じ。浦和レッズユースに関してもBチームと言う扱いでもないような経験を積んでどんどん成長している現在の状況で、ここで活躍した選手が続々とAチームの試合にも絡んでいっているという流れでより高いレベルで戦っているチームとの試合経験を除けば、S2に臨んでいるチームもかなり良い感じになっているわけでして、特に今日のような相手もレベルが高くて、こちらも、そういう相手との試合の中で高いモチベーションと集中力を保たなければやられるという状況下で試合ができている状態を見られるだけでも嬉しいんですよね。

Bチームでも高いモチベーションで、と言っても、やはり練習試合とか、そのためにリーグ作りました的な教育リーグ(昔やっているシーズンがあった)だと、結果的に、モチベーション付けが難しいと感じることもあったので。

そういった難しい相手になる中で、4節まで中盤で攻撃の組み立てを行っていた39番盛嘉伊人は、クラブユース選手権予選から、そちらに出場しているということで、おそらく、中盤の攻撃的な役割を担うという形でのスタメンでは、今回初めて12番千葉希が入り、守備的な中盤の35番根岸恵汰と組む形でプレーすることになったと思います。試合開始からしばらくは、相手の素早い寄せなどで全体的に守備意識の方に重きを置きながら、長いボールで反撃に転じるような試合展開が多かったこともありました、試合が進むにつれて、この2人の関係性が良くなってきたことで、中盤を経由した攻撃というものも増えてきていた印象があります。

その点では、バックライン付近からの反撃というところで、この試合では、26番南濵優大のプレーがかなり印象的で、もちろん、相手の鋭いサイド攻撃やスペースを開けると、シュートを狙ってくるところをしっかりとケアする中で、相手の反撃をディフェンス陣で集中して跳ね返した後の反撃の際に26番南濵優大からの縦パスの強さと狙いどころが、かなり相手の嫌なところをついたものになっており、そこからチャンスを作ったり高い位置でセットプレーのチャンスを得る流れにつながっていました。

発見としては、これまでにセットプレーを蹴っていた選手がいないという状況で、この試合では、31番木下翼がフリーキック、コーナーキックをほぼすべて(すべて?)蹴っていたと思いますが、そのセットプレーでのキック精度の高さに驚きました。31番木下翼の印象としては、球際で激しく、運動量多く、果敢に仕掛けていくという印象が強かったところで、セットプレーのキッカーとしての特徴も持っていたとはと。

実際に、前半16分の直接狙うには少し遠いもののゴールに近い位置でのフリーキックの場面で、キーパーが触りにくいコースで、味方2人ほどがギリギリ触れるかくらいのところを狙ったフリーキックで結果的には、そのまま抜けていってしまったものの、狙いどころの面白さを感じた場面がありました。

また、これまでの試合と比べると、相手の左サイドの19番の選手の突破力と運動量が凄く、浦和から言うと右サイドがかなり守備的に神経を使わされるような状況になっており、右サイドバックの27番清水哲太や右中盤の38番松村大也が、攻撃に重きを置くというところが、これまでの試合と比べるとなかなかできないような状況になっていたかなと思ったのですが、それでも、中盤で12番千葉希が攻撃的なところでパスを受けて展開がスムーズにできるような状況になってきた20分当たりには、左の32番佐藤優斗から12番千葉希が良い位置でパスをもらってそのまま右前線のスペースに展開して38番松村大也が仕掛けていく形だったり作れていたので、守備に意識を置かざるを得ないながらも、狙いどころでは、らしいプレーでゴールに迫るプレーはできていました。そして、セットプレーの時にも決められなかったものの、ヘディングシュートなどで合わせていたのも38番松村大也が多かったかなと思います。

相手の守備の激しさもある中で枠に飛ばせるようなシュートがほとんど打たせてもらえないような試合展開にはなりましたが、31番木下翼や、37番堀井真海の前線での果敢な仕掛けやキープする姿勢によって高い位置でフリーキックを獲得できたり、コーナーキックを獲得できていました。

また、この試合フォワードの位置に入っていた長身の28番長田拓巳ですが、正直前半のプレーには若干見ていてストレスを感じました。というより、おそらく浦和レッズの育成に入ってくる身長の高い選手というのは、高さ強さだけではなく、中学生世代では、足元のプレーやきれいな突破からのゴールなども多くできていたような選手が多いと思うんですね。それが高校世代になると、寄せも早く、特に守備が強いチームになると、簡単に突破できなくなるケースがあることで、体の強さだけで、そこからのきれいな突破をまず念頭に置いてしまうと上手く行かないケースが多くなりますし、そういうケースを多く見てきました。でも、長身選手の中では、テクニックがあるのも、今シーズンのS2リーグで見た数試合だけでもわかります。

でも、そのプレーをするためにやるべきプレーをやらないと難しいということも同時に感じています。きょうど、今シーズンで言えば、アルビレックス新潟の試合に足を運んだ時に、長身選手の矢野貴章がやっていたようなプレー。強さを生かしたシンプルなプレーが必要な時はそこに徹してボールが集まった時にそこでいったん収まる場所を作ってあげる。その中でここぞという時には、足の長さや体の強さを生かした魅せるプレーでゴールも狙う。これらをやることで、結果的に自分がやりたいプレーができる場面も増えるという話。

だから、前半は、相手も長身で体の強いディフェンダーとハイボールを競り合うときに、そこで自分がしっかりボールをキープするか、ポストプレーとして味方を活かすということができていなかったことが見ていてストレスだったのです。でも、これが後半に入って、競り合いの中で激しさが見えるような場面が増えてきて、前半は、ほぼ抑えられてしまっていた長身のディフェンダー相手に後半は、競り合いで勝てる場面も、駆け引き勝ちできる場面も出てきていた。これができるようになってきていたので、あえて不満な点を最初に書きましたが、試合の中での意識の変化(例え、悔しさから来た激しさからのプレーだったとしても)で、良い兆候が見られたことで、今後が楽しみになっています。

ちなみに、前半43分の、26番南濵優大からのロングフィードに抜け出した28番長田拓巳がキーパーと1対1で決定機になりそうという場面がオフサイドになりましたが、これは、選手も主張していたように、相手選手のクリアのような形で抜けたボールなので、今のルールではオフサイドにならない状況になっていたと私も思います。近くで見ていないのでわかりませんが。それ言うと、後半12分の相手の決定機でのバーに当たってラインを割っていたかいないかのところも、ネット越しで私の位置から見ていると、ゴールラインにの内側のようにも見えてしまいましたし、後半35分くらいのところで、26番南濵優大⇒36番福島竜弥⇒32番佐藤優斗とテンポ良い展開から、ペナルティエリア内に36番福島竜弥が入っていってクロスを合わせようというところで入ったディフェンダーのクリアもハンドだったようにも見えますし、まあ、ネット越しで自分から見ていた位置からなので、だいぶあてにはなりませんがw

その他、色々詰まっている試合でして、後半の交代の流れで、ボランチの位置に入った40番山田奈央が一緒に組んでいた35番根岸恵汰が守備的なところをかなり上手くカバーしながら展開をするような役割をしてくれていたところで、思い切って相手の裏に抜け出すようなプレーで面白場面を作っていたなとか、前節同様、後半途中から入った36番福島竜弥のサイドでの守備のうまさと、クロスの質が良いなと感じたこと。37番堀井真海の最後まで運動量を落とさず、ゴールへの意欲を失わなかったシュートでありきたりな言葉ですが、勝利の女神が浦和に微笑んだとも言えますし、ここまでの試合でリードを守り切れないというところでは、試合終了まで数分だったものの、危なくなりそうなところでの27番清水哲太のサイドで落ち着いたキープだったり、0に抑えたというところでは、やはりGK18番西尾優輝の存在と数回の決定機を難なく防いでしまったこともあります。また、おそらくまだ思うようなプレーができていないと思われる34番成田安里ですが、上下の細かい動きから相手ディフェンダーとの駆け引きで抜け出そうとするプレーなど見ていて、味方と合ってくるとこういうプレーで一気にゴール奪っていくようになるのかなとか、まあ、色々詰まってました。

試合の流れを書く前に、この試合で感じられたポイントを書くだけでだいぶ長くなってしまいましたw

これまで書いたことで想像してみて下さいw

私個人的には、今日は、「踏まえて」のポイントが多くの選手において増えたことも満足の一つです。「踏まえて」とは、サポーターサイドとして、この選手はどういう特徴を持っているのかなというのをできるだけ、見つけ出すことで、次回に、別の試合でその選手を見たときに前回見たときに感じたポイントを「踏まえて」見られることで、その選手の特徴をより強固にしていくことなんですね。

「踏まえて」があるから、修正もできるし、その特徴が間違えないものだと知ることもできるんですよ。見る側の特権w

今後のことを考えても、本当に良い試合でしたし、S2リーグ自体1か月ほど空く前に勝利できたことも実は大きいと思いますよ。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/5/19 浦和レッズユースBvs本庄第一高校 7-0勝利・・・若干のやりにくさも見えつつ大勝!

どうも、ブクメです☆

まあ・・・遅刻しましたw

以前、駒場スタジアムの近く市立浦和高校方面に住んでいたことがあって、その関係からか、今は、鳩山町というところに住んでいるのですが、感覚として、レッズランドとさいたま市浦和駒場スタジアムの位置関係を同じくらいに考えてしまう傾向があります。今住んでいるところから来る場合は、方向的にも、レッズランドを経由して駒場という動きを考えれば、レッズランド+30分くらいを見る必要があるはずなのですけどね。

そもそも、到着時間が試合開始予定時間の10分前くらいになったという状況で、今日駒場スタジアムのほうでレッズレディースの試合が同時刻キックオフで開催されるとう情報がポッカリ抜けていて着いてみて初めて、駐車場が使えない(レッズレディースの観戦であれば使えますという話だったので、とぼければ停められたのですが、どうもそれができないw)となり、それでも、以前住んでいたエリアなので、そこそこコインパーキング事情には詳しいと自負していた5か所ほどの周辺コインパーキングが根こそぎ満車という流れで、ウロウロし、最終的には、道祖土小学校の横にできていたコインパーキングにたどり着き、キックオフ予定の30分後くらいに駒場サブグラウンドに到着しました。

この日のこの会場のS2リーグが3試合あって結構時間つめつめでやっているので、多少遅れるかなと思っていましたが、15分ほどキックオフが遅れたようで、実質15分くらいの遅れで済みましたが、間に合っていただけに、失敗しました。市立船橋高校戦の時と言い、どうも、今年は、車でのアクセスでの苦戦が多くなっております。

はい、一通り言い訳をしたところで、試合です。

vs本庄第一高校戦メンバーと交代

GK18番西尾優輝、DFが左に36番福島竜弥、右に27番清水哲太(後半30分くらい⇒38番松村大也)、真ん中に19番清水楽人(後半14分⇒42番山本陽生真)と26番南濵優大、MFが左に31番木下翼(後半30分くらい⇒32番佐藤優斗)、右に20番冨田蓮、真ん中に35番根岸恵汰と13番與那覇航和(後半?⇒33番舘澤佑磨)、FWが28番長田拓巳と37番堀井真海(後半21分⇒12番千葉希)

となります。

到着がバタバタ、そして、試合の終盤に、近くで見ていた方に話しかけられて雑談タイムみたいな時間が後半終盤15分くらい続いたことで、全体的な試合の流れをしっかりと言う感じにはならず、間に合わなかった時間帯に前半9分の31番木下翼のゴールは見られず、最後の最後に決まった35番根岸恵汰のゴールは、見逃してしまいました。こういうこともありますw

自分の確認できていた中で、相手がまだ未勝利のチームだったということがあったとしても、5-0大勝で、ここ2試合の難しい流れを吹き飛ばしたかなと思っていたのですが、実際の結果は7-0ということで、まあ、凄いなと。そして、無失点も良い。

駒場サブでの試合の時は、スタンドで観戦しない時(できるできないがよくわからない)も多く、その場合は、ネット越しであるものの、横一線の隙間(?)があるので、若干しゃがみながら見ることで、割と試合自体はしっかりと眺めることができるので観戦環境としては、悪くもない(良いわけでもない)んですよね。

給水タイムや前半終了の時間などから逆算すると、前半15分くらいに到着できていたと思いますが、試合の展開を見る中で、その段階で、割とつらそうな表情でプレーしている選手がいたように思って、勝手に、晴れているけど比較的湿気は少なめでこのような状況なので、この試合の前に既に負荷をかけてきたのかなとか思ったりするところもありつつ、その辺は、よくわかりませんが、あとは、前日降っていた雨の影響などがあったのか、思った以上に、滑る(一方の足に重心をかけると滑るようなイメージ)ようで、細かいプレーをしようとした時に、思うように行かないという選手も多いように見えました。そういう、ピッチ的な要因もありつつでしたが、試合自体は、浦和ペースで大半が進んでいくという内容でした。

滑りやすいことに加えて、風も時折強めに吹いていたので、その辺りの影響も感じられました。

見始めた時間からの流れを書いていきますと、

20分に20番冨田蓮の仕掛けから37番堀井真海のシュート、24分に37番堀井真海から左前線へ走る31番木下翼へパスが通りクロスを20番冨田蓮がシュートと、前節同様、前線からの仕掛けでゴールに迫る場面と言うのは、メモできていないものも含めてかなり多くありながらも、なかなか決めきれないという印象がこの試合にもありましたが、果敢に仕掛ける姿勢と、ポジションに流動性があり、相手がゴール前に密集する形の守りになり、そこを崩し切ることには苦しめられ、ああいう守り方されるとストレスたまりそうだなと感じつつも、僅かに枠を外れるという惜しいシュートが多い印象はありました。

その流れの中で、25分に13番與那覇航和がドリブルで持ち上がり、強いシュートと言うよりは、このコースを狙えれば、決まるという相手ディフェンダーの隙間から狙いすました上手いシュートを決めて2-0とします。

前半を2-0で折り返し、後半は得点ラッシュになります。

まず3分に、37番堀井真海の前線での粘りから、20番冨田蓮につなげ、クロスに28番長田拓巳が合わせる惜しい形を作ります。

5分に、31番木下翼と37番堀井真海がテンポ良いパス交換で攻め上がり、37番堀井真海が決めて3-0。

8分には、26番南濵優大からのロングフィードを受けた28番長田拓巳が相手ディフェンダー数名を背負いながら、ペナルティエリア内で反転して突破しシュートまでもっていく惜しい形がありました。

12分にもペナルティエリア内で28番長田拓巳が惜しい形を作ります。

18分に、37番堀井真海がドリブルで仕掛けペナルティエリアに侵入したところで相手選手に倒されPKを獲得。これを自ら決めて4-0。

続てい、21分に31番木下翼がゴールを決めて5-0。

26分に、13番與那覇航和の右サイドへの展開から28番長田拓巳につながり、12番千葉希とのパス交換で仕掛ける惜しい形を作ります。

28分に相手に決定機を作られたものの、GK18番西尾優輝が見事な反応でシュートをはじいてピンチを防ぎます。

そして、この辺りからは、すみません。先ほどあったように、近くにいた方との会話が始まり、あまりしっかりと細かいところまでは確認できない時間になってしまいましたが、後半30分あたりに入った38番松村大也がかなりチャンスを作ったりゴール前に仕掛けているという印象はそれでも残りつつ、実際に44分にこの試合6点目となるゴールを38番松村大也が決めます。そして、この最後のゴールのところでは、レディースの試合を見に行っていた友人がちょうど来て、話し始めてしまい、最後の最後の35番根岸恵汰のゴールは完全に見逃してしまっていました、すみません。

ということで、オフィシャルの結果を確認するまでは、私の中では5-0大勝だったのですが、実際は7-0の圧勝に無失点と言うことで、一つ連敗の流れをこういう形でストップすることができたのは大きいと思いますし、まだ明日の結果が出ないとわかりませんが、来週の相手は、このS2リーグで4節まで全勝している昌平高校のBチームと言うことで、これまでの埼玉県で実力のあるチームのAチームとの対戦の難しさとはまた別の難しさと手ごわさを感じることになる試合になるような気がしています。

なので、今日の試合でこういう勝ち方をできたのは大きいなと。

来週の試合も足を運べる予定なので、楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/5/13 浦和レッズユースBvs伊奈学園総合高校 2-3敗戦・・・大雨と崩しきれなかった試合

どうも、ブクメです☆

天気予報では、14時くらいから本格的な雨と言うことでしたが、結局降りませんでしたと言いたかったところですが、その前までは、ポツリポツリくらいだった雨が、前の試合の負傷者の関係で20分ほど遅れてキックオフとなった時間くらいからは、雨が降り続く状態となり、時折大雨の時間帯もあるなど、プレーする選手にとっては、やややりにくい環境の中での試合となりました。

ということで、今日足を運んだのは、浦和レッズユースBが参加している埼玉県S2リーグの伊奈総合高校との試合を観戦しに浦和南高校に行ってきました。浦和カップの時に1度足を運んでいる会場ですが、なるほど、聞いていたように、近い位置でのネット裏の観戦エリアだとネット越し完全ゴール裏ということで試合がわかりにくいところもあったこの会場ですが、歩道橋の上からだと、かなりサッカー的なところがしっかり見やすいと聞いていた通り、若干見ていた場所からは、前半浦和が攻める方向のゴール前での攻防が見にくいことはあったものの全体的な展開を見ることができる試合になりました。

今回のS2リーグに臨んでいるチームの前身となるメンバー構成は浦和カップの時に数試合見させてもらっていましたが、埼玉県の2部リーグとなるS2リーグが開幕してからは、この試合が始めての観戦になります。ここまで3試合を消化していて高校のBチーム相手に連勝し、前節は西武文理高校相手に初黒星と言う形でこの試合に臨む流れになっています。形上は、1つ上のカテゴリのS1リーグにAチームが参加している高校のBチームに対して連勝した流れで、S2リーグでは、初めてのAチームとして参加している西武文理高校相手に、終盤の勝負所での時間帯に逆転負けをしたという流れで迎える、同じくAチームで参加している伊奈学園総合高校が相手と言うことを、イメージできるところで考えれば、テクニックなどでは優るかもしれないが、その高校のサッカー部の精鋭として組まれたおそらく3年生が中心であろうチームと対戦した時に思うように行かない何かを試合の中で感じながら、それでも勝利する方向までもっていくことができるかということがポイントになるのかなと、ざっくり考えながら見させてもらっていました。

簡単に言えば、タイトルに書いたように、雨と言う状況で、若干勝手が違う状況が両チームにできてしまっての戦いになりつつ、合計で5得点入り、浦和も2点取った試合で崩し切れなかったと書いたのは、守備的な相手に対して、それでもチャンスを多数作り出していたし、ゴールに向かう姿勢も多くの選手に見られていた中で、相手の「ゴールを決めさせない」という集中力と最後の粘りの中でそこを崩し切ってのゴールが奪えなかったという意味です。

それを踏まえて、試合のことを書いていきますね。

vs伊奈学園総合高校戦メンバーと交代

GK25番石塚悠汰、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に19番清水楽人と33番舘澤佑磨、MFが左に31番木下翼(後半25分⇒36番福島竜弥)、右に38番松村大也、真ん中に39番盛嘉伊人と40番山田奈央、FWが13番與那覇航和(後半21分⇒28番長田拓巳)と37番堀井真海

となります。

試合開始から、守備では、19番清水楽人の存在感が目立ち、攻撃では、39番盛嘉伊人が中盤でパスを受けて様々展開するという形で、そこに左サイドに入っていた31番木下翼がポジションを移動させながら、果敢に突破を試みる、前線で37番堀井真海が力強さを見せ、右サイドからの攻撃で38番松村大也が仕掛け、時に右サイドバックの27番清水哲太が攻撃参加もしながらなどなど、スタートから、バランスもよく相手にほとんどチャンスを作らせないくらいのサッカーができていたと思います。

実際にチャンスも多く、メモできたものだけでも、3分の39番盛嘉伊人のシュート、7分には、シュートが打ち切れなかったものの、27番清水哲太からの縦パスから13番與那覇航和、37番堀井真海とつなげての仕掛け、8分の38番松村大也のサイドからの仕掛けからのクロスに13番與那覇航和が合わせてのシュート(キーパーにはじかれる)、9分にも39番盛嘉伊人のシュート、14分の37番堀井真海の仕掛け、15分の27番清水哲太からの見事なロングフィードからの31番木下翼の仕掛けからの38番松村大也へつなげての仕掛け、18分にも39番盛嘉伊人からのパスを受けた37番堀井真海の仕掛け、20分の27番清水哲太、37番堀井真海、いったん下げて40番山田奈央から再び37番堀井真海がパスを受けての仕掛け、22分の31番木下翼と32番佐藤優斗のワンツーからの仕掛け、24分の37番堀井真海のシュート(キーパーに防がれる)、30分の19番清水楽人からの縦パスに抜け出した31番木下翼のクロスを38番松村大也が受けての仕掛け。

34分の38番松村大也のサイドから中へ力強く走りこんで競り合っていく場面を見つつ、ジュニアユースの途中くらいまでは、あまりこういう競り合いしなかった選手だけど頼もしく競れるようになってくれたんだな~とか、勝手に感心しつつ、ただ、やはり相手選手が2枚くらいでプレスをかけてきても、はがして突破できるようなプレーも数選手が見せるものの、ペナルティエリア内に入ってからの最後のところでは、相手の集中力の前にそこを突破しきって、かわし切ってゴールという形ができたかと言われればできてなかった印象がありました。

そのような中で、40分に攻撃のところで、27番清水哲太が味方のフォローに右サイドバックの位置から高めの位置に上がってきつつ、パスを受けて引き付けつつ、いったん下げたところで早い展開で19番清水楽人が前線にパスを送り込んだ場面など、工夫が見られたところでやや大きなチャンスになりかけている場面もありました。

やや相手が受ける時間が長くなり、攻撃にウェイトを置く中で、前半終了間際にインターセプトされた際の攻撃方向に向いていた選手の守備の切り替えが遅くなり、守備の選手1人だけが対応し、攻撃の選手の戻りが遅くなったところでの大きなピンチになりかけた場面がありましたが、ここは、相手選手が、シュートを打ち急いでくれて助かりました。

そんな、チャンスの数は相当作っていたものの得点は奪えず、逆に大きな決定機を相手に与えかけての0-0ということで、全体的には浦和攻勢のペースですが、やや課題が多い前半になりました。

なかなか決まらないという流れでしたが、後半に入り、コーナーキックからの流れだったと思いますが、3分に38番松村大也がペナルティエリア内で浮き球を上手く胸トラップで落としてシュートを決めて1-0と先制に成功します。

4分には、13番與那覇航和から37番堀井真海とつなげてゴールに迫るも追加点はならず。

攻撃に行ける回数が多かったことと雨のいたずらと言うか、相手のサイドからの攻撃でのクロスボールの処理を誤り、そこを押し込まれて同点とされます。

1-1とされた中で、迎えた13分に31番木下翼のドリブルからのペナルティエリア内へのやや強く長めに見えたパスを37番堀井真海が足先でなんとか触ったシュートは、惜しくもポストをかすめて外れます。ただ、守備的な相手で持ち込んでの突破やシュートを狙うと体を張って守ってくるような相手に対しての、点で合わせるような早いパスでの狙いが有効であるというのを感じられた場面でもありました。

ただ、流れとしては、相手にあるようで、やはり攻撃の意識が相手のサイド攻撃に対しての狙いどころになってしまうところもあり、15分に突破されてこのまま前に抜け出されるとキーパーと1対1になりかねない場面で、抜け出そうとした選手のボールをクリアしたものの、ハイキックでの危険なプレーとしてファールとなり、このフリーキックから失点となり1-2と逆転されます。

その後、23分に37番堀井真海から28番長田拓巳を経由して38番松村大也につなげてシュートを放つもここはキーパーに防がれます。

25分には、32番佐藤優斗のサイドからの仕掛けからのクロスボールに38番松村大也がヘッドで合わせるも惜しくも枠を捉えられず。

より相手が跳ね返すのが難しいようなスピードのあるクロスなど、その後途中交代で入った36番福島竜弥も2本ほどそういうプレーをしていたと思いますが、特に雨という条件の中で、より有効になるそういったプレーが後半終盤には増えてきていたと思います。

ただ、やはり流れの中では崩し切れずということではありましたが、32分にペナルティエリア少し外くらいで相手のハンドでフリーキックを獲得すると、39番盛嘉伊人のキックから、混戦になったところを38番松村大也が押し込んで2-2と再び追いつきます。

ここから逆転と行きたかったのですが、同点ゴールの直後に、相手チームの思い切ったミドルシュートが見事なコースに飛んで決められてしまい、2-3と逆転されてしまいます。

そこからの残り10分ほどで何とか同点逆転とゴールを狙った浦和でしたが、そのまま2-3で試合終了となりました。

おそらく、前半の相当相手のゴール前まで攻め込めていた時間にあっさり先制できてしまえていれば、前半の内に複数得点を決めて有利に試合を運べてこのような展開にならなかったように思えますし、サッカーでよくある、これだけ攻めているのにどうして決まらないという、今日はそういう日だったという見方もできなくもないと思います。

ただ、やはり今日は、まず相手の守備の集中を褒める必要もあるとは思いますが、それによって徐々に守りに慣れていき、そこに対して、崩し切る工夫が足りなかったのかなとも思います。また、全体的には、誰が見ても浦和が攻勢だった試合です。でも、勝負のポイントのところでは、雨を味方につけたところも含めて相手の方が一枚上手だったのかなとも思います。ちなみに、相手を崩し切れなかったとはいっても、相手の3ゴールも決して崩されて決められたわけでもないんですよね。セットプレーだったり、攻撃の意識で空いたところを狙われての対応ミスからですから。

ただ、そういう結果にはなってしまいましたが、このチームの好きなところは、特に前線の選手に多いですが、とにかく最後まであきらめずに走り続けることができる選手が多い。今日の試合も攻めても攻めても決まらないことでの、攻め疲れもしたでしょうし、更に同点弾から逆転するぞと言うところで、相手にやや運も味方につけられたような見事なゴールを決められてしまって、下を向いてしまうような展開になっていたにも関わらず、ラインを割ってしまうだろうというようなボールでも全力で最後まで追いかけ続ける姿などは印象に残ってます。というか、必要です。

私は、浦和レッズユースのサポーターですので、もちろん、S2リーグでは満足していませんし、まだここは、経験を積むためのカテゴリではないと思っていますので、結果を残して昇格をして、ここから2年でプレミアリーグとプリンスリーグを2チームで戦う浦和レッズユースという環境を待ち望んでいます。

ただ、それはあくまでサポーターサイドの願いであって、育成の方向性として、このカテゴリくらいまで来れば、埼玉県のトップレベルの高校のチームとの経験や上手い下手のところではない簡単には行かないところをプレミアリーグのメンバーにまだ入れていない選手でも肌で感じられるような経験ができるという位置づけでやりますということであれば、そういう考え方もありますね、としか言えません。

もちろん、私個人的には、いる選手がしっかり自分を磨ける環境があれば、AでもBでも良いと思ってしまうところもありますが、Bチームでしっかりアピールできた選手は、プレミアの方のメンバーに入るわけで、浦和レッズユースBというチームを頂点に動いていないことから、様々な環境で、S2に臨むチームは、メンバーもコンビネーションもやり直しになる可能性も秘めているわけなんですよね。

だから、本当に見る側としても難しいです。

今日も、Bチームで各ポジションの軸としてプレーしている選手を眺めながら、存在感出ているなと思いながら、この選手がプレミアに上がっていったら、またそのポジションで存在感が出てくる選手を待ち、またその選手が良いと判断されたら入れ替わって・・・こりゃ大変だと。

高校サッカーのチームの場合は、そういう入替を1年間ほとんどせずにやっているところもあるようで、そういう方針であれば、Bチームではなく、今年はウラワレッズユースビーというここを頂点としたチームとして今いるメンバーを軸として、S1昇格を目指しますとすれば良いのでしょうが、そういうわけにもいかないですよね。

と言う感じに、割と私は毎試合で感じたことをこうやって書き留めていくと思います。

まあ、はっきり言えることは、プレミアリーグも、S2リーグもかなりウェイトを置いて集中して見ているということくらいですね。

だから、先ほど書いたようなBチームの作り方をするところとは違うことはわかっていながらも、S2リーグでのウラワレッズユースビーの形を見つけて、そのベースとなるメンバーと戦いぶりを期待してしまっているところもあるのも事実。浦和カップからの進行形で見ようとしてしまっているのも事実。だからこそ、その時には、出場した時には毎試合と言ってよいほど点を取っていた3年生の9番二見健太がいたけど、今日の試合には、いなかったわけで、前の週にはプレミアリーグでプレーしていたわけで、本当に気持ち入れて見ようとすると大変ですね。

コンビネーションを磨いても、その選手は次の試合にはいないかもしれない、チームの支柱になっていた選手が次にいないかもしれない。

ということで、もしかするとプレミアよりも大変なチーム作りにはなると思いますが、そこをも克服していく全体的なチームとしての姿がどうなっていくのかも楽しみと言えば楽しみです。

はい、まとまらない。それをも楽しもう!

ではでは。

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